JPH10161670A - クライアントサーバ型カラオケｌａｎシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケＬＡＮシステムを利用することで、
カラオケ選曲と同じ手順で飲食物等の商品を注文できる
とともに客室端末へ受付応答を行う。 【解決手段】 カラオケサーバ機は、楽曲番号を受け取
る（Ｓ１０ＹＥＳ）とこれが本来の楽曲番号ではなくて
飲食物などの商品注文番号に該当するか否かを判定する
（Ｓ２０）。判定の結果、受け取った番号が商品注文番
号だった場合（Ｓ２０ＹＥＳ）、カラオケサーバ機は、
該当の商品に関するサービス取り扱い情報を参照して
（Ｓ４０）該当の注文が受付可能か否かの判断（Ｓ５
０）を含んだ注文応答メッセージ情報を作成してカラオ
ケＬＡＮシステムの運用者向けに出力するとともに客室
端末へ送出する（Ｓ７０）。客室端末は、受け取った注
文応答メッセージ情報に従って、該当の商品に関して名
称及び注文の受付可否などのメッセージをディスプレイ
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、クライアントサ
ーバ型カラオケＬＡＮシステムに関し、具体的には飲食
物などの商品を受付応答処理する機能を有したものに関
する。

【０００２】

【従来の技術】現在利用されている一般的なクライアン
トサーバ型カラオケＬＡＮシステムは、カラオケサーバ
機と複数の客室端末をＬＡＮで接続したものであり、サ
ーバ機側には多数のカラオケ楽曲情報がデータベースと
して格納されている。客室端末側の利用者が楽曲番号を
指定するとカラオケサーバ機側は前記ＬＡＮを介して該
当する楽曲情報を客室端末へ送出する。客室端末は受け
取った楽曲情報に基づいて伴奏音楽および歌詞画像をス
ピーカとディスプレイに同期して出力する。

【０００３】一方、このようなシステムが導入されたカ
ラオケボックスなどでは、ビールやジュース、及びピザ
などの食べ物を飲み食いしながら、みんなでカラオケを
楽しんでいる。このときビールやピザ等の注文を受付応
答処理するといった作業を自動化するためにＰＯＳシス
テムを導入しておき、客室に配備したハンディターミナ
ルを操作することで注文を行い、これをフロント側に設
置されたＰＯＳシステムの専用コンピュータで受け付
け、客室側に応答する他、注文内容を厨房に流したり、
会計明細書の作成などを行えるようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような商品注文の受付処理を行う方法にあっては、ＰＯ
Ｓシステムの導入によってフロント側に専用コンピュー
タを設置するとともに各客室にハンディターミナルを配
備し、なおかつ各ハンディターミナルとＰＯＳシステム
とを接続するため専用の通信回線を敷設しなければなら
ず、結果として大掛かりな設備導入となってしまう。こ
のための投資負担もさることながらカラオケボックスに
よってはフロントが狭くて専用コンピュータを設置する
余裕がないこともあり、注文受付処理が便利な反面、欠
点も小さくなかった。

【０００５】ところで、客室端末側のディスプレイに表
示される画像情報として、カラオケ関係以外では例えば
ニュースや天気予報などが挙げられる。つまり利用者の
要求に応じてニュースなどの画像情報をサーバ機側から
客室端末へ送出するのである。このとき、特開平８−８
７２８５号公報で開示されているように、カラオケ関係
以外の画像情報を要求するための操作入力系統や、サー
バ機から各客室端末への情報伝送路を別途設けるのでは
なくて、現状のカラオケシステムをなるべく利用して設
備投資や操作性が問題とならないようにしている。

【０００６】すなわち、カラオケ選曲用のリモコンなど
を用いてカラオケ番号と同じ記述形式の番号を入力する
ことによりカラオケ選曲と同じ操作手順で希望の画像情
報を要求すると、サーバ機側からカラオケ楽曲情報と共
通の伝送路を介して所望の画像情報が送られてくる。

