JP5472651B2 - カラオケ用注文システム及びカラオケ用注文管理サーバ装置 - Google Patents

カラオケ用注文システム及びカラオケ用注文管理サーバ装置 Download PDF

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Description

本発明は、飲食物などの注文物品をカラオケのリモコン装置を介して注文することのできるカラオケ用注文システム、並びに、カラオケ用注文システムにおいて使用されるカラオケ用注文管理サーバ装置に関する。
現在、カラオケシステムでは、リモコン装置を利用した遠隔操作によって歌唱する楽曲の予約が行われることが一般的である。従来のリモコン装置は、テンキーを備えた赤外線通信を使用するものが利用されていたが、情報処理装置の発達に伴い、表示画面を備えることでユーザーに対して各種情報を提供すると共に、高速無線通信を利用した大量のデータ送受信も可能となっている。このようなリモコン装置では、ユーザー情報を扱うことで、各ユーザーに対応したサービスを提供することも可能となっている。
カラオケを楽しむことのできるカラオケボックスなどにおいては、飲食物を提供することが広く行われている。部屋内で歌唱を楽しむユーザーは、歌唱と同時に飲食を楽しむことが可能とされている。従来、飲食物を注文するには、部屋内に設置されているインターホンを利用して従業員に直接、口頭で行われることが通常であった。
現在、リモコン装置においては、前述したような高機能化に伴い、演奏する楽曲の遠隔操作のみならず、飲食物の注文も可能とするものが登場している。ユーザーはリモコン装置の画面上にメニュー表示して、注文したい飲食物を指定することで、希望の飲食物を注文することができる。一方、注文を受けた店舗側のシステムでは、リモコン装置から送信された注文指示を、カラオケ店舗側の厨房などに送り届け、迅速的確に受けた注文を処理することが可能となる。また、注文指示は会計を行う際にも利用可能となる。
特許文献1には、このような飲食物の注文機能を備えたカラオケのリモコン装置(電子メニュー注文装置)において、会計精算を行うことのできるセルフオーダーPOSシステムが開示されている。特に、このセルフオーダーPOSシステムでは、利用ユーザー間にて精算料金のおごりを可能とする個別精算を可能とすることが開示されている。
特開2007−219820公報
ところで、カラオケボックスなど部屋毎に、リモコン装置、カラオケ装置が設置された施設を利用する場合、カラオケを楽しむ一般的なグループの人数(数人程度)や、部屋の面積、椅子数、テーブルサイズなどから、予めその部屋のサービスを許容する人数が設定されていることが多い。ところが、例えば、結婚式などの2次会などで、カラオケボックスが想定した各部屋の許容人数を超えるグループで利用されることがある。このような場合、施設側はグループに対して複数の部屋を割り当てて利用してもらうこととなる。このような状況下においても、グループ内のユーザーは、例えば、隣接する部屋の間を行き来してグループ内のユーザーと交流を図るとともに、歌唱を楽しむことができる。
このような状況下において、物品(例えば、飲食物、あるいはアーティスト関連商品など)を注文可能なリモコン装置を利用する場合、ユーザーが飲食物を注文した後で、かつ
、注文した飲食物が届けられる前に部屋を移動することが考えられる。このような場合、ユーザーによって注文された飲食物は、店舗の従業員によって当該ユーザーがいない部屋に届けられることとなる。飲食物が届けられた後にユーザーが戻ってきた場合には自分の注文した飲食物を受け取ることができるが、他の部屋にいた場合には、自分で注文した飲食物の到着を確認することができない。このような状況では、自分で注文した飲食物が放置される、あるいは、他の人に食されてしまう可能性がある。
本発明は、このようなカラオケ利用時において飲食物などの注文物品の注文に利用されるカラオケ用注文システムにおいて、ユーザーが自分の注文した注文物品の到着を、他の部屋にいた場合においても確認できることを目的とするものである。
そのため本発明に係るカラオケ用注文システムは、
カラオケ用注文管理サーバ装置と、複数のカラオケ装置と、前記カラオケ装置に対応づけられたリモコン装置がネットワークを介して接続されたカラオケ用注文システムにおいて、
前記リモコン装置は、リモコン側入力手段と、リモコン側制御手段と、を備え、
前記リモコン側入力手段は、ユーザーからの各種入力を受け付け、
前記リモコン側制御手段は、
前記リモコン側入力手段からの入力に基づいて、対応づけられている前記カラオケ装置に対し演奏させる楽曲を指定する楽曲指定処理と、
前記リモコン側入力手段からの入力に基づいて、注文物品を発注したユーザーのユーザー識別情報と、自己のリモコン装置識別情報あるいは対応づけられている前記カラオケ装置のカラオケ装置識別情報を含む発注情報を前記カラオケ用注文管理サーバ装置に送信する発注処理を実行し、
前記カラオケ用注文管理サーバ装置は、サーバ側制御手段を備え、
前記サーバ側制御手段は、
前記リモコン装置から送信された発注情報を受信する受注処理と、
サーバ側入力手段あるいはネットワークに接続されている従業員端末装置から、発注情報に対応する納品情報を受信したときに、当該発注情報に含まれるユーザー識別情報に対応するユーザーが、発注元となった前記リモコン装置に対応づけられた前記カラオケ装置と異なる他の前記カラオケ装置を利用していると判定した場合、他の前記カラオケ装置に対応づけられている前記リモコン装置あるいは他の前記カラオケ装置に対して、注文物品の納品状況を通知させる通知指示処理と、を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ用注文システムにおいて、
