JP5304131B2 - 燃料電池及び燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池及び燃料電池用セパレータに関する。
ガス拡散層へ当接する面に形成されガス流れ方向下流端が行き止まりになるガス供給流路と、ガス供給流路と同一面に設けられガス供給流路の間に入り込んでガス供給流路とは連続することなく別通路となるように形成されガス流れ方向上流端が行き止まりになるガス排出流路と、を備えるいわゆるインターデジテット(interdigitate)タイプのセパレータの燃料電池が提案されている(特許文献1参照)。このようなセパレータを使用すれば電極触媒層への反応ガスの拡散性が向上する。
特開2005−85626号公報
しかしながら、前述した従来の構造では、ガスの移動量はガス供給流路及びガス排出流路の上流側よりも下流側で多い。すなわちガス移動量はガス供給流路及びガス排出流路の上流側のほうが下流側よりも少ない。そして燃料電池では、アノード電極触媒層及びカソード電極触媒層において、以下の反応が進行して発電するとともに反応水が生成される。
Figure 0005304131
そして上述のように従来構造では、ガス供給流路及びガス排出流路の上流側では下流側よりもガスの移動量が少ないので、特に水分H2Oはガス排出流路の上流側で滞留しやすかった。水分が滞留しては反応ガスの拡散性が阻害される可能性がある。すると水分が滞留している部分と滞留していない部分とで電流密度差が大きくなって発電効率が低下する可能性がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、水分の滞留を低減し良好な発電効率が得られる燃料電池及び燃料電池用セパレータを提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明は、膜電極接合体に対向し、ガス流れ方向下流端が行き止まりになるように形成され前記膜電極接合体に供給する反応ガスが流れるガス供給流路と、前記ガス供給流路と同一面であってガス供給流路の間に、ガス流れ方向上流端が行き止まりになるように、かつ前記ガス供給流路とは電極接合体における電極触媒層を介して連通するように形成されて、膜電極接合体で触媒反応した反応ガスが流れるガス排出流路と、を備えるセパレータと、を備える。さらにガス供給流路からガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有し、前記ガス供給流路は、ガス流れ上流側が幅広であってガス流れ下流側が幅狭であり、前記ガス排出流路は、一定幅であるとともにガス流れ上流側の流路断面積がガス流れ下流側の流路断面積よりも小さく、前記通気抵抗調整手段は、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路との間に形成されてガス供給流路とガス排出流路とを隔てるとともに、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広に形成された隔壁である。
本発明によれば、ガス供給流路からガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有するので、上流側においてガス供給流路からガス排出流路へガスが移動しやすくなる。するとガス排出流路の上流側のガス流れが促進される。このためガス排出流路の上流側に生成水や凝縮水が滞留してしまうことを防止できるのである。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による燃料電池の外観を示す図であり、図1(A)は斜視図、図1(B)は側面図である。
最初に燃料電池の基本構成について説明する。燃料電池スタック1は、積層された複数の発電セル10と、集電プレート20と、絶縁プレート30と、エンドプレート40と、4本のテンションロッド50とを備える。
発電セル10は、燃料電池の単位セルである。各発電セル10は、1ボルト(V)程度の起電圧を生じる。各発電セル10の構成の詳細については後述する。
集電プレート20は、積層された複数の発電セル10の外側にそれぞれ配置される。集電プレート20は、ガス不透過性の導電性部材、たとえば緻密質カーボンで形成される。集電プレート20は、上辺の一部に出力端子21を備える。燃料電池スタック1は、出力端子21によって、各発電セル10で生じた電子e-を取り出して出力する。
絶縁プレート30は、集電プレート20の外側にそれぞれ配置される。絶縁プレート30は、絶縁性の部材、たとえばゴムなどで形成される。
エンドプレート40は、絶縁プレート30の外側にそれぞれ配置される。エンドプレート40は、剛性のある金属材料、たとえば鋼などで形成される。
一方のエンドプレート40(図1(A)では、左手前のエンドプレート40)には、アノード供給口、アノード排出口、カソード供給口、カソード排出口、冷却水供給口及び冷却水排出口が設けられている。なお図1(A)では、これらを円形で示したが形状は適宜変更すればよい。
