JP5474859B2 - コンクリート構造物用足場装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば海底に沈設される平面視略X字形状の沈設用ブロックを船積みする際に使用されるコンクリート構造物用足場装置に関する。
従来より、水深を浅くするために、海底に砂や石を沈設するとともに、沈設した砂や石の上に、複数のコンクリート製のブロック(コンクリート構造物)を敷設している。このブロックとしては、例えば図6および図7に示す沈設用ブロックが使用されている。なお、図6において、正面から見て下側を、沈設用ブロックの前側、上側を、沈設用ブロックの後側、左右を沈設用ブロックの左側、右側とする。
この沈設用ブロック30は、図6および図7に示すように、平面視X字形状を呈しており、直方体形状(平面視正方形状)の本体31と、該本体31の角部から対角線の延長線上に沿って突設された4つの脚部32,…とを備えている。具体的には、本体31は、平坦な上面30a及び下面30bと、該上面30aおよび下面30bの間に形成された側面30cと、上面30aと側面30cの境界部、および下面30bと側面30cの境界部に沿って形成された傾斜面30dと、前後左右に形成された側面凹部35と、下面30bの中央部に形成された下面凹部36とを有している。上面30a(各脚部32の基部)には、沈設用ブロック30を搬送する際に使用される複数の吊輪37,…が配置されている。また、側面凹部35は、両側に形成された一対の第1傾斜部35a,35aと、該第1傾斜部35a,35aの間に形成された第2傾斜部35bとを有している。そして、例えば、沈設用ブロック30をクレーン(図示せず)で吊り下げて二段に積載した場合、下段の沈設用ブロック30の各吊輪37,…は、上段の沈設用ブロック30の下面凹部36の内側に位置して、積載に際して支障をきたさないように配置されている。
そして、例えば沈設用ブロック30を船積みする場合は、沈設用ブロック30の側部に梯子(図示せず)をかけて、沈設用ブロック30の上面30aに登ることなく、該側部から沈設用ブロック30の各吊輪37,…に、クレーンのフックを引っ掛けて、沈設用ブロック30をクレーンで吊り下げ、船体の甲板において二段積みしている。
ところで、防波堤や海岸堤防に設置される異形ブロック(消波ブロック)の型枠に、コンクリートを打設する際に、作業者および作業性の安全性を確保するための足場装置が使用されている。そして、異形ブロックは、例えば、120度間隔に配置された3つの足脚と、該各足脚の軸線が交差する点(重心)から直立された頭脚と、各足脚の基部および頭脚の基部に形成された連結部とを備えている。一方、足場装置は、例えば、頭脚に着脱自在に取り付けられる環状の床部と、該床部に配置された手摺と、床部の底部に配置されて、連結部に当接する支持脚と、床部に連結されるとともに、各足脚に沿って配置される複数の作業ステップと、該各作業ステップのうち、一の作業ステップの下端部に連結される梯子とを備えている(特許文献1)。
実公平4−23150号公報
しかしながら、上記沈設用ブロック30においては、上面30aに配置された各吊輪37,…に、クレーンのフックを引っ掛ける作業(玉掛け作業)をする場合、沈設用ブロック30の側部に梯子をかけて、梯子から玉掛け作業をしているため、不安定で作業性がよくない。また、沈設用ブロック30の上面30aにおいて玉掛け作業を行うとすれば、沈設用ブロック30の上面30aにおいては、安全帯を引っ掛ける箇所がなく、作業者および作業性の安全性を確保することができないという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題を鑑み、コンクリート構造物を搬送(積載)する際の作業者および作業性の安全性を確保できるコンクリート構造物用足場装置を提供することを目的とする。
本発明に係るコンクリート構造物用足場装置は、少なくとも2段に積載されるコンクリート構造物30の上面30aに載置される枠体1と、該枠体1に配置される手摺10とを備え、前記コンクリート構造物30は、交差する直線の交点から各端点に向かって延出して形成される脚部32,…を有する沈設用ブロックであり、前記枠体1は、前記コンクリート構造物30の隣り合う脚部32,32間に形成された凹部35に挿入される位置合わせ用の凹部2を備えたことを特徴とする。
