JP5480187B2 - 割出装置 - Google Patents
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Description
上記点に鑑み、本発明は、本願発明の技術分野における汎用部品を採用可能な構成とすることにより、上記の問題点を解決することを目的とする。
また、請求項1に記載の発明では、テーブル部(11)に作用する回転力に対抗する抵抗力を発生するトルクキーパ部(13)と、ねじ軸(5A)からテーブル部(11)に至る回転力の伝達経路に設けられ、一方向の回転力のみをトルクキーパ部(13)側に伝達するワンウェイクラッチ(15)とを備えることも特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、テーブル部(11)の位置を保持するための力をアクチュエータ部(9、17、19)にて発生させることなく、テーブル部(11)の位置を容易に保持することができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、テーブル部(11)からトルクキーパ部(13)に至る回転力の伝達経路に設けられ、ねじ軸(5A)側からトルクキーパ部(13)側に向けて回転が伝達される際には、そのトルク(回転力)を小さくする歯車機構(12A、12B)を備えることも特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、トルクキーパ部(13)で保持するための力が小さい場合であっても、テーブル部(11)の位置を保持するための力を増大させることができるので、小型のトルクキーパ部(13)を採用することが可能となる。
1.割出装置の構造
本実施形態に係る割出装置1は、図1に示すように、ボールねじを利用して、ワークを回転させるためのテーブル部を回転させることを主たる特徴としている。
本実施形態に係る割出装置1では、作動室21内の高圧空気を高圧ポート23から排出すると、バネ25の弾性力によりピストン17は作動室21が縮小する向きに移動するので、図3に示すように、これに伴ってストッパ29(ねじ軸5A)が実線で示す位置から二点鎖線で示す位置(規制ゲージ29Aに衝突する位置)まで回転する。
本実施形態に係る割出装置1は、図1に示すように、ボールねじを利用して、ワークを回転させるためのテーブル部を回転させることを主たる特徴としているので、汎用部品であるボールねじを用いて割出装置を構成することができる。延いては、割出装置の製造原価低減及び保守部品の入手性を高めることができる。
本実施形態では、本体テーブル11が特許請求の範囲に記載されたテーブル部に相当し、ピストン17、ショルダープレート9及びシリンダパイプ19等により特許請求の範囲に記載されたアクチュエータが構成されている。
上述の実施形態に用いたボールねじ部5は、一般用ボールねじ(JIS B 1191)又は精密ボールねじ(JIS B 1192)等に限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ねじ軸5Aと一体的に回転するストッパ29を規制ゲージ29Aに衝突させることにより割出角(回転角)を決定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ストッパリング27を位置決めカラー27Aに衝突させることにより、ピストン17(ナット5B)の平行移動量を機械的に規制してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
3C…穴、5A…軸、5B…ナット、5D…グリスニップル、5E…プラグ、
7…エンドキャップ、7A…貫通穴、7B…軸受、7C…六角穴付きボルト、
7D…C型止め輪、7F…ボルト穴、9…ショルダープレート、9A…貫通穴、
9B…軸受、9C…インナー、9D…六角穴付きボルト、9E…ベアリング押さえ板、
9F…ボス部、9G…Oリング、9H…アーム部、9J…受け部、9K…ガイド穴、
11…本体テーブル、11B…テーブルキャップ、11C…部、11D…フランジ部、
12A…第1歯車、12B…第2歯車、12C…軸、12D…軸受、
13…トルクキーパ部、13A…六角穴付きボルト、15…ワンウェイクラッチ、
17…ピストン、17A…Oリング、17B…ピストンスカート、17C…Oリング、
17D…ガイドピン、17E…Oリング、19…シリンダパイプ、21…作動室、
23…高圧ポート、25…バネ、27…ストッパリング、27A…位置決めカラー、
27B…スカート部、27C…Oリング、28A…センサ、
29…ストッパ、29A…規制ゲージ。
Claims (3)
- ワークを予め設定された角度だけ回転させるための割出装置であって、
ねじ軸とナットとの間で転動体が転がり運動するボールねじ部と、
前記ねじ軸から回転力を受けて前記ワークを回転させるテーブル部と、
前記ナットを平行移動させるための操作力を前記ナットに作用させるアクチュエータ部と
前記テーブル部に作用する回転力に対抗する抵抗力を発生するトルクキーパ部と、
前記ねじ軸から前記テーブル部に至る回転力の伝達経路に設けられ、一方向の回転力のみを前記トルクキーパ部側に伝達するワンウェイクラッチと
前記テーブル部から前記トルクキーパ部に至る回転力の伝達経路に設けられ、前記ねじ軸側から前記トルクキーパ部側に向けて回転が伝達された際には、そのトルクを小さくする歯車機構と
を備えることを特徴とする割出装置。 - 前記アクチュエータ部は、空気圧により前記操作力を発生させるエアシンリダーにて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の割出装置。
- 前記ねじ軸に設けられ、前記ねじ軸と一体的に回転するストッパと、
前記ストッパが衝突することにより、前記ねじ軸の回転角を規制する規制ゲージと
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の割出装置。
Priority Applications (1)
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JP2011068076A JP5480187B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 割出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011068076A JP5480187B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 割出装置 |
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JP2012200822A JP2012200822A (ja) | 2012-10-22 |
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JPH0112950Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1989-04-14 | ||
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