JP5476667B2 - レゾルバ制御装置、回転角度位置検出装置及びアクチュエータ制御システム - Google Patents
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Description
例えば、VR(可変リラクタンス)型のレゾルバは、モータ等のアクチュエータの回転軸に回転自在に取り付けられ、ロータとステータの間のリラクタンスがロータの位置により変化し、その変化に応じた電圧のレゾルバ信号を出力する。モータ部にレゾルバを設け、そのレゾルバからの多相出力(例えば、3相)をモータを駆動制御するドライブユニット内に取り込む。ドライブユニットでは、取り込んだ多相出力信号を相変換回路により2相出力(SlN、COS)信号に変換し、このアナログの信号をR/Dコンバータ(RDC)でデジタルの信号に変換し、更に、該変換して得られた角度データを補正データにより補正して、最終的なデジタル位置信号を得て、これに基づきアクチュエータを制御していた。
この回転位置検出装置は、大別してモータ本体と、ドライブユニット(モータの制御装置に対応)とから構成されている。モータ部はモータ、レゾルバを備えている。レゾルバ制御回路は、RDコンバータ、第1CPU、第1CAN回路を備えている。第1CPUはEEPROMから読み出した補正データ及び各レゾルバの回転角データを第1CAN回路に出力する。第1CAN回路は、ドライブユニット側に配設された第2CAN回路と2本の信号線にて接続されており、該信号線を介して互いに種々の信号を授受可能である。更に、ハウジングによってモータ部と、レゾルバと、レゾルバ制御回路とが一体形成されている。
一方、堅牢性や耐環境性について、レゾルバ制御回路は、精密部品が搭載されることから一般にレゾルバよりも劣る。従って、上記特許文献1の構成では、レゾルバの堅牢性、耐環境性がいくら高くても、レゾルバ制御回路の耐えられる環境下で使用せざるをえないといった問題があった。
従って、レゾルバ信号に基づき回転子の回転角度位置を検出できる自レゾルバ制御装置を、レゾルバ及びアクチュエータの制御装置と独立して構成することができるので、自レゾルバ制御装置がレゾルバの使用環境を制限することのない位置検出システムを構成することができる。つまり、レゾルバ制御装置の堅牢性及び耐環境性に縛られることなく、レゾルバをその堅牢性及び耐環境性の許す環境下で使用することができる。
また、このような構成であれば、レゾルバと自レゾルバ制御装置との間を電気ケーブルを介して接続することができるので両者の距離を離すことができる。これにより、例えば、レゾルバの使用環境の影響(発熱など)が及ぶ範囲外にレゾルバ制御装置を設置して使用することができる。従って、自レゾルバ制御装置がレゾルバの使用環境を制限することのない位置検出システムを構成することができる。
更に、自レゾルバ制御装置とアクチュエータの制御装置とは、電気コネクタを介して固定的に接続されるので、レゾルバとアクチュエータの制御装置とのレイアウト性を向上することができる。
例えば、レゾルバとアクチュエータの制御装置とをできる限り近づけて配置するときなどにおいて、レゾルバとアクチュエータの制御装置との間にレゾルバ制御装置がケーブルを介してぶら下がるなどといった事態が発生するのを防ぐことができる。
このような構成であれば、自レゾルバ制御装置において、レゾルバ信号に基づき検出された回転角度位置に含まれる、レゾルバを機械に組み込んだ際の組み込み誤差、レゾルバ自身が要因の誤差、レゾルバとレゾルバ制御装置とをつなぐ接続ケーブルが要因の誤差、レゾルバ制御装置自身が要因の誤差などを補正することができる。
このような構成であれば、上記発明1〜3のいずれか1に記載のレゾルバ制御装置と同等の作用及び効果が得られる。
前記回転子に回転駆動力を付与するアクチュエータと、前記レゾルバと互いに電気信号を送受信可能に接続された、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレゾルバ制御装置と、前記レゾルバ制御装置と互いに電気信号を送受信可能に接続され且つ前記アクチュエータと互いに電気信号を送受信可能に接続された、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記レゾルバ制御装置から送信される角度位置信号に基づき前記アクチュエータを制御する。
