JP5471769B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本明細書によって開示される技術は、半導体装置の製造方法に関する。
半導体ウェハに半導体素子領域とダイシング領域とを形成し、ダイシング領域をダイシングすることで半導体装置を製造する方法が知られている。この製造方法では、ダイシング領域上にTEGを形成し、半導体ウェハをダイシングする前に、TEGを利用して半導体装置の特性をチェックすることが行われる場合がある。ダイシング領域上にTEGを形成すると、ダイシング領域をダイシングする際に、TEGが剥離してゴミが発生する等の問題がある。このため、特許文献1の製造方法では、ダイシング領域に形成されているTEGの端部を保護膜によって覆い、その後にダイシング領域をダイシングしている。
特開2005−183866号公報
この種の方法によって製造される半導体装置の中には、その表面にNi膜を形成する場合がある。Ni膜の形成は、通常、ダイシング前の半導体ウェハに対して行う。このため、半導体素子領域の表面のみならず、ダイシング領域の表面にもNi膜が形成される。特許文献1の製造方法では、TEGの端部以外の部分は、半導体素子領域の特性チェックのために表面に露出した状態となっている。従って、特許文献1の方法でTEGの端部を保護膜で覆ったとしても、TEG上の保護膜で覆われていない部分にはNi膜が形成されることとなる。その結果、TEG上に厚いNi膜が形成され、ダイシング時の切削抵抗の増大によって、TEGの剥離が発生し易くなる。また、厚いNi膜をダイシングすることにより、ダイシングブレードの耐用期間も短くなる。
本明細書では、表面にNi膜が形成される半導体装置を製造する製造方法において、ダイシング時のTEGの剥離の発生を抑制でき、かつ、ダイシングブレードの耐用期間を長くすることができる技術を開示する。
本明細書によって開示される技術は、半導体素子領域とダイシング領域とが形成されている半導体ウェハに対し、ダイシング領域をダイシングすることで半導体装置を製造する方法に関する。この製造方法は、特性チェック工程と、保護膜形成工程と、裏面マスキング工程と、Ni膜形成工程と、ダイシング工程を備える。特性チェック工程では、ダイシング領域に形成されているTEGを用いて特性チェックを行う。保護膜形成工程では、上記の特性チェック工程後に、ダイシング領域上に保護膜を形成する。裏面マスキング工程では、半導体ウェハの裏面をマスキングする。Ni膜形成工程では、上記の保護膜形成工程後に、半導体素子領域上にNi膜を形成する。ダイシング工程では、上記のNi膜形成工程後に、ダイシング領域をダイシングする。
この製造方法では、TEGを用いて特性チェックをした後にダイシング領域上に保護膜を形成し、その後に半導体素子領域上にNi膜を形成する。半導体素子領域上にNi膜を形成する際には、ダイシング領域上に保護膜が形成されているため、ダイシング領域上にはNi膜が形成されない。このため、TEG上にNi膜が形成されず、ダイシング時の切削抵抗の増加が抑えられる。さらに、TEGを含むダイシング領域全体が保護膜で覆われることで、TEGが剥離し難くなる。その結果、ダイシング時のTEGの剥離の発生を抑制することができる。また、ダイシング時にNi膜をダイシングしないため、ダイシングブレードの耐用期間も長くなる。
保護膜は非電解質であってもよい。さらに、Ni膜形成工程では、メッキ法によってNi膜を形成するようにしてもよい。保護膜が非電解質(例えば、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、SiO、及び、Si等)であるため、保護膜の表面には、メッキ法によってNi膜が形成されることはない。そのため、半導体ウェハ全体にメッキ処理を行っても、半導体素子領域素子上にのみNi膜を形成することができる。Ni膜の形成を容易に行うことができる。
第1実施例の半導体装置の製造方法を説明するフローチャート。 半導体装置を製造する際の半導体ウェハの一部を模式的に示す平面図。 第1実施例における半導体ウェハのA−A断面を示す図(1)。 第1実施例における半導体ウェハのA−A断面を示す図(2)。 第1実施例における半導体ウェハのA−A断面を示す図(3)。 第2実施例の半導体装置の製造方法を説明するフローチャート。 第2実施例における半導体ウェハのA−A断面を示す図。
以下に説明する実施例の技術的特徴を列挙する。
(形態1) ダイシング工程では、ダイシング領域の中央をダイシングする。
(形態2) Ni膜形成工程では、無電解メッキ法によってNi膜を形成する。
(形態3) SiO膜の形成は、塗布法によって行う。例えば、液状にしたSiOをノズルでダイシング領域に噴射して塗布することによって、SiO膜を形成する。
(形態4) パッシベーション膜の形成は、フォトリソグラフィー法又はCVD法によって行う。
(第1実施例)
図面を参照して第1実施例を説明する。以下では、図1のS2〜S24の各工程に沿って本実施例の方法を説明する。本実施例では、半導体装置として、縦型のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を製造する場合の例について説明する。
まず、図1に示すように、半導体ウェハ2に、複数個の縦型のIGBT4及び複数個のTEG8を形成する(S2)。IGBT4は、従来知られている方法によって形成することができる。複数個のIGBT4は、半導体ウェハ2の半導体素子領域に形成される。図2に示すように、複数個のIGBT4は、いずれも平面形状が矩形であり、縦横に等間隔に配置される。縦横に隣り合うIGBT4同士の間の領域がダイシング領域6とされている。IGBT4の形状及び配置が上述の通りであるため、ダイシング領域6は半導体ウェハ2に格子状に形成される。ダイシング領域6には、複数個のTEG8が形成される。TEG8は、IGBT4を形成する各工程が適切に行われたか否かをチェックするために用いられる。複数個のTEG8のそれぞれは、IGBT4を構成する各要素で構成されており、IGBT4の特性チェックのために使用される。図3に示すように、半導体ウェハ2上に形成された層間絶縁膜14の開口部にTEG8が形成されている。上述した各部のサイズの一例を挙げる。半導体ウェハ2の直径は200mmである。IGBT4の縦横のサイズは11mm×9mmである。IGBT4の厚さは150μmである。ダイシング領域6の幅は140μmである。TEG8の縦横のサイズは90μm×90μmである。
次に、IGBT4の表面に表面電極(エミッタ電極)を形成する(S4)。表面電極の材料にはアルミニウムが用いられる。表面電極は、IGBT4の表面の所定位置にアルミニウムをパターニングすることによって形成される。
次に、半導体ウェハ2の表面の全体にパッシベーション膜を形成する(S6)。これによって、IGBT4の表面電極、ダイシング領域6、TEG8がパッシベーション膜によって覆われる。パッシベーション膜は、ポリイミド(PI)、ポリベンゾオキサゾール(PBO)、SiO、Si等、の各種非電解質のうちのいずれかによって形成される膜である。なお、上記のSiに代えて、他のSiN系材料を用いることもできる。パッシベーション膜がポリイミド膜又はポリベンゾオキサゾール膜である場合、パッシベーション膜はフォトリソグラフィー法によって形成することができる。この場合のパッシベーション膜の好ましい厚さは、例えば1〜5μmである。一方、パッシベーション膜がSiO膜又はSi膜である場合、パッシベーション膜はプラズマCVD法によって形成することができる。この場合のパッシベーション膜の好ましい厚さは、例えば1μmである。
次に、S6で形成したパッシベーション膜のうち、IGBT4の表面電極及びTEG8を覆う部分を開口する(S8)。ここで、パッシベーション膜がポリイミド膜又はポリベンゾオキサゾール膜である場合、S8におけるパッシベーション膜の開口は、上記のS6におけるフォトリソグラフィー法によるパッシベーション膜の成膜と同タイミングで行われる。一方、パッシベーション膜がSiO膜又はSi膜である場合、S8におけるパッシベーション膜の開口は、フォトリソグラフィー及びエッチングによって、パッシベーション膜を部分的に除去することによって行われる。パッシベーション膜が部分的に除去されることにより、IGBT4の表面電極及びTEG8が半導体ウェハ2の表面に露出する。なお、パッシベーション膜が除去された状態では、図4に示すように、TEG8の端部がパッシベーション膜16で覆われ、TEG8の端部以外の中央部が表面に露出している。
次に、半導体ウェハ2の裏面を研磨し、半導体ウェハ2を薄板化する(S10)。例えば、半導体ウェハ2の厚みが150μm程度になるまで半導体ウェハ2の裏面を研磨する。
次に、半導体ウェハ2の裏面を加工する(S12)。具体的には、IGBT4の裏側に、P型のコレクタ領域及びN型のフィールドストップ領域等の不純物拡散領域を形成する。
次に、半導体ウェハ2の裏面の全体に裏面電極(コレクタ電極)を形成する(S14)。裏面電極は、スパッタリング等の技術を利用して形成することができる。裏面電極の材料としては、例えば、アルミニウム、チタン、ニッケル等が用いられる。
次に、TEG8を用いてIGBT4の特性チェックを行う(S16)。本実施例では、半導体ウェハ2が幾つかのブロックに分けられており、ブロック毎に特性チェックを行う。即ち、ブロック内に形成されている1又は複数のIGBT4の特性チェックは、そのブロック内のダイシング領域6に形成されているTEG8を用いて行われる。図4に示すように、S8でTEG8上のパッシベーション膜16には開口が形成されているため、TEG8と外部の検査機器を電気的に接続することができ、TEG8の各種電気特性をチェックすることができる。特性チェックの一例としては、TEG8の表面に電極を接続し、TEG8に所定の電圧を印加し、TEG8のシート抵抗値及び接触抵抗値を測定する。測定されたシート抵抗値及び接触抵抗値から、測定を行ったTEG8に対応するIGBT4の各製造プロセス(成膜、イオン注入、エッチング、フォトリソグラフィー等)が適切に行われたか否かを判断することができる。
次に、ダイシング領域6上にSiO膜を形成する(S18)。図5に示すように、SiO膜18は、TEG8の露出部分を含むダイシング領域6の表面全体に形成される。SiO膜は、塗布法によって形成することができる。塗布法によって形成する場合は、液状にしたSiOをノズルでダイシング領域6の表面に噴射して塗布することによってSiO膜を形成することができる。なお、この工程では、ダイシング領域6以外の領域、即ちIGBT4上にはSiO膜は形成されない。この工程により、ダイシング領域6上にのみ絶縁膜が形成される。
次に、半導体ウェハ2の裏面をダイシングテープによって被覆(マスキング)する(S20)。ダイシングテープは、感圧タイプとUVタイプのいずれであってもよい。ダイシングテープの材料は、ポリ塩化ビニール、ポリオレフィン、PET等である。
次に、IGBT4上にNi膜を形成する(S22)。Ni膜の形成は、無電解メッキ法によって行うことができる。無電解メッキ法を用いる場合は、裏面がマスキングされた半導体ウェハ2を無電解Niメッキ液に浸漬する。半導体ウェハ2の表面に露出しているIGBT4の表面電極は電解質であるため、無電解Niメッキ液との間で酸化還元反応が行われる。その結果、IGBT4の表面電極上にはNi膜が形成される。一方、ダイシング領域6を被覆するSiO膜は非電解質であるため、上記の酸化還元反応が行われない。従って、ダイシング領域6上にはNi膜が形成されない。また、半導体ウェハ2の裏面を被覆するダイシングテープも非電解質であるため、半導体ウェハ2の裏面にもNi膜は形成されない。なお、S22では、半導体ウェハ2を無電解Niメッキ液に浸漬する前にジンケート処理を行い、予めIGBT4の表面電極上にZn膜を形成しておくことが好ましい。ジンケート処理を行うことにより、その後に形成されるNi膜の密着性が向上する。
次に、半導体ウェハ2のダイシング領域6をダイシングする(S24)。図2に示すように、ダイシング領域6が半導体ウェハ2に格子状に形成されるため、図2の二点鎖線で示されるダイシングライン10も半導体ウェハ2に格子状に形成される。S24では、ダイシングライン10をダイシングして、半導体ウェハ2から各IGBT4を切り分ける。ダイシングライン10は、ダイシング領域6の幅方向の中央に形成される。ダイシングは、従来知られている方法で行うことができ、例えば、ステップカット方式で行うことができる。ステップカット方式による場合、切削幅の異なる2種類のダイシングブレードを用いてダイシングを行う。例えば、先に切削幅が50〜70μm程度のダイシングブレードで1回目のダイシングを行い、次いで切削幅が30μm程度のダイシングブレードで2回目のダイシングを行う。ダイシングによって、半導体ウェハ2に形成された複数個のIGBT4が切り分けられる。以上のS2〜S24の各工程を行うことにより、複数個のIGBT4が完成する。
本実施例の方法によると、TEG8を用いてIGBT4の特性チェックをした後にダイシング領域6上にSiO膜を形成し、その後にIGBT4上にNi膜を形成する。ダイシング領域6上にSiO膜が形成されているため、無電解メッキ法によってNi膜を形成すると、ダイシング領域6上にはNi膜が形成されず、IGBT4上にのみNi膜が形成される。このため、TEG8上にNi膜が形成されず、ダイシング時の切削抵抗の増加が抑えられる。さらに、TEG8を含むダイシング領域6全体がSiO膜で覆われることで、TEG8が剥離し難くなる。これらによって、ダイシング時のTEG8の剥離の発生を抑制することができる。また、ダイシング時にNi膜をダイシングしないため、ダイシングブレードの耐用期間も長くなる。また、上述のように、半導体ウェハ2全体に無電解メッキ処理を行えば、IGBT4の表面電極上にのみNi膜が形成されるため、Ni膜の形成を容易に行うこともできる。
(第2実施例)
図面を参照して第2実施例を説明する。図6に示すように、第2実施例の製造方法では、表面電極形成工程(S54)の直後に特性チェック工程(S56)を行うことで、第1実施例で行っているSiO膜形成工程を省略している点で第1実施例と相違し、その他の点は第1実施例と略同様である。以下、第1実施例と相違する点を中心に説明する。
図6に示すように、まず、半導体ウェハ2にIGBT4及びTEG8を形成し(S52)、次いで、IGBT4の表面に表面電極を形成する(S54)。次に、TEG8を用いた特性チェックを行う(S56)。TEG8の表面はパッシベーション膜等によって覆われていないため、TEG8を用いた特性チェックを行うことができる。S56で行う特性チェックの内容は、図1のS16とほぼ同様であるが、S56の時点ではIGBT4の裏面加工がまだ行われていないため、IGBT4の裏側の構造に関連する特性チェックは省略される。
特性チェックを終えると、半導体ウェハ2の表面にパッシベーション膜を形成し(S58)、次に、S58で形成したパッシベーション膜のうち、IGBT4の表面電極を覆う部分のみを開口する(S60)。TEG8を用いた特性チェックが既に行われているため、IGBT4の表面電極を覆うパッシベーション膜のみを除去する。このため、S58が行われた後でも、図7に示すように、TEG8の表面の全体がパッシベーション膜16で覆われている。次に、第1実施例と同様に、半導体ウェハ2を薄板化し(S62)、半導体ウェハ2の裏面を加工し(S64)、裏面電極を形成する(S66)。
本実施例では、次に、SiO膜を形成する工程(図1のS18参照)を経ることなく、裏面をマスキングし(S68)、IGBT4の表面電極上にNi膜を形成する(S70)。本実施例のS70を実行する際は、ダイシング領域6が非電解質のパッシベーション膜によって被覆されている(図7参照)ため、Ni膜は、IGBT4の表面電極上にのみ形成され、ダイシング領域6上には形成されない。次いで、ダイシングを行い(S72)、複数個のIGBTが完成する。
本実施例では、第1実施例と異なり、TEG8を用いた特性チェックの後でパッシベーション膜を形成し、TEG8をパッシベーション膜で被覆した状態でNi膜形成工程を実行する。このため、本実施例の方法によれば、第1実施例で行っていたSiO膜の形成工程を省略することができる。
上記の各実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施例では、パッシベーション膜をCVD法で形成するが(図1のS6、図4のS58参照)、パッシベーション膜を塗布法で形成してもよい。塗布法を用いる場合、例えば、液状にしたポリイミド等をノズルでダイシング領域6に噴射して塗布することによってSiO膜を形成してもよい。
(2)上記の各実施例では、ダイシングテープを半導体ウェハ2の裏面に貼ることによって半導体ウェハ2の裏面を被覆しているが(図1のS20、図4のS68参照)、ガラス製の支持体を半導体ウェハ2の裏面に接着剤によって貼り付けることで半導体ウェハ2の裏面を被覆してもよい。
(3)上記の各実施例では、無電解メッキ法によってNi膜を形成しているが(図1のS22、図4のS70参照)、電解メッキ法によってNi膜を形成してもよい。
(4)上記の第1実施例では、TEG8の端部を覆う部分のパッシベーション膜16を残し、TEG8の端部以外の部分を露出させるようにパッシベーション膜16を開口する(図3参照)。しかし、パッシベーション膜の開口方法はこれには限られない。例えば、TEG8の全面が露出するようにパッシベーション膜を開口してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:半導体ウェハ、4:IGBT、6:ダイシング領域、8:TEG、10:ダイシングライン、14:層間絶縁膜、16:パッシベーション膜、18:SiO

Claims (2)

  1. 半導体素子領域とダイシング領域とが形成されている半導体ウェハに対し、前記ダイシング領域をダイシングすることで半導体装置を製造する方法であって、
    前記ダイシング領域に形成されているTEGを用いて特性チェックを行う特性チェック工程と、
    特性チェック工程後に、前記ダイシング領域上に保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    保護膜形成工程後に、半導体ウェハの裏面をマスキングする裏面マスキング工程と、
    裏面マスキング工程後に、前記半導体素子領域上にNi膜を形成するNi膜形成工程と、
    Ni膜形成工程後に、前記ダイシング領域をダイシングするダイシング工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記保護膜は非電解質であり、
    前記Ni膜形成工程では、メッキ法によってNi膜を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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