JP5473066B2 - 足場構造 - Google Patents
足場構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5473066B2 JP5473066B2 JP2010102244A JP2010102244A JP5473066B2 JP 5473066 B2 JP5473066 B2 JP 5473066B2 JP 2010102244 A JP2010102244 A JP 2010102244A JP 2010102244 A JP2010102244 A JP 2010102244A JP 5473066 B2 JP5473066 B2 JP 5473066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffold
- floor
- wall
- connecting member
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
例えば、このせり上げ式の足場は、所定高さの枠組み足場と、この枠組み足場と建物の躯体とを連結する連結部材と、を備える。このせり上げ式の足場を躯体の構築に合わせて上方に向かって移動させることにより、各階毎に外壁面を仕上げてゆく。
そこで、この連結部材を建物のバルコニーの手摺部分に固定する構造が提案されている(特許文献1)。具体的には、建物を各階毎にバルコニーが外壁から突出する構造とし、連結部材の先端部分でこのバルコニーの手摺を挟み込むようにする。これにより、各階毎に連結部材を連結できるので、枠組み足場を確実に躯体に固定できる。
以上より、オフィスビルのような建物に対しては、足場を躯体から支持することが困難となっていた。
また、非耐力壁としては、ガラスカーテンウォール、アルミカーテンウォール、プレキャストコンクリートカーテンウォールなどが挙げられる。
5段の連結部材40のうち、上側2段の連結部材40は、上側のフロアの壁柱2に連結され、その下側2段の連結部材40は、下側のフロアの壁柱2に連結され、最下段の連結部材40は、さらに下のフロアの壁柱2に連結されている。
また、この足場10は、落下防止ワイヤ50を介して、梁3の鉄骨に連結されている。
連結部材40は、壁柱2に連結される連結ブラケット41と、連結ブラケット41に固定されて足場本体20の円形鋼管212を把持する把持部42と、この把持部42に設けられて把持部42が足場本体20の円形鋼管212に対して滑るのを防止する安全装置43と、を備える。
ブラケット本体411の先端には、貫通孔が形成されており、この貫通孔にボルト414を挿入して、取付け穴5に螺合することにより、連結部材40は、壁柱2に固定される。
すなわち、この安全装置43は、足場本体20が上昇した場合には、フラットバー213が上方に移動し、このフラットバー213がロック431を押し上げるので、足場本体20は円滑に移動可能となる。一方、足場本体20が落下した場合には、フラットバー213が下方に移動し、ロック431は閉じたままとなるので、足場本体20の移動は規制される。
初期状態として、図7に示すように、第n階の床4まで構築されているものとする。このとき、足場10の上側2段の連結部材40は、第(n−1)階の壁柱2に連結され、下側2段の連結部材40は、第(n−2)階の壁柱2に連結されている。また、足場10の下端は、第(n−2)階の床4の近傍に位置している。
さらに、足場本体20は、落下防止ワイヤ50により、第(n−1)階の梁3の鉄骨に連結されている。
具体的には、まず、図示しないクレーンなどにより足場10を吊って支持した状態で、5段の連結部材40のうち作業の困難な各階の上側の連結部材40について、足場本体20の把持を解除する。このとき、これら各階の上側の連結部材40は壁柱2に支持されており、各安全装置43は作動可能な状態のままである。
次に、落下防止ワイヤ50を取り外す。
続いて、作業の容易な残りの各階の下側の連結部材40について、足場本体20の把持を解除する。これにより、足場本体20を上昇させることが可能となる。
そして、足場本体20の落下を防止するため、第(n−1)階の梁3の鉄骨に連結していた落下防止ワイヤ50を、第n階の梁3の鉄骨に盛り替える。
また、足場本体20の転倒を防止するため、単管51により足場10の上部と第n階の床4とを連結する。
次に、連結部材40により、この建て込んだ第(n+1)階の壁柱2と足場本体20とを連結する。
また、足場本体20のブラケット足場30を利用して、壁柱2の下端側のジョイント部にグラウト材を注入する。
(1)カーテンウォール6を取り付けるための雌ねじ部5を利用して、連結部材40を壁柱2に連結した。よって、従来のように外壁から突出した部分を利用しないため、外壁から突出した部分が少なくても、足場10を壁柱2から確実に支持できる。
2…壁柱(プレキャストコンクリート躯体)
3…梁
4…床
5…雌ねじ部(取付け穴)
6…カーテンウォール(非耐力壁)
10…足場
20…足場本体
21…基部
22、23…円形鋼管
24…養生ネット
30…ブラケット足場
31…ブラケット
32…足場板
40…連結部材
41…連結ブラケット
42…把持部
43…安全装置
50…落下防止ワイヤ
51、52…単管
60…クレーン
61…治具
211…角形鋼管
212…円形鋼管
213…フラットバー
411…ブラケット本体
412…腕部
413…保持部
421…第1基部
422…第2基部
423…把持部本体
424…クランプ
431…ロック
Claims (3)
- 足場を建物のプレキャストコンクリート躯体に固定するための足場構造であって、
前記プレキャストコンクリート躯体の前記建物の内部に位置する側面には、非耐力壁を取り付けるための取付け穴が設けられ、
前記足場は、水平方向および鉛直方向に延びる鋼管からなる足場本体と、
当該足場本体に設けられたブラケット足場と、
前記足場本体に設けられて前記取付け穴に連結される連結部材と、を備えることを特徴とする足場構造。 - 足場を建物の柱躯体に固定するための足場構造であって、
前記柱躯体の前記建物の内部に位置する側面には、非耐力壁を取り付けるための取付け穴が設けられ、
前記足場は、水平方向および鉛直方向に延びる鋼管からなる足場本体と、
当該足場本体に設けられたブラケット足場と、
