JP5470884B2 - マルチノードシステム、異常処理方法、スイッチ、ノード及びプログラム - Google Patents
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特許文献1に記載のマルチノードシステムは、スイッチに障害が発生した場合、診断装置がデータ転送パスを用いて、ノード間クロスバスイッチが障害状態にあるというステータス通信を全ノードに通知する。そして、各ノードは、使用するノード間クロスバスイッチを障害が発生していないノード間クロスバスイッチのみとする。
しかし、特許文献2に記載のマルチノードシステムは、ノード間でデータのやりとりを行うための経路とは異なる統合サービスプロセッサとノード用サービスプロセッサ間の経路において通信を正常に行うことができない場合は、統合サービスプロセッサから各ノードに対しノード間通信制御装置をシステムから切り離す指示を出すことができない。
つまり、特許文献2に記載のマルチノードシステムにおいても、これらのような場合は、マルチノードシステム全体として統一されたステータスを認識することができなくなってしまうという問題がある。
しかし、特許文献3に記載のマルチノードシステムは、診断専用バスにおいて通信を正常に行うことができない場合は、障害を発生したノードから他のノードやノード間接続網にノード間障害報告信号を送出することができない。
つまり、特許文献3に記載のマルチノードシステムにおいても、これらのような場合は、マルチノードシステム全体として統一されたステータスを認識することができなくなってしまうという問題がある。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1にかかるマルチノードシステムの概要について説明する。
スイッチ診断装置4は、スイッチ1の異常を検出した場合に、検出した異常を通知する異常通知をデータ転送用パス7に出力するとともに、診断用パス8に出力する。
ノード2、3は、スイッチ1を介して相互に転送データの転送を行いながら演算処理を実行する。
ノード診断装置5、6は、データ転送用パス7もしくは診断用パス8から異常通知を取得する。また、ノード診断装置5、6は、異常通知を取得した場合に、ノード2、3をスイッチ1から切り離し、自身の有しているスイッチ1のステータスを切り離し状態に変更する処理を行う。
まず、スイッチ1のスイッチ診断装置4は、スイッチ1の異常を検出した場合に、検出した異常を通知する異常通知をデータ転送用パス7に出力するとともに、診断用パス8に出力する。
ノード2、3のノード診断装置5、6は、データ転送用パス7もしくは診断用パス8から異常通知を取得する。そして、ノード診断装置5、6は、異常通知を取得すると、ノード2、3をスイッチ1から切り離し、自身の有しているスイッチ1のステータスを切り離し状態に変更する処理を行う。
診断プロセッサ50、51、52、53は、スイッチ20、21、22、23の電源制御、初期化処理、構成制御および障害処理を行う。なお、診断プロセッサ50、51、52、53については、後に詳述する。診断プロセッサ50、51、52、53は、スイッチ診断装置として機能する。
RCU70、71、72、73、74、75は、CPU80、81、82、83、84、85からの転送リクエストに応じて、ノード30、31からノード間クロスバスイッチ10、11に転送データを出力する。また、RCU70、71、72、73、74、75は、ノード間クロスバスイッチ10、11から出力された転送データを取得する処理を行う。
共有メモリ90、91は、CPU80、81、82、83、84、85の演算処理に用いられるデータを記憶する。また、このデータには、他のノードに転送する転送データが含まれる。
保守用プロセッサ40は、診断プロセッサ50、51、52、53、60、61に対してマルチノードシステムの保守やノード30、31及びノード間クロスバスイッチ10、11の制御を行う。なお、保守用プロセッサ40については、後に詳述する。保守プロセッサ40は、保守装置として機能する。
ここで、自身を含む装置とは、診断プロセッサ50、51、52、53の場合は、スイッチ20、21、22、23であり、診断プロセッサ60、61の場合は、ノード30、31である。
初期化処理112は、HW制御部110に初期化の処理要求を出力することにより、自身を含む装置を初期化する処理を行う。
ステータス情報記憶部115は、自身を含む装置および自身を含む装置に関連する装置のステータスを示す構成情報を格納する。ステータス情報記憶部115は、例えば、メモリにより構成される。
構成制御部122は、マルチノードシステム内のスイッチ20、21、22、23やノード30、31の状態を管理する処理を行う。構成制御部122は、スイッチ20、21、22、23やノード30、31から出力されたステータス情報を外部記憶装置125に格納する処理を行う。
外部記憶装置125は、マルチノードシステム内の全診断プロセッサ50、51、52、53、60、61のそれぞれがステータス情報記憶部115に格納する構成情報と同様の内容を格納する。また、外部記憶装置125は、操作ログ及び障害ログを格納する。外部記憶装置125は、例えば、不揮発性のメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置である。
"SW番号"は、スイッチ20、21、22、23の番号を示す情報である。
"Port番号"は、スイッチ20、21、22、23が含まれるノード間クロスバスイッチの番号を示す情報である。
"ステータス"の"SW"は、スイッチ20、21、22、23が通常状態であるのか、切り離し状態であるのかを示す情報である。
"ステータス"の"ノード"は、スイッチ20、21、22、23のポート部およびこのポート部の先に接続されているノードが通常状態であるのか、切り離し状態であるのかを示す情報である。
"RCU実装状況"は、RCUが実装されているか、未実装であるのかを示す情報である。
"RCUポート部実装状況"は、RCUのポート部およびこのポート部とスイッチ20、21、22、23のポート部とを接続するケーブルが実装されているか、未実装であるのかを示す情報である。
"ステータス"の"RCU縮退情報"は、RCUが通常状態であるのか、切り離し状態であるのかを示す情報である。
"ステータス"の"ノード間クロスバスイッチステータス"は、RCUのポート部およびこのポート部の先に接続されているノード間クロスバスイッチが通常状態であるのか、切り離し状態であるのかを示す情報である。
例えば、ノード30の共有メモリ90に記憶するデータをノード31の共有メモリ31に転送する場合、CPU80は、転送リクエストをRCU70に出力する。
ノード間クロスバスイッチ10のスイッチ20は、ノード30から出力された転送データを取得し、取得した転送データに含まれる転送先のノードを示す番号に従って、スイッチを切り替え、ノード31に転送データを出力する。
RCU73は、ノード間クロスバスイッチ10から出力された転送データを取得して、取得した転送データを共有メモリ91に書き込む。
ユーザインタフェース部124は、使用者からノード間クロスバスイッチ10、11の初期化の指示が入力されると、その指示をHW操作部121に出力する。そして、HW操作部121は、ユーザインタフェース部124から出力されたノード間クロスバスイッチ10、11の初期化の指示を取得すると、初期化指示の出力要求を診断プロセッサ通信部120に出力する。診断プロセッサ通信部120は、HW操作部121からの要求に応じて、初期化指示を診断用パス101を介してノード間クロスバスイッチ10、11の各スイッチ20、21、22、23に出力する(S301)。
保守用プロセッサ通信部116は、取得したデータが初期化指示であると判断すると、この初期化指示を初期化処理部112に出力する(S311)。
初期化処理部112は、保守用プロセッサ通信部116から出力された初期化指示を取得すると、1回目のスイッチ20、21、22、23の初期化を行う(S312)。
初期化処理部112は、ステップS313における初期化が正常に終了したか、失敗したかを判断する(S313)。そして、初期化処理部112は、初期化結果を構成制御部113に出力する。
初期化を2回実行済みでない場合、構成制御部113は、再度スイッチ20の初期化を行うための初期化指示を初期化処理部112に出力する(S311)。そして、初期化処理部112は、構成制御部113から出力された初期化指示を取得すると、再びスイッチ20の初期化を行う(S312)。
なお、ここではスイッチ20の初期化に失敗した場合を例示しているため、スイッチ20の診断プロセッサ50に含まれている初期化処理部112及び構成制御部113における処理となる。
なお、ノード30、31の診断プロセッサがステータス更新通知をデータ転送用パス100を介して取得した場合における処理は、後に詳述する。
構成制御部122は、診断プロセッサ通信部120から出力されたステータス更新通知を取得し、取得したステータス更新通知に基づいて、ノード間クロスバスイッチ10、20の各スイッチ20、21、22、23の初期化に成功したか、失敗したかを判断する(S303)。
ステータス更新通知がノード間クロスバスイッチ10のステータスを異常とする旨を示している場合、初期化に失敗しているため、構成制御部122は、取得したステータス更新通知の出力要求を診断プロセッサ通信部120に出力する。診断プロセッサ通信部120は、構成制御部122からの要求に応じて、ステータス更新通知を診断用パス101を介して、全診断プロセッサ50、51、52、53、60、61に出力する(S304)。
なお、ここでは、診断プロセッサ51、52、53から出力されたステータス更新通知が初期化に成功した旨を示しており、スイッチ20に含まれる診断プロセッサ50から出力されたステータス更新通知が初期化に失敗した旨を示していることとなる。
ステータス更新通知である場合、保守用プロセッサ通信部116は、取得したデータであるステータス更新通知を構成制御部113に出力する。
ステータス更新通知でない場合、保守用プロセッサ通信部116は、データの内容に応じて、電源制御部111、初期化処理部112、構成制御部113もしくは障害処理部114に出力する。それにより、データの内容に合わせた処理を実行する(S322)。
また、構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に格納する構成情報のうち、ノード間クロスバスッチ10もしくはそれに含まれるスイッチ20、21のステータスを切り離し状態に変更する処理を行う(S324)。
なお、ステップS324では、ノード間クロスバスイッチ10の診断プロセッサ50、51の構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に含まれる構成情報のステータスの"SW"を"1"の切り離し状態に変更する。また、ノード30、31の診断プロセッサ60、61の構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に含まれる構成情報のステータスの"ノード間クロスバスイッチステータス"のノード間クロスバスイッチ10を示すbit0を"1"の切り離し状態に変更する。
そして、構成制御部113は、変更した構成情報を含んだステータス通知の出力要求を保守用プロセッサ通信部116に出力する。保守用プロセッサ通信部116は、構成制御部113からの要求に応じて、ステータス通知を診断用パス101を介して、保守用プロセッサ40に出力する(S325)。
構成制御部122は、診断プロセッサ通信部120から出力されたステータス通知を取得し、取得したステータス通知に含まれる構成情報を外部記憶装置125に格納する(S306)。そして、構成制御部122は、処理を終了して次の処理を待ち合わせる(S307)。
また、これにより、マルチノードシステムに電源が投入され、保守用プロセッサ40及び診断プロセッサ50、51、52、53、60、61が起動した場合に、外部記憶装置125に記憶されている構成情報を保守用プロセッサ40から診断プロセッサ50、51、52、53、60、61に出力し、出力した構成情報を診断プロセッサ50、51、52、53、60、61のステータス情報記憶部115に格納することができる。
その結果、ステータス情報記憶部115が揮発性の記憶装置によって構成されていても、マルチノードシステムの電源切断および投入をまたいで、ノード間クロスバスイッチ10、11の切り離し状態を引き継ぐことができる。
障害処理部114は、発生した異常に関する情報を障害情報としてスイッチ20から取得する。障害処理部114は、取得した障害情報に基づいて、スイッチ20の切り離しが必要かどうかを判断し、スイッチ20の切り離しが必要な場合は、スイッチ20の切り離し指示を構成制御部113に出力する。
また、構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に格納する構成情報のうち、スイッチの20のステータスを切り離し状態に変更する処理を行う(S412)。
なお、ステップS412では、構成制御部113は、診断プロセッサ50のステータス情報記憶部115に含まれる構成情報のステータスの"SW"を"1"の切り離し状態に変更する。
そして、構成制御部113は、変更した構成情報を含んだステータス通知の出力要求を保守用プロセッサ通信部116に出力する。保守用プロセッサ通信部116は、構成制御部113からの要求に応じて、ステータス通知を診断用パス101を介して、保守用プロセッサ40に出力する(S413)。
構成制御部122は、診断プロセッサ通信部120から出力されたステータス通知を取得し、取得したステータス通知に含まれる構成情報を外部記憶装置125に格納する(S401)。
ノード30、31の診断プロセッサ60、61のHW制御部110は、診断プロセッサ50からデータ転送用パス100を介して出力されたステータス更新通知をRCU70、73を介して取得すると、取得したステータス更新通知を構成制御部113に出力する。
また、構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に格納する構成情報のうち、ノード間クロスバスッチ10もしくはそれに含まれるスイッチ20のステータスを切り離し状態に変更する処理を行う(S422)。
なお、ステップS422では、ノード30、31の診断プロセッサ60、61の構成制御部113は、ステータス情報記憶部115に含まれる構成情報のステータスの"ノード間クロスバスイッチステータス"のノード間クロスバスイッチ10を示すbit0を"1"の切り離し状態に変更する。
