JP5474121B2 - エレベータ診断用携帯端末及び携帯端末操作システム - Google Patents

エレベータ診断用携帯端末及び携帯端末操作システム Download PDF

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Description

本発明の実施の形態は、エレベータ診断用携帯端末及びエレベータの携帯端末操作システムに関する。
エレベータの各種部品、個所、乗りかご等の異常時、保守員が現地に出向き、必要な部品や異常状況を確認し、修復のための対策を講じるのが一般的である。
ところで、保守員が現地に出向く際、点検ボックス装置の一部を構成するメンテナンスユニットを携行し、現地の昇降路上部の機械室などに入り、エレベータ制御装置の適宜な個所にメンテナンスユニットを接続し、エレベータの運行状況データや各種センサのセンサデータを取り込んで表示部に表示し、異常の有無,異常個所等を確認することが行われている。
しかし、保守員が昇降路上部の機械室まで行き、エレベータ制御装置の適宜な個所にメンテナンスユニットを接続する必要があるため、エレベータの現在状況を確認する作業が煩雑であるとともに、状況確認に時間がかかる問題がある。
また、エレベータの性質の異なる複数の異常が発生する場合があるが、そのような複数の異常・故障等の状況を把握し難い問題がある。
特開2003−40545号公報 特開2011−255983号公報
本発明が解決しようとする課題は、エレベータの現在状況の確認作業を短縮化し、かつ、複数の異常・故障等を同時に確認できるエレベータ診断用携帯端末及びエレベータの携帯端末操作システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータ診断用携帯端末は、所定の運転モードに従ってエレベータを運行し、その運行状況データ及び各箇所に設置される各種センサのセンサデータを収集し記憶するエレベータ制御装置を有するエレベータシステムから無線通信にて必要な診断用データを取得するエレベータ診断用携帯端末であって、
前記運行状況及び前記各種センサを指定する診断項目を書き込む枠又は当該診断項目・確認時間・診断判定に用いるデータを指定する診断内容を書き込む枠を有する診断要求画面及び対象顧客に対応する診断項目一覧を表示する要求画面表示手段と、この要求画面表示手段によって表示された診断要求画面の各枠内に前記診断項目一覧から選択される前記診断項目又は前記診断内容を書き込むことで要求データを作成する要求データ作成手段と、この要求データ作成手段で作成された要求データを前記エレベータシステム側に無線送信する無線送信手段と、要求データに応じてエレベータシステム側から送られてくる既に記憶済みの運行状況データ及び各種センサのセンサデータの少なくとも1種類又は指定された確認時間内における運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類及び診断判定用データを受信する手段と、この受信された運行状況データ,各種センサのセンサデータの少なくとも1種類と予め定める診断判定用データ又はエレベータシステム側から受け取った診断判定用データとを用いて、異常・故障に関する状況診断を実施し、その診断結果を表示する診断手段とを備えた構成である。
実施の形態に係るエレベータ診断用携帯端末及びエレベータの携帯端末操作システムを適用したエレベータシステムの概略構成図。 エレベータシステムにおけるエレベータ制御装置の概略構成図。 図2に示す保守管理テーブルのデータ配列例図。 図2に示すセンサデータ記憶部のデータ配列例図。 エレベータ診断用携帯端末のハード構成の一例を示す図。 要求データを作成するための2つの診断要求画面例を示す図。 実施の形態に係るエレベータ診断用携帯端末の処理手順を説明するフローの一例図。 実施の形態に係るエレベータ制御装置側の処理手順を説明するフローの一例図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は実施の形態に係るエレベータ診断用携帯端末及びエレベータの携帯端末操作システムを適用するエレベータシステムの概略構成を示す図である。
