JP5476694B2 - 燃料電池及び燃料電池用ガス拡散層とその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池及び燃料電池用ガス拡散層とその製造方法に関する。
燃料電池では、アノード電極触媒層及びカソード電極触媒層において、以下の反応が進行して発電する。
Figure 0005476694
アノード反応で生成されるプロトンH+は、水分子とクラスターを形成して水分子とともに、電解質膜をアノード側からカソード側まで通過する。そしてカソード反応に供される。電解質膜中のカソード側に水が集まり、電解質膜中のカソード側とアノード側で湿潤度合が相違すると、この差を解消するように水が拡散し、電解質膜中のアノード側に水が戻る。この水が再びプロトン移動に利用されることで発電が維持される。
そして特許文献1では、ガス拡散層に親水性領域と撥水性領域とを形成することで、ガス拡散層の保水性能に変化を付けることで、燃料電池を高電流密度で運転したときに、電解質膜のアノード側の一部が乾燥してしまうという問題を解決していた。
特開平7−134992号公報
しかしながら、カソード側の親水性領域からガス流れにより排出可能な液水量以上の生成水量となる高電流密度で運転しようとすると、親水性領域のガス拡散層の空孔が液水で閉塞して触媒層への反応ガスの拡散が抑制されるという問題が、本件発明者らによって知見された。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、高電流密度での運転においても、ガス拡散層の空孔が液水で閉塞されることのない燃料電池用ガス拡散層及び燃料電池とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明は、撥水性の多孔質体で形成した最多分布空孔径の大きさ及び厚さが異なる凸部と凹部とをカソードガス流路に面して交互に並ぶように有するカソードガス拡散層とした。具体的には、凸部における最多分布空孔径の大きさは凹部おける大きさより大きくした。
本発明によれば、カソードガス拡散層は、撥水性の多孔質体で形成され、カソードセパレータに形成されたカソードガス流路に沿って交互に並ぶ、最多分布空孔径が大きく厚さが厚い凸部と、最多分布空孔径が小さく厚さが薄い凹部と、を備えるので、触媒反応で生成された水分H2Oは、カソードガス拡散層の凹部から凸部へ移動する。そしてカソードガス拡散層の表面積が大きくなっているので、カソードガスが流れたときに、凸部の空孔から液水が蒸発しやすい。そしてカソードガス拡散層121の凸部の含水量が減少する。含水量が減少すれば、ガス拡散性は向上する。そのため燃料電池の良好な発電効率が得られるのである。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明による燃料電池の第1実施形態を示す図であり、図1(A)はカソードガス拡散層を上方から見た平面図、図1(B)は図1(A)のB−B断面図、図1(C)は図1(A)のC−C断面図である。
燃料電池セル1は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;以下「MEA」という)10の表裏両面にカソードガス拡散層(Gas Diffusion Layer;GDL)121及びアノードガス拡散層122が配置される。そしてカソードガス拡散層121の表面がカソードセパレータ131の反応ガス流路に面する。アノードガス拡散層122の表面がアノードセパレータ132の反応ガス流路に面する。
MEA10は、電解質膜11と、カソード電極触媒層111と、アノード電極触媒層112と、を含む。
電解質膜11は、フッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜である。電解質膜11は、湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。そのため、電解質膜11の性能を引き出して発電効率を向上させるには、電解質膜11の含水状態を最適に保つ必要がある。そこで、本実施形態では、燃料電池セル1に導入する反応ガス(カソードガス及びアノードガス)を加湿している。なお、電解質膜11の含水状態を最適に保つための水には純水を用いるとよい。これは不純物が混入した水を燃料電池セル1に供給しては、電解質膜11に不純物が蓄積し発電効率が低下するからである。
カソード電極触媒層111は電解質膜11の片面(図1(B)の上側)に設けられる。アノード電極触媒層112は反対面(図1(B)の下側)に設けられる。カソード電極触媒層111及びアノード電極触媒層112は、たとえば白金が担持されたカーボンブラック粒子で形成される。
