JP5471650B2 - 過給機のコンプレッサハウジング - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施の形態に係るターボチャージャのコンプレッサハウジングについて、図1〜図5を参照して説明する。
吸気装置22においては、吸気管4から供給された空気が、4つに分岐された吸気通路および各吸気ポートを介して、シリンダ21を構成する4個の各シリンダにそれぞれ供給されるようになっている。
また、排気装置23には、EGR装置9が接続されており、各シリンダから排出される排気ガスの一部がEGR装置9に流入するようになっている。
差圧センサ38は、圧力センサからなり、NSR触媒34の上流側の排気ガスの圧力とDPNR触媒35の下流側の排気ガスの圧力との差圧を検出することにより、DPNR触媒35のPMによる目詰まりを検出するようになっている。
排気温センサ37、差圧センサ38および空燃比センサ39から検出された情報は、図示しない電子制御ユニットに送られるようになっている。
また、一対のベアリング部41cは、フルフロートタイプのベアリングで構成されており、回転軸48を回転自在に支持するようになっている。
タービンホイール51は、ガス流路53bを介してスクロール通路53aから導入された排気ガスの流動圧力により回転するようになっている。
この可変ノズル機構43は、連結されたアクチュエータ44の作動により、ガス流路53bに配置された複数のベーン54の開度を変更するようになっている。すなわち、可変ノズル機構43は、ガス流路53bに流入し各ベーン54の間を流通して、タービンホイール51に流入する排気ガスの流速を可変できるようになっている。なお、上述のアクチュエータ44は、図示しない電子制御ユニットに接続され、車両の運転状態に応じて可変ノズル機構43を作動させるようになっている。
また、コンプレッサホイール61の外周部には複数の羽根状のブレード61aが均等間隔で設けられている。コンプレッサホイール61は、隣接する各ブレード61a間に吸入空気が通過する通路が形成されている。この通路は、吸入空気の吸入方向上流側から吸入方向下流側に向けて徐々にその通路断面積が小さくなるように設定されている。
導入通路70aは、筒状部70eの内壁面部によって画成されるとともに上流側の吸気通路4aと連通され、エアフィルタ5(図1参照)を通過し浄化された吸入空気をコンプレッサホイール61に向けて導入させるようになっている。
一方で、ディフューザ通路70dは、ホイール室70bから径方向に延在する環状の通路であるため、吸入方向上流側から吸入方向下流側に向うに従い、環状の通路断面積が徐々に増大するようになっている。
その結果、ディフューザプレート73と本体フランジ部70fとの間で生ずる熱応力を緩和することができる。
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るターボチャージャのコンプレッサハウジングについて説明する。
この嵌合部90iには、全周に亘って環状のアブレーダブル部材92が嵌合するようになっている。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るターボチャージャのコンプレッサハウジングについて説明する。
その結果、ディフューザプレート173と本体フランジ部170fとの間で生ずる熱応力を緩和することができる。
次に、図10を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るターボチャージャのコンプレッサハウジングについて説明する。
20 ターボチャージャ(過給機)
46 コンプレッサ
61 コンプレッサホイール
61a ブレード
63、83、163、183 コンプレッサハウジング
70、90、170、190 ハウジング本体
70b、90b、170b、190b ホイール室
70c、90c、170c、190c スクロール通路
70d、90d、170d、190d ディフューザ通路
70e、90e、170e、190e 筒状部
70f、90f、170f、190f 本体フランジ部
70g、92c 切り欠き部
70h、90h、173a おねじ部(結合手段)
71 シールプレート(ハウジング本体)
73、173 ディフューザプレート
73a プレート本体
73b プレートフランジ部
73c、173c 内周面部
73d、170i、190i めねじ部(結合手段)
