JP5479277B2 - 脱水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類に対して脱水処理する脱水装置に関する。
洗濯機、乾燥機や洗濯乾燥機といった衣類に対して所定の処理(洗濯処理、脱水処理、すすぎ処理や乾燥処理)を行う衣類処理装置は、典型的には、衣類に対して脱水処理を行うための脱水装置を備える。脱水処理は、衣類処理装置内で回転する回転ドラム内で行われる。
特許文献1は、回転ドラム内で脱水処理を行う脱水装置を開示する。特許文献1は、六角格子状に配列された複数の湾曲面を含む回転ドラムを開示する。略六角形状の湾曲面は、回転ドラムの内方に隆起する。各湾曲面を区画する縁部には、衣類からの水を回転ドラム外へ排出するための排水孔が形成される。排水孔は、湾曲面の角隅部に隣接して形成される。
回転ドラムが回転すると、遠心力により、衣類は、回転ドラムの内壁に押しつけられ、或いは、叩きつけられる。この結果、水成分が衣類から押し出され、遠心作用によって、湾曲面に沿って、縁部へ向かって流れる。その後、縁部に形成された排水孔から回転ドラム外へ排出される。
特許文献1の脱水技術によれば、衣類から押し出された後、湾曲面に沿って移動する水成分は、再度、衣類に付着しやすい。したがって、特許文献1の脱水技術では、十分に高い脱水効率を得ることは困難である。
特許文献2は、内方に隆起した畝部によって区画された脱水領域が形成された内壁を備える回転ドラムを開示する。回転ドラムの周回方向に沿う周回畝部と、周回畝部に直交する直交畝部とによって、脱水領域は複数の正方形領域に区画される。正方形領域には、回転ドラムの外方に向けて傾斜した平面が形成される。かくして、各正方形領域内には、四角錐形状の空間が形成される。四角錐形状の空間の頂点に、回転ドラムから水成分を排出するための排水孔が形成される。
特許文献2の脱水技術によれば、周回畝部及び直交畝部によって衣類から押し出された水成分は、周回畝部又は直交畝部によって水切りされた後、各正方形領域に形成された四角錐形状の空間に促される。したがって、特許文献1の脱水技術と較べて、再度衣類の戻る水成分の量が好適に低減される。
特表2001−504006号公報 特開2008−212635号公報
特許文献2の回転ドラムの周回畝部及び直交領域は、隣接する正方形領域間での水成分の移動を妨げる。したがって、水成分が衣類から局所的に多く脱水されたとき、特定の正方形領域内の四角錐形状の空間が水成分で満たされることとなる。この結果、水成分は、再度、衣類に付着し、脱水効率が悪化する。
本発明は、高い脱水効率を達成することができる脱水装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る脱水装置は、衣類が収容される収容空間を規定する内壁面を含むドラムと、該ドラムを回転させるための駆動部と、を備え、前記内壁面は、前記衣類からの水を前記ドラム外へ排出するための排水部が形成された排水領域と、該排水領域に対して前記ドラムの内方へ隆起する畝部と、を含み、該畝部は、前記排水領域に沿う第1方向に延びる第1主畝部と、前記第1方向に延びるとともに前記第1主畝部と協働して前記排水領域を挟む第2主畝部と、前記第1主畝部及び前記第2主畝部のうち少なくとも一方に接続される基端部を有する副畝部と、を備え、該副畝部は、前記排出領域に接続される先端部を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、駆動部によってドラムが回転されると、収容空間内の衣類は、遠心力により内壁面に接触する。この結果、衣類から水成分が押し出される。水成分は、排水部が形成された排水領域に対してドラムの内方へ隆起する畝部によって水切りされた後、排水領域内の排水部からドラム外へ排出される。排出領域は、第1方向に延びる第1主畝部と第2主畝部との間に形成される。第1主畝部及び第2主畝部のうち少なくとも一方に副畝部の基端部が接続される。副畝部の先端部は、排水領域に接続されるので、第1主畝部と第2主畝部との間の水成分の流動を許容する。したがって、局所的に多量の水が衣類から脱水されたときでも、内壁面上における水成分の局所的な蓄積が好適に抑制される。かくして、高い脱水効率が達成される。
上記構成において、前記副畝部は、前記第1主畝部と接続する第1基端部と、前記排水領域内に形成される第1先端部とを含む第1副畝部と、前記第2主畝部と接続する第2基端部と、前記排水領域内に形成される第2先端部とを含む第2副畝部と、を含むことが好ましい。
上記構成によれば、副畝部は、第1主畝部と接続する第1基端部と、排水領域内に形成される第1先端部とを含む第1副畝部と、第2主畝部と接続する第2基端部と、排水領域内に形成される第2先端部とを含む第2副畝部と、を含む。第1副畝部と第2副畝部とによって、第1主畝部と第2主畝部との間で脱水された水成分は効率よく水切りされる。かくして、高い脱水効率が達成される。
上記構成において、前記第1副畝部は、前記第1主畝部と前記第2主畝部との間で規定される脱水処理領域内に形成された第1水切畝及び第2水切畝を含み、前記第2副畝部は、前記脱水処理領域内に形成された第3水切畝及び第4水切畝を含み、前記第1水切畝及び前記第2水切畝のうち一方の前記第1先端部は、前記第3水切畝と前記第4水切畝との間に形成され、前記第3水切畝及び前記第4水切畝のうち一方の前記第2先端部は、前記第1水切畝と前記第2水切畝との間に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1副畝部は、第1主畝部と第2主畝部との間で規定される脱水処理領域内に形成された第1水切畝及び第2水切畝を含む。第2副畝部は、脱水処理領域内に形成された第3水切畝及び第4水切畝を含む。第1水切畝及び前記第2水切畝のうち一方の第1先端部は、第3水切畝と第4水切畝との間に形成される。また、第3水切畝及び第4水切畝のうち一方の第2先端部は、第1水切畝と前記第2水切畝との間に形成される。したがって、第1水切畝及び前記第2水切畝のうち一方の第1先端部並びに第3水切畝及び第4水切畝のうち一方の第2先端部は、第1主畝部と第2主畝部との間の水成分の流動を許容する。したがって、局所的に多量の水が衣類から脱水されたときでも、内壁面上における水成分の局所的な蓄積が好適に抑制される。かくして、高い脱水効率が達成される。
上記構成において、前記排水領域は、前記第1水切畝の前記第1先端部と前記第2水切畝の前記第1先端部とを結ぶ線と、前記第3水切畝の前記第2先端部と前記第4水切畝の前記第2先端部とを結ぶ線との間に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、排水部が形成される排水領域は、第1水切畝の第1先端部と第2水切畝の第1先端部とを結ぶ線と、第3水切畝の第2先端部と第4水切畝の第2先端部とを結ぶ線との間に形成される。したがって、排水領域内で流動する水成分が好適に排水部からドラム外へ排出される。
上記構成において、前記排水部は、前記第1方向に延びる前記排水領域内で連設された複数の排水孔を含むことが好ましい。
上記構成によれば、衣類からの水成分は第1方向に沿って延びる排水領域に沿って流動する。排水領域内で複数の排水孔が連設されるので、水領域内で流動する水成分は、好適に、排水孔からドラム外へ排出される。