前記リモコン装置は、
ログインしているユーザーのうち、指定されたユーザーのユーザー情報に基づいて各種サービスを提供する個別ユーザー処理と、
前記カラオケ用注文管理サーバ装置にて通知指示処理の対象となるユーザーが、前記個別ユーザー処理を実行しているときに、注文物品の納品状況を通知する第1通知処理と、を実行することを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケ用注文システムにおいて、
前記リモコン側制御手段の前記楽曲指定処理は、前記カラオケ装置に対し、演奏させる楽曲と前記ユーザー識別情報とを対応付けて指定し、
前記カラオケ装置は、前記カラオケ用注文管理サーバ装置にて前記通知指示処理の対象となるユーザーによって指定された楽曲を演奏しているときに、注文物品の納品状況を通知する第2通知処理を実行することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケ用注文管理サーバ装置は、
複数のカラオケ装置と、前記カラオケ装置に対応づけられたリモコン装置とネットワークを介して接続されたカラオケ用注文管理サーバ装置において、
前記リモコン装置から送信され、注文物品を発注したユーザーのユーザー識別情報と、自己のリモコン装置識別情報あるいは対応づけられている前記カラオケ装置のカラオケ装置識別情報を含む発注情報を受信する受注処理と、
サーバ側入力手段あるいはネットワークに接続されている従業員端末装置から、発注情報に対応する納品情報を受信したときに、当該発注情報に含まれるユーザー識別情報に対応するユーザーが、発注元となった前記リモコン装置に対応づけられた前記カラオケ装置と異なる他の前記カラオケ装置を利用していると判定した場合、他の前記カラオケ装置に対応づけられている前記リモコン装置あるいは他の前記カラオケ装置に対して、注文物品の納品状況を通知させる通知指示処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、カラオケボックスなど複数のカラオケシステムが設置された状況下において、多人数のグループで利用する場合など1つのグループで複数のカラオケシステム利用する場合、ユーザーが飲食物などの注文物品を発注した部屋から移動した場合であっても、移動先となるカラオケシステムにおいて注文物品の納品状況を通知することが可能となる。
さらに本発明では、カラオケシステムのリモコン装置において、通知指示処理の対象とされたユーザーが、自己のユーザー情報に基づく各種サービスを受けているときに、当該リモコン装置に対して注文物品の納品状況を通知させることで、通知対象となるユーザーに対して納品状況の確認度合いを高めることが可能となる。
さらに本発明では、カラオケシステムのカラオケ装置において、通知指示処理の対象となったユーザーによって指定された楽曲を演奏しているときに、注文物品の納品状況を通知することで、通知対象となるユーザーに対して納品状況の確認度合いを高めることが可能となる。
本発明の実施形態に係るカラオケ用注文システムの構成を示す図 本発明の実施形態に係るコマンダの構成を示す図 本発明の実施形態に係るリモコン装置の構成を示す図 本発明の実施形態に係るリモコン装置のログイン初期画面を示す図 本発明の実施形態に係るリモコン装置のオーダリング画面を示す図 本発明の実施形態に係るカラオケを利用する部屋の状況を説明するための図 本発明の実施形態に係るカラオケ用注文システム全体の処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る発注情報、受注情報を示す図 本発明の実施形態に係る第1通知処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る第1通知処理によるリモコン装置の表示画面を示す図 本発明の実施形態に係る第2通知処理を示すフロー図 本発明の実施形態に係る第2通知処理によるモニタへの表示画面を示す図
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケ用注文システムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケ用注文システムは、少なくとも複数のカラオケシステム3A、3B、店舗サーバ装置6(本発明における「カラオケ用注文管理サーバ装置」)、並びにこれらを接続するネットワークを含んで構成される。
各カラオケシステム3A、3Bは、コマンダ2(カラオケ装置)と、リモコン装置1を含んで構成されている。本実施形態では1つの店舗に複数のカラオケシステム3が設置されるカラオケボックスなどの利用形態を想定しており、各カラオケシステム3A、3Bは異なる部屋に設置される。なお、本実施形態では2つのカラオケシステム3A、3Bを備えた場合を説明するが、カラオケシステム3の数は2つに限られるものではなく、必要とされる数だけネットワーク上に設けることができる。
店舗サーバ装置6、コマンダ2、リモコン装置1を通信可能に接続するネットワークは有線あるいは無線で通信可能としており、本実施形態では、店舗サーバ装置6とコマンダ2は有線にて、リモコン装置1はアクセスポイント110を介して無線で接続されている。
