JP5481202B2 - C12−c20脂肪酸を含む新規な化粧品クリーム組成物 - Google Patents

C12−c20脂肪酸を含む新規な化粧品クリーム組成物 Download PDF

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Description

本発明は、化粧品クリームベース、特に既存のバニシングクリームベースに対する改良およびこれらから得られる化粧品クリーム組成物に関する。
本明細書を通しての従来技術のいずれの考察も、このような従来技術が広く知られており、またはこの分野における一般知識の一部を形成することを認めたものと、決して見なされるべきでない。
バニシングクリームは、独特な感覚および触覚利点を提供するので、いまも最も汎用されている化粧品の一つになっている。これらの利点には、とりわけ、乾燥した、てからない末端感覚が含まれ、これは、皮膚の脂っぽい光る外観を抑えるために役立つ。バニシングクリームは、皮膚上で容易に伸び、皮膚の中に迅速に吸収される。さらに、このようなクリームを使用すると、皮膚の乾燥が緩和されることによって、剥がれ、ひび割れおよび荒れを軽減するのに役立つ。これらの広範囲な使用のおかげで、バニシングクリームは、活性物質の送達のための効果的な媒体としての機能を果たす。
従来のバニシングクリームは、通常16から20重量%の範囲である多量の脂肪酸、一般にステアリン酸またはステアリン酸とパルミチン酸の組合せを含有する。バニシングクリームは、乳化剤としての機能を果たす、脂肪酸の塩、一般にアルカリ金属せっけんも含有する。乳化剤は、製品の物理的安定性において重要である。せっけんは、脂肪酸の一部を水酸化カリウムまたは任意の他の塩基によりその場で中和することにより形成される。
バニシングクリームは、上に記載したいくつかの利点を提供するが、この使用に伴ういくつかの欠点および不都合がある。製剤に通常使用される多量の脂肪酸は、いくつかの活性物質、特に酸性活性物質の化学的および物理的安定性の問題を引き起こす。したがって、これまでに比較的少量の脂肪酸を有するバニシングクリームを製造する試みがなされた。本発明者らは、脂肪酸を減少させると、摩擦効果およびクリームの粘度などのある種の消費者の所望の感覚利点が悪影響を受けることを認めた。上記のことに加えて、多量のステアリン酸を含有する、特にナイアシンアミドなどの多量の活性物質を含有するバニシングクリームでは、クリームの末端感覚および感覚の側面も悪影響を受けることが知られている。
米国特許出願公開第2005/0036971号明細書(Beiersdorf AG)には、12重量%までの脂肪酸を含有する真珠光沢のある化粧品組成物が記載されている。脂肪酸の一部は、中和されてアルカリ金属塩を形成する。この組成物は、所望の製品特質を満たすために、会合性ポリマー、両親媒性ポリマーおよび他の主成分として脂肪アルコールを含む。両親媒性ポリマーおよび会合性ポリマーは、特殊物質である。化粧品にこれらの物質を使用すると、利点が費用の増加で相殺されるであろう。
本発明者らは、比較的より少量の脂肪酸を含有するバニシングクリームが、消費者により所望される上記の利点に著しく影響を及ぼすことなく、比較的より多量の脂肪酸せっけんと一緒に、タルク、デンプンまたはこれらの誘導体から選択される粒状物質を含めることにより製造することができることを見いだした。本発明者らは、この組成物を皮膚に適用すると、強く求められる製品特質である即座の輝きが認められることも見いだした。
化粧品組成物におけるタルクと脂肪酸との組合せは、とりわけメイクアップクリーム、ファンデーションクリームおよびせっけんについて報告されている。このようなクリーム製剤には、10から30%の範囲である極めて多量のタルクおよび通常5%未満である少量の脂肪酸が一般に必要とされる。
米国特許第4800076号明細書(1989,Johnson&Johnson Consumer Products Inc)には、不揮発性成分対タルクの特定比を有し、極めて少量の脂肪酸と著しく多量のタルクを含有する、クリームおよびローションの形態であるスキンケア組成物が記載されている。タルクは、スキンケア組成物の所望の特性を高めると言われている。この特許には、比較的より多量のタルクを含有する化粧品組成物が本質的に記載されているので、この特許の教示はバニシングクリーム組成物にまで及ぶことはできない。脂肪酸をベースとするバニシングクリームおよびこのバニシングクリームに組み込まれている脂肪酸とタルクの間の最適バランスに関連する具体的な開示はない。
