JP2010283911A - 電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、着脱可能なバッテリにより供給される電力で駆動される装置において、その装置の始動を図る電源制御装置に関し、構成が大幅に変更されることなく、瞬断後における始動が自動的にかつ確度高く実現されることを目的とする。
【解決手段】着脱可能なバッテリが供給する電力で駆動される装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する代替回路形成手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、着脱可能なバッテリにより供給される電力で駆動される装置において、その装置の始動を図る電源制御装置に関する。
携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の端末装置の駆動電力は、リチウムイオン電池その他の二次電池によって供給される。
このような端末装置に搭載された電源系は、例えば、図5に示すように構成される。
図5において、端末装置30には着脱可能な電池パック40が挿着され、その電池パック40の陽極端子41Pおよび陰極端子41Nは、端末装置30に備えられた弾性電極31P、31Nにそれぞれ圧接される。
端末装置30では、弾性電極31Nは接地され、かつ弾性電極31Pは抵抗器32の一方の端子、トランジスタ33のエミッタおよび電源回路34の入力に接続される。トランジスタ33のベースは、抵抗器32の他方の端子および押しボタンスイッチ35のメーク接点に接続され、その押しボタンスイッチ35の共通接点は接地される。トランジスタ33のコレクタはオアゲート(OR)36の一方の入力に接続され、そのオアゲート36の出力は電源回路34の制御入力に接続される。電源回路34の出力は、プロセッサ37の電源端子およびリセット回路38の入力に併せて、端末装置30に備えられた各部(図示されない。)の電源端子に接続される。リセット回路38の出力は、プロセッサ37のリセット入力に接続される。また、プロセッサ37の出力ポートおよび入力ポートは端末装置30の各部の制御端子に接続され、これらの出力ポートの内、特定の出力ポートはオアゲート36の他方の入力に接続される。
このような構成の端末装置では、押しボタンスイッチ35が長押しされることによって、その押しボタンスイッチ35の接点が閉じられる状態(図6(1))と、トランジスタ33がオン状態となってPWRON信号の論理値が「1」となる(図6(2))ため、オアゲート36はPWREN信号の論理値を「1」に設定する(図6(3))。電源回路34は、このような論理値「1」のPWREN信号が既定の時間に亘って連続して与えられたことを識別すると電圧変換を開始し(図6(4))、電池パック40から弾性電極31Pを介して供給される直流電力を所望の電圧で端末装置30の各部に供給する。
リセット回路38は、電源回路34による電力の供給が定常的に行われる状態を識別して、RESET信号の論理値を「0」から「1」に切り替える(図6(5))。
プロセッサ37は、電源回路34によって電力が供給され、かつ上記RESET信号の論理値が「1」となると既定の初期化処理を開始する。なお、このような初期化処理の過程では、端末装置30の各部の初期化が行われる。
さらに、プロセッサ37は、上記初期化が完了すると、PWRHLD信号の論理値を「0」から「1」に切り替える(図6(6))。オアゲートは、このようにして論理値が「1」に設定されたPWRHLD信号に応じて、既述のPWREN信号の論理値を「1」のまま保持する。したがって、電源回路34は、上述した電圧変換を続行することにより、プロセッサ37を含む端末装置30の各部に対する電力の供給を継続して行う(図6(7))。
なお、本発明に関連した先行技術としては、後述する特許文献1に開示されるように、「部品点数の削減により機器の小型化および低コスト化が図られ、かつ論理ゲートを使用せずに構成されることにより、暗電流をほぼゼロとして低消費電力化が図られると共に、瞬断からの回復後、速やかにCPUによる安定化電源生成回路の駆動制御に移行できる」点に特徴がある電源回路がある。
特許第3318465号公報
ところで、上述した従来例では、端末装置30に挿着された電池パック30は、その端末装置30が床や路面に落下すると、陽極端子41Pと弾性電極31Pとの間と、陰極端子41Nと弾性電極31Nとの間との何れかにおいて、電気的な接続が一時的に絶たれ、あるいは電気抵抗が一時的に高くなる。
このような現象により、例えば、電池パック30から電源回路34に印可される電圧が2.0ボルト程度まで低下した場合(以下、単に「瞬断」という。)には、電源回路34は既述の電圧変換を中断し、その電圧変換は、瞬断が復旧しても自動的には再開されない。
したがって、端末装置30は、押しボタンスイッチ35がユーザによって再度長押しされなければ、起動しなかった。また、端末装置30のユーザがこのような瞬断の原因が既述の落下にあることを自覚できない場合には、端末装置30に欠陥があると認識されるために、クレームにつながる可能性があった。
本発明は、構成が大幅に変更されることなく、瞬断後における始動が自動的にかつ確度高く実現される電源制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、起動制御手段は、着脱可能なバッテリが供給する電力による稼働を開始する装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する。代替回路形成手段は、前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する。
すなわち、瞬断が発生した後には、閉回路の代替の回路が自動的に形成されるので、バッテリが供給する電力により稼働すべき装置は、その稼働を再開することができる。
請求項2に記載の発明では、起動制御手段は、着脱可能なバッテリが供給する電力の変換と、前記電力の変換により得られる駆動電力による始動と、前記始動の手順に基づく前記電力の変換の続行とを行う装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに、起動する。代替回路形成手段は、前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する。
すなわち、瞬断が発生した後には、閉回路の代替の回路が自動的に形成されるので、バッテリが供給する電力により稼働すべき装置は、この電力に何らかの変換処理が施されて用いられる場合であっても、稼働を再開することができる。
請求項3に記載の発明では、起動制御手段は、着脱可能なバッテリが供給する電力の変換と、前記電力の変換により得られる駆動電力による始動とを行う装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する。瞬断検出手段は、前記バッテリによる前記電力の供給の瞬断を検出する。前記起動制御手段は、前記瞬断検出手段によって前記瞬断が検出された時点から前記既定の時間以上の時間が経過したときに、前記電力の変換の続行を図る。
すなわち、瞬断が発生した後には、閉回路の代替の回路が自動的に形成されるので、バッテリが供給する電力により稼働すべき装置は、その稼働を再開することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電源制御装置において、前記起動制御手段は、前記バッテリの端子電圧が既定の下限値以下であるときに、前記始動を見合わせる。
すなわち、バッテリに蓄積されている電力は、その電力の残量が少ない場合には、既述の瞬断後に装置によって消費され続けることがなくなる。
請求項5に記載の発明では、停電期間監視手段は、請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電源制御装置において、前記バッテリによって前記電力の供給が供給されない期間を監視する。前記代替回路形成手段は、前記期間の長さが既定の閾値に達する前に前記バッテリによる前記電力の供給が再開されたときに、前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する。
すなわち、本発明が適用された装置は、バッテリの交換が上記既定の閾値以下の期間内に完了した場合には、そのバッテリの交換に起因する瞬断後に、自動的に始動する。
本発明が適用された装置は、従来例に比べて構成が大幅には変更されないにもかかわらず、瞬断が発生した後に自動的に始動する。
本発明では、バッテリの充電は、そのバッテリの残量が少ない場合に優先度が低く設定されるため、このような残量の極端な減少に対する歯止めが設定される。
本発明が適用された装置は、バッテリの交換が既定の閾値以下の期間内に完了した場合には、そのバッテリの交換に起因する瞬断後に自動的に始動する。
したがって、本発明が適用された装置は、コストが大幅に増加することなく操作性が向上し、かつ利便性が高められる。
本発明の第一の実施形態を示す図である。 本発明の第一の実施形態の動作を説明する図である。 本発明の第二および第三の実施形態を示す図である。 本発明の第三の実施形態におけるプロセッサの動作フローチャートである。 端末装置に搭載された従来の電源制御装置の構成を示す図である。 従来の電源制御装置の動作を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の第一の実施形態を示す図である。
図において、図5に示すものと同じ要素については、同図5と同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
本実施形態に係る端末装置30Aの特徴は、弾性電極31Pとトランジスタ33のベースとの間に、瞬断検出回路10が配置された点にある。
瞬断検出回路10は、以下の通りに構成される。
初段には弾性電極31Pに入力端子が接続された電圧検出器11が配置され、その電圧検出器11の出力は、トランジスタ33のベースに接続され、かつプルアップ抵抗器12を介して弾性電極31Pに接続される。電圧検出器11の制御端子は、コンデンサ13を介して接地される。
図2は、本発明の第一の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1および図2を参照して本実施形態の動作を説明する。
コンデンサ13の静電容量は、端末装置30が瞬断からの復旧後にプロセッサ37がPWRHLD信号の論理値を「0」から「1」に切り替えるために要する最長の時間より長い時定数が確保される値に、予め設定される。
瞬断によって、電池パック40が電源回路34に印可する電圧(以下、単に「電圧」という。)が一時的に2.0ボルト程度に低下したとき(図2(a))には、PWRHLD信号の論理値が「1」に保持されることにより電圧変換を継続していた電源回路34は、電圧低下によりそのPWRHLD信号の論理値を「1」に保持できない状態となり、電圧変換を過渡的に停止する(図2(c))。
瞬断が回復して電圧が正常な電圧(例えば、3.2ボルト)に復旧する(図2(d))と、電圧検出器11は、コンデンサ13に対する充電を開始するが、トランジスタ33のベースを接地し続ける。
