JP5468382B2 - シート剥離装置及び剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置及び剥離方法 Download PDF

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本発明は、シート剥離装置及び剥離方法に係り、更に詳しくは、半導体ウエハ等の被着体に貼付された接着シートに剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを介して接着シートを剥離することができるシート剥離装置及び剥離方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と称する場合がある)の処理工程において、ウエハはその回路面に保護用の接着シートが貼付された後、裏面研削等、種々の処理が行われ、ダイシング前に接着シートは剥離される。このような接着シートの剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1では、貼付けローラで剥離用テープを接着シートに押圧して貼付した後に、エッジ部材の先端で剥離される直前の接着シート領域をウエハ側に押圧しつつ、接着シートを折り返して剥離縁を形成し、エッジ部材とウエハとを相対移動することで、ウエハから接着シートを剥離するようになっている。
特開2002−124494号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート剥離装置にあっては、エッジ部材の先端幅がウエハの幅よりも狭いと、エッジ部材で下方に押え付けられないウエハ部分ができ、このウエハ部分が接着シートと共に持ち上げられて破損してしまうため、エッジ部材の先端幅が円形の接着シートの直径(円形のウエハの直径)以上の幅を備えたものを採用しなければならない。従って、直径が異なるウエハ毎に接着シートの剥離を可能とする汎用性を付与するためには、最も大きいウエハの直径に対応可能な幅を備えたエッジ部材が必要になる、という制約がある。
また、図5(A)に示されるように、リングフレームRFにマウント用テープTを介して一体化されたウエハWから接着シートSを剥離する場合、通常ウエハWはリングフレームRFの厚みよりも薄く研削されているため、接着シートSの上面位置はリングフレームRFの上面位置よりも低い位置となっている。従って、ウエハWの直径D以上の幅D1を備えたエッジ部材P1を用いて図5(A)中A点からB点に向かって剥離を行う場合、A地点近傍の剥離開始領域や、B地点近傍の剥離終了領域では、エッジ部材P1の先端がリングフレームRFに乗り上がってしまい、図5(B)に示されるように、エッジ部材P1の先端と接着シートSとの間に隙間Gが生じることとなる。そのため、エッジ部材P1の先端で剥離される直前の接着シートS領域をウエハW側に押圧しつつ当該接着シートSを折り返して剥離することができなくなり、ウエハWが接着シートSと共に持ち上げられて破損してしまう。ここで、リングフレームRFの内側に入り込みが可能な幅D2を備えたエッジ部材P2を用いて上記同様の剥離を行う場合、接着シートSの剥離が進むに連れて、エッジ部材P2の先端で押圧されることのないウエハW部分と接着シートS部分(領域D3)が出現し、この領域D3のウエハW部分が接着シートSと共に持ち上げられて破損してしまう、とう不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明の目的は、被着体から剥離される直前の接着シート領域の幅が変化しても、その幅変化に対応した押圧を確実に行って接着シートを剥離することができるシート剥離装置及び剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、被着体に貼付された接着シートを、剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離装置において、前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、前記繰出手段から繰り出された剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する押圧手段と、前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を加えることで前記被着体から接着シートを剥離する張力付与手段と、前記張力付与手段によって前記被着体から剥離される直前の接着シート領域を被着体側に押圧して当該接着シートを折り返すことで剥離縁を形成可能な線材を有し、前記剥離縁を形成する線材部分の幅が変更可能に設けられた剥離姿勢形成手段とを備える、という構成を採っている。
