JP2009272166A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転状態にかかわらずフラッディング現象を防止できるとともに、良好な発電効率が得ることができる燃料電池を提供する。
【解決手段】膜電極接合体10の表裏両面に形成され、反応ガスを拡散して膜電極接合体に供給するカソードガス拡散層121及びアノードガス拡散層122と、カソードガス拡散層121及びアノードガス拡散層122に供給する反応ガスが流れる反応ガス流路を備えるカソードセパレータ131及びアノードセパレータ132と、を有する燃料電池であって、カソードガス拡散層121は、空孔径が一様ではなく大小が混在する多孔体であり、カソードセパレータのリブ131aが当接する部分に形成された撥水性の撥水部121aと、カソードセパレータの反応ガス流路131bが重なる部分に形成され、撥水部121aから液水が移動する親水部121bと、を含む。
【選択図】図4

Description

この発明は、燃料電池に関する。
燃料電池に供給されたアノードガスH2はアノードガス拡散層で拡散され、アノード電極触媒層に供給される。また燃料電池に供給されたカソードガスO2はカソードガス拡散層で拡散され、カソード電極触媒層に供給される。そして、カソード電極触媒層、アノード電極触媒層において、以下の反応が進行する。
アノード電極触媒層 :2H2 → 4H+ + 4e-
カソード電極触媒層 :4H+ + 4e- + O2 → 2H2
この反応によって生じた液水H2Oがガス流路を塞いでしまうフラッディング現象が発生するおそれがある。
そこでたとえば特許文献1では、カソードガス拡散層に液水が滞留しないように、カソードガス拡散層に撥水性材料を含有させるようにした。また発電効率が良くなるように、カソードガス拡散層の保湿状態を一様にすべく、カソードセパレータのガス流路に対向する部分の撥水性材料の含有量を、カソードセパレータのリブが当接する部分の撥水性材料の含有量よりも低くした。
特開2002−124270号公報
このようにカソードガス拡散層に撥水性材料を含有させれば、確かにカソードガス拡散層に液水が滞留しにくくなる。
しかしながら、特許文献1では、カソードセパレータのガス流路対向部の撥水性材料の含有量と、リブ当接部の撥水性材料の含有量とを調整することで、両部の特性に差を付与しただけである。このような構成では、生成水の量が増える高電流密度時には、カソードセパレータのリブ当接部の空孔が液水によって閉塞されてしまうフラッディング現象を防止しきれない、ということが本件発明者らによって知見された。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、運転状態にかかわらずフラッディング現象を防止できるとともに、良好な発電効率が得ることができる燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、膜電極接合体(10)と、前記膜電極接合体(10)の表裏両面に形成され、反応ガスを拡散して膜電極接合体に供給するカソードガス拡散層(121)及びアノードガス拡散層(122)と、前記カソードガス拡散層(121)及びアノードガス拡散層(122)に当接し、カソードガス拡散層(121)及びアノードガス拡散層(122)に供給する反応ガスが流れる反応ガス流路を備えるカソードセパレータ(131)及びアノードセパレータ(132)と、を有する燃料電池であって、前記カソードガス拡散層(121)は、空孔径が一様ではなく大小が混在する多孔体であり、カソードセパレータのリブ(131a)が当接する部分に形成された撥水性の撥水部(121a)と、カソードセパレータの反応ガス流路(131b)が重なる部分に形成され、前記撥水部(121a)から液水が移動する親水部(121b)と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、カソードガス拡散層を空孔径が一様ではなく大小が混在するように構成するとともに、撥水部と親水部とを含むようにした。このようにしたので、液水の撥水部から親水部への移動を促進できるとともに、高電流密度時でも、カソードガス拡散層の親水部において、反応ガスの拡散経路が確保され、燃料電池の良好な発電効率が得られるのである。
以下では図面等を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による燃料電池の第1実施形態を示す図であり、図1(A)は分解斜視図、図1(B)は縦断面図である。
燃料電池セル1は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;以下「MEA」という)10の表裏両面にカソードガス拡散層(Gas Diffusion Layer;GDL)121及びアノードガス拡散層122を介してカソードセパレータ131及びアノードセパレータ132が配置された構成である。
MEA10は、電解質膜11と、カソード電極触媒層111と、アノード電極触媒層112と、を含む。
電解質膜11は、フッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜である。電解質膜11は、湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。そのため、電解質膜11の性能を引き出して発電効率を向上させるには、電解質膜11の含水状態を最適に保つ必要がある。そこで、本実施形態では、燃料電池セル1に導入する反応ガス(カソードガス及びアノードガス)を加湿している。なお、電解質膜11の含水状態を最適に保つための水には純水を用いるとよい。これは不純物が混入した水を燃料電池セル1に供給しては、電解質膜11に不純物が蓄積し発電効率が低下するからである。
