JP5473106B2 - 駐車料金精算機およびコンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、ETC車載器を備えた乗用車にて駐車後に来店したお客が、来店先で特典サービスを円滑に受けられるようにする情報処理システム、およびコンピュータプログラムに関する。
駐車場の料金精算に関しては電子化が進んでおり、ETCの普及により加速しつつある。すなわち、有料道路の料金精算のために導入されたETCであるが、駐車料金の精算も併せて行えるような技術(いわゆるETC対応駐車場)がさまざま提案されている。たとえば、特許文献1に記載されている。
特開2005−182428号公報
一方、駐車場の利用者は、その駐車場に近接する店舗などにおいてショッピングをしたり、サービスを受けたりすることが多い。そうした利用形態に対応してサービスを向上させるため、駐車場との提携をした当該店舗では、以下のようなサービスを提供している。第一のサービスとしては、駐車場利用者には、購入商品やサービスの販売価格からの割引である(図8[A]参照)。第二のサービスとしては、駐車料金の精算時での割引である。第三のサービスとしては、前記の第一および第二のサービスを組み合わせるものである。
第二のサービスは、具体的には、以下のような方法にて実現する。第一の方法としては、駐車場の利用者が持参した駐車券に無料化や割引に関するデータを書き込む方法である。第二の方法としては、駐車券とともに精算機に挿入すると駐車料金が割引または無料化するための補助券を発行する方法である。
ところが、ETCで駐車料金を精算できる駐車場の利用者にとっては、駐車料金の精算時に割引が受けられるようなサービスが受けにくかった。ETCにて駐車料金を精算できてしまうので、駐車券の発行が不要だからである。そのため、駐車場利用である旨とETC精算である旨をお客様に自己申告していただき、前記の第一のサービスを適用する場合があった。ところが、この場合、駐車場を利用していないお客様でも「自分は車で来店したのであり、ETC精算である」と自己申告されてしまうと、駐車場利用者と同様のサービスを受けられてしまう、という問題点があった(図8[B]参照)。
駐車場と提携している店舗サイドにも問題がある。すなわち、急激にETC搭載車両が普及しているものの、全部の車両にETCが搭載されているわけではない。したがって、ETC以前のシステムとETC用のシステムとの併合(ETC対応駐車場)とが必要であり、資金的にも運用マニュアルを含めたソフト的にも負担が大きい。
本発明が解決すべき課題は、既存システムおよびその運用に対する負荷を押さえつつ、ETC車載器を搭載した車両にて駐車場を利用し、且つその駐車場の提携店舗に来店されるお客様に対するきめ細かいサービス実現を補助するための技術を提供することにある。
第一の発明の目的は、ETC車載器を搭載した車両にて駐車場を利用し、且つその駐車場の提携店舗に来店されるお客様に対するサービスを実現するための駐車料金精算機を提供することである。
また、第二の発明の目的は、ETC車載器を搭載した車両にて駐車場を利用し、且つその駐車場の提携店舗に来店されるお客様に対するきめ細かいサービス実現を補助するためのコンピュータプログラムを提供することである。
本発明は、上記した課題を解決するため、ETC搭載車両に対して、駐車券に代わってETC駐車券を駐車場への入庫時に発行する技術、およびそのETC駐車券に付随するサービスを実現するための駐車料金精算機を提供する。
本願は、以下のような発明を提供することができる。
すなわち、所定の駐車場の入り口付近に備えられ当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両か否かを判定するETC判定手段と、 そのETC判定手段によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両であると判定した場合に、当該車両を特定するための車両特定データを含んだETC駐車券を発行する駐車券発券手段と、を備え、 前記のETC判定手段によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両ではないと判定した場合には、一般駐車券を発券することとしたETC駐車券発行システムに係る。
ここで、「駐車券発券手段」、は、一般には入庫ゲート開閉手段に併設されている。
「一般駐車券」とは、ETCを搭載していないと判定された車両に対して発行される駐車開示時刻などのデータが書き込まれた駐車券である。「ETCを搭載していないと判定された車両」とは、ETCを搭載していない車両の他、前記ETC判定手段がETCを搭載していると判定できなかった車両を含む。たとえば、データ読み取りに失敗したような場合である。