本発明者らは、脂肪酸をベースとするバニシングクリームの領域における問題に対する解決策を提供した。その上、ステアリン酸を減少させ、それに応じて比較的安価な原料である粒状物質の量を増加させることにより、原料費用を実質的に節約することにもなる。
米国特許出願公開第2005/0036971号明細書 米国特許第4800076号明細書
本発明の目的は、従来技術のバニシングクリームベースの不都合の少なくとも一つを克服もしくは改善することまたは有用な代替物を提供することである。
本発明の目的は、その使用に伴う感覚利点に著しく影響を及ぼすことなく、比較的より少量の脂肪酸を含むクリームベースを提供することである。
本発明の目的は、クリーム組成物の粘度に悪影響を及ぼすことなく、比較的より少量の脂肪酸を含むバニシングクリーム組成物を提供することである。
本発明の目的は、皮膚の明度を高めるバニシングクリーム組成物を提供することである。
本発明の目的は、本質的な感覚特質を保持しながら、比較的より多量の有益剤を組み込み、送達することができるバニシングクリーム組成物を提供することである。
本発明のこれらのおよび他の目的は、以下の概要および詳細な説明の考慮からより容易に明らかとなる。
(発明の要旨)
本発明の一つの態様によれば、
i. 4.0から12.0重量%のC12−C20脂肪酸、
ii. 1.0から5.0重量%の脂肪酸せっけんおよび
iii.タルク、デンプンまたはこれらの誘導体から選択される2.5から10.0重量%の粒状物質
を含む局所使用のための化粧品クリームベースが提供される。
好ましくは、この粒状物質はタルクである。好ましくは組成物は、6.0から10重量%のC12−C20脂肪酸を含む。好ましくは組成物は、3.0から5.0重量%のタルクを含む。好ましくは脂肪酸対脂肪酸せっけんの比は、10:1から1.5:1重量部、より好ましくは3:1から2:1重量部である。
本発明の別の態様によれば、化粧品クリームベースおよび有益剤を含む化粧品クリーム組成物が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、皮膚に化粧品クリーム組成物を適用することにより、皮膚の外観を改良する方法が提供される。
脂肪酸
組成物が4−12重量%のC12−C20脂肪酸、より好ましくは5.0から8.0重量%のC12−C20脂肪酸を含むことが好ましい。この脂肪酸が組成物の6重量%であることがさらに好ましい。C14−C18脂肪酸が使用されることが好ましい。この脂肪酸は、パルミチン酸などの単一脂肪酸、またはヒステリック酸と呼称されるパルミチン酸とステアリン酸の混合物であってよい。脂肪酸が18個の炭素原子を有するステアリン酸であることがより好ましい。
脂肪酸せっけん
組成物が1.0から5.0重量%の脂肪酸せっけん、より好ましくは2.0から3.0重量%の脂肪酸せっけんを含むことが好ましい。「脂肪酸せっけん」という用語は、脂肪酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩を表すために使用される。せっけんがナトリウム塩またはカリウム塩であることが好ましい。脂肪酸および脂肪酸せっけんは、好ましくは飽和である。脂肪酸のせっけんは、脂肪酸の一部を水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどの適切な塩基で中和することにより得られる。これにより、クリームのための乳化剤と安定剤としての機能を果たす、脂肪酸をこの脂肪酸のせっけんと組み合わせて含む系が形成される。
脂肪酸対脂肪酸せっけんの重量比は、10:1から1.5:1、好ましくは3:1から2:1である。
粒状物質
粒状物質の粒径が50ミクロン未満、より好ましくは5と15ミクロンの間であることが好ましい。
デンプンが米またはトウモロコシから得られることが好ましい。デンプンの好ましい誘導体は、Dry−FloPC(National Starch)として得られるオクテニルコハク酸アルミニウムである。タルクは、好ましい粒状物質である。化粧品クリーム組成物が3.0から5.0重量%のタルク、より好ましくは3.0から4.0重量%のタルクを含むことが好ましい。本発明で有用であるタルクは、(米)トイレ化粧品・香料工業協会の仕様に適合する化粧品グレードのタルクである。このようなタルクは、本質的に、天然の岩鉱石から粉砕される白色、無臭の微粉末であり、通常、Mg(Si20).(OH)の構造式を有する約90%の含水ケイ酸マグネシウムと、カルサイト、クロライト、ドロマイト、カオリンおよびマグネサイトなどの天然の共生鉱物からなる残部からなる。タルクは、アスベスト鉱物を含有しないことが好ましい。好ましい粒径は、4から8ミクロンである。
