JP5472539B2 - 指刺激呈示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指刺激呈示装置に関し、より詳細には、指に装着された状態で機械的刺激を与える指刺激呈示装置に関する。
従来、ユーザが手指に装着して使用するタイプ(以下、「指装着型」とも言う)の装置の1つとして、指入力デバイスが知られている(特許文献1を参照のこと)。この指入力デバイスは、指の中程に固定された固定部材から延びたフレーム部によって、指の先端前方にて突起部を支持するように構成され、この突起部は、フレーム部に設けた穴を通って指先方向にスライド可能に設けられ、フレーム部の外側に接触用突起部が配置され、フレーム部の内側に(指の先端に対向するように)刺激用突起部が配置される(特許文献1の図1〜4を参照のこと)。かかる指入力デバイスは、タッチパネルと組み合わせて使用され、ユーザが接触用突起部でタッチパネルに触れると、位置情報(座標系列データ)がコンピュータに入力されると共に、接触用突起部がフレーム部の穴に押し込まれることによって、突起部全体が穴内でスライドし、刺激用突起部が指に向かって飛び出し、指の先端に当接して触覚を刺激し、ユーザは触覚を通じて操作感を得ることができるようになっている。このような指入力デバイスによれば、フレーム部は、指の下面(腹側)を覆うことなく、指の側面または上面(爪側)を辿って、突起部を指の先端前方にて支持できるので、指の下面を露出させることが可能となり、ユーザは指の束縛をあまり感じないという利点がある。
特開2008−257297号公報
近年、バーチャルリアリティの実現のため、指の下面(腹側)を機械的に刺激してテキスチャ感などを再現することが研究されており、例えば、複数の上下動可能なピンをアレイ状に配置した触覚ディスプレイが開発されている。しかしながら、このような触覚ディスプレイは、アレイ構造が複雑である上、指に装着すると指の下面が覆われてしまうため、指を自由に使用できないという問題がある。
そこで、上述した従来の指入力デバイスを利用して、指先を機械的に刺激することが考えられ得る。この指入力デバイスは、突起部の押し込みによるポイント刺激であるため、高背のアクチュエータを用いたものとなる。そして、ユーザが触覚を感じるには、突起部が指の先端に十分接触するようにスライドさせることが必要である。また、受動的触知により触覚を起こさせるには、突起部のスライド動作をアクチュエータなどで制御することが必要である。よって、突起部を指の先端に十分接触させることが可能な長ストロークのアクチュエータが求められるが、かかる要件を満たす小型で軽量のアクチュエータは知られていない。加えて、指のポイント刺激を確実に行うには、長ストロークを確保した上、突起部を十分に大きな力で押し込むことが求められ、アクチュエータの消費電力が大きくなるという難点もある。また、アクチュエータが指からずれると、突起部が指に当たらなくなり易いという難点もある。
本発明は、指の作業性をできるだけ損なうことなく、指に装着された状態で機械的刺激を与えることが可能な指刺激呈示装置を提供することを目的とする。
本発明者は、指の側面を機械的に擦ると、指の下面(腹側)が刺激されているかのように感じられること、および、指の側面を擦る力は、指の先端や下面を押す力に比べて弱い力であっても触覚により知覚可能であることを独自に見出し、更なる鋭意検討を行った結果、本発明を完成するに至った。
本発明の1つの要旨によれば、指に装着された状態で機械的刺激を与える指刺激呈示装置であって、指刺激呈示装置を指に固定するための固定部材と、リニアアクチュエータの先端部が指の側面に沿って摺動するように、固定部材によって支持される少なくとも1つのリニアアクチュエータとを含む、指刺激呈示装置が提供される。
本発明の上記指刺激呈示装置は、リニアアクチュエータの先端部が指の側面に沿って摺動すればよく、よって、リニアアクチュエータを指の側面側に配置して支持できるので、指の下面を露出させることが可能となり、指の作業性が損なわれるのを最小限に留めることができる。かかる本発明の指刺激呈示装置を用いれば、リニアアクチュエータを駆動して指の側面に機械的刺激を与えることができ、これにより、ユーザに指の下面が刺激されているかのような触覚を感じさせることができる。