この場合、枠体1に配置される手摺10によって、コンクリート構造物30において、作業空間が形成されるとともに、作業者の作業空間からの落下防止することができる。また、作業空間において、作業者がバランスをくずした場合も手摺10を掴むことができるので、安心して作業できる。また、作業者の安全帯のフックを手摺10に引っ掛けることができるので、安全性が確保される。したがって、コンクリート構造物30において作業する場合、安全で且つ効率よく行うことができる。また、コンクリート構造物30としての沈設用ブロックは、二段に積載して保管されるのが一般的であることから、積載する際の玉掛け作業する際に、足場装置を用いれば、作業効率が向上する。
また、本発明によれば、前記コンクリート構造物30の凹部35は、一対の第1傾斜部35a,35aと、該一対の第1傾斜部35a,35a間に形成された第2傾斜部35bとを有し、前記枠体1は、前記コンクリート構造物30の上面30aの周縁部を囲むように、形鋼を用いて所定形状に形成され、前記枠体1の凹部2は、前記一対の第1傾斜部35a,35aのうち、一方の第1傾斜部35aに位置する傾斜部2aと、前記第2傾斜部35bに位置する第1直線状部2bと、前記一対の第1傾斜部35a,35aのうち、他方の第1傾斜部35aに位置する第2直線状部2cとを有するような構成を採用することができる。
また、本発明によれば、コンクリート構造物30に形成された凹部35と枠体1との隙間を覆蔽する踏み板3を、前記枠体1に配置するような構成を採用することもできる。
この場合、踏み板3によって、コンクリート構造物30に形成された凹部35と枠体1との隙間が覆蔽されるので、作業者の足が隙間に落ち込むことを防止できるようになる。また、作業者が使用する工具などが隙間から落下することも防止できるようになる。
また、本発明によれば、前記コンクリート構造物30に当接する枠体1の部位に、緩衝部材6を装着するような構成を採用することもできる。
この場合、コンクリート構造物30に当接する枠体1の部位に緩衝部材6を装着することで、コンクリート構造物30を損傷させることがない。
また、本発明によれば、コンクリート構造物30の上面30aに配設された吊輪37,…の外側を囲むように、前記手摺10を配置するような構成を選択することもできる。
この場合、コンクリート構造物30の上面30aに配設された吊輪37,…の外側を囲むように、手摺10を配置したので、コンクリート構造物30の吊輪37,…に、クレーンのフックを引っ掛ける玉掛け作業を行う際、作業者の近傍に手摺10が位置するようになり、手摺10に、作業者の安全帯のフックを引っ掛けることができる。このため、作業者の安全性がより向上する。また、コンクリート構造物30における作業空間が、手摺10によって囲まれることで形成されるようになり、この作業空間からの落下を防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、多段に積載されるコンクリート構造物に着脱自在に取り付けられる枠体と、該枠体に配置される複数の手摺とを備えるようにしたので、コンクリート構造物における作業者および作業性の安全性を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るコンクリート構造物用足場装置を実装した状態を示す概略平面図。 図1のコンクリート構造物を二段して積載した状態を示す側面図。 図1のコンクリート構造物用足場装置の斜視図。 図1のコンクリート構造物用足場装置に使用される支柱用クランプおよび単管用クランプを示す図。 コンクリート構造物用足場装置を用いたコンクリート構造物の搬送方法を示すフロー。 沈設用ブロックを示す平面図。 図6の側面図。
本発明の一実施形態に係るコンクリート構造物用足場装置について図1〜図5を参照しながら説明する。なお、図1において、正面から見て下側を、沈設用ブロックの前側、上側を、沈設用ブロックの後側、左右を沈設用ブロックの左側、右側とする。また、図1においては、緩衝部材は概略的に図示し、クランプは省略している。また、図3において、正面から見て手前を、枠体の前側、奥側を、枠体の後側、左右を、枠体の左側、右側とする。