有益剤
本発明は、製品の末端感覚に著しく影響を及ぼすことなく、ビタミンなどのより多量の有益剤を組み込み、送達するための効果的なクリームベースも提供する。
このクリームベースは、通常2から10.0重量%である、多量の有益剤の組み込みおよび送達を提供する。適切な有益剤は、皮膚美白剤、紫外線吸収剤、モイスチャーライザーおよびエモリエントを含む。有益剤が皮膚美白剤または紫外線吸収物質であることが好ましい。適切な皮膚美白剤は、ナイアシン、乳酸のアルカリまたはアルカリ土類金属塩および/または乳酸アシルオキシ、ヒドロキノンおよび誘導体(例えばアルブチン)、コウジ酸、式HOOC−(CxHy)−COOH(式中、xは4から20の範囲であり、yは6から40の範囲である。)により表されるジカルボン酸(例えばアゼライン酸、セバシン酸)、アスコルビン酸およびこれらの誘導体またはフェルラ酸から選択される。さらなる皮膚美白剤は、レチノールおよび誘導体、4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンおよび/またはメトキシケイヒ酸2−エチルヘキシルなどの有機日焼け止め剤、通常0.5重量%未満含まれる微粒化二酸化チタン、酸化亜鉛などの無機日焼け止め剤であってよい。さらなる好ましい皮膚美白剤は、ナイアシンおよびナイアシンアミドである。ナイアシンアミドは、ピリジン−3−カルボン酸アミドとしても知られている。ナイアシンアミドは、好ましくは0.1から3.0重量%含まれる、既知の皮膚美白剤である。
本発明の組成物によりもたらされる皮膚美白剤は、可逆性であり、全く副作用がない。本発明によるこの組成物は、昼間も夜間も活性である。
他の補助剤および感情物質
上記の必須要素に加えて、化粧品クリーム組成物は、化粧品として適合できる防腐剤、増粘剤、香料および着色剤を含むこともできる。この組成物は、ソルビタンエステル、エトキシ化ソルビタンエステル、エトキシ化アルキルエーテル、エトキシ化脂肪酸エーテル、脂肪アルコール、エトキシ化脂肪アルコールおよびグリセリンと脂肪酸のエステルからなる群から選択される少量の他の化粧品として許容可能な乳化剤を含むこともできる。
モイスチャーライザーおよび保湿剤の例には、ポリオール、グリセロール、セチルアルコール、パラフィン油、ラノリンおよびこれらの誘導体、脂肪酸エステルなどが挙げられる。シリコーン油、シクロメチコーン、ジメチコーン、ジメチコノールなどのシリコーン化合物も含むことができる。
シリコーン油または合成エステルの群から選択されるエモリエント物質(液体油)は、本発明の組成物中に組み込むことができる。
シリコーン油は、エモリエント物質として組成物中に含めることができる。これらのシリコーン油は、3から9個、好ましくは4から5個のケイ素原子を含有する環状または直鎖状のポリジメチルシロキサンから選択されることが好ましい。ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンコポリマー(例えばジメチコーン コポリオール)などの他のシリコーン油を含めることもできる。本発明で有用なポリアルキルシロキサンは、例えば、25℃で5から100,000センチストークの粘度を有するポリジメチルシロキサン、好ましくは25℃で10から400センチストークの粘度を有するポリジメチルシロキサンを含む。
適切なエステルエモリエントは、脂肪酸のエステルまたはアルコールのエステルおよび炭化水素、好ましくは、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、サリチル酸トリデシル、C12−C15オクタノエートおよびステアリン酸イソプロピル、または任意のこれらの混合物などの脂肪酸のC8−C20アルキルエステルを含む。
これらの油は、単独でまたは互いの混合物として使用してもよい。
本発明の組成物は、化粧品クリームの安定性を改良するために、酸化防止剤、還元剤、キレート剤およびこれらの混合物からなる群から選択される成分をさらに含むことが最も好ましい。これらの成分は、化粧品クリーム中の皮膚有益剤の酸化からの付加的レベルの保護を提供する。本組成物のための酸化防止剤、還元剤およびキレート剤の一般的な例は、CTFA国際化粧品成分辞典(第4版、(米)トイレ化粧品、香料工業協会、Washington D.C.、1991年)で見いだすことができる。