エレベータシステムは、昇降路1上部の機械室2にエレベータの運行制御を司るエレベータ制御装置3及びエレベータ制御装置3からの運行制御指令に従って回転駆動する巻上機4が設置される。巻上機4の回転シーブには主索5が巻き掛けられ、その主索5の一端部には乗りかご6、他端部にはそらせシーブ7を介してつり合いおもり8が吊り下げられている。
乗りかご6は、内側のかご室6aと外枠となるかご枠6bとの2重構造に形成され、かご室6a底部とかご枠6bの間に防振ゴム9及び荷重検出センサ10を挟んだ構造となっている。
乗りかご6は、その正面側にはかごドア11が設けられ、このかごドア11近傍の正面側側板にはかご操作盤12及び端末送受信部13が取り付けられている。なお、端末送受信部13は、かご操作盤12に連ねて取り付けてもよいし、かご操作盤12に組み込む構成であっても構わない。
14はエレベータ制御装置3から乗りかご6への電力供給及びエレベータ制御装置3と乗りかご6の間で相互に必要な情報のやり取りを行うためのテールコードである。
また、各階の乗場20i(i=1,2,…であって、乗場の階を表すものとする)には、乗場ドア21が設けられ、乗場ドア21近傍の壁面にはそれぞれ乗場呼び操作ボタン22及び端末送受信部23が設置される。これら乗場呼び操作ボタン22,端末送受信部23は信号線(図示せず)を介してエレベータ制御装置3に接続される。なお、端末送受信部23は、各階毎の乗場20iに設置するが、保守員の作業のし易さを考慮して必要な階の乗場だけに設置しても構わない。
25は定期点検や異常・故障等の修復作業を行う保守員、26はかご内の端末送受信部13や各階乗場20iの端末送受信部23との間で無線通信にてエレベータの運行状況や各個所のセンサの異常・故障有無を確認するエレベータ診断用携帯端末である。すなわち保守員25は、エレベータの定期点検や異常・故障時、エレベータ診断用携帯端末26を携行し、保守サービス管理下の現地エレベータの設置場所に出向き、エレベータの運行状況等を確認する。
図2はエレベータ制御装置3の概略構成を示す図である。
エレベータ制御装置3は、保守員25が携行する携帯端末26と無線通信を行ってエレベータの運行状況や各個所のセンサ状況を確認するためのデータ中継となる送受信端末部35を備え、さらに、エレベータの運行に関するプログラムデータを記憶するROMで構成される主記憶装置36及び必要な各種データを記憶するRAMなどで構成される補助記憶装置37が接続されている。
主記憶装置36には、通常運転用プログラム、各種の管制運転用プログラム及び保守点検運転用プログラムが記憶され、エレベータ制御装置3は、通常時には通常運転用プログラムに従ってエレベータの運行制御を実施するが、火災,地震等の発生時には自動的に該当する管制運転用プログラムに基づいて運行制御を実行する。また、保守員による点検スイッチのオン操作その他外部から点検運転モードの指示に従って点検運転モードに切替えたとき、保守員の手動操作指令のもとに保守点検運転用プログラムに従って点検運転を実施する。
補助記憶装置37には、保守点検時に真正な保守員であるかか否かを確認する認証判定用データIDを記憶する保守管理テーブル37a(図3参照)、所定の運転用プログラムに基づく運行制御のもとにエレベータの運行状況データを時々刻々収集して記憶する運行状況データ記憶部37b、エレベータシステムの各箇所に設置される各種センサのセンサデータを記憶するセンサデータ記憶部37c(図4参照)、故障・異常診断時の判定用データを記憶する診断判定用データ記憶部37d及び診断結果データ記憶部37eが設けられている。
エレベータ制御装置3は、CPUで構成され、機能的には、運行制御部31,異常診断部32及び中継伝送処理部33が設けられている。
運行制御部31は、乗場呼びやかご呼びに基づく呼び登録階に基づき、通常運転用プログラム及び運行制御に関するパラメータデータ,例えば速度指令データに従って巻上機4の回転速度を制御しつつ、乗りかご6を呼び登録階に向かって運行制御する。
異常診断部32は、運行状況データ記憶部37bやセンサデータ記憶部37cに記憶される診断項目データについて、診断判定用データ記憶部37dに記憶される予め定められる診断項目に対応する許容値(上下限値)などの診断判定用データとを比較し、診断項目ごとの異常・故障の有無を診断し、異常・故障時に管理室または遠隔保守センタに異常を報知する機能を持っている。