さらに本実施形態のカラオケ用注文システムは、カラオケシステム3A、3Bや、店舗サーバ装置6などに対して各種情報を提供する、あるいは、カラオケシステム3A、3Bや、店舗サーバ装置6の利用状況など各種情報を収集ためのカラオケ用ホスト5に接続可能とされている。そのためカラオケ用注文システムのネットワークには、カラオケ用ホスト5に接続するため通信手段としてルータ120が設けられている。
また、本実施形態のカラオケ用注文システムでは、従業員が飲食物などの注文物品の注文をとったり、注文物品を届ける際に納品状況を入力するための従業員端末装置4を含んで構成されている。従業員端末装置4は持ち運び可能な大きさであって、リモコン装置1と同様、アクセスポイント110を介してネットワークに無線接続されて使用される。
店舗サーバ装置6(カラオケ用注文管理サーバ装置)は、カラオケボックスなどにおける注文物品の受注管理に使用されるサーバ装置である。このほか、カラオケシステム3の利用状況の収集、集計など各種管理機能を備えることとしてもよい。本実施形態の店舗サーバ装置6は、制御部61、通信部62、表示制御部63、記憶部64、操作制御部65を備えて構成されており、汎用のパーソナルコンピュータなどに店舗管理用のプログラムを組み込んで使用される。
制御部61は、CPUなどにて構成され、記憶部64に記憶する各種プログラムによって店舗サーバ装置6全体を統括して制御する。通信部62はネットワークに接続するための通信手段であって本実施形態ではLAN100に有線で接続される。表示制御部63は、店舗サーバ装置6に接続される表示部67に対する各種情報の表示制御を実行する。記憶部6には、店舗サーバ装置6にて実行する各種プログラムや、顧客から受けた注文情報など店舗管理に必要とされる各種情報を記憶管理する。操作制御部65はキーボード、マウス、あるいはタッチパネルなどによって構成される入力部66からの各種入力を制御部61に伝達するインターフェイスとして機能する。
本実施形態における店舗サーバ装置6は、ユーザが入力部66を利用して直接、店舗サーバ装置6に対して入力したり、店舗サーバ装置6が出力する各種情報を表示部67に表示出力する構成としているが、これら入力部66、表示部67は必ずしも設ける必要はない。また、店舗サーバ装置6は、必要とされる機能を複数のサーバ装置にて担当させることも可能である。注文物品として飲食物の受注を行う本実施形態では、店舗のカウンターなどに設置されるレジスター(会計)機能を有するサーバ装置、従業員によって注文情報が入力されるサーバ装置、厨房に設置され調理者に対して注文情報を提示するサーバ装置など、店舗内の各場所において必要とされる機能に分けることも可能である。
さらに、本実施形態のカラオケ用注文システムが形成するネットワークは、インターネ
ットを介してカラオケ用ホスト5に接続される。カラオケ用ホスト5の記憶手段としての記憶部51には、楽曲情報やユーザー情報など、各種サービスに必要な情報が記憶されている。記憶部51に新たに追加された楽曲情報は、コマンダ2に対して送信されることで配信による新曲の追加が可能となる。また、ユーザー情報は、事前に会員登録したユーザーに関する情報であって、リモコン装置1にてユーザー識別子、パスワードを入力するログイン処理を実行することでリモコン装置1のメモリ14に記憶される。ログインしたユーザーは、ユーザー情報に基づいて自己に適したサービスを受けることが可能となる。
ユーザー情報を利用したサービスとしては、ユーザーが事前に登録した自己のお気に入り楽曲やお気に入り歌手(アーティスト)をユーザー情報から読み出して、簡易な楽曲選択を実現するサービス、あるいは、楽曲を歌唱した際の採点結果(採点情報)を、他の登録ユーザーと競うサービスなどがある。なお、本実施形態ではカラオケ独自の利用形態を考慮して、1人のユーザーが複数のリモコン装置1で同時にログイン(いわゆる二重ログイン)することが可能となっている。
具体的にリモコン装置1によるログイン認証の例を説明しておく。図1において、あるユーザーがリモコン装置1aを使用してログインした場合、同じカラオケシステム3Aに対応づけられた他のリモコン装置1bにおいてもログインした状況となる。リモコン装置1を複数のユーザーで共有して利用するカラオケシステム3では、このように1台のリモコン装置1aにてログインした場合、同じカラオケシステム3A内の他のリモコン装置1bに対してもログインした状態となり、ユーザーはどちらのリモコン装置1a、1bを利用することが可能とされている。
このようにユーザーがリモコン装置1aを利用してログインした状態であっても、カラオケシステム3Bのリモコン装置1を利用してログインする、すなわち、カラオケシステム3A、3Bの両方に対してログインした二重ログインすることも可能とされている。カラオケシステム3Aを利用していたユーザーは、ログアウトすることなくカラオケシステム3Bにログインして利用することができる。これは比較的秘匿性よりも利便性を重視するカラオケシステムの利用特性を反映した機能となっている。
図2は、本発明の実施形態に係るコマンダの構成を示す図である。カラオケシステム3を構成するコマンダ2は、楽曲を演奏するための演奏手段として音響制御部33を備えている。また、ユーザーからの各種入力を受け付けるスイッチなどで構成される入力手段としての操作部21、動作にあたって必要とされるプログラム、各種情報を記憶する記憶手段としてのHDD32(ハードディスク)、LAN100に接続してネットワークに加入するための通信手段としての通信部24を備えている。また、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。映像再生手段は、映像再生部29、ビデオRAM28、映像制御部31を備えて構成される。
そして、これら各構成を統括して制御するための制御手段として、CPUにて構成される制御部30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えて構成される。
このような構成にてコマンダ2は、制御部30によって各種処理を実行することとなるが、コマンダ2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲演奏処理、映像表示処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1から送信された予約情報をメモリ27に記憶する予約テーブルに登録する。楽曲演奏処理は、予約テーブルに登録された予約情報に基づいて順次楽曲を音響制御部33にて演奏させる処理である。音響制御部33にて演奏された楽曲は、歌唱用マイク44a、44bから入力され
る歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。この楽曲演奏処理と同時に映像表示処理が実行される。この映像再生処理は、映像制御部31にて各種映像情報、歌詞情報などを再生させ、モニタ41を介した視覚情報をユーザーに提供し、歌唱補助を行う処理である。
図3は、本発明の実施形態に係るリモコン装置の構成を示す図である。リモコン装置1は、飲食物の注文に伴う発注情報や、楽曲の演奏を予約する予約情報など、コマンダ2に対して各種指示を発行するとともに、コマンダ2、店舗サーバ装置6、カラオケ用ホスト5などから各種情報を受信する。このリモコン装置1は、表示手段としての表示部11、ユーザーからの各種入力を受け付ける入力手段としての操作部17、アクセスポイント110に無線接続し、ネットワークに加入するための通信手段としての無線LAN通信部16、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶手段としてメモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御手段を備えて構成される。
リモコン側制御手段には、CPUにて構成される制御部15、表示制御部13に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、操作部17からの入力を解釈して制御部15に伝達する操作処理部18が含まれている。また、リモコン装置1の表示部11と操作部17は一体となってタッチパネル表示画面を形成することとしてもよい。
また、リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。また、各リモコン装置1は、特定のコマンダ2に対して事前に対応付け(くくりつけ、紐付けと呼ばれることもある)されている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたコマンダ2にて受信されることとなる。なお、LAN100が利用できない状況を考え、リモコン装置1とコマンダ2とは赤外線、Bluetooth(登録商標)などを利用
した近距離通信を予備的に設けることとしてもよい。
このようなリモコン装置1の構成により、制御部15は、ユーザーからの各種入力を操作部17にて受付けるとともに、映像情報を表示部11に表示してユーザーに対して各種情報を提供するとともに、コマンダ2あるいはカラオケ用ホスト5に対して楽曲予約などの各種指示を送信することが可能とされている。
では、本発明の実施形態に係るリモコン装置1の利用について詳細な説明を行う。図4は、本発明の実施形態に係るカラオケリモコン装置の画面を示す図である。前述したように、本実施形態のリモコン装置1は、ログイン処理を実行することで各ユーザーに適したサービスを受けることができる。また、複数のユーザーが集ってリモコン装置1を共有して使用するカラオケの利用形態を考慮して、1台のリモコン装置1に対して複数のユーザーが同時にログインすることができる。
図4には複数のユーザーがログインした状況下におけるリモコン装置1の表示部11の画面(表示枠101、詳細は後述する)が示されている。ユーザーは、ログインしているユーザーの中から自己を特定する特定情報を選択することで、自己のユーザー情報を利用したサービスに切り替えることができる。サービスとしては、事前に登録している楽曲や歌手を簡易に検索するサービスや、これまでに歌唱した楽曲の履歴を閲覧するなどのサービスがある。本実施形態では、自己を特定する特定情報として自己を模した、あるいは、ユーザーが作成したアバター(分身像)とユーザー名が使用されている。
図4に表示される状態は、ログインしている4人のユーザー(AさんからDさん)の中
から「Aさん」が選択されている状態であって、画面右側には「Aさん」の全身のアバターが表示されており、「Aさん」のユーザー情報に基づいて「Aさん」に特化したサービスが行われる状態となっている。なお、サービスを受けているユーザーのことをアクティブユーザーと呼ぶこととする。図4の状態は「Aさん」がアクティブユーザーということができる。
