JP2007199481A - カラオケ集合店舗における飲食物セルフオーダーposシステムと連携するカラオケ客室システム - Google Patents

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Abstract

【課題】注文された品目に関する映像をカラオケ背景映像とする。
【解決手段】カラオケ集合店舗の各客室において、電子メニュー注文装置は、品目IDに対応付けした品目情報を集約したメニューデータベースと、映像IDと品目IDとを対応付けした映像指定テーブルを記憶し、客の操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、POSシステムに出力し、注文入力の品目IDに対応付けられた映像IDが映像指定テーブルに存在する場合、その映像IDをカラオケ装置に出力し、カラオケ装置は、カラオケ演奏時の背景映像として映像IDで特定される映像を表示させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、カラオケ集合店舗における飲食物セルフオーダーPOSシステムと連携するカラオケ客室システムに関し、とくに、客がセルフオーダーした飲食物に関連したお楽しみ映像をカラオケ装置に表示させる技術に関する。
===セルフオーダーPOSシステム===
最近、レストランや居酒屋などにおいて、入店した客にコンピュータ端末(電子メニュー注文装置)を預け、客がメニューを見て商品を選ぶ行為と、選んだ商品をお店に注文する行為とを、客自身が電子メニュー注文装置(客席端末とかオーダー端末などと呼ばれている)を操作して行う方式のセルフオーダーPOSシステムが実用化され、普及し始めてきた。このシステムに関しては、以下に例示するような多くの特許出願や実用新案登録出願がなされている。
《特開昭58−137076号》「食堂管理装置」
レジスタ端末装置、厨房用表示装置、配膳用表示装置、テーブルごとの注文用端末装置を備え、これらを中央処理装置で制御することにより注文・配膳・精算などの業務を正確かつ高能率に行える。
《実開昭63−179557号》「タッチセンサー付・ビジュアルメニューオーダーシステム」
ビデオディスクプレーヤでメニュー映像を再生してパソコンのタッチパネル付モニターテレビに表示し、客がタッチ入力した飲食物の注文情報をPOSレジスタと厨房プリンターに無線伝送して注文伝票を印刷するとともに会計処理を行う。
《特開平2−156372号》「オーダエントリ装置」
オーダエントリ端末を店舗内の各テーブルに埋め込み、画像情報をメニューとして表示し、客に直接オーダエントリさせる。
《特開平5−314149号》「料理オーダ装置」
客がテーブルに座って切り換えスイッチを切り替えると、テレビ番組などを映していたタッチパネル表示装置にメニュービデオ装置で再生される料理メニューが表示される。画面の各料理には文字スーパーインポーズによって値段も同時に表示される。
《特開平9−44569号》「セルフPOSシステム」
客がセルフPOSに近づくとセンサーがこれを検出し、客に向けてメッセージと案内画面が表示される。客はその画面に従ってメニューの中から好みの料理をタッチパネルで選択すると、注文情報を印刷した客用のチケットが発行されるとともに、注文情報が店舗システムに通知される。
《特開平10−74218号》「電子メニュー装置及び電子オーダーリングシステム」
メニューの変更を行うにあたって、電子スチルカメラで商品を撮影してメニューデータ記憶部に格納するだけで良いため、通常のメニューのように写真の現像や印刷を待つ必要がなく、手軽に行うことができる。
《特開平11−296747号》「個人別会計機能を有するPOSシステム」
飲食物をセルフオーダーするごとに注文する客のIDを入力することで、グループ客の合計額と一人一人の客の会計金額の両方を自動的に集計し、精算時を客ごとに行える。
《特開2001−338035号》「飲食店のサービスネットワークシステム」
セルフオーダーPOSシステムの基本機能に加えて、テレビやビデオやインターネットを閲覧するサービス、占いなどのゲームやアンケートを行うサービス、姉妹店やその他の店の紹介などのサービスを行う。
《特開2002−215755号》「外食オーダー方法と外食オーダーシステム」
Webブラウザ付きの携帯電話機にて外食オーダーシステムのホームページにアクセスして所要の情報を入手しておけば、お店にては自分の携帯電話機を客席端末としても使用することができる。
《特開2003−317155号》「レストラン等におけるオーダリングサービスシステム」
注文した料理が配膳されてくる間に、客席端末にプログラムされている懸賞やクイズ等のゲームを楽しむことができる。
《特開2004−302582号》「飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体」
客が注文してから配膳されるまでの上限時間が設定されており、この時間を超えても配膳されない場合は、店員に通報がなされて厨房に調理を急がせるとともに、客席端末にもう少しお待ちくださいとメッセージがでる。
《特開2005−222387号》「飲食店における注文システム」
客が入店した際、係員が注文端末装置を持って客席テーブルに案内すると、テーブルの通信装置と注文端末装置とが通信を開始してテーブルに客がついたことをシステムが認識する。
《特開2005−84897号》「レストラン等におけるオーダリングサービスシステムとそのための表示部」
料理が配膳されるまでの間や食後のひとときの楽しみを増すように、客席端末に備えたデジタルカメラで仲間などを撮影してプリントを受け取ることができる。
===カラオケ装置の映像システム===
カラオケ装置のディスプレイに表示される映像は、とくに歌を聴いている人にとって大きな楽しみの要素であるとともに、曲間において広告や公報を行うメディアとしても重要である。このような観点で映像コンテンツ制作に努力が注がれ、またカラオケ装置の映像システムはさまざまに工夫されている。
《特許第3081096号》「カラオケ装置」
演奏リクエストの楽曲IDが入力されると、楽曲IDに対応づけられたカラオケ映像を映像データベースから抽出して楽曲の演奏とともに表示する。カラオケ演奏以外の情報IDが入力されると、その情報IDに対応付けされた映像を映像データベースから抽出して表示する。
《特許第3294526号》「カラオケ装置」
カラオケ映像データベースには、楽曲専用映像と、共用映像とが格納されている。楽曲専用映像は、楽曲のムードに合わせて制作された専用の映像であり、その楽曲が演奏されるときに表示される。共用映像は、多種多様な短いカットの映像の集合であり、楽曲専用映像を持たない多数の楽曲の演奏時に使い回しされる。各楽曲のカラオケデータには映像編集用の台本データが記述されており、楽曲を演奏する際に台本データに従って共用映像の中から適当なカットをつなぎ合わせて楽曲のムードに相応しい映像を編集しながら表示する。
《特許第3315333号》「カラオケ装置」
カラオケ演奏された楽曲のジャンルや曲調の識別子を複数記憶するとともに、それら識別子に基づいて嗜好情報を生成し、その嗜好情報に対応付けされたサブ画像をデータベースから抽出し、メインのカラオケ映像に組み合わせて表示する。
《特許第3320056号》「カラオケ映像再生装置」
映像データベースは、前奏用映像素材、中奏用映像素材、後奏用映像素材を格納する。楽曲を演奏する際、その台本情報に基づいて、指定の前奏用素材を表示し、曲エンドに合わせて指定の後奏用素材を表示することとして、残りの中間部分に指定の中奏用映像素材を残り時間だけ表示する。
《特許第3482339号》「演奏中に宣伝映像を合成表示するカラオケ装置」
演奏される曲のアーティストに関連する宣伝広告映像を、通常のカラオケ映像に違和感がないように組み込んで表示する。
《特許第3602090号》「選曲と映像選択のユーザインタフェースに特徴を有するカラオケ装置」
カラオケ選曲の手順によって自動的にカラオケ映像の属性を選択して、多数の映像データの中から歌唱者の趣向に合った背景映像を選び出して表示する。
《特許第3597160号》「カラオケ演奏とともに長編ストーリー映像を断続再生する映像音響娯楽システム」
長編ストーリー映像を複数曲にまたがって断続的に再生して、演奏曲が変わってもストーリーの続きを見られるようにして娯楽性を高める。
《特許第3599697号》「外部の映像サーバーから専用映像データを調達するカラオケ演奏端末」
カラオケ映像として、共用映像と、楽曲専用の映像作品とを柔軟に使い分けできるシステムである。人気がでてきた楽曲の専用映像作品を後から制作し、通信により追加することができる。
《特許第3621905号》「カラオケ映像作品の紹介と品評を行うカラオケ演奏装置」
1つの楽曲について、そのムードに合わせて制作された複数種類のカラオケ映像作品がデータベースに登録されている。ある楽曲の演奏に際しては、どのカラオケ映像作品が見たいかを選択してもらうために、まず作品の紹介を行う。利用者が選択した映像作品をカラオケ演奏とともに見た後で、その感想を問い合わせる処理を行う。
《特許第3645193号》「楽曲タイトル・著作者・著作隣接権者の字幕と著作権管理者のクレジット画像を表示するカラオケ装置」
リクエスト楽曲を演奏する際に、楽曲の著作権管理者のクレジット画像を表示する。クレジット画像は、映画の冒頭で映写される各映画制作会社のトレードマークとなっているごく短い動画である。各楽曲のカラオケデータに著作権管理者IDが記述されており、これに基づいて該当のクレジット画像がカラオケ映像とは別に表示される。
===カラオケ客室多用途端末===
周知のように最近のカラオケ店では、分厚いカラオケ目次本に代わり、タブレットコンピュータにより構成された電子目次本装置(デンモク、キョクNAVI、ナビカラといった商品名が付いた製品)が普及している。タブレットコンピュータの持つ演算能力・記憶能力・通信能力はきわめて大きいので、以下に例示するとおり、この種の電子目次本装置をカラオケに関連したさまざまな用途に供する開発が進められ、非特許文献1に説明されているように電子目次本装置を電子メニュー注文装置としても機能させるセルフオーダーPOSシステムが実用化された。
《特許第3649679号》「キープボトル管理システムに特徴を有するカラオケ店の情報処理システム」
客室端末のディスプレイに客のキープボトルの残量をリアルに表示させ、そのボトルの飲み物を注文すると、残量が少なくなったキープボトル映像が表示される。
《特許第3645192号》「利用者別のアルバムを制作するカラオケ録音システム」
カラオケ装置と連携する客室端末をカラオケ録音コントローラとして使用し、客のIDに対応付けしてカラオケ録音作品を制作し、客別のディスク媒体に録音作品を記録して持ち帰ることができる。
《特許第3629450号》「カラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置」
カラオケ装置と連携する客室端末に顧客データベースを保有させ、来店した顧客IDを入力すると、入店者リストの表示に加わり、リストから顧客を選択すると、その顧客用に作成されている選曲リストが表示され、その中からカラオケ装置にリクエストできる。
《特開2005−338147号》「カラオケ演奏に伴う付加機能を利用者の希望により有料で実行する電子マネー課金式カラオケシステム」
カラオケ歌唱を録音するといった有料サービスの料金を、客室端末に設けた電子マネー取り扱いシステムにより決済できる。その際に生じるおつりをカラオケ店が独自に管理できる。
株式会社エクシング、「オーダーエントリーシステム」、[online]、平成17年11月9日、[平成17年12月20日検索]、インターネット<URL:http://www.xing.co.jp/news/news051109.html>
===発明の意図===
カラオケボックスで仲間と飲食をしながらカラオケを楽しんでいるとする。客室内にはカラオケ装置とタブレットコンピュータが装備されている。カラオケ装置もタブレットコンピュータもカラオケ集合店のLANシステムに接続されている。タブレットコンピュータは、カラオケ電子目次本装置として機能するようにプログラムされているとともに、カラオケ装置に結合されたセルフオーダー方式の電子メニュー注文装置としても機能するようにプログラムされている。
つぎつぎと曲をリクエストして歌うとともに、電子メニュー注文装置を操作し、ビールを注文したり、おつまみを注文したり、豪華な料理を注文したりしてワイワイと憩っている。歌っていない人は、カラオケ演奏に伴ってディスプレイに表示されるカラオケ映像を見ることも楽しみの大きな要素である。最近のカラオケ装置では、曲に関連付けしたカラオケ映像を充実させるよう、コンテンツ制作に力を注いでいる。
そのような憩いの状況の中で、誰かが電子メニュー注文装置を操作して「ベルギービール」を注文したとする。すると、その直後にカラオケ演奏中のディスプレイに「ベルギービール紀行」とタイトルされた映像が映し出された。その映像は、ベルギーのビール醸造所を撮影した短編作品であった。また、誰かが「カレーライス」を注文したら、「カレーライスグルメ」とタイトルされた短編の映像作品が映し出され、各地のカレーライスの名店がカレーライスの美味しそうな映像とともにつぎつぎと紹介された。これで一気にカラオケパーティが盛り上がった。このような効果を期待して、この発明が創作された。
===発明の要旨===
第1発明に係るカラオケ客室システムは、つぎの事項(1)〜(14)により特定されるものである。
(1)カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであること
(2)電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段を備えること
(3)記憶手段は、メニューデータベースと、映像指定テーブルを記憶すること
(4)メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約していること
(5)映像指定テーブルは、特別映像IDと品目IDとを対応付けすること
(6)表示手段は、制御手段の制御により画像を表示すること
(7)入力手段は、客による操作入力を受付可能であること
(8)制御手段は、メニュー処理と、送信処理と、通知処理を行うこと
(9)メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(10)送信処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力すること
(11)通知処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力の品目IDに対応付けられた特別映像IDが映像指定テーブルに存在する場合、その特別映像IDをカラオケ装置に通知すること
(12)カラオケ装置は、映像データベースを備え、電子メニュー注文装置から特別映像IDを受信した際、特別映像再生処理を行うこと
(13)映像データベースは、各カラオケ楽曲に対応付けされたカラオケ映像と、特別映像IDに対応付けされた飲食物リンク映像を含むこと
(14)特別映像再生処理は、カラオケ演奏中またはカラオケ演奏の合間に、受信した特別映像IDに該当する飲食物リンク映像を映像データベースから抽出して表示させること
第2発明は、上記の映像指定テーブルとその関連機能をカラオケ装置の側に持たせたもので、分説すると、以下の事項(21)〜(33)により特定されるものである。
(21)カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであること
(22)電子メニュー注文装置は、メニューデータベースと、表示手段と、入力手段と、制御手段を備えること
(23)メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約していること
(24)表示手段は、制御手段の制御により画像を表示していること
(25)入力手段は、客による操作入力を受付可能であること
(26)制御手段は、メニュー処理と、送信処理と、通知処理を行うこと
(27)メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付けること
(28)送信処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力すること
(29)映像指定処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力中の品目IDをカラオケ装置に送信すること
(30)カラオケ装置は、映像データベースおよび映像指定テーブルを備え、電子メニュー注文装置から品目IDを受信した際、特別映像再生処理を行うこと
(31)映像データベースは、各カラオケ楽曲に対応付けされたカラオケ映像と、特別映像IDに対応付けされた飲食物リンク映像を格納すること
(32)映像指定テーブルは、特別映像IDと品目IDとを対応付けすること
(33)特別映像再生処理は、受信した品目IDに対応する特別映像IDが映像指定テーブルに存在する場合、カラオケ演奏中またはカラオケ演奏の合間に、その特別映像IDに該当する飲食物リンク映像を映像データベースから抽出して表示させること
第1発明、第2発明において、特別映像再生処理は、カラオケ演奏中、カラオケ映像に代えて飲食物リンク映像を表示させることとしたり、カラオケ映像と飲食物リンク映像を組み合わせて表示させることができる。また、特別映像再生処理は、カラオケ演奏の終了を待って飲食物リンク映像を表示させることでもよい。また、特別映像再生処理は、短期間に複数の特別映像IDが表示対象となった場合、それらの中から選択した1つの特別映像IDの飲食物リンク映像のみを表示して他は無視することとしてもよい。さらに、映像指定テーブルは、特別映像IDに楽曲ジャンルIDを付帯させこととし、特別映像再生処理は、短期間に複数の特別映像IDが表示対象となった場合、それらに付帯する楽曲ジャンルIDと直近演奏のカラオケ楽曲のジャンルIDとに基づいて1つの特別映像IDを選択する構成も採れる。
===カラオケ集合店舗の情報処理システムの概要===
本発明のカラオケ客室システムの構成を図1に例示している。カラオケ事業者が運営するカラオケ店舗には、多数の客室のそれぞれに設置されているカラオケ装置1と客室端末(客席端末)2とを含み、各装置が店舗内LAN5に接続されている。カラオケ装置1はインターネットを利用したVPNを介してカラオケサーバーやその他の外部サーバー装置とも通信可能である。
カラオケ装置1に付帯する客室端末2は、タブレットタイプの一体型パソコンであり、客席の利用者によって操作されるものである。透明タッチパネルを搭載した液晶表示器からなるユーザインタフェースを備え、利用者と対話形式で情報交換を行えるように構成されている。無線アダプターを介して店舗LAN5に接続され、LAN5を介してカラオケ装置1や管理コンピュータ3とデータ通信可能である。後述するように、カラオケリモコン装置としてカラオケのリクエスト曲を検索させて予約を受け付けたり、電子メニュー注文装置として飲食物メニューを表示して注文を受け付けたりする。
店舗内LAN5には、管理コンピュータ3も接続されている。管理コンピュータ3は、店員やオーナーが店内の管理情報を入力したり閲覧したりユーザインタフェースを備えている。この管理コンピュータ3はPOSシステムへのゲートウェイコンピュータも兼ねており、利用者の注文に基づく発注信号を受け取ってPOSシステムを構成する適宜な装置に振り分けたり、注文に関する情報を集積したりして統括する。たとえば、厨房に設置されたプリンタに品目や配膳先の客室番号を印刷出力したり、カラオケ店舗のフロントに設置されたPOS対応レジスタに向けて出力したりする。
===カラオケ装置1の構成===
カラオケ装置1は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末であって、汎用パソコンの応用装置である。メインコンピュータ11が全体を統括し、ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、カラオケデータベース、映像データベースなどの各種情報を格納している。操作/表示パネル部13は、利用者により各種の情報が入力可能であるとともに、利用者に向けて各種の情報を表示可能である。通信処理部14は、通信回線を介して外部のカラオケサーバーや事業者運営の各種サーバーと通信する。またLAN5を介して同室内の客室端末2と通信可能に構成されている。
カラオケ利用者がカラオケ装置1の操作/表示パネル13やカラオケリモコン装置としての客室端末4を用いて指定したリクエスト曲について、カラオケ装置1はカラオケデータベースから該当の楽曲のカラオケデータを取り出して演奏処理部15に受け渡す。各曲のカラオケデータは、楽曲番号とMIDI演奏データと録音データと歌詞字幕データと映像指定データとを組織化したデータ集合である。
メインコンピュータ11の制御によって演奏処理部15が、カラオケデータに基づいてステレオ伴奏音楽を演奏し、音楽信号をミキシングアンプ16で増幅してスピーカより放音する。また映像処理部17が、該当楽曲用の歌詞字幕データに基づいて、演奏の進行に同期して歌詞字幕を色替え表示するとともに、映像指定データに基づいて映像データベースから映像データを取り出して、歌詞字幕の背景映像をディスプレイ18に表示する。
なお、カラオケ装置1に接続されるディスプレイ18は1台に限るものではなく、複数台が接続される構成であってもよい。その場合には、表示すべき映像を全てのディスプレイ18にマルチ分配して同じ映像を表示するように構成することも可能であるし、ディスプレイごとに制御を行うことにより、歌詞字幕専用とか広告映像専用というように異なる映像を表示するように構成することも可能である。
===映像データベース===
カラオケ装置1においては、ハードディスク装置12とDVDドライブ19を記憶資源として、映像データベースが構築されている。映像データベースに格納されている膨大な映像は、カラオケ映像と、非カラオケ映像とに大別される。カラオケ映像は、カラオケ楽曲の演奏中に表示される楽曲イメージに合わせた映像であり、歌詞字幕がこの映像に重ねて表示される。カラオケ映像は、楽曲専用映像作品と、共用映像とに分類される。楽曲ごとのカラオケデータには映像指定データが含まれている。楽曲専用映像作品が割り当てられている楽曲の映像指定データは、該当の楽曲専用映像を特定するデータである。楽曲専用映像作品が割り当てられていない楽曲の映像指定データは、映像台本ともいうべきデータであり、この台本に基づいて、楽曲の演奏の進行に従って共用映像を切り換えながら継ぎ接ぎして再生することになる。
非カラオケ映像は、カラオケ楽曲とは無関係に制作・用意された映像であり、たとえば広告や広報などの目的で制作された映像やゲーム映像などである。この発明の特徴である飲食物品目にリンクした映像(飲食物リンク映像とする)は、非カラオケ映像に属する。
非カラオケ映像を再生する機会には、この実施例においては、自然曲間モードと、強制曲間モードと、演奏中モードとがある。自然曲間モードとは、カラオケ楽曲の演奏予約がない期間に非カラオケ映像を表示するモードである。強制曲間モードとは、カラオケ楽曲が複数演奏予約されていても、曲と曲の間に強制的に非カラオケ映像を表示するモードである。演奏中モードとは、カラオケ楽曲の演奏中に、カラオケ映像に代えて、またはカラオケ映像と組み合わせて、非カラオケ映像を表示するモードである。この実施例においては、飲食物リンク映像は、自然曲間モード、強制曲間モード、演奏中モードのいずれかで再生する。
===客室端末2の構成===
客室端末2は、液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層したタッチパネルを主体としたユーザインタフェースを備え、内蔵するフラッシュメモリやハードディスク装置などの外部記憶には、カラオケ装置に蓄積されているものと同様の目次情報や、タッチパネルに表示される各種画像情報などが蓄積されている。また、演奏予約などの操作対象となる同室内のカラオケ装置1の所在情報(IPアドレスなど)も記憶されている。
リモコン制御がCPU・RAM・ROM・ビデオRAMなどを含んで全体を統括し、タッチパネルへの入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてLCDドライバを駆動してタッチパネルに適宜な情報を表示する。また外部記憶に蓄積されている目次情報を楽曲索引データベースとして管理している。さらに、外部記憶にはカラオケ店舗で提供可能な飲食物の品目情報を蓄積し、メニューデータベースとして管理している。
リモコン制御部は、利用者とのタッチパネルを介した対話を通じて、楽曲索引データベースから利用者の希望する楽曲の目次情報を検索して提示したり、利用者の演奏予約する旨の指示入力を受け付けて演奏予約コマンドを生成しカラオケ装置1に転送したりする。また、メニューデータベースから利用者の希望する飲食物の品目情報を検索して提示したり、利用者の注文入力を受け付けて発注信号を生成して管理コンピュータ3に転送したりする。
===映像指定テーブル===
客室端末2は、適宜な記憶部に映像指定テーブルを記憶し管理している。このテーブルは、カラオケ店舗で提供できる飲食物の品目IDと飲食物リンク映像の識別子(特別映像ID)との組合せを記述したものである。品目IDはメニューデータベースに含まれ、特別映像IDは映像データベースに含まれるものと同一である。
このテーブルの特別映像IDで特定される映像は、品目IDで特定される品目に関連する映像作品である。
なお、この飲食物リンク映像は、先述のとおり非カラオケ映像である。とはいえ、この品目を想起させるような楽曲のカラオケ映像があれば、それをこの品目用の飲食物リンク映像としても共用するように、映像指定テーブルで対応付けておくことも可能である。
映像指定テーブルは、メニューデータベースと別に記憶し、メニューデータベースを参照する際にあわせて映像指定テーブルと対照させることにより、各品目IDで特定される品目と対応付けられている特別映像IDを取り出せるように構成すればよい。あるいは図3に例示したように、メニューデータベースの各品目情報に特別映像ID32を含める構成としてもよい。この場合には、特別映像ID32が対応付けられていない品目ID31については、特別映像ID32の属性項目値をヌルとすればよい。
また、映像指定テーブルにはその他の属性項目を含めることもできる。たとえば、特別映像IDにさらにカラオケ楽曲のジャンルなどの属性情報を対応付けて、特別映像IDで特定される飲食物リンク映像と楽曲の属性とを対応付けた構成としてもよい。
映像指定テーブルは、メニューデータベースの更新と同様に、客室端末2のオーナーモードなどの適宜なユーザインタフェースを介して、あるいは店舗内の管理コンピュータ3や、外部のサーバー装置から更新データの配信を受けて、始業前や終業後のメンテナンス時間帯といった適宜な機会に、店員や店のオーナーによりデータ入力・更新がなされる。
なお、映像指定テーブルをカラオケ装置1で管理するように構成してもよい。その場合には後述するように、電子メニュー注文装置としての客室端末2からはカラオケ装置1へ品目IDを通知し、カラオケ装置1が客室端末2から受け取った品目IDに基づいて映像指定テーブルを参照して特別映像IDを取り出す。
===客室端末2における処理シーケンス===
客室端末2は、先述のとおり、カラオケリモコン装置としての機能と、電子メニュー注文装置としての機能を備える。例えば図4に例示したトップメニューで利用者が「飲食メニュー」ボタン41を指示することにより、電子メニュー注文装置として利用できる。
電子メニュー注文装置としての客室端末2は、利用者からの飲食物の注文を受け付けた場合に、品目IDを含む発注信号を生成して管理コンピュータ3に転送するとともに、映像指定テーブルを参照し、この品目IDに対応付けされた特別映像IDが存在するか否かを確認する。品目IDに対応する特別映像IDが存在する場合には、その旨を特別映像IDとともに所定形式の信号でカラオケ装置1に通知する。
なお、客室端末2における映像指定テーブルの参照は、利用者に希望の品目を選択させるためにメニューデータベースの複数の品目情報を利用者に提示する際に行ってもよい。その場合は、メニューデータベースから複数の品目につき品目情報を取り出す際に、あわせて映像指定テーブルを合わせて参照し、その品目IDに対応する特別映像IDがあれば品目情報に加えておくとよい。
一方、品目IDに対応する特別映像IDが存在しない場合には、客室端末2はカラオケ装置1に対して何も特別な処理は行わない。したがって、カラオケ装置1では演奏時にカラオケ映像が表示される。
品目IDに対応する特別映像IDが存在する場合には、たとえば図5に例示した飲食物注文時の詳細情報画面に「飲食物リンク映像あり」51などと目立つように点滅表示させたりして、この品目を注文すると、後述するようにカラオケ演奏時に通常のカラオケ映像とは異なるこの品目に関連する映像が表示される旨を利用者に提示するとよい。もちろん、飲食物リンク映像があっても、これを使わないように利用者が指示入力できるようにユーザインタフェースを構成しておいてもよい。その場合に、利用者が飲食物リンク映像の使用を希望しなければ、品目IDに対応する特別映像IDが存在しない場合と同様に、カラオケ装置1に対して何も通知せず特別な処理は行わない。
なお、先述の映像指定テーブルをカラオケ装置1にて管理する場合には、電子メニュー注文装置としての客室端末2は、利用者からの飲食物の注文を受け付けた場合に、カラオケ装置1には所定形式の信号に品目IDを含めて通知する。
===カラオケ装置1における処理シーケンス===
この実施例においては、カラオケ装置1が特別映像IDを受け取った場合に、その後のカラオケ演奏に際して当該楽曲用のカラオケデータで指定されるカラオケ映像にかかわらず、あるいはカラオケ演奏の曲間に、受け取った特別映像IDで特定される飲食物リンク映像を表示する。
カラオケ装置1は通常は前述のとおり、演奏すべき楽曲のカラオケデータをカラオケデータベースから取り出して、MIDI演奏データと録音データに基づいて演奏処理を行うとともに、歌詞字幕データに基づいて歌詞字幕をディスプレイに18に表示させ、映像指定データに基づいてカラオケ映像を歌詞字幕の背景映像としてディスプレイ18に表示させる。
ここで、カラオケ装置1が客室端末2から特別映像IDを受け取った場合には、飲食物リンク映像の再生に関する割込処理を行う。まず、特別映像IDを受け取った順に映像指定の待ち行列に登録する。
飲食物リンク映像を演奏中モードにて表示するカラオケ装置1において、あるカラオケ楽曲について演奏処理を行う際には、映像指定の待ち行列に特別映像IDが登録されていれば、登録順に(あるいはランダムに)特別映像IDを取り出す。そして、この楽曲用のカラオケデータで指定されるカラオケ映像に置き換えて(受け取った特別映像IDを映像台本データ等に優先して)、特別映像IDで特定される飲食物リンク映像を映像データベースから取り出して再生し、ディスプレイ18に表示させる。
もし演奏中に飲食物リンク映像の再生が終われば、映像指定の待ち行列から次の特別映像IDを取り出して、同様に再生する。待ち行列に登録された特別映像IDがなくなった場合には、たとえば演奏されている楽曲のジャンルに合わせた共用映像を再生する。演奏開始前などの適宜な機会に、表示させたいカラオケ映像のジャンルを利用者に選択させるように、ユーザインタフェースを構成してもよい。
また、飲食物リンク映像を表示できる場合であっても、演奏開始前などに実際に表示させるか否かを利用者に選択させるようにしてもよい。
飲食物リンク映像を強制曲間モードにて表示するカラオケ装置1においては、カラオケ装置1は特別映像IDが待ち行列に登録されると、その登録順に(あるいはランダムに)特別映像IDを取り出して、対応の飲食物リンク映像の再生準備を行う。そして演奏処理を行っていなければ直ちに、また演奏中であればその曲の演奏終了後に、飲食物リンク映像の再生を開始する。複数の特別映像IDが待ち行列に登録されている場合には、登録がなくなるまで映像を表示させる。多数曲の演奏予約がされている場合には、1映像を再生表示したら1曲演奏し、またつぎの映像を再生表示する、というように演奏と表示とを交互に行うようにしてもよい。
また、飲食物リンク映像を自然曲間モードにて表示するカラオケ装置1においては、言うまでもないことではあるが、つぎに演奏すべきリクエスト曲がなくなった際に特別映像IDが待ち行列に登録されていれば、その登録順に(あるいはランダムに)特別映像IDを取り出して、対応の飲食物リンク映像を再生する。新たにリクエスト曲が指定入力されれば、再生中の飲食物リンク映像の再生終了を待ってリクエスト曲の演奏処理を開始させればよい。再生中の飲食物リンク映像の再生を中止してリクエスト曲の演奏処理を開始させたり、中断してリクエスト曲の演奏終了後に飲食物リンク映像の続きを再生したりすることも可能である。
なお、映像指定テーブルをカラオケ装置1が管理している実施例においては、カラオケ装置1は客室端末2から品目IDを受け取ると、映像指定テーブルを参照して品目IDに対応付けされた特別映像IDが存在するかを確認する。存在すれば、客室端末2から特別映像IDを受け取った場合(前述)と同様に、その特別映像IDを映像指定の待ち行列に登録する。そしてその後の処理も前述と同様に、演奏処理に際して(あるいは曲間に)特別映像IDを取り出して、対応する飲食物リンク映像を表示させる。
これに対して、品目IDに対応付けされた特別映像IDが存在しない場合には、何ら割込処理は行わない。したがってカラオケ演奏処理に際しては、通常のカラオケ映像を表示させる。
===他の技術事項===
飲食物リンク映像の表示に関して、各曲の伴奏音楽データに飲食物リンク映像表示区間をあらかじめ指定しておいてもよい。たとえば、歌唱区間/非歌唱区間の識別符号を流用し、いずれかの区間を飲食物リンク映像表示区間と決めておく。その区間の演奏中にのみ飲食物リンク映像を表示させる。その場合にさらに、各曲の表示区間と各飲食物リンク映像の時間長を共通に規定しておいてもよい。そうすると、どの楽曲についてどの品目関連映像が指定されても、映像の途中で演奏が終了してしまったり楽曲の途中で映像が途切れたりすることなく、カラオケの背景映像としても違和感なく表示される。
1つの飲食物リンク映像を長編ストーリーに仕立てておき、複数のカラオケ楽曲(あるいは曲間)にまたがって、断続的に続きを再生するようにしてもよい。たとえば、1曲の飲食物リンク映像表示区間の終点での再生位置を記憶しておき、これを次曲の飲食物リンク映像表示区間の始点での再生開始位置とすればよい。
映像指定テーブルは、1つの品目IDに複数の特別映像IDを対応付けた構成としてもよい。その場合、指定された品目IDについて、その中から1つの特別映像IDを適宜に選択する。1つの特別映像IDを選択する方法もさまざまな方式が適用できる。ランダムに1つを取り出してもよい。あるいは、あらかじめ映像指定テーブルの特別映像IDにカラオケ楽曲のジャンルなどの属性情報を対応付けておき、演奏されるカラオケ楽曲(強制曲間モードでは、直前の演奏曲か次の演奏予定曲)の属性に基づいて特別映像IDを選択するように構成することもできる。そうすると、たとえばカレーライスの注文があった場合に、演奏されるのが演歌であれば、和風に編集されたカレーライス関連のリンク映像を表示し、洋楽であれば、世界各国のカレーライスを紹介しエキゾチックな雰囲気に仕上がった紀行番組を表示する、といったことも可能である。
カラオケ装置1が特別映像IDを受け取った場合に、対応の飲食物リンク映像をカラオケ映像と置き換えるのではなく、カラオケ映像とともに表示させてもよい。たとえば画面上に別ウィンドウを起こして表示させたり、画面を2つに分割してその一方に表示させたり、本システムに接続された別のディスプレイに表示させたりする。
以上に説明したカラオケ客室システムによれば、カラオケと客室内での飲食とを相関をもって楽しめるので、カラオケの娯楽性が相乗的に向上する。
本実施例に係るカラオケ客室システムのシステム構成を例示した図である。 本実施例に係るカラオケ装置のブロック構成を例示した図である。 本実施例に係るメニューデータベースおよび映像指定テーブルの論理構成を例示した図である。 本実施例に係る客室端末のトップメニューを例示した図である。 本実施例に係る品目詳細表示および注文用画面例である。
符号の説明
1 カラオケ装置
2 客室端末
4 厨房端末
5 LAN

Claims (7)

  1. カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであって、
    電子メニュー注文装置は、記憶手段と、表示手段と、入力手段と、制御手段を備え、
    記憶手段は、メニューデータベースと、映像指定テーブルを記憶し、
    メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約し、
    映像指定テーブルは、特別映像IDと品目IDとを対応付けし、
    表示手段は、制御手段の制御により画像を表示し、
    入力手段は、客による操作入力を受付可能であり、
    制御手段は、メニュー処理と、送信処理と、通知処理を行い、
    メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
    送信処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力し、
    通知処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力の品目IDに対応付けられた特別映像IDが映像指定テーブルに存在する場合、その特別映像IDをカラオケ装置に通知し、
    カラオケ装置は、映像データベースを備え、電子メニュー注文装置から特別映像IDを受信した際、特別映像再生処理を行い、
    映像データベースは、各カラオケ楽曲に対応付けされたカラオケ映像と、特別映像IDに対応付けされた飲食物リンク映像を含み、
    特別映像再生処理は、カラオケ演奏中またはカラオケ演奏の合間に、受信した特別映像IDに該当する飲食物リンク映像を映像データベースから抽出して表示させる
    カラオケ客室システム。
  2. カラオケ集合店舗の各客室において電子メニュー注文装置とカラオケ装置が通信可能に装備されたカラオケ客室システムであって、
    電子メニュー注文装置は、メニューデータベースと、表示手段と、入力手段と、制御手段を備え、
    メニューデータベースは、品目IDに対応付けした品目情報を集約し、
    表示手段は、制御手段の制御により画像を表示し、
    入力手段は、客による操作入力を受付可能であり、
    制御手段は、メニュー処理と、送信処理と、通知処理を行い、
    メニュー処理は、操作入力に応答してメニューデータベースの各品目情報を表示させて注文入力を受け付け、
    送信処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力し、
    映像指定処理は、メニュー処理にて受け付けた注文入力中の品目IDをカラオケ装置に送信し、
    カラオケ装置は、映像データベースおよび映像指定テーブルを備え、電子メニュー注文装置から品目IDを受信した際、特別映像再生処理を行い、
    映像データベースは、各カラオケ楽曲に対応付けされたカラオケ映像と、特別映像IDに対応付けされた飲食物リンク映像を格納し、
    映像指定テーブルは、特別映像IDと品目IDとを対応付けし、
    特別映像再生処理は、受信した品目IDに対応する特別映像IDが映像指定テーブルに存在する場合、カラオケ演奏中またはカラオケ演奏の合間に、その特別映像IDに該当する飲食物リンク映像を映像データベースから抽出して表示させる
    カラオケ客室システム。
  3. 特別映像再生処理は、カラオケ演奏中、カラオケ映像に代えて飲食物リンク映像を表示させる
    請求項1または2に記載のカラオケ客室システム。
  4. 特別映像再生処理は、カラオケ演奏中、カラオケ映像と飲食物リンク映像を組み合わせて表示させる
    請求項1または2に記載のカラオケ客室システム。
  5. 特別映像再生処理は、カラオケ演奏の終了を待って飲食物リンク映像を表示させる
    請求項1または2に記載のカラオケ客室システム。
  6. 特別映像再生処理は、短期間に複数の特別映像IDが表示対象となった場合、それらの中から選択した1つの特別映像IDの飲食物リンク映像のみを表示して他は無視する
    請求項1〜5のいずれかに記載のカラオケ客室システム。
  7. 映像指定テーブルは、特別映像IDに楽曲ジャンルIDを付帯させ、
    特別映像再生処理は、短期間に複数の特別映像IDが表示対象となった場合、それらに付帯する楽曲ジャンルIDと直近演奏のカラオケ楽曲のジャンルIDとに基づいて1つの特別映像IDを選択する
    請求項6に記載のカラオケ客室システム。

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