JP5476941B2 - 車両用シートのシートクッション - Google Patents

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本発明は、車両用シートのシートクッションに関する。より詳しくは、上面が座面を形成するパッド部材を支持する支持構造を備えた車両用シートのシートクッションに関する。
この種のシートクッションは、例えば、下記特許文献1に記載されている。下記特許文献1記載のシートクッションでは、ワイヤを折曲成形してなる複数のバネ材がシートフレームに架設され、パッド部材を支持する支持構造が構成されている。この支持構造では、着座者の臀部下に扁平状にプレス加工されたワイヤ部材を追加設定することにより、臀部下においてパッドの撓み性を部分的に増加させることができ、それにより座り心地の良さが確保されている。しかしながら、このような支持構造は、部品点数が多く、構造が複雑である点では改善の余地があった。そこで、支持構造の単純さに着目すると、従来、下記特許文献2に記載されるように、シートフレームに張設した布状支持部材でパッド部材を支持する支持構造があった。
特開平7−213373号公報 特開平10−327979号公報
しかしながら、従来、シートフレームに張設した布状支持部材でパッド部材を支持する場合には、パッド部材の撓み性を部分的に変化させることはできず、臀部下ではパッド部材の圧縮の程度が大きくなるため、シートの軽量化等のニーズに対応してパッド部材を薄くしようとした場合には、所謂底付き感を生じやすかった。したがって、従来、パッド部材を肉薄化した場合でも座り心地の良さを確保可能とすることを単純な構成で達成したものはなかった。
そこで、本発明の課題は、車両用シートのシートクッションにおいて、より簡単な構成でありながら、パッド部材を薄くしても座り心地の良さを確保可能とすることにある。
上記課題を解決するために本発明は次の手段を採用する。
本発明は、上面が座面を形成するパッド部材を支持する支持構造を備えた車両用シートのシートクッションであって、前記支持構造は、シートクッションの前後方向に沿って幅方向に離間して配設された弾性変形可能な一対の棒状部材と、該一対の棒状部材に架け渡されて張設された布状支持部材とを備え、前記布状支持部材の面形状で前記パッド部材を支持し、前記一対の棒状部材は前端部及び後端部が相互に近づく変位が規制された状態として配設されており、該一対の棒状部材の変位が規制されていない中間部が弾性変形して相互に近づく方向に撓曲することにより前記布状支持部材が前記着座者の荷重を受けて下方へ撓むのが許容される構成とされており、着座者の着座状態における着座者の臀部位置が前記一対の棒状部材が相互に最も近づくことのできる位置状態となるように前記一対の棒状部材が配設されていることを特徴とする。
本発明の車両用シートによれば、一対の棒状部材の変位が規制されていない中間部が弾性変形して相互に近づく方向に撓曲することにより布状支持部材が着座者の荷重を受けて下方へ撓むのが許容される。すなわち、その面形状でパッド部材を支持する布状支持部材と該布状支持部材を張った状態で保持する弾性変形可能な一対の棒状部材とが協働することで、簡単な構造でありながらも、バネのように作用させることができる。そして、一対の棒状部材は、撓曲して相互に最も近づいて布状支持部材の撓みを許容する度合いが最も大きくなる位置が着座者の着座状態における着座者の臀部位置となるように配設されている。そのため、着座者の臀部位置ではパッド部材の撓み性が相対的に高められ、パッド部材を薄くした場合であっても着座者に底付き感を生じにくく、座り心地の良さを確保しやすい。
前記一対の棒状部材は、着座者の着座状態における着座者の臀部位置において下方に張り出すように屈曲しているのが、好ましい。この場合、着座者の臀部位置以外の他の位置ではパッド部材を肉薄化し、着座者の臀部位置では前記他の位置よりもパッド部材を厚くすることが可能となり、パッド部材全体として軽量化を図りつつも、一層座り心地の良さを確保しやすい。
更に、前記一対の棒状部材に掛け渡されて張設される布状支持部材の該棒状部材に対する取付け構成は、着座者の着座状態における着座者の臀部位置では非係止取付けとされ、その前後位置では係止取付けとされていると好ましい。この場合も、布状支持部材と棒状部材とが協働することでバネのように作用させることができる。その上で、着座者の荷重により棒状部材が撓曲して相互に近づいて布状支持部材の撓みを許容する度合いが最も大きくなる着座者の臀部位置では、布状支持部材が棒状部材に対して直接係止されない非係止状態で取付けられている。そのため、着座者の臀部位置では布状支持部材に対して棒状部材による直接的な張力が作用せず、着座者に一層底付き感を生じにくい。