アクティブユーザーの切替は、画面左上方に表示される表示枠101中の特定情報(本実施形態ではアバターとユーザー名により構成)を選択することで実行される。表示枠101を超えた人数がログインしている場合には、移動ボタン102a、102bを操作して表示枠101内に選択するユーザーの特定情報を表示させた上で特定情報を選択することで、アクティブユーザーの切替が行われる。
ログインしたユーザーは、この画面から楽曲の検索(「曲を探す」ボタンを操作)、あるいは、ユーザー情報を利用した十八番機能などの各種サービス(「マイページ」ボタンを操作)を利用することが可能となる。さらに本実施形態では「オーダリング」ボタンを操作することで、店舗に対して食べ物あるいは飲み物(飲食物)を注文することが可能となっている。ユーザーは「オーダリング」ボタンを操作することで、飲食物のメニューを閲覧し、希望する飲食物を選択して店舗に対して注文を行うことができる。
図5は、飲食物発注時のオーダリング画面を示す画面が示されている。画面左には注文対象となる飲食物が画像表示されるとともに、商品名、単価、個数入力欄が表示されている。ユーザーは「追加する」と表記されたボタンを操作することで、画面右側に表示される注文欄に希望する飲食物を追加することが可能とされている。ユーザーは、注文欄に追加された飲食物の内容、個数、金額などに間違いないかを確認した上で「注文確定」ボタンを操作して注文を確定する。確定された注文内容は発注情報としてネットワークを介して店舗サーバ装置6に送信される。
発注情報を受信した店舗サーバ装置6は、表示部67に注文内容を表示させるなどして厨房に対して発注内容を伝達する。店舗の厨房では発注内容に基づいて飲食物が準備され、従業員は発注のあったカラオケシステム3が設置されている部屋に飲食物を運ぶこととなる。このとき発注の納品状況を管理するため、厨房において飲食物の準備が整ったとき、あるいは、飲食物を注文のあった部屋に運んだときなど、適宜タイミングで従業員により店舗サーバ装置6に対して納品情報が入力される。納品情報の入力は、店舗サーバ装置6に設けられた入力部66、あるいは、ネットワークに無線接続された従業員端末装置4など、店舗の運用事情に基づいて適宜入力手段にて入力される。
このように注文した飲食物が、注文を行ったリモコン装置1が設置されている部屋に運ばれる運用のカラオケ用注文システムでは次のような問題が発生することが考えられる。
図6は、カラオケを利用する部屋の状況を説明するための図である。カラオケボックスなどにおいて大人数のグループが来店した場合、グループの人数が各部屋の許容人数を上回ることがある。このような場合、店舗側は複数の部屋を利用してもらうことで対応がとられる。図6には図1で説明した2つのカラオケシステム3A、3Bを備えた各部屋1、2における利用状況が示されている。この状況はAさんからGさん、7人のグループで来店した場合であって、部屋の許容人数の関係上、入店時は、AさんからDさんの4人のグループ(部屋1:カラオケシステム3A)と、EさんからGさんの3人のグループ(部屋2:カラオケシステム3B)に分けられた場合が示されている。
このような場合、たとえ部屋が分かれても同じグループでの来店であるから、ユーザー同士の交流を図るため、ユーザーが部屋を移動することがある。図4には破線丸印で囲ま
れたように、当初部屋1にいたAさんが部屋2に移動した状況が示されている。このような場合、Aさんが部屋1のリモコン装置1aあるいは1bにて飲食物を発注し、飲食物が届けられる前に部屋2に移動してしまうことが考えられる。部屋2にいるAさんに対しては、部屋1にいる他の人が連絡するなどしない限り、飲食物が届けられたことを知る術はないため、部屋1に届けられた飲食物は、Aさんが部屋1に戻るまで放置される、あるいは、他の人に食されてしまう可能性がある。
本実施形態のカラオケ用注文システムは、このような複数の部屋(カラオケシステム)にわたった場合の状況を鑑みたものであって、ユーザーが他の部屋に移動した場合であっても、移動先の部屋に設置されたカラオケシステム3に対して、飲食物が届けられた、あるいは、これから届けられることを通知することとしている。
では、本発明の実施形態に係るカラオケ用注文システムの処理について図7〜図12を用いて詳細に説明する。図7は、本発明の実施形態に係るカラオケ用注文システム全体の処理を示すフロー図である。ここでは図1、図4に示すように2つのカラオケシステム3A、3Bが設けられた場合について説明するが、カラオケシステム3の数は2つ以上、任意の数で設けることが可能である。
前述したように各カラオケシステム3A、3B内では、リモコン装置1とコマンダ2が対応づけられており、リモコン装置1からの楽曲予約は対応づけられているコマンダ2に対して実行されることとなる。
ここでは、図4と同様、Aさんが部屋1から部屋2に移動した場合、すなわち、カラオケシステム3A(部屋1)の利用から、カラオケシステム3B(部屋2)の利用に推移した場合を仮定する。その際、Aさんは部屋1にて飲食物を発注後、かつ、飲食物が届けられる前に部屋2に移動した場合を考えてみる。
まず、カラオケシステム3Aにおいて、Aさんはカラオケシステム3Aのリモコン装置1を利用してログイン処理を実行する。本実施形態ではログイン処理はカラオケ用ホスト5とリモコン装置1との間で実行され、ユーザー識別情報、パスワードなどの入力に応じて、各種サービスを行うために必要とされる情報(ユーザー情報)がカラオケ用ホスト5からリモコン装置1にダウンロードされる。