本実施形態に係るコンクリート構造物用足場装置(以下、足場装置という)Aは、図1および図2に示すように、少なくとも2段に積載されるコンクリート構造物、すなわち図6および図7に示す沈設用ブロック30の上面30aに載置される枠体1と、該枠体1に配置される手摺10とを備えている。なお、沈設用ブロック30の構成についての説明は、ここでは省略する。
枠体1は、図1および図3に示すように、平面視略X字形状の沈設用ブロック30の上面30aの周縁部を囲むように、C形鋼を用いて平面視略正方形状に形成されている。主要部は、前枠1aと、左右の側枠1b,1cと、後枠1dとで構成されている。そして、前枠1aの一部に、沈設用ブロック30の側面凹部35に対応する凹部2が形成されている。また、沈設用ブロック30の側面凹部35と、後述する枠体1の凹部2との隙間を、枠体1の凹部2とで覆蔽する三角形状の踏み板3が配置されている。そして、踏み板3の斜辺3aが、沈設用ブロック30の側面凹部35の他方の第1傾斜部35aと同じ傾度になっている。
枠体1の凹部2は、沈設用ブロック30の側面凹部35の一方の第1傾斜部35aと同じ傾度を有する傾斜部2aと、該傾斜部2aに連設される左右方向の第1直線状部2bと、該第1直線状部2bに連設される前後方向の第2直線状部2cとを有している。そして、枠体1の凹部2の傾斜部2aが、沈設用ブロック30の側面凹部35の一方の第1傾斜部35aに位置し、枠体1の凹部2の第1直線状部2bが、沈設用ブロック30の側面凹部35の第2傾斜部35bに位置し、枠体1の踏み板3の傾斜部3aが、沈設用ブロック30の側面凹部35の他方の第1傾斜部35aに位置するようになる。したがって、沈設用ブロック30の側面凹部35に、枠体1の凹部2および踏み板3が挿入されるようになり、沈設用ブロック30の側面凹部35が、枠体1の凹部2と踏み板3とによって覆蔽されるようになる。また、枠体1の凹部2の第2直線状部2cには、梯子5の上端部がかけられる(図1参照)。すなわち、作業者は、梯子5から手摺10につかまりながら踏み板3を通って沈設用ブロック30の上面30aに到達することになる。
また、枠体1が沈設用ブロック30の上面30aに載置される際、枠体1の角部近傍の前枠1a、左右の側枠1b,1c、後枠1dの各部位の下面が沈設用ブロック30の上側の傾斜部30dに当接することになるが、この当接によって、沈設用ブロック30の上側の傾斜部30dが損傷しないように、上記部位にそれぞれ緩衝部材としてロープ6が巻着されている。
手摺10は、図1〜図3に示すように、枠体1の前枠1a、左右の側枠1b,1c、後枠1dにそれぞれ配設された支柱用クランプ11に立設される支柱16と、前後左右に配置された各支柱16に取り付けられる単管用クランプ20と、該各単管用クランプ20に、前後方向または左右方向に架設される単管25とで構成されている。そして、手摺10は、沈設用ブロック30の上面30aに配設された吊輪37,…の外側を囲むように、かつ、作業者が落下しない程度の高さ(110〜120cm)をもって配置されている。すなわち、手摺10によって、作業者の作業空間Sが形成されるとともに、該作業空間空Sにおける安全性が確保されている。
支柱用クランプ11は、図4(a)に示すように、側面視略コ字形状の本体、12および該本体12に螺合するボルトBを有するバイス13と、該バイス13にピン14によって回動自在に取り付けられたクランプ金具15とを備えている。バイス13は、枠体1を構成するC形鋼の端縁部にボルトBで固定される。また、クランプ金具15は、互いの基部が回動自在に支持されるとともに、先端部が接離する一対の挟持片15a,15aと、各挟持片15a,15aを締結するボルトBおよびナットNを有している。そして、一方の挟持片15aがピン14によってバイス13と連結されており、ボルトBおよびナットNによって締結された各挟持片15a,15aによって、支柱16の外周面が挟持される。すなわち、支柱16がクランプ金具15によって直状に支持されることになる。
単管用クランプ20は、図4(b)に示すように、一対のクランプ金具(図4(a)に示すクランプ金具15と同一構成)21,21がピン22によって回動自在に取り付けられている。そして、各クランプ金具21,21のそれぞれに単管25が直交するように支持される。すなわち、立設された支柱16に、前後方向および左右方向に単管25が架設されるようになる(図1〜図3参照)。したがって、支柱用クランプ11、支柱16、単管用クランプ20、単管25によって手摺10が構成されることになる。