本発明によれば、より簡単な構成でありながら、パッド部材を薄くしても座り心地の良さを確保しやすい。また、一対の棒状部材が着座者の着座状態における着座者の臀部位置において下方に張り出すように屈曲していると、他の位置ではパッド部材を肉薄化して軽量化を図りつつも、着座者の臀部位置では相対的にパッド部材を厚くすることで座り心地の良さを一層確保しやすい。更に、布状支持部材が着座者の臀部位置では棒状部材に対して非係止取付けとされていると、着座者に底付き感を生じにくい。
本発明の実施形態1に係る車両用シートの斜視図である。 図1に示される車両用シートのシートクッションのII−II線断面図である。 図1に示される車両用シートのシートクッションのIII−III線断面図であり、着座者による荷重を受けていない状態を示す図である。 図3に示される車両用シートクッションにおいて、着座者による荷重を受けた状態示す図である。 本発明の実施形態1に係るシートクッションのクッションフレームの斜視図である。 本発明の実施形態1に係る支持構造の平面図である。 本発明の実施形態1に係る支持構造の構成部材を分解して示す平面図である。 本発明の実施形態2に係るシートクッションのクッションフレームの斜視図である。 本発明の実施形態2に係る支持構造の平面図である。 本発明の実施形態3に係るシートクッションのクッションフレームの斜視図である。 図10に示されるクッションフレームのXI−XI線断面に対応する車両用シートクッションの断面図である。 図11に示される車両用シートクッションにおいて、着座者による荷重を受けた状態示す図である。
[実施形態1]
以下、図1〜7を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。図1に示されるように、本実施形態のシートクッション21は、背凭れとなるシートバック13及びヘッドレスト15等ともに自動車等の車両に装備されるシート11を構成しており、座面21aを形成している。なお、各図において矢印で示すFR,RR,UPはシート11の着座者から見た方向を基準として定めたシートクッション21の前方,後方,上方を示している。また、各図において矢印で示すWはシートクッション21の幅方向を示している。
図3に示されるように、シートクッション21は、骨格をなすクッションフレーム31と、座面21aを形作るパッド部材23と、パッド部材23を支持する支持構造41とを備えている。
図5に示されるように、クッションフレーム31は、幅方向Wの両側に配置されたプレート状のフレーム部材(サイドフレーム)33,35を備えている。両サイドフレーム33,35は、前部連結ロッド(図示省略)及び後部連結ロッド37にて連結されている。クッションフレーム31の前部には、フロントパネル39がサイドフレーム33,35の上端に架け渡されて設けられている。
図3に示されるように、パッド部材23は、例えば、発泡ウレタンからなり、クッションフレーム31に被せ付けられ、その上面が座面21aの外形形状を形作っている。パッド部材23の外表面は、その外形形状に沿う表皮材25で被覆されている。パッド部材23の下面23bは支持構造41に支持されている。図2に示されるように、パッド部材23の下面23bは、前後方向に沿う断面が着座者の臀部Bを支持する位置が下方に膨らんだ逆山形であり、着座者の臀部Bを支持する位置が他の位置に比べて相対的に厚く形成されている。
支持構造41は、パッド部材23の下面23bを支持し、着座時の荷重をクッションフレーム31に伝達することができる。支持構造41は、一対の棒状部材43,45と布状支持部材51とを備えている。
図6に示されるように、一対の棒状部材43,45は、シートクッション21の前後方向に指向し、着座者が着座できる幅を離間して配設されている。図5に示されるように、棒状部材43,45の前端部43a,45aは直角に屈曲して水平に伸びており、棒状部材43,45の後端部43b,45bは後部連結ロッド37に掛止可能な鉤状に湾曲形成され、幅方向Wに沿って配設された棒状の後端部横架部材47を介して連結されている。この後端部43b,45bの後部連結ロッド37への鉤状の係止構造によれば、該後端部43b,45bに対して回動方向の変位が加わった際には、後部連結ロッド37に対して後部連結ロッド37の軸周り摺動回転が許容される構成となっている。本実施形態では、ワイヤが曲げ成形されることにより、一対の棒状部材43,45と後端部横架部材47とが一続きの部品で形成されている。棒状部材43,45は、前端部43a,45aがフロントパネル39に溶接にて固定されるとともに、後端部43b,45bが後部連結ロッド37に引っ掛けて止められてクッションフレーム31に組み付けられている。各棒状部材43,45は、図2によく示されるように、中間部46の前後方向の中央46cが下方に張り出すように屈曲して形成されている。棒状部材45の中間部46とは、フロントパネル39に固定された前端部45aと、後端部横架部材47と接続された後端部45bとの間の部分を指す。棒状部材45は、この中間部46の中央46cが着座者の着座状態における臀部Bの位置(詳しくは座骨結節位置)の直下になるように配置されている。