また、電気ケーブルを介してレゾルバとレゾルバ制御装置とを接続することができるので、例えば、レゾルバの使用環境外にレゾルバ制御装置を設置して使用することで、レゾルバ制御装置の堅牢性及び耐環境性に縛られることなく、レゾルバをその堅牢性及び耐環境性の許す環境下で使用することができるようにシステムを構築できるという効果が得られる。
更に、発明2のレゾルバ制御装置によれば、発明1の前記効果に加え、アクチュエータなどの機械固有の誤差を補正する補正データが自レゾルバ制御装置側に保持され且つそこで補正が行われるようになっているので、自レゾルバ制御装置とアクチュエータの制御装置との互換性を向上することができるという効果が得られる。
まず、本発明に係るモータ制御システム1の構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係るモータ制御システム1の構成を示すブロック図である。
回転角度位置検出装置100は、レゾルバ装置30と、電気ケーブル70を介してレゾルバ装置30と互いに電気信号を送受信可能に接続されたレゾルバ制御装置40とを含んで構成される。
レゾルバ制御装置40は、コネクト部80を介してモータ制御装置300と互いに電気信号を送受信可能に接続されており、コネクト部80を介して、前記生成した角度位置信号を外部のモータ制御装置300に送信する。
本実施の形態において、モータ200の回転子(モータ出力軸)と、レゾルバ装置30の中空構造の回転子とはビルトイン結合によって直結される。従って、モータ回転軸の回転と共にレゾルバ装置30の回転子が回転し、単極レゾルバ30a及び多極レゾルバ30iの各レゾルバロータが回転する。これにより、レゾルバ装置30からは、モータ出力軸の回転角度に応じた3相のレゾルバ信号が出力される。
ここで、図2は、レゾルバ装置30の軸方向断面図である。
レゾルバ装置30は、図2に示すように、固定子であるステータ22と、回転子であるロータ12と、ロータ12とステータ22の間に介在してロータ12を回転可能に支持するクロスローラ軸受14と、ロータ12の回転角度位置を検出する単極レゾルバ30aおよび多極レゾルバ30iとを有して構成されている。ここで、レゾルバ30a、30iおよびクロスローラ軸受14は、径方向内側からその順序で径方向の同一平面上に配置されている。
内輪14aは、ステータ22の内壁体22aに軸方向に押圧された状態で固定されている。具体的には、ステータ22の内壁体22aの上端を内輪14aの下面に当接させ、内輪押え26の押圧部26bを内輪14aの上面に接触させ、内輪押え26をボルト26aでステータ22の内壁体22aに締結することにより固定される。
なお、ステータ22には、ボルト24aにより固定板24が固定され、ロータ12は、モータ(後述)の回転軸に嵌合している。
ここで、図3(a)及び(b)は、レゾルバ装置30、レゾルバ制御装置40及びモータ制御装置300の接続形態の一例を示す図である。
本実施の形態では、図3(a)に示すように、レゾルバ装置30とレゾルバ制御装置40とは、電気ケーブル70を介して電気的に接続される。ここで、電気ケーブル70の長さは、レゾルバ制御装置40が、レゾルバ装置30の使用環境による熱、ノイズ、振動等の影響を受けない距離(あるいは影響を無視できる距離)を空けられる長さを有している。なお、電気ケーブル70を介して両者の距離を空けられるだけでも熱、ノイズ、振動等の影響を低減する効果などが期待できるので、必ずしも影響を受けない(あるいは無視できる)程の長さを必要とはしない。
更に、図3(a)に示すように、レゾルバ制御装置40とモータ制御装置300とは、コネクト部80を介して電気的に接続される。レゾルバ制御装置40には、導電性のコネクタ端子を有するコネクタ雄部80aが突設されており、モータ制御装置300には、レゾルバ制御装置40のハウジングの一部が嵌合可能な形状の嵌合孔を有する固定接続部80bが設けられている。固定接続部80bの嵌合孔の端部(底部)には、コネクタ雄部80aが嵌合可能な嵌合孔を有するコネクタ雌部80cが設けられている。コネクタ雌部80cの嵌合孔内にはコネクタ雄部80aのコネクタ端子と対応する導電性のコネクタ端子が設けられている。