なお、ここで、診断項目とは、例えば運行状況AA、ドア開閉確認センサDA、荷重検出センサBW、乗客確認センサMDその他各種のセンサを指すものである。つまり、診断項目データAAは運行状況データ、診断項目DAデータはドア開閉確認センサのセンサデータを意味する。
中継伝送処理部33は、各端末送受信部13,23,35から要求データを受け取ると、直接または運行制御部31の運転プログラムの中で運行状況データ記憶部37bやセンサデータ記憶部37cから例えば異常・故障に至った運行状況データやセンサデータを読出しあるいは点検運転モードによる点検運転時の運行状況データや各種のセンサデータを取得し、前述する要求データを中継した端末送受信部13,23,35に送信する、いわゆるデータ中継機能を有する。
次に、図5はエレベータ診断用携帯端末26の概略構成を示す図である。
エレベータ診断用携帯端末26は、状況確認用プログラムを記憶するROM261、診断項目データ、診断判定用データ及び送信要求データを記憶するRAM262、状況確認用プログラムに基づき送信要求データを作成し、かつ状況確認処理を実行するCPUで構成される状況確認処理部263、無線送受信部264、キーボードやマウスなどの入力デバイス265及び表示部266が設けられている。
次に、以上のような実施の形態に係るエレベータ診断用携帯端末26及びエレベータの携帯端末操作システムを構成するエレベータ制御装置3の作用について図6〜図8を参照して説明する。
先ず、保守員25は、保守点検や異常・故障時、携帯端末26を携行して対象顧客先の設置エレベータに向かうが、それに先立って入力デバイス265から保守点検や異常・故障の状況確認に必要なデータ,例えば診断項目データ、必要に応じて診断判定用データを入力し、顧客別にRAM262に格納する。
保守員25は、現場に到着後、保守点検作業の利便性等を考慮し、例えば基準階となる1階乗場20i(i=1)または乗りかご6に乗り込んだ後、図7に示すようにエレベータ診断用携帯端末26にて要求データを作成する。
すなわち、保守員25は、エレベータ診断用携帯端末26の入力デバイス265から診断要求指示を入力すると(S1)、状況確認処理部263は、予めRAM262等に記憶される診断要求画面G1(図6(a)参照)またはG2(図6(b)参照)を読み出して表示部266に表示し(S2)、該当枠領域に必要なデータを書き込むことにより要求データを作成する(S3)。
具体的には、診断要求画面G1における認証用IDの枠領域には入力デバイス265から保守員自身の保守員ID又は端末IDを設定し、運転モードの枠領域には少なくとも必要に応じて点検運転モードを設定し、また、診断項目の枠領域にはRAM262に記憶される対象顧客に対応する診断項目データ一覧を表示し、必要な診断項目だけを選択して設定する。
また、診断要求画面G2における診断内容としては、予め定める項目,例えば診断項目、確認時間、補助記憶装置37の診断判定用データ記憶部37dに記憶される所要とする診断判定用データを取り込むための診断判定用データを設定する。
なお、診断要求画面G1またはG2には、保守員25が入力デバイス265を操作して各枠領域に直接入力してもよい。
以上のようにして診断要求画面G1またはG2に要求データを設定した後、入力デバイス265から送信指示を出す(S4)。
その結果、エレベータ診断用携帯端末26の状況確認処理部263は、診断要求画面G1またはG2に設定された認証用IDを読み出し、無線送受信部264を介して1階乗場20i(i=1)の端末送受信部13に無線送信する(S5)。
ここで、エレベータシステム側では、1階乗場20i(i=1)の端末送受信部13が認証用IDを受信すると、エレベータ制御装置3の中継伝送処理部33に送信する。中継伝送処理部33は、受け取った認証用IDを運行制御部31に中継する。
