JP5467791B2 - Led照明装置およびled発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED照明装置およびLED発光装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)の長寿命かつ低消費電力の特徴を活かし、LEDの照明器具への応用が行われている。LEDを照明器具に応用する場合、通常は輝度を高めるために複数個のLEDを使用する。また、各LEDの輝度の個体差の影響を抑えるため、複数のLEDを直列に接続すると共に、点灯中のLEDの輝度の温度変化を抑えるため、一般的には定電流駆動されている。
このように複数のLEDを直列に接続して使用する場合、その内の1個でも断線したときに、全てのLEDが消灯してしまい、他のLEDが正常であっても照明器具として機能しなくなる。このような問題を解決するために、特許文献1に開示されているような方法が採られている。
すなわち、各LEDにそれぞれ並列に定電圧ダイオード(ツェナーダイオード)をLEDとは逆極性に接続する。これにより、直列接続されている複数のLEDの1個が断線した場合でも、その断線したLEDに並列接続されている定電圧ダイオードが駆動電流をバイパスして流す。これにより残りのLEDの点灯を確保できる。
さらに、断線したLEDのみが消灯し他の正常なLEDは点灯していることから、断線したLEDの特定が容易となる。また、たとえばLEDの逆極性に加わる静電気などによるサージ電流を定電圧ダイオードがバイパスして流し、LEDへのダメージを回避することができるという効果もある。
特開2000−231363号公報
特許文献1に開示されているLED集合ランプ回路を単純化すると図14に示すような照明装置100の回路構成となる。なお、特許文献1におけるサージ吸収用の定電圧ダイオードについては図示を省略する。
図14の照明装置100の構成は、2個のLED101、102、このLED101、102に対してそれぞれ並列にLED101、102とは逆極性に接続される2個の定電圧ダイオード103、104、2個のトランジスタ105、106、2個の抵抗107、108、電源電圧供給部109、接地110から構成される。
図14の構成において、電源電圧供給部109は、照明装置100に電源を供給する。トランジスタ105、106と抵抗107、108とは定電流回路を構成している。すなわち、トランジスタ105のコレクタ電流が増加すると、トランジスタ105のエミッタと接地110との間に接続されている抵抗107の電位降下が大きくなり、トランジスタ106がオンする。これにより、トランジスタ105のベース電流が減少し、結果としてトランジスタ105のコレクタ電流が減少する。トランジスタ105のコレクタ電流が減少した場合は、逆の作用が起こり、トランジスタ105のコレクタ電流は一定に保たれる。
ここで、照明装置100の光源となるLED101、102にはそれぞれ定電圧ダイオード103、104がLED101、102とは逆極性となり並列に接続されている。一例として、電源電圧を12V、定電流値を0.6A、LED101、102の順方向電位降下Vfを4V、定電圧ダイオード103、104の降伏電圧を5Vとする。
通常は、LED101、102の順方向電位降下Vf(4V)が定電圧ダイオード103、104の降伏電圧(5V)よりも低いので、電流は全てLED101、102に流れてLED101、102が発光する。このときの電圧配分としては、LED101、102がそれぞれ4Vであるから合計8Vとなり、トランジスタ105のコレクタと接地110との間で4Vとなる。
ここで、LED101が断線したとすると、電流は定電圧ダイオード103にバイパスして流れ、LED102の点灯は維持される。また、このとき、LED101が消灯していることにより、LED101の異常の認識が容易になされる。
このときの電圧分布をみると、定電流駆動されているから定電圧ダイオード103の電位降下は5Vであり、LED102が4V、トランジスタ105のコレクタと接地110との間で3Vになる。したがって、定電圧ダイオード103の消費電力は、
0.6A×5V=3W
となる。定電圧ダイオード103において、消費電力が3Wということは、定電圧ダイオード103としては一般的にみて、きわめて大容量のものが必要になるといえる。
このように、特許文献1に開示されている方法によれば、LEDの断線時における定電圧ダイオードの電力消費はきわめて大きくなる。これでは、LEDが低消費電力であるという特徴を活かした照明装置100の有する利点が損なわれることになり好ましくない。さらに、大容量の定電圧ダイオードは、その寸法も大型であり、照明装置100の小型化を阻害する要因にもなる。なお、仮に、消費電力などを小さくしたいとして大容量ではない定電圧ダイオードを用いると発熱による熱暴走を起こし、発火等の事故に繋がる危険性を有するものとなる。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、LEDと並列に接続される保護用素子の消費電力を少なくすることができる照明装置および発光装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点は、照明装置としての観点である。すなわち、本発明の照明装置は、直列に接続される複数のLEDと、この複数のLEDのそれぞれに対して当該LEDとは逆極性となり並列に接続される複数の保護用素子と、を備える照明装置において、保護用素子に対して直列かつLEDに対して並列に、温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子が接続され、LEDは、円盤状の回路板の中央部に配置され、保護用素子および抵抗増大素子は、LEDと共に回路板上に配置され、回路板のLEDが配置されていない背面側には、円盤状の放熱部材が配置され、放熱部材には、回路板の中央に接触する中央円形部と、この中央円形部の周囲に回路板に接触しないように背面側に隆起している背面隆起部とが形成されているものである。
たとえば保護用素子をツェナーダイオードとし、抵抗増大素子をPTC(Positive
Temperature Coefficient)型のサーミスタとし、2つのトランジスタと2つの抵抗とを有する定電流回路に直列接続されたLEDの一方端が接続され、他方端が電源電圧供給部に接続されているようにすることができる。
本発明の第二の観点は、発光装置としての観点である。すなわち、本発明の発光装置は、1つのLEDと、このLEDに対して当該LEDとは逆極性となり並列に接続される保護用素子と、LEDから出射される光を板状の面から出射する導光体と、を備える発光装置において、保護用素子に対して直列かつLEDに対して並列に、温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子が接続され、LEDは、円盤状の回路板の中央部に配置され、保護用素子および抵抗増大素子は、LEDと共に回路板上に配置され、回路板のLEDが配置されていない背面側には、円盤状の放熱部材が配置され、放熱部材には、回路板の中央に接触する中央円形部と、この中央円形部の周囲に回路板に接触しないように背面側に隆起している背面隆起部とが形成されているものである。
また、本発明の第一の観点である照明装置を、本発明の第二の観点である発光装置を用いて構成することもできる。すなわち、本発明の照明装置は、本発明の発光装置を複数配置し、LEDを複数直列に接続して構成してもよい。
また、このときに、LEDと保護用素子と抵抗増大素子は、導光体と回路板とで前後が形成される密閉空間内に配置されるようにすることができる。
本発明によれば、LEDと並列に接続される保護用素子の消費電力を少なくすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の全体構成図である。 図1に示される照明装置に使用されるサーミスタの特性例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明装置の構成を示す図で、図1の照明装置を複数の発光装置により構成する例を示す図である。 図3に示す照明装置の変形例で、図3に示す照明装置を構成する発光装置を任意の個数接続した照明装置を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る発光装置を示す図で、図3、図4に示す照明装置に用いられる発光装置を出射面側から見た斜視図である。 図5のA−A断面図である。 図5に示す発光装置の図5に示す出射面とは反対側の面から見た斜視図に光源部の分解斜視図を併せて表示した図である。 図5に示す発光装置の図5に示す出射面とは反対側の面から見た斜視図における光源部が保持体に装着された状態の斜視図である。 図7に示す光源部の分解斜視図であり、保持部材と対向する側から見た図である。 図5に示す発光装置における光源部と保持体とを固定する前後の板バネ状接点とランドの状態を示す図である。 図5に示した発光装置のA−A断面図における光路の一例を示す図である。 図4に示す照明装置における電源電圧供給部やトランジスタを含む回路部と発光装置との接続状態の一例を示す図である。 図4に示す照明装置および発光装置の変形例を示す図である。 従来のLEDを用いた照明装置における回路構成の一例を示す図である。
(本発明の第1の実施の形態に係る照明装置1の構成について)
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置1の構成について図1を参照して説明する。なお、図14で説明した従来の照明装置100の回路構成と同一または同種の部材は同一または同一系の符号を用いて説明し、その説明を省略または簡略化し、かつ異なる部材について主として説明する。
照明装置1は、図14に示した従来の回路構成に加え、定電圧ダイオード103に対して直列かつLED101に対して並列に温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子としてポリスイッチであるポリマ系のPTC型のサーミスタ2を接続する。また、定電圧ダイオード104に対して直列かつLED102に対して並列に温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子としてポリスイッチであるポリマ系のPTC型のサーミスタ3を接続する。
サーミスタ2、3の特性例を図2に示す。図2は、横軸に温度(℃)をとり、縦軸に抵抗値(Ω)をとる。PTC型であるサーミスタ2、3は、過電流や過熱により素子内部の温度が上昇すると抵抗値が急激に増大する。図2の例では、サーミスタ2、3の素子内部の温度がおよそ70℃を超えたところからそれまで0.1Ω以下であった抵抗値が急激に増加を始め、110℃を超えると1kΩ前後となり、200℃近くになると10kΩ近くまで増大していることがわかる。
なお、サーミスタ2、3は、抵抗値がいったん増大すると高抵抗での平衡状態となり、高温平衡点でバランスするため、電源オンの状態では元の低抵抗には復帰しない。電源をオフし、サーミスタ2、3が冷えるとサーミスタ2、3はそれぞれ元の低抵抗状態である定常状態に復帰する。
ここで、図14と同一条件において、LED101が断線すると、電流は、定電圧ダイオード103、サーミスタ2にバイパスして流れ、LED102の点灯は維持される。定電流駆動が維持されていると、サーミスタ2に流れる電流によりサーミスタ2は発熱して抵抗値が増大する。また、サーミスタ2の抵抗値が増大することにより、照明装置1の回路に流れ込む電流は制限される。このため、照明装置1の回路における定電流駆動はできなくなる。
このとき、トランジスタ105のコレクタと接地110との間の電圧を無視した状態での電圧分布は、定電圧ダイオード103の電位降下は5V、LED102が4Vとするとサーミスタ2は3Vになる。
たとえば、サーミスタ2の素子内部の温度が105℃に達し、これまで室温20℃で0.05Ωであった抵抗値が30Ωまで増加したとする。これにより、サーミスタ2の変化抵抗値をおよそ30Ωとすると、サーミスタ2に流れる電流値はおよそ(3V/30Ω)=0.1Aとなり、定電圧ダイオード103での電力消費は、0.1A×5V=0.5Wとなる。この数値は、トランジスタ105のコレクタと接地110との間の電圧を無視した数値であるから、実際の数値は、これよりもさらに低くなる。
図14に示す従来の照明装置100の回路構成では、LED101が断線したときに定電流駆動がそのまま維持されるため、定電圧ダイオード103の消費電力は3Wであった。これに対し、照明装置1では、サーミスタ2の抵抗値増大によって定電流駆動が打ち切られるために定電圧ダイオード103の消費電力は僅かに0.5W以下である。これにより、定電圧ダイオード103の電力容量を小さいものにすることができ、照明装置1内における定電圧ダイオード103の低価格化および省スペース化が可能になる。また、LED102が断線した場合も、同様に定電圧ダイオード104での消費電力は0.5W以下となり、定電圧ダイオード104の電力容量を小さいものとすることができる。
また、LED101が断線した状態でのLED102の発光輝度は定電流駆動時よりも低下するが、これはユーザに対しては異常警告表示になる。さらに、LED102の発光輝度は低下するものの点灯し続けるため断線したLED101の特定も容易にできる。同様に、LED102が断線した状態でのLED101の発光輝度は定電流駆動時よりも低下するが、これはユーザに対しては異常警告表示になる。さらに、LED101の発光輝度は低下するものの点灯し続けるため断線したLED102の特定も容易にできる。
(第2の実施の形態に係る照明装置1Aについて)
また、図1に示した照明装置1の回路構成は、図3に示す第2の実施の形態の照明装置1Aのように、LED101、定電圧ダイオード103、サーミスタ2からなる第1の発光装置4と、LED102、定電圧ダイオード104、サーミスタ3からなる第2の発光装置5とに分離できる。この図3は、第2の実施の形態に係る照明装置1Aの構成例である。
第1の発光装置4は、接続端子T1、T2を備え、第2の発光装置5は、接続端子T3、T4を備える。第1の発光装置4の接続端子T1は、電源電圧供給部109に接続される。また、第1の発光装置4の接続端子T2は、第2の発光装置5の接続端子T3と接続される。また第2の発光装置5の接続端子T4は、トランジスタ105のコレクタと接続される。なお、抵抗108に相当するものは2つの抵抗108a、108bで構成されている。
(第2の実施の形態に係る照明装置1Aの変形例となる照明装置1Bについて)
また、図3の例では、2つの発光装置4、5が図示されているが、ユーザの要求に応じて任意の個数とすることができる。図4に、任意の個数の発光装置4〜6を接続する照明装置1Bを示す。発光装置6は、n番目(nは3以上の整数)の発光装置で、かつ発光装置4、5と同様の構成であり、LED111、定電圧ダイオード112、サーミスタ7、第n番目の抵抗108nを備える。
図4において、第2の発光装置5と第nの発光装置6との間に、1個以上の発光装置が挿入されてもよい。これらの発光装置4〜6は接続端子T2〜T5によって相互に接続される。また、第1の発光装置4の接続端子T1は電源電圧供給部109と接続され、第nの発光装置6の接続端子T6の一方はトランジスタ105のコレクタと接続され、他方の接続端子T6は、トランジスタ105のベースおよびトランジスタ106のコレクタと接続される。
(本発明の実施の形態に係る発光装置4について)
次に、発光装置4〜6の具体的構成について説明する。以下では、発光装置4のみを説明するが、他の発光装置5、6についても同様である。
図5は、本発明の実施の形態に係る発光装置4を出射面10側から見た斜視図、図6は、図5のA−A断面図である。図5および図6に示すように、発光装置4は、出射面10を有し外形が四角い板状の導光体11と、導光体11を保持する保持体31と、LED101を有する光源部51と、電気接続部材から主として構成されている。
導光体11は、透明のポリメチルメタクリレート(以下、「PMMA」と略記する。)からなる樹脂成形体である。また、導光体11は、光散乱粒子(図示省略)を含有し、その中央部に配置される略円柱状の第1の導光部12と、その第1の導光部12の周囲に設けられ、光散乱粒子(図示省略)を含有し、外形が四角形状の第2の導光部13とが、2材成形により一体成形されたものである。出射面10は、第1の導光部12の出射面10aと第2の導光部13の出射面10bとから形成されている。なお、光散乱粒子の含有密度は、第1の導光部12の方が第2の導光部13よりも高い。この光散乱粒子は、粒子径が2μmから9μmの球状かつ透光性のシリコーン粒子である。
第1の導光部12は、図6に示すように断面が中央部に向かうに従って陥没する略円錐形状の凹部14を有している。そして、凹部14の裏側であって凹部14と対向する位置には、半球面状にえぐれた凹部15が形成されている。その凹部15の開口端16から第2の導光部13に向かっては、円錐台の側面状の斜面17となっている。その斜面17を取り囲むようにリング状の突起18が形成されている。凹部14、15、開口端16、斜面17およびリング状の突起18は、第1の導光部12に形成されている。
光源部51に配置されるLED101から出射される光は、まずこの第1の導光部12に入射する。そして入射した光の殆どが凹部14の略円錐状の反射面で全反射して第2の導光部13に入っていく。すなわち、凹部14の面は、光源部51からの入射光を全反射するような面として設定されている。第1の導光部12に入射した光の一部は、第1の導光部12の中に入れられている光散乱粒子の働きで第1の導光部12を通り抜け、出射面10aから外部へ出射する。
第2の導光部13は、第1の導光部12の凹部14の外側に延在する出射面10bを有している。そして、第2の導光部13は、第1の導光部12のリング状の突起18の外側に延在し、外側に向かうに従い出射面10bとの距離が近づく傾斜面20を有している。また、第2の導光部13は、傾斜面20よりも外周側に傾斜面20よりも傾斜角の大きい傾斜面21を有している。さらに、第2の導光部13は、傾斜面21よりも外側の端部に出射面10bと直角をなす端面22を有している。
図6に示すように、保持体31は、樹脂の一体成形物であり、外形が扁平な四角柱形状であって一方の面側が完全に開口する開口部32となり、他方の面側がその中央部に円形の穴33を有する略容器状の形状をしている。保持体31の開口部32側の底面34は、その中央から端部へと進むに従い出射面10に近づく傾斜面となっている。そして、底面34には、第2の導光部13に導光された光を出射面10の方向に反射する白色シート(図示省略)が貼付されている。
図7は、発光装置4の図5に示す出射面10とは反対側から見た面の斜視図に光源部51の分解斜視図を併せて表示した図であり、図8は、その光源部51が保持体31に装着された状態の斜視図である。底面34とは反対側の面には、穴33の中心を中心とする小径の円形リブ35と大径の円形リブ36および穴33を中心として放射状に伸びる4本の直線リブ37および穴33を挟んで平行に伸びる4本の直線リブ38ならびに保持体31の外形に沿った四角形状の枠リブ39が形成されており、保持体31全体を補強している。この円形リブ35、36と直線リブ37、38との交点では、両者が一体化している。なお、円形リブ35は、円形リブ36に囲われており径が円形リブ36の径よりも小さい。
平行に形成されている直線リブ38(38a)、38(38b)に挟まれた範囲内の円形リブ35には6つの切り欠き部39a、39b、39c、39d、39e、39fが形成されている。切り欠き部39aと切り欠き部39dは穴33の中心を中心とした点対称位置に配置されており、切り欠き部39bと切り欠き部39eは、同じように点対称位置に配置されており、切り欠き部39cと切り欠き部39fも、同じように点対称位置に配置されている。
また、直線リブ38a、38bに挟まれた範囲内の円形リブ36には4つの切り欠き部40a、40b、40c、40dが形成されている。切り欠き部40aと切り欠き部40cは、穴33の中心を中心とした点対称位置に配置されており、切り欠き部40bと切り欠き部40dは、同様に点対称位置に配置されている。
そして、円形リブ35の内側には、穴33の中心を中心とした3つの円形溝が形成されている。すなわち、4つの区域に分けられた小径の円形溝41aと、その外周に沿って配置される完全なリング状となる中径の円形溝41bと同径となる2つの半円形溝41c、41dが円形リブ35の内側に形成されている。円形溝41aは、周方向約45度に渡る狭区域と、周方向に約135度に渡る広区域とが交互に計4つ形成され、1周を形成している。
切り欠き部39cは、半円形溝41cに通じており、切り欠き部39aは、半円形溝41dに通じている。また、切り欠き部39bは、円形溝41bの下側に設けられた凹部を経由して円形溝41aの広区域に通じている。切り欠き部39dは、半円形溝41cに通じており、切り欠き部39fは、半円形溝41dに通じている。また、切り欠き部39eは、円形溝41bの下側に設けられた凹部を経由して円形溝41aのもう一つの広区域に通じている。
円形溝41aと円形溝41bの間には、円形リブ41eが形成され、円形溝41bと半円形溝41c、41dの間には円形面42が形成されている。この円形面42には、ネジ穴43が略等間隔に6つ形成され、さらに突起部44が2箇所形成されている。また、枠リブ39の4つの各辺には、それぞれネジ穴45が形成された取り付け用のタブ46が延在されている。
また、直線リブ38a、38bに挟まれた範囲内の枠リブ39には、穴47aと、穴47aと対向する反対側の位置に穴47bが形成されている。
図9は、光源部51の分解斜視図であり、保持部材31と対向する側から見た斜視図である。なお、保持部材31と対向する側とは逆側の光源部51の分解斜視図は、図7に示している。光源部51は、発光部材となるLED101と、LED101が実装される回路板53と、LED101から発せられる熱を発散させる放熱部材61とから主に構成されている。また、回路板53上には、LED101と並列に接続される定電圧ダイオード103およびサーミスタ2が実装されている。
LED101は、表面実装型のチップ型LEDである。回路板53は、円盤状の形状をなす銅ベースのもので、銅板の表面を絶縁膜で被覆し、その絶縁膜の表面に回路をパターニングしているものである。そのパターンの殆どはさらに絶縁膜によって被覆され、LED101の接続端子部分および入出力端子となる部分がランド(接点、図示省略)として表側(図9では右面側)に露出している。LED101は、回路板53の中央に実装配置されている。回路板53の端部(外周部)には、ネジ穴54がその外周に沿って等間隔に6箇所形成され、さらに上述の保持体31の2つの突起部44と嵌合するように穴55が2箇所形成されている。
放熱部材61は、アルミニウムの円盤状の形状をなす成形物からなり、表面が粗面化している。放熱部材61が回路板53と直接接触する部分は、円形状の中央円形部62とリング状の外周円環部63である。中央円形部62と外周円環部63との間には、回路板53とは接触しないように背面側(図9では左側)に隆起している円環状の背面隆起部64が形成されている。背面隆起部64のうち、回路板53とは対向しない側は、中央円形部62および外周円環部63よりも、背面側に隆起している分だけ背面側の高さが高くなっている。外周円環部63には、保持体31のネジ穴45および回路板53のネジ穴54と対応する位置にネジ穴65が6箇所形成されている。
電気接続部材は、電気線72、73と、この電気線72、73を接続し、保持体31の円形溝41aの広区域内に固定されるバネ性を有する2つの板バネ状接点74a、74b(バネ接点)と、電気線75と、から構成される。
電気線72は、保持体31の穴47aから挿入され、切り欠き部40aおよび切り欠き部39bを通り、円形溝41bの下側の凹部を経由して円形溝41aの広区域に通じ、板バネ状接点74aにはんだ付けされている。電気線73は、保持体31の穴47bから挿入され、切り欠き部40dおよび切り欠き部39eを通り、円形溝41bの下側の凹部を経由して円形溝41aの他の広区域に通じ、板バネ状接点74bにはんだ付けされている。電気線75は、保持体31の穴47aから挿入され、切り欠き部40bおよび切り欠き部39cを通り、円形溝41cに沿って半円形状に配置され、切り欠き部39dから出て切り欠き部40cを通って穴47bの外側に飛び出ている。
ここで、電気線72、73は、直流電源となる電源電圧供給部109に接続される線で電気線72、73のいずれか一方が他の発光装置の同様な電気線72、73の一方と接続されたり、電気線72、73が両側に隣接する他の2つの発光装置の電気線72、73のそれぞれ一方と接続されたりする。
また、電気線72、75は、図3、図4に示す接続端子T1に相当する。また、電気線73、75は、図3、図4に示す接続端子T2に相当する。よって、電気線72、73、75は、先端部が端子状に加工されることが好ましい。また、この端子状の加工によって電気線72、73、75同士の接続あるいは電気線72、73、75と電源電圧供給部109またはトランジスタ105のコレクタとの接続が簡単かつ確実になることが好ましい。
導光体11と保持体31の固定状態について図5および図6を参照しながら説明する。導光体11は、その出射面10bが保持体31の開口部32から露出するように保持体31に嵌め合わされている。その嵌合状態では、円形突起18の外周面と保持体31の穴33の内周面との間にゴム製のパッキン81(図6参照)が配置されている。そして、導光体11と保持体31とは、出射面10bの四隅から保持体31の四隅に通じる4本のネジ82(図5参照)によって固定されている。
光源部51と保持体31の固定状態について図6〜図9を参照しながら説明する。まず、回路板53のネジ穴54(図7、図9参照)と円形面42(図7参照)のネジ穴43(図7参照)の位置合わせをするために、2箇所の突起部44(図7参照)をそれぞれ穴55(図9参照)に嵌合させる。そして、放熱部材61のネジ穴65(図7参照)と回路板53のネジ穴54との位置合わせをした状態で、各ネジ穴43、54、65を貫通する6本のネジ83にて光源部51と保持体31を固定する。なお、保持体31には電気接続部材や密封部材となるリング状のゴムパッキン84(図6参照)が事前に取り付けられている。ゴムパッキン84は円形溝41b内に入れられている。
光源部51と保持体31を固定した状態では、図6に示すように、円形のゴムパッキン84(パッキン)がLED101を囲むように回路板53面と円形溝41bとの間で押圧されている。これにより、ゴムパッキン84で囲まれた内部を密閉状態としている。この密閉状態は、パッキン81によっても保障されている。また、光源部51と保持体31を固定した状態では、2つの板バネ状接点74a、74bとLED101の接続端子部分および入出力端子となるランドが電気接続する。ゴムパッキン84は、円形溝41aの下側の凹部を通過する電気線72、73を押圧し、電気線72、73の抜け止めも兼ねている。
図10は、光源部51と保持体31との固定の前後の板バネ状接点74a、74bと、LED101の接続端子部分および入出力端子となるランド85の状態を示す図である。光源部51と保持体31が固定前の状態では、円形溝41aの広区域内の板バネ状接点74a、74bと回路板53のランド85が離れている。固定後では、板バネ状接点74a、74bが変形しランド85に押圧した状態で接触している。板バネ状接点74a、74bとランド85が接触していれば、電気線72、73、75を通じたLED101への電力の供給が可能となる。
図11は、発光装置4における光路の一例を示す図で、光路L1、L2について説明する図である。LED101から発せられる光の一部は、凹部15から第1の導光部12に入射し、凹部14の出射面10aで全反射して第2の導光部13へと導光し、出射面10bにて全反射して傾斜面20へと到達する。ここで、傾斜面20は、出射面10bから全反射された光の照射角度が小さくなるように傾斜しているため、傾斜面20へは全反射臨界角以下の角度で光が照射する部分が生じる(光路L1)。その場合、その光は傾斜面20を通過して保持体31の底面34に貼付されている白色シート(図示省略)によって反射され、第2の導光部13を通過して出射面10bから出射する。また、傾斜面20への入射角が全反射臨界角を超えた入射角度の場合(光路L2)、傾斜面20で全反射して出射面10bへ向かい、出射面10bを通り抜けていく。
光路L3について説明する。LED101から発せられる光の一部は、凹部15から第1の導光部12に入射し、斜面17にて全反射し、そのまま凹部14の面を通過して出射面10aから出射される。以上のように、発光装置1は、光散乱粒子の働きや傾斜面20などの働きで第1の導光部12および第2の導光部13の略全体から略均等に光を出射する。
(本発明の実施の形態によって得られる主な効果)
本発明の実施の形態に係る照明装置1は、断線などによる破損LEDが発生した場合に、当該LEDの特定を容易にすると共に、定電圧ダイオード103、104などの保護用素子の熱暴走を回避し、低価格、省スペースの装置を実現することができる。また、特許文献1におけるサージ吸収用のダイオードも不要となる。
本発明の実施の形態に係る発光装置4は、第1の導光部12および第2の導光部13の略全体から略均等に光を出射するため、光の照射面積を広く確保することができ均一な光源とすることができる。また、ゴムパッキン84によって、LED52を保持体31と回路板53の間を密封している。そのため、LED52を保護でき、耐候性に優れる発光装置4を得ることができる。また、ゴム製のパッキン81およびゴムパッキン84の配置位置には凹凸が無く補助のシール剤等が不要であり、製造の容易な発光装置4を得ることができる。さらに、ゴム製のパッキン81によって、導光体11と保持体31の間を密封しているため、LED101は、導光体11と保持体31と回路板53とで囲まれる空間に密封されるのでより耐候性に優れる発光装置4を得ることができる。
また、発光装置4は、銅ベースの回路板53と接触する放熱部材61が配置されている。そのため、LED101が発する熱を放熱できる。そして、放熱部材61は、粗面化されているため、比表面積が大きくなり、より放熱効率が高いものとなっている。また、放熱部材61の中央円形部62が、LED101の実装場所である回路板53の中央に直接接触しているため、発熱源であるLED101の熱を効率良く吸熱している。その吸熱した熱は、回路板53とは接触していないため比較的温度の低い円環状の背面隆起部64に移動し、中央円形部62の温度を下げ易くする。このようにして、放熱部材61は、回路板53のうち局部的に高温となる中央部の熱を特に対象として放熱している。また、発光装置4の背面側に背面隆起部54を形成するなどして凹凸面とすることによって、たとえば看板に取り付けるとき、看板側に取り付けられたビスの頭を避けて配置できるような利点がある。
また、発光装置4は、上述のようにゴムパッキン84によって、LED101を保持体31と回路板53の間に密封し、かつゴム製のパッキン81によって、導光体11と保持体31の間を密封している。その密封空間には、LED101ばかりでなく板バネ状接点74a、74bとランド85のような雨露に曝されると劣化しやすい部材が配置されているため、それらの部材を保護でき、耐候性に優れる発光装置4を得ることができる。
また、発光装置4は、回路板53が接点であるランド85を有し、保持部材31には板バネ状接点74a、74bが配置され、ランド85と板バネ状接点74a、74bとの接触によってLED101への電力供給が可能となっている。そのため、LED101への電力供給経路に接続箇所を無くすことができ、LED101の交換が容易になる。具体的には、LED101を交換するには、ネジ83を取り外して回路板53ごとLED101を除去し、LED101が実装された新しい回路板53を保持部材31にネジ83を用いて装着する。さらに、ランド85と板バネ状接点74a、74bとの接触状態は、両者が押圧された状態になっているため、電気接続がより確実となる。また、回路板53ごとLED101を除去するのではなく、回路板53を取り外した後、LED101や所定の電子部品のうち、不具合部品のみを交換し、回路板53を再度取り付けるようにしてもよい。いずれの場合も、電力供給用の配線には全く手をつけず、LED101やそのまわりの電子回路部分の故障を簡単に直すことができる。
また、発光装置4を複数個並べた照明装置1A、1Bは、個々の発光装置4の光出射面の面積が大きいため、並べる発光装置4の数を少なくすることができる。具体的には、照明装置1Bの場合、図12に示すように、電源電圧供給部109を1つ設置し、この電源電圧供給部109からの線92に発光装置4の電気線72、73の一方を接続すると共に、電気線75を接続する。さらに、他の発光装置5の電気線72、73の他方に接続し、電気線75同士を接続する。なお、電気線75には、抵抗108a、108b、1008nを備える。このようにして、次々と接続することで、発光装置4〜6は直流電源となる電源電圧供給部109に対して直列に複数個接続される。このように発光装置4〜6が接続された照明装置1Bを看板用などの照明装置とする。
また、LED103、104、111に並列に定電圧ダイオード103、104、112およびサーミスタ2、3、7を備えることにより、従来と比較して小さな容量の定電圧ダイオード103、104、112を用いていずれかのLED103、104、112が断線しても残りのLED103、104、112が点灯し続けることができる。これにより、断線したLED103、104、112の特定を容易にすることができる。また、サージ電流などの発生からLED103、104、112を保護することができる。さらに、従来と比較して小さな容量の定電圧ダイオード103、104、112を用いることにより発光装置4〜6または照明装置1、1A、1Bの低価格化および小型化を図ることができる。
(他の形態)
以上、本発明の実施の形態における照明装置1、1A、1Bおよび発光装置4〜6について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない限り種々変更実施可能である。
たとえば保護用素子としてはツェナーダイオードからなる定電圧ダイオード103、104の他に、定電流ダイオード、サイリスタなどとしてもよい。また、抵抗増大素子としては、ポリマ系のPTC型のサーミスタ2、3、7の他に、セラミック系のPTC型のサーミスタなど対数的に抵抗が増大する素子やリニアに抵抗が変化するリニア正温度係数抵抗器などを採用してもよい。
また、導光体11を設けることなく、LED103、104、111の光を直接外部に放出するように構成してもよい。また、第1の導光体12の光散乱粒子の密度を第2の導光体13の光散乱粒子の密度より低くしたり、両者を同じ密度としてもよい。また、導光体11中に光散乱粒子を含有させないようにしてもよい。
また、図13に示す照明装置1Cとしてもよい。この照明装置1Cは、照明装置1Bの変形例であり、発光装置4〜6の変形例でもある。発光装置4Aは発光装置4と次の点が異なる。すなわち、電気線72、73は見た目上は1本となっているが、中で2本に分かれており、一方はLED101に接続される線となり他方は抵抗108aに接続される線となっている。電気線75は、接続端子T2Aを介してトランジスタ106や抵抗107に接続されると共に電源電圧供給部ともなる直流電源91のマイナス側に接続端子T1Aを介して接続される。発光装置5A、6Aも発光装置4Aと同様な構成となっている。なお、接続端子T3Aは、接続端子T2Aと接続され、接続端子T5Aは接続端子T4Aと接続され、接続端子T6Aは、トランジスタ106のエミッタおよび抵抗107と接続されている。
また、回路板53は、銅ベースのものであり、LED101が実装されていない面には、表面が粗面化されたアルミニウムからなる放熱部材61が設けられている。しかし、放熱部材61を設けないものとしてもよい。また、回路板53および放熱部材61の材質、形状等は適宜変更できる。たとえば、放熱部材61のLED101が実装されていない面の表面は粗面化されている必要はない。また逆に、放熱部材61の両表面を粗面化しても良い。また、放熱部材61の背面隆起部64に相当する部分は設けずに、放熱部材61の全面が回路板53に接触しているものとすることができる。また、放熱部材61の材質はアルミニウムではなく、銅等の他の材料とすることができるが、アルミニウムは比重が軽いため、発光装置1の軽量化の点で有利である。さらに、回路板53は、銅ベースとしているが、アルミニウム等の他の材料をベースとすることができる。
また、回路板53のランド85と接続する板バネ状接点74a、74bがゴムパッキン84で囲まれた内部に配置されている。しかし、このような構成は必須ではないため、このような構成を採用しないこととすることができる。たとえば、回路板53のランド85と接続する板バネ状接点74a、74bがゴムパッキン84で囲まれた領域の外側に配置されていても良い。
また、回路板53はランド85を有し、保持部材31には板バネ状接点74a、74bが配置され、ランド85と板バネ状接点74a、74bとの押圧接触によってLED52への電力供給が可能となっている。しかし、このような構成を採用しなくてもよい。たとえば、回路板53に板バネ状接点74a、74bを配置し、保持部材31にランド85を配置する構成としてもよい。さらには、バネ接点は、板バネ状でなくコイルバネ状としてもよいし、バネ性の乏しいものを用いることとしてもよい。また、LED52への電力供給を可能とするための電気接続には、はんだ付け等の手法を用いることとしてもよい。
また、発光部材はLED101に限定されず、有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electro-Luminescence、OEL、有機EL)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic Electro-Luminescence、IEL、無機EL)、レーザー光等の他の発光部材を用いることができる。さらに、LED101にはチップ型のものを用いているが、レンズ付きのLEDを用いることができる。また、発光部材としては、光を直接第1の導光部12に入射させる光源でなく、光源の光を導く導光体や光源の光を反射する反射部材としてもよい。
また、導光体11の形状・構造等は、適宜変更することができる。たとえば、第1の導光部12と第2の導光部13とは2材成形で一体化されているが、単なる一体成形によって導光体11を形成してもよい。また、導光体11の外形は四角い板状とされているが、円い板状等の他の形状としてもよい。また、凹部14および凹部15の形状は変更できる。
また、導光体11と保持体31の間を密封するゴム製のパッキン81を省略してもよい。また、1つの発光装置4を照明装置として用いるようにしてもよい。また、看板用以外に、道路灯、家屋内照明用など、他の用途の照明装置とすることができる。
1、1A、1B、1C…照明装置、2、3、7…サーミスタ(抵抗増大素子)、4〜6…発光装置、10、10a、10b…出射面、11…導光体、12…第1の導光部、13…第2の導光部、19…出射面、20…傾斜面、31…保持部材、33…穴、53…回路板、61…放熱部材、74a,74b…板バネ状接点、84…ゴムパッキン、85…ランド(接点)、101、102、111…LED、103、104、112…定電圧ダイオード(保護用素子)

Claims (5)

  1. 直列に接続される複数のLEDと、この複数のLEDのそれぞれに対して当該LEDとは逆極性となり並列に接続される複数の保護用素子と、を備える照明装置において、
    前記保護用素子に対して直列かつ前記LEDに対して並列に、温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子が接続され
    前記LEDは、円盤状の回路板の中央部に配置され、
    前記保護用素子および前記抵抗増大素子は、前記LEDと共に前記回路板上に配置され、
    前記回路板の前記LEDが配置されていない背面側には、円盤状の放熱部材が配置され、
    前記放熱部材には、前記回路板の中央に接触する中央円形部と、この中央円形部の周囲に前記回路板に接触しないように背面側に隆起している背面隆起部とが形成されている、
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置において、
    前記保護用素子をツェナーダイオードとし、前記抵抗増大素子をPTC型のサーミスタとし、2つのトランジスタと2つの抵抗とを有する定電流回路に前記直列接続されたLEDの一方端が接続され、他方端が電源電圧供給部に接続されている、
    ことを特徴とする照明装置。
  3. 1つのLEDと、このLEDに対して当該LEDとは逆極性となり並列に接続される保護用素子と、前記LEDから出射される光を板状の面から出射する導光体と、を備える発光装置において、
    前記保護用素子に対して直列かつ前記LEDに対して並列に、温度上昇に伴って抵抗値が増大する抵抗増大素子が接続され
    前記LEDは、円盤状の回路板の中央部に配置され、
    前記保護用素子および前記抵抗増大素子は、前記LEDと共に前記回路板上に配置され、
    前記回路板の前記LEDが配置されていない背面側には、円盤状の放熱部材が配置され、
    前記放熱部材には、前記回路板の中央に接触する中央円形部と、この中央円形部の周囲に前記回路板に接触しないように背面側に隆起している背面隆起部とが形成されている、
    ことを特徴とする照明装置。
  4. 請求項記載の発光装置を複数配置し、前記LEDを複数直列に接続したことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4記載の照明装置において、
    前記LEDと前記保護用素子と前記抵抗増大素子は、前記導光体と前記回路板とで前後が形成される密閉空間内に配置される、
    ことを特徴とする照明装置。
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