(作用)
所定の駐車場の入り口付近には、ETC判定手段が備えられている。そのETC判定手段は、当該駐車場を利用しようとする車両がETC精算可能であるか否かを判定する。当該駐車場を利用しようとする車両がETC精算可能であるとETC判定手段が判定した場合に、駐車券発券手段がETC駐車券を発行する。その駐車券発券手段が発券したETC駐車券が当該車両の乗員に受け取られた場合には、当該駐車場の入庫ゲートを入庫ゲート開閉手段が開放する。これによって、ETCを搭載した車両は駐車場に入庫することができる。そして、当該駐車場と提携する店舗に置いて、当該車両の乗員はETC駐車券に関わるサービス特典を受けることができる。
ここにおいて、当該駐車場との提携店舗では、ETC駐車券をこれまでの一般駐車券と同じように扱うことができる。すなわち、ETC駐車券を持参したお客様に対して、一般駐車券と同じようなサービスを提供すればよく、運用マニュアルの変更も最低限で済む。
「ETCを搭載していないと判定された車両」に対しては、一般駐車券が発行される。一般駐車券は、駐車料金の精算に用いるための駐車券であり、ETC対応システム以前の対応でよい。そのため、駐車場の運営主体やその提携店舗における経済的、運営的な負担を軽減することに寄与する。
なお、「一般駐車券」は、「ETC駐車券」が受けられるサービスよりも限定したサービスしか受けられない、とすることもできる。それによってETC搭載車両への切り替えを促したり、ETC搭載車両の乗員の満足度を高めたりすることができる。
前記の発明は、以下のように限定することで、本願における第一の発明を提供する。
すなわち、前記ETC判定手段が読み取った車両特定データとその車両特定データに係るお客様によって登録されたお得意様データとをデータベース化して格納する顧客データ蓄積手段と、 所定の駐車場の入り口付近に備えられ当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両か否かを判定するETC判定手段と、 そのETC判定手段によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両であると判定した場合に、当該車両を特定するための車両特定データを含んだETC駐車券を発行する駐車券発券手段と、を備える。
また、前記のETC判定手段によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両ではないと判定した場合には、一般駐車券を発券することとしたータとをデータベース化して格納した顧客データ蓄積手段と、 お得意様データにおける携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信可能な電子クーポン送信手段とを備える。
そして、ETC判定手段が読み取った車両特定データからお得意様データを特定できた場合であって、そのお得意様データに携帯電話アドレスが存在する場合には、前記の電子クーポン送信手段は当該携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信し、 前記の駐車券発券手段は、駐車券の発券を省略することとしたETC駐車券発行システムに係る。
(作用)
ETC判定手段が読み取った車両特定データとその車両特定データに係るお客様によって登録されたお得意様データとをデータベース化して、顧客データ蓄積手段に格納しておく。お得意様データには、携帯電話アドレスが含まれる場合がある。
顧客データ蓄積手段にデータが格納されたお客様が再び当該駐車場を利用しに来た場合、ETC判定手段が読み取り、車両特定データからお得意様データを特定できる。そして、そのお得意様データに携帯電話アドレスが存在する場合には、電子クーポン送信手段は当該携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信する。同時に駐車券発券手段は駐車券の発券を省略し、前記の入庫ゲート開閉手段は入庫ゲートを開放する。
これによって、ペーパーレス化を図ることができる。
本願における第一の発明は、まず、以下のように限定する。
すなわち、一般駐車券を受け取ってその駐車券に書き込まれた入庫時刻データを読み取る駐車券読み取り手段と、 入庫時刻データから駐車料金を算出する算出手段と、 その算出手段によって算出された駐車料金に対する決済方法を駐車場ユーザに選択させる選択手段と、 その選択手段による選択に応じた精算処理を実行する精算手段と、を備えた駐車料金精算機に係る。