ここで、図4は、レゾルバ制御装置40の構成を示すブロック図である。
レゾルバ制御装置40は、図4に示すように、外部のレゾルバ装置30に電気ケーブル70を介して励磁信号を供給する励磁回路41と、励磁信号を供給するレゾルバを択一的に切り替える切替スイッチ41aと、単極レゾルバ30aから電気ケーブル70を介して入力される3相のABS電流信号を検出して、これを電圧信号に変換するI/V変換回路42aと、多極レゾルバ30iから電気ケーブル70を介して入力される3相のINC電流信号を検出して、これを電圧信号に変換するI/V変換回路42bと、電圧信号に変換された3相のABS信号を2相のABS信号に変換する相変換回路43aと、電圧信号に変換された3相のINC信号を2相のINC信号に変換する相変換回路43bとを含んで構成される。
切替スイッチ41aは、励磁回路41から単極レゾルバ30a及び多極レゾルバ30iに励磁信号を出力するための経路上に配されており、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)47からのINC/ABS切替信号によって、これらのレゾルバ30a、30iへの励磁信号の出力経路を択一的に切り換える。具体的に、励磁回路41の励磁信号の出力経路を単極レゾルバ30aの信号出力端子に電気ケーブル70を介して電気的に接続されるケーブル端子COM1か、多極レゾルバ30iの信号出力端子に電気ケーブル70を介して電気的に接続されるケーブル端子COM2かのいずれか一方に切り替える。
I/V変換回路42bは、多極レゾルバ30iのA相、B相、C相の各コイルに、電気ケーブル70を介して電気的に接続された抵抗Ra、Rb、Rcから構成されており、これらの抵抗によって、各コイルを介して流れ込む電流信号を検出し、検出した電流信号を電圧信号に変換する。
φA=A1+A2sinθ)・sinωt …(1)
φB={B1+B2sin(θ−2π/3)}・sinωt …(2)
φC={C1+C2sin(θ−4π/3)}・sinωt …(3)
sin信号=φA−(φB+φC)/2 …(4)
cos信号=sqr(3/4)・(φB−φC) …(5)
相変換回路43bは、I/V変換回路42bにおいて信号電圧に変換された3相のINC信号を、2相のINC信号(sin信号,cos信号)に変換して、INC/ABS切替回路44に出力する。
切替可能な分解能には、例えば、12ビットの分解能と、10ビットの分解能とがある。RDC45は、12ビットの分解能に設定されているときは、モータ200の回転速度が最大速度1[rps]を超えない範囲において、レゾルバ装置30からのアナログのABS信号、INC信号を12ビット(0〜4095)の精度で分解してデジタルの角度信号φを生成し、10ビットの分解能に設定されているときは、モータ200の回転速度が最大速度3[rps]を超えない範囲において、レゾルバ装置30からのアナログのABS信号、INC信号を10ビット(0〜1023)の精度で分解してデジタルの角度信号φを生成する。
ASIC47は、カスタムのICチップであって、レゾルバ制御装置40に形成された各回路の動作を制御する各種制御信号を生成して、これらを各回路に出力すると共に、RDC45からのABS信号及びINC信号のデジタルの角度信号φに基づき、回転子(モータ回転軸)の回転角度位置を検出し、該検出した回転角度位置をDSP48に出力する。
ここで、ABS信号の基本成分波の始点に相当する回転角0度を基準とし、INC信号の24周期の基本波成分のうち一つの基本波成分とのずれの値をoffset値とする。 そして、2相のABS信号がRDC45でデジタル信号に変換されたデジタル角度信号φの値をabsとし、2相のINC信号がRDC45でデジタル信号に変換されたデジタル角度信号φの値をincとすれば、回転角度位置は、abs×24+(2048−inc)+offset値の演算により求めることができる。