カソードガス拡散層121は、カソード電極触媒層111の外側(図1(B)では上側)に配置される。カソードガス拡散層121は、撥水性である。カソードガス拡散層121は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体である。カソードガス拡散層121には、カソードセパレータ131のカソードガス流路131aに沿って凸部121aと凹部121bとが交互に並ぶ。カソードガス拡散層121の凸部121a及び凹部121bは、カソードガス流路131aの幅方向にも交互に並ぶ。そのピッチは、図1(C)に示すようにカソードガス流路131aの流路幅よりも狭い。凸部121aは、凹部121bよりも最多分布空孔径が大きく厚さが厚い。反対に凹部121bは、凸部121aよりも最多分布空孔径が小さく厚さが薄い。最多分布空孔径については後述する。
アノードガス拡散層122は、アノード電極触媒層112の外側(図1(B)では下側)に配置される。アノードガス拡散層122は、親水性である。アノードガス拡散層122は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体である。
図2は、最多分布空孔径を説明する図である。
上述のようにカソードガス拡散層121及びアノードガス拡散層122は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体である。この孔径の分布は、通常は図2(A)のように正規分布になる。このような場合は中央値が最も多く分布する空孔径(最多分布空孔径)である。しかしながら、製造バラツキで図2(B)や図2(C)のように分布することもある。このような場合であっても、最も多く分布する空孔径によって特性が支配されやすいので、本発明では特にこの最多分布空孔径に着目している。なお空孔径の分布は、JIS R 1655にあるように水銀圧入法によって計測可能である。
図3は、本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第1実施形態による作用を説明する図である。
本実施形態では、カソードガス拡散層121は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体などで形成される。カソードガス拡散層121の反応ガス流路に面する部分には、凸部121aと凹部121bとが並ぶ。
燃料電池にアノードガスH2及びカソードガスO2が供給されると、そのアノードガスH2はアノードガス拡散層122で拡散され、アノード電極触媒層112に供給される。またカソードガスO2はカソードガス拡散層121で拡散され、カソード電極触媒層111に供給される。そして、アノード電極触媒層112、カソード電極触媒層111において、上述の触媒反応が進行して発電する。
カソード電極触媒層111では触媒反応によって液水H2Oが生成される。凸部121aの最多分布空孔径が、凹部121bの最多分布空孔径よりも大きいので、凸部121aにおける液水の流動抵抗は凹部121bにおける液水の流動抵抗よりも小さい。またカソードガス拡散層121が撥水性なので、この液水H2Oは毛細管現象によって、図中矢印で示したようにカソードガス拡散層121の凹部121bから凸部121aへ移動する。そしてカソードガス拡散層121の表面積が大きくなっているので、カソードガスが流れたときに、凸部121aの空孔から液水が蒸発しやすい。そしてカソードガス拡散層121の凸部121aの含水量が減少する。含水量が減少すれば、ガス拡散性は向上する。そのため燃料電池の良好な発電効率が得られるのである。
(第2実施形態)
図4は本発明による燃料電池の第2実施形態を示す図であり、図4(A)はカソードガス拡散層を上方から見た平面図、図4(B)は図4(A)のB−B断面図、図4(C)は図4(A)のC−C断面図、図4(D)は図4(A)のD−D断面図である。
本実施形態では、カソードガス拡散層121には、列状(線状)の凸部121aと凹部121bとが交互に並ぶ。そしてカソードガス拡散層121にカソードセパレータ131が重なる。
このように構成されると、カソードセパレータ131のリブ131bの下に分布する空孔は、リブ131bで圧縮されて縮径する。そのためカソードセパレータ131のリブ131bの下に分布する空孔の最多分布空孔径が、カソードガス流路131aの下に分布する空孔の最多分布空孔径よりも小さくなる。すると上述の触媒反応で生成された液水H2Oは、カソードガス拡散層121のリブ131bの下からカソードガス流路131aの下へ移動し、液水H2Oが蒸発しやすくなり、ガス拡散性が向上し、燃料電池の良好な発電効率が得られるのである。