【０００７】以上説明したシステムにあっては、カラオ
ケのＬＡＮシステム自体を利用することにより、カラオ
ケに直接関係しない画像情報を得るようにしているもの
の、ＰＯＳシステムを導入することなく飲食物などの商
品を注文でき、なおかつ注文に対する受付応答が客室端
末で得られるようにはなっていなかった。

【０００８】本発明は、前記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、カラオケＬＡＮ
システムを利用することにより、カラオケ選曲と同じ手
順で飲食物などの商品を注文できるとともに客室端末へ
の注文受付応答を行えるクライアントサーバ型カラオケ
ＬＡＮシステムを提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明のクライアントサ
ーバ型カラオケＬＡＮシステムは次の各要件（１）〜
（４）を備える。

【００１０】（１）カラオケサーバ機と複数の客室端末
とがＬＡＮで接続されており、カラオケサーバ機にはカ
ラオケ楽曲情報を多数格納しておく。

【００１１】（２）前記客室端末から前記ＬＡＮを介し
て利用者が指定した楽曲番号を前記カラオケサーバ機に
送り、該当する前記カラオケ楽曲情報を前記サーバ機側
から前記客室端末が受け取って処理することで、楽曲の
伴奏音楽と歌詞画像をスピーカとディスプレイに同期し
て出力する。

【００１２】（３）前記カラオケサーバ機は、前記楽曲
番号を受け取るとこれが本来の楽曲番号ではなくて飲食
物などの商品注文番号に該当するか否かを判定する。前
記判定の結果、受け取った前記番号が前記商品注文番号
だった場合、その注文情報をシステム運用者に向けて報
知出力するとともに、該当の商品に関するサービス取り
扱い情報を参照して該当の注文が受付可能か否かの判断
を含んだ注文応答メッセージ情報を作成して前記客室端
末へ送出する。

【００１３】（４）前記客室端末は、受け取った前記注
文応答メッセージ情報に従って、該当の商品に関して名
称及び注文の受付可否などのメッセージを前記ディスプ
レイに出力する。

【００１４】また前記商品注文番号は、本来の前記楽曲
番号と同一形式で記述されたデータ信号であり、前記商
品注文番号は商品を特定する番号と注文個数とが含まれ
ている。前記客室端末で前記ディスプレイに出力される
前記メッセージには該当の商品が前記客室に届くまでの
時間に関する表示情報が付帯している。前記客室端末の
前記ディスプレイにはカラオケ演奏中の背景つきの歌詞
画像等に合成して前記メッセージが表示される。

【００１５】さらに前記カラオケサーバ機は、前記商品
注文番号を受け取った場合、該当の注文が受付可能と判
断すると注文受付メッセージ情報を作成し、商品を用意
して提供する厨房に設けられた伝票出力装置またはディ
スプレイに当該メッセージ情報を出力する。前記カラオ
ケサーバ機は、前記商品注文番号を受け取った場合、前
記カラオケサーバ機は、該当の注文が受付可能と判断す
ると会計情報を更新作成し、利用者の会計精算を行うフ
ロントに設けられた伝票出力装置またはディスプレイに
当該会計情報を出力する。

【００１６】

【発明の実施の形態】

＝＝＝＝本来のカラオケ演奏に関する構成及び動作＝＝
＝ 本発明のクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシステム
は、図１に示すように、カラオケサーバ機１と複数の客
室端末２０とが１０ＢＡＳＥ−Ｔ規格のＬＡＮにより接
続されており、各客室端末２０の主制御部であるコント
ローラ３０とカラオケサーバ機１の主制御部であるパソ
コン２がハブ１２を介してツイストペア線１１でＬＡＮ
接続されている。カラオケサーバ機１はパソコン２、Ｃ
Ｄチェンジャ７などから構成され、パソコン２には、周
辺機器としてモニタ６やハードディスク装置３が接続さ
れるほか、複数台のＣＤチェンジャ７がＲＳ２３２Ｃ伝
送路８を介して接続されている。ハードディスク装置３
には、ＭＩＤＩ符号化された伴奏音楽データとこれに同
期した歌詞データ等のカラオケ楽曲情報が蓄積され、Ｃ
Ｄチェンジャ７には背景映像用のビデオＣＤが多数格納
されている。またパソコン２は、ターミナルアダプタ４
を介してＩＳＤＮ５に接続されており、このＩＳＤＮ５
を通じて外部のホスト装置に接続されるようになってい
る。

