JP2016167203A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のコントローラに供給される電源で各通信部の起動処理が終了できずシステム全体の起動時間を短縮できなかった。【解決手段】第1の通信部を有する第1のコントローラと、第2の通信部を有する第2のコントローラとが通信して処理を行う情報処理装置であって、電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立することを示す第1の信号と、前記電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立しないことを示す第2の信号とから第3の信号を生成する信号生成手段と、前記第3の信号を受信することに応じて、前記第1のコントローラまたは第2のコントローラに出力されるリセット信号を解除するリセット手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法に関するものである。
近年、広帯域幅が必要なデータ通信における通信規格として、例えばPCI Express(登録商標)(以降、PCIeと記載)などがPC(Personal Computer)を初めとした情報処理装置にて広く利用されている。
PCIeの規格では、デバイスへの電源投入後、リセットが解除されてから100mS以内にデバイスの初期化処理を終え、リンクトレーニングシーケンスに入る。そして、リンク確立処理を終えリンクアップしてコンフィグレーションリクエストを受け入れ可能な状態にとならなければならないことが定められている。
また一方で、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの任意に論理回路を構成可能なデバイスを、PCIeデバイスとして使用することが多くなってきている。FPGAをPCIeデバイスとして使用するには、デバイスへの電源投入後、リンクトレーニングシーケンスに入る前にエンドポイントとなるPCIe制御部を含むFPGAのコンフィグレーションが完了している必要がある。
一般的にFPGAのコンフィグレーションは、回路情報の大きさによって完了までの時間が異なる。そのため初期化処理が完了してリンクトレーニングシーケンスに入るまでの時間も回路情報の大きさによって異なることになる。
このように、通信を行うデバイス毎の初期化処理の時間に差があったり、FPGAの回路情報の大きさによってリンクトレーニングシーケンスに入るまでの時間に差があったりすると、以下のような課題が発生する。つまり、一方のデバイスの初期化処理が終了せず、規格で定める時間内にリンクトレーニングシーケンスに必要な時間を確保することができない問題が発生することがある。
このため、通信デバイス間がリンクアップすることができない問題を解決するために、以下のような提案がなされている。例えばPCIe通信デバイスへの電源供給に対して、初期化処理に時間のかかるPCIe通信デバイスの起動処理が完了した通知を受けてから電源供給が行われるように電源供給を遅らせる制御を遅らせる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法では電源供給を遅延させ、リンクトレーニングシーケンスに入る時点のタイミングを合わせ、確実にリンクアップを行うよう制御をしている。
特開2012−022477号公報
しかしながら上記の方法では、PCIe通信デバイスへの電源供給のタイミングを遅延させているためシステム全体では起動時間が長くなってしまう。情報処理装置が電源投入されてからのブートアップ時間は、短時間化されることが望まれており、システム全体の起動時間が長くなってしまうのは望ましくない。
また、複数のPCIe通信デバイスが接続されるシステムにおいて、なんらかの異常があり一つでもPCIe通信デバイスの起動処理が正常に完了しなかった場合、PCIe通信デバイスへの電源供給がされない。そのため、全てのPCIe通信デバイスと接続できない状態となる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数のコントローラに供給される電源で各通信部の起動処理が終了しない状態でも、システム全体の起動時間を短縮できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
第1の通信部を有する第1のコントローラと、第2の通信部を有する第2のコントローラとが通信して処理を行う情報処理装置であって、電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立することを示す第1の信号と、前記電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立しないことを示す第2の信号とから第3の信号を生成する信号生成手段と、前記第3の信号を受信することに応じて、前記第1のコントローラまたは第2のコントローラに出力されるリセット信号を解除するリセット手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のコントローラに供給される電源で各通信部の起動処理が終了しない状態でも、各コントローラに対して出力されているリセット信号を解除することで、システム全体の起動時間を短縮できる。