また、本発明は、被着体に貼付された接着シートを、剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離方法において、前記剥離用テープを繰り出す工程と、前記繰り出された剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する工程と、前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を加えることで前記被着体から接着シートを剥離する工程とを含み、前記被着体から剥離される直前の接着シート領域を剥離姿勢形成手段の線材で被着体側に押圧して当該接着シートを折り返すことで剥離縁を形成する工程と、前記剥離姿勢形成手段の線材部分の幅を変更させて前記被着体から接着シートを剥離する工程と、を備える、という手法を採っている。
なお、本明細書において、「線材部分の幅」とは、線材の延出方向に沿う長さについて用いられる。
本発明によれば、剥離縁を形成する線材部分の幅が変更可能とされることで、被着体か
ら剥離される直前の接着シート領域を確実に被着体側に押圧することができるとともに、
この剥離によって生じる剥離縁の幅に合わせて線材部分の幅を変更して接着シートを剥離
することができるので、被着体が接着シートと共に持ち上げられて破損してしまうような
不都合を解消することができる。
特に、リングフレームに一体化されたウエハを対象とし、当該ウエハから接着シートを
剥離する構成に適用した場合には、接着シートの上面がリングフレームの上面よりも低い
位置にあっても、当該リングフレームの上面にプレート部材の先端が乗り上がってしまう
ような不都合はない。すなわち、剥離開始領域から接着シートの中心を通過するまで次第
にプレート部材の先端幅を拡大させ、中心を過ぎた位置から剥離終了領域にかけて次第に
プレート部材の先端幅を縮小させることで、プレート部材の先端で剥離される直前の接着
シート領域をウエハ側に押圧しつつ、当該接着シートを折り返して剥離縁を形成し、当該
接着シートをウエハから剥離することができ、ウエハの破損や割れを確実に防止すること
ができる。
実施形態に係るシート剥離装置の概略正面図。 シート剥離装置の概略斜視図。 接着シートの剥離動作途中を示す概略斜視図。 (A)、(B)は変形例を示す概略斜視図。 (A)は不具合例を示す平面図、(B)は(A)のA矢視断面図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2において、シート剥離装置10は、被着体としてのウエハWを吸着保持するテーブル12と、帯状の剥離用テープPTをウエハWの上面側に繰り出す繰出手段13と、ウエハWに貼付された接着シートSに剥離用テープPTを押圧して貼付する押圧手段14と、接着シートSに貼付された剥離用テープPTに張力を加えることでウエハWから接着シートSを剥離する張力付与手段15と、繰出手段13から繰り出された剥離用テープPTを掛け回して当該剥離用テープPTを張力付与手段15側へ導く剥離姿勢形成手段16と、この剥離姿勢形成手段16の一部を構成する一対の幅変更用プーリ57を離間接近させる方向に移動させる駆動手段17とを備えて構成されている。繰出手段13、張力付与手段15及び剥離姿勢形成手段16は、フレームFに支持されて搬送されるテーブル12の上方に位置可能に配置されている。
前記テーブル12は、一方の面(図1中上面)に接着シートSが貼付され、他方の面(図1中下面)側からマウント用テープTを介してリングフレームRFに一体化されたウエハWをマウント用テープT側から吸着保持可能に設けられており、単軸ロボット18を介して図1中左右方向に移動可能に設けられている。ここで、接着シートSの上面位置は、テーブル12に支持された状態において、リングフレームRFの上面位置よりも低い状態となっている。
前記繰出手段13は、ロール状に巻回された剥離用テープPTを支持するとともに、モータM1によって回転可能な支持ローラ20と、モータM2によって回転する駆動ローラ21と、この駆動ローラ21との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ22とを備えている。なお、ピンチローラ22の表面には、剥離用テープPTが接着しないようにフッ素樹脂等がコーティングされて不接着処理が施されている。
前記押圧手段14は、直動モータ23によって構成され、この直動モータ23のスライダ23AにフレームFが支持されている。このような構成により、スライダ23Aが図1中上下方向に駆動されることで、ウエハWに貼付された接着シートSに剥離姿勢形成手段16を介して剥離用テープPTを押圧したり、ウエハWや接着シートS等の厚みを考慮して、テーブル12の図1中上面と剥離姿勢形成手段16との間隔を調整したり、剥離姿勢形成手段16がウエハWや接着シートS等を押圧する押圧力を調整したりして貼付することが可能になっている。
前記張力付与手段15は、モータM3を介して回転する駆動ローラ34と、この駆動ローラ34との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ35と、モータM4によって回転して剥離用テープPT及び剥離された接着シートSを巻き取る巻取ローラ37とを備えて構成されている。なお、駆動ローラ34の表面は不接着処理が施されている。この張力付与手段15は、テーブル12を図1中左方向に移動する単軸ロボット18と同期駆動することで、剥離用テープPTに張力を加えてウエハWから接着シートSを剥離可能になっている。
前記剥離姿勢形成手段16は、図3にも示されるように、剥離用テープPTを接着シートSに押圧して当該接着シートSを折り返すことで、ウエハWから接着シートSが剥離される剥離縁PEを形成する線材部分51Aを有する閉ループ状の線材51と、当該線材51を掛け回すプーリ群52とを含む。線材51は、例えば金属性のワイヤや樹脂性の丸ベルト等によって構成することができる。また、プーリ群52は、剥離縁PEの幅に対応するように線材部分51Aの幅を変更する一対の幅変更用プーリ57と、これら幅変更用プーリ57間に配置された一対の補強部材としての補強プーリ58と、当該補強プーリ58間において、ブラケット60を介してベースプレート53に回転可能に固定された一対のガイドプーリ59と、これらガイドプーリ59に掛け回された線材51を引き回す移動プーリ61を備えて構成されている。なお、ベースプレート53はフレームFに取り付けられている。
前記駆動手段17は、ベースプレート53の図1中左端部において、その延出方向が剥離用テープPTの繰出方向に直交する方向に沿って配置され、それぞれ2個のスライダ63を有する一対のリニアモータLM1と、これら一対のリニアモータLM1の間において、その延出方向が剥離用テープPTの繰出方向に沿って配置されたリニアモータLM2とを含む。そして、それぞれのリニアモータLM1のスライダ63に、幅変更用プーリ57及び補強用プーリ58がそれぞれブラケット64、65を介して連結され、リニアモータLM2のスライダ67に移動プーリ61が連結されている。これにより、一対の幅変更用プーリ57は離間接近する方向に移動可能とされ、また、補強プーリ58は、それぞれの幅変更用プーリ57とガイドプーリ59との略中間位置に移動可能となっている。なお、移動プーリ61は、幅変更用プーリ57が移動されても線材51に所定の張力が加わるように所定制御される。
次に、前記シート剥離装置10による接着シートSの剥離方法について説明する。
図1中二点鎖線で示されるように、図示しない搬送手段によって、マウント用テープTを介してリングフレームRFに一体化されたウエハWがテーブル12上の所定位置に載置される。テーブル12によるウエハWの吸着保持が確認されると、当該テーブル12が単軸ロボット18の動作によって図1中矢印A方向に相対移動される。そして、ウエハWがベースプレート53の下方所定位置に達したことを図示しないセンサが検知すると、単軸ロボット18が駆動停止する。次いで、直動モータ23の駆動によりフレームFが下降し、図1中二点鎖線で示されるように、線材部分51Aで剥離用テープPTを接着シートSの左端に押圧して貼付する。この際、幅変更用プーリ57は、駆動手段17の作動によって相互に接近した位置に設定される(図2参照)。なお、図1中二点鎖線で示した剥離姿勢形成手段16の位置は、概念を示すものであり、本実施形態では剥離姿勢形成手段16が同図中左右方向に移動する構成にはなっていない。
その後、モータM3によって駆動ローラ34が回転する動作に同期して、モータM1、M2、M4が作動して剥離用テープPTを支持ローラ20側から巻取ローラ37方向へ繰り出すとともに、単軸ロボット18も同期駆動してテーブル12を図1中矢印A方向に相対移動させる。これにより、ウエハWから剥離される直前の接着シートS領域を線材部分51AでウエハW側に押圧しつつ、接着シートSを折り返すことで剥離縁PEを形成し、当該接着シートSをウエハWから剥離することができる。ここで、接着シートSの剥離縁PEの幅は、剥離開始領域では狭いが、剥離が進行するに連れてその幅は広くなり、ウエハWの中心位置を最大として剥離終了領域に向かうに従って狭くなる。そのため、接着シートSの剥離を行う初期の段階では、リニアモータLM1を介して幅変更用プーリ57を相互に接近させた位置に保って線材部分51Aを狭幅とする。そして、ウエハWの中央位置に向かって剥離が進行するに従って幅変更用プーリ57を次第に離間させることで線材部分51Aの幅を拡大する。次いで、ウエハWの中央を過ぎて剥離終了位置に向かうに従って幅変更用プーリ57が再び接近する方向に移動し、接着シートSの剥離を完了する。このように、幅変更用プーリ57は、剥離縁PEの幅に応じて相互に離間接近し、線材部分51AでウエハWを押圧できない領域が生ずることがないように保たれる。なお、補強用プーリは、幅変更用プーリ57とガイドプーリ59の略中間位置に位置し、線材部分51Aが接着シートSの剥離に伴って撓むことで、剥離される直前の接着シートS領域がウエハW側に押圧できなくなることを防止する。これにより接着シートの確実な剥離が行える。
従って、このような実施形態によれば、幅変更用プーリ57は、剥離開始領域から剥離終了領域までの全ての領域において、リングフレームRFに緩衝することなく、且つ、ウエハWから剥離される直前の接着シートS領域を常にウエハW側に押圧しつつ、接着シートSを折り返して当該接着シートSをウエハWから剥離することができ、ウエハWが接着シートSと共に持ち上げられることを確実に防止してウエハWの破損や割れを防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、プーリ群52を用いて線材51を掛け回す構成を図示、説明したが、線材部分51Aが形成できる限り、ピン状の部材等、他の部材に変更することでもよい。また、補強用プーリ58は、必ずしも設けることを要しない。
また、本発明における被着体としては、半導体ウエハに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウエハは、シリコンウエハや化合物ウエハであってもよい。
更に、単軸ロボット18と同様の単軸ロボットをフレームF側に設け、テーブル12を停止状態とし、モータM3によって駆動ローラ34が回転する動作に同期して、当該フレームFを移動させて接着シートSの剥離を行ってもよいし、フレームFとテーブル12との両方に単軸ロボットを設け、駆動ローラ34の回転に同期移動させて接着シートSの剥離を行ってもよい。
また、剥離用テープPTは、感熱接着性の接着テープや、感圧接着性の接着テープを使用してもよい。更に、剥離用テープPTは、上記実施形態のように帯状のもの以外に、特開平11−16862に示されるような所定長さの枚葉タイプの剥離用テープPTを使用することもできる。この場合の押圧手段は、ヒーター上下用シリンダ(509)とヒーターブロック(501)とヒーター(503)とヒーター工具(505)とで構成され、また、張力付与手段は、剥がしヘッド部(400)で構成される。なお、カッコ内数字は特開平11−16862で示された付番である。
更に、前記実施形態では、ウエハWと同形状の接着シートSを剥離する場合を例示したが、図4(A)に示されるように、被着体W1に当該被着体W1よりも平面積が大きい接着シートS1が貼付されたものや、図4(B)に示されるように、被着体W2に当該被着体W2よりも平面積が小さい接着シートS2が貼付されたものから接着シートS2を剥離することもでき、被着体や接着シートのサイズや形状に何ら限定されることはない。例えば、図4(A)の場合は、少なくとも剥離縁PEの最大幅である被着体W1の最大幅D4よりも幅広に線材部分51Aの幅が拡がれば足り、図4(B)の場合は、少なくとも剥離縁PEの最大幅である接着シートS2の最大幅D5よりも幅広に線材部分51Aの幅が広がれば足りる。
また、線材部分51Aで剥離用テープを接着シートに押圧する押圧力は、押圧手段14を構成する直動モータ23を所定制御して、被着体の硬度や剥離用テープの性質等を考慮して適宜設定することができる。特に、被着体が脆い性質の場合、線材部分51Aで剥離用テープPTを接着シートSの左端に押圧した後、直動モータ23の作動によって、線材部分51Aが接着シートSに押圧力を付与するかしないか程度に調整し、上記実施形態と同様に接着シートSを被着体から剥離するように制御するとよい。
更に、前記特許文献1と同様に、押圧手段を貼付けローラで構成し、剥離用テープを接着シートの径方向に亘って貼付した後、上記実施形態と同様に、接着シートを被着体側に押圧しつつ当該接着シートを折り返して被着体から剥離するようにしてもよい。
10 シート剥離装置
13 繰出手段
14 押圧手段
15 張力付与手段
16 剥離姿勢形成手段
17 駆動手段
51 線材
51A 線材部分
57 幅変更用プーリ
58 補強プーリ(補強部材)
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)
PE 剥離縁

Claims (2)

  1. 被着体に貼付された接着シートを、剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離装置において、
    前記剥離用テープを繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段から繰り出された剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する押圧手段と、
    前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を加えることで前記被着体から接着シートを剥離する張力付与手段と、
    前記張力付与手段によって前記被着体から剥離される直前の接着シート領域を被着体側に押圧して当該接着シートを折り返すことで剥離縁を形成可能な線材を有し、前記剥離縁を形成する線材部分の幅が変更可能に設けられた剥離姿勢形成手段とを備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 被着体に貼付された接着シートを、剥離用テープを介して当該被着体から剥離するシート剥離方法において、
    前記剥離用テープを繰り出す工程と、
    前記繰り出された剥離用テープを接着シートに押圧して貼付する工程と、
    前記接着シートに貼付された剥離用テープに張力を加えることで前記被着体から接着シートを剥離する工程とを含み、
    前記被着体から剥離される直前の接着シート領域を剥離姿勢形成手段の線材で被着体側に押圧して当該接着シートを折り返すことで剥離縁を形成する工程と、
    前記剥離姿勢形成手段の線材部分の幅を変更させて前記被着体から接着シートを剥離する工程と、を備えたことを特徴とするシート剥離方法。
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