このとき、運行制御部31は、通常運転制御を実行しているが(S21)、認証用IDを受信すると、保守管理テーブル37aを参照し、認証用IDと一致する保守員IDまたは端末IDが存在するか、つまり真正な認証用IDか否かを判断する(S22)。真正な認証用IDと判断したとき、当該認証用IDを登録し(S23)、以後,中継伝送処理部33から送られてくるデータを受付ける。なお、ステップS22において、認証用IDが不一致の場合には端末送受信部13を継由してエラーデータを携帯端末26に返送することもできる。
一方、携帯端末26側の状況確認処理部263は、認証用IDを送信後、診断要求画面G1またはG2の運転モード枠領域から点検運転モード指定有りか否かを判断する(S6)。点検運転モード指定有りの場合には点検運転モードとする要求を送信し(S7)、端末送受信部13及び中継伝送処理部33を介して運行制御部31に渡す。
エレベータ制御装置3の運行制御部31は、点検運転モードを受け取ると、点検運転モード指定有りと判断し、点検運転モードに切り替える(S25)。
引き続き、携帯端末26の状況確認処理部263は、診断要求画面G1またはG2から診断項目指定有りか否かを判断する(S8)。ここで、診断要求画面G1の診断項目DA指定有り場合には診断項目データDA(ドア開閉確認センサ,図4参照)を無線送受信部264を介して無線送信する(S9)。一方、診断内容を要求する場合は、例えば診断要求画面G2の診断内容を読み出し無線送受信部264を介して無線送信する(S10)。
エレベータ制御装置3の運行制御部31は、点検運転モードに切り替えた後(S25)、端末送受信部13及び中継伝送処理部33を介して診断項目又は診断内容の要求データを受信したかを判断する(S26)。
運行制御部31又は異常診断部32は、診断項目DA(ドア開閉確認センサ)に関する要求データを受信したとき、点検運転モードによる走行のもとにドア開閉確認センサのセンサデータを収集し、中継伝送処理部33及び端末送受信部13を介して携帯端末26に送信する(S27〜S29)。
また、診断内容に関するデータを受信したとき、点検運転モードによる走行のもとにその設定内容に従って、例えば指定時間にわたって例えば診断項目AAデータ(運行状況データ)及び必要に応じて診断判定用データ記憶部37dから該当診断項目AAの診断判定用データを取り込み、中継伝送処理部33及び端末送受信部13を介して携帯端末26に送信する(S30、S31、S29)。
ところで、ステップS24において、点検運転モードが指定されていない場合、中継伝送処理部33は、端末送受信部13を介して診断項目又は診断内容に関する要求データを受信したかを判断する(S32)。
ここで、診断項目DAデータ(ドア開閉確認センサ)に関する要求データを受信したとき、センサデータ記憶部37cや診断結果データ記憶部37eから該当するドア開閉確認センサに関係するデータを読み出し、端末送受信部13を介して携帯端末26に送信する(S33、S34、S29)。
また、診断内容に関する要求データを受信したとき、診断項目データ例えばAAデータ(運行状況データ)等の設定内容に従って、運行状況データ記憶部37bから、ある指定時間にわたって特定の診断項目AAのデータ(運行状況データ)及び必要に応じて診断判定用データ記憶部37dから該当診断判定用データを読み出し、端末送受信部13を介して携帯端末26に送信する(S35、S36、S29)。
一方、携帯端末26の状況確認処理部263は、1階乗場20i(i=1)に設置される端末送受信部13から要求データに応じたデータを無線送受信部264を経由して受け取ると(S11)、RAM262に記憶した後(S12)、点検運転のもとに収集された運行状況データ,センサデータ、あるいは既に補助記憶装置37に記憶される運行状況データ,センサデータと診断判定用データとを用いて、異常・故障の有無等の状況診断を行い、その診断結果を表示部266に表示する(S13、S14)。
保守員25は、表示部266に表示された診断結果から異常・故障かを判断する(S15)。異常等であれば、修理の必要有無を判断し、修理の必要有り場合には終了し、修理を実施する。修理完了後、ステップS1またはステップS6に戻って同様の処理を繰り返し実行する。
一方、修理の必要が無いが調整用(例えば制御用)パラメータによる調整が必要な場合
、点検運転モードが設定されているか否かを判断し(S17)、既に点検運転モードに設
定されている場合には運行制御に関する調整パラメータを送信し(S18)、ステップS