また、いずれかのコントローラの通信部に異常があった時でも所定の縮退動作を実行させることができる。
情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 Ready信号生成部の構成を示すブロック図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 図1の動作を説明するタイミングチャートである。 Ready信号生成部の構成を示すブロック図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態において、情報処理装置には、印刷装置、画像形成装置、複合画像形成装置を含むものとする。
図1において、情報処理装置150は主制御部100、副制御部140、機能拡張ユニット170、電力供給部130、電源リセット制御部160、電源部105から構成される。ここで、主制御部100を第1のコントローラと呼び、副制御部140、機能拡張ユニット170を第2のコントローラと呼ぶ。
主制御部100は、ROM101、CPU102、RAM103、PCIe制御部104、HDD106から構成される。ROM101は、ブートプログラム(BIOS)やOS、アプリケーションプログラムを含む。電源部105は、電力供給部130から供給されたDC電力131を、主制御部100と副制御部140が必要とする適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したら、その旨をPGOOD信号161にて電源リセット制御部160に通知する。電源部105が主制御部100に対して電力133を供給し、電源リセット制御部160がリセット信号163を解除すると、CPU102はROM101からブートプログラムを読み出して動作開始する。ここで、電源リセット制御部160は、第3の信号であるREADY信号を受信することに応じて、主制御部100または副制御部140、機能拡張ユニット170に出力されているリセット信号を解除する。
RAM103は、CPU102がプログラム実行する際のデータや、HDD106から読み出したデータを一時的に格納する。HDD106は、CPU102で動作するプログラム上で処理するデータを格納する。
PCIe制御部104は、PCIeバス144を介して副制御部140のPCIe制御部142と接続され、副制御部140とデータの授受を行う。またPCIe制御部104は、PCIeバス120を介してFPGA110のPCIe制御部112と接続され、FPGA110とデータの授受を行う。なお、PCIe制御部142を第2の通信部と呼ぶ。
PCIe制御部104は、電源部105によって主制御部100に電力供給され、電源リセット制御部160によってリセット信号163を解除されると、CPU102が介入することなく、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態になる。
副制御部140は、CPU141、PCIe制御部142,RAM143から構成される。RAM143は、ブートプログラムやCPU141がプログラム実行する際のデータを一時的に格納する。PCIe制御部142は、電源部105によって副制御部140に電力供給され、電源リセット制御部160によってリセット信号163を解除されると、CPU141が介入することなく、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態になる。
PCIe制御部142は、主制御部100のPCIe制御部104からCPU141のブートプログラムのデータを受け取り、RAM143に展開しCPU141は動作開始する。機能拡張ユニット170は、FPGA110、ROM114、電源部115、Ready信号生成部116から構成される。
機能拡張ユニット170は、不図示のカードエッジコネクタあるいは汎用コネクタあるいは汎用ケーブルなどを介して情報処理装置150に電気的に接続され着脱可能なユニットである。本実施形態では着脱可能なユニットを例示しているが、本発明は着脱ができない場合でも適用可能である。機能拡張ユニット170は、情報処理装置150に電気的に接続されている場合、機能拡張ユニット検出用信号171を出力する。
機能拡張ユニット検出用信号171は、例えば機能拡張ユニット170内の不図示の抵抗器で電力134にプルアップ接続される。そして、機能拡張ユニット170が情報処理装置150に電気的に接続されていれば出力するような構成でもよいし、また機能拡張ユニット170内の不図示のCPUなどが出力するような構成でもよい。
情報処理装置150は、機能拡張ユニット170が装着されていない場合、機能拡張ユニット検出用信号171は出力されないが、主制御部100と副制御部140と電源部105と電力供給部130と電源リセット制御部160の構成で動作が可能である。