次に、DSP48は、メモリ49に記憶された補正データに基づき、ASIC47から入力されるA相、B相、Z相の回転角度位置を示す角度信号に含まれる誤差を補正する。更に、補正後の回転角度位置から位置出力信号を生成し、該生成した位置出力信号をラインドライバ50を介してモータ制御装置300に出力する。
断線検出回路52は、単極レゾルバ30aと相変換回路43aとの間の各相のラインの断線、及び多極レゾルバ30iと相変換回路43bとの間の各相のラインの断線を検出し、該検出結果を示す断線検出信号をASIC47に出力する。
以下、レゾルバ制御装置40の動作を中心に説明する。
レゾルバ制御装置40のASIC47は、システム停止時において、電源投入を検知すると、INC/ABS切替スイッチ41aを、共通端子COM1に接続するようにINC/ABS切替信号を出力する。共通端子COM1は、電気ケーブル70を介して単極レゾルバ30aに電気的に接続されているため、励磁回路41から出力される励磁信号はCOM1から電気ケーブル70を介して単極レゾルバ30aに出力される。
I/V変換回路42aは、この電流信号を電圧信号に変換した後、相変換回路43aに出力する。そして、この3相の電圧信号を、相変換回路43aによって2相信号に変換し、INC/ABS切替回路44に出力する。ASIC47はINC/ABS切替回路44を通過すべき信号として2相のABS信号を選択するようにINC/ABS切替信号を出力する。
次いで、ASIC47は、INC/ABS切替スイッチ41aを多極レゾルバ30iに接続される共通端子COM2に接続するようにINC/ABS切替信号を出力する。共通端子COM2は、電気ケーブル70を介して多極レゾルバ30iに電気的に接続されているため、励磁回路41から出力される励磁信号はCOM2から電気ケーブル70を介して多極レゾルバ30iに出力される。
I/V変換回路42bは、この電流信号を電圧信号に変換した後、相変換回路43bに出力する。そして、この3相の電圧信号を、相変換回路43bによって2相信号に変換し、INC/ABS切替回路44に出力する。ASIC47はINC/ABS切替回路44を通過すべき信号として2相のINC信号を選択するようにINC/ABS切替信号を出力する。
ASIC47は、incを取得すると、該incと先に取得したabsとに基づき、回転子の回転角度位置を上記した演算方法で算出し、該算出した回転角度位置を、DSP48に出力する。
位置出力信号と同様に、コネクタ雄部80a及びコネクタ雌部80cには、異常検出信号の専用の端子E1及びE2が設けられており、これらの端子を介して、異常検出信号がモータ制御装置300に出力される。
レゾルバ制御装置40では、電源がOFFになるまでは、ASIC47がINC/ABS切替スイッチ41aが共通端子COM2に接続したままの状態になるよう制御する一方で、INC/ABS切替回路44を通過する信号が2相のINC信号に維持されるように制御する。ASIC47は電源OFFを検知すると上記一連の処理を終了する。
これによって、レゾルバ制御装置40が、レゾルバ装置30の使用環境を完全に又は略制限することがなくなるので、レゾルバ装置30をその堅牢性及び耐環境性の許す環境下において使用することができる。
これによって、レゾルバ制御装置40のコネクタ雄部80aをモータ制御装置300のコネクタ雌部80cに差し込むことで、レゾルバ制御装置40をモータ制御装置300に簡易且つ安全にシステム内に配置することができる。
これによって、レゾルバを組み込む機械や、レゾルバ装置30とレゾルバ制御装置40とを接続する電気ケーブル、レゾルバ制御装置40などが要因の固有の誤差を補正する補正データがレゾルバ制御装置40に記憶保持されるので、レゾルバ制御装置40と接続される各装置との互換性を向上することができる。
また、上記実施の形態において、励磁回路41は、形態1又は3に記載の励磁信号出力手段に対応し、I/V変換回路42a及び42b(これらは、レゾルバに含まれていてもよい)、相変換回路43a及び43b、INC/ABS変換回路44、RDC45、ASIC47、DSP48、メモリ49は、形態1又は2に記載の角度位置信号生成手段に対応し、DSP48、ラインドライバ50、フォトカプラ51及びコネクタ雄部80aは、形態1又は3に記載の信号出力手段に対応する。
