JP5467022B2 - 熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置 - Google Patents

熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置 Download PDF

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Description

本発明は、熱延鋼帯の冷却装置に係り、一層詳細には、熱延圧延機の出側に設置されて圧延材にノズルからの冷却水を直接噴射するための噴射孔が形成された通板ガイド(又はテーブル、エプロンとも言う)を備えた熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置に関する。
この種の通板ガイドを備えた熱延鋼帯の冷却装置としては、例えば特許文献1〜3に開示されたものが有る。即ち、特許文献1には、厚鋼板を上下より挾圧する複数の回転ロールと、厚鋼板の上方及び下方に配置された冷却水ヘッダーと、該冷却水ヘッダーに設けられた多数のノズルからなる複数の冷却ユニットを搬送方向へ配設すると共に、多数のノズルから噴射された冷却水は、通板ガイドに相当する上部ノズル保護エプロン及び下部ノズル保護エプロンに形成された噴射孔を通して厚鋼板に直接噴射されるようにした装置が記載されている。
また、特許文献2には、圧延板に接する一対のワークロールを極小径ロールまたは異径ロールとし、各ワークロールの表面にスプレー水を噴射するロール冷却手段と、ワークロールの出側における鋼板の表面から鋼板とワークロールとの接点にかけてスプレー水を噴射する板冷却手段とを設けると共に、該板冷却手段の下流側に位置する圧延板用のガイドプレートに噴射孔を介してスプレー水を圧延板に直接噴射するヘッダーを設けた装置が記載されている。
また、特許文献3には、熱間圧延設備の仕上圧延機列における最終スタンドの直後に鋼板の上,下面に対し帯状又は長円状の噴流衝突域を形成すべきノズルを多数設けると共に、鋼板の下面にあっては、エプロンに開けた穴を通じて冷却水を吹き付ける装置が記載されている。
特開昭60−43434号公報(第5図、第6図) 特開2005−193258号公報(図1) 特開2005−342767号公報(図2,段落[0034]) 特公昭62−7247号公報 特開2002−273501号公報
ところで、細粒鋼からなる熱延鋼帯(鋼板)が、強度及び靱性等の機械的性質に優れていることは、前記特許文献2や後述する特許文献4等で良く知られており、それを材料とする機器・装置を軽量化したり、それによって消費エネルギーを削減したりする効果をもたらすことから、産業界の注目を集めている。
そして、特許文献2には、「熱間圧延の際、圧延板に高圧下率の圧延(大圧下)を施しながら強冷却を行うという、いわゆる大圧下圧延法によって細粒鋼からなる熱延鋼板(鋼帯)を製造する圧延機が特許文献1(本願明細書では特許文献5と記す)に開示されている」と記載されている。即ち、大圧下により組織の微細化を図ると共に、大圧下にともなって加工発熱をする圧延板を強冷却によって適切な温度域(Ar3変態点付近)に保ち、もって粒成長を停止させて細粒鋼熱延鋼板を得るのである。
また、特許文献4には、重量%でC0.3%以下、C以外の合金元素含有量が3%以下である鋼を、Ar3変態点以上の温度域から冷却する過程において熱間加工を行い、その終段において(Ar+50℃)〜(Ar3+100℃)の温度域で実質的に1秒以内の間に1回又は2回以上の合計減面率が50%以上95%以下となる熱間加工を加え、該熱間加工終了後20℃/S以上2000℃/S以下の冷却速度で600℃以下の温度域まで冷却することで、フェライト組織の結晶粒径が例えば3〜4μm以下という微細粒組織からなる熱延鋼帯が得られることが記載されている。
前述したように大圧下した後、例えば1000℃/S程度の冷却速度で急速冷却することで、微細粒組織からなる熱延鋼帯が実験的に得られることが知られ、これが工業的に得られれば、非常に低コストで合金元素等を添加せずに高品質の高張力鋼等を容易に製造できる。