(第3実施形態)
図5は本発明による燃料電池の第3実施形態を示す図であり、図5(A)は図5(B)のA−A断面図、図5(B)はアノードガス拡散層を下方から見た下面図、図5(C)は図5(B)のC−C断面図である。
アノードガス拡散層122は、アノード電極触媒層112の外側に配置される。アノードガス拡散層122は、親水性である。アノードガス拡散層122は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体である。
アノードガス拡散層122には、アノードセパレータ132のアノードガス流路132aに沿って凸部122aと凹部122bとが交互に並ぶ。アノードガス拡散層122の凸部122a及び凹部122bは、アノードガス流路132aの幅方向にも交互に並ぶ。そのピッチは、図5(C)に示すようにアノードガス流路132aの流路幅よりも狭い。凸部122aは、凹部122bよりも最多分布空孔径が大きく厚さが厚い。反対に凹部122bは、凸部122aよりも最多分布空孔径が小さく厚さが薄い。
図6は、本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第3実施形態による作用を説明する図である。
電解質膜の発電時には、イオンとともに水分子も、アノード側からカソード側へ移動する。水移動量が増加する高電流密度で発電しようとするとアノード側の電解質膜の加湿に供される液水が不足して、電解質膜のアノード側が乾燥するおそれがある。
本実施形態の構造にすれば、アノードガス拡散層122が親水性なので、毛細管現象によって図中矢印で示したように、アノードガス拡散層122の凸部122aから凹部122bへ水分子が移動する。すなわち水移動量が少ない低電流密度運転時には、アノードガス拡散層122の凸部122aに多量の液水が保持されることとなる。その後、高電流密度運転に切り替わると、凸部122aに保持されていた液水が浸透して電解質膜11が加湿される。したがって高電流密度時にも、アノード側の電解質膜を加湿するための液水が不足することがなく、電解質膜の導電率が向上し、発電の効率が向上する。
(第4実施形態)
図7は、本発明による燃料電池の第4実施形態を示す断面図である。
本実施形態では、アノードガス拡散層122の凸部122aは、MEA10を挟んでカソードガス拡散層121の凸部121aの裏側に位置する。またアノードガス拡散層122の凹部122bは、MEA10を挟んでカソードガス拡散層121の凹部121bの裏側に位置する。
上述のように、触媒反応による生成水H2Oは、カソードガス拡散層121の凹部121bから凸部121aへ移動するので、凹部121bが乾燥しやすい。
しかしながら本実施形態のように構成することで、アノードガス拡散層122では、凸部122aから凹部122bへ水分子が移動し、この水分子がイオンとともにアノード側からカソード側へ移動するので、カソードガス拡散層121の凹部121bの乾燥を一層効果的に防止できるのである。
(ガス拡散層の製造方法)
図8は本発明によるガス拡散層の製造方法を示す図であり、図8(A)は型載置工程を示し、図8(B)は凹凸形成工程を示す。
はじめに図8(A)に示すように、最多分布空孔径が一様に分散するガス拡散層基体12に対して凹凸のある押型20を載置する(型載置工程#101)。
そして図8(B)に示すように、押型20でガス拡散層基体12を押圧してガス拡散層基体12に凹凸を形成することで、最多分布空孔径が大きく厚さが厚い凸部12aと、最多分布空孔径が小さく厚さが薄い凹部12bと、を形成する(凹凸形成工程#102)。
このように製造すれば単純な工程によって本発明の構成を備えるガス拡散層が製造できるので、製造コストが安価である。なおこの製造方法によれば、カソードガス拡散層121、アノードガス拡散層122のいずれをも製造可能である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
たとえば、図9に示すように、アノードガス拡散層122に列状(線状)の凸部122aと凹部122bとが交互に並ぶ構成であってもよい。このようにすればアノードセパレータ132のリブ132bの下に分布する空孔は、リブ132bで圧縮されて縮径され、水分子の移動効果が大きくなる。
本発明による燃料電池の第1実施形態を示す図である。 最多分布空孔径を説明する図である。 本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第1実施形態による作用を説明する図である。 本発明による燃料電池の第2実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池の第3実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第3実施形態による作用を説明する図である。 本発明による燃料電池の第4実施形態を示す断面図である。 本発明によるガス拡散層の製造方法を示す図である。 本発明による燃料電池の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 膜電極接合体