上記構成において、前記第1基端部は、前記第1先端部よりも前記ドラムの内方に位置し、前記第2基端部は、前記第2先端部よりも前記ドラムの内方に位置し、前記内壁面は、前記第1水切畝の前記第1基端部と、前記第2水切畝の前記第1基端部と、前記一方の第2先端部とを頂点とする第1主水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、第1基端部は、第1先端部よりもドラムの内方に位置する。第2基端部は、第2先端部よりもドラムの内方に位置する。内壁面は、第1水切畝の第1基端部と、第2水切畝の第1基端部と、一方の第2先端部とを頂点とする第1主水切面を含む。したがって、第1主畝部によって水切りされた水成分は、第1主水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記内壁面は、前記第3水切畝の前記第2基端部と、前記第4水切畝の前記第2基端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第2主水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、内壁面は、第3水切畝の第2基端部と、第4水切畝の第2基端部と、一方の第1先端部とを頂点とする第2主水切面を含む。したがって、第2主畝部によって水切りされた水成分は、第2主水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記内壁面は、前記第1水切畝の前記第1基端部と、前記第1水切畝の前記第1先端部と、前記一方の第2先端部と、を頂点とする第1副水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、内壁面は、第1水切畝の第1基端部と、第1水切畝の第1先端部と、一方の第2先端部と、を頂点とする第1副水切面を含む。したがって、第1水切畝によって水切りされた水成分は、第1副水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記内壁面は、前記第2水切畝の前記第1基端部と、前記第2水切畝の前記第1先端部と、前記一方の第2先端部と、を頂点とする第2副水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、内壁面は、第2水切畝の第1基端部と、第2水切畝の第1先端部と、一方の第2先端部と、を頂点とする第2副水切面を含む。したがって、第2水切畝によって水切りされた水成分は、第2副水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記内壁面は、前記第3水切畝の前記第2基端部と、前記第3水切畝の前記第2先端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第3副水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、内壁面は、第3水切畝の第2基端部と、第3水切畝の第2先端部と、一方の第1先端部とを頂点とする第3副水切面を含む。したがって、第3水切畝によって水切りされた水成分は、第3副水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記内壁面は、前記第4水切畝の前記第2基端部と、前記第4水切畝の前記第2先端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第4副水切面を含むことが好ましい。
上記構成によれば、内壁面は、第4水切畝の第2基端部と、第4水切畝の第2先端部と、一方の第1先端部とを頂点とする第4副水切面を含む。したがって、第4水切畝によって水切りされた水成分は、第3副水切面によって、排水領域に適切に案内される。
上記構成において、前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第1副水切面と前記第3副水切面との境界に沿って形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1副水切面に沿って流動する水成分の一部及び第3副水切面に沿って流動する水成分の一部は、第1副水切面及び第3副水切面の傾斜に従い、第1副水切面と第3副水切面との境界に向かう。複数の排水孔のうち少なくとも一部は、第1副水切面と第3副水切面との境界に沿って形成されるので、水成分が適切にドラム外へ排出される。
上記構成において、前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第1副水切面と前記第4副水切面との境界に沿って形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1副水切面に沿って流動する水成分の一部及び第4副水切面に沿って流動する水成分の一部は、第1副水切面及び第4副水切面の傾斜に従い、第1副水切面と第4副水切面との境界に向かう。複数の排水孔のうち少なくとも一部は、第1副水切面と第4副水切面との境界に沿って形成されるので、水成分が適切にドラム外へ排出される。
上記構成において、前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第2副水切面と前記第3副水切面との境界に沿って形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第2副水切面に沿って流動する水成分の一部及び第3副水切面に沿って流動する水成分の一部は、第2副水切面及び第3副水切面の傾斜に従い、第2副水切面と第3副水切面との境界に向かう。複数の排水孔のうち少なくとも一部は、第2副水切面と第3副水切面との境界に沿って形成されるので、水成分が適切にドラム外へ排出される。
上記構成において、前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第2副水切面と前記第4副水切面との境界に沿って形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第2副水切面に沿って流動する水成分の一部及び第4副水切面に沿って流動する水成分の一部は、第2副水切面及び第4副水切面の傾斜に従い、第2副水切面と第4副水切面との境界に向かう。複数の排水孔のうち少なくとも一部は、第2副水切面と第4副水切面との境界に沿って形成されるので、水成分が適切にドラム外へ排出される。
上記構成において、 前記駆動源が前記ドラムを回転させている間、前記内壁面は、前記第1方向と異なる第2方向に周回することが好ましい。
上記構成によれば、駆動源がドラムを回転させている間、内壁面は、第1方向と異なる第2方向に周回する。したがって、収容空間内の衣類に接触した第1主畝部、第2主畝部及び副畝部は、衣類に対して好適に剪断力を生じさせ、高い脱水効率に貢献する。また、第1主畝部、第2主畝部及び副畝部は、衣類からの水成分を好適に水切りするとともに排水領域への流動を促す。かくして、高い脱水効率が達成される。
上述の如く、本発明に係る脱水装置は、高い脱水効率を達成することができる。