8に戻って同様の処理を実行する。
ステップS17において、点検運転モードが設定されていない場合、新たに点検運転モードを設定した後(S19)、運行制御に関する調整パラメータを送信し(S20)、ステップS6に戻って同様の処理を繰り返し実行する。
従って、以上のような実施の形態によれば、乗りかご6や各階乗場等に端末送受信部13,23を設置する一方、これら端末送受信部35、13,23近傍から、保守員25が所持するエレベータ診断用携帯端末26から診断に必要な要求データを無線送信し、端末送受信部35、13,23を介してエレベータ制御装置3に中継する。そして、エレベータ診断用携帯端末26は、エレベータ制御装置3から端末送受信部35、13,23を通して少なくとも1種類以上の診断対象データを取得し、自身にて予め設定され、またはエレベータ制御装置3から受け取る診断判定用データを用いて、異常・故障の有無を判定するので、昇降路1上部の機械室2に出向くことなく近くの乗場にてエレベータシステムの状況を確認でき、しかも比較的簡単、かつ短時間に状況を確認できる。
また、エレベータ診断用携帯端末26の表示部266に表示される診断要求画面G1,G2に診断に必要なデータを設定し、診断必要データを要求するので、操作の誤りが無く確実に診断必要データを取得でき、また、診断要求画面G2の診断内容に複数の診断項目を設定し要求できるので、異なる複数の異常状態をほとんど同時に診断することができる。
なお、上記実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3…エレベータ制御装置、4…巻上機、5…主索、6…乗りかご、10…荷重検出センサ、11…かごドア、12…かご操作盤、13…端末送受信部、14…テールコード、20i…乗場、21…乗場ドア、22…乗場呼び操作ボタン、23…端末送受信部、26…エレベータ診断用携帯端末、31…運行制御部、32…異常診断部、33…中継伝送処理部、35…端末送受信部、36…主記憶装置、37…補助記憶装置、37b…運行状況データ記憶部、37c…センサデータ記憶部、37d…診断判定用データ記憶部、261…ROM、262…RAM、263…状況確認処理部、264…無線送受信部、265…入力デバイス、266…表示部、G1,G2…診断要求画面。

Claims (4)

  1. 所定の運転モードに従ってエレベータを運行し、その運行状況データ及び各箇所に設置される各種センサのセンサデータを収集し記憶するエレベータ制御装置を有するエレベータシステムから無線通信にて必要な診断用データを取得するエレベータ診断用携帯端末において、
    前記運行状況及び前記各種センサを指定する診断項目を書き込む枠又は当該診断項目・確認時間・診断判定に用いるデータを指定する診断内容を書き込む枠を有する診断要求画面及び対象顧客に対応する診断項目一覧を表示する要求画面表示手段と、この要求画面表示手段によって表示された診断要求画面の各枠内に前記診断項目一覧から選択される前記診断項目又は前記診断内容を書き込むことで要求データを作成する要求データ作成手段と、この要求データ作成手段で作成された要求データを前記エレベータシステム側に無線送信する無線送信手段と、前記要求データに応じて前記エレベータシステム側から送られてくる既に記憶済みの前記運行状況データ及び前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類又は前記指定された確認時間内における運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類及び診断判定用データを受信する手段と、この受信された運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類と予め定める診断判定用データ又は前記エレベータシステム側から受け取った前記診断判定用データとを用いて、異常・故障に関する状況診断を実施し、その診断結果を表示する診断手段とを備えたことを特徴とするエレベータ診断用携帯端末。
  2. 所定の運転モードに従ってエレベータを運行し、その運行状況データ及び各箇所に設置される各種センサのセンサデータを収集し記憶するエレベータ制御装置を有するエレベータシステムから無線通信にて必要な診断用データを取得するエレベータ診断用携帯端末において、