つぎに本実施形態に係る足場装置Aを用いた沈設用ブロック30の搬送方法について図5を参照して説明する。まず、足場装置Aを組み立てる(S1)。すなわち、枠体1に複数の支柱用クランプ11を取り付ける。具体的に言うと、後枠1dの左側および右側と、左側枠1bの前側および後側と、右側枠1cの直線状部の後側、前枠1aの左側の直線状部の中途部、前枠1aの右側の直線状部の左右、枠体1の凹部2の凹部2にそれぞれ支柱用クランプ11を取り付ける。そして、各支柱用クランプ11に支柱16を立設する。
つぎに、各支柱16の上部および中途部にそれぞれ単管用クランプ20を取り付けて、各単管用クランプ20に単管25,…を架設する。具体的に言うと、後枠1dの左右の各支柱16,16、および、これに対応する前枠1aの左側の支柱16、前枠1aの右側の支柱16の上部および中途部にそれぞれ単管25,25を前後方向に架設し、左側枠1bおよび右側枠1cの後側の各支柱16,16の上部および中途部にそれぞれ単管25,25を左右方向に架設し、左側枠1bの前側の支柱16、および前枠1aの凹部2の支柱16の上部および中途部にそれぞれ単管25,25を左右方向に架設し、前枠1aの右側の左右の各支柱16の上部および中途部にそれぞれ単管25,25を左右方向に架設する。
つまり、沈設用ブロック30の吊輪37,…の外側を囲むようにして、手摺10が配置される。したがって、玉掛け作業中において、作業者は、手摺10に囲まれることに加えて、いずれの手摺10にも安全帯(図示せず)のフックを引っ掛けることができるため、沈設用ブロック30から落下することがなく、安全性が確保されるようになる。最後に、枠体1の角部近傍の前枠1a、左右の側枠1b,1c、後枠1dの部位にそれぞれ緩衝部材としてのロープ6を巻着する(図3参照)。
このようにして、組み立てられた足場装置Aをクレーン(図示せず)で吊り下げて(S2)、第1の場所、例えば陸地に載置された沈設用ブロック30の上面30aに載置する(S3)。すなわち、沈設用ブロック30の側面凹部35に、枠体1の凹部2を位置合わせして、前枠1a、左右の側枠1b,1c、後枠1dの下面が沈設用ブロック30の上側の傾斜面30dに当接するように、沈設用ブロック30の上方から載置する(図1参照)。
この際、枠体1の角部に巻着されたロープ6が緩衝部材となるため、沈設用ブロック30の上側の傾斜面30dに、枠体1の下面が当接しても損傷することはない。したがって、搬送によって沈設用ブロック30を損傷させることなく保管できる。
つぎに、沈設用ブロック30に載置された足場装置Aの吊輪37,…にクレーンのフックを引っ掛けた状態で、作業者は、足場装置Aの枠体1の凹部2の第2直線状部2cに梯子5をかけて、踏み板3を通って沈設用ブロック30の上面30aに登る(S4)。そして、作業者は、沈設用ブロック30の上面30aにおいて、手摺10に自己の安全帯のフックを引っ掛けた後、すなわち安全帯のセットを確認した後(S5)、沈設用ブロック30の吊輪37,…に、クレーンのフックを引っ掛ける。すなわち玉掛け作業を行う(S6)。
そして、玉掛け作業が完了した沈設用ブロック30をクレーンで吊り下げて、第2の場所、例えば港に停泊している船体の甲板(図示せず)に搬送する(S7)。搬送後、足場装置Aのみをクレーンで吊り下げる。すなわち、足場装置Aを沈設用ブロック30の上面30aから外す。続いて、陸地に載置された沈設用ブロック30(つぎに船体へ搬送しようとする沈設用ブロック30)に足場装置Aを返送して、沈設用ブロック30の上面30aに載置する。つぎに、上記と同様に、船体の甲板に、足場装置Aが載置された沈設用ブロック30を搬送して、先に搬送した沈設用ブロック30の上側に積載する。すなわち沈設用ブロック30を二段に積載する(図2参照)。
なお、本発明に係る足場装置Aは、前記実施の形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、前記沈設用ブロック30が、平面視略X字形状であることから、直方体形状の本体31の角部から対角線の延長線上に沿って4つの脚部32,…が延出して形成されている。したがって、沈設用ブロック30に載置される足場装置Aの枠体の形状としては、各脚部32の先端部を結ぶよう平面視円形状の枠体であってもよく、沈設用ブロック30の外形に沿うようにX字形状の枠体であってもよい。