図7に示されるように、布状支持部材51は、平面視で矩形であり、幅方向の両端部には折り返して縫製することにより形成された棒状部材43,45を前後方向に挿通することのできる挿通部53,55が設けられている。布状支持部材51は、自然状態での幅は一対の棒状部材43,45の間隔よりもやや短い寸法とされており、挿通部53,55に棒状部材43,45が挿通されることで弛みなく張った状態とされている。そして、支持構造41は、この布状支持部材51の面形状でパッド部材23の下面23bを支持している。この支持構造41では、布状支持部材51が屈曲した棒状部材43,45に張設されていることにより、その上方には着座者の臀部Bを支持する位置においてパッド部材23を相対的に厚くすることを許容できるスペースが確保されている。
以下、支持構造41について、作用効果を説明しながら各構成部材について更に詳しく説明する。図2に示されるように、支持構造41は、パッド部材23を介して着座者による下向きの荷重を布状支持部材51で受ける。すると、図6に二点鎖線で示されるように、一対の棒状部材43,45の中間部44,46が相互に近づく方向に弾性的に撓む。すなわち、棒状部材43,45は、前端部43a,45aは夫々にフロントパネル39に固定されて相互に近づく方向への変位が規制されており、後端部43b,45bは後端部横架部材47が介在することで相互に近づく変位が規制されている。そのため、中間部44,46が相互に近づく方向に撓曲することとなる。それにより、布状支持部材51の張りが弛められて、布状支持部材51が下方へ撓むのが許容される。言い換えれば、棒状部材43,45は、布状支持部材51が受ける着座者の荷重によって弾性変形可能な程度の弾性を備えた部材である。また、織物、編物等の布状の材料は、程度の違いはあるものの伸縮性を有するが、本実施形態で用いられる布状支持部材51は、少なくとも着座者の荷重を受けると棒状部材43,45を撓ませることが可能な程度の形状安定性を備えたものである。例えば、ポリエステルエラストマー製の繊維で形成された織物ないし編物は、弾性に優れるため好適に用いることができる。かかる構成により、布状支持部材51と一対の棒状部材43,45とが協働してバネのように作用することができる。
棒状部材43,45の中間部44,46が撓曲すると中央44c,46cが相互に最も近づくこととなる。したがって、この中間部44,46の中央44c,46cが配置された前後方向の位置において布状支持部材51が最も下方へ撓むことができる。そして、このシートクッション21では、中間部44,46の中央44c,46cが着座者の臀部Bの下になるように棒状部材43,45が配置されている。つまり、着座者の臀部Bを支持する位置においてパッド部材23の下方への撓みの程度を最も高めることができる。そのため、着座者にいわゆる底付き感を生じさせにくく、座り心地の良さを確保することができる。
さらに、本実施形態では、パッド部材23が着座者の臀部Bを支持する位置以外の位置では相対的に薄く形成されているためパッド部材23を軽量化することができ、且つ、臀部Bの位置では相対的に厚く形成されているため、座り心地の良さを確保することができる。
[実施形態2]
図8,9を参照しながら、実施形態2について説明する。本実施形態は、上記実施形態1の布状支持部材の形状を変更した実施の形態である。変更を要しない部分については図中に同じ符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る布状支持部材61は、図8に示されるように、幅方向の両端部の前後方向の略中央に切り欠き部63,65が形成されている。そして、図9に示されるように、棒状部材43,45の中間部44,46を挿通可能な挿通部67,69が、切り欠き部63,65を挟んで前後に延びて設けられている。そして、挿通部67,69に、棒状部材43,45が挿通されることで布状支持部材61は一対の棒状部材43,45に張設されている。切り欠き部63,65は、布状支持部材61の前後方向でみて、着座者の臀部を支持する位置に設けられ、該切り欠き部63,65の位置は棒状部材43,45の中間部44,46の中央44c,46cと一致している。つまり、布状支持部材61は、棒状部材43,45の中間部44,46に対して、中央44c,46cでは直接係止されていないが、その前後位置では棒状部材43,45係止されている。
かかる構成の支持構造41bによれば、布状支持部材61は、棒状部材43,45の中間部44,46の中央44c,46cを回避しつつも、その前後位置に対しては係止取付けされており、棒状部材43,45と協働してバネのように作用することができる。そのため、布状支持部材51の前後方向でみて、棒状部材43,45の中間部44,46の中央44c,46cが配置された位置において、許容される撓み量が最も大きくなる。その上で、該布状支持部材61の撓み量が最も大きくなる前後方向位置では、布状支持部材61が棒状部材43,45に対して直接係止されておらず、端部が直接的な規制を受けない。そのため、着座者に一層底付き感を生じさせにくく、座り心地の良さを確保しやすい。