かかる本発明の指刺激呈示装置は、リニアアクチュエータを用いて先端部を摺動させているので、従来の指入力デバイスを利用した場合のように高背なアクチュエータを要することがない。更に、本発明の指刺激呈示装置は、リニアアクチュエータが指から多少ずれたとしても、摺動動作に実質的に影響せず、機械的刺激を与えることが可能である。また、摺動動作は、指の先端や下面を押す力に比べて弱い力であっても触覚により知覚可能であるので、リニアアクチュエータの消費電力を低く抑えることができる。
本発明の1つの態様において、上記指刺激呈示装置は、摺動方向が互いに直交する2つの上記リニアアクチュエータを含む。このような2つのリニアアクチュエータを駆動して指の側面に2方向から機械的刺激を与えることにより、ユーザに、これらの力が合成された方向に指の下面が刺激されているかのような触覚を感じさせることができる。そして、摺動方向が直交していることにより、合成される方向を任意の方向に設定することができる。
本発明の1つの態様において、上記リニアアクチュエータは、電歪材料層と、電歪材料層の両面に各々配置された2つの電極と、いずれか一方の電極を介して電歪材料層の片面に接合された基材とにより構成された電歪素子であって、電歪材料層および基材のいずれか一方の側を凸側にして少なくとも部分的に湾曲している電歪素子を含む電歪アクチュエータである。かかる電歪素子は、ユニモルフ構造を有する電歪素子である。
上記電歪アクチュエータにおいて、電歪素子は電歪材料層および基材のいずれか一方の側を凸側にして少なくとも部分的に湾曲しているので、この電歪素子の電極間に電圧を印加すると、電歪素子の先端部は、長手方向に収縮または伸長する動きをし、電圧を除去すると元の状態に戻る。電圧印加時にいずれの動きをするかは湾曲方向によって決まり、電歪材料層の側を凸側にして湾曲している場合には長手方向に収縮し、基材の側を凸側にして湾曲している場合には長手方向に伸長する。かかる電歪アクチュエータは、小型で軽量かつ低消費電力であるので、本発明の指刺激呈示装置においてリニアアクチュエータとして好適に使用できる。
本発明によれば、指の作業性が損なわれるのを最小限に留め、指に装着された状態で機械的刺激を与えることが可能な指刺激呈示装置が提供される。
本発明の1つの実施形態における指刺激呈示装置を指に装着した状態を示す図であって、図1(a)は概略斜視図、図1(b)は概略上面図である。 図1の実施形態における指刺激呈示装置の1つの例を示す概略断面図であって、図2(a)は電圧を印加していない状態(非駆動状態)、図2(b)は電圧を印加した状態(駆動状態)を示す。 図1の実施形態における指刺激呈示装置の別の例を示す概略断面図であって、図3(a)は電圧を印加していない状態(非駆動状態)、図3(b)は電圧を印加した状態(駆動状態)を示す。 図1の実施形態における指刺激呈示装置の構成部材である電歪アクチュエータを製造するために使用されるユニモルフ(ユニモルフ構造を有するシート)を示す図であって、図4(a)はユニモルフの概略断面図を示し、図4(b)はユニモルフの屈曲動作を説明する図である。 本発明のもう1つの実施形態における指刺激呈示装置を指に装着した状態を示す概略上面図である。
本発明のいくつかの実施形態における指刺激呈示装置について、以下、図面を参照しながら詳述する。
(実施形態1)
本実施形態は、1つの電歪アクチュエータを用いた指刺激呈示装置に関する。
図1を参照して、本実施形態の指刺激呈示装置30は、指刺激呈示装置30を指40に固定するための固定部材21と、リニアアクチュエータとして電歪アクチュエータ23とを含み、電歪アクチュエータ23は、その先端部Aが指40の側面41に沿って(図中、両矢印Pにて示す方向に)摺動するように、固定部材21によって支持されている。
本実施形態において用いる電歪アクチュエータ23は、図2および3に例示するように、1つの電歪素子10を含み、この電歪素子10は、電歪材料層1と、電歪材料層1の両面に各々配置された2つの電極3a、3bと、これら電極3a、3bのいずれか一方(図示する態様では電極3a)を介して電歪材料層1の片面に接合された基材5とにより構成され、電歪材料層1および基材5のいずれか一方の側を凸側にして(図2に示す例では、電歪材料層1の側を凸側にし、図3に示す例では、基材5の側を凸側にして)少なくとも部分的に湾曲している。電歪素子10の一端10aが電歪アクチュエータ23の先端部Aである。電歪素子10の他端10bおよび/またはその近傍において、電歪アクチュエータ23が固定部材21により支持される。