また、本発明に係る足場装置Aは、沈設用ブロック30に限定されるものではなく、他のコンクリート構造物、例えば消波ブロックを積載する場合にも適用することもできる。この場合も、前記実施形態と同様に、枠体1の形状を、消波ブロックの脚部の形状に合わせて適宜変更すればよい。
また、前記実施形態の場合、枠体1に緩衝部材としてロープ6を巻着するようにしたが、これに限定されるものではなく、上段に積載される沈設用ブロック30の重量に耐えつつ、該重量を吸収できるゴム板や合成樹脂製のシートであってもよい。
また、前記実施形態の場合、枠体1と沈設用ブロック30の一の側面凹部35との隙間を、一の踏み板3で覆蔽するようにしたが、沈設用ブロック30の各側面凹部35,…をそれぞれ覆蔽するように踏み板3を配置してもよい。要は、作業者が、枠体1と沈設用ブロック30との隙間に足を滑らしたり、該隙間から工具を落としたりしないようにすればよい。
また、前記実施形態の場合、図3に示すように、支柱16と単管25とで手摺10を配置したが、これに限定されるものではない。例えば、網板を連結するようにしてもよい。要は、コンクリート構造物30の上面30aにおいて、手摺10に囲まれたことで作業空間Sが形成され、かつ、その作業空間Sから作業者が落下しなければよい。
1…枠体、1a…前枠、1b…左側枠、1c…右側枠、1d…後枠、2…凹部、2a…傾斜部、2b…第1直線状部、2c…第2直線状部、3…踏み板、3a…斜辺、5…梯子、6…緩衝部材(ロープ)、10…手摺、11…支柱用クランプ、12…本体、13…バイス、14…ピン、15…クランプ金具、15a…挟持片、16…支柱、20…単管用クランプ、21…クランプ金具、22…ピン、25…単管、30…コンクリート構造物(沈設用ブロック)、30a…上面、30b…下面、30c…側面、30d…傾斜面、31…本体、32…脚部、35…側面凹部、35a…第1傾斜部、35b…第2傾斜部、36…下面凹部、37…吊輪、A…足場装置、B…ボルト、N…ナット、S…作業空間

Claims (5)

  1. 少なくとも2段に積載されるコンクリート構造物(30)の上面(30a)に載置される枠体(1)と、該枠体(1)に配置される手摺(10)とを備え
    前記コンクリート構造物(30)は、交差する直線の交点から各端点に向かって延出して形成される脚部(32,…)を有する沈設用ブロックであり、
    前記枠体(1)は、前記コンクリート構造物(30)の隣り合う脚部(32,32)間に形成された凹部(35)に挿入される位置合わせ用の凹部(2)を備えたことを特徴とすることを特徴とするコンクリート構造物用足場装置。
  2. 前記コンクリート構造物(30)の凹部(35)は、一対の第1傾斜部(35a,35a)と、該一対の第1傾斜部(35a,35a)間に形成された第2傾斜部(35b)とを有し、
    前記枠体(1)は、前記コンクリート構造物(30)の上面(30a)の周縁部を囲むように、形鋼を用いて所定形状に形成され、
    前記枠体(1)の凹部(2)は、前記一対の第1傾斜部(35a,35a)のうち、一方の第1傾斜部(35a)に位置する傾斜部(2a)と、前記第2傾斜部(35b)に位置する第1直線状部(2b)と、前記一対の第1傾斜部(35a,35a)のうち、他方の第1傾斜部(35a)に位置する第2直線状部(2c)とを有することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物用足場装置。
  3. 前記枠体(1)に、コンクリート構造物(30)に形成された凹部(35)と枠体(1)との隙間を覆蔽する踏み板(3)を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリート構造物用足場装置。
  4. 前記コンクリート構造物(30)に当接する枠体(1)の部位に、緩衝部材(6)を装着することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンクリート構造物用足場装置。
  5. 前記手摺(10)は、コンクリート構造物(30)の上面(30a)に配設された吊輪(37)の外側を囲むように配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のコンクリート構造物用足場装置。
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