すなわち、前記選択手段には、決済方法として現金精算およびETC決済を含み、 当該駐車場を利用するETC搭載車両に対して発行されるETC駐車券に書き込まれたETC関連情報を読み取るETC情報読み取り手段を備え、 前記算出手段は、そのETC情報読み取り手段が読み取ったETC関連情報を用いた精算金額を算出することとした駐車料金精算機である。
(作用)
ETC駐車券と一般駐車券とが併存することとなるが、この駐車料金精算機によれば、いずれの駐車券であっても駐車料金を精算することができる。
本願における第一の発明は、更に、以下のように限定する。
すなわち、前記駐車券読み取り手段または前記ETC情報読み取り手段は、駐車場ユーザが入手している駐車サービス券に書き込まれたサービス情報を読み取り、 前記算出手段は、そのサービス情報を用いた精算金額を算出することとした駐車料金精算機である。
(作用)
当該駐車場の利用者が、提携先において買い物をするなどした場合に、ETC駐車券に対して駐車料金の割引や無料化などに関するサービス情報が書き込まれる場合と、駐車料金の割引や無料化などに関するサービス情報が書き込まれた別のチケットを手渡される場合とがある。
前記駐車券読み取り手段または前記ETC情報読み取り手段は、いずれの場合からもサービス情報を読み取り、算出手段は、そのサービス情報を用いた精算金額を算出する。
本願における第一の発明は、以下のように限定する。
すなわち、 前記ETC情報読み取り手段がETC関連情報を読み取った場合において、前記選択手段においてETC決済が選択された場合、 その選択手段は、ETC決済サーバにアクセスして前記ETC関連情報における車両特定データを照会し、その車両特定データによる照会によってETC決済が可能であるとの返信を受信した場合に、前記精算手段によるETC決済を実行することとした駐車料金精算機に係る。
(作用)
当該駐車場の利用者が、提携先において買い物をするなどした場合に、ETC駐車券に対して駐車料金の割引や無料化などに関するサービスを受けた場合でも、ETC決済にそのサービス内容を反映させることができる。
本願では、ETC車載器を搭載した車両に係る顧客が所定の駐車場を利用する際のETC駐車券発行プログラムに係る発明を、以下のように開示する。
その発明は、ETC駐車券発行プログラムに係る。すなわち、所定の駐車場の入り口付近に備えられ当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両か否かを判定するETC判定手順と、 そのETC判定手順によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両であると判定した場合に、当該車両を特定するための車両特定データを含んだETC駐車券を発行するETC駐車券発券手順と、 前記のETC判定手順によって当該駐車場を利用しようとする車両がETC搭載車両ではないと判定した場合には、一般駐車券を発券する一般駐車券発券手順と、をコンピュータに実行させることとしたコンピュータプログラムである。
上記の発明は、以下のように限定してもよい。
すなわち、前記ETC判定手順によって読み取った車両特定データとその車両特定データに係るお客様によって登録されたお得意様データとをデータベース化して格納した顧客データ蓄積手順と、 お得意様データにおける携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信可能な電子クーポン送信手順と、 ETC判定手順において車両特定データからお得意様データを特定できた場合であって、そのお得意様データに携帯電話アドレスが存在する場合には、前記の電子クーポン送信手段は当該携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信する電子クーポン発信手順と、をコンピュータに実行させることとしたコンピュータプログラムである。
本願における第二の発明は、 一般駐車券を受け取ってその駐車券に書き込まれた入庫時刻データを読み取る駐車券読み取り手段と、 入庫時刻データから駐車料金を算出する算出手段と、 その算出手段によって算出された駐車料金に対する決済方法として現金精算またはETC決済のいずれかを駐車場ユーザに選択させる選択手段と、 その選択手段による選択に応じた精算処理を実行する精算手段と、 前記の選択手段において駐車場ユーザがETC決済を選択した場合、ETC決済サーバにアクセスして前記ETC関連情報における車両特定データを照会する照会手段と、 当該駐車場を利用するETC搭載車両に対して発行されるETC駐車券に書き込まれたETC関連情報を読み取るETC情報読み取り手段と、を備えた駐車料金精算機を制御する制御プログラムに係る。