電歪素子10において、電歪材料層1は、高分子電歪材料から形成される。高分子電歪材料は、永久双極子を有する高分子材料であれば、特に限定されない。高分子電歪材料の例としては、PVDF(ポリビニリデンフルオロイド)、PVDF系の共重合体、例えば、P(VDF−TrFE)、P(VDF−VF)などのコポリマーや、P(VDF−TrFE−CFE)、P(VDF−TrFE−CTFE)、P(VDF−TrFE−CDFE)、P(VDF−TrFE−HFA)、P(VDF−TrFE−HFP)、P(VDF−TrFE−VC)などのターポリマーが挙げられる(Pはポリを、VDFはビニリデンフルオライドを、TrFEはトリフルオロエチレンを、CFEはクロロフルオロエチレンを、CTFEはクロロトリフルオロエチレンを、CDFEはクロロジフルオロエチレンを、HFAはヘキサフルオロアセトンを、HFPはヘキサフルオロプロピレンを、VCはビニルクロライドを、VFはビニルフルオライドを意味する)。なかでも、P(VDF−TrFE−CFE)が、大きな歪みが得られる点で特に好ましい。電歪材料層1の厚さは適宜設定してよいが、例えば数μm〜100μm程度とし得る。
また、電歪素子10において、2つの電極3a、3bは、電極として機能し得る限り、任意の適切な導電性材料から形成してよい。かかる導電性材料の例としては、Ni(ニッケル)、Pt(白金)、Pt−Pd(白金−パラジウム合金)、Al(アルミニウム)、Au(金)、Au−Pd(金−パラジウム合金)などの金属材料、PEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)、PPy(ポリピロール)、PANI(ポリアニリン)など(これらは、適宜、有機スルホン酸系化合物、例えばポリビニルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリアリルスルホン酸、ポリアクリルスルホン酸、ポリメタクリルスルホン酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ポリイソプレンスルホン酸などのドーパントがドープされ得る)の有機導電性材料などが挙げられる。このうち、有機導電性材料は、クラックが導入され難いので好ましい。電極3a、3bの厚さは、使用する導電性材料などに応じて適宜設定してよいが、例えば20nm〜10μm程度とし得る。電極3a、3bは、使用する導電性材料および厚さが、同じであっても、異なっていてもよい。また、図示する態様では、電極3a、3bは、電歪材料層1の全面をそれぞれ被覆しているが、このことは必ずしも本発明に要せず、電極3a、3bは、適宜、パターニングされていてもよい。例えば、電極3a、3bは、一端10aおよび他端10bから離間するように、電歪材料層1の中央部を被覆するものであってよい。
また、電歪素子10において、基材5は、後述する湾曲成形を実施し得る限り、任意の適切な可撓性材料から形成してよい。かかる可撓性材料の例としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、セロファン、塩化ビニル、ポリイミド、ポリエステルなどが挙げられる。また、基材5は、上述したような電歪材料から形成してもよい。基材5の厚さは適宜設定してよいが、例えば数μm〜100μm程度とし得る。
電歪素子10は、少なくとも部分的に湾曲している。電歪素子10の湾曲部分は、電極3a、3bが配置された部分を含むことが好ましい。電歪素子10の湾曲部分は、円弧状の断面形状を有することが好ましい。しかしながら、本発明はこれに限定されず、電歪素子10の湾曲部分は、円弧状以外の他の断面形状(例えば半楕円状など)に湾曲していてもよい。
固定部材21は、電歪アクチュエータ23の先端部Aが指40の側面に沿って摺動するように、電歪アクチュエータ23を支持して、指刺激呈示装置30の全体を指40に固定し得る限り、その材料、形状、配置、支持方法などについて、特に限定されない。
次に、かかる電歪アクチュエータ23を用いた指刺激呈示装置30の製造方法について説明する。
まず、ユニモルフ構造を有する可撓性のシート(以下、本明細書において単に「ユニモルフ」と呼ぶ)を準備する。図4(a)を参照して、ユニモルフ7は、電歪材料層1と、電歪材料層1の両面に各々配置された2つの電極3a、3bと、これら電極3a、3bのいずれか一方(図示する態様では電極3a)を介して電歪材料層1の片面に接合された基材5とにより構成され、全体として可撓性を有するものとされる。なお、かかるユニモルフ7は、これら2つの電極3a、3b間に電圧を印加すると、電歪材料層1が厚さ方向(電界方向)に縮み、面内方向で伸びるため、電歪材料層1と基材5との間で寸法差が生じて、図4(b)に示すように、電歪材料層1を外側とし、基材5を内側として屈曲するものである。
このようなユニモルフ7は、例えば以下のようにして作製可能である。電歪材料層1の両面に電極3a、3bを形成する。電極材料に金属材料を用いる場合には、蒸着またはスパッタリングなどによって電極を形成できる。電極材料に有機導電性材料を用いる場合には、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷、刷毛塗布などによって電極を形成できる。図示する態様では、電極3a、3bは電歪材料層1の全面にそれぞれ形成されるものとしているが、このことは必ずしも本発明に要せず、電極3a、3bは、適宜、パターニングされていてもよい。これにより得られた電極3a、3b付き電歪材料層1の片面に(図示する態様では電極3aを介して)基材5を接合させる。この接合は、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型などの接着剤を用いて実施できる。これにより、ユニモルフ7が作製される。しかしながら、ユニモルフ7の作製方法はかかる例に限定されず、例えば、基材5の上に電極3aを予め形成しておき、その電極3aの上に電歪材料を塗布またはキャスティングすることにより電歪材料層1を形成し、更に、その電歪材料層1の上に電極3bを形成してもよい。
次に、このユニモルフ7を湾曲成形して、電歪素子10を得る。具体的には、シート状のユニモルフ7を、例えば半円筒状の表面を有する型を用いて、電歪材料層1および基材5のいずれかが凸側になるように湾曲させ、そのまま熱処理に付して基材5を熱成形し、その後、型から外すことによって、湾曲成形を実施できる。熱処理の温度および時間は、使用する基材5の材料に応じて適宜設定し得る。例えば、基材5がPETから成る場合、80〜100℃で5〜10分間の熱処理により熱成形できる。
これにより、電歪素子10が得られる。電歪素子10の寸法、湾曲形状(曲率半径)などは、所望される指刺激の大きさや態様などに応じて適宜設定し得る。
電極3a、3bに、引出し線25a、25bをそれぞれ接続し、これにより、電歪アクチュエータ23が製造される。
かかる電歪アクチュエータ23は、可撓性の(柔らかい)電歪素子10を用いているため、耐衝撃性が高く、壊れにくいという利点がある。また、かかる電歪素子10を用いた電歪アクチュエータ23は、小型で軽量、かつ低消費電力であるという利点もある。
得られた電歪アクチュエータ23を、他端10bおよび/またはその近傍にて、固定部材21に接合して支持させる。この接合は、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型などの接着剤を用いて実施できる。
以上のようにして、指刺激呈示装置30が製造される。固定部材21は、指刺激呈示装置30を指40に固定できればよいが、例えば、指40の寸法に応じて調整可能なバンドなどであってよい。
次に、指刺激呈示装置30の使用方法(動作)の例について説明するが、本発明の指刺激呈示装置は、かかる使用方法に限定されるものではない。
まず、図1に示すように、指刺激呈示装置30を指40に、固定部材21を用いて固定することにより装着する。図示する態様では、電歪アクチュエータ23が指40の側面41を辿りながら指40と反対側に湾曲(突出)し、(好ましくは少なくともその先端部Aの摺動面が側面41に対して好ましくは略平行に位置して)先端部Aが指40の側面41に接するようにして装着しているが、これに限定されるものではない。例えば、先端部Aが最終的に指40の側面41に沿って摺動可能である限り、先端部Aは指40の側面41からごく僅かに離間していてもよい。
