JP5480857B2 - 不織布製造装置および不織布製造方法 - Google Patents
不織布製造装置および不織布製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5480857B2 JP5480857B2 JP2011195959A JP2011195959A JP5480857B2 JP 5480857 B2 JP5480857 B2 JP 5480857B2 JP 2011195959 A JP2011195959 A JP 2011195959A JP 2011195959 A JP2011195959 A JP 2011195959A JP 5480857 B2 JP5480857 B2 JP 5480857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base sheet
- electrode member
- nonwoven fabric
- sheet
- fabric manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
電界紡糸によって生成されたファイバーを基材シートの表面に堆積させる不織布製造装置であって、
基材シートの裏面と接触する電極部材と、
ファイバーが基材シートに堆積する前に、電極部材に印加された電圧と逆極性に基材シートの表面を帯電させる帯電装置とを有する、不織布製造装置が提供される。
基材シートの裏面と電極部材の接触を維持しつつ、基材シートにファイバーが堆積されるファイバー堆積領域を通過するように、基材シートを搬送するシート搬送装置を有し、
ファイバー堆積領域の基材シート搬送方向上流側に、帯電装置が基材シートの表面を帯電する帯電領域が設けられている、第1の態様に記載の不織布製造装置が提供される。
電極部材が、基材シート裏面と接触した状態で基材シート搬送方向に移動するベルト状である、第2の態様に記載の不織布製造装置が提供される。
電極部材が、ファイバー堆積領域に配置された第1の電極部材と、帯電領域に配置された第2の電極部材とからなる、第2または第3の態様に記載の不織布製造装置が提供される。
帯電領域が、基材シート上方視で、基材シートの搬送方向上流側を頂点とするV字状または搬送方向上流側に凸の曲線状である、第2から第4の態様のいずれか一に記載の不織布製造装置が提供される。
電界紡糸によって生成されたファイバーを基材シートの表面に堆積させる不織布製造方法であって、
基材シートの裏面と接触する電極部材に印加された電圧と逆極性に基材シートの表面を帯電させ、
ファイバーを基材シートに堆積させる、不織布製造方法が提供される。
図1は、本発明の実施の形態1に係る不織布製造装置の構成を概略的に示している。図1に示す不織布製造装置10は、電界紡糸されたファイバーを基材シートの表面に堆積させて不織布を作製するように構成されている。
図4は、本実施の形態に係る不織布製造装置の構成を概略的に示している。図1に示す実施の形態1の不織布製造装置10では、ファイバー堆積領域A1と帯電領域A2の両方を通過するように1つの電極部材24が設けられているが、本実施の形態では、ファイバー堆積領域A1と帯電領域A2それぞれに電極部材が設けられている。この点を中心にして、本実施の形態を説明する。
図5に示すように、本実施の形態の不織布製造装置210は、実施の形態2の変形型であって、帯電領域A2にコレクタ装置116’が配置されていない点、すなわち、帯電領域A2において、基材シートSの裏面Sbと接触する電極部材が配置されていない点で実施の形態2と異なる。
本実施の形態は、コレクタ装置の電極部材の形態が異なる点で、上述の実施の形態と異なる。図6に示すように、本実施の形態の不織布製造装置310のコレクタ装置326は、ベルト状ではなく、基材シートSの裏面Sbと接触する、板状の電極部材324を有する。また、上述の実施の形態のベルト状電極部材と異なり、電極部材324は、固定された状態である。
上述の実施の形態の場合、不織布製造装置が基材シートSを搬送する構成であるため、基材シートSの搬送方向上流側で基材シートSの表面Saが帯電され、下流側でファイバーが基材シートSの表面Saに堆積される。これにより、ファイバーが基材シートSに堆積する前に、基材シートSが帯電され、電極部材と基材シートSとが一様に密着される。
18 帯電装置(イオン風発生装置)
24 電極部材
S 基材シート
Sa 表面
Sb 裏面
Claims (6)
- 電界紡糸によって生成されたファイバーを基材シートの表面に堆積させる不織布製造装置であって、
基材シートの裏面と接触する電極部材と、
ファイバーが基材シートに堆積する前に、電極部材に印加された電圧と逆極性に基材シートの表面を帯電させる帯電装置とを有する不織布製造装置。 - 基材シートの裏面と電極部材の接触を維持しつつ、基材シートにファイバーが堆積されるファイバー堆積領域を通過するように、基材シートを搬送するシート搬送装置を有し、
ファイバー堆積領域の基材シート搬送方向上流側に、帯電装置が基材シートの表面を帯電する帯電領域が設けられている、請求項1に記載の不織布製造装置。 - 電極部材が、基材シート裏面と接触した状態で基材シート搬送方向に移動するベルト状である、請求項2に記載の不織布製造装置。
- 電極部材が、ファイバー堆積領域に配置された第1の電極部材と、帯電領域に配置された第2の電極部材とからなる、請求項2または3に記載の不織布製造装置。