その制御プログラムは、 前記駐車券読み取り手段または前記ETC情報読み取り手段によって、駐車場ユーザが入手している駐車サービス券に書き込まれたサービス情報を読み取るサービス情報読み取り手順と、 ETC情報読み取り手段が読み取ったETC関連情報を読み取るETC関連情報読み取り手順と、 前記サービス情報および前記ETC関連情報を用いて精算金額を算出する精算金額算出手順と、 前記の精算手段が前記の照会手段による照会によってETC決済が可能であるとの返信を受信した場合に、ETC決済を実行するETC決済手順と、を前記の駐車料金精算機に実行させることとしたコンピュータプログラムである。
前述のETC駐車券発行プログラムおよび第二の発明に係るコンピュータプログラムは、記録媒体に保存して配布したり、インターネットなど通信回線を介してダウンロードしたりすることも可能である。なお、記録媒体としては、ハードディスク、CD−R、MO(光磁気ディスク)、DVD−Rなどがある。
第一の発明によれば、ETC車載器を搭載した車両にて駐車場を利用し、且つその駐車場の提携店舗に来店されるお客様に対するサービスを実現するための駐車料金精算機を提供することができた。
また、第二の発明によれば、ETC車載器を搭載した車両にて駐車場を利用し、且つその駐車場の提携店舗に来店されるお客様に対するきめ細かいサービス実現を補助するためのコンピュータプログラムを提供することができた。
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1から図6である。
(図1)
図1に基づいて、本実施形態の概要を説明する。
図1に示すのは、ETC搭載車両においては、駐車料金をETCによる自動決済が可能であり、ETCを搭載していない車両においては、一般の駐車券による精算が可能な駐車場のシステムである。
駐車場の手前側にはETC搭載判定装置が備えられており、ETC搭載の有無が認証される(Step1)。ETC搭載車両である場合には、ETC決済が可能であるかどうかを判定する(Step2)。
ETC決済が可能であると判定された場合には、ETC駐車券(ETCクーポン)を発行する(Step3)。このETC駐車券は、当該駐車場と提携した店舗における特典が受けられる旨を記載しているとともに、駐車料金の精算はETC駐車券による駐車料金の割引特典がある場合には、このETC駐車券によって事前精算することで割引適用がなされる旨が記載されている。
一方、ETC決済が可能ではないと判定された場合には、ETC駐車券ではなく一般駐車券が発行される(Step4)。この駐車券には、駐車料金の説明などとともに入庫時刻が発行時に印字されている。
(図2)
図2には、ETC駐車券の利用形態を示している。
まず、ETC搭載車両は、駐車場の入庫の際に駐車券発券機からETC駐車券を入手する(図2(A)および(B))。ETC搭載車両の運転者は、駐車券が不要であると認識していることがあるので、音声ガイダンスなどによってETC駐車券を取得してもらうようにアナウンスすると良い。また、ETC駐車券が引き抜かれるとゲートが開放されて入庫できるようにすると、取り忘れがない。
ETC駐車券を持って割引提携店舗に行った場合、商品やサービスの価格が割り引かれる場合、駐車料金の無料化または割引が受けられる場合、それら両方のサービスが受けられる場合の三種類がある。
商品やサービスの価格が割り引かれる場合については、ETC駐車券の提示のみでよい。駐車料金の無料化または割引が適用される場合には、図2(C)に示すような処理がなされる。
ETC駐車券に駐車料金の無料化または割引を適用すべき情報を書き込む(a)、またはETC駐車券とともに事前精算機に投入すると駐車料金の無料化または割引を適用すべき情報が書き込まれた駐車サービス券を手渡す(b)。
事前精算機において、駐車料金の無料化または割引を適用すべき情報が書き込まれたETC駐車券を投入すると、駐車料金の精算が行われ、精算済みという情報が書き込まれたETC駐車券または精算済み券を戻す。
決済の種類は、現金による決済、クレジットカード決済、ETC決済のいずれかを選択できる。
なお、駐車場利用者がETC決済を希望する場合には、当該精算機は、ETC決済サーバにアクセスし、車両特定データによってETC決済が可能であるか否かを判定して判定結果を受信し、ETC決済が可能である場合には当該精算機での直接の精算と、ETC決済とが選択できる。
駐車場利用者がETC決済を選択した場合には当該精算機での精算は行わず、ETC決済に委ねる。駐車場利用者が精算機での決済を選択して精算が終了した場合には、ETC決済サーバに駐車料金が精算された旨を送信する。