さらに、電圧検出器11は、そのコンデンサ13の両端の電位差が既定の閾値まで上昇するまで待機(図2(e))した後、トランジスタ33のベース接地を解除する(図2(f))。
一方、電源回路34は、電池パック40によって印可される電圧が上記正常な電圧に復旧すると、電圧変換を再開する。さらに、このような電圧変換は、リセット回路38およびプロセッサ37は従来例と同様に連係して作動するため、PWRHLD信号の論理値が「0」から「1」に設定され(図2(6))、電源回路34によって続行される(図2(7))。
なお、このように従来例と同様に行われる各部の連係については、図2に図6と同様の番号(2)〜(7)で示し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
すなわち、瞬断検出回路10は、瞬断が発生した場合であっても、操作者によって長押しされる押しボタンスイッチ35に代わってトランジスタ33のベースを接地することができる。
このように本実施形態によれば、従来例との構成の相違点が瞬断検出回路10が付加されるだけの軽微なものであるにもかかわらず、電源回路34は電圧変換の再始動および継続を自動的に行うことができる。
したがって、本実施形態に係る端末装置30は、落下に起因して瞬断が生じた後であっても、操作者に特別な操作が強いられることなく、使用することが可能となる。
なお、本実施形態では、長押しされる押しボタンスイッチ35に代わってトランジスタ33のベースを接地する期間の長さは、コンデンサ13によって定まる時定数として設定されている。
しかし、本実施形態はこのような構成に限定されず、例えば、電圧検出器11の最終段には、トランジスタ33のベースを接地する状態を保持し、かつ既述のPWRHLD信号の論理値が「0」から「1」となったときにリセットされるフリップフロップが備えられてもよい。
〔第二の実施形態〕
図3は、本発明の第二および第三の実施形態を示す図である。
図において、図1に示すものと同じ要素については、同図1と同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
本実施形態に係る端末装置30Bの構成は、以下の点で図1に示す端末装置30Aと異なる。
(1) 弾性電極31Pには、既述の瞬断検出回路10の入力と共に、充電優先回路20の入力が接続される。
(2) 充電優先回路20の最終段には、PチャネルのFET21が配置される。
(3) 瞬断検出回路10の出力は、トランジスタ33のベースではなく、上記FET21のドレインに接続される。
(4) FET21のソースは、瞬断検出回路10の出力に代えて、トランジスタ33のベースに接続される。
また、充電優先回路20は、以下の通りに構成される。
初段には電圧検出器22が配置され、その電圧検出器22の出力は抵抗器23を介して弾性電極31Pに接続されると共に、NチャネルのFET24のゲートに接続される。FET24のソースは接地され、そのFET24のドレインは抵抗器25を介して弾性電極31Pに接続されると共に、既述のFET21のゲートに接続される。
以下、本実施形態の動作を説明する。
充電優先回路20では、電圧検出器22は、電池パック40から弾性電極31Pを介して印可される電圧が正常値である状態では、FET24のゲートの電位をハイレベルに設定する。また、最終段に配置されたFET21は、その前段に配置されたFET24のドレインの電位がローレベルとなるために、オン状態となる。
したがって、電池パック40の起電力が正常値であって瞬断が発生していないときには、瞬断検出回路10(電圧検出器11)の出力は、上記FET21を介してではあるが、既述の第一の実施形態と同様にトランジスタ33のベースに接続された状態で維持される。
しかし、電池パック40の起電力が正常値より大幅に小さな値(例えば、2.9ボルトに設定される。以下、「充電優先閾値」という。)以下となると、充電優先回路20は、以下の通りに機能する。なお、以下では、充電優先閾値は、例えば、3.2ボルトに設定されていると仮定する。
電圧検出器22は、FET24のゲートの電位をローレベルに設定する。最終段に配置されたFET21は、前段のFET24がオフ状態となるために、同様にオフ状態となる。
すなわち、既述の瞬断が発生した後の状態、あるいはバッテリが交換された直後であるために、PWRHLD信号の論理値が「0」となっており、かつ電池パック40の起電力が充電優先閾値を下回っている状態では、トランジスタ33のベースを接地する要素は、押しボタンスイッチ35以外には存在しない。
したがって、電池パック40は、電源回路34、リセット回路38およびプロセッサ37を含む各部によって電力が無用に消費され続けることなく、トリクル充電等の充電が優先的に行われる。
〔第三の実施形態〕
図4は、本発明の第三の実施形態におけるプロセッサの動作フローチャートである。
以下、図3および図4を参照して本実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、プロセッサ37によって行われる以下の処理の手順にある。
リセット回路38は、瞬断等に応じて電源回路34によって印可される電圧が所定値を下回ると、RESET信号の論理値を「0」に設定する。
プロセッサ37には、この時点で図示されないハードウェアによって与えられる割り込み信号が与えられる。プロセッサ37は、この割り込み信号に応じて起動される割り込み処理の手順に基づいて、主記憶の記憶領域の内、不揮発性の特定の記憶領域に、この時点の時刻を記録する(図4ステップS1)。
また、瞬断から復旧すると、プロセッサ37は、既述の第一の実施形態と同様にリセット回路38によって与えられるリセット信号に応じて初期化処理を起動し、その初期化処理の手順に基づいて以下の処理を行う。