このように微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造するには、急速冷却が不可欠であり、通板ガイドにおける冷却ノズル用の噴射孔も多数必要となる。しかしながら、多数の噴射孔を有した通板ガイドは、通板方向と直交する噴射孔の角部が圧延材を通過させるときに圧延材のエッジ部(隅部)が引っ掛かり通板の妨げになるという不具合があった。
即ち、前述した特許文献2及び3では単なる穴である噴射孔の記載しかなく、また、特許文献1では噴射孔の通板面の角部を面取り加工や丸め加工を行い、角部を削って引っ掛かりを防止しているが、何れも通板に対する信頼性が低く、微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造する装置の実機化の妨げとなっているのである。
そこで、本発明の目的は、多数の噴射孔を備えた通板ガイドにおいてもスムーズに通板が行えて微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造する装置に好適な熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置は、
熱延圧延機の出側に設置された通板ガイドに、圧延材に対し圧延材冷却ノズルからの冷却水を直接噴射するための噴射孔が多数形成された熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置において、
前記通板ガイドの圧延材と接触する表面の少なくとも圧延材のエッジ部が通過する部分を、高い面、低い面及び斜面により波型形状の凹凸面に形成し、
前記噴射孔の通板方向と直交する角部のうち、通板方向下流側の当該角部を、前記凹凸面の低い面または通板方向でみた場合の下り斜面に配置したことを特徴とする。
また、
前記通板ガイドに、前記圧延材冷却ノズルより圧延材に噴射された冷却水を排水する排水孔を多数形成し、該排水孔の通板方向と直交する角部のうち、通板方向下流側の当該角部を、前記凹凸面の低い面側に配置したことを特徴とする。
また、
前記噴射孔を傾斜したスリット状に形成し、該噴射孔の長径方向と前記圧延材のエッジ部との通板時における相対角が鋭角となる場所においては、当該噴射孔を前記凹凸面の低い面に配置したことを特徴とする。
また、
前記噴射孔を傾斜したスリット状に形成し、該噴射孔の長径方向と前記圧延材のエッジ部との通板時における相対角が全て鈍角となるように当該噴射孔を配置したことを特徴とする。
また、
前記通板ガイドは、熱延圧延機の最終スタンドにおけるワークロールの出側に、前記ワークロールの径の変化に追従可能に設けられると共に、
前記通板ガイドの噴射孔を通して圧延材に多量の冷却水を噴射する前記圧延材冷却ノズルを多数設置したことを特徴とする。
前記構成の本発明に係る熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置によれば、通板ガイドの表面に形成される凹凸面における斜面を圧延機の入側に向けて配置することで、圧延材の先端の垂れ下がった部分が斜面部で常に持ち上げられて通板され、噴射孔の通板方向と直交する角部に引っ掛かることなく、スムーズに通板される。
依って、通板ガイドに多数の噴射孔が必須となる、微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造する装置による大圧下後の急速冷却が可能となり、微細粒組織からなる熱延鋼帯を工業的に得ることができ、非常に低コストで合金元素等を添加せずに高品質の高張力鋼等を容易に製造することができる。