【００１７】各客室端末２０には、図２に示すように、
ユーザインタフェース用の操作パネル３８があり、また
リモコン送信器２３に対応したリモコン受信部３９が備
えられている。操作パネル３８やリモコン受信部３９は
操作制御部４０を介して中央処理装置３１に結合されて
おり、利用者が本体の操作パネル３８またはリモコン送
信器２３により選曲などの各種操作入力を行えるように
なっている。

【００１８】カラオケサーバ機１は、前記ホスト装置か
ら新たなカラオケ楽曲情報を定期的に受信し、これをハ
ードディスク装置３に蓄積しておく。これらカラオケ楽
曲情報は、客室端末２０からの要求によりハードディス
ク装置３から適宜読み出され、各ＣＤチェンジャ７から
読み出された背景映像とともにＬＡＮ１１を介して客室
端末２０に向けて送出される。

【００１９】このとき各ＣＤチェンジャ７で再生された
背景映像としてのビデオ信号およびオーディオ信号は、
それぞれ変調器９によりそれぞれのチャンネルのＲＦ信
号に変換され、ＲＦミキサ１０により混合され同軸ケー
ブル１３により伝送される。このＲＦ信号は分配器２８
により各客室端末２０へ分配され、チューナ２７で同
調、復調される。このとき、各客室端末２０は各ＣＤチ
ェンジャ７が出力する背景画像の内容によって適宜割り
振られ、チューナ２７はそのＣＤチェンジャ７に設定さ
れたチャンネルに同調するようになっている。

【００２０】一方、コントローラ３０が受け取ったカラ
オケ楽曲情報は、ＬＡＮインターフェース４１を介して
中央処理装置３１に読み込まれ、ＭＩＤＩ信号からなる
伴奏音楽データが順次シンセサイザ３５に入力されて、
オーディオ信号に変換され、ミキシングアンプ２２でマ
イク２４からの音声と合成されてスピーカー２５から出
力される。このオーディオ出力と同期して、中央処理装
置３１は歌詞データを順次文字列に変換してビデオＲＡ
Ｍ３６に書き込む。ビデオＲＡＭ３６の内容は表示制御
部３７によりディスプレイ２１に表示される。表示制御
部３７はチューナ２７で復調された背景画像のビデオ信
号にビデオＲＡＭ３６の歌詞文字列の画像を合成してデ
ィスプレイ２１に表示する。

【００２１】＝＝＝＝飲食物の注文及び受付応答＝＝＝ 本発明にあっては、前述したカラオケＬＡＮシステムを
利用して飲食物などの商品を客室端末からカラオケサー
バ機側へ注文できるとともにその注文に対する応答が得
られるようになっている。すなわち、カラオケ選曲用の
リモコン送信器２３などを用いて商品番号を入力するこ
とによりカラオケ選曲と同じ操作手順で商品番号を入力
すると、サーバ機側からカラオケ楽曲情報と共通の伝送
路（１０ＢＡＳＥ−Ｔ）を介して注文応答メッセージ情
報が送られてくるようになっている。

【００２２】先ず、本形態のカラオケＬＡＮシステムが
導入されたカラオケボックスにあっては、図示を省略す
るが、利用者の受付や精算会計の処理を行うフロント
や、利用者へ飲食物を提供できるように加工したりする
厨房が設けられている。そしてフロントには客室毎の会
計計算を行って会計明細伝票を出力したり、その明細内
容をモニターに出力表示するための会計処理システムが
導入されており、このシステムを統括制御するコンピュ
ータに接続された注文データ出力端末が厨房に設けられ
ている。そして、客室端末からの商品注文を受け付けて
客室側に応答したり、厨房に商品の用意を指示するとい
ったような処理は、カラオケ演奏を統括処理するサーバ
機１のパソコン２が統括するようになっている。

【００２３】各客室端末側には図３に示すような商品メ
ニューが配備されており、このメニューには、カラオケ
楽曲選曲用の目録と同じ形式でもって多数の商品名とこ
れに対応する商品番号とが上から番号順に記載されてい
る。これら商品番号は、楽曲番号と同じ記述形式となっ
ており、メニュー上の記述形式だけでなくカラオケＬＡ
Ｎシステムで扱われるコード信号の記述形式としても楽
曲番号と同じ形式となっている。本形態の商品番号及び
楽曲番号は、左側４桁の番号と右側２桁の番号をハイフ
ン“−”で結んだ形態であり、便宜上、左側４桁の番号
が８０００未満の場合これを楽曲番号とし、８０００以
上であれば商品番号とする。商品番号の場合、左側４桁
の８０００以上の番号が商品を特定する番号であり、右
側２桁の番号をその注文個数を指定する番号とする。図
３のメニューでは、便宜上、商品番号のうち商品を特定
する左側４桁だけを記載しておく。

【００２４】以上の構成において、客室内の利用者は、
商品メニューを見て商品を選択し、カラオケ選曲用のリ
モコン送信器２３や操作パネル３８のテンキーから該当
の商品番号を入力することで注文を行う。カラオケサー
バ機１は、図４のフローチャートに示すように、商品番
号もしくは楽曲番号を受け取ると、その番号の左側４桁
が８０００以上か否かを判定し、８０００未満であれば
前述したカラオケ楽曲情報の出力処理を行い（Ｓ１０→
Ｓ２０→Ｓ３０）、８０００以上であれば該当の商品に
関するサービス取り扱い情報としての商品一覧表を参照
し（Ｓ１０→Ｓ２０→Ｓ４０）、該当の注文が受付可能
か否かの判断を行う。この商品一覧表は、図５に示すよ
うに商品番号、商品コード、商品名、在庫数、価格、厨
房などの注文書出力先、及び商品準備時間といった項目
から構成され、図１におけるハードディスク装置３から
パソコン２のＲＡＭに予め展開してあるようになってい
る。

【００２５】具体的には、図４のステップ５０に示すよ
うに、商品一覧表の在庫数から注文個数を減算し、減算
結果が０未満であれば在庫がないとして受付不可の注文
応答メッセージ情報を作成してこれを注文した客室端末
へ送出する。当該客室端末は、受け取った注文応答メッ
セージ情報に従って、該当の商品に関する名称及び注文
の受付不可のメッセージをディスプレイ２１に出力表示
する（Ｓ５０→Ｓ６０）。このメッセージをディスプレ
イ２１に表示する際、カラオケ演奏時の背景映像や曲間
のＣＭ映像などの通常画像がもともと表示されている場
合でも、図６に示すように、画面の右上に小さく当該メ
ッセージ２１ａを合成表示させて、カラオケ演奏やＣＭ
映像などの鑑賞の妨げにならないようにする。

【００２６】そして、減算結果が０以上であれば在庫有
りとして受付可の注文応答メッセージ情報を作成し、こ
のメッセージ情報について、フロントなどに常駐してい
るカラオケＬＡＮシステムの運用者向けに伝票を出力し
たりフロントの会計用モニタに表示させるとともに、注
文した客室端末へ送出する。当該客室端末は、注文応答
メッセージ情報を受けて該当の商品に関する名称及び注
文の受付可のメッセージ２１ｂを、図７に示すようにデ
ィスプレイ２１に出力表示する（Ｓ５０→Ｓ７０）。こ
のとき、当該注文応答メッセージ情報には、該当の商品
が前記客室に届くまでの時間に関する表示情報が付帯し
ており、図７のメッセージ２１ｂの下段に示すように、
ディスプレイ２１には注文到着時刻が表示される。この
注文到着時刻は、予め図５の商品一覧表において商品毎
に商品準備時間が予め定められており、サーバ機１のパ
ソコン２が注文を受けた時刻に商品準備時間を加算して
当該注文到着時刻を算出するようになっている。