カソード電極触媒層111は電解質膜11の片面(図1(B)の上側)に設けられ、アノード電極触媒層112は反対面(図1(B)の下側)に設けられる。カソード電極触媒層111及びアノード電極触媒層112は、たとえば白金が担持されたカーボンブラック粒子で形成される。
カソードガス拡散層121は、カソード電極触媒層111の外側に配置される。アノードガス拡散層122は、アノード電極触媒層112の外側に配置される。カソードガス拡散層121及びアノードガス拡散層122は、十分なガス拡散性及び導電性を有する多孔体などで形成される。カソードガス拡散層121及びアノードガス拡散層122の空孔は、空孔径が一様ではなく大小が混在する。カソードガス拡散層121は、撥水部121aと親水部121bとを含む。
カソードセパレータ131は、カソードガス拡散層121の外側に重なる。カソードセパレータ131は、たとえばカーボン製又は金属製である。カソードセパレータ131の片面(カソードガス拡散層121への対向面)には、リブ131aが凸設され、リブ131aの間に反応ガス流路131bが形成される。リブ131aが、カソードガス拡散層121の撥水部121aに当接する。反応ガス流路131bの下にはカソードガス拡散層121の親水部121bが形成される。
アノードセパレータ132は、アノードガス拡散層122の外側に重なる。アノードセパレータ132は、たとえばカーボン製又は金属製である。アノードセパレータ132の片面(アノードガス拡散層122への対向面)には、リブ132aが凸設され、リブ132aの間に反応ガス流路132bが形成される。
以上のような構成の燃料電池セル1が数百セル積層されて所定の面圧で保持されたものが燃料電池である。
図2は、本発明による燃料電池のガス拡散層構造を製造する方法について説明する図である。
まずはじめに図2(A)に示すように、ガス拡散層基体12に第1マスクM1を載置する(第1マスク工程#101)。
次に図2(B)に示すように、スプレS1から撥水剤を噴霧して撥水部121aを形成する(撥水部形成工程#102)。
続いて図2(C)に示すように、撥水部121aを覆うように第2マスクM2を載置する(第2マスク工程#103)。
そして図2(D)に示すように、スプレS2から親水剤を噴霧して親水部121bを形成する(親水部形成工程#104)。
以上のようにすれば、撥水部121aと親水部121bとを含むカソードガス拡散層121を低コストで製造することができる。
なおこの方法では、親水部と撥水部の境界に親水性と撥水性とがミクロに混在する領域ができてしまうが、液水は撥水性の部分から、親水性と撥水性の混在する部分の親水部に吸引されて、親水性の部分まで到達するので、特に本発明の効果に影響はない。
図3は、撥水性及び親水性について説明する図である。
上述のように、本実施形態のカソードガス拡散層121は、撥水部121aと親水部121bとを含むことが特徴である。そこで次に撥水性及び親水性の判別方法について説明しておく。
撥水性であるか親水性であるかは、JIS R 3257で規定されている静滴法を適用して判定できる。すなわち基体に水滴Wを滴下して図3に示す接触角θを測定する。図3(A)のように接触角θが90度以下であれば親水性である。図3(B)のように接触角θが90度を超えていれば撥水性である。
図4は、本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第1実施形態による作用を説明する図である。
本実施形態では、カソードガス拡散層121のうち、カソードセパレータ131のリブ131aに当接する部分を撥水部121aにし、反応ガス流路131bの下になる部分を親水部121bにした。そのため、カソード電極触媒層111で生成され、カソードガス拡散層121の撥水部121aに浸透した液水H2Oは、図4に矢印で示すように、親水部121bに移動する。
図5は、接触角と毛細管圧力との関係を示す図である。
上述の通り、接触角θの大小はガス拡散層の親水性・撥水性の指標となる。また液水はガス拡散層の空孔内を毛細管現象によって移動するので、毛細管圧力差の大小は、この移動力の指標となる。すなわち毛細管圧力差が大きいほど、液水はガス拡散層の空孔内を移動しやすくなる。
比較形態のように、カソードガス拡散層のうち反応ガス流路の下になる部分を弱撥水性にしても、リブに当接する部分から液水が移動する。しかしながら、毛細管圧力差が小さいので、移動量が比較的少なく、生成水量が増える高電流密度時にはリブ当接部の空孔が液水によって閉塞されてしまうフラッディング現象を防止しきれなかった。
これに対して本実施形態では、カソードガス拡散層のうち反応ガス流路の下になる部分を親水性にしたので、毛細管圧力差が大きくなり、リブに当接する部分から液水が移動しやすくなる。そのため高電流密度時であってもフラッディング現象を防止できる。
なおカソードガス拡散層121の空孔は、空孔径が一様ではなく大小が混在するので、反応ガス流路131bの下の親水部121bに液水が溜まってしまってガス拡散性が低下することを防止できる。すなわち、含水状態でのガス拡散層のガス拡散性を計測した。その結果によって、親水性であってもガスの拡散性は確保されることが明らかになった。これについて、空孔径が一様ではなく大小が混在するので、液水は、直線的な形状である相対的に径の大きな空孔から屈曲形状である相対的に径の小さな空孔に移動する。そして相対的に径の大きな空孔をガスが拡散する。