本発明の実施例1を示す熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置の側断面図である。 通板ガイドの構造説明図である。 凹凸面の斜面角度の説明図である。 凹凸面の変形例を示す通板ガイドの断面図である。 本発明の実施例2を示す通板ガイドの構造説明図である。 本発明の実施例3を示す通板ガイドの構造説明図である。 本発明の実施例4を示す通板ガイドの構造説明図である。 実施例4の通板ガイドの変形例を示す冷却装置の側断面図である。 本発明の実施例5を示す熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置の側断面図である。 流量密度と冷却速度の関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置の側断面図、図2は通板ガイドの構造説明図、図3は凹凸面の斜面角度の説明図、図4は凹凸面の変形例を示す通板ガイドの断面図である。
図1に示すように、熱間圧延設備における図示しない仕上圧延機列の出側に、圧延材Wの通板方向(パス方向)に沿って多数のテーブルローラ50a〜50bが配置され、その内のテーブルローラ50aとテーブルローラ50bとの間に通板テーブル(通板ガイド)16が設置される。
前記通板テーブル16には、多数の噴射孔21が開口形成され、これらの噴射孔21を通して多数の圧延材冷却ノズル23からの冷却水が圧延材Wの表面に直接噴射されるようになっている。また、通板方向に多段的に形成された噴射孔21間には、前記圧延材冷却ノズル23より圧延材Wに噴射された冷却水を排水する排水孔51が多数形成される。図1中24は、圧延材冷却水用ヘッダー部である。
図2に示すように、前記噴射孔21は通板方向に長いスリット状に形成されて、通板方向と直交する方向に所定角度傾斜されて多数列設される。図示例では、噴射孔21の傾斜方向は、凹凸面52の同一の段にあっては同方向に傾斜されているが、隣接する段間では異なる方向に傾斜されている。尚、排水孔51は通板方向と直交する方向に長いスリット状に形成される。
そして、前記通板テーブル16は、圧延材Wと接触する表面の少なくとも圧延材Wのエッジ部(隅部)が通過する部分が、高い面52a(図2中右下がりのハッチング領域参照)、低い面52b(図2中右上がりのハッチング領域参照)及びそれらを繋ぐべく通板方向上流側下がりの斜面52c(図2中ハッチングの無い領域参照)により波型形状の凹凸面52に形成され、前記噴射孔21の通板方向と直交する角部(図2中に太線で示した部分参照)が前記凹凸面52の低い面52bに配置されている。図示例では、前記排水孔51の通板方向と直交する角部(図2中に太線で示した部分参照)も前記凹凸面52の低い面52b側(厳密には斜面52cの低い位置)に配置されている。図2中52dは高い面52aから低い面52bへ至る下り斜面であり、ここではほぼ垂直な下り斜面を記述している。
このように構成されるため、仕上圧延機列の最終スタンドを出た圧延材Wは、テーブルローラ50a〜50bと通板テーブル16上を通板(搬送)されると共に、通板テーブル16上では、多数の噴射孔21を通して多数の圧延材冷却ノズル23からの冷却水が当該圧延材Wの表面に直接噴射されて冷却される一方、圧延材Wに噴射されて通板テーブル16上に滴下された冷却水は多数の排水孔51より排水される。
この際、凹凸面52の各段において斜面52cを流下する冷却水は、同一方向に傾斜した噴射孔21により排水孔51に対し同一方向から流れ込むと共に各段間においては流れ込む方向が相反方向に振り分けられるため、通板テーブル16上に滞留することなく当該排水孔51より效率よく排水される。勿論、通板テーブル16上の両側縁部からも排水される。
そして、本実施例では、通板時に、通板テーブル16上では、圧延材Wの先端の垂れ下がった部分が凹凸面52における斜面52c部で常に持ち上げられて通板され、噴射孔21の通板方向と直交する角部(これは凹凸面52における低い面52bに配置される)や排水孔51の通板方向と直交する角部(これは凹凸面52における低い面52b側に配置される)に引っ掛かることなく、スムーズに通板される。