121 カソードガス拡散層
121a 凸部
121b 凹部
122 アノードガス拡散層
122a 凸部
122b 凹部
131 カソードセパレータ
131a カソードガス流路
131b カソードセパレータリブ
132 アノードセパレータ
132a アノードガス流路
132b アノードセパレータリブ

Claims (9)

  1. 膜電極接合体を挟んで配置されるカソードガス拡散層及びアノードガス拡散層と、それらの外側に配置されるカソードセパレータ及びアノードセパレータと、を有する燃料電池であって、
    前記カソードガス拡散層は、凸部と凹部とを有する撥水性の多孔質体で形成され、前記カソードセパレータに形成されたカソードガス流路に面して前記凸部と前記凹部とが交互に並び、前記カソードガス拡散層の凸部は、最多分布空孔径が前記カソードガス拡散層の凹部における最多分布空孔径に対して大きく、厚さが前記カソードガス拡散層の凹部における厚さに対して厚い、
    ことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記カソードガス拡散層の凸部及び凹部は、前記カソードガス流路の幅方向にも交互に並び、ピッチがカソードガス流路の流路幅よりも狭い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記カソードガス拡散層は、前記カソードガス流路の下に分布する空孔の最多分布空孔径が、前記カソードセパレータのリブ下に分布する空孔の最多分布空孔径よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記アノードガス拡散層は、凸部と凹部とを有する親水性の多孔質体で形成され、前記アノードセパレータに形成されたアノードガス流路に面して交互に並び、前記アノードガス拡散層の凸部は、最多分布空孔径が前記アノードガス拡散層の凹部における最多分布空孔径に対して大きく、厚さがアノードガス拡散層の凹部における厚さに対して厚い、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  5. 前記アノードガス拡散層の凸部及び凹部は、前記アノードガス流路の幅方向にも交互に並び、ピッチがアノードガス流路の流路幅よりも狭い、
    ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池。
  6. 前記アノードガス拡散層は、前記アノードガス流路の下に分布する空孔の最多分布空孔径が、前記アノードセパレータのリブ下に分布する空孔の最多分布空孔径よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の燃料電池。
  7. 前記アノードガス拡散層の凸部は、膜電極接合体を挟んで前記カソードガス拡散層の凸部の裏側に位置し、
    前記アノードガス拡散層の凹部は、膜電極接合体を挟んで前記カソードガス拡散層の凹部の裏側に位置する、
    ことを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  8. 凸部と凹部とを有する撥水性の多孔質体で形成され、カソードセパレータが重ねられたときにカソードガス流路に面して前記凸部と前記凹部とが交互に並び、前記カソードガス拡散層の凸部は、最多分布空孔径が前記カソードガス拡散層の凹部における最多分布空孔径に対して大きく、厚さが前記カソードガス拡散層の凹部における厚さに対して厚い、
    ことを特徴とする燃料電池用カソードガス拡散層。
  9. 請求項8に記載の燃料電池用カソードガス拡散層の製造方法であって、
    最多分布空孔径が一様に分散するカソードガス拡散層基体に対して凹凸のある押型を載置する型載置工程と、
    前記押型で前記カソードガス拡散層基体を押圧してすることで、最多分布空孔径が前記カソードガス拡散層基体の凹部における最多分布空孔径に対して大きく、厚さが前記カソードガス拡散層基体の凹部における厚さに対して厚い凸部と、凹部と、を形成する凹凸形成工程と、
    を有する燃料電池用カソードガス拡散層の製造方法。
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