電歪材料層1が基材5よりも凸側になるように湾曲させた電歪アクチュータ23を用いる場合、指刺激呈示装置30は、非駆動状態(電圧を印加していない状態)では、図2(a)に示す形態を取っている。そして、電極3a、3b間に電圧を印加することにより、電歪アクチュエータ23を駆動すると、図2(b)を参照して、電歪素子10は一層屈曲する動きを示し(長手方向に縮み、凸方向に高くなる)、これにより、電歪アクチュエータ23は、長手方向に収縮して、先端部Aが指40の側面41に沿って、矢印Pにて示す方向に摺動する。電圧印加を除去すると、電歪素子10は元の状態に戻る動きを示し、これにより、電歪アクチュエータ23は、矢印Pにて示す方向に摺動する。
あるいは、基材5が電歪材料層1よりも凸側になるように湾曲させた電歪アクチュータ23を用いる場合、指刺激呈示装置30は、非駆動状態(電圧を印加していない状態)では、図3(a)に示す形態を取っている。そして、電極3a、3b間に電圧を印加することにより、電歪アクチュエータ23を駆動すると、図3(b)を参照して、電歪素子10は伸びる動きを示し(長手方向に伸び、凸方向に低くなる)、これにより、電歪アクチュエータ23は、長手方向に伸長して、先端部Aが指40の側面41に沿って、矢印Pにて示す方向に摺動する。電圧印加を除去すると、電歪素子10は元の状態に戻る動きを示し、これにより、電歪アクチュエータ23は、矢印Pにて示す方向に摺動する。
以上より、いずれの場合にも、電歪アクチュエータ23はリニアな動作をし、指40の側面41に沿って電歪アクチュエータ23の先端部Aを摺動させる動作(擦る動作)が可能である。先端部Aの動きは、印加する電圧に応じて異なり、例えば交流電圧を印加することによって、先端部Aを周期的に変位させることができる。
かかる指刺激呈示装置30を用いれば、指40の側面41に機械的刺激を与えることができる。そして、指刺激呈示装置30を用いて、指40の側面41に沿って先端部Aを摺動させる(擦る)ことにより、ユーザに指40の下面(腹側)が、両矢印Pにして示す方向と平行な方向に擦られているかのような触覚を感じさせることができる。指40の側面41を摺動する力は、指の先端や下面を押す力に比べて弱くても、知覚可能な触覚を起こさせることができる。指刺激呈示装置30は、指40の下面(腹側)を露出させたままで使用できるので、これを装着した状態で、指先で物に触れたり、何か物を持ったりすることができ、指の作業性が実質的に損なわれることはない。
また、指刺激呈示装置30は、電歪アクチュエータ23の先端部Aが指40の側面41に沿って摺動する面刺激であるため、電歪アクチュエータ23が当初の固定位置から多少ずれても、先端部Aと指40の側面41との接触を確保することができ、装着が容易である。
(実施形態2)
本実施形態は、2つの電歪アクチュエータを用いた指刺激呈示装置に関する。
図5を参照して、本実施形態の指刺激呈示装置31は、指刺激呈示装置31を指40に固定するための固定部材21と、リニアアクチュエータとして2つの電歪アクチュエータ27、29とを含み、電歪アクチュエータ27、29は、いずれも、各先端部B、Cが指40の側面41に沿って(図中、両矢印Q、Rにてそれぞれ示す方向に)摺動するように、固定部材21によって支持されている。これら2つの電歪アクチュエータ27、29は、これらの摺動方向Q、Rが直交するように配置される。図示する態様では、電歪アクチュエータ27、29が折れ曲がって指40の側面41に近づきながら指40と反対側に湾曲(突出)し、(好ましくは少なくともそれらの先端部B、Cの各摺動面が側面41に対して好ましくは略平行にそれぞれ位置して)先端部B、Cが指40の側面41にそれぞれ接するようにして装着しているが、これに限定されるものではない。例えば、先端部B、Cが最終的に指40の側面41に沿って摺動可能である限り、電歪アクチュエータ27、29は折れ曲がっていても、いなくてもよい。
電歪アクチュエータ27、29は、実施形態1にて上述した電歪アクチュエータ23と同様の構成であってよい。電歪アクチュエータ27、29において、電歪材料層、電極、基材について、材料および厚さなどの条件は同じであっても、異なっていてもよい。また、電歪アクチュエータ27、29には、図2を参照して上述した電歪材料層の側を凸側にして湾曲させた電歪アクチュエータを2つ用いても、図3を参照して上述した基材の側を凸側にして湾曲させた電歪アクチュエータを2つ用いても、あるいは、これらを1つずつ組み合わせて用いてもよい。
固定部材21は、電歪アクチュエータ27、29の各先端部B、Cが、指40の側面41に沿って、互いに直交する方向に摺動するように、電歪アクチュエータ27、29を支持して、指刺激呈示装置31の全体を指40に固定する。本実施形態の指刺激呈示装置31は、2つの電歪アクチュエータ27、29を使用して、所定の配置で固定部材21に接合して支持させることにより、製造可能である。
かかる指刺激呈示装置31を用いれば、電歪アクチュエータ27、29の各先端部B、Cが、指40の側面41に沿って、互いに直交する方向に摺動させる(擦る)ことができ、これにより、ユーザに、これらの力が合成された方向に指40の下面(腹側)が擦られているかのような触覚を感じさせることができる。これらの摺動方向Q、Rは直交しているので、ある方向に擦られているかのような触覚を起こさせるには、摺動方向Q、Rに分解してそれぞれ所定の大きさの力で摺動させるようにすればよい。よって、本実施形態によれば、ユーザに、任意の所望の方向に指40の下面(腹側)が擦られているかのような触覚を感じさせることができる。
以上、本発明の2つの実施形態における指刺激呈示装置およびその使用方法について詳述したが、本発明は種々の改変が可能であろう。
例えば、実施形態1および2では、1つの電歪アクチュエータが電歪素子を1個含む構成としたが、1つの電歪アクチュエータが、複数個の積層された電歪素子を含む構成としてもよい。複数個の電歪素子を積層して用いれば、指に与える機械的刺激を増すことができる。
また、例えば、電歪アクチュエータ以外の他のリニアアクチュエータを使用してよい。かかるリニアアクチュエータとしては、イオン導電性高分子膜(ICPF: Ionic Conductive Polymer Film)や、バッキーゲルなどを利用したアクチュエータが挙げられる。
イオン導電性高分子膜を利用する場合、概略的には、上記電歪材料層に代えて、イオン交換樹脂層を用いることにより、リニアアクチュエータを作製することができる。より詳細には、イオン交換樹脂層(例えば、デュポン株式会社製の「ナフィオン」(登録商標)など)の両面にAu、Ptなどの金属材料を化学めっきして電極を形成して、イオン性ポリマー−金属複合体(IPMC: Ionic Polymer Metal Composite)を得る。ここで、イオン交換樹脂層が電歪材料層に代わるものである。得られた複合体の片面を(よって、いずれか一方の電極を介して)PETなどから成る基材に接合する。これにより得られる構造体を上述した湾曲成形方法と同様にして成形する(例えば半円筒状の表面を有する型を用いて、イオン交換樹脂層および基材のいずれか一方が凸側になるように湾曲させ、そのまま熱処理に付して基材を熱成形する)ことによって、素子を得ることができる。そして、この素子を、上述した接合方法と同様にして、一端を先端部とし、他端および/またはその近傍にて固定部材に接合することができる。この場合、素子の電極間に印加する電圧の極性を正または負とすることにより、伸びる動作または縮む動作を提供することができる。
バッキーゲルは、イオン性液体とカーボンナノチューブとのゲル状複合体である。バッキーゲルを利用する場合、概略的には、上記電極に代えて、バッキーゲルを利用したシートを用いることにより、リニアアクチュエータを作製することができる。より詳細には、まず、3つのシートを次のようにして準備する。イミダゾリウム系イオン液体(例えば1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(BMITFSI))に単層カーボンナノチューブおよびフッ素系材料(例えばP(VDF−HFP))を加えた懸濁液を乳鉢で、乳棒を使ってすり潰し、これをキャスティングすることにより、カーボンナノチューブを含んだ第1のシートを2つ作製する。また、イオン液体およびフッ素系材料を混合し、これをキャスティングすることにより、イオン液体およびフッ素系材料からなる第2のシートを1つ作製する。そして、これら3つのシートを、2つの第1のシートの間に第2のシートを配置した状態で重ね合わせ、これを熱プレスすることにより、三層構造を有する複合シートを作製する。ここで、第2のシートが電歪材料層に代わるものであり、その両面に各々配置された2つの第1のシートが2つの電極に代わるものである。そして、この複合シートの片面を(よって、いずれか一方の電極を介して)PETなどから成る基材に接合する。これにより得られる構造体を上述した湾曲成形方法と同様にして成形する(例えば半円筒状の表面を有する型を用いて、第2のシートおよび基材のいずれか一方が凸側になるように湾曲させ、そのまま熱処理に付して基材を熱成形する)ことによって、素子を得ることができる。そして、この素子を、上述した接合方法と同様にして、一端を先端部とし、他端および/またはその近傍にて固定部材に接合することができる。
電歪材料層として、厚さ5μmのP(VDF−TrFE−CFE)から成る層を用い、その両面にAlを蒸着して、厚さ20nmのAl電極をそれぞれ形成した。電極を形成した電歪材料層の片面に、厚さ12μmのPETから成る基材を、熱硬化型の接着剤を用いて接合した。これにより、幅8mm、長さ20mmのユニモルフを得た。このユニモルフを、約5mmの曲率半径を有する半円筒状の表面を有する型を用いて、電歪材料層が基材よりも凸側になるように湾曲させた。そのまま80℃の空気雰囲気中に5分間維持し、その後、自然冷却して、型から外して、電歪素子を得た。上記のようにして得られた電歪素子の2つの電極にそれぞれ引出し線を接続して電歪アクチュエータとし、得られた電歪アクチュエータの他端側を、バンドから成る固定部材に熱硬化型の接着剤を用いて接合し、これにより、本実施例の指刺激呈示装置を作製した。
本実施例の指刺激呈示装置を人間の指に装着して、指の側面を擦ってみた。具体的には、電歪アクチュエータの先端部を指の側面に接触させ、電歪素子の電極間に400V0−Pの交流成分を持つ電圧を印加して、先端部を指の側面に沿って摺動させた。5Hzの交流電圧を印加した場合には、先端部は長手方向に1mm程度の変位を示した。10Hz以上の交流電圧を印加した場合には、先端部は長手方向に0.5mm程度の変位を示した。いずれの場合にも、摺動動作の間、指の下面(腹側)が擦られているような触覚を感じることができた。指先には指紋が存在し、指紋の間隔(0.1〜0.5mm)以上に亘って擦る(変位させる)ことにより、触覚が感じられることが確認された。
基材が電歪材料層よりも凸側になるように湾曲させたこと以外は上記と同様にして、もう1つの指刺激呈示装置を作製した。この場合にも、先の指刺激呈示装置と同様の結果を示した。
本発明の指刺激呈示装置は、特に制限されるものではないが、ウェアラブル触覚インターフェース、バーチャルリアリティ機器などに組み込まれ得、医療、福祉、ロボット産業、エンターテイメント産業、メカトロニクス、化学、電気などの様々な分野において幅広く利用され得る。
1 電歪材料層
3a、3b 電極
5 基材
7 ユニモルフ
10 電歪素子
10a 一端
10b 他端
21 固定部材
23、27、29 電歪アクチュエータ(リニアアクチュエータ)
25a、25b 引出し線
30、31 指刺激呈示装置
40 指
41 側面
A、B、C 先端部
P、Q、R 摺動方向

Claims (3)

  1. 指に装着された状態で機械的刺激を与える指刺激呈示装置であって、指刺激呈示装置を指に固定するための固定部材と、リニアアクチュエータの先端部が指の側面に沿って摺動するように、固定部材によって支持される少なくとも1つのリニアアクチュエータとを含む、指刺激呈示装置。
  2. 摺動方向が互いに直交する2つの前記リニアアクチュエータを含む、請求項1に記載の指刺激呈示装置。
  3. 前記リニアアクチュエータは、電歪材料層と、電歪材料層の両面に各々配置された2つの電極と、いずれか一方の電極を介して電歪材料層の片面に接合された基材とにより構成された電歪素子であって、電歪材料層および基材のいずれか一方の側を凸側にして少なくとも部分的に湾曲している電歪素子を含む電歪アクチュエータである、請求項1または2に記載の指刺激呈示装置。
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