(図3)
図3に示すのは、ETC駐車券の発行準備ができた場合、それを電子クーポンとするか、ペーパークーポンとするかをより分ける様子を示す、フローチャートを含む概念図である。
図示を省略しているが、本システムでは、前記のETC判定手段が読み取った車両特定データとその車両特定データに係るお客様によって登録されたお得意様データとをデータベース化して格納してある(Step31)。すなわち、二度目以降の来店者であるお得意様に、特別のサービスを提供するためのものである。
電子クーポンの例は、図3における吹き出し内に図示している。
お得意様データにおける携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信可能な電子クーポン送信手段とを備えている。そして、 ETC判定手段が読み取った車両特定データからお得意様データを特定できた場合であって、そのお得意様データに携帯電話アドレスが存在する場合には、前記の電子クーポン送信手段は当該携帯電話アドレスに対して電子クーポンを発信するのである(Step32,33)。そして駐車券発券手段は、駐車券の発券を省略し、 前記の入庫ゲート開閉手段(ゲート制御装置)は、入庫ゲートを開放する。
なお、顧客データベースに携帯電話アドレスが存在しない場合、初めての来店者の場合などにおいては、ペーパークーポンを発行することとなる(Step34)。
(図4)
図4では、上述してきた実施形態をハードウェア構成とともに説明している。
まず、駐車場の入口には、ETC判定装置(α)が備えられており、ETC搭載車両か否かを判定し、制御用端末にその判定結果(ETC判定データ)を送信する(1)。
ETC搭載車両であって駐車料金をETC決済が可能であると、制御用端末が判断した場合には、駐車券発券装置に対してETC駐車券発券信号を出力する(2)。駐車券発券装置は、自動音声にて「ETC駐車券をお取りください。」とアナウンスする。当該車両の乗員によってETC駐車券が引き抜かれたら、入庫ゲート開閉装置に対して、開放出力信号を発信する(3)。これによって当該車両は、駐車場に入庫することができる。
さて、提携店舗においては、ETC駐車券による特典が受けられる。また、提携店舗の店員としては、ETC駐車券に記載されたサービスを提供する。そのサービス内容が一般の駐車券と変わらないという取り決めであれば、ETC駐車券であることを意識せず、これまで通りのサービスを提供すればよい。
当該車両が出庫しようとした場合、出庫ゲートの手前側に備えられたETC判定装置(β)がETC搭載車両か否かを判定し、制御用端末にその判定結果(ETC判定データ)を送信する(4)。ETC搭載車両であって駐車料金をETC決済が可能であると、制御用端末が判断した場合には、精算機に対して、ETC駐車券を入れるようにリクエストする信号を出力する(5)。この信号を受けた精算機は、自動音声にて「ETC駐車券を入れてください。」とアナウンスする。当該車両の乗員によってETC駐車券が挿入されたら、出庫ゲート開閉装置に対して、開放出力信号を発信する(6)。これによって当該車両は、駐車場から出庫することができる。
(図5)
図5には、ETC非搭載の車両が入庫する場合、出庫する場合を示している。
ETC搭載車両か否かを判定し、制御用端末にその判定結果(ETC判定データ)を送信する(1)。 ETC搭載車両ではない、あるいは駐車料金をETC決済が不能であると、制御用端末が判断した場合には、駐車券発券装置に対して一般駐車券発券信号を出力する(2)。駐車券発券装置は、自動音声にて「駐車券をお取りください。」とアナウンスする。当該車両の乗員によって一般駐車券が引き抜かれたら、入庫ゲート開閉装置に対して、開放出力信号を発信する(3)。これによって当該車両は、駐車場に入庫することができる。
当該車両が出庫しようとした場合、出庫ゲートの手前側に備えられたETC判定装置(β)がETC搭載車両か否かを判定し、制御用端末にその判定結果(ETC判定データ)を送信する(4)。ETC搭載車両ではない、あるいは駐車料金をETC決済が不能であると、制御用端末が判断した場合には、精算機に対して、一般駐車券を入れるようにリクエストする信号を出力する(5)。この信号を受けた精算機は、自動音声にて「駐車券を入れて料金を精算してください。」とアナウンスする。当該車両の乗員によって駐車券が挿入され、且つ料金が精算されたら、出庫ゲート開閉装置に対して、開放出力信号を発信する(6)。これによって当該車両は、駐車場から出庫することができる。
(図6)
