JP5478451B2 - 遅延プロファイル測定装置及びプログラム - Google Patents
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まず、実施例1について説明する。実施例1は、遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍に相当する遅延時間のDU比データと、過去の遅延プロファイルにおける同じ遅延時間のDU比データとの間の差分を算出し、この差分データが、予め設定された閾値よりも大きい場合、遅延プロファイルは異常である、と判断する例である。
次に、図7に示すDU比データ比較部800について説明する。DU比データ比較部800は、遅延プロファイル情報501における有効シンボル長の1/12の整数倍に相当する遅延時間のDU比データと、過去の遅延プロファイル情報701における同じ遅延時間のDU比データとの間の差分データ802(P1,P2,P3)を算出する。
P1=|Xb1−Xa1| ・・・(3)
P2=|Xb2−Xa2| ・・・(4)
P3=|Xb3−Xa3| ・・・(5)
ここで、Xa1,Xa2,Xa3はそれぞれ、遅延プロファイル情報501におけるDU比データのうち、有効シンボル長の1/12,2/12,3/12に相当する遅延時間におけるDU比データである。また、Xb1,Xb2,Xb3はそれぞれ、過去の遅延プロファイル情報701におけるDU比データのうち、有効シンボル長の1/12,2/12,3/12に相当する遅延時間におけるDU比データである。有効シンボル長の1/12,12/12,3/12に相当する遅延時間は、例えばMode3の場合、84,168,252μ秒となる。
次に、図7に示す結果表示部900について説明する。結果表示部900は、遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)を画面に表示し、差分データ802(P1,P2,P3)のうちの1つ以上の差分データが、予め設定された閾値よりも大きいと判定した場合、「遅延プロファイル情報801は異常である」と判断し、異常フラグを画面に表示する。
次に、図7に示す結果表示部900における第1の変形例(変形例1)について説明する。結果表示部900の変形例1は、差分データ802(P1,P2,P3)のうちの1つ以上の差分データが、予め設定された閾値よりも大きいと判定した場合、「遅延プロファイル情報801は異常である」と判断し、0に設定した遅延プロファイル情報801を画面に表示すると共に、差分データ802(P1,P2,P3)を画面に表示する。また、結果表示部900の変形例1は、差分データ802(P1,P2,P3)のうちの全ての差分データが閾値以下であると判定した場合、「遅延プロファイル情報801は正常である」と判断し、遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)を画面に表示する。
う。
次に、図7に示す結果表示部900における第2の変形例(変形例2)について説明する。結果表示部900の変形例2は、差分データ802(P1,P2,P3)のうちの全ての差分データが、予め設定された閾値以下であると判定した場合、「遅延プロファイル情報801は正常である」と判断し、遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)をメモリに格納して画面に表示する。また、結果表示部900の変形例2は、差分データ802(P1,P2,P3)のうちの1つ以上の差分データが閾値よりも大きいと判定した場合、「遅延プロファイル情報801は異常である」と判断し、メモリから遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)を読み出し、異常である遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)を、メモリから読み出した正常な遅延プロファイル情報801及び差分データ802(P1,P2,P3)に置換し、画面に表示する。
次に、実施例2について説明する。実施例2は、遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍に相当する遅延時間の位相データと、過去の遅延プロファイルにおける同じ遅延時間の位相データとの間の差分を算出し、この差分データが、予め設定された閾値よりも大きい場合、遅延プロファイルは異常である、と判断する例である。
100 受信アンテナ部
101 OFDM信号
200 チューナー部
201 IF信号
300 OFDM復調部
301 SP信号データ
302 パラメータ情報
400 周波数特性算出部
401 周波数特性情報
500 遅延プロファイル算出部
501,801 遅延プロファイル情報
600 測定トリガー部
601 測定開始信号
700 遅延プロファイルバッファ部
701 過去の遅延プロファイル情報
800 DU比データ比較部(遅延プロファイル比較部)
802 差分データ
810 位相データ比較部
900 結果表示部(異常判断部)
Claims (7)
- SPキャリアを含む地上デジタル放送のOFDM信号を受信し、前記OFDM信号から前記SPキャリアを抽出し、前記SPキャリアに基づいて、IFFT処理により遅延プロファイルを測定する遅延プロファイル測定装置において、
前記測定した遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍の遅延時間に相当する遅延波のデータと、前記測定した過去の遅延プロファイルにおける前記遅延時間に相当する遅延波のデータとを比較し、これらの差分を算出する遅延プロファイル比較部と、