ログイン処理の後、Aさんが、図5で説明したオーダリング画面を利用して飲食物を発注すると、発注元となるリモコン装置1から店舗サーバ装置6に対して発注情報が送信される。発注情報を受信(S101)した店舗サーバ装置6は、発注情報に基づいて受注情報を形成し記憶部64に記憶管理する。
図8には本発明の実施形態に係る発注情報、受注情報のデータ構成例が示されている。図5で説明したように本実施形態では、複数種類の飲食物をまとめて発注することが可能とされている。そのため発注情報には、品名識別情報とその個数を含むオーダー情報が飲食物の種類毎に設けられている。この他、発注情報には、発注元となったユーザーを識別するためのユーザー識別情報と、どの部屋(カラオケシステム3)から発注があったかを識別するため、リモコン装置1のリモコン識別情報とを含んでいる。なお、発注を行ったリモコン装置1のリモコン識別情報に代え、当該リモコン装置が対応づけられているコマンダ2のコマンダ識別情報を利用することも可能である。
一方、店舗サーバ装置6で、受信した発注情報に基づいて形成される受注情報は、発注情報に含まれるオーダー情報毎に形成される。図8の例では、発注情報中に2つのオーダー情報1、2が含まれているため、受注情報は2つ形成されることとなる。各受注情報に
はシリアル番号など受注情報を識別管理するための受注識別情報が付与される。そして、各受注情報には、発注情報に含まれていたユーザー識別情報、リモコン識別情報(コマンダ識別情報)が付与される。飲食物は調理時間などの関係上、分けて納品されることが考えられる。本実施形態では飲食物の種類毎に受注情報を形成することで、各飲食物の納品状況を個別に管理することができる。なお、このような管理方法以外に予め各飲食物毎、あるいは、飲食物の種類毎に発注情報を形成することや、発注情報をそのまま店舗サーバ装置6に記憶管理するなど各種形態の採用が考えられる。
図7のフロー図に戻ると、Aさんは飲食物の発注後、部屋2に移動して、リモコン装置1を使用してカラオケシステム3Bにログインしている。その後、Aさんによって注文された飲食物の準備が整うことで、飲食物は従業員により注文元となった部屋1(カラオケシステム3A)に届けられる。飲食物を届けた従業員は従業員端末装置4から、届けた飲食物に関する納品情報を店舗サーバ装置6に送信し納品管理を行う。納品情報には、図8で説明した受注情報中の受注識別情報が含まれる。本実施形態では従業員が飲食物を届けたときに納品情報を送信しているが、納品情報の送信タイミングは、飲食物の調理完了時、あるいは、調理が完了した飲食物を届ける前など、店舗の運用に応じて適宜タイミングを採用することができる。また、納品情報は従業員端末装置4のみならず、店舗サーバ装置6に設けられている入力部66から入力することとしてもよい。
納品情報を受信(S102)した店舗サーバ装置6では、飲食物が納品されたとき、当該飲食物を注文したユーザーが、注文した部屋にいるか否かの判定、すなわち、注文した部屋以外の部屋でカラオケシステム3(コマンダ2)を利用しているか否かの判定を実行する。本実施形態ではカラオケ用ホスト5においてログイン状況を管理しているため、カラオケシステム3の利用状況は、カラオケ用ホスト5に対して問い合わせることで実行可能となっている。
店舗サーバ装置6は、納品された飲食物に対応する受注情報に含まれるユーザー識別情報に基づいて、ユーザーがどのカラオケシステム3(コマンダ2)を利用しているかを問い合わせを行う(S103)。店舗サーバ装置6は、問い合わせに応じて、ログインしているリモコン装置1のリモコン識別情報、ログインした時刻などのログイン状況を受信(S104)し、飲食物を発注したユーザーの検出を行う。このとき、発注したユーザーが、ログアウトすることで何れのカラオケシステム3にもログインしていない状況も考えられるため、S103、S104はユーザーを検出するまで繰り返し実行される。
発注したユーザーが検出された場合(S105:Yes)、ログイン状況に基づいて当該ユーザーがどの部屋にいるか、すなわち、どのカラオケシステム3(コマンダ2)を利用しているかを判定し、当該ユーザーが発注位置と異なる部屋にいる場合(S106:Yes)には、利用しているカラオケシステム3に対して通知指示処理(S107)を実行する。一方、同じ部屋にいると判定された場合(S106:No)には処理を終了する。本実施形態では、ユーザーがどの部屋にいるかをカラオケ用ホスト5で管理しているログイン状況に基づいて判定することとしているが、この判定はこの形態に限るものではなく、例えば、店舗サーバ装置6にて各ユーザーのログイン状況を管理することや、店舗サーバ装置6が、各カラオケシステム3(リモコン装置1あるいはコマンダ2)に対してログイン状況を問い合わせることで行うことも可能である。
また、図1に示すカラオケシステムの利用形態として、カラオケボックスなどでは、ユーザーによる部屋移動が一般的なため、例えば、ユーザーが部屋を移動しても、移動前の部屋(3A)のリモコン装置1aから注文後にログアウトせず、ログインしたままで、次の部屋に移動して、次の部屋3Bのリモコン装置1を用いて再びログイン(通称:2重ログイン)することをを認めている。
このような場合、店舗サーバ装置は、S106において、ユーザー検出は、2つの部屋からログインが検出されるが、一方の部屋は発注位置が同じ(リモコン装置1a)、他方の部屋は発注位置が異なる(リモコン装置1)状態が同時に検出されることとなる。この状態を検出したときのために、本願では、前述したログイン状況として、カラオケ用ホスト5は、ユーザーのログイン時に、ログイン時刻も対応付けて、ユーザーのログイン情報(ユーザ識別情報、リモコン識別情報、ログイン時刻)として、記録部51に記録している。