(1) PWRHLD信号の論理値を「1」に設定する(図4ステップS2)。
(2) 上記不揮発性の記憶領域に記録された時刻から経過した時間Tを求める(図4ステップS3)。
(3) この時間Tと、予め決められたインターバル値τとを比較する(図4ステップS4)。
(4) 時間Tがインターバルτ未満である場合には、PWRHLD信号の論理値を「1」に設定する(図4ステップS4)が、反対に、時間Tがインターバル値τを上回る場合には、PWRHLD信号の論理値を「0」に維持する(図4ステップS5)。
すなわち、その電池パック40の交換がインターバル値τ以下の時間内に完了した場合には、その電池パック40の交換に起因して発生した瞬断からの復帰後には、端末装置30は、操作者が押しボタンスイッチ35を長押しすることなく自動的に始動し、速やかに使用可能となる。
なお、本実施形態では、PWRHLD信号の論理値は、プロセッサ37が行う初期化処理の手順に基づいて行われなくてもよく、例えば、上記時間Tの計時とインターバル値τとを比較し、その比較の結果に基づいて既述の設定を行う専用のハードウェアによって行われてもよい。
なお、上述した各実施形態では、端末装置30A,30Bの各部(プロセッサ37を含む。)は、電源回路34が行う電圧変換の下で電池パック40から供給される電力により作動している。
しかし、本発明は、このような電源回路34を介することなく、電池パック40によって直接供給される電力により作動する装置にも同様に適用可能である。
また、上述した各実施形態では、電源回路34が電圧変換の下で電力の供給を開始した時点がリセット回路38によって検出され、その時点はリセット信号としてプロセッサ37に与えられ、既述の初期化処理の始動のきっかけを与えている。
しかし、このようなきっかけは、リセット回路38以外のハードウェアやソフトウェアによる如何なる連係の下で与えられてもよい。
さらに、本実施形態では、電源回路34が稼働すべき状態は、組み合わせ回路であるオアゲート36が出力するPWREN信号の論理値「1」として与えられている。
しかし、このようなPWREN信号は、シーケンシャル回路であるフリップフロップ等を介して与えられてもよい。
また、電源回路34の始動のきっかけと、その電源回路34の稼働が続行されるべき期間とは、既述のPWRON信号とPWREN信号とをその電源回路34が直接参照することによって識別されてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の範囲において多様な実施形態の構成が可能であり、構成要素の全てまたは一部に如何なる改良が施されてもよい。
10 瞬断検出回路
11 電圧検出器
12,23,25,32 抵抗器
13 コンデンサ
20 充電優先回路
21,24 FET
22 電圧検出器
30,30A,30B 端末装置
31N,31P 弾性接点
33 トランジスタ
34 電源回路
35 押しボタンスイッチ
36 オアゲート
37 プロセッサ
38 リセット回路
40 電池パック
41N 陰極端子
41P 陽極端子

Claims (5)

  1. 着脱可能なバッテリが供給する電力で駆動される装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、
    前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する代替回路形成手段と
    を備えたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 着脱可能なバッテリが供給する電力の変換と、前記電力の変換により得られる駆動電力による始動と、前記始動の手順に基づく前記電力の変換の続行とを行う装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、
    前記バッテリによる前記電力の供給が瞬断した時点から前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する代替回路形成手段と
    を備えたことを特徴とする電源制御装置。
  3. 着脱可能なバッテリが供給する電力の変換と、前記電力の変換により得られる駆動電力による始動とを行う装置を既定の時間に亘って閉回路が形成されたときに起動する起動制御手段と、
    前記バッテリによる前記電力の供給の瞬断を検出する瞬断検出手段とを備え、
    前記起動制御手段は、
    前記瞬断検出手段によって前記瞬断が検出された時点から前記既定の時間以上の時間が経過したときに、前記電力の変換の続行を図る
    を備えたことを特徴とする電源制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電源制御装置において、
    前記起動制御手段は、
    前記バッテリの端子電圧が既定の下限値以下であるときに、前記始動を見合わせる
    ことを特徴とする電源制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電源制御装置において、
    前記バッテリによって前記電力の供給が供給されない期間を監視する停電期間監視手段を備え、
    前記代替回路形成手段は、
    前記期間の長さが既定の閾値に達する前に前記バッテリによる前記電力の供給が再開されたときに、前記既定の時間以上の時間に亘って前記閉回路の代替の回路を形成する
    ことを特徴とする電源制御装置。

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