本発明の第1実施形態に係る脱水装置として例示される処理装置が組み込まれた洗濯乾燥機の概略的な斜視図である。 図1に示される洗濯乾燥機の概略的な断面図である。 図2に示される洗濯乾燥機に取り付けられた回転ドラムの概略的な斜視図である。 図3に示される回転ドラムの概略的な正面図である。 図4に示される回転ドラムに形成された脱水処理領域の概略的な模式図である。 図4に示される回転ドラムに形成された脱水処理領域の概略的な模式図である。 図5及び図6に示される脱水処理領域中に形成された排水孔の配置を概略的に示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る脱水装置として例示される処理装置に用いられる回転ドラムの概略的な正面図である。 図8に示される回転ドラムに形成された脱水処理領域の概略的な模式図である。 本発明の第3実施形態に係る脱水装置として例示される処理装置に用いられる回転ドラムの概略的な正面図である。 図10に示される回転ドラムに形成された脱水処理領域の概略的な模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら本発明を限定するものではない。
<第1実施形態>
(洗濯乾燥機の全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る脱水装置が組み込まれた洗濯乾燥機の斜視図である。以下の説明において、洗濯乾燥機に組み込まれた脱水装置が例示される。代替的に、脱水装置は、乾燥機能を備えない洗濯機や、洗濯機能を備えない乾燥機に組み込まれてもよい。
洗濯乾燥機100は、筐体200と、扉体300とを備える。筐体200は、略直方体形状に形成される。筐体200は、上下方向に立設された正面壁210、正面壁210と反対側の背面壁220、正面壁210と背面壁220との間に配設されるとともに上下方向に立設される左側壁230及び右側壁240、筐体200の上面を形成する天壁250並びに筐体200の下面を形成する底壁260を含む。
正面壁210は、下方に配設される下部壁211と、下部壁211の上方に配設される主壁212と、主壁212の上方に配設される上部壁213とを含む。主壁212及び上部壁213は、上方に向かうにつれて背面壁220へ近づくように湾曲しつつ傾斜する。
主壁212は、略円板状の扉体300と略相補的な形状をなす凹領域を形成する環状の凹面214を含む。凹面214は、主壁212の略中央を貫通する開口部215を取り囲む。開口部215は、筐体200の内部に収容された洗濯乾燥槽(後述される)に連通する。使用者は、開口部215を通じて、筐体200の内外に衣類(衣服やこれに類する物)を出し入れすることができる。
洗濯乾燥機100は、扉体300を筐体200に回動可能に接続する蝶番構造330を備える。蝶番構造330によって、扉体300は、開口部215を閉塞する閉塞位置と、開口部215を開放する開放位置との間で回動することができる。閉塞位置に回動された扉体300は、凹面214に取り囲まれる凹領域に収容される。尚、図1に示される扉体300は開放位置に存する。
図2は、閉塞位置に存する扉体300を有する洗濯乾燥機100の概略的な断面図である。図1及び図2を参照しつつ、洗濯乾燥機100の全体構造が更に説明される。
図2に示される如く、筐体200内に脱水装置として例示される処理装置400が構築される。本実施形態において、処理装置400は、脱水処理に加えて、洗濯処理、すすぎ処理や乾燥処理といった衣類の洗濯並びに乾燥に必要な処理を実行する。代替的に、乾燥機能を備えない洗濯機に脱水装置が組み込まれるならば、脱水装置として、脱水処理に加えて、洗濯処理及びすすぎ処理を行う処理装置が例示される。更に代替的に、洗濯機能を備えない乾燥機に脱水装置が組み込まれるならば、脱水装置として、脱水処理に加えて、乾燥処理を行う処理装置が例示される。
処理装置400は、上述の洗濯乾燥槽410を備える。洗濯乾燥槽410は、筐体200の内部で揺動自在に支持される一端有底円筒状の水槽420と、水槽420内で回転自在に支持される一端有底円筒状の回転ドラム440とを含む。処理装置400は、回転ドラム440を回転させるモータ430を更に含む。モータ430は、水槽420の底部外面に取り付けられる。水槽420の開口部は、閉塞位置に存する扉体300に向けて突出する略円筒形状の筒口部114によって形成される。筒口部114に略円筒形状のシール部材115が嵌合される。本実施形態において、筐体200の開口部215を通じて投入された衣類は、回転ドラム440内に収容される。したがって、回転ドラム440は、ドラムとして例示される。また、回転ドラム440を回転させるためのモータ430は、駆動部として例示される。
図1に示される如く、扉体300は、略一端有底台形円錐形状の透明な窓部310と、窓部310を支持する略円板形状の支持枠320とを含む。図2に示される如く、扉体300が閉塞位置に配設されると、窓部310は、筐体200に形成された開口部215内に挿入され、水槽420に取り付けられたシール部材115に圧接される。かくして、水槽420と窓部310との間で、水密シール構造が形成される。扉体300が閉塞位置に存する間、使用者は、透明な窓部310を通じて、洗濯乾燥槽410内の衣類を視認することができる。
図2に示される如く、水槽420には、洗濯液を排出するための排出口116と、洗濯液が流入する流入口117が形成される。洗濯に用いられる洗濯液は、排出口116及び流入口117との間で循環して使用される。
筐体200の内部には更に、水槽420内へ給水する給水システム120、水槽420内の洗濯液を排水或いは循環させる排水システム130及び洗濯物を乾燥させるための温風を洗濯乾燥槽410に送り込む乾燥システム140を収容する。尚、処理装置400が乾燥機能を備えない洗濯機に組み込まれる場合には、乾燥システム140は必要とされない。また、処理装置400が洗濯機能を備えない乾燥機に組み込まれる場合には、給水システム120や排水システム130が用いられなくともよい。
乾燥システム140は、水槽420の排気口141と接続する一端部と、水槽420の底部から乾燥用空気を送り込むための通気口とを備える循環管路142と、循環管路142の内部に配設されるとともに循環管路142内で空気を流動させる送風機143とを含む。乾燥システム140は、必要に応じて、糸屑類を捕集するとともに除塵するフィルタ、除塵後の導入空気を除湿する除湿部、除塵後の空気を加熱するとともに乾燥した高温空気を作り出す加熱部とを含んでもよい。尚、図1には、筐体200の天壁250には、乾燥システム140中に設けられたフィルタを着脱するためのカバー251が取り付けられている。
図1に示されるように、洗濯乾燥機100は、上部壁213に配設される操作パネル500を備える。操作パネル500は、使用者が洗濯乾燥機100の運転コースのモードや各種機能を選択することを可能にする。図2に示される如く、操作パネル500は、制御回路部510を含む。制御回路部510は、使用者が入力した情報を操作パネル500が備える表示部に表示する。また、操作パネル500を通じて、洗濯乾燥機100の運転開始が設定されると、例えば、水槽420内の液位を検知する液位センサ、洗濯液の濁度を検知する濁度センサとして用いられる光センサ131や洗濯液の導電度を検知する導電センサとして用いられる電極センサ132から検知信号を受信し、これら検知信号に基づき、給水システム120に含まれる電磁弁や排水システム130に含まれる排水弁133といった制御要素に対する制御を実行する。モータ430、給水システム120、排水システム130及び乾燥システム140は、制御回路部510によって、モード設定や制御プログラムに従い、自動制御され、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程及び乾燥工程を実行することができる。