90i、190j 嵌合部
92 アブレーダブル部材
92a 内周面部
92b 外周面部
170g 凹部
170h、190h 環状凸部
Claims (4)
- 内燃機関から排出される排気ガスを利用してコンプレッサホイールを回転することにより、前記内燃機関から排出される排気ガスおよびブローバイガスの少なくともいずれか一方を含む前記内燃機関への吸入空気を過給する過給機のコンプレッサハウジングであって、
前記吸入空気の吸入方向の上流側に設けられ、前記吸入空気を圧縮する前記コンプレッサホイールを収容するホイール室と前記ホイール室の径方向の外方を渦巻状に囲み、前記吸入方向の下流側に圧縮された前記吸入空気を前記内燃機関に供給するスクロール通路と前記ホイール室および前記スクロール通路に連通するとともに前記コンプレッサホイールで圧縮された前記吸入空気を前記スクロール通路に流通させるディフューザ通路とが形成されたハウジング本体と、
前記ディフューザ通路に対向するとともに前記ディフューザ通路の延在方向に環状に突出するよう前記ハウジング本体に形成された本体フランジ部と、
前記本体フランジ部に結合手段により結合され、前記ディフューザ通路に面する環状のディフューザプレートと、を備え、
前記本体フランジ部が、その外周部から前記ディフューザ通路側に向けて突出した環状凸部を有し、
前記ディフューザプレートは、コンプレッサホイールの最大径よりも大きい内径を有し、
前記結合手段が、前記ディフューザプレートの外周面部に形成されたおねじ部と前記環状凸部の内周面部に形成されためねじ部とからなり、前記おねじ部と前記めねじ部とを螺合させることにより、前記ディフューザプレートを前記本体フランジ部に結合させることを特徴とする過給機のコンプレッサハウジング。 - 内燃機関から排出される排気ガスを利用してコンプレッサホイールを回転することにより、前記内燃機関から排出される排気ガスおよびブローバイガスの少なくともいずれか一方を含む前記内燃機関への吸入空気を過給する過給機のコンプレッサハウジングであって、
前記吸入空気の吸入方向の上流側に設けられ、前記吸入空気を圧縮する前記コンプレッサホイールを収容するホイール室と前記ホイール室の径方向の外方を渦巻状に囲み、前記吸入方向の下流側に圧縮された前記吸入空気を前記内燃機関に供給するスクロール通路と前記ホイール室および前記スクロール通路に連通するとともに前記コンプレッサホイールで圧縮された前記吸入空気を前記スクロール通路に流通させるディフューザ通路とが形成されたハウジング本体と、
前記ディフューザ通路に対向するとともに前記ディフューザ通路の延在方向に環状に突出するよう前記ハウジング本体に形成された本体フランジ部と、
前記本体フランジ部に結合手段により結合され、前記ディフューザ通路に面するプレート本体と前記本体フランジ部側に環状に突出するよう前記プレート本体に形成されたプレートフランジ部とからなる環状のディフューザプレートと、を備え、
前記結合手段が、前記本体フランジ部の外周面部に形成されたおねじ部と前記プレートフランジ部の内周面部に形成されためねじ部とからなり、前記おねじ部と前記めねじ部とを螺合させることにより、前記ディフューザプレートを前記本体フランジ部に結合させることを特徴とする過給機のコンプレッサハウジング。 - 前記ホイール室を画成する前記ハウジング本体の内壁面部の少なくとも一部を形成するとともに、前記コンプレッサホイールとの接触により切削される環状のアブレーダブル部材を備え、
前記ハウジング本体は、前記アブレーダブル部材が嵌合する嵌合部を有し、
前記アブレーダブル部材は、外周面部であって前記ディフューザプレート側の一端に前記ディフューザプレートの内周面部の内径と同径の切り欠き部を有し、前記ディフューザプレートの本体フランジ部への結合によって前記ディフューザプレートの内周面部が前記切り欠き部に当接することにより前記嵌合部に位置決め固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の過給機のコンプレッサハウジング。 - 前記結合手段は、前記おねじ部および前記めねじ部のねじ山とねじ谷との間に所定の間隙を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の過給機のコンプレッサハウジング。
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