アノード供給口にアノードガスとしての水素を供給する方法としては、例えば水素ガスを水素貯蔵装置から直接供給する方法、又は水素を含有する燃料を改質して改質した水素含有ガスを供給する方法などがある。なお、水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンクなどがある。水素を含有する燃料としては、天然ガス、メタノール、ガソリンなどがある。また、カソード供給口に供給するカソードガスとしては、一般的に空気が利用される。
テンションロッド50は、エンドプレート40の四隅付近にそれぞれ配置される。燃料電池スタック1は内部に貫通した孔(不図示)が形成されている。この貫通孔にテンションロッド50が挿通される(図1(B)参照)。テンションロッド50は、剛性のある金属材料、たとえば鋼などで形成される。テンションロッド50は、発電セル10同士の電気短絡を防止するため、表面が絶縁処理されている。このテンションロッド50にナット51が螺合する(図1(B)参照)。テンションロッド50とナット51とが燃料電池スタック1を積層方向に締め付けることで、スタッキング圧が発生する。
燃料電池スタック1は、図1(B)に示すように、積層された複数の発電セル10の両側に、集電プレート20と、絶縁プレート30と、エンドプレート40と、が配置される。
また燃料電池スタックの片側の絶縁プレート30の外側には、サブエンドプレート41が配置され、さらにそのサブエンドプレート41の外側にたとえば皿バネなどからなる変動吸収部材42が配置され、その外側にエンドプレート40が設けられる。このような積層構造の燃料電池スタックを4本のテンションロッド50で積層方向に締め付ける。このように変動吸収部材42が設けられているので、燃料電池スタックに作用する面圧の変動を吸収可能である。
図2は、発電セルの拡大図である。
発電セル10は、燃料電池の単位セルである。各発電セル10は、1ボルト(V)程度の起電圧を生じる。発電セル10は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;MEA)11の両面に、カソードセパレータ121及びアノードセパレータ122が配置される構造である。MEA11は、イオン交換膜からなる電解質膜111の両面に電極触媒層112(112a,112b)が形成される。この電極触媒層112(112a,112b)の上にガス拡散層(Gas Diffusion Layer;GDL)113(113a,113b)が形成される。
電極触媒層112は、たとえば白金Pt又は白金系合金をカーボン担体粉末上に担持させた触媒、電解質粒子(アイオノマ)及び撥水剤からなる混合層を電解質膜上に、ホットプレス又は直接噴霧することで形成される。
GDL113は、十分なガス拡散性及び導電性を有する部材、たとえばカーボン繊維で形成される。なお、本実施形態では、GDLは電極触媒層として説明するが、一体成形でもよいし、機能的に一体なもの(たとえば電極触媒層にGDLの機能を有するもの)を用いてもよい。
カソードセパレータ121は、カソードGDL113aに重なる。カソードセパレータ121には、カソードGDL113aへの対向面に、カソードガスが流れるカソードガス流路121aが形成される。その反対面には、冷却水が流れる凹部121bが形成される。なおカソードガス流路121aは、後述のようにカソードガス供給流路121a−1及びカソードガス排出流路121a−2からなる。
アノードセパレータ122は、アノードGDL113bに重なる。アノードセパレータ122には、アノードGDL113bへの対向面に、アノードガスが流れるアノードガス流路122aが形成される。その反対面には、冷却水が流れる凹部122bが形成される。アノードガス流路122aは、アノードガス供給流路122a−1及びアノードガス排出流路122a−2からなる。
カソードセパレータ121の凹部121b及びアノードセパレータ122の凹部122bによって、冷却水が流れる冷却水流路が形成される。
カソードセパレータ121及びアノードセパレータ122は、たとえばカーボンブラック等の導電性カーボン粉末を用いて樹脂モールディング成型によって形成される。
外部から供給されたカソードガスは、図中矢印で示したように、カソードガス供給流路121a−1を流れてカソードGDL113aからカソード電極触媒層112aに供給されて触媒反応した後、カソードガス排出流路121a−2を流れて排出される。
また外部から供給されたアノードガスは、図中矢印で示したように、アノードガス供給流路122a−1を流れてアノードGDL113bからアノード電極触媒層112bに供給されて触媒反応した後、アノードガス排出流路122a−2を流れて排出される。
図3は、第1実施形態のカソードセパレータの表面図である。
図3に示すように、カソードセパレータ121は、表面に、カソードガス供給流路121a−1と、カソードガス排出流路121a−2と、が凹設され、両流路を隔てる隔壁121a−3が残されたいわゆるインターデジテット(interdigitate)タイプのセパレータである。