図2に示される如く、給水システム120は、水槽420に接続される給水管路121と、洗剤を収容する洗剤収容部122とを含む。
図2に示される給水システム120は、電磁弁の開閉動作により、給水管路121を介して水槽420に適時に給水することができる(図2中、実線矢印を参照)。また、洗濯乾燥機100は、給水システム120の給水を利用して、給水管路121を部分的に横切って配設される洗剤収容部122内の洗剤を水槽420内に適時に投入することができる。
排水システム130は、水槽420の排出口116に接続される一端部を備える第1管路134と、第1管路134の他端部に接続されるとともに水槽420からの洗濯液を受ける排水制御ユニット135と、排水制御ユニット135が備える循環ポンプ136と水槽420との間で延びる第2管路137とを含む。循環ポンプ136は、筐体200内に配設された台板138に固定されている。第2管路137の一端部は、循環ポンプ136の吐出口と接続され、第2管路137の他端部は、水槽420の流入口117に接続される。水槽420、第1管路134、排水制御ユニット135及び第2管路137は、洗濯液の循環路を形成する。循環ポンプ136は、循環路内で洗濯液を排出口116から流入口117に向けて流動・循環させる。
排水制御ユニット135は、循環ポンプ136に加えて、洗濯液の濁度を検知する濁度センサとして用いられる上述の光センサ131、洗濯液の導電度を検知する導電センサとして用いられる上述の電極センサ132、洗濯液を外部に排水するための排水管路139、排水管路139の途中部に配設されるとともに排水管路139を開閉させる上述の排水弁133及び第1管路134から流入する洗濯液に含まれるリント(糸くずなど)を捕集するフィルタ部144を含む。
排水弁133は、洗い工程終了時やすすぎ工程終了時など必要に応じて開く。この結果、第1管路134から排水制御ユニット135に流入した洗濯水は、フィルタ部144を通じてリントの除去処理を施された後、外部に排出される。
排水弁133を閉じ、循環ポンプ136を作動させることにより、水槽420内に存する洗濯液は、第1管路134を通じて、排水制御ユニット135に流入する。その後、洗濯液は、排水制御ユニット135内に配設されるフィルタ部144を通過し、汚れ成分の除去がなされる。フィルタ部144を通過した後、循環ポンプ136の吸引口と接続される吸引管路145を通じて、洗濯液は、循環ポンプ136内に流入し、循環ポンプ136の吐出口と接続される第2管路137を通じて、水槽420内に戻される。洗い工程やすすぎ工程を実行している間、必要に応じて、このような洗濯液の循環を繰り返し行なうことで、洗い工程やすすぎ工程の機能向上を図ることが可能となる。
循環ポンプ136の回転数は可変とすることができる。循環ポンプ136の回転数が高く設定される(例えば、3500rpm)と、水槽420の流入口117に流入した洗濯液は、回転ドラム440内に向かう軌跡を描いて移動する(図2中、矢印Fi参照)。一方で、循環ポンプ136の回転数が低く設定される(例えば、1000rpm)と、水槽420の流入口117に流入した洗濯液は、回転ドラム440と水槽420との間に形成される空間内に向かう(図2中、矢印Fo参照)。
循環ポンプ136は、例えば、洗い工程とすすぎ工程のうち少なくとも1つの工程の開始時において、低速回転される。これにより、洗濯終了時の溶け残った洗剤或いは柔軟剤投入直後の高濃度の柔軟剤が、回転ドラム440内の洗濯物に降り注がれることが防がれる。
回転ドラム440と水槽420との間の空間に流入した洗濯液は、排出口116から排水システム130に排出され、再度、水槽420の流入口117に戻る(水槽内循環工程)。水槽内循環工程が繰り返されることにより、洗剤は完全に溶解され、柔軟剤の濃度は均一化されることになる。この結果、溶け残った洗剤や高濃度の柔軟剤に起因する洗濯物のしみなどの問題を回避することが可能となる。
水槽内循環工程は、例えば、洗い工程及び/又はすすぎ工程の給水工程の約10秒後に設定されることが好ましい。或いは、例えば、水槽420の下端から40mm程度の液位を検知したときに水槽内循環工程が開始されることが好ましい。この結果、循環ポンプ136内に洗濯液が十分に満たされていない状態での循環ポンプ136の作動が好適に回避される。これにより、循環ポンプ136の泡がみ音などの異音、不十分な洗濯液量に起因する循環ポンプ136の異常温度並びに異常温度下での循環ポンプ136の作動を回避することができる。
洗濯乾燥機100は、更に、風呂水を水槽420へ供給するためのポンプを備えてもよい。この場合には、風呂水供給用のポンプにより、水槽に風呂水を供給した後に、水槽内循環工程がなされることが好ましい。これにより、風呂水供給用のポンプと循環ポンプ136とが同時に動作せず、使用者を不快にさせる大きな騒音の発生を防止することが可能となる。
洗濯乾燥機100は、操作パネル500の操作により、予約運転を設定することが可能である。洗濯乾燥機100が予約運転されるとき、水槽内循環工程は、例えば、通常時の2倍の長さの期間、行なわれることが好ましい。これにより、予約待機中(予約設定してから実際に洗濯乾燥機100が動作を開始するまでの期間)に固化した洗剤を十分に溶解することが可能となる。この結果、予約運転の間、十分な洗浄力が得られるとともに、洗剤残りの問題も回避可能となる。
洗濯乾燥機100は、必要に応じて、温度センサを備えることができる。温度センサを用いて測定された洗濯水の温度に応じて、水槽内循環工程の長さを変化させてもよい。例えば、温度センサが5℃の洗濯水の温度を検知したときには、例えば、20℃の洗濯水の温度を検知したときの倍の長さの水槽内循環工程を実行することができる。これにより、低い水温下においても、十分に洗剤を溶解することが可能となる。
(回転ドラム)
図3は、回転ドラム440の概略的な斜視図である。図3(a)は、バッフル付の回転ドラム440の斜視図である。図3(b)は、バッフルが除去された回転ドラム440の斜視図である。図2及び図3を用いて、回転ドラム440が更に説明される。
図2に示される如く、回転ドラム440は、略円板状の底板441と、底板441の周縁から扉体300に向けて延びる周壁442と、を含む。図3に示される如く、周壁442は、衣類が収容される収容空間Rを規定する内壁面443と、内壁面443と反対側の外壁面444とを含む。
内壁面443には、略台形柱状のバッフル445が取り付けられる。本実施形態において、収容空間R内に突出する3つのバッフル445は、内壁面443を略等間隔に分割している。代替的に、2以下のバッフル445又は4以上のバッフル445が内壁面443に取り付けられてもよい。バッフル445の配置、数或いは形状は、脱水効率及び回転ドラム440を回転させるモータ430の回転数に応じて適切に定められる。
