JP5477072B2 - 金型、金型の製造方法、プリズムシート、光学機能シート、光学フィルター及び映像表示装置 - Google Patents
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Description
図面を参照しつつ、本発明の金型および金型の製造方法について説明する。図1は、本発明の金型1を概略的に示した斜視図である。図2は、図1に示した金型1の外周面に形成された溝2、2、…の形成方法を説明するための図である。図2(a)は、形成途中の溝2、2、…の一部を示す斜視図である。図2(b)は、完成した溝2、2、…の一部を示す斜視図である。図2(a)および図2(b)において、破線はかくれ線を意味している。図2(c)は、完成した溝2、2、…のうち1つの溝について、一部を示す断面図である。図2(c)の左右方向は、金型1の円周方向(溝2の長手方向)であり、紙面上側が金型1の外周面側である。また、図1及び図2では、見易さのため繰り返しとなる符号は一部省略している(以降に示す各図において同じ。)。
図面を参照しつつ、本発明のプリズムシートについて説明する。図3は、本発明のプリズムシート10の一部を概略的に示した斜視図である。図4(a)は、図3に示したIVa−IVaにおけるプリズムシート10の断面を概略的に示した図である。図4(b)は、図3に示したIVb−IVbにおけるプリズムシート10の断面を概略的に示した図である。図4(c)は、図3に示したプリズムシートを概略的に示した平面図である。図4(a)および図4(b)において、上下方向がプリズムシート10の厚さ方向である。また、図4(c)において、紙面奥/手前方向がプリズムシート10の厚さ方向である。
本実施形態では、性能に加え、量産性、価格、入手可能性等の観点からPETを主成分とする樹脂を好ましい材料であるとして説明した。
図面を参照しつつ、本発明の光学機能シートについて説明する。図5は、本発明の光学機能シート20の一部を概略的に示した斜視図である。図6(a)は、図5に示したVIa−VIaにおける光学機能シート20の断面を概略的に示した図である。図6(b)は、図5に示したVIb−VIbにおける光学機能シート20の断面を概略的に示した図である。図6において、上下方向が光学機能シート20の厚さ方向である。図7は、図6(a)に示した断面図の一部を拡大した図である。図8は、導電材料が充填される前の本発明の光学機能シート20の断面を概略的に示した図である。
また、本実施形態では上記のようにNp≧Nbの関係が好ましいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、プリズム部の屈折率を光吸収部の屈折率よりも小さく形成することも可能である。
このときバインダ部24を構成するバインダが上記の屈折率Nbである材料により構成される。当該バインダとして用いられるものは特に限定されないが、例えば、電離放射線、紫外線等により硬化する特徴を有するエポキシアクリレート等を挙げることができる。また、光吸収粒子25、25、…は、平均粒径が1μm以上であることが好ましい。当該光吸収粒子25、25、…は光吸収性を有していれば特に限定されるものではないが、黒色であることが好ましく、これには市販の粒子を用いることもできる。
電磁波遮蔽シートは、プリズムシート10のプリズム部11、11、…の間の溝12、12、…(図3および図4参照)とプリズム部11、11、…が有する凹部13、13、…とに導電材料を充填されることによって得られる。すなわち、電磁波遮蔽シートは、本発明の光学機能シートの光吸収部に相当する部分及び電磁波遮蔽部に相当する部分を、電磁波遮蔽部とする。電磁波遮蔽シートに用いることができる導電性材料としては、導電性を有するものであれば限定されず、本発明の光学機能シートに用いることができるものと同様のものを用いることができる。
本発明の光学フィルターは、ここに入射した光を観察者にとって適切な光として透過させ、出射させるシート状の部材である。本発明の光学フィルターは、複数の層を有しており、該複数の層のうち少なくとも1層は、本発明の光学機能シートからなる層である。また、用途に応じてその他の様々な機能を有する層が備えられる。