尚、凹凸面52における斜面52cの角度に関しては、図3に示すように、斜面の角度;θ、圧延材からの力;F、斜面の乗り上げ力;Fsinθ、抵抗力;Fcosθ*μとすると、tanθ>μの関係のときに滑り乗り上がる。そこで、圧延材表面の摩擦係数;μをμ=0.15とすれば、斜面の角度はθ>約8.5度となる。よって、斜面の角度は、8.5度以上あれば圧延材Wの先端は斜面を滑り乗り上げることができるが、実際には、加工の容易性などから大きな角度(60度以上)に設定される。
また、凹凸面52における斜面52cを、図4に示すように、平面から円弧面にすると好適である。即ち、円弧面の場合、圧延材Wの先端が斜面を滑りながら乗り上げていくとき、斜面の角度θがプラス方向に変化していくので、先端の衝突位置が斜面の中腹以上となるとき、平面の斜面の場合に比べ滑り乗り上がりやすい条件となり引っ掛かりが起こりにくいのである。
このようにして、本実施例によれば、通板テーブル16に多数の噴射孔21を有しているにもかかわらず、通板に支障をきたすことなく排水を良好にして、多数の圧延材冷却ノズル23より多量の冷却水を噴射して大圧下後の圧延材Wを急速冷却することが可能となり、微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造する通板ガイドを有する冷却装置に好適となる。
図5は本発明の実施例2を示す通板ガイドの構造説明図である。
これは、実施例1における噴射孔21と板幅Wの圧延材Wのエッジ部Ea,Ebとの通板時における相対角が鋭角θとなる場所においては、圧延材Wのエッジ部Ea,Ebが引っ掛かり易く、逆に鈍角θになる部分は引っ掛かりにくいという現象があるので、その現象を応用して、相対角が鋭角θとなる場所には、当該噴射孔21が凹凸面52の低い面52bに配置されるように、通板テーブル16の凹凸面52を形成した例である。
ここで、相対角は図5に示すように、エッジがパス方向へ進行するときに、噴射孔の傾斜のエッジがあたる位置において、エッジがあたった位置から噴射孔の傾斜にそってパス方向出側へ引いた線と圧延材幅中心側に引いた線のなす角と定義される。相対角が鈍角ということは、少なくとも圧延材の幅方向の端が通過する箇所において、パス方向へ進むに従って噴射孔がライン幅方向外側になる向きに傾斜していることを意味する。
即ち、実施例1と同様な噴射孔21の配置では、圧延材Wの一方のエッジ部Ebにおいて相対角が鋭角θであれば他方のエッジ部Eaにおいて相対角が鈍角θとなり、それが通板方向に交互に切り替わるので、これに対応して凹凸面52における高い面52aと低い面52bを配置するのである。図示例では、圧延材Wのエッジ部Ea,Ebが通過しない凹凸面52の通板方向中央部に所定の幅Wに亙って高い面52が配置されている。
ここで、所定の幅Wは、板幅Wの最小値よりも小さくすることで引っ掛かりを小さくすることが可能である。一方、通板時の幅方向通過位置が圧延位置中央(通板ガイド幅方向のほぼ中央)からずれる蛇行状態の圧延も想定し、また、高い面52の幅方向の長さを確保するために、(Wの最小値−300mm)<W<(Wの最小値−50mm)とすることがより好ましい。
これによれば、通板時圧延材Wのエッジ部Ea,Ebが噴射孔21に引っ掛かることがより確実に防止される効果が得られる。
図6は本発明の実施例3を示す通板ガイドの構造説明図である。
これは、実施例2と同様の構成において、単に、斜面52cの面積を増大した例であり、その作用・効果も実施例2と同様である。
図7は本発明の実施例4を示す通板ガイドの構造説明図、図8は実施例4の通板ガイドの変形例を示す冷却装置の側断面図である。
これは、実施例1における噴射孔21を、圧延材Wのエッジ部Ea,Ebとの通板時における相対角が全て鈍角となるように、各段において通板方向上流側に向けて山形状に配置した例であり、実施例2と同様の作用・効果が得られる。
ここで、図7の場合、噴射孔21のパス方向の重なりが、幅方向Wの範囲では少なくなっている。この図7の記載の範囲でWよりも外側ではパス方向に噴射孔21を6回通過するのに対し、Wの内側はパス方向に3回通過しており、Wの内側は外側よりも冷却回数が少なくなっている。この場合、Wの内側は外側よりも冷却の度合いが低くなり、幅方向での均一性に劣る。図8では、幅方向にどの位置でも記載の範囲でパス方向に3回通過する形態であり、噴射孔21のパス方向の重なりが幅方向で同様となり、幅方向の均一性が確保できる効果がある。