なお、上記実施の形態においては、レゾルバ装置30とモータ200とを別体として構成したが、これに限らず、レゾルバ装置30とモータ200とを同じ筐体内に一体形成(回転子も共通)した構成としてもよい。
100 回転角度位置検出装置
200 モータ
300 モータ制御装置
30 レゾルバ装置
40 レゾルバ制御装置
70,90 電気ケーブル
80 コネクト部
80a コネクタ雄部
80b コネクタ雌部
30a 単極レゾルバ
30i 多極レゾルバ
41 励磁回路
41a INC/ABS切替スイッチ
45 RDC
47 ASIC
48 DSP
49 メモリ
50 ラインドライバ
51 フォトカプラ
Claims (5)
- 回転子の回転角度に応じて位相の異なる複数のレゾルバ信号を出力する外部のレゾルバからの前記レゾルバ信号に基づき前記回転子の回転角度位置を検出するレゾルバ制御装置であって、
前記レゾルバに励磁信号を出力する励磁信号出力手段と、
前記レゾルバから出力される前記レゾルバ信号を受信するレゾルバ信号受信手段と、
前記レゾルバ信号受信手段で受信したレゾルバ信号に基づき前記回転子の回転角度位置を示す角度位置信号を生成する角度位置信号生成手段と、
前記角度位置信号生成手段で生成された角度位置信号を、前記回転子に回転駆動力を付与するアクチュエータを制御する外部の制御装置に送信する信号送信手段と、を備え、
前記角度位置信号生成手段は、アナログの信号をデジタルの信号に変換する際に分解能を切り替える分解能切替手段と、
前記レゾルバと相変換回路との間の各相のラインの断線を検出する断線検出手段とを備え、
自レゾルバ制御装置のハウジングの一部が前記制御装置の嵌合孔に嵌合可能とされ、
前記レゾルバ信号受信手段は、前記レゾルバと自レゾルバ制御装置とを、電気ケーブルを介して互いに電気信号を送受信可能に接続する第1接続部を備え、
前記信号送信手段は、前記制御装置と自レゾルバ制御装置とを、電気コネクタを介して互いに電気信号を送受信可能に且つ自レゾルバ制御装置を前記制御装置に固定接続する第2接続部を備えることを特徴とするレゾルバ制御装置。 - 前記角度位置信号生成手段は、前記回転角度位置に含まれる誤差を補正するための補正データを記憶する補正データ記憶部と、前記補正データ記憶部に記憶された補正データに基づき前記回転角度位置を補正する補正部とを含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ制御装置。
- 前記レゾルバは、単極のレゾルバと多極のレゾルバとを含み、
前記単極のレゾルバと前記多極のレゾルバとのうち前記励磁信号の出力先のレゾルバを択一的に切り替える励磁切替手段を備え、
前記角度位置信号生成手段は、前記単極のレゾルバからのレゾルバ信号と、前記多極のレゾルバからのレゾルバ信号とに基づき、前記回転子の絶対回転角度位置を示す角度位置信号を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレゾルバ制御装置。 - 回転子の回転角度に応じて位相の異なる複数のレゾルバ信号を出力するレゾルバと、
前記回転子に回転駆動力を付与するアクチュエータと、
前記レゾルバと互いに電気信号を送受信可能に接続された、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレゾルバ制御装置とを備えることを特徴とする回転角度位置検出装置。 - 回転子の回転角度に応じて位相の異なる複数のレゾルバ信号を出力するレゾルバと、
前記回転子に回転駆動力を付与するアクチュエータと、
前記レゾルバと互いに電気信号を送受信可能に接続された、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレゾルバ制御装置と、
前記レゾルバ制御装置と互いに電気信号を送受信可能に接続され且つ前記アクチュエータと互いに電気信号を送受信可能に接続された、前記アクチュエータを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記レゾルバ制御装置から送信される角度位置信号に基づき前記アクチュエータを制御するアクチュエータ制御システム。
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