JP5474359B2 - 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜 - Google Patents

耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜 Download PDF

Info

Publication number
JP5474359B2
JP5474359B2 JP2009004470A JP2009004470A JP5474359B2 JP 5474359 B2 JP5474359 B2 JP 5474359B2 JP 2009004470 A JP2009004470 A JP 2009004470A JP 2009004470 A JP2009004470 A JP 2009004470A JP 5474359 B2 JP5474359 B2 JP 5474359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylate
compound
group
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009004470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009191257A (ja
Inventor
敬祐 小畑
司 村上
松本  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2009004470A priority Critical patent/JP5474359B2/ja
Publication of JP2009191257A publication Critical patent/JP2009191257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474359B2 publication Critical patent/JP5474359B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Description

本発明は、自動車部品、家電等の金属・プラスチック素材に対して、外観、密着性が良好であり、耐摩耗性に優れた塗料組成物及びその塗膜に関するものである。
自動車部品、家電等の金属・プラスチック素材の摩耗や傷つきを防ぐため、それらの素材に塗膜を形成させ、摩耗や傷つきに対する耐久性を向上させている。従来、耐摩耗性を改良するためには、表面の滑り性を出すために添加剤を配合する方法や塗膜の表面硬度を硬くする方法などが考案されている。
例えば、コロイダルシリカを混合する方法(特許文献1)、フッ素系樹脂やポリオレフィン系ワックス等の潤滑剤成分を混合して耐摩耗性を向上させる方法(特許文献2)、表面のTgを高くする方法(特許文献3)などで耐摩耗性を向上させている。
しかし、それら添加剤を用いる方法やTgを高くする方法は、外観が悪くなったり、密着性が悪くなることがある。
特開公報 2000−14049号 特開公報 2004−51725号 再公表報 2004−11564号
本発明は、外観や密着性を維持して、耐摩耗性に優れた塗料組成物及びその塗膜を提供することである。
本発明の耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜は以下のとおりである。即ち、(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体および(B)ポリイソシアネート化合物(B)を含む組成物であって、前記(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体
(a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレートと(a2)前記(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物と、の共重合体であり、前記(a2)の化合物が、1)メチル(メタ)アクリレートおよびエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つの(メタ)アクリル酸エステルと、2)2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートおよびヒドロキシブチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つのヒドロキシ基含有反応性不飽和結合を有する化合物と、を含み、かつ、前記(a1)の化合物/前記(a2)の化合物が、質量比で0.5/99.5 〜 8/92であり、重量平均分子量(Mw)が10000以上である塗料用樹脂組成物である。
ーパー磨耗試験法(JIS K5600−5−9)で測定した耐磨耗性が500回以上である上記に記載の塗料用樹脂組成物を含む塗膜である
本発明の塗料用樹脂組成物により、外観や密着性を維持して耐摩耗性に優れた塗膜を得ることができる。
以下、本発明について詳細に述べる。
[(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体]
(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体は、(a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレートと(a2)(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物を含むものである。
(a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレート
本発明に使用する(a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレートタ)アクリレートとしては、例えばデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、パルミチルアクリレート、パルミチルアクリレート、ベヘニルアクリレート等のアルキルアクリレートまたは相当するメタクリレートである。塗膜の外観、耐磨耗性の点で炭素数は、好ましくは14〜24、更に好ましくは16〜22である。本発明ではこれ等を2種以上使用してもよい。