前記遅延プロファイル比較部により算出された差分が、予め設定された閾値よりも大きいと判定した場合、前記遅延プロファイルは異常であると判断する異常判断部と、を備え、
前記遅延波のデータを遅延波のDU比データとする、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - SPキャリアを含む地上デジタル放送のOFDM信号を受信し、前記OFDM信号から前記SPキャリアを抽出し、前記SPキャリアに基づいて、IFFT処理により遅延プロファイルを測定する遅延プロファイル測定装置において、
前記測定した遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍の遅延時間に相当する遅延波のデータと、前記測定した過去の遅延プロファイルにおける前記遅延時間に相当する遅延波のデータとを比較し、これらの差分を算出する遅延プロファイル比較部と、
前記遅延プロファイル比較部により算出された差分が、予め設定された閾値よりも大きいと判定した場合、前記遅延プロファイルは異常であると判断する異常判断部と、を備え、
前記遅延波のデータを遅延波の位相データとする、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - 請求項1または2に記載の遅延プロファイル測定装置において、
前記遅延プロファイル比較部は、前記測定した遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍の遅延時間に相当する遅延波のデータと、前記測定した遅延プロファイルのうち、過去の1シンボル分の遅延プロファイルにおける前記遅延時間に相当する遅延波のデータとを比較し、または、前記測定した遅延プロファイルにおける有効シンボル長の1/12の整数倍の遅延時間に相当する遅延波のデータと、前記測定した遅延プロファイルのうち、過去の複数シンボル分の遅延プロファイルにおける前記遅延時間に相当する遅延波のデータの平均値とを比較し、これらの差分を算出する、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の遅延プロファイル測定装置において、
前記異常判断部は、前記遅延プロファイル比較部により算出された差分が前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記遅延プロファイルは異常であると判断し、異常フラグを画面に表示すると共に、前記遅延プロファイル及び前記差分のうちの少なくとも前記遅延プロファイルを画面に表示し、前記差分が前記閾値以下であると判定した場合、前記遅延プロファイルは正常であると判断し、前記遅延プロファイル及び前記差分のうちの少なくとも前記遅延プロファイルを画面に表示する、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の遅延プロファイル測定装置において、
前記異常判断部は、前記遅延プロファイル比較部により算出された差分が前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記遅延プロファイルは異常であると判断し、前記測定した遅延プロファイルの画面表示を行わず、前記差分が前記閾値以下であると判定した場合、前記遅延プロファイルは正常であると判断し、前記遅延プロファイル及び前記差分のうちの少なくとも前記遅延プロファイルを画面に表示する、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の遅延プロファイル測定装置において、
前記異常判断部は、前記遅延プロファイル比較部により算出された差分が前記閾値以下であると判定した場合、前記遅延プロファイルは正常であると判断し、前記遅延プロファイル及び前記差分のうちの少なくとも前記遅延プロファイルを画面に表示し、前記差分が前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記遅延プロファイルは異常であると判断し、前記遅延プロファイルは正常であると判断したときの遅延プロファイルまたは複数の遅延プロファイルの平均値を画面に表示する、ことを特徴とする遅延プロファイル測定装置。 - コンピュータを、請求項1から6までのいずれか一項に記載の遅延プロファイル測定装置として機能させるための遅延プロファイル測定プログラム。
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JP2010217465A JP5478451B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 遅延プロファイル測定装置及びプログラム |
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JP2010217465A Expired - Fee Related JP5478451B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 遅延プロファイル測定装置及びプログラム |
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2010
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