図9は本発明の実施例5を示す熱延鋼帯の冷却装置の側断面図、図10は流量密度と冷却速度の関係を示すグラフである。
図示のように、熱間圧延設備の仕上圧延機列における最終スタンドSnにおいて、ハウジング10に対し左右一対の上ワークロールチョック11Aを介して図示しないモータにより回転可能に支持された上ワークロール12Aと、同じくハウジング10に対し左右一対の下ワークロールチョック11Bを介して図示しないモータにより回転可能に支持された下ワークロール12Bとの出側に、圧延材Wの上方及び下方に位置して上冷却装置13Aと下冷却装置13Bが配設される。
また、上,下ワークロール12A,12Bは、それぞれ上,下ワークロールチョック11A,11Bに支持されたまま上,下ワークロールチョック11A,11B毎ハウジング10に対し交換可能になっている。
上冷却装置13Aは、圧延材Wの板幅方向に長いノズルブロック14Aがその左,右両部においてハウジング10に圧延材Wの搬送方向へスライド自在に支持され、ブロック背面にピストンロッド先端がピン結合された左右一対の油圧シリンダ15Aの伸縮作動によりワークロール12Aに対し進退可能になっている(進退機構)。
ノズルブロック14Aの下方には、上,下ワークロール12A,12Bから出た圧延材Wを通板(搬送)方向に案内する板状で硬質材からなる通板ガイド16Aが前記上ワークロール12Aの径の変化に追従可能に設けられる。
詳細には、通板ガイド16Aの左,右両部中央においてブラケット17Aを介してノズルブロック14Aの下部に揺動自在にピン18Aで結合され、基端部に載置した錘19により先端部に付設した軟質プレート20が常に上ワークロール12Aの表面に接するように付勢されている。
前記通板ガイド16Aには、多数の噴射孔21Aが開口形成される。実施例1と同様に、スリット状の噴射孔21Aが所定角度傾斜されて圧延材Wの板幅方向に多数列設されたものが圧延材Wの通板方向に交互に傾斜方向を変えて3列形成されているが(図2参照)、これに限定されるものではなく、個数及び列数、形状、配列等は使用される冷却水噴射ノズルに合わせて適宜選択される。
また、通板ガイド16Aは、実施例1と同様に、圧延材Wと接触する表面の少なくとも圧延材Wのエッジ部が通過する部分が、高い面52a、低い面52b及びそれらを繋ぐべく通板方向上流側下がりの斜面52cにより波型形状の凹凸面52Aに形成され、前記噴射孔21Aの通板方向と直交する角部が前記凹凸面52Aの低い面52bに配置されている(図8中の吹き出し参照)。図9中52dは、高い面52aから低い面52bへ至る下り斜面(圧延材から離れていく斜面)であり、ここではほぼ垂直な下り斜面としている。ここで、通板ガイド16Aにおける高い面とは、圧延材Wに近い面を意味し、低い面とは圧延材Wから離れた面を意味する。
そして、前記ノズルブロック14Aには冷却水ヘッダー22Aが内蔵され、この冷却水ヘッダー22Aに前記噴射孔21Aを通して圧延材Wの上面に直接多量の冷却水を噴射すべく前記噴射孔21Aに対応した数の圧延材冷却ノズル23Aが下向きに取着され、圧延材冷却水用ヘッダー部24Aに通じている。圧延材冷却水用ヘッダー部24Aには図示しない冷却水供給源から高圧の冷却水が供給される。
また、前記冷却水ヘッダー22A内には、ワークロール冷却水用ヘッダー部25Aが一体的に形成され、このワークロール冷却水用ヘッダー部25A内の冷却水が、冷却水ヘッダー22Aに取着されたロール冷却ノズル26Aより上ワークロール12Aの表面に噴射されるようになっている。ロール冷却ノズル26Aは圧延材Wの板幅方向に多数設けられる。また、ワークロール冷却水用ヘッダー部25Aには図示しない冷却水供給源から高圧の冷却水が供給される。
また、ノズルブロック14Aの正面(ワークロール側面)と通板ガイド16Aの先端部との間には、ロール冷却ノズル26Aから噴射した冷却水が前記通板ガイド16Aの噴射孔21Aを通して圧延材Wの上面に落下するのを防止する分離板(分離部材)27が架設される。この分離板27は、前記通板ガイド16Aの追従動作(揺動)を許容し得るゴム板等の可撓性部材からなる。