【００２７】また同時に、注文受付メッセージ情報とし
て商品名、個数、客室番号及び注文到着時刻を厨房にお
いて、前記注文データ出力端末のモニタに出力したり、
もしくはこれらを記載した伝票を出力させて商品の準備
を促す（Ｓ８０）一方、サーバ機１でハードディスク装
置３からパソコン２のＲＡＭに展開しておいた客室端末
毎の会計明細表において注文受付した商品名、個数及び
金額を加え、これにカラオケ演奏に関する金額を加えた
合計金額を新たなものとして更新し、これを会計情報と
してフロント側でモニタや会計明細伝票として出力可能
とする（Ｓ９０）。加えて、ステップ５０で商品一覧表
の在庫数から注文個数を減算した際に、その減算結果を
最新の在庫数として図５の商品一覧表を更新する（Ｓ１
００）。これら一連の受付応答処理（Ｓ７０〜Ｓ１０
０）が終了すると客室端末からの楽曲番号もしくは商品
番号の入力を待つ（Ｓ１０）。

【００２８】なおステップ７０において、フロントや厨
房の作業者が、人手不足などの理由で注文受付を拒否し
たいときはカラオケサーバ機１のパソコン２に接続され
た図示しないキーボード等から操作を行ってステップ５
０で説明したように受付不可の注文応答メッセージ情報
を当該客室端末に送出することもできる。このとき更新
されてしまった商品一覧表の修正も行う。

【００２９】以上のような受付応答処理を経て注文到着
時刻になると厨房から当該商品が注文した客室へ届けら
れるようになっている。

【００３０】本形態のシステムにあっては、注文応答メ
ッセージの他に、図８の２１ｃに示すように商品やカラ
オケ楽曲を選択する前述した手順と同様にして精算のた
めの合計金額を客室側のディスプレイ２１に表示するよ
うにしてもよい。また本形態のシステムにあっては、図
５の商品一覧表に関し、サーバ機１のパソコン２に接続
された図示しないキーボードから、商品名や商品番号、
商品コード、価格、厨房などの注文書出力先等について
新規入力や訂正を行い、これに基づいて客室へ配備する
図３のメニューを作成して図示しないプリンターから出
力する機能をも有する。

【００３１】なお、フロント側の会計処理システムの機
能を、サーバ機を中心としてカラオケＬＡＮシステムに
持たせてもよい。このことにより会計処理システム等を
カラオケＬＡＮシステムとは別に導入しなくて済むので
投資負担も大幅に軽減される。さらに本形態のシステム
で扱う商品としては、飲食物に限らずにティッシュや雑
誌などの日用品も含まれ、サーバ機を中心として無店舗
のコンビニエンスストアをカラオケボックス内で実現す
るようにしてもよい。

【００３２】

【発明の効果】本発明にあっては、カラオケＬＡＮシス
テムの客室端末が本来備えているカラオケ楽曲選択機能
を飲食物などの商品注文機能として利用するとともに、
サーバ機側から客室端末へカラオケ楽曲情報を送出する
のと同様にして注文に対する応答情報を送出する。した
がって本発明にあっては次の，のような効果を奏す
ることができる。

【００３３】カラオケシステムとは別にＰＯＳシステ
ムなどの商品注文受付処理専用のシステムを導入しなく
て済む。

【００３４】カラオケ楽曲を選択するために楽曲番号
を入力する操作と同じ手順といった、使い慣れた操作で
もって商品の注文操作ができる。このため、商品注文専
用の新たな操作手順を理解する必要がなく非常に簡単な
操作性を実現できる。よって、初めて注文する利用者で
も戸惑うことなく操作できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるクライアントサーバ型カラオケＬ
ＡＮシステムの構成図である。

【図２】本発明による客室室端末の詳細な構成図であ
る。

【図３】本発明による商品メニューを示す模式図であ
る。

【図４】本発明による客室端末からの商品注文に対する
受付応答処理のフローチャートである。

【図５】本発明による商品一覧表を示す模式図である。

【図６】本発明による客室端末のディスプレイに表示さ
れる注文受付不可を示す画像の模式図である。

【図７】本発明による客室端末のディスプレイに表示さ
れる注文受付可を示す画像の模式図である。

【図８】本発明による客室端末のディスプレイに表示さ
れる合計金額を示す画像の模式図である。

【符号の説明】

１ カラオケサーバ機 ２ パソコン ３ ハードディスク装置 ７ ＣＤチェンジャ １１ ＬＡＮケーブル ２０ 客室端末 ２１ ディスプレイ ２１ａ注文受付不可メッセージ枠 ２１ｂ注文受付可メッセージ枠 ２１ｃ会計情報メッセージ枠 ２４ マイク ２５ スピーカ ２６ 採点装置 ３０ コントローラ ３１ 中央制御装置 ３５ シンセサイザ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 次の各要件（１）〜（４）を備えたこと
   を特徴とするクライアントサーバ型カラオケＬＡＮシス
   テム。 （１）カラオケサーバ機と複数の客室端末とがＬＡＮで
   接続されており、カラオケサーバ機にはカラオケ楽曲情
   報を多数格納しておく。 （２）前記客室端末から前記ＬＡＮを介して利用者が指
   定した楽曲番号を前記カラオケサーバ機に送り、該当す
   る前記カラオケ楽曲情報を前記サーバ機側から前記客室
   端末が受け取って処理することで、楽曲の伴奏音楽と歌
   詞画像をスピーカとディスプレイに同期して出力する。 （３）前記カラオケサーバ機は、前記楽曲番号を受け取
   るとこれが本来の楽曲番号ではなくて飲食物などの商品
   注文番号に該当するか否かを判定する。前記判定の結
   果、受け取った前記番号が前記商品注文番号だった場
   合、その注文情報をシステム運用者に向けて報知出力す
   るとともに、該当の商品に関するサービス取り扱い情報
   を参照して該当の注文が受付可能か否かの判断を含んだ
   注文応答メッセージ情報を作成して前記客室端末へ送出
   する。 （４）前記客室端末は、受け取った前記注文応答メッセ
   ージ情報に従って、該当の商品に関して名称及び注文の
   受付可否などのメッセージを前記ディスプレイに出力す
   る。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記商品注文番号は
   本来の前記楽曲番号と同一形式で記述されたデータ信号
   であることを特徴とするクライアントサーバ型カラオケ
   ＬＡＮシステム。
3. 【請求項３】 請求項１または２において、前記商品注
   文番号は商品を特定する番号と注文個数とが含まれてい
   ることを特徴とするクライアントサーバ型カラオケＬＡ
   Ｎシステム。
4. 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか一つにおいて、
   前記客室端末で前記ディスプレイに出力される前記メッ
   セージには該当の商品が前記客室に届くまでの時間に関
   する表示情報が付帯していることを特徴とするクライア
   ントサーバ型カラオケＬＡＮシステム。
5. 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一つにおいて、
   前記客室端末の前記ディスプレイにはカラオケ演奏中の
   背景つきの歌詞画像等に合成して前記メッセージが表示
   されることを特徴とするクライアントサーバ型カラオケ
   ＬＡＮシステム。
6. 【請求項６】 請求項１〜５のいずれか一つにおいて、
   前記カラオケサーバ機は、前記商品注文番号を受け取っ
   た場合、該当の注文が受付可能と判断すると注文受付メ
   ッセージ情報を作成し、商品を用意して提供する厨房に
   設けられた伝票出力装置またはディスプレイに当該メッ
   セージ情報を出力することを特徴とするクライアントサ
   ーバ型カラオケＬＡＮシステム。
7. 【請求項７】 請求項１〜６のいずれか一つにおいて、
   前記カラオケサーバ機は、前記商品注文番号を受け取っ
   た場合、前記カラオケサーバ機は、該当の注文が受付可
   能と判断すると会計情報を更新作成し、利用者の会計精
   算を行うフロントに設けられた伝票出力装置またはディ
   スプレイに当該会計情報を出力することを特徴とするク
   ライアントサーバ型カラオケＬＡＮシステム。