FPGA110は、ユーザロジック部111、PCIe制御部112、コンフィグレーション部113から構成される。FPGA用のユーザロジック部として機能するユーザロジック部111は、コンフィグレーション部113によって、書き替え可能な回路部である。なお、PCIe制御部112を第2の通信部と呼ぶ。
PCIe制御部112は、PCIeバス120を介して、主制御部100のPCIe制御部104と接続され、主制御部100とデータの授受を行う。ここで、PCIe制御部112がFPGA110のハードマクロである場合は、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態になるためには、コンフィグレーション部113によって、PCIe制御部112の初期設定が完了する必要がある。
電源部115は、電力供給部130から供給されたDC電力132を、FPGA110とROM114が必要とする適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したらPGOOD信号122をReady信号生成部116に通知する。
コンフィグレーション部113は、電源部115からFPGA110に電力134が供給されると、ROM114に格納された情報に従いユーザロジック部111やPCIe制御部112のコンフィグレーション、初期設定を行う。ユーザロジック部111やPCIe制御部112のコンフィグレーション、初期設定は、リセット信号163の解除を待たずに行われる。
また、コンフィグレーション部113は、ROM114から読み込んだ情報を基にコンフィグレーション完了した時に、Ready信号生成部116にその旨をCONFIG_DONE信号121によって通知する。
ROM114は、PCIe制御部112の初期設定情報(以下、インタフェース情報と記載する)やユーザロジック部111のコンフィグレーション情報と初期設定情報(以下、コア情報と記載する)などを格納する。
Ready信号生成部116は、CONFIG_DONE信号121とPGOOD信号122の状態から後述の説明の方法でReady信号162を生成し、電源リセット制御部160に通知する。
電源リセット制御部160は、機能拡張ユニット検出用信号171が出力されている時は、電源部105からPGOOD信号161とReady信号生成部116からReady信号162の両方が通知されたらリセット信号163を解除する。
電源リセット制御部160は、機能拡張ユニット検出用信号171が出力されていない時は、電源部105からPGOOD信号161のみが通知されたらリセット信号163を解除する。
電力供給部130はAC電源(不図示)から供給された電源をAC−DC変換し、DC電力131とDC電力132を、電源部105と電源部115に供給する。
図2は、図1に示したReady信号生成部116の構成を示すブロック図である。
図2において、Ready信号生成部116は、タイマ部200とANDゲート201とORゲート202から構成される。ANDゲート201は、CONFIG_DONE信号121とPGOOD信号122をANDした信号(第1の信号)を生成し、ORゲート202へ出力する。
タイマ部200はReady信号生成部116に電力134が供給され始めてからの経過時間(所定時間)をカウントし、所定の時間が経過したらORゲート202へ信号を出力する。ORゲート202は、ANDゲート201からの信号とタイマ部200からの信号(第2の信号)をORした信号をReady信号162(第3の信号)として電源リセット制御部160に出力する。なお、上記所定時間は、機能拡張ユニット170の資源に応じて可変決定できるように構成されているものとする。
図3は、本実施形態における情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。特に図3の(A)は、情報処理装置150の機能拡張ユニット170の起動処理例である。
まず、不図示のシステム電源がONされると、電源部115がFPGA110に電力供給し、コンフィグレーション部113は、ROM114からインタフェース情報を読み出し(S301)、PCIe制御部112に対して初期設定を行う(S302)。
コンフィグレーション部113は、PCIe制御部112に対する初期設定が完了すると、コンフィグレーションが完了した旨をReady信号生成部116に通知(READY通知)するためにCONFIG_DONE信号121を出力する(S303)。この時点で、PCIe制御部112は、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態になる。
次に、PCIe制御部112とPCIe制御部104は、お互いにリンクトレーニングを行い、物理的接続を確立する(S304)。S304で、PCIe制御部112がお互いのリンクトレーニングが正常に完了していると判断した場合(S305でYes)、FPGA110側のPCIe制御部112は、主制御部100側のPCIe制御部104のリクエストに応答する(S306)。例えば、主制御部100からのベンダID、デバイスIDの送信要求に対して、PCIe制御部112は、S302で初期設定されたベンダID、デバイスIDをPCIeバス120を介して主制御部100に送信する。
S304で、お互いのリンクトレーニングが正常に完了していないとPCIe制御部112が判断した場合(S305でNo)、そのまま起動処理を終了する。
図3の(B)は、図1に示した情報処理装置150の主制御部100の起動処理例である。
PCIe制御部104は、電源リセット制御部160からリセット信号163が解除されたら(S310でYes)、CPU102が介入することなく、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態に初期化される(S311)。すると、PCIe制御部104は、PCIe制御部112とPCIe制御部142とそれぞれお互いにリンクトレーニングを行い、物理的接続を確立する(S312)。
その後、CPU102は、ROM101からBIOSを読み出し、主制御部100のブートを開始する(S313)。その処理の中で、CPU102は、PCIe制御部104を介して、PCIeバス120とPCIeバス144の先に接続されているデバイスを探索するためにリクエストを送信する(S314)。
S312で、お互いのリンクトレーニングが正常に完了している場合、機能拡張ユニット170のPCIe制御部112と副制御部140のPCIe制御部142は、主制御部100側のPCIe制御部104が出力したリクエストに応答してくる。このリクエストの応答によって主制御部100は、副制御部140と機能拡張ユニット170をPCIeデバイスとして認識することできる。
全てのPCIe制御部112,142からリクエスト応答があるとPCIe制御部104が判断した場合(S315でYes)、主制御部100は、正常に起動したものとし、通常動作を開始し(S316)、起動処理を終了する。
次に、全てのPCIe制御部からリクエスト応答がなかった場合(S315でNo)、副制御部140のPCIe制御部142からリクエスト応答があるかどうかを判断する(S317)。
PCIe制御部142からリクエスト応答があり、PCIe制御部112からはリクエスト応答がない場合(S317でYes)、主制御部100は縮退処理の動作として、主制御部100は副制御部140と動作を開始し(S318)、起動処理を終了する。
PCIe制御部142からリクエスト応答がないとCIe制御部104が判断した場合(S317でNo)、主制御部100は不図示の表示部に起動エラーした旨を図示しない操作部が備える表示部に表示し(S319)、起動処理を終了する。
これにより、ユーザは、特定のデバイス(本実施形態では、機能拡張ユニット170)が検知できずに、縮退動作で情報処理装置が起動していることを確認することができ、その後のデバイス交換等の対応を迅速に採ることができる。
図3の(C)は、本実施形態における情報処理装置150の機能拡張ユニット170の起動処理例である。
PCIe制御部142は、電源リセット制御部160からリセット信号163が解除されたら(S320でYes)、CPU141が介入することなく、リンクトレーニングによる物理的接続確認が可能な状態に初期化される(S321)。すると、PCIe制御部142は、PCIe制御部104とお互いにリンクトレーニングを行い、物理的接続を確立する(S322)。
S322で、お互いのリンクトレーニングが正常に完了しているとPCIe制御部142が判断した場合(S323でYes)、副制御部140のPCIe制御部142は、主制御部100側のPCIe制御部104のリクエストに応答する(S324)。そして、起動処理を終了する。
一方、S322で、お互いのリンクトレーニングが正常に完了していないとCIe制御部142が判断した場合(S323でNo)、そのまま起動処理を終了する。
図4は、図1の動作を説明するタイミングチャートである。
特に図4の(A)は、図1に示した主制御部100と副制御部140と機能拡張ユニット170が正常に起動し、PCIeバス144、PCIeバス120がそれぞれ接続されるまでのタイミングチャートである。
まず不図示のシステム電源がONされると、電源部105は適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したら(時刻t=T1)、電源リセット制御部160にPGOOD信号161を通知する。また、電源部115は適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したら(時刻t=T2)、Ready信号生成部116にPGOOD信号122を通知する。
次に、コンフィグレーション部113は、コンフィグレーション完了した時に(時刻t=T3)、Ready信号生成部116にCONFIG_DONE信号121を通知する。
Ready信号生成部116は、PGOOD信号122とCONFIG_DONE信号121の両方が通知されたら(時刻t=T3)、Ready信号162を電源リセット制御部160に通知する。
電源リセット制御部160は、PGOOD信号161とReady信号162の両方が通知されたら(時刻t=T4)リセット信号163を解除する。
PCIe制御部104は、時刻t=T5にてPCIe制御部112とPCIe制御部142とそれぞれお互いにリンクトレーニングを開始し、物理的接続を確立する。
CPU102は、時刻t=T6にてPCIe制御部104を介して、PCIeバス120とPCIeバス144の先に接続されているデバイスを探索するためにリクエストを送信する。PCIe制御部112とPCIe制御部142は、そのリクエストの応答によって主制御部100は副制御部140と機能拡張ユニット170をPCIeデバイスとして認識することできる。
図4の(B)は、図1に示した主制御部100と副制御部140は正常に起動し、機能拡張ユニット170になんらかの異常があり正常に起動できなかった場合の、PCIeバス144が接続されるまでのタイミングチャートである。
まず不図示のシステム電源がONされると、電源部105は適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したら(時刻t=T1)、電源リセット制御部160にPGOOD信号161を通知する。また、電源部115は適切な電圧に変換し、変換した電圧が安定したら(時刻t=T2)、Ready信号生成部116にPGOOD信号122を通知する。
次に、Ready信号生成部116は、タイマ部200がReady信号生成部116に電力134の供給開始からの時間をカウントし所定の時間が経過したら(時刻t=T7)、強制的にReady信号162として出力する。電源リセット制御部160は、PGOOD信号161とReady信号162の両方が通知されたら(時刻t=T8)リセット信号163を解除する。
PCIe制御部104は、時刻t=T9にてPCIe制御部142とお互いにリンクトレーニングを開始し、物理的接続を確立する。
CPU102は、時刻t=T10にてPCIe制御部104を介して、PCIeバス144の先に接続されているデバイスを探索するためにリクエストを送信する。PCIe制御部142は、そのリクエストの応答によって主制御部100は副制御部140をCIeデバイスとして認識することできる。
以上の実施形態によれば、正常に情報処理装置150が起動した時には、主制御部100のCPU102で実行されるPCIeデバイスの探索処理時に、確実に機能拡張部をPCIeデバイスとして検出することができる。また同時にシステム全体の起動時間を最短にすることができる。
一方、機能拡張ユニット170に異常があった時でも縮退動作として情報処理装置150の一部動作が可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、第1実施形態において説明をした図や、フローチャートの図に関する説明は省略することとする。第2実施形態と第1実施形態との違いは、図2のReady信号生成部116のブロック図であり、具体的にはCONFIG_DONE信号121とPGOOD信号122の状態からReady信号162を出力する方法が異なる。
図5は、本実施形態を示すReady信号生成部116の構成を示すブロック図である。
図5において、Ready信号生成部116はCPU500から構成される。CPU500は、CONFIG_DONE信号121とPGOOD信号122が入力され、その状態から後述の方法でReady信号162を出力するか否かを判断する。なお、CPU500は、電源手段から電源が投入される毎に、所定時間が経過しても第1の信号が入力されない状態が継続する場合、第2のコントローラである機能拡張ユニット170が異常状態であることを示す情報(異常フラグ)を記憶する。
図6は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、CPU500がReady信号162を出力するか否かを判断する処理例である。
Ready信号生成部116に電源投入された後、CPU500は異常フラグが立っているかを判断し(S601)、異常フラグが立っているとCPU500が判断した場合(S601でYes)、S604に処理を移行する。
一方、異常フラグが立っていないとCPU500が判断した場合(S601でNo)、CPU500は、PGOOD信号122が出力されたかを判断する(S602)。
S602にてCPU500がPGOOD信号122は出力されていると判断した場合(S602でYes)、CPU500は、CONFIG_DONE信号121が出力されたかを判断する(S603)。S602にて、CPU500がPGOOD信号122は出力されてないと判断した場合(S602でNo)、S605に処理を移行する。
S603にて、CPU500がCONFIG_DONE信号121は出力されていると判断した場合(S603でYes)、S604に処理を移行する。S603にて、CPU500がCONFIG_DONE信号121は出力されていないと判断した場合(S603でNo)、S605に処理を移行する。
S604にて、CPU500はReady信号162を出力し、処理を終了する。
一方、S605では、CPU500は電源投入後、図4に示した一定時間t=T7が経過したかを判断し、経過したと判断した場合(S605でYes)、S606に処理を移行する。
S605にて、CPU500は電源投入後、一定時間t=T7が経過していないと判断した場合(S605でNo)、S602に処理を移行する。
S606にて、CPU500は起動時の異常が発生した回数をカウントアップし、異常回数がN回以上であるかを判断する(S607)。このNは1以上の数字である。S607にて、CPU500は異常回数がN回以上であると判断した場合(S607でYes)、S608に処理を移行する。S607にて、CPU500は異常回数がN回以上でないと判断した場合(S607でNo)、S604に処理を移行する。S608にて、CPU500は異常フラグをたて、S604に処理を移行する。
以上の実施形態によれば、正常に情報処理装置150が起動した時には、主制御部100のCPU102で実行されるPCIeデバイスの探索処理時に、確実に機能拡張部をPCIeデバイスとして検出することができる。また同時にシステム全体の起動時間を最短にすることができる。
また、機能拡張ユニット170に異常があった場合、縮退動作として情報処理装置150の一部動作が可能となるまでの起動時間は、異常があった初回は時間t=T7経過するまで待つことになる。
一方でN回目以降は時間t=T7経過するまで待つことなく、S601からS604へ処理が進むので、起動時間を最短にすることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
150 情報処理装置

Claims (8)

  1. 第1の通信部を有する第1のコントローラと、第2の通信部を有する第2のコントローラとが通信して処理を行う情報処理装置であって、
    電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立することを示す第1の信号と、前記電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立しないことを示す第2の信号とから第3の信号を生成する信号生成手段と、
    前記第3の信号を受信することに応じて、前記第1のコントローラまたは第2のコントローラに出力されるリセット信号を解除するリセット手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記信号生成手段は、
    前記第1の信号が入力されない時間が所定時間を超える場合、前記第2の信号を出力するタイマを備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記所定時間は、前記第2のコントローラが備える資源に応じて決定することを請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記電源手段から前記電源が投入される毎に、所定時間が経過しても第1の信号が入力されない状態が継続する場合、前記第2のコントローラが異常状態であることを示す情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記電源手段から前記電源が投入される際、前記信号生成手段は、前記記憶手段に前記第2のコントローラが異常状態であることを示す情報が記憶されていることを確認して、前記所定時間が経過することを待たずに、前記第3の信号を出力することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記第1のコントローラは、
    前記リセット信号が入力された後、前記第2の通信部が応答しないことを確認して、前記第2のコントローラによる処理を含まない、所定の縮退処理を実行させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記第2のコントローラは、FPGA用のユーザロジック部と、コンフィグレーション部とを備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、印刷装置、画像形成装置、複合画像形成装置を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 第1の通信部を有する第1のコントローラと、第2の通信部を有する第2のコントローラとが通信して処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立することを示す第1の信号と、前記電源手段から供給される電源により前記第2の通信部の通信が確立しないことを示す第2の信号とから第3の信号を生成する信号生成工程と、
    前記第3の信号を受信することに応じて、前記第1のコントローラまたは第2のコントローラに出力されるリセット信号を解除するリセット工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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