図6に示すのは、図4に示すシステムにおける出庫時の流れを異ならせたものである。
ETC判定装置(β)がETC判定データを制御用端末に送る(4)。ETC搭載車両であって駐車料金をETC決済が可能であると、制御用端末が判断した場合には、精算機に対して、精算機制御信号を出力する(5)。同時に出庫ゲート開閉装置に対して開放出力信号を出力する(5)。
前記の精算機制御信号とは、精算機に対して「そのまま通過できます」というアナウンスをさせるための制御信号である。
図6に示すシステムでは、ETC駐車券(ETCクーポン)は、店舗においてのみ使用すれば良く、出庫の際には不要となる。そのため、お客様の負担が軽減され、出庫もスムーズである。
(図7)
図7は、図4に示すシステムにおける制御用端末の機能を、ゲート開閉装置の制御手段としてのマイクロコンピュータに代行させたものである。駐車場の出入口が共通化されている場合など、設備を簡略化することができる。
本発明は、駐車場を伴うサービス業全般において利用可能性がある。また、駐車場の管理業、駐車場の付帯設備の製造業、駐車場の付帯設備に関するコンピュータソフトウェアを作成するソフトウェア産業においても、利用可能性がある。
本発明の概要を示す概念図である。 本発明の利用態様を示す概念図である。 本発明の発展系を示す概念図である。 本発明の第一の実施形態を示すハードウェア構成図である。 本発明の第二の実施形態を示すハードウェア構成図である。 本発明の第三の実施形態を示すハードウェア構成図である。 本発明の第四の実施形態を示すハードウェア構成図である。 従来技術の問題点を示す概念図である。

Claims (2)

  1. 一般駐車券を受け取ってその駐車券に書き込まれた入庫時刻データを読み取る駐車券読み取り手段と、
    入庫時刻データから駐車料金を算出する算出手段と、
    その算出手段によって算出された駐車料金に対する決済方法として現金精算またはETC決済のいずれかを駐車場ユーザに選択させる選択手段と、
    その選択手段による選択に応じた精算処理を実行する精算手段と、
    前記の選択手段において駐車場ユーザがETC決済を選択した場合、ETC決済サーバにアクセスして前記ETC関連情報における車両特定データを照会する照会手段と、
    当該駐車場を利用するETC搭載車両に対して発行されるETC駐車券に書き込まれたETC関連情報を読み取るETC情報読み取り手段と、
    を備えた駐車料金精算機であって、
    前記の駐車券読み取り手段または前記のETC情報読み取り手段は、駐車場ユーザが入手している駐車サービス券に書き込まれたサービス情報を読み取ることとし、
    前記の精算手段は、前記の照会手段による照会によってETC決済が可能であるとの返信を受信した場合に、ETC決済を実行することとし、
    前記算出手段は、前記のETC情報読み取り手段が読み取ったETC関連情報を用いた精算金額を算出するとともに、前記サービス情報を用いた精算金額を算出すること
    とした駐車料金精算機。
  2. 一般駐車券を受け取ってその駐車券に書き込まれた入庫時刻データを読み取る駐車券読み取り手段と、 入庫時刻データから駐車料金を算出する算出手段と、 その算出手段によって算出された駐車料金に対する決済方法として現金精算またはETC決済のいずれかを駐車場ユーザに選択させる選択手段と、 その選択手段による選択に応じた精算処理を実行する精算手段と、 前記の選択手段において駐車場ユーザがETC決済を選択した場合、ETC決済サーバにアクセスして前記ETC関連情報における車両特定データを照会する照会手段と、 当該駐車場を利用するETC搭載車両に対して発行されるETC駐車券に書き込まれたETC関連情報を読み取るETC情報読み取り手段と、
    を備えた駐車料金精算機を制御する制御プログラムであって、
    その制御プログラムは、
    前記駐車券読み取り手段または前記ETC情報読み取り手段によって、駐車場ユーザが入手している駐車サービス券に書き込まれたサービス情報を読み取るサービス情報読み取り手順と、
    ETC情報読み取り手段が読み取ったETC関連情報を読み取るETC関連情報読み取り手順と、
    前記サービス情報および前記ETC関連情報を用いて精算金額を算出する精算金額算出手順と、
    前記の精算手段が前記の照会手段による照会によってETC決済が可能であるとの返信を受信した場合に、ETC決済を実行するETC決済手順と、を
    前記の駐車料金精算機に実行させることとしたコンピュータプログラム。
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