3つのバッフル445によって分割された内壁面443の3つの分割領域それぞれには、処理面446が形成される。本実施形態において、処理面446は、内壁面443及び外壁面444の両方に現れる。代替的に、処理面446は、内壁面443にのみ現れてもよい。
図4は、回転ドラム440の正面図である。図2乃至図4を用いて、処理面446が説明される。
回転ドラム440の外壁面444は、処理面446と、処理面446を取り囲む基面447とを含む。処理面446の間に位置する基面447には、バッフル445を取り付けるための取付穴448が形成されている。
外壁面444及び内壁面443は、モータ430が回転している間、図4中、矢印A1で示される方向に周回する。処理面446中には、矢印A1と異なる方向に延びる複数の畝部450が形成される。
畝部450は、矢印A1に対して略45°の傾斜角度をなして、処理面446を横切る主畝部451を含む。本実施形態において、主畝部451の延出方向は、第1方向として例示される。また、矢印A1によって示される方向は、第2方向として例示される。
回転ドラム440の周壁442の周回方向に連設された複数の複数の主畝部451のうち1つは、第1主畝部として例示される。第1主畝部として例示された主畝部451に隣接して形成された主畝部451は、第2主畝部として例示される。以下の説明において、図4中、符号「451a」が付された主畝部451は、第1主畝部として説明される。また、図4中、符号「451b」が付された主畝部451は、第2主畝部として説明される。しかしながら、符号「451a」及び符号「451b」の割り当ては、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら限定的に解釈されるべきではない。主畝部451は、外壁面444から回転ドラム440の内方に向けて圧力を加えることにより形成される。第1主畝部451a及び第2主畝部451bは、帯状の脱水領域を規定する。
第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間には、第1方向に沿って延びる排水領域452が形成される。排水領域452内には、周壁442を貫通する排水部453が形成される。排水部453は、排水領域452内で連設された複数の排水孔454を含む。主畝部451の形成と異なり、排水領域452には、外壁面444から回転ドラム440の内方へ向かう圧力はほとんど加えられない。したがって、回転ドラム440の回転軸から排水領域452までの距離は、回転ドラム440の回転軸から基面447までの距離と略等しい。一方、主畝部451は、排水領域452に対して、回転ドラム440の内方に隆起する。この結果、回転ドラム440の回転によって発生する遠心力によって、衣類からの水成分は、排水領域452に向かうこととなる。排水領域452に到達した水成分は、周壁442を貫通する排水部453を通じて、回転ドラム440外へ排出される。
畝部450は、主畝部451に接続される基端部と、排水領域452に接続される先端部とを有する複数の副畝部455を含む。本実施形態において、副畝部455は、主畝部451に対して直交する方向へ延出する。代替的に、副畝部455は、主畝部451に対して他の角度で傾斜して、排水領域452に向けて延出してもよい。本実施形態において、副畝部455は、第1主畝部451aと接続する第1基端部を有する第1副畝部455aと、第2主畝部451bと接続する第2基端部を有する第2副畝部455bとを含む。代替的に、副畝部455は、第1主畝部451a及び第2主畝部451bのうち一方から排水領域452に向けて延出してもよい。第1副畝部455aの第1基端部と反対側の第1先端部は、排水領域452に接続される。第2副畝部455bの第2基端部と反対側の第2先端部は、排水領域452に接続される。
主畝部451と同様に、副畝部455は、外壁面444から回転ドラム440の内方に向けて圧力を加えることにより形成される。したがって、副畝部455は、排水領域452に対して、回転ドラム440の内方に隆起する。
図5は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の概略的な拡大図である。図5(a)は、処理面446の概略的な拡大平面図である。図5(b)は、図5(a)に示されるA−A線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図5(c)は、図5(a)に示されるB−B線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図5(d)は、図5(a)に示されるC−C線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図4及び図5を用いて、処理面446が更に説明される。
上述の如く、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域内に形成された第1副畝部455aは、第1主畝部451aに接続する第1基端部456と、排水領域452に接続される第1先端部457を含む。図4及び図5に示される如く、第1主畝部451aから複数の第1副畝部455aが延出する。複数の第1副畝部455aのうち1つは、第1水切畝461として例示される。第1水切畝461に隣接する第1副畝部455aは、第2水切畝462として例示される。図5(a)中、A−A線は、第1水切畝461として選択された第1副畝部455a上を通過している。尚、第1水切畝461及び第2水切畝462の選択は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら限定的に解釈されるべきではない。
第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域内に形成された第2副畝部455bは、第2主畝部451bに接続する第2基端部458と、排水領域452に接続される第2先端部459を含む。図4及び図5に示される如く、第2主畝部451bから複数の第2副畝部455bが延出する。複数の第2副畝部455bのうち1つは、第3水切畝463として例示される。第3水切畝463に隣接する第2副畝部455bは、第4水切畝464として例示される。図5(a)中、B−B線は、第1水切畝461として選択された第1副畝部455aと第4水切畝464との間を通過している。図5(a)中、C−C線は、第4水切畝464として選択された第2副畝部455b上を通過している。尚、第3水切畝463及び第4水切畝464の選択は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら限定的に解釈されるべきではない。
本実施形態において、第1水切畝461の第1先端部457と第2水切畝462の第1先端部457とを結ぶ直線L1と、第3水切畝463の第2先端部459と第4水切畝464の第2先端部459とを結ぶ直線L2との間の領域が、排水領域452として規定される。第1先端部457及び第2先端部459は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の中で最も遠心位置に形成される。一方、第1主畝部451aの稜線上の第1基端部456及び第2主畝部451b上の第2基端部458は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の中で回転ドラム440の中心方向に最も近接した位置に形成される。