店舗サーバ6は、S104で、ホスト5からログイン状況を受信する時に、ホスト5の記憶部51から読み出された、対象となるユーザーの各リモコンのログイン情報(ログインした時刻)も受信している。そして、S106において、最も新しいログイン時刻を抽出したログイン状況を、ユーザーが現在居る部屋だと特定し、この部屋が、発注位置と同じか否かで、S107の処理が決定される。ログイン時刻は、ログイン状況受信時に同時に受信してもよいし、S104〜S106の間の2重ログインを検出した時点で、ホスト5に問い合わせて、対象となるユーザーの各部屋のログイン時刻を受信してもよい。
店舗サーバ装置6によって通知指示処理S107は、発注したユーザーがいると推定されるカラオケシステム3Bにおいて飲食物の納品状況を通知させることとなる。図7の例では、カラオケシステム3Bにおいて、リモコン装置1における第1通知処理S200と、コマンダ2における第2通知処理S300を実行することで、飲食物の納品状況を通知することとしている。納品状況の通知は、リモコン装置1での第1通知処理、コマンダ2の第2通知処理、どちらか一方だけ行うこととしてもよいし、第1通知処理、あるいは、第2通知処理、どちらか一方の通知処理が先に完了することで他方の通知処理を行わないことしてもよい。
図9は、リモコン装置1で実行される第1通知処理を示すフロー図である。本実施形態の第1通知処理は、飲食物を注文したユーザーに対して納品状況を知らせるため、当該ユーザーがリモコン装置1を利用している状況、すなわち、アクティブユーザーとして利用している状況において通知が実行される。処理が開始されると、現在の利用状況がアクティブユーザーとしての利用であるか否かが判定される(S201)。アクティブユーザーとしての利用である場合(S202:Yes)には、アクティブユーザーが注文を行ったユーザーであるか否かが判定される(S202)。アクティブユーザーが注文を行ったユーザーであると判定された場合(S202:Yes)には、リモコン装置1の表示部11に納品状況が表示される。
図10にはリモコン装置1に納品状況を表示したときの表示画面例が示されている。この例では「Aさんの注文されたホットコーヒーが部屋1に届きました。」という納品状況メッセージを表示させることで納品状況の通知を行っているが、納品状況の通知には表示のみならず、音声(音響)を利用することで行うこととしてもよい。また、この例では、納品状況の内容として、飲食物の品名(ホットコーヒー)、届け先(部屋1)を通知しているが、ユーザーは自分が何処で注文したかを覚えているため、簡易には納品された旨を通知するだけでも足りる。また、本実施形態では従業員が部屋に飲食物を届けた際に納品情報を入力しているため納品状況メッセージには「〜が届きました。」という表現が用いられているが、調理完了時などに納品情報が入力されるといった、飲食物が届けられる前に納品情報が入力される場合には「〜がまもなく届きます。」という表現が用いられる。
一方、アクティブユーザーが注文を行ったユーザーでない戸判定された場合(S202:No)には、アクティブユーザーの変更を待ち(S203)、アクティブユーザーが注文を行ったユーザーに変更されたタイミング(S204)で、納品状況の通知を実行する
(S205)。なお、発注したユーザーがアクティブユーザーとして利用することが所定時間無い場合には、タイムアウトして処理を終了してもよい。
図11は、コマンダ2にて実行される第2通知処理を示すフロー図である。本実施形態の第2通知処理は、飲食物を注文したユーザーが歌唱を行っている場合、すなわち、飲食物を注文したユーザーによって予約された楽曲が演奏されていること場合に納品状況が通知される。コマンダ2が表示処理を行うモニタ41には歌唱補助のための歌詞が表示されるため、モニタ41を注視するユーザーは飲食物の納品状況を確認することが可能となる。なお、本実施形態では演奏される楽曲がどのユーザーによって指定されたものであるかを判別するため、リモコン装置1によって楽曲予約が実行される場合、演奏予約する楽曲の楽曲識別情報に対してユーザー識別情報が付与された予約情報がコマンダ2に送信される。予約情報を受信したコマンダ2は、演奏している楽曲がどのユーザーによって指定されたものかを判定することが可能とされている。
処理が開始されると、コマンダ2は楽曲演奏中か否かの判定(S301)と、演奏中の場合(S301:Yes)には、発注を行ったユーザーによって予約された楽曲の演奏か(S302)の判定を行う。発注を行ったユーザーによって予約された楽曲の演奏と判定された場合(S302:Yes)には、S303においてモニタ41に納品状況を表示させる。
図12にはコマンダ2にて実行される第2通知処理によるモニタ41への表示画面例が示されている。モニタ41の画面には、背景映像に重畳した歌詞映像が表示されるとともに、納品状況メッセージが表示されている。歌詞映像を見ながら歌唱を行っているユーザーは、自分が注文した飲食物の納品状況を確認することが可能となる。納品状況の通知内容については、第1通知処理と同様、最低限、飲食物の納品があったことを通知するものであれば足り、納品された場所、納品された品名など適宜情報を追加することが可能である。