[実施形態3]
図10〜12を参照しながら、実施形態3について説明する。本実施形態は、上記実施形態を一部変更した実施の形態である。変更を要しない部分については図中に同じ符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
図10に示されるように本実施形態では、支持構造41cに棒状部材43,45の中間部44,46が水平方向へ撓むように案内するガイド機構71,71が備えられている。
図11に示されるように、ガイド機構71は、棒状部材43,45の中間部44,46に連結された棒状のスライド部材73と、該スライド部材73の変位方向を水平方向に規制する筒状の規制手段75とを備えている。スライド部材73は、図10に示されるように長手方向に直交する断面がU字形の短い棒状であり、図11に示されるように、棒状部材43,45の中間部44,46の中央44c,46cに溶接され、幅方向外方に水平に張り出し、規制手段75に挿通されている。規制手段75は、サイドフレーム33,35に形成された貫通孔75aと、サイドフレーム33,35の内側に溶接され、該貫通孔75aの内周形状をそのまま幅方向内方に延長するリング部材75bとで構成されている。規制手段75は、スライド部材73の水平方向への摺動は許容するが、上下方向の変位を規制することのできる内径寸法である。布状支持部材61が着座者の荷重を受け、棒状部材43,45の中間部44,46が撓曲する際、図12に示されるように、スライド部材73が規制手段75内を幅方向内方へ水平に摺動し、棒状部材43,45の中間部44,46を水平方向へ案内するとともに、下方へ撓むのを規制する。このように棒状部材43,45の中間部44,46の撓曲方向が水平方向に規制されることで、支持構造41cの支持剛性を設計するにあたり、着座者の荷重を受けて下方へ撓むことを考慮する必要がなくなり、より単純に設計することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の変更が可能である。例えば、布状支持部材51は、挿通部53,55に棒状部材43,45が挿通されることにより張設される構成に代えて、棒状部材43,45に引っ掛けて止めることのできる掛止具を介して棒状部材43,45に張設される構成としてもよい。この場合、棒状部材43,45をクッションフレーム31に組み付けた後に布状支持部材51を張設できるので、例えば、棒状部材43,45をフロントパネル39に溶接する際に火花が生じる場合であっても、布状支持部材51への影響を回避することができる。
11 シート
21 シートクッション
21a 座面
23 パッド部材
31 クッションフレーム
33,35 サイドフレーム
37 後部連結ロッド
39 フロントパネル
41 支持構造
43,45 棒状部材
43a,45a 前端部
43b,45b 後端部
44,46 中間部
44c,46c 中央
47 後端部横架部材
51 布状支持部材
61 布状支持部材
63,65 切り欠き部

Claims (2)

  1. 上面が座面を形成するパッド部材を支持する支持構造を備えた車両用シートのシートクッションであって、
    前記支持構造は、シートクッションの前後方向に沿って幅方向に離間して配設された弾性変形可能な一対の棒状部材と、該一対の棒状部材に架け渡されて張設された布状支持部材とを備え、前記布状支持部材の面形状で前記パッド部材を支持し、前記一対の棒状部材は前端部及び後端部が相互に近づく変位が規制された状態として配設されており、該一対の棒状部材の変位が規制されていない中間部が弾性変形して相互に近づく方向に撓曲することにより前記布状支持部材が着座者の荷重を受けて下方へ撓むのが許容される構成とされており、着座者の着座状態における着座者の臀部位置が前記一対の棒状部材が相互に最も近づくことのできる位置状態となるように前記一対の棒状部材が配設されており、
    前記一対の棒状部材に掛け渡されて張設される布状支持部材の該棒状部材に対する取付け構成は、前記布状支持部材の幅方向の両端部に形成された挿通部に前記棒状部材が挿通されて係止取付け状態とされる構成であり、着座者の着座状態における着座者の臀部位置では前記布状支持部材の両端部に切り欠き部が形成されて非係止取付けとされ、その前後位置では係止取付けとされていることを特徴とする車両用シートのシートクッション。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのシートクッションであって、
    前記一対の棒状部材は、着座者の着座状態における着座者の臀部位置において下方に張り出すように屈曲していることを特徴とする車両用シートのシートクッション。
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