前記足場本体に設けられて前記取付け穴に連結される連結部材と、を備えることを特徴とする足場構造。 - 前記連結部材は、自重でロックが閉じることで前記足場本体の落下を防止する安全装置を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の足場構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010102244A JP5473066B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 足場構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010102244A JP5473066B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 足場構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011231511A JP2011231511A (ja) | 2011-11-17 |
JP5473066B2 true JP5473066B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=45321103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010102244A Expired - Fee Related JP5473066B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 足場構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5473066B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6093665B2 (ja) * | 2013-07-07 | 2017-03-08 | 大成建設株式会社 | 構造物改築方法 |
JP6964614B2 (ja) * | 2019-02-13 | 2021-11-10 | 日建リース工業株式会社 | 自走せり上げ式仮設ユニット用のブラケット |
CN111946036B (zh) * | 2020-07-27 | 2022-04-19 | 北京天恒建设集团有限公司 | 一种型钢悬挑脚手架反向落地转换施工方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05113026A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-07 | Mitsui Constr Co Ltd | 仮設足場構造体 |
JP2552874Y2 (ja) * | 1993-08-03 | 1997-10-29 | 東京瓦斯株式会社 | 大型貯槽 |
JPH0725106U (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-12 | 新日軽株式会社 | カーテンウォール用アンカー装置 |
JPH094215A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-07 | Maeda Corp | コンクリート壁における足場用壁繋ぎ構造 |
JP2004270193A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Tsuzuki Co Ltd | 化粧パネル材の取付金物及び化粧パネル材の取付金物製造方法 |
-
2010
- 2010-04-27 JP JP2010102244A patent/JP5473066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011231511A (ja) | 2011-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2400609C2 (ru) | Комплексная система обеспечения техники безопасности в строительстве | |
JP5530017B1 (ja) | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 | |
KR200425807Y1 (ko) | 인양형 갱폼 | |
JP5473066B2 (ja) | 足場構造 | |
KR20070005533A (ko) | 갱폼 | |
JP4814620B2 (ja) | 外部養生ユニットのクライミング工法 | |
JP5645334B2 (ja) | 構造物解体システム | |
US20070096006A1 (en) | Overhead beam assembly | |
JP4623570B2 (ja) | ジャッキベース及び型枠支保工の施工方法 | |
JPWO2014192564A1 (ja) | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 | |
JP6976887B2 (ja) | 建物の建築方法 | |
JP4027170B2 (ja) | 外部足場装置及び外部足場装置の施工方法 | |
CN207110023U (zh) | 一种装配式阳台用安装结构 | |
JP2015007364A (ja) | 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法 | |
JP5972113B2 (ja) | 立体駐車場の施工方法 | |
KR200388764Y1 (ko) | 타워크레인의 벽체고정용 연결대 | |
JP4101232B2 (ja) | 昇降可能な仮設足場を用いた建設物の施工方法 | |
JP4092299B2 (ja) | 外部コーナ用足場 | |
KR20190106089A (ko) | 추락 방지용 외부 마감용 케이지 | |
JP7436341B2 (ja) | 構造物のリフトアップ工法およびその装置構成 | |
KR100931532B1 (ko) | 갱폼시스템의 고정장치 | |
JP7240959B2 (ja) | 吊り治具および鉄塔の解体方法 | |
JP5689273B2 (ja) | 仮設足場、及び建物の構築方法 | |
JP6971178B2 (ja) | 作業用足場の盛り替え方法 | |
EP1941114A2 (en) | Overhead beam assembly |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5473066 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |