JP5471728B2 - 表示パネル、この表示パネルを利用した大型表示パネル - Google Patents

表示パネル、この表示パネルを利用した大型表示パネル Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置等の表示パネル及び大型表示パネルに関し、特に複数の表示パネルを連結して大型表示を可能にした表示パネル及び連結の結果構成される大型表示パネルに関する。
従来から、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)やプラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)を用いた表示パネルが提供されている。図14は、薄膜トランジスタを用いた従来の表示パネルの一例を示す図であり、図14(a)は表示パネルの斜視図、図14(b)は表示パネルの断面図である。図示したように、薄膜トランジスタアレイ110による駆動回路を搭載したガラス基板100上に、液晶等の表示媒体120が配置されている。なお、表示媒体120上には、対向電極121が配置されている。
また、ガラス基板100は表示媒体120より大きいサイズを有し、表示媒体120の二辺の端部から駆動配線122、123が引き出され、薄膜トランジスタアレイ110に接続されている。このような表示パネルは、例えば、非特許文献1に記載されている。
表示パネルを複数並べて大型表示を行う場合、複数の表示パネルそれぞれに駆動配線を接続する必要があるため、表示パネルの端部に必ず接続領域が必要になる。そのために少なくとも表示パネルの二辺は表示領域として使用することはできなかった。
このように各々の表示パネルに設けた接続領域の存在によって表示領域が狭められてしまうのは、表示パネル材としてガラス基板を採用しているため、表示パネルの電極端子を表示パネルの表示面と同じ面に設けなければならないからである。なお、表示部の外で表示ができない部分は、額縁と呼ばれている。
また、近年、折り曲げが可能なフレキシブル基板を用いたディスプレイ(フレキシブルディスプレイ)の開発が進んでいる。フレキシブルディスプレイを板状の基体の表面に貼り付け、引き出し電極部を側面及び裏面に折り曲げることで、額縁をなくすことができるようにも考えられる。
松本正一編著、「液晶ディスプレイ技術 −アクティブマトリクスLCD−」p.70、図2.14
しかしながら、実際には、フレキシブルといえども引き出し電極部を直角に折り曲げると、基板、電極、絶縁層等の引き出し電極部を構成する層のいずれかにクラックが生じ易くなるという欠点が生じていた。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであって、クラックの発生を抑え、壊れにくい構造で、かつ表示特性が良好な表示パネル、この表示パネルによって構成される大型表示パネルを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1の発明に係る表示パネルは、表面が略矩形形状の表示部(例えば図1に示した表示部2a)、当該表示部の少なくとも一辺に接続されたフレキシブルな引き出し電極部(例えば図1に示した引き出し電極部2b)を有するディスプレイ(例えば図1に示したディスプレイ2)と、表面が略矩形形状の基体(例えば図1に示した基体1)と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の少なくとも一辺と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である凸曲面(例えば図1に示した凸曲面D)を有し、前記ディスプレイの引き出し電極部は、前記凸曲面に沿って延在し、前記基体裏面(例えば図1〜3に示した裏面C)に設置された駆動部(例えば図1に示した駆動部3)と接続されることを特徴とする。
請求項2の発明に係る表示パネルは、表面が略矩形形状の表示部(例えば図2に示した表示部2a)、当該表示部の一辺(例えば図2に示した辺A1’)に接続されたフレキシブルな引き出し電極部(例えば図2に示した引き出し電極部2b)を有するディスプレイ(例えば図2に示したディスプレイ2)と、表面が略矩形形状の基体(例えば図2に示した基体1)と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の一辺(例えば図2に示した辺A1)と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である凸曲面(例えば図2に示した凸曲面D)を有し、前記一辺とは異なる辺(例えば図2に示した辺A3)と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である凹曲面(例えば図2に示した凹曲面E)を有し、前記ディスプレイの引き出し電極部は前記凸曲面に沿って延在し、前記基体裏面に設置された駆動部と接続されることを特徴とする。
請求項3の発明に係る表示パネルは、表面が略矩形形状の表示部(例えば図3に示した表示部2a)、当該表示部の二辺(例えば図3に示した辺A1’、A2’)に接続されたフレキシブルな引き出し電極部(例えば図3に示した引き出し電極部2b)を有するディスプレイ(例えば図3に示したディスプレイ2)と、表面が略矩形形状の基体(例えば図1に示した基体1)と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の第1の辺(例えば図3に示した辺A1)と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である第1凸曲面(例えば図3に示した凸曲面D)を有し、前記表面の第2の辺(例えば図3に示した辺A2)と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である第2凸曲面(例えば図3に示した凸曲面D)を有し、前記表面の第3の辺(例えば図3に示した辺A3)と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である第1凹曲面(例えば図3に示した凹曲面E)を有し、前記表面の第4の辺(例えば図3に示した辺A4)と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である第2凹曲面(例えば図3に示した凹曲面E)を有し、前記ディスプレイの二つの引き出し電極部は、二つの前記凸曲面に沿ってそれぞれ延在し、前記基体裏面に設置された駆動部と接続されることを特徴とする。
請求項4の発明に係る表示パネルは、請求項3において、前記二つの引き出し電極部が接続された前記表示部の二辺が、隣接する第1の表示部辺、第2の表示部辺であり、前記第1の表示部辺に接続される前記引き出し電極部は、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺との交点を通り、かつ、前記第1の表示部辺と鋭角をなす直線に沿う第1の縁端部(例えば図4(a)に示した縁端部A5)を有し、前記第2の表示部辺に接続される前記引き出し電極部は、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺との交点を通り、かつ、前記第2の表示部辺と鋭角をなす直線に沿う第2の縁端部(例えば図4(a)に示した縁端部A6)を有し、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺とがなす角度(例えば図4(a)に示した角度γ)と、前記第1の表示部辺と前記第1の縁端部とがなす角度(例えば図4(a)に示した角度α)と、前記第2の表示部辺と前記第2の縁端部とがなす角度(例えば図4(a)に示した角度β)との合計が、180°以下であることを特徴とする。
請求項5の発明に係る表示パネルは、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記ディスプレイが、フレキシブルな基板上に形成された薄膜トランジスタアレイ(例えば図8、9に示したフレキシブルアレイ211)と、対向電極を有する対向基板(例えば図8、9に示した対向基板23)と、それらの間に挟まれた表示媒体(例えば図8、9に示した表示媒体22)を含むことを特徴とする。
請求項6の発明に係る表示パネルは、請求項5において、前記表示媒体が、電気泳動体、液晶、または有機エレクトロルミネッセンスであることを特徴とする。
請求項7の発明に係る表示パネルは、請求項5または6において、前記薄膜トランジスタアレイの半導体層が酸化物半導体または有機半導体であることを特徴とする。
請求項8の発明に係る大型表示パネルは、前記請求項3または4に記載の表示パネルを、前記第1凸曲面または前記第2凸曲面と、前記第凹曲面または前記第2凹曲面とを係合させることによって複数接続させたことを特徴とする。
請求項9の発明に係る大型表示パネルは、請求項8において、一の前記表示パネルの前記第1凸曲面または前記第2凸曲面と、他の前記表示パネルの前記第1凹曲面または前記第2凹曲面との間に、弾力性を有する部材を設けることを特徴とする。
本発明の請求項1の表示パネルによれば、壊れにくく単純な構造で、特性のよい表示パネルを提供することができる。また、額縁がないため、複数の表示パネルをタイル状に並べた大型表示を可能とする表示パネルを提供することができる。
本発明の請求項2、3の表示パネルによれば、表示パネルを縦横に組み合わせ、大型パネルを構成することができる。
本発明の請求項4の表示パネルによれば、引き出し電極部を引っ張った際、2つの引き出し電極部の縁端部の交点にかかる力を小さくでき、引き出し電極部等に亀裂が入ることを防止できる。
本発明の請求項5の表示パネルによれば、フレキシブルな基板上に形成された薄膜トランジスタアレイと、対向電極を有する対向基板と、それらの間に挟まれた表示媒体からなるディスプレイを適用することができる。
本発明の請求項6の表示パネルによれば、電気泳動体、液晶、または有機エレクトロルミネッセンスを表示媒体に使用することができる。
本発明の請求項7の表示パネルによれば、薄膜トランジスタアレイの半導体層に、酸化物半導体または有機半導体を適用することができる。
本発明の請求項8の大型表示パネルによれば、壊れにくく単純な構造で、特性のよい表示パネルを複数係合させて大型の表示パネルを提供することができる。
本発明の請求項9の大型表示パネルによれば、表示パネルの大きさのばらつきや熱膨張の影響を吸収するだけでなく、基体への水分等の侵入を防止することができる。
本発明の実施の形態1の表示パネルを示す図である。 本発明の実施の形態2の表示パネルを示す図である。 本発明の実施の形態3の表示パネルを示す図である。 図3に示した表示パネルの製造工程を説明するための図である。 図2〜図4に示した表示パネルを、凸曲面Dと凹曲面Eとを係合させることによって複数並べた状態を示した図である。 図5に示した表示パネル間に設けられる弾性体を説明するための図である。 図5に示した表示パネル間に設けられる他の弾性体を説明するための図である。 実施形態3の薄膜トランジスタアレイを有する基板を背面板として用いる例を示した図である。 実施形態3の薄膜トランジスタアレイを有する基板を前面板として用いる例を示した図である。 ボトムゲート・ボトムコンタクトとして形成された薄膜トランジスタアレイを説明するための図である。 ボトムゲート・トップコンタクトとして形成された薄膜トランジスタアレイを説明するための図である。 ディスプレイを単純マトリックス構造とした場合の構成を説明するための図である。 実施例3のディスプレイの特性を説明するための図である。 薄膜トランジスタを用いた従来の表示パネルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態1、実施形態3について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の表示パネルを示す図であり、図1(a)は表示パネルの表面図、図1(b)は表示パネルを通る一直線に沿う断面図、図1(c)は表示パネルの裏面図である。ディスプレイ2は、表示部2aと、引き出し電極部2bから成っている。引き出し電極部2bは、柔軟に折り曲げ可能な部材で形成されていて、このような部材を、以降本明細書では、「フレキシブルな」と記す。また、基体1は、表面が略板状の形状を有し、その表面にディスプレイ2の表示部2が貼り付けられている。基体1は、ディスプレイ2の表示部2aが貼り付けられた表面Bの少なくとも一辺A1と基体1の裏面Cとの間の端面に、外側に向かって突出する曲面(以降、本明細書では凸曲面と記す)Dを有し、ディスプレイ2の引き出し電極部2bは、凸曲面Dに沿って延在し、基体1の裏面Cに設置された駆動部3と接続されている。なお、駆動部3は、引き出し電極部2bを介して表示部2aに電気信号を与え、表示部2aを駆動する構成である。
このような実施形態1の構成によれば、図示したように、基体1の辺A1に垂直な直線に沿う断面の端部の形状を半円状または蒲鉾状に出っ張った形状にし、ディスプレイ2の引き出し電極部2bを、凸曲面D、すなわち、基体1の半円状または蒲鉾状に出っ張った面に沿わせて基体1の裏面Cに設置された駆動部3に接続することができる。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施形態2の表示パネルを示す図であり、図2(a)は表示パネルの表面図、図2(b)は表示パネルを通る一直線に沿う断面図、図2(c)は表示パネルの裏面図である。なお、図2において、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付して示し、その説明を略すものとする。
実施形態2の表示パネルは、図2に示すように、ディスプレイ2の表示部2aを基体1の表面に貼り付けて構成されている。基体1は、辺A1において、表面Bと裏面Cとの間の端面に、外側に向かって突出する凸曲面Dを有している。ディスプレイ2のうち、引き出し電極部2bがフレキシブルに構成されていて、引き出し電極部2bは、基体1の辺A1に対応する表示部2aの辺A1’と接続されている。引き出し電極部2bは、辺A1’から凸曲面Dに沿って延在し、基体1の裏面Cに設けられた駆動部3に接続される。
また、実施形態2では、表示部2の引き出し電極部2bが形成されていない辺A3’に対応する基体1の辺A3において、表面Bと裏面Cとの間の端面に、内側に向かって湾曲した面(以降、本明細書では凹曲面と記す)Eが形成されている。このため、辺A3に垂直な直線に沿う基体1の断面では、その端部が半円状または蒲鉾状に凹んだ形状になっている。
後述するように、突出した凸曲面Dを湾曲した凹曲面Eに係合することにより、図2に示した表示パネルが複数接続され、より大型の表示パネルが構成される。このため、凸曲面Dと凹曲面Eとのサイズおよび曲率は等しいものとする。
なお、図1および図2において、表示部の破線はゲート配線、実線はソース配線を示しており、ゲート配線の引き出し電極とソース配線の引き出し電極の両方が、一辺の引き出し電極部2bに引き出されている。しかし本発明はこのような形状に限定されるものではなく、例えばシフトレジスタ等の駆動部をパネル内部に有することにより配線数を減らす等の方法によって、一辺の引き出し電極部2bから配線を引き出した構造でもよい。
(実施形態3)
図3は、本発明の実施形態3の表示パネルを示す図であり、図3(a)は表示パネルの表面図、図3(b)は表示パネルを通る一直線に沿う断面図、図3(c)は前記直線と直交する直線に沿う表示パネルの断面図、図3(d)は表示パネルの裏面図である。なお、図3において、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付して示し、その説明の一部を略すものとする。
実施形態3の表示パネルは、図3(a)〜(d)に示すように、ディスプレイ2の表示部2aを基体1の表面に貼り付けて構成されている。基体1は、辺A1、A2において、表面Bと裏面Cとの間の端面に、外側に向かって突出する凸曲面Dを有している。ディスプレイ2のうち、引き出し電極部2bがフレキシブルに構成されていて、引き出し電極部2bは、基体1の辺A1に対応する表示部2aの辺A1’、基体1の辺A2に対応する表示部2aの辺A2’と接続されている。2つの引き出し電極部2bは、それぞれ辺A1’、A2’から凸曲面Dに沿って延在し、基体1の裏面Cに設けられた駆動部3に接続される。
また、実施形態2では、表示部2の引き出し電極部2bが形成されていない二辺A3’、A4’に対応する基体1の辺A3、A4において、表面Bと裏面Cとの間の端面に、内側に向かって湾曲した面(以降、本明細書では凹曲面と記す)Eがそれぞれ形成されている。このため、辺A3、A4に垂直な直線に沿う基体1の断面では、その端部が半円状または蒲鉾状に凹んだ形状になっている。
後述するように、突出した凸曲面Dを湾曲した凹曲面Eに係合することにより、図3に示した表示パネルが複数接続され、より大型の表示パネルが構成される。このため、凸曲面Dと凹曲面Eとのサイズ及び曲率は等しいものとする。
図1〜図3の構成では、引き出し電極部2bの曲率が、基体1の凸曲面Dによって形成される半円形状または蒲鉾形状によって決定する。このため、引き出し電極部2bの曲率を小さく(曲率半径を大きく)保つことができ、引き出し電極部2bの破壊を抑えることができる。なお、蒲鉾形状とは、断面を半円状からやや変形させたもので、コの字の角を円弧で丸くした形状や、曲率が連続的に変化する双曲線やクロソイド曲線のような形状を含む概念である。その場合も、引き出し電極部2bにかかる曲率を小さくすることができる。
次に、実施形態3の表示パネルを、より詳細に説明する。
図4(a)〜(d)は、図3に示した表示パネルの製造工程を説明するための図であって、(a)〜(d)のいずれにおいても、図中左側に表示パネルを表示部2aの表面から見た状態を、右側に表示パネルを表示部2aの裏面、または基体1の裏面Cから見た状態を示している。
図4(a)は、少なくとも引き出し電極部2bがフレキシブルなディスプレイ2を示している。ディスプレイ2は、表示部2aと引き出し電極部2bからなる。2つの引き出し電極部2bは、表示部2aの隣接した辺A1’、A2’に設けられており、その二辺の交点Xから斜めに引き出されている。表示部2aの辺A1’と引き出し電極部2bの縁端部A5とのなす角α、表示部2aの辺A2’と電極部2bの縁端部A6とのなす角β、表示部2aの角γの和は180°以下である。
このような構成により、引き出し電極部2bを引っ張った際に交点Xにかかる力を小さくでき、引き出し電極部2a等に亀裂が入ることを防止できる。
図4(b)は、図4(a)に示したディスプレイ2を基体1に貼り付けた状態を示した図である。図4(c)は、図4(b)に示した状態の表示部2及び基体1に駆動部3を含む駆動用フレキシブル配線基板4を接続した状態を示した図である。図4(d)は、図4に示した状態の表示部2及び基体1の引き出し電極部2bを基体1の半円状または蒲鉾状に突出した部分及び裏面に沿わせた状態を示した図である。なお、図4に示した工程では、ディスプレイ2を基体1に貼り付けてから駆動用フレキシブル基板4を接続しているが、ディスプレイ2に駆動用フレキシブル配線基板4を接続してから基体1に貼り付けてもよい。
図5(a)は、図4によって説明した工程で製造された表示パネルを、凸曲面Dと凹曲面Eとを係合させることによって複数並べた状態を示した図である。
つまり、実施形態2では、図3に示した表示パネルを図5のように複数枚タイル状に並べることで、大型の表示パネルとすることができる。その際、基体1の凸曲面Dを、他の表示パネルの基体1の凹曲面Eに係合することで、額縁のない大型の表示パネルが実現できる。大型表示パネルの周囲には、半円状または蒲鉾状の出っ張りや凹みを有する枠(図示せず)を設置してもよい。
また図5(b)は、図2(a)〜(c)に示した表示パネルを、凸曲面Dと凹曲面Eとを係合させることによって複数並べた状態を示した図である。つまり実施形態2でも、図2に示した表示パネルを図5(b)のように複数枚タイル状に並べることで、大型の表示パネルとすることができる。その際、基体1の凸曲面を、他の表示パネルの基体1の凹曲面に係合することで、額縁のない大型のパネルが実現できる。大型表示パネルの周囲には、半円状または蒲鉾状の出っ張りや凹みを有する枠(図示せず)を設置してもよい。
なお、図1、図2に用いたような引き出し電極部2bが一辺のみにあるディスプレイ2を、図3に用いたような2辺に凸曲面を有し、他の2辺に凹曲面を有する基体1に貼り合せてもよい。その際、引き出し電極部2bを、凸曲面を有する2辺のうちの1辺の凸曲面から裏面にかけて沿わせることは言うまでもない。
基体1としては、プラスチック、ガラス、木材、金属、あるいはそれらの複合材料等、固体であれば任意の材料が適用可能である。射出成形で容易に作製できるプラスチックが好適であるが、温度変化の激しい場所では熱膨張係数が小さいガラスやその複合材料が適している。
複数の表示パネルを組み合わせる際、各表示パネル間には図6のように薄い弾性体(ゴムシート等)5を挟んでもよい。弾性体5は、表示パネルとは別体でもよいが、表示パネルの凹み(凹曲面E表面)に塗布形成するものであってもよいし、表示パネルの出っ張り(凸曲面Dの表面)に沿わせた引き出し電極部2b上に塗布形成するものであってもよい。なお、図6(a)〜(c)のうち、図6(a)は表示パネルの表面を示し、(b)は(a)に表示パネルを通る一直線に沿う断面図、(c)は前記した直線と直交する直線に沿う断面図である。
あるいは、図7のように、弾性体5を引き出し電極部2bの基体1に沿った凸曲面だけでなく、引き出し電極部2bの露出している部分の全体を覆うようにしてもよい。また、塗布形成される弾性体5としては、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等が好適である。硬化方式としては、常温硬化、熱硬化、UV硬化が使用できる。弾性体5の厚さが表示パネルの画素の大きさより充分に小さければ、弾性体5による表示への影響を小さくすることができる。
なお、図7(a)〜(c)のうち、図7(a)は表示パネルの表面を示し、(b)は(a)に示した表示パネルを通る一直線に沿う断面図、(c)は前記した直線と直交する直線に沿う断面図である。
弾性体5は、表示パネルの大きさのばらつきや熱膨張の影響を吸収するだけでなく、駆動部3を有する基体1の裏面Cへの水分等の侵入を防止する効果がある。また、電極部2bの電極が引き出し電極部2bの表側に付いている場合、電極上に設けられた弾性体5が電極への水分等の侵入を防止する効果もある。
また、実施形態1〜3のディスプレイ2は、少なくとも引き出し電極部2bがフレキシブルであればよく、表示部2aはフレキシブルでもリジッドでもよい。すなわち、ディスプレイ2を構成する背面板、表示媒体、前面板のうち、背面板からのみ引き出し電極部2bが出ている場合には背面板がフレキシブルであればよく、前面板はフレキシブルでもリジッド(柔軟性のない絶縁体基材)でもよい。前面板からのみ引き出し電極部2bが出ている場合には前面板がフレキシブルであればよく、背面板はフレキシブルでもリジッドでもよい。前面板と背面板の両方から引き出し電極部2bが出ている場合には両方がフレキシブルである必要がある。
図8、図9は、実施形態3のディスプレイ2を説明するための図であって、図8は、薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21を背面板として用いる場合を示し、図9は、薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21を前面板として用いる場合を示している。図8、図9のいずれにあっても、(a)はディスプレイ2の表面図、(b)はディスプレイ2の表面を通る一直線に沿う断面図、(c)は前記した直線と直交する直線に沿う断面図である。
ディスプレイ2としては、薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21と、対向電極231を有する対向基板23との間に、表示媒体22を挟んだ構造が好適である。図8(d)、図9(d)は、薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21と、対向電極231を有する対向基板23との間に挟まれた表示媒体22を拡大して示した図である。なお、図8(d)、図9(d)の拡大図で示した薄膜トランジスタアレイ211の構成については、後に実施例で詳述するものとする。
対向電極231がほぼベタ(対向基板23の全面に設けられている)である等、対向電極231に通電するための電極が1個〜少数だけでよい場合、表示面2aのうち画素の有効表示領域以外の無効領域等において、その通電電極232を、薄膜トランジスタアレイを有する基板21側に設けて接続電極233で対向電極231に接続することは容易である。接続電極233としては、例えば薄膜トランジスタアレイ21と対向基板23の縁部分においてAgペースト等で接続することや、基板の縁あるいは内部において金属バンプ等を用いて接続することができる。このとき、引き出し電極部2bは、薄膜トランジスタアレイを有する基板21にのみあればよい。
図8に示したように、薄膜トランジスタアレイを有する基板21を背面板として用いる場合、対向基板23及び対向電極231は実質的に透明である必要がある。対向基板23と対向電極231の間には、カラーフィルタを設けてもよい。
一方、図9に示したように、薄膜トランジスタアレイを有する基板21を前面板として用いる場合、薄膜トランジスタアレイを有する基板21及び薄膜トランジスタアレイ211は実質的に透明である必要がある。実質的に透明とは、画素電極215’の大部分とその重なり要素(ゲート絶縁膜213、キャパシタ電極219)の大部分が透明であるか、または上部画素電極218の大部分とその重なり要素(第2の絶縁膜217、画素電極215’、ゲート絶縁膜213、キャパシタ電極219)の大部分が透明であることを意味する。
薄膜トランジスタアレイ211と基板21の間には、カラーフィルタを設けてもよい。あるいは、画素電極215’、第2の絶縁膜217、上部画素電極218のどれかがカラーフィルタを兼ねてもよい。図8、図9のいずれにおいても、薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21はフレキシブルである必要があるが、対向基板23はフレキシブルでもリジッドでもよい。
また、対向基板23は、ガラスでもよいし、各種プラスチック、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(Ny)等を用いてもよい。対向基板23を前面板として用いる場合、対向電極231には、ITO等の無機透明電極や、PEDOT:PSS、PANI等の有機透明電極を用いることができる。対向基板23を背面板として用いる場合、対向電極231には、上記透明電極の他に、金属電極、例えばAl、Ag、Mo、Ta、Nb等を用いることもできる。
基板21には、各種プラスチック、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(Ny)等を用いてもよい。基板21の表面には、酸素や水分の透過を制限するバリア層を有してもよい。バリア層としては、無機薄膜や、有機/無機積層膜が用いられる。あるいは、基板21として極薄ガラスや、極薄ガラスをフィルムに貼りあわせたものを用いてもよい。
表示媒体22としては、電気泳動体、液晶、有機エレクトロルミネッセンス(EL)等を用いることができる。電気泳動体としては、逆電位に帯電させた白微粒子と黒微粒子を液体とともにマイクロカプセルに入れた構造や、電子粉流体、微粒子を着色液体とともにマイクロカップに入れたもの等、様々な方式を用いることができる。液晶を用いる場合、背面板の電極は反射性であることが望ましい。電気泳動体や液晶の場合、薄膜トランジスタアレイの1画素は1つのトランジスタと1つのキャパシタが通常用いられるが、有機ELの場合、薄膜トランジスタアレイの1画素は少なくとも2つのトランジスタと1つのキャパシタが用いられる。
薄膜トランジスタアレイ211の薄膜トランジスタとしては、ボトムゲート構造、トップゲート構造のどちらのトランジスタをも適用することができる。また、ボトムコンタクト構造、トップコンタクト構造のどちらのトランジスタも適用可能である。
図10(a)〜(f)は、ボトムゲート・ボトムコンタクトとして形成された実施形態3の薄膜トランジスタアレイ211を説明するための図である。10(a)〜(c)のいずれにあっても、図中の左側に薄膜トランジスタアレイの表面を、その右側に図中に示した破線A−A’に沿う断面図を示している。
ボトムゲート・ボトムコンタクトの場合、基板21上に、ゲート電極212及びそれに接続されたゲート配線212’、ゲート絶縁膜213、ソース電極214及びそれに接続されたソース配線214’、ドレイン電極215及びそれに接続された画素電極215’、半導体層216が形成される(図10(a)〜(c))。半導体層216上には、通常、封止層216’が形成される(図10(d))。
さらに画素電極215上に開口を有する第2の絶縁膜217、及び、その開口で画素電極215に接続された上部画素電極218を有してもよい(図10(e)〜(f))。第2の絶縁膜217及び上部画素電極218を有しない場合、封止層216’は半導体216だけでなくソース配線214’を覆う必要がある。第2の絶縁膜217及び上部画素電極218を有する場合、封止層216’は半導体216を覆えばよく、ソース配線214’を覆う必要はない。第2の絶縁膜217が半導体特性に影響を与えない場合、封止層216’は不要である。
図11は、ボトムゲート・トップコンタクトとして形成された実施形態3の薄膜トランジスタアレイ211を説明するための図である。11(a)〜(c)のいずれにあっても、図中の左側に薄膜トランジスタアレイの表面を、その右側に図中に示した破線B−B’に沿う断面図を示している。
ボトムゲート・トップコンタクトの場合、薄膜トランジスタアレイ211上に、ゲート電極212及びそれに接続されたゲート配線212’、ゲート絶縁膜213、半導体パターン216、ソース電極214及びそれに接続されたソース配線214’、ドレイン電極215及びそれに接続された画素電極215’が形成される(図11(a)〜(c))。半導体パターン216上には、通常、封止層216’が形成される(図11(d))。さらに画素電極215’上に開口を有する第2の絶縁膜217及び、その開口で画素電極に接続された上部画素電極218を有してもよい(図11(e)〜(f))。
第2の絶縁膜217及び上部画素電極218を有しない場合、封止層216’は半導体パターン216だけでなくソース配線214’を覆う必要がある。第2の絶縁膜217及び上部画素電極218を有する場合、封止層216’は半導体パターン216を覆えばよく、ソース配線214’を覆う必要はない。第2の絶縁膜217が半導体特性に影響を与えない場合、封止層216’は不要である。
なお、ボトムゲートの場合、引き出し配線部2bの層構成は、基板上にゲート配線212’やキャパシタ配線219’を有するか、基板上にゲート絶縁膜213を介してソース配線214’を有するか、基板上にソース配線214’を有する(表示部2aのみにゲート絶縁膜が形成される場合)か、引き出し電極部2bの途中でソ−ス配線214’がゲート配線212’と同じ層に接続されるか、引き出し電極部2bの途中でゲート配線212’やキャパシタ配線219’がソース配線214’と同じ層に接続される等、いずれもシンプルな層構成である。
トップゲート・ボトムコンタクトの場合、基板上に、ソース電極214及びそれに接続されたソース配線214’、ドレイン電極215及びそれに接続された画素電極215’、半導体パターン216、ゲート絶縁膜213、ゲート電極212及びそれに接続されたゲート配線212’、ゲート電極212を覆う第2の絶縁膜217が形成される。画素電極215’または上部画素電極218は最表面にある必要があるため、画素電極215’上にゲート絶縁膜213及び第2の絶縁膜217を形成しないか、あるいは、上部画素電極218を第2の絶縁膜217の上に形成し、第2の絶縁膜217及びゲート絶縁膜213の開口部を介して画素電極215’に接続させる。
トップゲート・トップコンタクトの場合、基板上に、半導体パターン216、ソース電極214及びそれに接続されたソース配線214’、ドレイン電極215及びそれに接続された画素電極215’、ゲート絶縁膜213、ゲート電極212及びそれに接続されたゲート配線212’、ゲート電極を212覆う第2の絶縁膜217が形成される。画素電極215’または上部画素電極218は最表面にある必要があるため、画素電極215’上にゲート絶縁膜213及び第2の絶縁膜217を形成しないか、あるいは、上部画素電極218を第2の絶縁膜217の上に形成し、第2の絶縁膜217及びゲート絶縁膜213の開口部を介して画素電極215’に接続させる。
トップゲートの場合、引き出し配線部2bの層構成は、基板上にソース配線を有するか、基板上にゲート絶縁膜を介してゲート配線やキャパシタ配線を有するか、基板上にゲート配線やキャパシタ配線を有する(表示部2aのみにゲート絶縁膜が形成される場合)か、引き出し電極部2bの途中でゲート配線やキャパシタ配線がソース配線と同じ層に接続されるか、引き出し電極部2bの途中でソース配線がゲート配線と同じ層に接続される等、いずれもシンプルな層構成である。
薄膜トランジスタアレイ211のゲート電極212、ドレイン電極215、ソース電極214、ゲート配線212’、ソース配線214’、画素電極215’または上部画素電極218としては、Al、Cr、Au、Ag、Cu、Ti、Ni等の金属や、ITO等の導電膜が使用できる。これらは、蒸着、スパッタ等によって成膜できる。あるいは、Agインク、Niインク等を印刷・焼成してもよい。薄膜トランジスタアレイ211を有する基板21を前面板として用いる場合、画素電極には、ITO等の無機透明電極や、PEDOT:PSS、PANI等の有機透明電極を用いることができる。
薄膜トランジスタアレイ211のゲート絶縁膜213や第2の絶縁膜217としては、SiO2、Al23、SiN、SiON等の無機絶縁膜や、ポリビニルフェノール、エポキシ、ポリイミド等の有機絶縁膜が使用できる。無機絶縁膜は、スパッタ、蒸着等によって成膜できる。有機絶縁膜は、スピンコート法や印刷法を用いることができる。あるいは、露光・現像で形成したフォトレジストをそのまま用いることもできる。
薄膜トランジスタアレイ211の半導体パターン216としては、酸化物半導体または有機半導体を用いることができる。これらを用いた薄膜トランジスタは、シリコンと異なり、200℃以下の低温で作製することができるため、前述のようなプラスチックを主成分とする基板上に容易に形成できる。酸化物半導体として具体的には、InGaZnO系、InZnO系、ZnGaO系、InGaO系、In23、Ga23、ZnO、SnO2、あるいはこれらの混合物等が使用できる。これらは、スパッタやレーザアブレーションあるいは原料の塗布もしくは印刷焼成によって成膜できる。有機半導体としては、ポリチオフェン誘導体、ポリフェニレンビニレン誘導体、ポリチエニレンビニレン誘導体、ポリアリルアミン誘導体、ポリアセチレン誘導体、アセン誘導体、オリゴチオフェン誘導体等が使用できる。これらは、原料の塗布もしくは印刷・焼成によって得られる。
薄膜トランジスタアレイ211の封止層216’としては、SiO2、Al23、SiN、SiON等の無機絶縁膜や、フッ素樹脂等の有機絶縁膜が使用できる。無機絶縁膜は、スパッタ、蒸着等によって成膜できる。有機絶縁膜は、スピンコート法や印刷法を用いることができる。あるいは、露光・現像で形成したフォトレジストをそのまま用いることもできる。
なお、ディスプレイ2は、薄膜トランジスタアレイ211を有するものでなくてもよく、例えば、単純マトリクス構造でもよい。
図12は、ディスプレイ2を単純マトリックス構造とした場合の構成を説明するための図である。図12(a)はディスプレイ2の表面図、(b)はディスプレイ2の表面を通る一直線に沿う断面図、(c)は(b)に示した断面と直交する直線に沿う断面図である。単純マトリックス構造では、基板24上の電極241と、基板25上の電極251の間に、表示媒体22を挟んだ構造が好適である。
単純マトリックス構造の場合、引き出し電極部2bは、基板24と基板25の両方に必要である。基板24、25としては各種プラスチック、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(Ny)等を用いてもよい。
基板24、25の表面には、酸素や水分の透過を制限するバリア層を有してもよい。バリア層としては、無機薄膜や、有機/無機積層膜が用いられる。あるいは、基板24、25として極薄ガラスや、極薄ガラスをフィルムに貼りあわせたものを用いてもよい。電極241、251には、ITO等の無機透明電極や、PEDOT:PSS、PANI等の有機透明電極を用いることができる。
表示媒体22としては、電気泳動体、液晶、有機EL等を用いることができる。電気泳動体としては、逆電位に帯電させた白微粒子と黒微粒子を液体とともにマイクロカプセルに入れた構造や、電子粉流体、微粒子を着色液体とともにマイクロカップに入れたもの等、様々な方式を用いることができる。
(実施例1)
次に、本発明の具体的な実施例1について説明する。
図10(a)〜(f)は、本発明の実施例2を説明するための図である。図10(a)〜(f)のいずれにおいても、図中左側は表示パネルの上面図、右側には左側に示した表示パネルの破線A−A’に沿う断面図を示している。
実施例1では、薄膜トランジスタアレイ211として125μm厚のPENを用い、Agインクを印刷・焼成してゲート電極212、ゲート配線212’、キャパシタ電極219及びキャパシタ配線219’を作製した(図10(a))。次に、スピンコートによってゲート絶縁膜213のエポキシを成膜した。さらにAgインクを印刷・焼成してソース電極214、ソース配線214’、ドレイン電極215、及び画素電極215’を形成した(図10(b))。そして、半導体層216のポリチオフェンを印刷した(図10(c))。さらにスクリーン印刷によってフッ素樹脂の封止層216’を形成した(図10(d))。なお、ゲート配線212’とキャパシタ配線219’は図3(a)の横方向に、ソース配線214’は図3(a)の縦方向に配置されている。画素のサイズは4mm角である。
このようにして作製された薄膜トランジスタアレイ211と、プラスチック基板/透明電極/電気泳動カプセルの積層体とを貼りあわせ、引き出し電極部2b以外の部分にて対向電極と薄膜トランジスタアレイ211上の給電電極をAgペーストで接続することにより、フレキシブルなディスプレイ2とした。
次に、以上説明したディスプレイ2を、切削加工で作製されたガラスエポキシ製の基体1の表面に接着剤で貼り付けた。この基体1のうちの二辺は蒲鉾状に突出した凸曲面に連なり、他の二辺は蒲鉾状に湾曲した凹曲面に連なる。引き出し電極部2bに駆動部3を異方導電フィルムで接着した後、引き出し電極部を基体1の蒲鉾状に突出した凸曲面及び裏面に沿わせ、引き出し電極部2bを駆動部3と共に基体1の裏面Cに固定した。ただし、基体1は厚さ10mmの板の辺の断面の角を円弧状に加工したものであり、その曲率半径は2.5mmである。
このようにして作製された表示パネルは、一般的に電子ペーパーと呼ばれる薄型のディスプレイとなる。表示パネルを9枚組み合わせて、図5の大型表示パネルとした。その際、図7のように、表示パネル間の凸曲面上から裏面Cに向かう引き出し電極部2b上に弾性を有するシール材としてUV硬化アクリル樹脂を0.5mm厚程度に塗布し、硬化させてから組み合わせた。こうして作製された大型表示パネルは、引き出し電極部にクラックが発生することなく、正常に表示を行うことができた。
(実施例2)
次に、本発明の具体的な実施例2について説明する。
図11(a)〜(f)は、本発明の実施例2を説明するための図である。図11(a)〜(f)のいずれにおいても、図中左側は表示パネルの上面図、右側には左側に示した表示パネルの破線B−B’に沿う断面図を示している。実施例2では、薄膜トランジスタアレイ211としてPENを用い、Alをスパッタ成膜後、フォトリソ・エッチングによってゲート電極212兼ゲート配線212’、キャパシタ電極219兼キャパシタ配線219’を作製した(図11(a))。図1(a)中に示した破線が、ゲート配線の方向を示しており、その間にキャパシタ配線が形成されている。
次に、反応性スパッタによってゲート絶縁膜213のSiONと半導体層のInGaZnO4を成膜し、半導体層をフォトリソ及びエッチングでパターニングし半導体パターン216とした(図11(b))。さらにレジストパターンを形成後、Alスパッタ及びリフトオフによってソース電極214兼ソース配線214’、ドレイン電極215、及び画素電極215’を形成した(図11(c))。図1(a)の実線は、ソース配線の方向を示している。
そしてレジストパターンを形成後、反応性スパッタ及びリフトオフによってSiONの封止層216’を形成した(図11(d))。さらにレジストによって画素電極上に開口を有する第2の絶縁膜217を形成し(図11(e))、ITOスパッタ及びフォトリソ・エッチングによって上部画素電極218を形成した(図11(f))。
このようにして作製された薄膜トランジスタアレイ211と、プラスチック基板/透明電極/電気泳動カプセルの積層体とを貼りあわせ、引き出し電極部2b以外の部分にて対向電極と薄膜トランジスタアレイ211上の給電電極をAgペーストで接続することにより、フレキシブルなディスプレイ2が形成される。
次に、以上の工程によって製造されたディスプレイ2を、射出成形で作製されたプラスチック製の基体1の表面に接着剤で貼り付けた。この基体1の一辺は、半円状に突出した凸曲面に連なっている。そして、引き出し電極部2bに駆動部3を異方導電フィルムで接着した後、引き出し電極部2bを、基体1の半円状に突出した面及び裏面に沿わせ、駆動部3と共に基体1の裏面に固定した。ただし、基体1の厚さは10mm、半円部の曲率半径は5mmである。
このようにして作製された表示パネルは、一般的に電子ペーパーと呼ばれる薄型のディスプレイとなる。このような実施例によれば、引き出し電極部にクラックが発生することなく、正常に表示を行うことができた。ただし、特殊な画素配置を有するため、矩形の画像データから座標変換を行っている。
(実施例3)
本発明の実施例3では、実施例2と同様の方法で、フレキシブルなディスプレイ2を作製した。
次に、製造されたディスプレイ2を、射出成形で作製されたプラスチック製の基体1の表面に接着剤で貼り付けた。この基体1の一辺は、半円状に突出した凸曲面に連なっており、他の一辺は半円状に湾曲した凹曲面に連なっている。そして、引き出し電極部2bに駆動部3を異方導電フィルムで接着した後、引き出し電極部2bを、基体1の半円状に突出した面及び裏面に沿わせ、駆動部3と共に基体1の裏面に固定した。ただし、基体1の厚さは10mm、半円部の曲率半径は5mmである。
このようにして作製された表示パネルは、一般的に電子ペーパーと呼ばれる薄型のディスプレイとなる。このような実施例によれば、引き出し電極部にクラックが発生することなく、正常に表示を行うことができた。ただし、特殊な画素配置を有するため、矩形の画像データから座標変換を行っている。
また、このようにして作製された電子ペーパー表示パネルを6枚組み合わせて、図5(b)の大型表示パネルとした。その際、図5に示したのと同様に、凸曲面D上から裏面Cに向かう引き出し電極部2b上に、弾性体5として弾性を有するシール材として常温硬化シリコーン樹脂を0.5mm厚程度に塗布し、硬化させてから組み合わせた。こうして作製された大型表示パネルは、引き出し電極部にクラックが発生することなく、正常に表示を行うことができた。
(実施例4)
本発明の実施例4では、実施例1と同様の方法で、フレキシブルなディスプレイ2を作製し、そのソース配線引き出し部分2bを円柱状の基体に巻きつけた後の抵抗値を測定した。
図13は、測定された抵抗値を巻きつける前の抵抗値で割った値を縦軸に、円柱状の基体の曲率半径を横軸に示したグラフである。図13から分かるように、基体の曲率半径が1mm以上では抵抗値は巻きつける前の値と同程度であった。しかし、基体の曲率半径0.5mm以下になると、抵抗値の上昇が見られた。
(比較例)
次に、本発明の実施例1を従来の表示パネルと比較し、その効果を確認するための実験について説明すする。
本発明の発明者らは、実施例1と同様の方法にてフレキシブルなディスプレイ2を作製した。そして、作製されたディスプレイ2を、凸曲面Dを有さない通常の直方体形状のガラスエポキシ製の基体(厚さ10mm)の表面に接着剤で貼り付けた。そして引き出し電極部2bに駆動部を異方導電フィルムで接着した後、引き出し電極部2bを基体の辺及び裏面に沿わせ、駆動部を基体の裏面に固定した。
このようにして作製された電子ペーパー表示パネルは、引き出し電極部の折れ部でクラックが発生しやすく、正常に動作するものは少なかった。さらに良品を組み合わせて大型表示パネルとした場合でも、引き出し電極部の折れ部で新たにクラックが発生し、正常に動作しなかった。
本発明は、広告用等、高い耐性と大型化が求められる表示パネルに好適である。
1…基体、 2……ディスプレイ、 2a……表示部、 2b……引き出し電極部
3……駆動部、 4…駆動用フレキシブル配線基板、 5…弾性体、 21……基板
22……表示媒体、 23……対向基板、 211……薄膜トランジスタアレイ
212……ゲート電極、 212’……ゲート配線、 213……ゲート絶縁膜
214……ソース電極、 214’……ソース配線
215……ドレイン電極、 215’……画素電極
216……半導体パターン、 216’……封止層
217……第2の絶縁膜、 218……上部画素電極
219……キャパシタ電極、 219’ ……キャパシタ配線
231……対向電極、 232……対向電極通電電極、 233……対向電極
241,251……電極

Claims (9)

  1. 表示部、当該表示部に接続されたフレキシブルな引き出し電極部を有するディスプレイと、表面が略矩形形状の基体と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、
    前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の少なくとも一辺と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である凸曲面を有し、前記ディスプレイの引き出し電極部は、前記凸曲面に沿って延在し、前記基体裏面に設置された駆動部と接続されることを特徴とする表示パネル。
  2. 表示部、当該表示部に接続されたフレキシブルな引き出し電極部を有するディスプレイと、表面が略矩形形状の基体と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、
    前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の一辺と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である凸曲面を有し、前記一辺とは異なる辺と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である凹曲面を有し、
    前記引き出し電極部は前記凸曲面に沿って延在し、前記基体裏面に設置された駆動部と接続されることを特徴とする表示パネル。
  3. 表面が略矩形形状の表示部、当該表示部の二辺にそれぞれ接続されたフレキシブルな二つの引き出し電極部を有するディスプレイと、表面が略矩形形状の基体と、を含み、前記表示部が前記基体表面に貼り付けられた表示パネルであって、
    前記基体は、前記ディスプレイが貼り付けられた表面の第1の辺と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である第1凸曲面を有し、前記表面の第2の辺と前記基体裏面との間の端面に、外側に向かって突出する曲面である第2凸曲面を有し、前記表面の第3の辺と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である第1凹曲面を有し、前記表面の第4の辺と前記裏面との間の端面に、内側に向かって湾曲する面である第2凹曲面を有し、
    前記二つの引き出し電極部は、二つの前記凸曲面に沿ってそれぞれ延在し、前記基体裏面に設置された駆動部と接続されることを特徴とする表示パネル。
  4. 前記二つの引き出し電極部が接続された前記表示部の二辺が、隣接する第1の表示部辺、第2の表示部辺であり、
    前記第1の表示部辺に接続される前記引き出し電極部は、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺との交点を通りかつ前記第1の表示部辺と鋭角をなす直線に沿う第1の縁端部を有し、前記第2の表示部辺に接続される前記引き出し電極部は、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺との交点を通りかつ前記第2の表示部辺と鋭角をなす直線に沿う第2の縁端部を有し、前記第1の表示部辺と前記第2の表示部辺とがなす角度と、前記第1の表示部辺と前記第1の縁端部とがなす角度と、前記第2の表示部辺と前記第2の縁端部とがなす角度との合計が、180°以下であることを特徴とする請求項3に記載の表示パネル。
  5. 前記ディスプレイは、フレキシブルな基板上に形成された薄膜トランジスタアレイと、対向電極を有する対向基板と、それらの間に挟まれた表示媒体と、を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示パネル。
  6. 前記表示媒体は、電気泳動体、液晶、または有機エレクトロルミネッセンスであることを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
  7. 前記薄膜トランジスタアレイの半導体層が酸化物半導体または有機半導体であることを特徴とする請求項5または6に記載の表示パネル。
  8. 前記請求項3または4に記載の表示パネルを、前記第1凸曲面または前記第2凸曲面と、前記第凹曲面または前記第2凹曲面と、を係合させることによって複数接続させたことを特徴とする大型表示パネル。
  9. 一の前記表示パネルの前記第1凸曲面または前記第2凸曲面と、他の前記表示パネルの前記第1凹曲面または前記第2凹曲面との間に、弾力性を有する部材を設けることを特徴とする請求項8に記載の大型表示パネル。
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