したがって高電流密度時でも、カソードガス拡散層121の反応ガス流路下の親水部121bにおいて、反応ガスの拡散経路が確保され、燃料電池の良好な発電効率が得られるのである。
(第2実施形態)
図6は、本発明による燃料電池の第2実施形態を示す縦断面図である。
なお以下では前述と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
本実施形態のカソードガス拡散層121は、カソードセパレータ131の反応ガス流路131bが重なる部分の中央付近に形成され、リブ131aが当接する撥水部121aから親水部121bに移動してきた液水の浸入を阻害する流路中央撥水部121cをさらに含んだ構成である。
本実施形態によれば、流路中央撥水部121cが、撥水部121aから親水部121bに移動してきた液水の浸入を阻害するので、反応ガス流路131bが重なる全部分が液水によって閉塞されてしまうことを防止できる。このようにカソードガス拡散層121は、反応ガス流路131bが重なる部分に反応ガスの拡散経路を確保できるので、高電流密度時のさらに良好な発電効率が得ることができるのである。
(第3実施形態)
図7は、本発明による燃料電池の第3実施形態を示すカソードガス拡散層の平面図である。なお図中矢印はカソードガスの流れ方向である。
本実施形態では、カソードガス拡散層の撥水部及び親水部が混在する構成は、カソードガスの流れ方向下流側に形成されている。カソードガスの流れ方向上流側では、撥水性親水性がほぼ一様である。
上述のようにカソード電極触媒層では液水が生成されるが、カソードガス拡散層の含水量はカソードガスの流れ方向下流側ほど多くなる。またカソードガスの流れ方向上流側では含水量が少ないので、撥水部及び親水部を混在させると、液水が過剰に移動して撥水部で却って乾燥気味になってしまう可能性もある。そこで液水の含水状況に合わせてカソードガス拡散層の撥水部及び親水部が混在する構成とすることで、さらに良好な発電効率が得ることができるのである。
(第4実施形態)
図8は、本発明による燃料電池の第4実施形態を示す縦断面図である。
本実施形態のカソードセパレータ131は、表面が親水性である。このように表面の性状が親水性であるセパレータは、ステンレスなどの金属板を波板形状にプレス成型することで得られる。またカーボン製のセパレータの表面に親水性コーティングを施してもよい。
このように構成することで、カソードガス拡散層121の撥水部121aから、親水部121bに移動する液水の一部が、カソードセパレータ131の表面を伝わって反応ガス流路131bに排出されるようになる。そしてカソードガス拡散層121の親水部121bの含水量が減少するので、この親水部121bでのガス拡散性が向上し、高電流密度時のさらに良好な発電効率が得ることができるのである。
(第5実施形態)
図9は、本発明による燃料電池の第4実施形態を示す図であり、図9(A)は縦断面図、図9(B)は作用を説明する図である。
本実施形態では、アノードガス拡散層122にも撥水部及び親水部が混在する。アノードセパレータ132のリブ132aが当接する部分が親水部122aである。アノードセパレータ132の反応ガス流路132bに対向する部分が撥水部122bである。
このように構成することで、図9(A)に矢印で示すように、湿潤されて供給されるアノードガスに含まれる水分が、アノードガス拡散層122の流路対向部122bから、リブ当接部122aへ移動しやすくなる。電解質膜11の含水量の分布は図9(B)のように、比較形態(撥水部及び親水部が混在せず一様な場合)に比較して、電解質膜11の含水量の分布が大きく偏倚することとなる。そして電解質膜11のアノード側からカソード側への水移動量が少ない低電流密度運転中に、アノードガス拡散層122のリブ当接部122aに多量の液水が保持される。
その後、電解質膜11のアノード側からカソード側への水移動量が多い高電流密度運転に切り替わると、カソード側で生成される液水がアノード側に到達するまでの間、この液水が蒸発するので、電解質膜11が加湿される。これにより、電解質膜の導電率が向上し、発電の効率が向上する。
(第6実施形態)
図10は、本発明による燃料電池の第5実施形態を示す図であり、図10(A)は縦断面図、図10(B)は作用を説明する図である。
本実施形態では、アノードセパレータ132のリブ132aが当接する部分が撥水部122cである。アノードセパレータ132の反応ガス流路132bに対向する部分が親水部122dである。
このように構成することで、図10(A)に矢印で示すように、湿潤されて供給されるアノードガスに含まれる水分が、アノードガス拡散層122のリブ当接部122cから流路対向部122dへ移動しやすくなる。電解質膜11の含水量の分布は図10(B)のように、比較形態(撥水部及び親水部が混在せず一様な場合)に比較して、電解質膜11の含水量の分布の偏倚が緩和されることとなる。
そして電解質膜11のアノード側からカソード側への水移動量が少ない低電流密度運転中に、アノードガス拡散層122の流路対向部122dに液水が保持される。