一方、下冷却装置13Bは、圧延材Wの板幅方向に長いノズルブロック14Bがその左,右両部においてハウジング10に圧延材Wの通板(搬送)方向へスライド自在に支持され、ブロック背面にピストンロッド先端がピン結合された左右一対の油圧シリンダ15Bの伸縮作動によりワークロール12Bに対し進退可能になっている(進退機構)。
ノズルブロック14Bの上方には、上,下ワークロール12A,12Bから出た圧延材Wを通板方向に案内する板形状からなる通板ガイド16Bが前記下ワークロール12Bの径の変化に追従可能に設けられる。
詳細には、通板ガイド16Bの左,右両部基端においてブラケット17Bを介してノズルブロック14Bの上部に揺動自在にピン18Bで結合され、先端部がその自重により常に下ワークロール12Bの表面に接するようになっている。尚、通板ガイド16Bの先端には、通板ガイド16Aの先端のように軟質プレート20が付設されていないが、通板ガイド16Bに硬質材を用いた場合には通板ガイド16Aと同様に軟質プレート20が付設される。
前記通板ガイド16Bには、前述した通板ガイド16Aと同様に、多数の噴射孔21Bが開口形成される。例えば、スリット状の噴射孔21Bが所定角度傾斜されて圧延材Wの板幅方向に多数列設されたものが圧延材Wの搬送方向に傾斜方向を変えて2列形成されているが、これに限定されるものではなく、個数及び列数、形状、配列等は使用される冷却水噴射ノズルに合わせて適宜選択される。
また、通板ガイド16Bは、通板ガイド16Aと同様に、圧延材Wと接触する表面の少なくとも圧延材Wのエッジ部が通過する部分が、高い面52a、低い面52b及びそれらを繋ぐべく通板方向上流側下がりの斜面52cにより波型形状の凹凸面52Bに形成され、前記噴射孔21Bの通板方向と直交する角部が前記凹凸面52Aの低い面52bに配置されている(図9中の吹き出し参照)。
そして、前記ノズルブロック14Bには冷却水ヘッダー22Bが内蔵され、この冷却水ヘッダー22Bに前記噴射孔21Bを通して圧延材Wの下面に直接多量の冷却水を噴射すべく前記噴射孔21Bに対応した数の圧延材冷却ノズル23Bが上向きに取着され、圧延材冷却水用ヘッダー部24Bに通じている。圧延材冷却水用ヘッダー部24Bには図示しない冷却水供給源から高圧の冷却水が供給される。
また、前記冷却水ヘッダー22B内には、ワークロール冷却水用ヘッダー部25Bが一体的に形成され、このワークロール冷却水用ヘッダー部25B内の冷却水が、冷却水ヘッダー22Bに取着されたロール冷却ノズル26Bより下ワークロール12Bの表面に噴射されるようになっている。ロール冷却ノズル26Bは圧延材Wの板幅方向に多数設けられる。また、ワークロール冷却水用ヘッダー部25Bには図示しない冷却水供給源から高圧の冷却水が供給される。
尚、図中28は固定ガイドで、その先端部の切欠き28aを介して圧延材冷却水用ヘッダー部24Bの冷却水が圧延材冷却ノズル23Cより圧延材Wの下面に直接噴射されるようにもなっている。切欠き28aは圧延材Wの板幅方向に多数形成される。また、固定ガイド28においても、切欠き28a部における圧延材Wと接触する表面の少なくとも圧延材Wのエッジ部が通過する部分が、高い面52a、低い面52b及びそれらを繋ぐべく通板方向上流側下がりの斜面52cからなる案内面が形成され、前記切欠き28aの通板方向と直交する角部が前記案内面の低い面52bに配置されている(図8中の吹き出し参照)。
本実施例は以上のように構成されるため、圧延時(通板時も含む)には、油圧シリンダ15A,15Bの伸長作動により、上,下冷却装置13A,13Bのノズルブロック14A,14Bは、図示のような前進位置に有り、これらのノズルブロック14A,14Bにピン18A,18Bで支持された通板ガイド16A,16Bの先端が上,下ワークロール12A,12Bの表面にそれぞれ接触する。