カソードガス供給流路121a−1は、カソード供給口42aに連なる。カソードガス供給流路121a−1は、カソードGDL113aへ供給する反応ガスが流れる。カソードガス供給流路121a−1はガス流れ方向に進むにつれて先細になるように形成されている。図3では、反応ガスは紙面上から下に流れる。
カソードガス排出流路121a−2は、カソード排出口42bに連なる。カソードガス排出流路121a−2は、カソードガス拡散層を通過した反応ガスが流れる。カソードガス排出流路121a−2は、カソードガス供給流路121a−1が凹設された面と同一面に凹設される。カソードガス排出流路121a−2は、カソードガス供給流路121a−1の間に入り込んでカソードガス供給流路121a−1とは連続することなく別通路となるように形成される。カソードガス排出流路121a−2は一定幅の直線流路である。図3では、反応ガスは紙面上から下に流れる。
隔壁121a−3は、カソードガス供給流路121a−1とカソードガス排出流路121a−2との間に形成されて、カソードガス供給流路121a−1とカソードガス排出流路121a−2とを隔てる。隔壁121a−3は、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広である。すなわちガス流れ上流側の幅w1がガス流れ下流側の幅w2よりも小さい。
次に本実施形態の効果について説明する。
外部から供給されたカソードガスは、上述のように、図2の矢印で示したように、カソードガス供給流路121a−1を流れてカソードGDL113aからカソード電極触媒層112aに供給されて触媒反応した後、カソードガス排出流路121a−2を流れて排出される。
本実施形態によれば、隔壁121a−3は、ガス流れ上流側の幅w1がガス流れ下流側の幅w2よりも小さくなるように構成されている。このように隔壁121a−3の幅に広狭があると、カソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へ移動するガスの通気抵抗は、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くなる。したがって、隔壁121a−3の幅に広狭が無く一様である場合に比べて、上流側においてカソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へガスが移動しやすくなる。するとカソードガス排出流路121a−2の上流側のガス流れが促進される。このためカソードガス排出流路121a−2の上流側に生成水や凝縮水が滞留してしまうことを防止できるのである。
(第2実施形態)
図4は本発明による燃料電池の第2実施形態を示す図であり、図4(A)はセパレータ表面図、図4(B)は図4(A)のB−B断面図、図4(C)は図4(A)のC−C断面図である。
なお以下では前述と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
本実施形態のカソードセパレータ121は、表面には図4に示すように、カソードガス供給流路121a−1及びカソードガス排出流路121a−2が凹設される。本実施形態のカソードガス排出流路121a−2は、ガス流れ方向によって流路断面積が変わる点で、第1実施形態と相違する。
すなわちカソードガス排出流路121a−2は、図4(A)に示したように一定幅の直線流路であるが、図4(B)に示した上流側の流路深さD1が、図4(C)に示した下流側の流路深さD2よりも浅くなっている。
本実施形態によれば、カソードガス排出流路121a−2は、ガス流れ上流側の流路断面積が下流側の流路断面積よりも小さくなっている。このように構成することで、カソードガス排出流路121a−2の上流領域のガス流速が下流領域のガス流速よりも速くなるとともに、下流領域の空間を確保することができる。この結果、カソードガス排出流路121a−2の上流領域では、生成水や凝縮水を排出しやすくなる。またカソードガス排出流路121a−2の下流領域では、上流領域から流れてくる生成水や凝縮水による水詰まりを抑制することができる。このため局所的に発電効率が低下して電流密度分布に偏りが生じるのを抑制することができるのである。
(第3実施形態)
図5は、本発明による燃料電池の第3実施形態を示すセパレータの流路拡大図である。
本実施形態のカソードセパレータ121の隔壁121a−3には、表面には図5に示すように、カソードガス供給流路121a−1とカソードガス排出流路121a−2とを連通する連通路121a−4が形成されている。連通路121a−4は特に、カソードガス供給流路121a−1がカソードガス排出流路121a−2の上流領域に連通するように形成されている。なお連通路121a−4の図示した形状は一例に過ぎず適宜変更すればよい。
本実施形態のように構成すれば、カソードガス供給流路121a−1を流れるガスが連通路121a−4を通ってカソードガス排出流路121a−2に流れる。するとカソードガス排出流路121a−2の上流領域のガス流速がさらに速くなるので、上流領域での排水性が一層向上する。
(第4実施形態)
図6は、本発明による燃料電池の第3実施形態を示すセパレータの流路拡大図である。