本発明の映像表示装置は、本発明の光学フィルターと、プラズマディスプレイパネルとを備える。映像光源であるPDPの映像光出射側に、粘着剤層などを介して本発明の光学フィルターを貼合することによって、本発明の映像表示装置を構成することができる。
図9は、実施例1にかかる金型の断面および寸法を示した図である。図9(a)および図9(b)は、円柱状の金型の中心軸に平行な断面の一部を示している。図9(c)は、円柱状の金型の中心軸に垂直な断面の一部を示している。図9において、図2と同様の構成のものには同符号を付している。また、図9において、紙面上側が、金型の外周面側である。
実施例1と同様にして作製したプリズムシートに、実施例1で用いたのと同様の導電材料を充填した。すなわち、プリズム部間の溝とプリズム部が有する凹部とに導電材料を充填した電磁波遮蔽シートを作製した。
上記のようにして作製した実施例1および実施例2にかかるシートについて、4端子抵抗測定を行った。その結果を表1に示す。
2 溝
2a 溝
2b 底
3 凸部
4 凹部
5 凸部
10 プリズムシート
11 プリズム部
12 溝
13 凹部
14 凸部
20 光学機能シート
22 凹部
23 光吸収部
24 バインダ部
25 光吸収粒子
26 導電材料
30 基材層
Claims (9)
- 円柱状であって、
円周方向に沿って並列した複数の溝が外周面に形成されており、
前記溝は、凹部および凸部を底に有し、
前記凹部および前記凸部は、前記溝の長手方向において交互に形成されている、金型。 - 前記溝の長手方向に垂直な方向の断面形状が略台形である、請求項1に記載の金型。
- 前記凹部と前記凸部との深さの差が、2μm以上10μm以下である、請求項1または2に記載の金型。
- 円柱状体の外周面に、円周方向に沿って並列した複数の溝を形成する、1次切削工程、および、
前記1次切削工程で形成された前記溝の底に、凹部と、前記凹部より浅く形成された凸部とを、前記溝の長手方向において交互になるように形成する、2次切削工程、
を含む、金型の作製方法。 - 光を透過可能に形成されたプリズム部を基材層上に備え、
前記プリズム部は、シート面に沿って複数並列するとともに、凸部および凹部を頂部に有し、
前記凸部および前記凹部は、前記プリズム部の長手方向において交互に形成されている、プリズムシート。 - 請求項5に記載のプリズムシートの前記プリズム部間に、光を吸収可能な光吸収部を備え、
前記光吸収部上に形成された凹部と前記プリズム部が有する前記凹部とに、導電材料が充填されている、光学機能シート。 - 基材層上に、光を透過可能に形成されたプリズム部と、前記プリズム部間において光を吸収可能に形成された光吸収部とを備え、
前記プリズム部は、シート面に沿って複数並列するとともに、長手方向において交互に形成されている凸部および凹部を頂部に有し、
前記光吸収部上に形成された凹部および前記プリズム部の頂部の凹部に導電材料が充填されている、光学機能シートの製造方法であって、
請求項1〜3のいずれかに記載の金型と前記基材層との間に、前記プリズム部を構成する樹脂を供給しつつ、前記基材層上で前記金型を回転させ、前記樹脂を硬化させることによって、前記基材層上に、前記凹部および前記凸部を頂部に有する前記プリズム部を形成する工程と、
前記プリズム部間に、光吸収粒子および前記光吸収粒子を分散させる樹脂からなるバインダを含む黒樹脂インキを充填し、余剰分の前記黒樹脂インキを掻き落として、前記バインダを硬化させ、光吸収部を形成する工程と、
前記黒樹脂インキを掻き落とすときに形成される、前記光吸収部上の前記凹部と、前記プリズム部の頂部の前記凹部とに、導電材料を充填する工程と、
を備える、光学機能シートの製造方法。 - 入射した光を制御して観察者側に透過する複数の層を有する光学フィルターであって、
前記複数の層のうち少なくとも1層が、請求項6に記載の光学機能シートからなる層である、光学フィルター。 - 請求項8に記載の光学フィルターと、プラズマディスプレイパネルとを備える映像表示装置。
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