以上、本実施形態のカラオケ用注文システム、または店舗サーバ装置(カラオケ用注文管理サーバ装置)によれば、注文を行ったユーザーが異なる部屋に移動してカラオケシステム3(コマンダ2)を利用した場合、移動したカラオケシステム3に対して飲食物の納品状況を通知することで、自分の注文した飲食物の納品状況を確認することが可能となり、注文した部屋に戻るなどの対応を迅速にとることが可能となる。本実施形態では納品状況を注文を行ったユーザーに直接通知するため、リモコン装置1に対する第1通知処理S200、コマンダ2に対する第2通知処理S300を所定のタイミングで実行することとしたが、所定のタイミングに限ることなく、店舗サーバ装置6の通知指示処理S107に基づいて適宜タイミング(例えば、通知指示処理S107の実行に基づいて、直ぐに通知を行うなど)で行うこととしてもよい。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…リモコン装置、2…コマンダ(カラオケ装置)、3…カラオケシステム、4…従業員端末装置、11…表示部、12…ビデオRAM、13…映像制御部、14…メモリ、15…制御部、16…無線LAN通信部、17…操作部、18…操作処理部、21…操作部、22…操作処理部、24…通信部、27…メモリ、28…ビデオRAM、29…映像再生部、30…制御部、31…映像制御部、32…HDD(ハードディスク)、33…音響制御部、41…モニタ、42…スピーカー、44a、44b…歌唱用マイク、100…LAN、110…アクセスポイント、120…ルータ、5…カラオケ用ホスト、51…記憶部
、6…店舗サーバ装置(カラオケ用注文管理サーバ装置)、61…制御部、62…通信部、63…表示制御部、64…記憶部、65…操作処理部、66…入力部、67…表示部

Claims (4)

  1. カラオケ用注文管理サーバ装置と、複数のカラオケ装置と、前記カラオケ装置に対応づけられたリモコン装置がネットワークを介して接続されたカラオケ用注文システムにおいて、
    前記リモコン装置は、リモコン側入力手段と、リモコン側制御手段と、を備え、
    前記リモコン側入力手段は、ユーザーからの各種入力を受け付け、
    前記リモコン側制御手段は、
    前記リモコン側入力手段からの入力に基づいて、対応づけられている前記カラオケ装置に対し演奏させる楽曲を指定する楽曲指定処理と、
    前記リモコン側入力手段からの入力に基づいて、注文物品を発注したユーザーのユーザー識別情報と、自己のリモコン装置識別情報あるいは対応づけられている前記カラオケ装置のカラオケ装置識別情報を含む発注情報を前記カラオケ用注文管理サーバ装置に送信する発注処理を実行し、
    前記カラオケ用注文管理サーバ装置は、サーバ側制御手段を備え、
    前記サーバ側制御手段は、
    前記リモコン装置から送信された発注情報を受信する受注処理と、
    サーバ側入力手段あるいはネットワークに接続されている従業員端末装置から、発注情報に対応する納品情報を受信したときに、当該発注情報に含まれるユーザー識別情報に対応するユーザーが、発注元となった前記リモコン装置に対応づけられた前記カラオケ装置と異なる他の前記カラオケ装置を利用していると判定した場合、他の前記カラオケ装置に対応づけられている前記リモコン装置あるいは他の前記カラオケ装置に対して、注文物品の納品状況を通知させる通知指示処理と、を実行することを特徴とする
    カラオケ用注文システム。
  2. 前記リモコン装置は、
    ログインしているユーザーのうち、指定されたユーザーのユーザー情報に基づいて各種サービスを提供する個別ユーザー処理と、
    前記カラオケ用注文管理サーバ装置にて通知指示処理の対象となるユーザーが、前記個別ユーザー処理を実行しているときに、注文物品の納品状況を通知する第1通知処理と、を実行することを特徴とする
    請求項1に記載のカラオケ用注文システム。
  3. 前記リモコン側制御手段の前記楽曲指定処理は、前記カラオケ装置に対し、演奏させる楽曲と前記ユーザー識別情報とを対応付けて指定し、
    前記カラオケ装置は、前記カラオケ用注文管理サーバ装置にて前記通知指示処理の対象となるユーザーによって指定された楽曲を演奏しているときに、注文物品の納品状況を通知する第2通知処理を実行することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケ用注文システム。
  4. 複数のカラオケ装置と、前記カラオケ装置に対応づけられたリモコン装置とネットワークを介して接続されたカラオケ用注文管理サーバ装置において、
    前記リモコン装置から送信され、注文物品を発注したユーザーのユーザー識別情報と、自己のリモコン装置識別情報あるいは対応づけられている前記カラオケ装置のカラオケ装置識別情報を含む発注情報を受信する受注処理と、
    サーバ側入力手段あるいはネットワークに接続されている従業員端末装置から、発注情報に対応する納品情報を受信したときに、当該発注情報に含まれるユーザー識別情報に対応するユーザーが、発注元となった前記リモコン装置に対応づけられた前記カラオケ装置と異なる他の前記カラオケ装置を利用していると判定した場合、他の前記カラオケ装置に対応づけられている前記リモコン装置あるいは他の前記カラオケ装置に対して、注文物品
    の納品状況を通知させる通知指示処理と、を実行することを特徴とする
    カラオケ用注文管理サーバ装置。
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