本実施形態のカソードセパレータ121は、たとえばステンレスなどの金属製のセパレータであり、プレス成型されて片面にカソードガス供給流路121a−1が形成され、反対面にカソードガス排出流路121a−2が形成される。図6では紙面裏側にカソードガス供給流路121a−1が形成され、紙面表側にカソードガス排出流路121a−2が形成される。
カソードガス供給流路121a−1がカソードGDL113aに当接する面には、多数の孔121a−5が穿孔されている。このときカソードガスは図中矢印のように流れる。そして孔121a−5は、ガス流れ上流側の開孔密度が下流側の開孔密度よりも大きくなるように形成されている。図6では孔径が同一であり上流側の孔数が下流側の孔数よりも多くなっている。ただし図示は省略するが孔数を同一にして上流側の孔径を下流側の孔径よりも大きくしてもよい。
本実施形態によれば、カソードガス供給流路121a−1がカソードGDL113aに当接する面に形成された孔121a−5は、ガス流れ上流側の開孔密度が下流側の開孔密度よりも大きくなるように構成されている。このように開孔密度に大小があると、カソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へ移動するガスの通気抵抗は、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くなる。したがって、開孔密度に大小が無く一様である場合に比べて、上流側においてカソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へガスが移動しやすくなる。するとカソードガス排出流路121a−2の上流側のガス流れが促進されるのである。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
たとえばGDLにおいて、ガス流れ方向上流側の気孔率を下流側の気孔率よりも大きくしておけば、カソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へ移動するガスの通気抵抗は、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くなる。したがって、気孔率に大小が無く一様である場合に比べて、上流側においてカソードガス供給流路121a−1からカソードガス排出流路121a−2へガスが移動しやすくなる。するとカソードガス排出流路121a−2の上流側のガス流れが促進されるのである。
また本発明による燃料電池を設置する場合において、反応ガスが重力方向上方から下方にカソードガス供給流路121a−1及びカソードガス排出流路121a−2を流れるようにすれば、カソードガス排出流路121a−2の上流に滞留した液水に排出方向へ重力が作用することとなるので、排水性が一層向上する。
本発明による燃料電池の外観を示す図である。 発電セルの拡大図である。 第1実施形態のカソードセパレータの表面図である。 本発明による燃料電池の第2実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池の第3実施形態を示すセパレータの流路拡大図である。 本発明による燃料電池の第3実施形態を示すセパレータの流路拡大図である。
符号の説明
11 膜電極接合体(MEA)
113(113a,113b) ガス拡散層
121 カソードセパレータ
121a−1 カソードガス供給流路
121a−2 カソードガス排出流路
121a−3 隔壁(通気抵抗調整手段)
121a−4 連通路
121a−5 孔(通気抵抗調整手段)

Claims (10)

  1. 膜電極接合体に対向し、ガス流れ方向下流端が行き止まりになるように形成され前記膜電極接合体に供給する反応ガスが流れるガス供給流路と、前記ガス供給流路と同一面であってガス供給流路の間に、ガス流れ方向上流端が行き止まりになるように、かつ前記ガス供給流路とは前記膜電極接合体における電極触媒層を介して連通するように形成されて、前記膜電極接合体で触媒反応した反応ガスが流れるガス排出流路と、を有するセパレータを備える燃料電池において、
    前記ガス供給流路から前記ガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有し、
    前記ガス供給流路は、ガス流れ上流側が幅広であってガス流れ下流側が幅狭であり、
    前記ガス排出流路は、一定幅であるとともにガス流れ上流側の流路断面積がガス流れ下流側の流路断面積よりも小さく、
    前記通気抵抗調整手段は、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路との間に形成されてガス供給流路とガス排出流路とを隔てるとともに、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広に形成された隔壁である、
    ことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記隔壁に形成され、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路とを連通する連通路を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の燃料電池。
  3. 前記電極触媒層の気孔は、反応ガスの流れ方向上流側の気孔率が下流側の気孔率よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記ガス供給流路に連設される反応ガス供給孔は、前記ガス排出流路に連設される反応ガス排出孔よりも重力方向上方に設けられ、反応ガスが重力方向上方から下方に前記ガス供給流路及び前記ガス排出流路を流れる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  5. ガス流れ方向下流端が行き止まりになるように形成され膜電極接合体に供給する反応ガスが流れるガス供給流路と、前記ガス供給流路と同一面であってガス供給流路の間に、ガス流れ方向上流端が行き止まりになるように、かつ前記ガス供給流路とは前記膜電極接合体における電極触媒層を介して連通するように形成されて、前記膜電極接合体で触媒反応した反応ガスが流れるガス排出流路と、を備える燃料電池用セパレータであって、
    前記ガス供給流路から前記ガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有し、
    前記ガス供給流路は、ガス流れ上流側が幅広であってガス流れ下流側が幅狭であり、
    前記ガス排出流路は、一定幅であるとともにガス流れ上流側の流路断面積がガス流れ下流側の流路断面積よりも小さく、
    前記通気抵抗調整手段は、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路との間に形成されてガス供給流路とガス排出流路とを隔てるとともに、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広に形成された隔壁である、
    ことを特徴とする燃料電池用セパレータ。
  6. 膜電極接合体に対向し、ガス流れ方向下流端が行き止まりになるように形成され前記膜電極接合体に供給する反応ガスが流れるガス供給流路と、前記ガス供給流路と同一面であってガス供給流路の間に、ガス流れ方向上流端が行き止まりになるように、かつ前記ガス供給流路とは前記膜電極接合体における電極触媒層を介して連通するように形成されて、前記膜電極接合体で触媒反応した反応ガスが流れるガス排出流路と、を有するセパレータを備える燃料電池において、
    前記ガス供給流路から前記ガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有し、
    前記通気抵抗調整手段は、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路との間に形成されてガス供給流路とガス排出流路とを隔てる隔壁と、反応ガスの流れ方向上流側の気孔率が下流側の気孔率よりも大きい前記電極触媒層の気孔とからなる、
    ことを特徴とする燃料電池。
  7. 前記通気抵抗調整手段の隔壁は、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広に形成される、
    ことを特徴とする請求項に記載の燃料電池。
  8. 膜電極接合体に対向し、ガス流れ方向下流端が行き止まりになるように形成され前記膜電極接合体に供給する反応ガスが流れるガス供給流路と、前記ガス供給流路と同一面であってガス供給流路の間に、ガス流れ方向上流端が行き止まりになるように、かつ前記ガス供給流路とは前記膜電極接合体における電極触媒層を介して連通するように形成されて、前記膜電極接合体で触媒反応した反応ガスが流れるガス排出流路と、を有するセパレータを備える燃料電池において、
    前記ガス供給流路から前記ガス排出流路へ移動するガスの通気抵抗を、ガス流れ上流側のほうが、ガス流れ下流側のよりも低くする通気抵抗調整手段を有し、
    前記通気抵抗調整手段は、前記ガス供給流路と前記ガス排出流路との間に形成されてガス供給流路とガス排出流路とを隔てるとともに、ガス流れ上流側が幅狭であってガス流れ下流側が幅広に形成された隔壁であり、
    前記ガス供給流路に連設される反応ガス供給孔は、前記ガス排出流路に連設される反応ガス排出孔よりも重力方向上方に設けられ、反応ガスが重力方向上方から下方に前記ガス供給流路及び前記ガス排出流路を流れる、
    ことを特徴とする燃料電池。
  9. 前記ガス供給流路は、ガス流れ上流側が幅広であってガス流れ下流側が幅狭であり、
    前記ガス排出流路は、一定幅である、
    ことを特徴とする請求項6から請求項8までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  10. 前記ガス排出流路は、ガス流れ上流側の流路断面積がガス流れ下流側の流路断面積よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれか1項に記載の燃料電池。
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