JP4588667B2 - カラオケ装置とその近辺で使用されるタブレットコンピュータが相互に通信して協働するカラオケ活用システム - Google Patents

カラオケ装置とその近辺で使用されるタブレットコンピュータが相互に通信して協働するカラオケ活用システム Download PDF

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この発明は、カラオケ装置とその近辺で使用されるタブレットコンピュータが相互に通信して協働するカラオケ活用システムに関し、とくに、カラオケ演奏に際して使用中ではないタブレットコンピュータにカラオケに関連する映像を表示させて有効に使用する技術に関する。
最近のカラオケ店では、分厚いカラオケ目次本に代わり、タブレットコンピュータにより構成された電子目次本装置(DAMステーション、デンモク、キョクNAVI、ナビカラなどの商品名)が普及している。タブレットコンピュータの持つ演算能力・記憶能力・通信能力はきわめて大きいので、以下に例示するように、この種の電子目次本装置をカラオケに関連したさまざまな用途に供する開発が進められている。
《特許第3649679号》「キープボトル管理システムに特徴を有するカラオケ店の情報処理システム」
客室端末のディスプレイに客のキープボトルの残量をリアルに表示させ、そのボトルの飲み物を注文すると、残量が少なくなったキープボトル映像が表示される。
《特許第3645192号》「利用者別のアルバムを制作するカラオケ録音システム」
カラオケ装置と連携する客室端末をカラオケ録音コントローラとして使用し、客のIDに対応付けしてカラオケ録音作品を制作し、客別のディスク媒体に録音作品を記録して持ち帰ることができる。
《特許第3629450号》「カラオケ接客支援装置を統合したカラオケ装置」
カラオケ装置と連携する客室端末に顧客データベースを保有させ、来店した顧客IDを入力すると、入店者リストの表示に加わり、リストから顧客を選択すると、その顧客用に作成されている選曲リストが表示され、その中からカラオケ装置にリクエストできる。
《特開2005−338147号》「カラオケ演奏に伴う付加機能を利用者の希望により有料で実行する電子マネー課金式カラオケシステム」
カラオケ歌唱を録音するといった有料サービスの料金を、客室端末に設けた電子マネー取り扱いシステムにより決済できる。その際に生じるおつりをカラオケ店が独自に管理できる。
また、非特許文献1に説明されているように電子目次本装置を電子メニュー式セルフオーダー装置としても機能させるセルフオーダーPOSシステムが実用化された。
株式会社エクシング「オーダーエントリーシステム」、[online]、平成17年11月9日、[平成17年12月20日検索]、インターネット<URL:http://www.xing.co.jp/news/news051109.html>
出願人は、カラオケボックスで使用される多用途タブレットコンピュータに高度な電子目次本機能や電子メニュー式セルフオーダー機能を搭載したりするシステム開発を行っている。このようなタブレットコンピュータを用いれば、コンピュータの高度な情報処理機能によって、印刷物の目次本やメニューではなかった高度な機能が様々に実現できるものである。
そのように多額の開発費や導入費をつぎ込んでカラオケ店舗に導入したタブレットコンピュータも、カラオケ演奏中には、客がみな歌唱に聞き入ったりあわせて歌ったり飲食を楽しんだりしていて、誰にも使われずに放置されているケースも少なくはない。それではもったいないので、カラオケ演奏中には使用されていないタブレットコンピュータに演奏楽曲に関連した映像を表示させたい、と本発明者らは考えて本発明を創作した。
この発明に係るカラオケ活用システムは、つぎの事項(1)〜(10)により特定されるものである。
(1)カラオケ装置とタブレットコンピュータとが通信可能に結合されたカラオケ活用システムであること
(2)カラオケ装置は、1つの楽曲IDに複数の楽曲専用映像作品を対応付けして多数の映像作品を集約している映像データベースにアクセス可能であること
(3)タブレットコンピュータは、利用者入力に応答して対話形式の処理を行うアプリケーションプログラムの実行が可能であること
(4)アプリケーションプログラムは、楽曲索引データベースにアクセスして楽曲を検索してカラオケ装置に演奏予約電文を送信する選曲予約プログラムを含むこと
(5)カラオケ装置は、タブレットコンピュータから演奏予約電文を受信した際、電文中の楽曲IDを待ち行列に登録すること
(6)タブレットコンピュータは、アプリケーションプログラムを実質的に動作させる利用者入力のない状態が継続している際、非活動中フラグをセットすること
(7)カラオケ装置は、待ち行列に従って楽曲ID(ア)の楽曲を演奏開始する際、映像データベースから楽曲ID(ア)に対応する複数の楽曲専用映像作品中の1つの映像作品(イ)を抽出して演奏中に歌詞字幕とともに表示し、かつ、タブレットコンピュータに現況点検電文を送信すること
(8)タブレットコンピュータは、カラオケ装置から現況点検電文を受信した際、非活動中フラグがセットされていれば、非活動中電文をカラオケ装置に返信すること
(9)カラオケ装置は、現況点検電文の応答としてタブレットコンピュータから非活動中電文を受信した際、演奏開始する楽曲ID(ア)に対応する複数の楽曲専用映像作品の中から当該カラオケ装置に表示する前記映像作品(イ)と異なる映像作品を映像データベースから抽出してタブレットコンピュータに送信すること
(10)タブレットコンピュータは、カラオケ装置から映像作品を受信した際、非活動中フラグがセットされている間は、受信した映像作品を表示すること
この発明においては、カラオケ装置が通信網上のサーバーが保有する映像データベースにアクセスする構成を採用してもよい。
この発明のカラオケ活用システムによれば、電子目次本装置やセルフオーダー装置などとして使える多機能なタブレットコンピュータが、客に操作されていないときには自動的に演奏楽曲に関連する映像を表示するので、客の手元で見やすくタイムリーに演奏楽曲に関連する映像を見ることができる。また、タブレットコンピュータを不使用のまま遊ばせることがないので、遊休設備がなくなりシステム利用の効率化を図れる。
===システムの概要===
本発明の実施例に係るカラオケ活用システムは、カラオケ店舗に設置されたカラオケ装置10と1台〜数台のタブレットコンピュータ20により構成される。図1に本実施例のカラオケ活用システムを含むネットワーク構成を例示している。カラオケ店舗100には多数の客室120が備わり、各客室に1台のカラオケ装置10と、1〜数台のタブレットコンピュータ20が設置されている。それぞれの装置は店舗内LAN50に接続され、これらのカラオケ装置10とタブレットコンピュータ20と外部のカラオケサーバーにより、周知の通信カラオケシステムが構築されている。
また、この通信カラオケシステムは、周知のPOSシステムに接続されている。
===カラオケ装置10の基本構成===
カラオケ装置10は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末であって、汎用パソコンの応用装置である。図2にそのブロック構成を例示しているように、中央制御部11が全体を統括する。ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、カラオケデータベース、映像データベースなどの各種情報を格納している。操作/表示パネル部13は、利用者により各種の情報が入力可能であるとともに、利用者に向けて各種の情報を表示可能である。通信処理部14は、通信回線を介して外部のカラオケサーバーや事業者運営の各種サーバーと通信する。またLAN50を介して同室内のタブレットコンピュータ20と通信可能に構成されている。
カラオケ利用者が、操作/表示パネル13や、カラオケリモコン装置としてのタブレットコンピュータ20を用いて指定したリクエスト曲について、カラオケ装置10はカラオケデータベースから該当の楽曲のカラオケデータを取り出して演奏処理部15に受けわたす。
各曲のカラオケデータは、楽曲IDとMIDI演奏データと録音データと歌詞字幕データと背景映像指定データとを組織化したデータ集合である。メインコンピュータ11の制御によって演奏処理部15が、カラオケデータに基づいてステレオ伴奏音楽を演奏し、音楽信号をミキシングアンプ16で増幅してスピーカより放音する。また映像処理部17が、該当楽曲用の歌詞字幕データに基づいて、演奏の進行に同期して歌詞字幕を色替え表示するとともに、背景映像指定データに基づいて映像データベースから背景映像データを取り出して、歌詞字幕の背景映像をディスプレイ18に表示する。
===タブレットコンピュータ20の構成===
本実施例のタブレットコンピュータ20の外観斜視図を図3(A)に、さらに充電架台にセットしている状態を図3(B)に例示している。また、そのブロック構成を図4に例示しているように、タブレットコンピュータ20は周知のタブレットタイプの汎用コンピュータであって、CPU・RAM・ROMを含む中央制御部21の他、ハードディスク装置22・タッチパネルディスプレイ23・通信インタフェース24を備えている。タッチパネルディスプレイ23の表示部は映像処理部25を介してCPUバスにつながっており、操作入力部は入力検出回路26を介してCPUバスにつながっている。通信インタフェース24は無線アクセスポイント40を介してLAN50に接続されている。
ハードディスク装置22には、演奏予約などの操作対象となる付近(同室内)のカラオケ装置10の所在情報(IPアドレスなど)が記憶され、カラオケ装置10とLAN50を介して通信可能に構成される。また、このタブレットコンピュータ20は内蔵2次電池によって動作し、タブレットコンピュータ20を用意されている充電架台30にセットすることにより、その2次電池が充電される。
ハードディスク装置22には、カラオケ装置10に蓄積されているものと同様のカラオケ楽曲の目次情報が記憶された楽曲索引データベースを格納する。そして、通常の動作モード(通常モード)において、楽曲索引データベースから利用者の希望する楽曲の目次情報を検索して提示したり、利用者の演奏予約する旨の指示入力を受け付けて、演奏予約電文を生成しカラオケ装置10に転送したりする、電子目次本装置としてのアプリケーションプログラム(選曲予約プログラム)を内蔵している。
ハードディスク装置22には、その他にも、よく知られたカラオケ採点機能やカラオケ録音機能などを実行するアプリケーションプログラムを格納しており、通常モードで実行可能である。また、店舗で提供可能な飲食物の品目情報を集約したメニューデータベースを格納し、周知のセルフオーダー装置として、メニューデータベースから客が希望する飲食物の品目情報を検索して提示したり、利用者の注文入力を受け付けたりするメニュー処理を行い、受け付けた受注情報をPOSシステムに出力するアプリケーションプログラム(飲食物注文プログラム)も格納している。
===映像データベース===
この実施例のカラオケ装置10は、カラオケ楽曲に関連した映像データベースとして、図2に示しているように、主映像データベースと副映像データベースとに論理的に区分したデータベースをハードディスク装置12に蔵置している。主映像データベースには、カラオケ演奏時に歌詞字幕映像とともにディスプレイ18に表示するために用意された映像(背景映像とする)が集約されている。よく知られているように、背景映像としては、楽曲IDに対応付けされた楽曲専用の映像作品と、複数の楽曲で使い回しされる共用映像とが存在する(特許第3294526号公報参照)。
副映像データベースには、カラオケ演奏時にタブレットコンピュータ20のディスプレイ23に表示させるために用意された映像作品が楽曲IDに対応付けされて集約されている。副映像データベースの映像作品は、たとえば、楽曲の内容に合わせて制作されたビールやコーラなどの商品宣伝用の映像作品であったり、楽曲にまつわるアーティストのコンサート予定や新曲発売予定を知らせる映像作品であったり、一般の人から制作を募った楽曲専用のビデオクリップなどである。後述するように、これらの映像作品はカラオケ演奏時にタブレットコンピュータ20にストリーミング送信するので、それに便利なように、高能率圧縮符号化されたデジタルデータの形式で副映像データベースに格納されている。
なお、この実施例のように主映像データベースと副映像データベースに区分せずに、たとえば特許第3621904号公報に開示されているように、1つの楽曲に複数の楽曲専用映像作品を対応付けした共通の映像データベースであってもよい。そして、ある楽曲をカラオケ演奏する際、その楽曲専用映像作品の1つを背景映像として、その作品とは別の楽曲専用映像作品をタブレットコンピュータ20に表示させることとする。
また、映像データベースを必ずしもカラオケ装置10が保有する必要はない。LANやインターネット上に映像データベースサーバーを設け、複数のカラオケ装置10がそれぞれ、必要に応じて映像データベースにアクセスして所望の映像作品をダウンロードするようなシステムでもよい。
===タブレットコンピュータ20の動作===
図5にタブレットコンピュータ20の電源を入れて起動させた場合の処理フローを例示している。タブレットコンピュータ20は、電源を入れて起動させると、初期化処理により、ディスプレイ23には通常モードのトップ画面が表示される(s11)。
トップ画面には、図6に例示したように、選曲予約・カラオケ採点・カラオケ録音・飲食物注文など各種のアプリケーションプログラムを実行するためのボタンが配設されている。利用者によるいずれかのボタンを指示する操作入力を入力検出回路26が検知したときには(s13)、操作入力された指示内容に応じたアプリケーションプログラムを実行して各種の処理を行う(s15)。
一方、利用客が何も操作入力をせずに放置したまま所定時間が経過すると、入力検出回路26が利用客による操作入力を検知しないまま、所定時間が設定されたタイマが満了する(s13→s16)。そうすると、タブレットコンピュータ20は、動作モードを上記のような通常モードから節電モードに切り替えて、ディスプレイ23に何も表示させない状態にしたりスクリーンセーバーを表示させたりする。また、適宜な記憶部に、節電モードであることを示すための非活動中フラグをセットする(s17)。
さらに、タブレットコンピュータ20が充電架台30にセットされていることを検知可能に構成し、節電モードであって、かつ充電架台30にセットされている場合にのみ、非活動中フラグをセットするように構成するとよい。後述するように本実施例は、非活動中フラグがセットされている不使用中(すなわち節電モードのとき)に、カラオケ装置10から受信した映像作品をディスプレイ23に再生出力させるものである。そこで、節電モードであっても充電架台30にセットされていれば、受信した映像作品をディスプレイ23に表示することにより、ディスプレイ23に何も表示させないことによる節電効果が得られずに二次電池の消費が嵩んでしまうのを防止できる。
なお、タイマは初期化処理にともなって起動させる(s12)。タイマが起動された後に満了する前(所定時間が経過する前)に、入力検出回路26が利用客による操作入力を検知すると(s13→s14)、非活動中フラグをリセットする。このときに起動されていたタイマをリセットし、再び起動し直し、操作入力に応じた処理を行って次の操作入力を待つ(s14→s13)。
===カラオケ演奏開始時の処理===
前述にしたがって利用客がタブレットコンピュータ20の選曲予約プログラムを実行させて、リクエスト曲を特定して演奏予約する操作入力を行うと、タブレットコンピュータ20はリクエスト曲の楽曲IDを含む演奏予約電文を生成して、同室内のカラオケ装置10に送信する。
カラオケ装置10は、同室内のタブレットコンピュータ20から演奏予約対象の楽曲IDを含んだ演奏予約電文を受け取ると、受け取った順に楽曲IDを待ち行列に登録して管理する。そして演奏を開始する際には、待ち行列に登録された順に楽曲IDを取り出して、前述したように、その楽曲用のカラオケデータを取り出して演奏準備を行う。
その際に、本実施例にかかるカラオケ装置10があわせて行う演奏関連処理の流れを図7に例示している。カラオケ装置10は、演奏準備を開始する(s21)とともに、タブレットコンピュータ20に向けて、その使用状態を問い合わせるため、所定形式の現況点検電文を生成して送信する(s22)。
タブレットコンピュータ20が同室内のカラオケ装置10から現況点検電文を受信すると、タブレットコンピュータ20は、非活動中フラグがセットされているか否かを確認する。非活動中フラグがセットされている場合には、その旨を通知するための所定形式の非活動中電文を生成して、カラオケ装置10に返送する。
なお非活動中フラグがセットされていない(またはクリアされている)場合には、何も返送しなくてもよい。その場合には、カラオケ装置10は所定時間だけなんらかの返信を待って、非活動中電文の返送の有無を判断するように構成する。または、タブレットコンピュータ20が所定形式の活動中電文を生成して返送するようにしてもよい。
===楽曲関連映像の表示処理===
カラオケ装置10は、タブレットコンピュータ20から非活動中電文を受信した場合には(s23)、演奏準備中の楽曲IDに基づいて、副映像データベースから対応する映像作品を抽出する(s24)。そして、演奏処理部や映像処理部17によるカラオケ演奏処理(s26)に同期をとって、抽出した映像作品をタブレットコンピュータ20に、RTSP(Real Time Streaming Protocol)などの所定のプロトコルでストリーミング送信する(s25)。
非活動中フラグがセットされている不使用のタブレットコンピュータ20は、映像作品のストリーミングデータをカラオケ装置10から受信すると、逐次映像処理部25に受け渡す。映像処理部25は受信したストリーミングデータを逐次再生し(図5のs18〜s19)、タッチパネルディスプレイ23に映像出力させる。
このようにして、カラオケ装置10ではカラオケ演奏が開始され、その間にタブレットコンピュータ20では演奏楽曲に関連した映像作品が表示されることになる。
なお、タブレットコンピュータ20が映像作品のストリーミング送信を受けて再生出力中に、利用客がディスプレイ23をタッチするなどして、入力検出回路26が利用客の操作入力を検知した場合には(s19→s13)、タブレットコンピュータ20は動作モードを通常モードに復帰させるとともに、映像作品の再生出力処理は停止する。また、非活動中フラグをリセットする(s14)。
このようにして、カラオケ演奏楽曲に関連した映像作品が表示されている最中であっても客がディスプレイ23をタッチするなどの操作入力を行えば、タブレットコンピュータ20は節電モードから通常モードに復帰して、トップ画面(図6)を表示させる。
なお、タブレットコンピュータ20は、非活動中フラグをリセットした際には(s14)、その旨をカラオケ装置10に通知するようにしてもよい。通知を受けたカラオケ装置10は、タブレットコンピュータ20に対する映像作品のストリーミング送信を停止する。
===他の実施形態===
タブレットコンピュータ20はカラオケ装置10からの状態問い合わせを待たずに、自発的に不使用であることを通知する方式もとれる。たとえば、節電モードに切り替えて非活動中フラグをセットする際に(あるいは非活動中フラグをセットする代わりに)非活動中電文を生成して、カラオケ装置10に状態を通知する。その場合、カラオケ装置10は演奏準備中または演奏中の楽曲の楽曲ID(演奏中ならば演奏開始からの時間位置も)を認識し、副映像データベースから対応する映像作品(演奏中ならば演奏開始からの時間位置に相当する部分)を取り出してタブレットコンピュータ20に送信する。
あるいは、副映像データベースをタブレットコンピュータ20に付帯させ、適宜にカラオケ装置10の副映像データベースと同期をとって更新するように構成してもよい。タブレットコンピュータ20が不使用になった際に、カラオケ装置10に演奏中の楽曲IDや演奏開始からの時間位置を問い合わせたり通知してもらったりすることにより、適宜に楽曲関連映像を取り出して再生出力できる。
本発明のカラオケ活用システムは、もちろんカラオケ装置10が1台設置されたカラオケパブのような業態の店舗にも適用できる。カラオケ装置10の付近に設置されたタブレットコンピュータ20について、上記実施例をそのまま適用可能である。
本実施例に係るカラオケ活用システムを含むネットワーク構成を例示した図である。 本実施例に係るカラオケ装置のハードウェア構成を例示している。 本実施例に係るタブレットコンピュータの外観斜視図である。 同上タブレットコンピュータのハードウェア構成を例示している。 同上タブレットコンピュータにおける状態管理の処理フロー図である。 同上タブレットコンピュータのトップ画面例である。 本実施例に係るカラオケ装置における処理フロー図である。
符号の説明
10 カラオケ装置
20 タブレットコンピュータ
23 タッチパネルディスプレイ
30 充電架台

Claims (2)

  1. カラオケ装置とタブレットコンピュータとが通信可能に結合されたカラオケ活用システムであって、
    カラオケ装置は、1つの楽曲IDに複数の楽曲専用映像作品を対応付けして多数の映像作品を集約している映像データベースにアクセス可能であり、
    タブレットコンピュータは、利用者入力に応答して対話形式の処理を行うアプリケーションプログラムの実行が可能であり、
    アプリケーションプログラムは、楽曲索引データベースにアクセスして楽曲を検索してカラオケ装置に演奏予約電文を送信する選曲予約プログラムを含み、
    カラオケ装置は、タブレットコンピュータから演奏予約電文を受信した際、電文中の楽曲IDを待ち行列に登録し、
    タブレットコンピュータは、アプリケーションプログラムを実質的に動作させる利用者入力のない状態が継続している際、非活動中フラグをセットし、
    カラオケ装置は、待ち行列に従って楽曲ID(ア)の楽曲を演奏開始する際、映像データベースから楽曲ID(ア)に対応する複数の楽曲専用映像作品中の1つの映像作品(イ)を抽出して演奏中に歌詞字幕とともに表示し、かつ、タブレットコンピュータに現況点検電文を送信し、
    タブレットコンピュータは、カラオケ装置から現況点検電文を受信した際、非活動中フラグがセットされていれば、非活動中電文をカラオケ装置に返信し、
    カラオケ装置は、現況点検電文の応答としてタブレットコンピュータから非活動中電文を受信した際、演奏開始する楽曲ID(ア)に対応する複数の楽曲専用映像作品の中から当該カラオケ装置に表示する前記映像作品(イ)と異なる映像作品を映像データベースから抽出してタブレットコンピュータに送信し、
    タブレットコンピュータは、カラオケ装置から映像作品を受信した際、非活動中フラグがセットされている間は、受信した映像作品を表示する
    カラオケ活用システム。
  2. カラオケ装置は、通信網上のサーバーが保有する映像データベースにアクセスする
    請求項1に記載のカラオケ活用システム。
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