    運転モード、前記運行状況及び前記各種センサを指定する診断項目を書き込む枠又は前記運転モード、前記診断項目・確認時間・診断判定に用いるデータを指定する診断内容を書き込む枠を有する診断要求画面及び対象顧客に対応する診断項目一覧を表示する要求画面表示手段と、この要求画面表示手段によって表示された診断要求画面の各枠内に点検運転モード及び前記診断項目一覧から選択される前記診断項目又は点検運転モード及び前記診断内容を書き込むことで要求データを作成する要求データ作成手段と、この要求データ作成手段で作成された要求データを前記エレベータシステム側に無線送信する無線送信手段と、この無線送信手段から受け取った前記要求データに書き込まれている点検運転モードに基づき、前記エレベータシステム側から点検運転によって取得されて送られてくる前記運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類又は前記要求データに書き込まれている点検運転モードに基づき、前記エレベータシステム側から点検運転によって取得されて送られてくる前記指定された確認時間内の前記運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類及び診断判定用データを受信する手段と、受信された運行状況データ,前記各種センサのセンサデータの少なくとも1種類と予め定める診断判定用データ又は前記エレベータシステム側から受信した前記診断判定用データとを用いて、異常・故障に関する状況診断を実施し、その診断結果を表示する診断手段とを備えたことを特徴とするエレベータ診断用携帯端末。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエレベータ診断用携帯端末において、
    前記診断手段による診断結果から異常・故障有りと判断され、かつ、修理を必要とせずに調整用(制御用)パラメータの調整が必要であると判断されたとき、点検運転モード及び前記調整用パラメータを設定し、前記エレベータシステムの点検運転結果の前記運行状況データ,前記各種センサのセンサデータを受信し、再度状況確認を行う調整手段を、さらに設けたことを特徴とするエレベータ診断用携帯端末。
  4. 所定の運転モードに従ってエレベータを運行し、その運行状況データ及び各箇所に設置される各種センサのセンサデータを収集し記憶するエレベータ制御装置と、
    保守員によって所持され、予め定める診断要求画面の各枠内に少なくとも診断項目又は診断内容及び必要に応じて点検運転モードを書き込んだ要求データを作成して前記エレベータ制御装置側に無線送信する前記請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載された構成のエレベータ診断用携帯端末と、
    前記エレベータ制御装置、乗りかご及び任意の乗場に設けられ、当該エレベータ制御装置とエレベータ診断用携帯端末との間のデータ中継を行う端末送受信部とを備え、
    前記エレベータ制御装置は、前記エレベータ診断用携帯端末から前記端末送受信部を介して受け取る要求データに応じて、運行状況データ、各箇所に設置される各種センサのセンサデータ及び診断判定用データを選択的に返送し、あるいは前記要求データに書き込まれている点検運転モードによる点検運転を実施し、この点検運転時に取得される運行状況データ、各箇所に設置される各種センサのセンサデータ及び診断判定用データを選択的に返送することを特徴とするエレベータの携帯端末操作システム。
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CN111348510A (zh) * 2020-02-24 2020-06-30 上海三菱电梯有限公司 电梯瓶颈确定方法与装置及电梯信息推送方法与系统
CN111348510B (zh) * 2020-02-24 2021-07-30 上海三菱电梯有限公司 电梯瓶颈确定方法与装置及电梯信息推送方法与系统

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