これにより、通板時に圧延材Wが上ワークロール12A又は下ワークロール12Bに巻き付くことが防止されると共に、板切れ時に先行圧延材Wの後端又は後行圧延材Wの先端が上ワークロール12A又は下ワークロール12Bに巻き付くことが防止される。
また、通板ガイド16A,16Bはノズルブロック14A,14Bにピン18A,18Bで支持されて揺動可能になっているので、ロール交換(これは頻繁に行われる)時等で上,下ワークロール12A,12Bの径が変化した場合でも、これに追従して常にその先端が上,下ワークロール12A,12Bの表面にそれぞれ接触される。
尚、ロール交換時には、油圧シリンダ15A,15Bの収縮作動により、上,下冷却装置13A,13Bのノズルブロック14A,14Bは後退位置に有り、これらのノズルブロック14A,14Bにピン18A,18Bで支持された通板ガイド16A,16Bの先端も上,下ワークロール12A,12Bの表面から離間して(図中のロール交換時の動作量(進退量)S参照)、上,下ワークロールチョック11A,11Bの抜け出し方向(圧延材Wの板幅方向)への干渉は回避される。
そして、本実施例では、圧延時には、多数の圧延材冷却ノズル23A,23B及び23Cから通板ガイド16A,16Bの噴射孔21A,21B及び固定ガイド28の切欠き28aを通して多量の冷却水が直接圧延材Wの上,下面に噴射されるので、圧延直後の圧延材Wの冷却速度が例えば1000℃/S程度の冷却速度まで上げられ、圧延材Wを急速に冷却することができる。
また、上,下の通板ガイド16A,16Bに多数の噴射孔21A,21B(及び切欠き28a)を有しているにもかかわらず、実施例1と同様に、圧延材Wが噴射孔21A,21b(及び切欠き28a)の通板方向と直交する角部に引っ掛かることなく、スムーズに通板される。
これらの結果、仕上圧延機列による大圧下後の急速冷却により、微細粒組織からなる熱延鋼帯を工業的に得ることが可能となり、非常に低コストで合金元素等を添加せずに高品質の高張力鋼等を容易に製造することができる。
また、本実施例では、冷却水ヘッダー22A,22B内には、ワークロール冷却水用ヘッダー部25A,25Bが一体的に形成され、これらのワークロール冷却水用ヘッダー部25A,25B内の冷却水がロール冷却ノズル26A,26Bより上,下ワークロール12A,12Bの表面に噴射されるようになっているので、上,下ワークロール12A,12Bも冷却され、ロールの熱変形等が回避される。
加えて、圧延材冷却水用ヘッダー部24A,24Bとワークロール冷却水用ヘッダー部25A,25Bが単一の冷却水ヘッダー22A,22Bで一体化されているので、ノズルブロック14A,14Bのコンパクト化が図れる。
また、上冷却装置13Aにおいて、ノズルブロック14Aの正面(ワークロール側面)と通板ガイド16Aの先端部との間には、分離板(分離部材)27が架設されているので、圧延材冷却水用ヘッダー部24A,24Bからの冷却水の噴射を停止して圧延材冷却を行わない即ち、微細粒組織からなる熱延鋼帯を製造しない通常(一般)の圧延時に、ロール冷却ノズル26Aから噴射した冷却水が前記通板ガイド16Aの噴射孔21Aを通して圧延材Wの上面に落下するのを防止することができ、圧延材Wの品質低下が回避される。加えて、分離板27はゴム板等の可撓性部材からなるので、前記通板ガイド16Aの追従動作(揺動)を許容し得る。
また、図10は流量密度と冷却速度の関係を示す。給水圧力即ち、圧延材冷却水用ヘッダ部24A,24Bの圧力が1.5MPaのとき、板厚3mmの鋼板について冷却速度を求めた試験結果である。この試験結果から流量密度(=ノズル流量÷幅方向ノズルピッチ÷搬送方向のノズルピッチ)を6m3/(m2・min)以上とすれば、通常の冷却設備で用いられる給水圧力1.5MPaでも板厚3mmの鋼板で500℃/s以上の冷却速度を得ることができ、微細な組織を有する鋼板を製造することが可能となる。