- 帯電領域が、基材シート上方視で、基材シートの搬送方向上流側を頂点とするV字状または搬送方向上流側に凸の曲線状である、請求項2から4のいずれか一項に記載の不織布製造装置。
- 電界紡糸によって生成されたファイバーを基材シートの表面に堆積させる不織布製造方法であって、
基材シートの裏面と接触する電極部材に印加された電圧と逆極性に基材シートの表面を帯電させ、
ファイバーを基材シートに堆積させる、不織布製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011195959A JP5480857B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 不織布製造装置および不織布製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011195959A JP5480857B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 不織布製造装置および不織布製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013057139A JP2013057139A (ja) | 2013-03-28 |
JP5480857B2 true JP5480857B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=48133233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011195959A Active JP5480857B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 不織布製造装置および不織布製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5480857B2 (ja) |
-
2011
- 2011-09-08 JP JP2011195959A patent/JP5480857B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013057139A (ja) | 2013-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5021109B2 (ja) | ナノファイバー製造システムおよびナノファイバー製造方法 | |
US7600990B2 (en) | Electrostatic spinning apparatus | |
JP5111525B2 (ja) | ポリマーの溶液又は溶融物からナノパーティクル層又はナノファイバー層を製造する方法と装置 | |
WO2007069381A1 (ja) | 静電噴霧装置及び静電噴霧方法 | |
KR101307877B1 (ko) | 일렉트렛 필터 소자 및 그 제조 방법 | |
JP2007277775A (ja) | 静電噴霧装置及び静電噴霧方法 | |
JP2005264374A (ja) | 静電紡糸法による繊維集合体の製造方法及び繊維集合体製造装置 | |
JP5480857B2 (ja) | 不織布製造装置および不織布製造方法 | |
JP4848970B2 (ja) | 高分子ウェブの製造方法及び装置 | |
JP2013091869A (ja) | ナノファイバー積層体の製造方法 | |
JP5838348B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、ナノファイバ製造方法 | |
JP5438868B2 (ja) | コレクタ装置、不織布製造装置、および不織布製造方法 | |
JP2011052337A (ja) | エレクトロスピニング装置 | |
JP4915258B2 (ja) | 高分子ウェブの製造装置 | |
US11384452B2 (en) | Electrospinning device and method | |
JP6010164B2 (ja) | ナノファイバ製造装置、及び、ナノファイバ製造方法 | |
US20150174622A1 (en) | Device for removal of particles from a web of material | |
JP2018059221A (ja) | シート状の繊維堆積体の製造装置及び該繊維堆積体の製造方法 | |
JP3232056U (ja) | 磁気吹出渦電流コーティング装置 | |
WO2016147973A1 (ja) | ナノファイバ製造装置 | |
JP2019099924A (ja) | 繊維堆積体搬送装置及び繊維堆積体の搬送方法 | |
US20190194825A1 (en) | Method and apparatus for fabricating a fibre array and structure incorporating a fibre array | |
JP2017170429A (ja) | エアフィルタ濾材 | |
JP2011157643A (ja) | ナノファイバ製造装置および製造方法 | |
JP2019099934A (ja) | 繊維堆積体搬送装置及び繊維堆積体の搬送方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5480857 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |