JP5469821B2 - 車両 - Google Patents

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Description

この発明は、車両に関し、特に、排気管とマフラーとを備えた車両に関する。
従来、排気管とマフラーとを備えた自動二輪車(車両)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、後輪と、エンジンと、エンジンに一方端が接続される排気管と、後輪よりも前方に配置され、排気管の他方端に接続される第1マフラと、第1マフラの後部に接続されるとともに、後輪よりも車幅方向の外側に突出して配置され、膨張室を内部に有する第2マフラとを備えた自動二輪車が開示されている。
特開2007−8442号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された自動二輪車(車両)では、排気の際に発生する騒音を十分に抑制するために、第1マフラに加えて、第2マフラが設けられているとともに、第1マフラの後部に接続される第2マフラが後輪との干渉を避けるために後輪の車幅方向の外側に配置されている。このため、第2マフラが配置されている方向に自動二輪車を傾ける際に、第2マフラが車幅方向の外側に突出して配置される分、自動二輪車を傾けることができる角度(バンク角)が小さくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、排気の際に発生する騒音を十分に抑制しながら、バンク角が小さくなるのを抑制することが可能な車両を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による車両は、後輪と、エンジンと、一方端がエンジンに接続され、エンジンからの排出ガスを導出する排気管と、排気管の他方端に接続され、排気管からの排出ガスを膨張させる膨張室を含むマフラーとを備え、マフラーの膨張室は、後輪よりも前方に位置するように配置されるとともに、排気管と接続される開口部を有する前部と、前部の開口部近傍の上面よりも上方向に突出する上面を有する突出部が設けられた後部とを含み、膨張室の後部は、突出部の上面が前部の開口部近傍の上面よりも排気管の外径以上の高さ分上方向に突出するように形成されており、膨張室は、排気管からの排出ガスを膨張させる第1ガス室と、第1ガス室と空間的に仕切られた第2ガス室とを含み、第1ガス室と第2ガス室とは、排気管から第1ガス室に流出した排出ガスを第2ガス室に流入させる第1パイプ部により連結されており、第1パイプ部は、排出ガスが第1パイプ部に流入する流入方向が、排気管からの排出ガスの流出方向と略同一の方向になるように構成され、第1パイプ部の少なくとも一部が、膨張室の突出部の内部かつ前部の開口部近傍の上面よりも上方に配置されている
この一の局面による車両では、上記のように、マフラーに、排気管と接続される前部と、前部の上面よりも上方向に突出する上面を有する突出部を含む後部とを設けることによって、マフラーを、後部が前部の上面よりも突出する突出部を有するように形成することができるので、マフラーの後部が上方向に突出しない場合よりも、マフラーの容量を大きくすることができる。これにより、マフラーの容量を十分に確保することができるので、排気の際に発生する騒音を十分に抑制することができるとともに、膨張室を有する付加的なマフラーを後輪の車幅方向の外側に設ける必要がない。これにより、後輪の車幅方向の外側に突出して付加的なマフラーを設ける場合よりも、車両の車幅方向の外側に突出する部分の突出量を小さくすることができるので、車両を傾けることができる角度(バンク角)が小さくなるのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。図2〜図8は、図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラー周辺の構造を詳細に説明するための図である。なお、本実施形態では、本発明の車両の一例として、自動二輪車について説明する。図中、FWD方向は、自動二輪車の走行方向の前方を示している。以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態による自動二輪車1の構造について詳細に説明する。
本発明の一実施形態による自動二輪車1では、図1に示すように、ヘッドパイプ2の後方に、前後方向に延びるメインフレーム3が配置されている。このメインフレーム3(図1参照)の前後方向の中央部分近傍には、図1および図2に示すように、下方向に延びる一対のピボット支持プレート4および5が設けられている。なお、ヘッドパイプ2、メインフレーム3、ピボット支持フレーム4および5は、本発明の「車体フレーム」の一例である。
ピボット支持プレート4には、図3に示すように、リヤアーム6をリヤアーム6の前端部近傍を中心に揺動可能に支持するピボット軸4aが設けられている。また、ピボット支持プレート5には、図4に示すように、リヤアーム7をリヤアーム7の前端部近傍を中心に揺動可能に支持するピボット軸5aが設けられている。また、リヤアーム6(図3参照)およびリヤアーム7(図4参照)のそれぞれの後端部近傍には、後輪8が回転可能に取り付けられている。なお、後輪8は、本発明の「車輪」の一例である。また、一対のピボット支持プレート4および5のそれぞれの下端部には、図2に示すように、それぞれ、車幅方向(矢印X1方向および矢印X2方向)に延びる接続部材9が取り付けられている。この接続部材9には、後述するマフラー100を懸架するための取付部材10および11が取り付けられている。なお、接続部材9、バックステー12および13は、本発明の「車体フレーム」の一例である。
また、メインフレーム3の後部とピボット支持プレート4との間には、図1に示すように、バックステー12が取り付けられている。また、メインフレーム3の後部とピボット支持プレート5との間には、バックステー13が取り付けられている。なお、ヘッドパイプ2、メインフレーム3、ピボット支持プレート4、ピボット支持プレート5、接続部材9、バックステー12、バックステー13および後述する取付プレート39等によって、本発明の「車体フレーム」が構成されている。
また、ヘッドパイプ2の上方には、ハンドル14が回動可能に設けられている。また、ヘッドパイプ2の前方には、ヘッドライト15が設けられている。また、ヘッドパイプ2の下方には、上下方向の衝撃を吸収するためのサスペンションを有する一対のフロントフォーク16が配置されている。この一対のフロントフォーク16の下端には、前輪17が回転可能に取り付けられている。
また、メインフレーム3の後方の上部には、シート18が配置されている。このシート18の前方には、燃料タンク19が配置されている。
また、メインフレーム3の下方には、図3に示すように、エンジン保持部材20が取り付けられており、エンジン保持部材20には、エンジン21が懸架されている。このエンジン21は、図1に示すように、車幅方向に並ぶように4つの気筒(シリンダ)(図示せず)が配置された並列4気筒エンジンである。具体的には、エンジン21は、内部に図示しないクランク軸が車幅方向に延びるように配置されているクランクケース21aと、クランクケース21aの上部から上側前方に延びるとともに、車幅方向に並ぶように4つのシリンダ(図示せず)が配置されたシリンダ部21bと、シリンダ部21bの上部に配置されているシリンダヘッド21cとを含んでいる。また、シリンダヘッド21cには、後述する排気管23の接続部23aが接続される排気ポート21dが設けられている。また、クランクケース21aの下部には、オイルパン21e(図4参照)が設けられている。
また、図1に示すように、クランクケース21aの後部からエンジン21において発生された駆動力を後輪8に伝達するためのドライブチェーン22が導出されている。このドライブチェーン22は、後方に延びるように導出されているとともに、後輪8に設けられたドリブンスプロケット8aに噛合されている。
ここで、本実施形態では、シリンダヘッド21cの排気ポート21dには、図1および図3に示すように、排出ガスを導出する排気管23が取り付けられている。この排気管23は、図3および図5に示すように、シリンダヘッド21cの4つの排気ポート21dにそれぞれ一方端が接続される4本の接続部23aと、4本の接続部23aの他方端が集合する1つの集合部23bとを含む。排気管23の接続部23aは、排気ポート21dから下方に延びた後、後方に湾曲し、エンジン21の後方下部に延びるように形成されている。また、排気管23の集合部23bは、図5に示すように、一方端に4本の接続部23aが接続されるとともに、他方端にマフラー100が接続されている。このマフラー100は、図1に示すように、チャンバ部24を有しており、チャンバ部24の全体が後輪8よりも前方に位置するように配置されている。マフラー100は、エンジン21から排出された排出ガスを浄化するとともに、排気音を小さくする機能を有する。また、マフラー100は、その後端部が後輪8の前側部分との間に所定の間隔を有した状態で配置されている。この後輪8の前側部分とマフラー100の後端部との間隔は、その上側部分の間隔よりもその下側部分の間隔の方が大きくなるように構成されている。なお、チャンバ部24は、本発明の「膨張室」の一例である。
また、本実施形態では、マフラー100のチャンバ部24は、図3および図6に示すように、排気管23の集合部23bが接続される開口部25aを有する前部25と、前部25の上面25bよりも上面26aが上方に突出した突出部26bを有する後部26とを含む。また、マフラー100のチャンバ部24の矢印X1方向側の外側面には、図5に示すように、取付ステー24aが設けられ、矢印X2方向側の外側面には、取付ステー24bが取り付けられている。取付ステー24aは、取付部材10に接続されるとともに、取付ステー24bは、取付部材11に接続されるように構成されている。これにより、マフラー100は、取付部材10および11に懸架されることにより、接続部材9に固定されている。
また、本実施形態では、マフラー100のチャンバ部24は、図7に示すように、前部25が高さH1を有し、後部26が高さH2を有するように形成されている。また、排気管23は、接続部23aが外径R1を有するように形成されている。また、マフラー100のチャンバ部24は、後部26の突出部26bの突出高さH3は、接続部23aの外径R1よりも大きくなるように形成されている。マフラー100は、接続部23aの外径R1よりも大きい後部26の突出部26bの突出高さH3分、後部26が接続部23aの外径R1未満上方向に突出する場合よりも、容量を大きくすることが可能となる。また、マフラー100の後部26の突出部26bは、図2および図3に示すように、マフラー100の車幅方向(図2の矢印X1方向および矢印X2方向)の略全域に渡って延びるように形成されている。
また、マフラー100のチャンバ部24は、図5および図7に示すように、集合部23bからの排出ガスを浄化するための触媒装置27と、触媒装置27を通過した排出ガスを段階的に膨張および減圧させることにより排気の際に発生する騒音を小さくするための第1膨張室28、第2膨張室29および第3膨張室30を含む。具体的には、第1膨張室28は、マフラー100のチャンバ部24の中央部に配置されている。第2膨張室29は、マフラー100の後端部側(矢印FWD方向とは反対側)に配置されている。また、第3膨張室30は、前端部側(矢印FWD方向側)に配置されている。また、第1膨張室28と第2膨張室29とは、仕切壁31によって空間的に隔離され、第1膨張室28と第3膨張室30とは、仕切壁32によって空間的に隔離されるように構成されている。なお、第1膨張室28は、本発明の「第1ガス室」の一例であり、第2膨張室29は、本発明の「第2ガス室」の一例である。また、第3膨張室30は、本発明の「第3ガス室」の一例である。
また、本実施形態では、マフラー100は、図5および図7に示すように、第1膨張室28と第2膨張室29とを連結する第1パイプ33を含む。この第1パイプ33は、排出ガスを第1膨張室28から第2膨張室29に導出しやすいように、排出ガスの流動方向の上流側(第1膨張室28側)がその他の部分よりも広がるような形状を有している。また、第1パイプ33は、図7に示すように、後部26の上方向に突出する突出部26bの内部に配置されている。つまり、触媒装置27からの排出ガスが直接第1パイプ33に流入しないように、第1パイプ33は、触媒装置27を通過した排出ガスが流動する領域よりも上方に配置されている。なお、第1パイプ33は、本発明の「第1パイプ部」の一例である。
また、マフラー100は、図5および図7に示すように、第2膨張室29と第3膨張室30とを連結する第2パイプ34を含む。この第2パイプ34は、第1パイプ33と同様に、排出ガスを第2膨張室29から第3膨張室30に導出しやすいように、排出ガスの流動方向の上流側(第2膨張室29側)がその他の部分よりも広がるような形状を有している。また、第2パイプ34は、図7に示すように、第1パイプ33よりも下方に配置されている。なお、第2パイプ34は、本発明の「第2パイプ部」の一例である。
また、マフラー100は、図5および図7に示すように、第3膨張室30から後部26の後方側方に向かって延びる第3パイプ35を含む。なお、第3パイプ35は、本発明の「排出管」の一例である。第3パイプ35は、マフラー100の前部25から後部26に向かって延びるとともに、後部26の後側において湾曲形状を有するとともに、後部26の突出部26bの内部(図7参照)から後方側方に向かって突出するよう形成された排気口35aを有している。
すなわち、エンジン21からの排出ガスは、図3および図5に示すように、排気ポート21dから接続部23aおよび集合部23bを介してマフラー100に流入する。そして、排出ガスは、図7に示すように、集合部23bに接続されるように取り付けられた触媒装置27によって浄化され、第1膨張室28の内部に流入することにより膨張するとともに減圧される。そして、触媒装置27から第1膨張室28に流入した排出ガスは、第1膨張室28の内部で十分に膨張された後に、第1パイプ33を介して第2膨張室29に流入する。このとき、排出ガスは、第1膨張室28から第1パイプ33に流入する際に、圧縮されるとともに加圧されるが、第2膨張室29に流入した後に膨張するとともに減圧される。そして、第2膨張室29の内部で膨張し減圧された排出ガスは、第2膨張室29から第2パイプ34を介して第3膨張室30に流入する。このときも、排出ガスは、第2膨張室29から第2パイプ34に流入する際に、圧縮されるとともに加圧されるが、第3膨張室30に流入した後に膨張するとともに減圧される。そして、第3膨張室30から第3パイプ35に流入し、排気口35aから外部に排出される。このように、マフラー100は、エンジン21(図1参照)からの排出ガスがマフラー100の内部の構造によって膨張および圧縮を繰り返すことによって段階的に減圧されることにより、排気の際の騒音を小さくすることが可能となる。
また、本実施形態では、図5に示すように、マフラー100の後部26の右側(矢印X2方向側)の部分は、第3パイプ35の排気口35aを外部に向かって突出させるための穴部26cを有している。この穴部26cから突出した排気口35aは、右方向(矢印X2方向)の後方に延びるように配置されている。また、排気口35aの端部は、図5に示すように、走行状態での後述するメインスタンド45とリヤアーム7との間に配置されるとともに、図5に示すように、後輪8よりも車幅方向の右外側(矢印X2方向側)に突出しているので、排気口35aから排出される排出ガスが後輪8に直接的に当たらないように構成されている。また、マフラー100の穴部26cの周辺には、排気口35aの外周部分を覆うようにプロテクタ36が取り付けられている。なお、排気口35aは、図5に示すように、平面的に視て、プロテクタ36からはみ出さないようにプロテクタ36の内部に収められている。なお、プロテクタ36は、本発明の「保護部材」の一例である。
また、排気管23の集合部23bには、図5に示すように、後方に、かつ、矢印X2方向に向かって延びるように酸素センサ37が配置されている。なお、酸素センサ37は、本発明の「センサ部」の一例である。この酸素センサ37は、エンジン21(図1参照)から排気された排出ガスの酸素濃度を検知するために設けられている。また、酸素センサ37は、図4および図8に示すように、上部が正面から見てオイルパン21eに対してオーバーラップするように配置されている。具体的には、図4に示すように、オイルパン21eは、下部の後側(矢印FWD方向側と反対側)に酸素センサ37と干渉しないように凹部21fを有しており、酸素センサ37は、この凹部21fに入り込むことにより、オイルパン21eに酸素センサ37の前部が隠れるように配置されている。
また、本実施形態では、シート18の下方には、図1に示すように、自動二輪車1の上下方向の振動を軽減するためのリヤサスペンション38が配置されている。なお、リヤサスペンション38は、本発明の「懸架装置」の一例である。このリヤサスペンション38は、図2に示すように、上側端部38aがピボット支持プレート4とピボット支持プレート5とを接続するように設けられた取付プレート39に取付ステー40および41を介して接続されている。また、リヤサスペンション38は、下側端部38bがマフラー100の後部26の上方に位置するように配置されている。また、リヤサスペンション38は、下側端部38bがリヤアーム6と7とよりも上方において、リヤアーム6と7とを接続するように設けられた接続パイプ42に取付ステー43および44を介して接続されている。つまり、リヤサスペンション38は、車体と揺動部であるリヤアーム6および7とに直接的に接続されたリンクレス機構のリヤサスペンションである。なお、取付プレート39は、本発明の「車体フレーム」の一例である。
また、エンジン21の後方には、図1に示すように、メインスタンド45が配置されている。このメインスタンド45は、図5に示すように、矢印X1方向側および矢印X2方向側にそれぞれ一対設けられた回動軸45aと支持脚部45bと、一対の支持脚部45bを接続するクロスパイプ45cとを有している。メインスタンド45は、回動軸45aを回動中心として上方向に跳ね上げられるように構成されている。また、一対の支持脚部45bは、メインスタンド45が回動軸45aを中心に上下に回動する際に、マフラー100と干渉しないように、マフラー100と間隔を有するように配置されている。また、クロスパイプ45cは、メインスタンド45が回動軸45aを中心に上下に回動する際に、走行中にマフラー100の後端部と干渉しないように、メインスタンド45が跳ね上げられた状態で、前後方向に間隔を有するように構成されている。
本実施形態では、上記のように、マフラー100に、排気管23の集合部23bと接続される前部25と、前部25の上面25bよりも上方向に突出する上面26aを有する突出部26bを含む後部26とを設けることによって、マフラー100のチャンバ部24を、後部26が前部25の上面25bよりも突出する突出部26bを有するように形成することができるので、マフラー100のチャンバ部24の後部26が上方向に突出しない場合よりも、マフラー100の容量を大きくすることができる。これにより、マフラー100の容量を十分に確保することができるので、排気の際に発生する騒音を十分に抑制することができるとともに、膨張室を有する付加的なマフラーを後輪8の車幅方向の外側に設ける必要がない。これにより、後輪8の車幅方向の外側方向(矢印X1方向および矢印X2方向)に突出して付加的なマフラーを設ける場合よりも、自動二輪車1の車幅方向の外側に突出する部分の突出量を小さくすることができるので、自動二輪車1を傾けることができる角度(バンク角)が小さくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、マフラー100の後部26を、突出部26bの上面26aが前部25の上面25bよりも排気管23の接続部23aの外径R1以上の高さ分上方向に突出するように形成することによって、マフラー100を、前部25の上面25bよりも排気管23の接続部23aの外径R1以上の高さ(突出高さH3)分だけ後部26が突出するように形成することができる。これにより、マフラー100の後部26が排気管23の接続部23aの外径R1未満上方向に突出する場合よりも、マフラー100の容量をより大きくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、マフラー100の後部26を、突出部26bがマフラー100の車幅方向(矢印X1方向および矢印X2方向)の略全域に渡って延びるように形成することによって、マフラー100の車幅方向の一部だけが上方向に突出する場合よりも、マフラー100の車幅方向の略全域に渡って延びる突出部26bの分、マフラー100の容量をより大きくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、マフラー100を、後部26の突出部26bの内部に配置される第1パイプ33と、突出部26bの内部に配置される第1パイプ33よりも下方に配置される第2パイプ34とを有するように構成することによって、第1パイプ33と第2パイプ34とを、容易に、上下に離間した位置に配置することができるので、第1パイプ33から第2膨張室29に流入した排出ガスが第2膨張室29において十分に膨張する前に第2パイプ34に流入するのを抑制することができる。これにより、排気の際に発生する騒音に対するマフラー100の消音効果が低下するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1パイプ33を、後部26の突出部26bの内部において、第1膨張室28と第2膨張室29とを連結するように配置することによって、排気管23の集合部23bから、前部25に配置される触媒装置27を介して流入した排出ガスが、第1膨張室28において十分に膨張する前に第1パイプ33に流入するのを抑制することができる。これにより、排気の際に発生する騒音に対するマフラー100の消音効果が低下するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、マフラー100を、後部26から側方後方に向かって突出するように設けられ、排気管23からの排出ガスを外部に排出する排気口35aを有する第3パイプ35を含むように構成することによって、排気口35aから排出される排出ガスが後輪8など他の部品と干渉しないようにすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、第3パイプ35を、前部25に配置される第3膨張室30から後部26の側方後方に向かって延びるように形成することによって、第3パイプ35の長さを大きくすることができる。これにより、エンジン21から排出された排出ガスの排出経路を長くすることができるので、エンジン21の回転数が低回転域の場合にも、必要な脈動効果が損なわれることを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第3パイプ35の排気口35aを覆うようにプロテクタ36を設けることによって、使用者の足などが排気口35aと直接接触するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、マフラー100を、排気管23の集合部23bとの接続部分である開口部25aと、第1膨張室28との間に配置された触媒装置27を含むように構成することによって、エンジン21からの排出ガスが排気管23の集合部23bからマフラー100に流入する際に、最初に触媒装置27を通過するように構成することができる。これにより、触媒装置27によって浄化された後の排出ガスを、マフラー100から排出することができる。
また、本実施形態では、上記のように、排出ガスの酸素濃度を検知するための酸素センサ37を、排気管23の集合部23bに取り付けることによって、エンジン21の4つのシリンダのそれぞれからの排出ガスが集合する集合部23bにおいて、排出ガスの酸素濃度を検知することができる。これにより、1つの酸素センサ37によって、エンジン21から排出される排出ガス中の酸素濃度を検知することができる。また、酸素センサ37を、正面から見て上部がエンジン21のオイルパン21eとオーバーラップするように配置することによって、走行中に前方からの小石などが酸素センサ37に衝突するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リヤサスペンション38を、マフラー100の後部26が配置される領域の上方にリヤサスペンション38の下側端部38bが配置されるとともに、その下側端部38bがリヤアーム6および7よりも上方に位置するように配置することによって、リヤアーム6および7が下方向に揺動したとしても、リヤサスペンション38の下側端部38bは、リヤアーム6および7よりも下方に移動されることはない。これにより、リヤアーム6および7が下方向に揺動した際にも、リヤサスペンション38の下側端部38bとマフラー100の上部とが干渉しないので、マフラー100を、後部26がより大きい突出高さを有するように形成することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、排気管およびマフラーを備えた車両の一例として自動二輪車を示したが、本発明はこれに限らず、排気管およびマフラーを備えた車両であれば、三輪車、ATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)などの他の車両にも適用可能である。
また、上記実施形態では、センサ部の一例として酸素センサを示したが、本発明はこれに限らず、排出ガスを検知するセンサであれば、酸素センサ以外の排出ガスの成分を検出するセンサや、排出ガスの温度を検知する温度センサ、排出ガスの圧力を検知する圧力センサなど、その他のセンサを用いてもよい。
また、上記実施形態では、排出ガスをマフラー外に排気する排出管の排気口をマフラーの後部の上部の右側に設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、マフラーの左側または下方に設けてもよい。たとえば、図9に示す変形例のように、マフラー200の後部201の上部から下方に延びる排出管202が、後部201の下面201aから下方に突出する排気口202aを有するように構成してもよい。この場合、排気口202aを覆うためのプロテクタを必要としないので、その分、部品点数が増加するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラー周辺の構造を説明するための背面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラー周辺の構造を説明するための左側面の拡大図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラー周辺の構造を説明するための右側面の拡大図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラー周辺の構造を説明するための平面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラーの構造を説明するための側面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車のマフラーの内部構造を説明するための断面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車の酸素センサとオイルパンとの位置関係を説明するための正面図である。 本発明の変形例による自動二輪車のマフラーの内部構造を説明するための断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
2 ヘッドパイプ(車体フレーム)
3 メインフレーム(車体フレーム)
4、5 ピボット支持プレート(車体フレーム)
6、7 リヤアーム(アーム部材)
8 後輪
9 接続部材(車体フレーム)
12、13 バックステー(車体フレーム)
21 エンジン
21e オイルパン
23 排気管
23a 接続部
23b 集合部
24 チャンバ部(膨張室)
25 前部
25b 上面
26、201 後部
26a 上面
26b 突出部
27 触媒装置
28 第1膨張室(第1ガス室)
29 第2膨張室(第2ガス室)
30 第3膨張室(第3ガス室)
33 第1パイプ(第1パイプ部)
34 第2パイプ(第2パイプ部)
35 第3パイプ(排出管)
36 プロテクタ(保護部材)
37 酸素センサ(センサ部)
38 リヤサスペンション(懸架装置)
38a 上側端部(上端部)
38b 下側端部(下端部)
39 接続部材(車体フレーム)
100、200 マフラー
202 排出管

Claims (13)

  1. 後輪と、
    エンジンと、
    一方端が前記エンジンに接続され、前記エンジンからの排出ガスを導出する排気管と、
    前記排気管の他方端に接続され、前記排気管からの排出ガスを膨張させる膨張室を含むマフラーとを備え、
    前記マフラーの膨張室は、前記後輪よりも前方に位置するように配置されるとともに、前記排気管と接続される開口部を有する前部と、前記前部の開口部近傍の上面よりも上方向に突出する上面を有する突出部が設けられた後部とを含み、
    前記膨張室の後部は、前記突出部の上面が前記前部の開口部近傍の上面よりも前記排気管の外径以上の高さ分上方向に突出するように形成されており、
    前記膨張室は、前記排気管からの排出ガスを膨張させる第1ガス室と、前記第1ガス室と空間的に仕切られた第2ガス室とを含み、
    前記第1ガス室と前記第2ガス室とは、前記排気管から前記第1ガス室に流出した排出ガスを前記第2ガス室に流入させる第1パイプ部により連結されており、
    前記第1パイプ部は、排出ガスが前記第1パイプ部に流入する流入方向が、前記排気管からの排出ガスの流出方向と略同一の方向になるように構成され、
    前記第1パイプ部の少なくとも一部が、前記膨張室の突出部の内部かつ前記前部の開口部近傍の上面よりも上方に配置された車両。
  2. 前記膨張室の後部は、前記突出部が前記マフラーの車幅方向の略全域に渡って延びるように形成されている、請求項1に記載の車両。
  3. 前記マフラーは、前記第1パイプ部に加えて、前記突出部の内部の前記第1パイプ部よりも下方に位置する第2パイプ部をさらに含む、請求項1に記載の車両。
  4. 前記マフラーは、前記膨張室の後部から側方に向かって突出するように設けられ、前記排気管からの排出ガスを外部に排出する排出管をさらに含む、請求項1に記載の車両。
  5. 前記排出管は、後端部が側方から見て、前記後輪の前端部近傍に配置されている、請求項4に記載の車両。
  6. 前記膨張室は、前記第1ガス室および前記第2ガス室と空間的に仕切られ、前記第1ガス室および前記第2ガス室よりも前記前部側に配置された第3ガス室をさらに含み、
    前記排出管は、前記第3ガス室から前記膨張室の後部の側方後方に向かって延びるように形成されている、請求項4に記載の車両。
  7. 前記排出管は、前記後部の突出部の側面から突出するように設けられている、請求項4に記載の車両。
  8. 前記排出管を覆うように設けられた保護部材をさらに備える、請求項4に記載の車両。
  9. 前記マフラーは、前記排気管との接続部分と、前記第1ガス室との間に配置された触媒装置をさらに含む、請求項1に記載の車両。
  10. 前記エンジンは、クランクケースと、前記クランクケースの上部に配置される複数のシリンダと、前記複数のシリンダに対応する複数の前記排気ポートと、前記クランクケースの下部に位置するオイルパンとを含み、
    前記排気管は、前記複数の排気ポートのそれぞれに接続される複数の接続部と、前記複数の接続部が集合する集合部とを含み、
    前記マフラーは、前記排気管の集合部に接続され、
    前記排気管内の排出ガスを検知するとともに、前記排気管の集合部に取り付けられ、正面から見て上部が前記オイルパンとオーバーラップするセンサ部をさらに備える、請求項1に記載の車両。
  11. 前記マフラーは、前記第1パイプ部と前記集合部との接続部分に配置された触媒装置をさらに含み、
    前記触媒装置は、前記集合部に接続されるように前記マフラーに取り付けられている、請求項10に記載の車両。
  12. 前記マフラーは、前記膨張室の後部から下方に向かって突出するように設けられ、前記排気管からの排出ガスを外部に排出する排出管をさらに含み、
    前記排出管は、前記膨張室の後部の前記前部よりも上方に突出した部分の内部から下方に延びるように形成されている、請求項1に記載の車両。
  13. 車体フレームと、
    前記車体フレームに接続されるとともに、前記マフラーよりも上方に配置され、前記後輪を回転可能に支持するアーム部材と、
    上端部が前記車体フレームに接続され、前記後輪を上下方向に揺動可能に構成するための懸架装置とを備え、
    前記懸架装置は、下端部が前記アーム部材よりも上方に位置するように配置されている、請求項1に記載の車両。
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