通板ガイド16A,16Bは、平板の鋼製ガイドの表面に凹凸を形成するための別の部材、あるいは予め凹凸を付与された別の部材が接合もしくは組み合わされた形態でも良い。その別の部材は損耗時に取外し・交換可能な状態であることが望ましい。更には、その部材には、圧延材表面に疵を生じさせることが無いように耐熱樹脂(例えばベークライト)を用いても良い。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、通板テーブル16や通板ガイド16A,16Bの構造変更や冷却水ヘッダー22A,22Bの構造変更等の各種変更が可能であることはいうまでもない。波型形状については、図1、図2のA−A、図4、図5のB−B、図6のC−C、図7のD−D、図8に数例が記載されているが、波型とは高い面(圧延材に近い面)、低い面(圧延材から離れた面)及び斜面により凹凸面が形成されたもの全てを含むものであり、例えばサイン波状の連続的な曲線も本発明の波型形状に含まれる。
本発明に係る熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置は、製鉄プロセスラインに適用することができる。
10 ハウジング
11A,11B 上,下ワークロールチョック
12A,12B 上,下ワークロール
13A,13B 上,下冷却装置
14A,14B ノズルブロック
15A,15B 油圧シリンダ
16 通板テーブル
16A,16B 通板ガイド
17A,17B ブラケット
18A,18B ピン
19 錘
20 軟質プレート
21,21A,21B 噴射孔
22A,22B 冷却水ヘッダー
23,23A,23B,23C 圧延材冷却ノズル
24,24A,24B 圧延材冷却水用ヘッダー部
25A,25B ワークロール冷却水用ヘッダー部
26A,26B ロール冷却ノズル
27 分離板
28 固定ガイド
28a 切欠き
50a〜50d テーブルローラ
51 排水孔
52,52A,52B 凹凸面
52a 高い面
52b 低い面
52c 斜面
Ea,Eb 圧延材のエッジ部
S ロール交換時の動作量(進退量)
W 圧延材

Claims (5)

  1. 熱延圧延機の出側に設置された通板ガイドに、圧延材に対し圧延材冷却ノズルからの冷却水を直接噴射するための噴射孔が多数形成された熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置において、
    前記通板ガイドの圧延材と接触する表面の少なくとも圧延材のエッジ部が通過する部分を、高い面、低い面及び斜面により波型形状の凹凸面に形成し、
    前記噴射孔の通板方向と直交する角部のうち、通板方向下流側の当該角部を、前記凹凸面の低い面または通板方向で見た場合の下り斜面に配置したことを特徴とする熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置。
  2. 前記通板ガイドに、前記圧延材冷却ノズルより圧延材に噴射された冷却水を排水する排水孔を多数形成し、該排水孔の通板方向と直交する角部のうち、通板方向下流側の当該角部を、前記凹凸面の低い面側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置。
  3. 前記噴射孔を傾斜した長孔状に形成し、該噴射孔の長径方向と前記圧延材のエッジ部との通板時における相対角が鋭角となる場所に前記凹凸面の低い面を配置したことを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置。
  4. 前記噴射孔を傾斜した長孔状に形成し、該噴射孔の長径方向と前記圧延材のエッジ部との通板時における相対角が全て鈍角となるように当該噴射孔を配置したことを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置。
  5. 前記通板ガイドは、熱延圧延機の最終スタンドにおけるワークロールの出側に、前記ワークロールの径の変化に追従可能に設けられると共に、
    前記通板ガイドの噴射孔を通して圧延材に冷却水を噴射する前記圧延材冷却ノズルを設置したことを特徴とする請求項1に記載の熱延鋼帯の通板ガイドを有する冷却装置。
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