その後、電解質膜11のアノード側からカソード側への水移動量が多い高電流密度運転に切り替わると、カソード側で生成される液水がアノード側に到達するまでの間、この液水が蒸発するので、電解質膜11がほぼ均一に加湿されることとなる。これにより、発電にともなって局所的に温度が上昇してしまうことを防止でき、電解質膜(MEA)の劣化を防止できて耐久性を向上できるのである。
(第7実施形態)
図11は、本発明による燃料電池の第7実施形態を示すアノードガス拡散層の平面図である。なお図中矢印はアノードガスの流れ方向である。
本実施形態では、アノードガス拡散層の撥水部及び親水部が混在する構成は、アノードガスの流れ方向下流側に形成されている。アノードガスの流れ方向上流側では、撥水性親水性がほぼ一様である。
上述のようにアノードガスは湿潤状態で供給され、下流に流れるほど湿潤度合が下がる。そこで特に本実施形態のように構成すれば、下流側で含水量の分布の偏倚を調整できるのでさらに効果的である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれることが明白である。
本発明による燃料電池の第1実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池のガス拡散層構造を製造する方法について説明する図である。 撥水性及び親水性について説明する図である。 本発明による燃料電池ガス拡散層構造の第1実施形態による作用を説明する図である。 接触角と毛細管圧力との関係を示す図である。 本発明による燃料電池の第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明による燃料電池の第3実施形態を示すカソードガス拡散層の平面図である。 本発明による燃料電池の第4実施形態を示す縦断面図である。 本発明による燃料電池の第5実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池の第6実施形態を示す図である。 本発明による燃料電池の第7実施形態を示すアノードガス拡散層の平面図である。
符号の説明
10 膜電極接合体
121 カソードガス拡散層
121a 撥水部
121b 親水部
122 アノードガス拡散層
131 カソードセパレータ
131a カソードセパレータのリブ
131b カソードセパレータの反応ガス流路
132 アノードセパレータ
132a アノードセパレータのリブ
132b アノードセパレータの反応ガス流路

Claims (7)

  1. 膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体の表裏両面に形成され、反応ガスを拡散して膜電極接合体に供給するカソードガス拡散層及びアノードガス拡散層と、
    前記カソードガス拡散層及びアノードガス拡散層に当接し、カソードガス拡散層及びアノードガス拡散層に供給する反応ガスが流れる反応ガス流路を備えるカソードセパレータ及びアノードセパレータと、
    を有する燃料電池であって、
    前記カソードガス拡散層は、
    空孔径が一様ではなく大小が混在する多孔体であり、
    カソードセパレータのリブが当接する部分に形成された撥水性の撥水部と、
    カソードセパレータの反応ガス流路が重なる部分に形成され、前記撥水部から液水が移動する親水部と、を含む、
    ことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記カソードガス拡散層は、カソードセパレータの反応ガス流路が重なる部分の中央付近に形成され、前記リブが当接する撥水部から前記親水部に移動してきた液水の浸入を阻害する流路中央撥水部をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記カソードガス拡散層は、前記撥水部及び親水部が混在する構成を、反応ガスの流れ方向下流側に有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記カソードセパレータは、表面が親水性である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  5. 前記アノードガス拡散層は、
    アノードセパレータの反応ガス流路が重なる部分に形成された撥水性の撥水部と、
    アノードセパレータのリブが当接する部分に形成され、前記撥水部から液水が移動する親水部と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  6. 前記アノードガス拡散層は、
    アノードセパレータのリブが当接する部分に形成された撥水性の撥水部と、
    アノードセパレータの反応ガス流路が重なる部分に形成され、前記撥水部から液水が移動する親水部と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の燃料電池。
  7. 前記アノードガス拡散層は、前記撥水部及び親水部が混在する構成を、反応ガスの流れ方向下流側に有する、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の燃料電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020056580A1 (zh) * 2018-09-18 2020-03-26 上海旭济动力科技有限公司 流体引导流路及具备该流体引导流路的燃料电池

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