好ましい還元剤は、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムまたは他のチオール(例えば、チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システインなど)である。好ましい酸化防止剤は、6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラ−メチルクロマン−2−カルボン酸(トロロクス)、没食子酸プロピル、トリヒドロキシ安息香酸n−プロピル、t−ブチルヒドロキノンおよびブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、酢酸トコフェロール、パルミチン酸アスコルビル、ヒドロキノン、ジブチルヒドロキノンなどである。キレート剤の適切な例には、それだけに限らないが、EDTA、クエン酸、酒石酸、有機アミノホスホン酸およびMonsantoにより販売される、ある種の市販化合物を含む有機ホスホン酸成分が挙げられる。1−ヒドロキシエチレン、(1,1−ジホスホン酸)が好ましい。有機アミノホスホン酸は、少なくとも一つのホスホン酸基および少なくとも一つのアミノ基を含む有機化合物である。
本発明において使用される適切な有機アミノホスホン酸成分は、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸)およびニトリロ−トリメチレンホスホン酸を含む。この種の有機アミノホスホン酸成分の例には、Monsantoにより販売される、ある種の市販Dequest化合物が挙げられる。好ましいものは、アミノトリ(メチレンホスホン酸)(Dequest T2006)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)およびヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)である。
本発明において使用される他の適切な追加の重金属イオン金属イオン封鎖剤は、ニトリロトリ酢酸およびエチレンジアミノテトラ酢酸またはエチレントリアミンペンタ酢酸などのポリアミノカルボン酸を含む。本発明において使用されるさらに他の適切な追加の重金属イオン金属イオン封鎖剤は、2−ヒドロキシエチル二酢酸またはグリセリルイミノ二酢酸などのイミノ二酢酸誘導体である。
酸化防止剤は、0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%、最も好ましくは0.2から4重量%の量で本発明組成物中に含まれる。還元剤は、0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%、最も好ましくは0.2から4重量%の量で本発明組成物中に含まれる。キレート剤は、0.01から1重量%、好ましくは0.05から0.5重量%、最も好ましくは0.05から0.3重量%の量で本発明組成物中に含まれる。
本発明は、次に実施例により例示されよう。この実施例は、例示にすぎず、決して本発明の範囲を制限するものではない。本明細書で言及されている全てのパーセントは、別段の指示がない限り、組成物のw/w表示である。
脂肪酸、タルクおよび脂肪酸せっけんのさまざまな量を含有する化粧品クリーム組成物が調製された。処方の詳細は、以下の表1に示される。
Figure 0005481202
組成物1から6の製品特質は、以下の表2に示される。
Figure 0005481202
手順
相Aの成分を75℃に加熱した。相Aの成分と分離して、相Bを容器中で75℃に加熱した。相Bを75℃で相Aに添加して20分間攪拌し、次いで70℃で相Cを添加した。温度を55℃に下げ、タルクの水中スラリーを添加した。その後、この相を加熱を止めて混合しながら合わせた。相Eを50℃に加熱し、相Aと相B中に混合した。この混合物を40℃に冷却し、次いで微量成分を添加した。この製剤を35℃に冷却し、包装した。
組成物の粘度を測定し、この結果は上の表2に記載された。組成物1は、理想的な粘度および他の所望の製品特質を有する対照製品である。組成物2と3の粘度が極めて低く、許容限界未満であり、一方、組成物6は水のような稠度であることが見いだされることは明らかである。組成物5の粘度は、許容限界内であったが、製品は皮膚上でドラッギー感覚を生じ、したがって製品は使用時に容易に伸びることができなかった。
ヒステリック酸は、パルミチン酸とステアリン酸の55:45の混合物である市販製品である。ヒステリック酸の平均当量は、270g/当量である。したがって、この製品270gは、化学量論的な当量すなわちヒステリック酸のカリウム塩(せっけん)308gを形成する水酸化カリウム(KOH)56.1gと反応する。
したがって、上の組成物中において、ヒステリック酸は、水酸化カリウムと反応して一部はヒステリック酸のせっけんを形成し、未反応のヒステリック酸は組成物中で脂肪酸形態で残る。この計算に基づき、組成物2から6中のヒステリック酸およびヒステリック酸のカリウム塩(せっけん)の量は、計算され、以下の表3に示された。
Figure 0005481202
組成物2、3、5および6が本発明の範囲外であることは明らかである。他方、遊離酸対せっけんの比が1.68:1である組成物4は、好ましい粘度プロファイルを満たし、所望の感覚利点も提供する。専門家のパネリストによる表1に記載された組成物の官能評価は、組成物1(対照)の製品特質と組成物4の製品特質が同程度であることを示した。
製品特質の評価
組成物4は、消費者により一般に所望される製品特質について評価された。220人の組織のパネリストの助力により行った実験において、個々の特質は、市販の皮膚美白クリームおよびスキンケアクリームの使用によりもたらされる特質に対して試験され、評価された。製品は、全てのパネリストに無作為に配られ、パネリストは、製品を8日間、1日当たり顔に2回適用した。各適用において、製品約0.5gが使用された。8日後に、パネリストに、使用した製品を1が低くて5が高い、1から5の段階で所望の製品特質を評価するよう求めた。次いでこのデータセットは、統計的に処理された。この結果は、収集されて、以下の表4に示した。
Figure 0005481202
本発明による組成物が全ての所望の製品特質に対して一貫して高く評価され、いくつかの例では、他の製品より高く評価されたことを理解することができる。したがって、比較的安価な物質を使用することにより、これらの特質を提供することは可能である。
本発明による化粧品クリームの明度指数の測定および本発明による化粧品クリームと市販の皮膚美白バニシングクリームの比較
化粧品クリーム組成物の薄膜を、75ミクロン塗布器を使用してLeneta黒/白のカード(Form2A)上に形成した。この薄膜の不透明度は、以下の条件下でHunterlab Labscan XE器具を使用することにより測定された。
D65Lighting,Cielab10度カラースケール、
測定領域=0.7インチの直径の円
反射モード(45度)
未乾燥膜の不透明度は、使用5分後に測定され、乾燥膜の不透明度は機械照明ポート上に未乾燥膜を置くことにより24時間後に測定された。不透明度測定は、標準Hunterlabプロトコル、すなわち黒と白の下地の間の比較に従って行われた。色測定は、白い下地上で行われた。この結果は、以下の表5に記載された。
Figure 0005481202
値により測定した明度指数から、本発明によるクリームによりもたらされる即座の明度が、ステアリン酸含有量が高く、タルクを全く有していない通常の市販クリームと同程度であることが示されることを理解されたい。これらの市販クリームのL値が24時間後に著しく減少するが、組成物4の同値がかなり高いままであることも理解されたい。したがって、これは、例示した組成物が即座の輝きを提供し、ならびにかなりの時間の間、同じ輝きを保持することを示している。
製品の長期安定性の研究
組成物4の粘度に対する温度の効果は、12週にわたって試験され、この結果は以下の表6に提示される。
Figure 0005481202
この表において、「V」は粘度を表し、「CV」は凝集価を表す。製品が50℃で12週間保存する場合でさえ、製品を使用に適さない状態にする粘度または凝集価の大きな変化がないことが容易に理解されよう。
粘度および凝集価を測定するためのプロトコルは、以下に提示される。
粘度
BROOKFIELD粘度計LVDV−1+は、Helipathモードで使用され、Tバースピンドルは特殊のカップリングを使用して粘度計に取り付けられた。駆動モーターが粘度計をゆっくり上下させることにより、Tバースピンドルが試験試料にらせん状の通り道を生じ、それ故にチャネリングの問題が解消される。このスピンドルは、ビーカー中で製品約100gと接触し、4rpmで回転した。使用前に、SMC1000およびCode96の調整は粘度計で行われた。
Helipathが1分間で上下に移動するようにHelipathの動きを調製した。Helipathが動くと、Helipathが上または下への1回の移動が30秒で完結した後、音を出し、3つの読み取り値が認められた。この読み取り値は、平均化され、2回の反復測定がなされた。各読み取り値の前後にビーカーをタッピングすることにより、ビーカーがクリーム内部に全く空洞部分を含有しないことが保障された。全ての粘度は、27℃で測定された。
凝集価のためのプロトコル−クリーム
この器具は、いくつかの流動学的パラメーターによって決まる化合物の特性を測定する。器具は、クリーム製造の正確さに対する有用な制御をもたらす。
クリームの層は、バネ秤からつり下がっている円板と一定速度で下方に動くことができる昇降台の間にはさむ。この昇降台が動くと、クリームに加えられる引張力が失なわれる。この時点での読み取り値が凝集価である。
Labfine(登録商標)InstrumentsからのParco(登録商標)Spring Balance CV Meterまたは同様な器具は、この研究に使用することができる。昇降台は電動機により動く。円板は2.5インチの直径を有し、円板と昇降台の間の距離は、円板上の3つの円形のスタッドにより測定され、3/16インチであった。
クリーム約50gが27℃でこの凝集価を測定するために必要であった。この価は測定され、グラム数で報告された。
組成物4は、改質して本発明の範囲内の新しい組成物7を形成した。この製品のさまざまな機能的特質および特性が測定された。この処方は、以下の表7に示される。クリームを製造するために使用する方法は、以前に報告した通りである。比較のために、多量の脂肪酸および高い遊離脂肪酸:脂肪酸せっけん比を有する組成物8が対照クリームとして調製された。
Figure 0005481202
BESTA Talcは、Kingslay Corp,Kolkata,Indiaから得た。
脂肪酸、脂肪酸せっけん、タルクの量および脂肪酸対脂肪酸せっけんの比は、以下の表8に提示される。
Figure 0005481202
20人の訓練されたメンバーの専門家の官能評価パネルにより、組成物7が、組成物8と比較して、消費者に強く望まれる滑らかな感覚および非ドラッギー感覚を示すことが認められた。これは、遊離脂肪酸量の顕著な減少により実現されたが、組成物中の遊離脂肪酸と脂肪酸せっけんの所望の比は維持されていた。同じパネルは、組成物7の以下の望ましい特質:色、クリーム状の外観、容器中の濃度、クリーム状の使用中の感触、使用中の滑らかさ、使用中の粘着性、使用中の濃度、使用時の皮膚温、湿潤感触、伸び易さ、吸収速度、柔軟感触、におい、最終的な使用後の滑らかさ、最終的な使用後の粘着性および使用後の感触が、組成物8の特質に匹敵するものであることが見いだされることも認めた。
例示した実施例が、この使用に伴う感覚利点および製品の粘度に著しく影響を及ぼすことなく、比較的より少量の脂肪酸を含むバニシングクリーム組成物を提供することも理解されたい。
例示した実施例が、皮膚の明度を高めるバニシングクリーム組成物を提供することも理解されたい。
使用時、少量の組成物、例えば1から5mlは、適切な容器または塗布器から皮膚の露出部に適用され、必要であれば、次いで手または指を使用して、伸ばされおよび/または皮膚に擦り込まれる。
本発明を具体的な実施形態に関して説明したが、本発明が多くの他の形態で実施することができることが当業者により理解されよう。

Claims (7)

  1. i. 4.0から10.0重量%のC12−C20脂肪酸、
    ii. 1.0から5.0重量%の脂肪酸せっけんおよび
    iii.タルクまたはその誘導体から選択される2.5から10.0重量%の粒状物質
    を含む化粧品クリームベース。
  2. 3.0から5.0重量%のタルクを含む、請求項1に記載の化粧品クリームベース。
  3. 脂肪酸対脂肪酸せっけんの重量比が10:1から1.5:1である、請求項1または2に記載の化粧品クリームベース。
  4. 前記比が3:1から2:1である、請求項4に記載の化粧品クリームベース。
  5. 5.0から8.0重量%のC12−C20脂肪酸を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧品クリームベース。
  6. 2.0から3.0重量%の脂肪酸せっけんを含む、請求項1から5のいずれかに記載の化粧品クリームベース。
  7. 脂肪酸がステアリン酸である、請求項1から6のいずれか一項に記載の化粧品クリームベース。
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