そして、構成制御部113は、変更した構成情報を含んだステータス通知の出力要求を保守用プロセッサ通信部116に出力する。保守用プロセッサ通信部116は、構成制御部113からの要求に応じて、ステータス通知を診断用パス101を介して、保守用プロセッサ40に出力する(S423)。
構成制御部122は、診断プロセッサ通信部120から出力されたステータス通知を取得し、取得したステータス通知に含まれる構成情報を外部記憶装置125に格納する(S403)。そして、構成制御部122は、処理を終了して次の処理を待ち合わせる(S404)。
つまり、本実施の形態1においては、各ノード30、31が異常となったスイッチ20を認識することができていれば、マルチノードシステム全体として統一されたステータスを認識していることと等しくなる。なお、ノード間クロスバスイッチ10の診断プロセッサ51にもステータス更新通知を出力するようにしてもよい。
例えば、本実施の形態1では、異常通知としてのステータス更新通知をノード間クロスバスイッチ10、11の初期化時のみ診断用パス101に出力するようにしているが、運用中であっても異常通知を診断用パス101に出力するようにしてもよい。なお、それにより、診断プロセッサが同じ異常通知をデータ転送用パス100と、診断用パス101のそれぞれから2つ取得してしまった場合、後続の異常通知を破棄するようにしてもよく、後続の異常通知についても処理を行い構成情報を同一の内容で上書きして格納するようにしてもよい。
続いて、図9及び図10を参照して、本発明の実施の形態2にかかるマルチノードシステムの処理について説明する。ここでは、スイッチ20の診断プロセッサ50が故障もしくは障害状態にあり、初期化結果としてステータス更新通知を出力できない場合について例示する。
なお、本実施の形態2にかかるマルチノードシステムの構成は、図2、図3、図4及び図5に示す実施の形態1にかかるマルチノードシステムの構成と同様であるため、説明を省略する。
スイッチ20の診断プロセッサ50は、故障もしくは障害状態にあり、保守用プロセッサ通信部116が保守用プロセッサ40から診断用パス101を介して出力された初期化指示を取得できない、又は、初期化処理部112が初期化処理を実行できない等となっている(S510)。
所定の時間内に取得できた場合、実施の形態1と同様の処理を行う。
所定の時間内に取得できなかった場合、障害処理部123は、その旨をステータス更新通知を取得できなかったスイッチ20を示す情報を含めて構成制御部122に出力する。
なお、ステップS504では、構成制御部122は、外部記憶装置125に含まれる診断プロセッサ50、51に対応する構成情報のステータスの"SW"を"1"の切り離し状態に変更する。
そして、構成制御部122は、生成したステータス更新通知の出力要求を診断プロセッサ通信部120に出力する。診断プロセッサ通信部120は、構成制御部122からの要求に応じて、ステータス更新通知を診断用パス101を介して、各スイッチ20、21、22、23及び各ノード30、31に出力する(S506)。
これにより、マルチノードシステム全体として統一されたステータスを認識することができるようになる。また、それにより、マルチノードシステムの各ノードにおける処理に不整合が生じないようにすることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、特に、マルチノードシステムの運用中に、スイッチとノードが診断用パスによって通信不能となった場合に、データ転送用パスによって異常通知をノードに通知することができる。
よって、マルチノードシステム全体として統一されたステータスを認識することができるようになる。また、それにより、各ノードが障害状態にある診断プロセッサを含むスイッチ、もしくは、障害状態にあるスイッチを誤って使用しないようにすることができる。
よって、マルチノードシステムの電源を投入した場合に、マルチノードシステムの電源切断前の切り離し状態のままで、マルチノードシステムを運用することが可能となる。
また、このプログラムは様々な種類の記憶媒体に格納することが可能であり、通信媒体を介して伝達されることが可能である。ここで、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)、ROM(Read Only Memory)カートリッジ、バッテリバックアップ付きRAM(Random Access Memory)メモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジを含む。また、通信媒体には、電話回線の有線通信媒体、マイクロ波回線の無線通信媒体を含み、インターネットも含まれる。
さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットにより行われて上述の実施の形態の機能が実現される場合も、発明の実施の形態に含まれる。
2、3、30、31 ノード
4 スイッチ診断装置
5、6 ノード診断装置
7、100 データ転送用パス
8、101 診断用パス
10、11 ノード間クロスバスイッチ
40 保守用プロセッサ
50、51、52、53、60、61 診断プロセッサ
70、71、72、73、74、75 RCU
80、81、82、83、84、85 CPU
90、91 共有メモリ
110 HW制御部
111 電源制御部
112 初期化処理部
113、122 構成制御部
114、123 障害処理部
115 ステータス情報記憶部
116 保守用プロセッサ通信部
120 診断プロセッサ通信部
121 HW操作部
124 ユーザインタフェース部
125 外部記憶装置
Claims (11)
- 複数のノードと、
前記複数のノードに含まれる任意のノード間でデータ転送用パスを介してデータを転送するスイッチと、
前記スイッチの異常を検出した場合に、検出した異常を通知する異常通知を前記データ転送用パスに出力するとともに、前記データ転送用パスとは異なる診断用パスに出力するスイッチ診断装置と、
前記異常通知を前記データ転送用パスもしくは前記診断用パスから取得するノード診断装置を備えたマルチノードシステム。 - 前記スイッチ診断装置は、前記スイッチの初期化時のみに前記異常通知を前記診断用パスに出力する請求項1に記載のマルチノードシステム。
- 前記マルチノードシステムは、前記診断用パスによって前記ノード及び前記スイッチと接続される保守装置をさらに備え、
前記保守装置は、前記スイッチの初期化指示を前記スイッチ診断装置に出力し、前記スイッチの初期化指示に応じて、前記スイッチの初期化を実行した前記スイッチ診断装置より、前記スイッチの初期化時の異常通知が出力された場合に、前記異常通知を前記ノードに出力する請求項2に記載のマルチノードシステム。 - 前記保守装置は、前記スイッチの初期化指示に応じて、前記スイッチの初期化を実行した前記スイッチ診断装置より、前記スイッチの初期化の成功通知が所定の時間内に出力されなかった場合に、前記異常通知を前記ノードに出力する請求項3に記載のマルチノードシステム。
- 前記マルチノードシステムは、前記マルチノードシステムの状態を格納する記憶装置をさらに備え、
前記ノード診断装置は、前記スイッチのステータスを示す構成情報を格納する記憶部を備え、前記異常通知を取得した場合に、取得した異常通知に基づいて前記構成情報を変更して、変更した構成情報を前記保守装置に出力し、
前記保守装置は、前記ノード診断装置から出力された構成情報を取得し、取得した構成情報を前記記憶装置に格納する請求項3乃至4のいずれかに記載のマルチノードシステム。 - 前記保守装置は、前記保守装置及び前記ノード診断装置が起動した場合に、前記記憶装置に格納している構成情報を前記ノード診断装置に出力し、
前記ノード診断装置は、前記保守装置から出力された構成情報を取得し、前記記憶部に格納する請求項5に記載のマルチノードシステム。 - 前記スイッチ診断装置は、前記スイッチのそれぞれに対応するように備えられ、
前記ノード診断装置は、前記ノードのそれぞれに対応するように備えられる請求項1乃至6のいずれかに記載のマルチノードシステム。 - 複数のノード間でデータ転送用パスを介してデータ転送を行うスイッチの異常処理方法であって、
前記スイッチの異常を検出するステップと、
検出した異常を前記ノードに通知する異常通知を前記データ転送用パスに出力するステップと、
検出した異常を前記ノードに通知する異常通知を前記データ転送用パスとは異なる診断用パスに出力するステップを備えた異常処理方法。 - 前記スイッチに対して、前記スイッチの初期化指示を出力するステップをさらに備え、
前記異常通知を診断用パスに出力するステップは、前記初期化指示に応じた前記スイッチの初期化時のみに前記異常通知を出力する請求項8に記載の異常処理方法。 - 複数のノードと、データ転送用パスを介して前記ノードから出力された転送データを転送先のノードに出力するスイッチであって、
前記スイッチの異常を検出した場合に、検出した異常を前記ノードに通知する異常通知を前記データ転送用パスに出力するとともに、前記データ転送用パスとは異なる診断用パスに出力するスイッチ診断装置を備えたスイッチ。 - 複数のノードと、データ転送用パスを介して前記ノードから出力された転送データを転送先のノードに出力するスイッチを制御するプログラム、
前記スイッチの異常を検出するステップと、
検出した異常を前記ノードに通知する異常通知を前記データ転送用パスに出力するステップと、
検出した異常を前記ノードに通知する異常通知を前記データ転送用パスとは異なる診断用パスに出力するステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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