図5に示されるように、第1水切畝461の第1先端部457は、第3水切畝463と第4水切畝464との間に形成される。尚、第1水切畝461及び第2水切畝462の選択は、説明の理解を容易にするためのものであるので、第2水切畝462の第1先端部457が第3水切畝463及び第4水切畝464の間に形成されてもよい。
また、第4水切畝464の第2先端部459は、第1水切畝461と第2水切畝462との間に形成される。尚、第3水切畝463及び第4水切畝464の選択は、説明の理解を容易にするためのものであるので、第3水切畝463の第2先端部459が第1水切畝461及び第2水切畝462の間に形成されてもよい。
複数の第1副畝部455aそれぞれは、複数の第2副畝部455bの間に入り込む。したがって、第1先端部457と第2先端部459とを順次結ぶ線は、千鳥掛け状となる。
図5(b)に示される如く、第1基端部456は、第1先端部457よりも回転ドラム440の内方に位置する。また、図5(d)に示される如く、第2基端部458は、第2先端部459よりも回転ドラム440の内方に位置する。
第1水切畝461の第1基端部456、第2水切畝462の第1基端部456及び第1水切畝461と第2水切畝462との間に形成された第4水切畝464の第2先端部459を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第1主水切面471として例示される。第1主水切面471は、第1主畝部451aによって衣類から脱水された水成分を第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される帯状の脱水領域に促す。
第3水切畝463の第2基端部458、第4水切畝464の第2基端部458及び第3水切畝463と第4水切畝464との間に形成された第1水切畝461の第1先端部457を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第2主水切面472として例示される。第2主水切面472は、第2主畝部451bによって衣類から脱水された水成分を第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される帯状の脱水領域内に案内する。
第1水切畝461の第1基端部456と、第1水切畝461の第1先端部457及び第4水切畝464の第2先端部459を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第1副水切面473として例示される。第1副水切面473は、第1水切畝461によって衣類から脱水された水成分或いは脱水領域内に存する他の水成分を、脱水領域内において最も遠心位置に存する第4水切畝464の第2先端部459へ案内する。
第2水切畝462の第1基端部456と、第2水切畝462の第1先端部457及び第4水切畝464の第2先端部459を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第2副水切面474として例示される。第2副水切面474は、第2水切畝462によって衣類から脱水された水成分或いは脱水領域内に存する他の水成分を、脱水領域内において最も遠心位置に存する第4水切畝464の第2先端部459へ案内する。
第3水切畝463の第2基端部458と、第3水切畝463の第2先端部459及び第1水切畝461の第1先端部457を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第3副水切面475として例示される。第3副水切面475は、第3水切畝463によって衣類から脱水された水成分或いは脱水領域内に存する他の水成分を、脱水領域内において最も遠心位置に存する第1水切畝461の第1先端部457へ案内する。
第4水切畝464の第2基端部458と、第4水切畝464の第2先端部459及び第1水切畝461の第1先端部457を結んで形成される略直角二等辺三角形状の領域は、第4副水切面476として例示される。第4副水切面476は、第4水切畝464によって衣類から脱水された水成分或いは脱水領域内に存する他の水成分を、脱水領域内において最も遠心位置に存する第1水切畝461の第1先端部457へ案内する。
図6は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の概略的な拡大図である。図6(a)は、処理面446の概略的な拡大平面図である。図6(b)は、第2主畝部451bと排水領域452の一方の境界を示す直線L1との間に示されるD−D線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図6(c)は、直線L1に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図6(d)は、排水領域452の境界を表す直線L1及び直線L2の間に示されるE−E線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図6(e)は、直線L2に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図6(f)は、第1主畝部451aと直線L2との間に示されるF−F線に沿う処理面446の起伏を表す概略的な模式図である。図4乃至図6を用いて、処理面446が更に説明される。
図6(f)に示されるように、第1方向において、第1副水切面473は、第1主水切面471に対して回転ドラム440の中心方向に傾斜する。図5(b)に示されるように、第1方向に直交する方向において、第1主水切面471は、第1副水切面473に対して回転ドラム440の中心方向に傾斜する。したがって、第1主水切面471と第1副水切面473との間の境界481は、遠心方向に屈曲する。境界481と同様に、第4水切畝464と線対称位置に存する第2副水切面474と第1主水切面471との境界482も、遠心方向に屈曲する。第1基端部456と第4水切畝464の第2先端部459の間で延びる境界481,482は、第2先端部459に向けて、遠心方向に傾斜する。したがって、第1主水切面471、第1副水切面473又は第2副水切面474上の水成分の一部は、回転ドラム440の回転に伴い、境界481,482に向けて流動する。境界481,482に到達した水成分は、第4水切畝464の第2先端部459に向けて流動する。
図6(b)に示されるように、第1方向において、第4副水切面476は、第2主水切面472に対して回転ドラム440の中心方向に傾斜する。図5(b)に示されるように、第1方向に直交する方向において、第2主水切面472は、第4副水切面476に対して回転ドラム440の中心方向に傾斜する。したがって、第2主水切面472と第4副水切面476との間の境界484は、遠心方向に屈曲する。境界484と同様に、第1水切畝461と線対称位置に存する第3副水切面475と第2主水切面472との境界483も、遠心方向に屈曲する。第2基端部458と第1水切畝461の第1先端部457の間で延びる境界483,484は、第1先端部457に向けて、遠心方向に傾斜する。したがって、第2主水切面472、第3副水切面475又は第4副水切面476上の水成分の一部は、回転ドラム440の回転に伴い、境界483,484に向けて流動する。境界483,484に到達した水成分は、第1水切畝461の第1先端部457に向けて流動する。
