JP5466429B2 - 電源制御装置 - Google Patents
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Description
このような端末装置に搭載された電源系は、例えば、図5に示すように構成される。
図5において、端末装置30には着脱可能な電池パック40が挿着され、その電池パック40の陽極端子41Pおよび陰極端子41Nは、端末装置30に備えられた弾性電極31P、31Nにそれぞれ圧接される。
プロセッサ37は、電源回路34によって電力が供給され、かつ上記RESET信号の論理値が「1」となると既定の初期化処理を開始する。なお、このような初期化処理の過程では、端末装置30の各部の初期化が行われる。
前記起動制御手段は、前記バッテリの端子電圧が既定の下限値以下であるときに、前記装置の始動を見合わせる。
本発明では、バッテリの充電は、そのバッテリの残量が少ない場合に優先度が低く設定されるため、このような残量の極端な減少に対する歯止めが設定される。
本発明が適用された装置は、バッテリの交換が既定の閾値以下の期間内に完了した場合には、そのバッテリの交換に起因する瞬断後に自動的に始動する。
したがって、本発明が適用された装置は、コストが大幅に増加することなく操作性が向上し、かつ利便性が高められる。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の第一の実施形態を示す図である。
図において、図5に示すものと同じ要素については、同図5と同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
瞬断検出回路10は、以下の通りに構成される。
初段には弾性電極31Pに入力端子が接続された電圧検出器11が配置され、その電圧検出器11の出力は、トランジスタ33のベースに接続され、かつプルアップ抵抗器12を介して弾性電極31Pに接続される。電圧検出器11の制御端子は、コンデンサ13を介して接地される。
以下、図1および図2を参照して本実施形態の動作を説明する。
コンデンサ13の静電容量は、端末装置30が瞬断からの復旧後にプロセッサ37がPWRHLD信号の論理値を「0」から「1」に切り替えるために要する最長の時間より長い時定数が確保される値に、予め設定される。
さらに、電圧検出器11は、そのコンデンサ13の両端の電位差が既定の閾値まで上昇するまで待機(図2(e))した後、トランジスタ33のベース接地を解除する(図2(f))。
すなわち、瞬断検出回路10は、瞬断が発生した場合であっても、操作者によって長押しされる押しボタンスイッチ35に代わってトランジスタ33のベースを接地することができる。
したがって、本実施形態に係る端末装置30は、落下に起因して瞬断が生じた後であっても、操作者に特別な操作が強いられることなく、使用することが可能となる。
しかし、本実施形態はこのような構成に限定されず、例えば、電圧検出器11の最終段には、トランジスタ33のベースを接地する状態を保持し、かつ既述のPWRHLD信号の論理値が「0」から「1」となったときにリセットされるフリップフロップが備えられてもよい。
図3は、本発明の第二および第三の実施形態を示す図である。
図において、図1に示すものと同じ要素については、同図1と同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
(1) 弾性電極31Pには、既述の瞬断検出回路10の入力と共に、充電優先回路20の入力が接続される。
(2) 充電優先回路20の最終段には、PチャネルのFET21が配置される。
(3) 瞬断検出回路10の出力は、トランジスタ33のベースではなく、上記FET21のドレインに接続される。
(4) FET21のソースは、瞬断検出回路10の出力に代えて、トランジスタ33のベースに接続される。
初段には電圧検出器22が配置され、その電圧検出器22の出力は抵抗器23を介して弾性電極31Pに接続されると共に、NチャネルのFET24のゲートに接続される。FET24のソースは接地され、そのFET24のドレインは抵抗器25を介して弾性電極31Pに接続されると共に、既述のFET21のゲートに接続される。
充電優先回路20では、電圧検出器22は、電池パック40から弾性電極31Pを介して印可される電圧が正常値である状態では、FET24のゲートの電位をハイレベルに設定する。また、最終段に配置されたFET21は、その前段に配置されたFET24のドレインの電位がローレベルとなるために、オン状態となる。
電圧検出器22は、FET24のゲートの電位をローレベルに設定する。最終段に配置されたFET21は、前段のFET24がオフ状態となるために、同様にオフ状態となる。
図4は、本発明の第三の実施形態におけるプロセッサの動作フローチャートである。
以下、図3および図4を参照して本実施形態の動作を説明する。
リセット回路38は、瞬断等に応じて電源回路34によって印可される電圧が所定値を下回ると、RESET信号の論理値を「0」に設定する。
(2) 上記不揮発性の記憶領域に記録された時刻から経過した時間Tを求める(図4ステップS3)。
(3) この時間Tと、予め決められたインターバル値τとを比較する(図4ステップS4)。
(4) 時間Tがインターバルτ未満である場合には、PWRHLD信号の論理値を「1」に設定する(図4ステップS4)が、反対に、時間Tがインターバル値τを上回る場合には、PWRHLD信号の論理値を「0」に維持する(図4ステップS5)。
しかし、本発明は、このような電源回路34を介することなく、電池パック40によって直接供給される電力により作動する装置にも同様に適用可能である。
しかし、このようなきっかけは、リセット回路38以外のハードウェアやソフトウェアによる如何なる連係の下で与えられてもよい。
しかし、このようなPWREN信号は、シーケンシャル回路であるフリップフロップ等を介して与えられてもよい。
また、電源回路34の始動のきっかけと、その電源回路34の稼働が続行されるべき期間とは、既述のPWRON信号とPWREN信号とをその電源回路34が直接参照することによって識別されてもよい。
11 電圧検出器
12,23,25,32 抵抗器
13 コンデンサ
20 充電優先回路
21,24 FET
22 電圧検出器
30,30A,30B 端末装置
31N,31P 弾性接点
33 トランジスタ
34 電源回路
35 押しボタンスイッチ
36 オアゲート
37 プロセッサ
38 リセット回路
40 電池パック
41N 陰極端子
41P 陽極端子
Claims (4)
- 着脱可能なバッテリが供給する電力で駆動される装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、
前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する代替回路形成手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 着脱可能なバッテリが供給する電力の変換と、前記電力の変換により得られる駆動電力による始動と、前記始動の手順に基づく前記電力の変換の続行とを行う装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、
前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する代替回路形成手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の電源制御装置において、
前記起動制御手段は、
前記バッテリの端子電圧が既定の下限値以下であるときに、前記装置の始動を見合わせる
ことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電源制御装置において、
前記バッテリによって前記電力の供給が供給されない期間を監視する停電期間監視手段を備え、
前記代替回路形成手段は、
前記期間の長さが既定の閾値に達する前に前記バッテリによる前記電力の供給が再開されたときに、前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する
ことを特徴とする電源制御装置。
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