(a2)(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物
(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物は特に限定されるものではないが、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、等の(メタ)アクリル酸エステル、また、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、等の窒素含有反応性不飽和結合を有する化合物、また、官能基含有反応性不飽和結合を有する化合物としては、ヒドロキシル基含有反応性不飽和結合を有する化合物の2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ基含有反応性不飽和結合を有する化合物、また、カルボキシル基含有反応性不飽和結合を有する化合物としてはアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、また、グリシジル基含有反応性不飽和結合を有する化合物としてはグリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジル(メタ)アクリレート等がある。
(メタ)アクリル酸エステル単量体以外で、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等が挙げられる。これらの反応性不飽和結合を有する化合物を1種類以上用いて共重合される。
また、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の多官能モノマー等、その他のラジカル重合性のモノマーを共重合しても良い。
(a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレートと(a2)(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物との質量%割合は、塗膜の外観、耐磨耗性の点で、通常(a1)/(a2)=0.5/99.5〜20/80、好ましくは3/97〜10/97〜90、更に好ましくは5/95〜10/90質量%である。ここで、(a1)、(a2)、の合計量は100質量%である。
(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量(Mw)は1万〜10万であり、好ましくは2万〜4万である。1万未満では、塗膜として脆くなり硬度,耐摩耗性が不足し20万を超えると塗膜形成が不十分となり艶がひけたり濁りといった外観が不良となる。
ここで重量平均分子量(Mw)は、ポリスチレンを標準としたゲル・パーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって得られる。
また、(A)の水酸基価は通常50〜200、好ましくは90〜200、更に好ましくは120〜180mgKOH/g(固形分)である。水酸基価が50mgKOH/g未満では、塗膜の架橋密度が低いために塗膜の強度及び硬度が不十分であり、一方、水酸基価が200mgKOH/gを超えると塗膜の可撓性が劣るため耐衝撃性に問題が生じるほか、外観が悪化する可能性がある。
更に(A)の計算上のガラス転移温度(Tg)は20〜80℃、好ましくは30〜50℃である。20℃未満であると十分な耐摩耗性が発現しない。80℃を超えると塗膜が硬く脆くなってかえって耐摩擦性は低下する。
アクリル共重合体の組成から計算されるガラス転移温度Tgは、公知の方法フォックス(Fox)の式により求めることができる。フォックスの式とは、共重合体を形成する個々の単量体について、その単量体の単独重合体のTgに基づいて、共重合体のTgを算出するためのものであり、その詳細は、ブルテン・オブ・ザ・アメリカン・フィジカル・ソサエティー、シリーズ2(Bulletin of the American Physical Society、Series 2)1巻・3号・123項(1956年)に記載されている。フォックスの式による共重合体のTgを算出するための基礎となる各種反応性不飽和結合を有する化合物についてのTgは、例えば、新高分子文庫・第7巻・塗料用合成樹脂入門(北岡協三著、高分子刊行会、京都、1974年)168〜169項の表10−2(塗料用アクリル樹脂の主な原料単量体)に記載されている数値を用いることができる。
本発明の(A)アクリル共重合体に用いるラジカル重合開始剤としては以下の様な開始剤を用いることができる。例えば有機過酸化物としては、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルハイドロパーオキシド、クメンハイドロパーオキシド等が挙げられ、アゾ系としては、N,N−アゾビスイソブチロニトリル、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタ酸)等があげられ、また、必要に応じて連鎖移動剤として、ドデシルメルカプタン、メルカプトエタノール、α−メチルスチレンダイマー等を用いることができる。
本発明の(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体を溶解・分散させるために用いる溶剤は、重合体を完全に溶解し、蒸発除去できる限り特に制限はないが塗液として利用するに際しての好ましい粘度、蒸発速度、塗膜の白化の程度を改善するため2種以上の溶剤を混合することができる。
例えば、ベンゼン,トルエン,キシレン等のアルキルベンゼン系溶剤、酢酸エチル,酢酸プロピル,酢酸ブチル,酢酸アミル,アセト酢酸メチル等の酢酸エステル系溶剤、ジオキサン,アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤があげられる。また(A)と有機溶剤は塗膜形成に際し、さらに塗装機器や塗装方法に準じた塗料固形分と粘度等に調整して塗料化されても良い。
[(B)ポリイソシアネート化合物]
(B)ポリイソシアネート化合物としては、一般的製法で得られるポリイソシアネート化合物を用いることができる。これらの中で好ましいポリイソシアネート化合物として、無黄変性のヘキサメチレンジイソシアネートおよびその誘導体、トリレンジイソシアネートおよびその誘導体、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネートおよびその誘導体、キシリレンジイソシアネートおよびその誘導体、イソホロンジイソシアネートおよびその誘導体などがあげられる。特にこれらのイソシアヌレート体、もしくはビュレット体が反応性及び塗膜の耐摩耗性の点で好ましい。
(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体と(B)ポリイソシアネート化合物のNCO/OHのモル比率は、塗膜の外観・耐磨耗性の点で0.8〜1.8、好ましくは、1.2〜1.5である。
本発明の塗料用樹脂組成物には、さらに必要に応じて顔料類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤,微粒子等の添加剤をすることができ、得られた塗料組成物は、上塗り、中塗り塗料として使用できるだけでなく、クリヤー塗料,着色塗料としても使用できる。
この塗料組成物に更に耐摩耗性を向上させるために、潤滑剤成分や2エチルヘキシルアルコールやラウリルアルコール等の高級アルコール(C8〜C30)を混合しても良い。
[塗膜作成方法]
本発明の塗料用樹脂組成物は、基材等に各方法により塗装され80℃で30分程度の加熱乾燥により塗膜を形成する事ができる。また基材としては、例えば鉄、アルミ、亜鉛、ステンレス及びこれらに表面処理をされたもの等の金属素材、塩化ビニル,ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート及びこれらに表面処理をされたもの等のプラスチック素材等があげられる。また、これらの基材に必要に応じてプライマー、中塗り、上塗り塗料が塗装された基材も使用することができる。
本発明の塗料用樹脂の塗装方法は、例えばスプレー、刷毛、ローラー、浸積、バーコーター等の公知の塗装方法で行うことができる。塗膜厚としては、通常1〜50μm好ましくは15〜20μmの範囲が好ましい。
[塗膜]
本発明において塗膜のテーパー摩耗試験法で測定した耐磨耗性は500回以上であるが、好ましくは1000回以上である。尚、テーパー摩耗試験は摩耗試験法(JIS K5600−5−9)に従って測定し、その測定方法は、摩耗輪法(CS10P,荷重500g)にて摩耗試験を行い目視で塗膜が削り取られたり、塗膜が基材から脱落する等変化が起こるまでの回転数を読み取った。
以下、本発明を更に具体的に説明するために実施例及び比較例をあげて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
撹拌機、温度計、窒素導入管、還流コンデンサーを備えた5リッタ4ツ口フラスコに酢酸ブチル1350g、メチルイソブチルケトン570gを仕込み、窒素パージを行ないながら100℃まで昇温した。次に昇温後ただちにラウリルメタクリレート75g、メチルメタクリレート750g、エチルアクリレート330g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート345g及び重合開始剤t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートを定量ポンプにて5時間かけて連続滴下し、その後100℃にて重合開始剤t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートを更に加え3時間保ちメタアクリル共重合体1を得た。メタアクリル共重合体1とHDIヌレートと希釈シンナー(酢酸ブチル/酢酸エチル/プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート=4/4/2)を用いて固形分45%に希釈調整した。希釈調整された組成物を溶融亜鉛めっき鋼板(板厚0.5mm)の基材にバーコーターにて、乾燥膜厚で15〜20μmとなるように塗装し、熱風乾燥機にて雰囲気80℃で30分程度乾燥し各試験片を作成した。得られた試験片を各項目の塗膜評価を行った。その結果を表2に示す。
実施例2〜5、7および8、参考例6、比較例1
表1に示す長鎖アルキル(メタ)アクリレート、反応性不飽和結合を有する化合物等を変更した以外は実施例1と同様に塗膜評価を行い、その結果を表2に示す。
尚、表1中の略号の意味は、以下の通りである。LMA;ラウリルメタクリレート、StMA;ステアリルメタクリレート、MMA;メチルメタクリレート、EA;エチルアクリレート、HEMA;2−ヒドロキシエチルメタクリレート、MIBK;メチルイソブチルケトン
また、各配合量は(a1)と(a2)との総重量が100になるように表記し、希釈剤量もこれに対応した。
[塗膜評価方法]
塗膜状態
(1)外観;作成された試験片塗膜を目視観察し、下記の方法により評価した。
○:透明
△:若干曇り
×:不透明(白濁)
塗膜物性
(2)密着性(碁盤目付着性);作成された試験片塗膜を碁盤目法(JIS K5600−5−6)に従い密着試験を行い観察し、下記の方法により評価した。
残ったマス目の数/カット時のマス目の数。
(3)耐摩耗性;作成された試験片塗膜をテーパー摩耗試験法(JIS K5600−5−9)の摩耗輪法(CS10P,荷重500g)にて、摩耗試験を行い目視で塗膜が削り取られたり、塗膜が基材から脱落する等の変化が起こるまでの回転数を読み取った。
以上、表2に記載した結果によれば、実施例においては、塗膜外観を始め密着性も良好な塗膜が得られ、耐摩耗性でも優れた性能を示している。一方、比較例においては耐摩耗性が非常に悪く、実施例との比較で明確に劣っていることが分かる。
自動車部品、家電、等の金属・プラスチック素材の摩耗や傷つきを防ぐために塗膜を被覆させる場合、塗膜の摩耗や傷つきに対する耐久性が要求される用途に好適である。

Claims (6)

  1. (A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体および(B)ポリイソシアネート化合物(B
    )を含む組成物であって、
    前記(A)水酸基含有(メタ)アクリル共重合体
    (a1)アルキル鎖の炭素数10〜30のアルキル(メタ)アクリレートと
    (a2)前記(a1)以外の反応性不飽和結合を含有する化合物と
    の共重合体であり、
    前記(a2)の化合物が、
    1)メチル(メタ)アクリレートおよびエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つの(メタ)アクリル酸エステルと、
    2)2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートおよびヒドロキシブチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つのヒドロキシ基含有反応性不飽和結合を有する化合物と、
    を含み、かつ、
    前記(a1)の化合物/前記(a2)の化合物が、質量比で0.5/99.5 〜 8/92であり、重量平均分子量(Mw)が10000以上である塗料用樹脂組成物。
  2. 前記(a1)の化合物が、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクレート、ベヘニル(メタ)アクリレートおよびステアリル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも1つである請求項1に記載の塗料用樹脂組成物。
  3. 前記(a1)の化合物が、ラウリル(メタ)アクリレートおよびステアリル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも1つである請求項1又は請求項2に記載の塗料用樹脂組成物。
  4. 前記(a2)の化合物が、メチル(メタ)アクリレートおよびエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つの(メタ)アクリル酸エステル、並びに2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートである請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗料用樹脂組成物。
  5. 前記(a1)の化合物が、ラウリルメタアクリレートおよびステアリルメタアクリレートからなる群より選ばれた少なくとも1つであり、
    前記(a2)の化合物が、メチルメタクリレートおよびエチルアクリレートからなる群より選ばれた少なくとも一つの(メタ)アクリル酸エステル、並びに2-ヒドロキシエチルメタクリレートである請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の塗料用樹脂組成物。
  6. テーパー磨耗試験法(JIS K5600−5−9)で測定した耐磨耗性が500回以上である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の塗料用樹脂組成物を含む塗膜。
JP2009004470A 2008-01-17 2009-01-13 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜 Active JP5474359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004470A JP5474359B2 (ja) 2008-01-17 2009-01-13 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007964 2008-01-17
JP2008007964 2008-01-17
JP2009004470A JP5474359B2 (ja) 2008-01-17 2009-01-13 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009191257A JP2009191257A (ja) 2009-08-27
JP5474359B2 true JP5474359B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=41073555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009004470A Active JP5474359B2 (ja) 2008-01-17 2009-01-13 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5474359B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5549652B2 (ja) 2011-08-18 2014-07-16 藤倉化成株式会社 クロム薄膜被覆用塗料組成物

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225205A (ja) * 1985-03-30 1986-10-07 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd シリル基含有ビニル系樹脂及び硬化性組成物
JP2663131B2 (ja) * 1988-03-02 1997-10-15 三菱レイヨン株式会社 塗膜の形成方法
JP3163443B2 (ja) * 1988-04-04 2001-05-08 大日本インキ化学工業株式会社 塗料用樹脂組成物
JP2923125B2 (ja) * 1992-05-26 1999-07-26 関西ペイント株式会社 塗料組成物
JP3413265B2 (ja) * 1993-12-28 2003-06-03 三菱レイヨン株式会社 熱硬化被覆組成物
JP2002338885A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Origin Electric Co Ltd 硬化性塗料組成物およびその組成物により表面処理がされた物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009191257A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1167477B1 (en) Resin composition for aqueous paint
JP5588885B2 (ja) 建築塗料用水性樹脂組成物
JP2009046642A (ja) 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品
JP2019099728A (ja) 共重合体、レベリング剤、塗料組成物及び塗装物品
JP5474359B2 (ja) 耐磨耗性を有する塗料用樹脂組成物及びその塗膜
JP4866140B2 (ja) 硬化型樹脂組成物
US11952505B1 (en) One component self-crosslinking coatings
JP2004002749A (ja) 乳化重合樹脂組成物
KR100525832B1 (ko) 아크릴 변성 폴리에스테르 수지 및 그 제조 방법
JP6152720B2 (ja) フッ素系グラフト共重合体及びこれを用いたコーティング剤
JP2014034634A (ja) 樹脂及びその用途
JP4005331B2 (ja) アニオン型艶消し電着塗料組成物
JP4252701B2 (ja) 共重合体及びこの共重合体を用いた耐擦り傷性塗料組成物
JP2017071666A (ja) 樹脂組成物、硬化膜および硬化膜の製造方法
JP4425788B2 (ja) (メタ)アクリル系共重合体樹脂及びそれからなる塗膜
JP2002241680A (ja) 塗料用組成物
JP5443779B2 (ja) 2液型ウレタン塗料組成物
EP1966336A1 (en) Paint compositions, a method of paint finishing and painted objects
JP2008031415A (ja) 水性塗料組成物及び塗装方法
JP2017149967A (ja) フッ素系グラフト共重合体及びこれを用いたコーティング剤
JP4351856B2 (ja) 被覆組成物およびその製造方法
CN111448229B (zh) (甲基)丙烯酸类改性聚酯树脂、固化性树脂组合物、涂料及涂装钢板
JPS61145260A (ja) アクリル系被覆用材料
JP2006131809A (ja) 被覆用組成物及び該被覆用組成物の硬化被膜を有する物品
JP2000309727A (ja) 艶消し塗料用樹脂組成物及び塗料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5474359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250