図6(d)に示される如く、排水領域452内では、緩やかな起伏が繰り返される。第3水切畝463と第1水切畝461との間の境界485は、遠心方向に屈曲する。第1水切畝461と第4水切畝464との間の境界486は、遠心方向に屈曲する。第4水切畝464と第2水切畝462との間の境界487は、遠心方向に屈曲する。境界485及び境界486は、第1水切畝461の第1先端部457で接続する。境界486及び境界487は、第4水切畝464の第2先端部459で接続する。かくして、境界485,486,487は、千鳥掛け状のパターンを排水領域452内で形成する。また、境界485,486,487は、第1先端部457及び第2先端部459と同様に、処理面446中、最も遠心位置に存する。
図7は、排水孔454の配置を示すための処理面446の概略的な拡大図である。図4乃至図7を用いて、排水孔454の配置が説明される。
排水孔454は、排水領域452中に形成される。図7に示される如く、排水孔454は、境界485,486,487に沿って連設される。
上述の如く、第1主水切面471、第2主水切面472、第1副水切面473、第2副水切面474、第3副水切面475及び第4副水切面476によって、境界481,482,483又は484に向けて案内された水成分は、第1先端部457又は第2先端部459へ向かう。
上述の如く、境界485、486、487、第1先端部457及び第2先端部459は、略等しい遠心位置に形成される。したがって、第1先端部457及び/又は第2先端部459に集中した水成分は、水位差を緩和するように境界485、486、487に沿って流動する。
境界485、486、487、第1先端部457及び第2先端部459上に形成された排水孔454は、水位差を緩和するように流動する水成分を回転ドラム440外へ好適に排出する。かくして、衣類からの水成分が局所的に多量に排出されても、回転ドラム440の処理面446上の水成分の局所的な蓄積が緩和されるので、高い脱水効率が達成される。
図7において、第1先端部457及び第2先端部459上に排水孔454が形成されている。代替的に、第1副水切面473と第3副水切面475又は第4副水切面476との間の境界並びに第2副水切面474と第3副水切面475又は第4副水切面476との間の境界にのみ排水孔454が形成されてもよい。更に代替的に、第1先端部457及び第2先端部459上にのみ排水孔454が形成されてもよい。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係る脱水装置に用いられる回転ドラムの概略的な正面図である。第1実施形態と同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。図8を参照しつつ、第1実施形態との相違点が説明される。本実施形態において、周壁に形成された処理面が第1実施形態と主に相違する。尚、以下において説明されない要素に対し、第1実施形態に係る説明が好適に援用される。
第1実施形態に関連して説明された回転ドラム440と同様に、第2実施形態に係る回転ドラム440Aの周壁442にはバッフルが取り付けられるための取付穴448が形成されている。バッフルが取り付けられる取付穴448が形成された基面447の一対の領域の間に処理面446Aが形成される。
処理面446Aには、矢印A1で示される周壁442の周回方向とは異なる第1方向(矢印A1で示される方向に対して略30°傾斜した方向)へ延びる複数の主畝部451(第1主畝部451a及び第2主畝部451b)が連設される。
図9は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の概略的な拡大図である。図8及び図9を用いて、処理面446Aが更に説明される。
本実施形態において、第1主水切面471A及び第2主水切面472Aは、略120°の鈍角を有する二等辺三角形領域である。第1主水切面471Aに隣接する第1副水切面473A及び第2副水切面474Aは、略正方形の領域である。第2主水切面472Aに隣接する第3副水切面475A及び第4副水切面476Aは、略正三角形状の領域である。
第1実施形態と同様に、第1先端部457同士を結ぶ直線L1と第2先端部459同士を結ぶ直線L2の間の領域は、排水領域452として用いられる。排水領域452内には、境界485,486,487が千鳥掛け状に配列される。千鳥掛け状のパターンに沿って、排水孔454が連設される。排水領域452内で、副畝部455間で形成される境界が描く千鳥掛け状のパターンの屈曲は、第1実施形態に関連して説明された千鳥掛け状のパターンと較べて緩やかである。したがって、千鳥掛け状のパターンに沿う水成分の流動は一層円滑なものとなる。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態に係る脱水装置に用いられる回転ドラムの概略的な正面図である。第1実施形態と同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。図10を参照しつつ、第1実施形態との相違点が説明される。本実施形態において、周壁に形成された処理面が第1実施形態と主に相違する。尚、以下において説明されない要素に対し、第1実施形態に係る説明が好適に援用される。
第1実施形態に関連して説明された回転ドラム440と同様に、第3実施形態に係る回転ドラム440Bの周壁442にはバッフルが取り付けられるための取付穴448が形成されている。バッフルが取り付けられる取付穴448が形成された基面447の一対の領域の間に処理面446Bが形成される。
処理面446Bには、矢印A1で示される周壁442の周回方向とは異なる第1方向(矢印A1で示される方向に対して略45°傾斜した方向)へ延びる複数の主畝部451(第1主畝部451a及び第2主畝部451b)が連設される。
図11は、第1主畝部451aと第2主畝部451bとの間で規定される脱水領域の概略的な拡大図である。図10及び図11を用いて、処理面446Aが更に説明される。
本実施形態において、第1主水切面471及び第2主水切面472は、第1実施形態と同様に、略直角二等辺三角形状の領域である。第1主水切面471に隣接する第1副水切面473B及び第2副水切面474Bは、第1基端部456において略45°の頂角を有する略二等辺三角形状の領域である。第2主水切面472に隣接する第3副水切面475B及び第4副水切面476Bは、第2基端部458において略45°の頂角を有する略二等辺三角形状の領域である。
第1実施形態と同様に、第1先端部457同士を結ぶ直線L1と第2先端部459同士を結ぶ直線L2の間の領域は、排水領域452として用いられる。排水領域452内には、境界485,486,487が千鳥掛け状に配列される。千鳥掛け状のパターンに沿って、排水孔454が連設される。排水領域452内で、副畝部455間で形成される境界が描く千鳥掛け状のパターンの屈曲は、第1実施形態又は第2実施形態に関連して説明された千鳥掛け状のパターンと較べて緩やかである。したがって、千鳥掛け状のパターンに沿う水成分の流動は一層円滑なものとなる。
上述の実施形態において、脱水領域は、三角形状の平面領域を用いて形成されている。代替的に、脱水領域は、湾曲した面を用いて形成されてもよい。更に代替的に、三角形状の平面に代えて或いは三角形状の平面と組み合わせて、四角形や五角形といった多角形状の平面によって脱水領域が形成されてもよい。
本発明は、洗濯機、乾燥機及び洗濯乾燥機に好適に利用される。
400・・・・・・・・・・・・・・・・処理装置
430・・・・・・・・・・・・・・・・モータ
440,440A,440B・・・・・・回転ドラム
443・・・・・・・・・・・・・・・・内壁面
450・・・・・・・・・・・・・・・・畝部
451a・・・・・・・・・・・・・・・第1主畝部
451b・・・・・・・・・・・・・・・第2主畝部
452・・・・・・・・・・・・・・・・排水領域
453・・・・・・・・・・・・・・・・排水部
454・・・・・・・・・・・・・・・・排水孔
455・・・・・・・・・・・・・・・・副畝部
455a・・・・・・・・・・・・・・・第1副畝部
455b・・・・・・・・・・・・・・・第2副畝部
456・・・・・・・・・・・・・・・・第1基端部
457・・・・・・・・・・・・・・・・第1先端部
458・・・・・・・・・・・・・・・・第2基端部
459・・・・・・・・・・・・・・・・第2先端部
461・・・・・・・・・・・・・・・・第1水切畝
462・・・・・・・・・・・・・・・・第2水切畝
463・・・・・・・・・・・・・・・・第3水切畝
464・・・・・・・・・・・・・・・・第4水切畝
471,471A・・・・・・・・・・・第1主水切面
472,472A・・・・・・・・・・・第2主水切面
473,473A,473B・・・・・・第1副水切面
474,474A,474B・・・・・・第2副水切面
475,475A,475B・・・・・・第3副水切面
476,476A,476B・・・・・・第4副水切面
481〜487・・・・・・・・・・・・境界
R・・・・・・・・・・・・・・・・・・収容空間

Claims (16)

  1. 衣類が収容される収容空間を規定する内壁面を含むドラムと、
    該ドラムを回転させるための駆動部と、を備え、
    前記内壁面は、前記衣類からの水を前記ドラム外へ排出するための排水部が形成された排水領域と、
    該排水領域に対して前記ドラムの内方へ隆起する畝部と、を含み、
    該畝部は、前記排水領域に沿う第1方向に延びる第1主畝部と、前記第1方向に延びるとともに前記第1主畝部と協働して前記排水領域を挟む第2主畝部と、前記第1主畝部及び前記第2主畝部のうち少なくとも一方に接続される基端部を有する副畝部と、を備え、
    該副畝部は、前記排出領域に接続される先端部を含むことを特徴とする脱水装置。
  2. 前記副畝部は、前記第1主畝部と接続する第1基端部と、前記排水領域内に形成される第1先端部とを含む第1副畝部と、
    前記第2主畝部と接続する第2基端部と、前記排水領域内に形成される第2先端部とを含む第2副畝部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の脱水装置。
  3. 前記第1副畝部は、前記第1主畝部と前記第2主畝部との間で規定される脱水処理領域内に形成された第1水切畝及び第2水切畝を含み、
    前記第2副畝部は、前記脱水処理領域内に形成された第3水切畝及び第4水切畝を含み、
    前記第1水切畝及び前記第2水切畝のうち一方の前記第1先端部は、前記第3水切畝と前記第4水切畝との間に形成され、
    前記第3水切畝及び前記第4水切畝のうち一方の前記第2先端部は、前記第1水切畝と前記第2水切畝との間に形成されることを特徴とする請求項2記載の脱水装置。
  4. 前記排水領域は、前記第1水切畝の前記第1先端部と前記第2水切畝の前記第1先端部とを結ぶ線と、前記第3水切畝の前記第2先端部と前記第4水切畝の前記第2先端部とを結ぶ線との間に形成されることを特徴とする請求項3記載の脱水装置。
  5. 前記排水部は、前記第1方向に延びる前記排水領域内で連設された複数の排水孔を含むことを特徴とする請求項4に記載の脱水装置。
  6. 前記第1基端部は、前記第1先端部よりも前記ドラムの内方に位置し、
    前記第2基端部は、前記第2先端部よりも前記ドラムの内方に位置し、
    前記内壁面は、
    前記第1水切畝の前記第1基端部と、前記第2水切畝の前記第1基端部と、前記一方の第2先端部とを頂点とする第1主水切面を含むことを特徴とする請求項5に記載の脱水装置。
  7. 前記内壁面は、
    前記第3水切畝の前記第2基端部と、前記第4水切畝の前記第2基端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第2主水切面を含むことを特徴とする請求項6に記載の脱水装置。
  8. 前記内壁面は、
    前記第1水切畝の前記第1基端部と、前記第1水切畝の前記第1先端部と、前記一方の第2先端部と、を頂点とする第1副水切面を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の脱水装置。
  9. 前記内壁面は、
    前記第2水切畝の前記第1基端部と、前記第2水切畝の前記第1先端部と、前記一方の第2先端部と、を頂点とする第2副水切面を含むことを特徴とする請求項8に記載の脱水装置。
  10. 前記内壁面は、
    前記第3水切畝の前記第2基端部と、前記第3水切畝の前記第2先端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第3副水切面を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の脱水装置。
  11. 前記内壁面は、
    前記第4水切畝の前記第2基端部と、前記第4水切畝の前記第2先端部と、前記一方の第1先端部とを頂点とする第4副水切面を含むことを特徴とする請求項10に記載の脱水装置。
  12. 前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第1副水切面と前記第3副水切面との境界に沿って形成されることを特徴とする請求項10に記載の脱水装置。
  13. 前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第1副水切面と前記第4副水切面との境界に沿って形成されることを特徴とする請求項11に記載の脱水装置。
  14. 前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第2副水切面と前記第3副水切面との境界に沿って形成されることを特徴とする請求項10に記載の脱水装置。
  15. 前記複数の排水孔のうち少なくとも一部は、前記第2副水切面と前記第4副水切面との境界に沿って形成されることを特徴とする請求項11に記載の脱水装置。
  16. 前記駆動源が前記ドラムを回転させている間、前記内壁面は、前記第1方向と異なる第2方向に周回することを特徴とする請求項1乃至15いずれか1項に記載の脱水装置。
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