JP5466377B2 - 欠陥検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LSIや液晶基板等を製造する際に被検査対象上に生じる異物等の欠陥を検査する欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
LSIや液晶基板等を製造する際に、被加工対象物(例えば半導体ウェハ)上に形成されるパターンとしては、DRAM(Dynamic Random Access Memory)部に代表されるような繰り返しパターンや、ロジックに代表されるようなランダムパターン(非繰り返しパターン)がある。このようなLSIや液晶基板等の製造において、被加工対象物の表面に異物が付着したりまたは欠陥が発生すると、例えば、配線の絶縁不良や短絡などの不良原因となる。ここで、回路パターンの微細化に伴い、被加工対象物上に形成されるパターン(非欠陥部)と、微細な多種の異物や欠陥(配線ショート、断線、パターン細り、パターン太り、スクラッチ、穴非開口など)とを弁別する必要が生じてきている。
しかしながら、パターン(非欠陥部)と微細な多種の異物や欠陥とを弁別するためには、多数の照明条件や検出条件からなる光学条件を変えることが必要となる。
ところで、異物等の欠陥検査装置の従来技術としては、特開平10−90192号公報(特許文献1)、特開2000−105203号公報(特許文献2)、特開2000−155099号公報(特許文献3)、特開2003−17536号公報(特許文献4)、特開2005−283190号公報(特許文献5)及び特開2007−192759号公報(特許文献6)が知られている。
即ち、特許文献1には、第1パターンの同一点を切り替えて照射する暗視野照明系及び明視野照明系と、暗視野における第1パターンの反射像を検出する暗視野像検出器と、明視野における第1パターンの反射像を検出する明視野像検出器とを備えた試料の光学的検査装置が記載されている。
また、特許文献2には、異なる複数の方位角方向から光路を切り替えることによってスリット状ビームを被検査基板に対して照明する照明光学系と、該照明された被検査基板上に存在する異物等の欠陥から得られる反射散乱光をイメージセンサで受光して信号に変換して検出する検出光学系とを備えた欠陥検査装置が記載されている。
また、特許文献3には、試料を偏光照明する照明光学系と、試料で偏光回転を受けた高次回折光を0次光よりも効率良く透過する偏光光学部品と、偏光光学部品を透過あるいは反射した光で試料の像を光電変換素子上に結像させる検出光学系とを備えた試料表面の高解像度観察装置が記載されている。
また、特許文献4には、被検査体の表面に夫々異なる波長のレーザ光を異なる入射角度で照射する投光光学系と、前記被検査体の表面での反射光を空間フィルタで遮光し、空間フィルタを透過した散乱光を受光する集光光学系と、該集光光学系で集光された散乱光を異なる波長に分光する第2のダイクロイックミラーと、該第2のダイクロイックミラーで波長分光された散乱光を夫々受光して撮像する2個のCCDカメラと、該CCDカメラの撮像出力を処理して欠陥判別を行う画像処理部とを備えたパターン検査装置が記載されている。
また、特許文献5には、照明光源から出射された照明光束を試料の表面に対して互いに異なる複数の方位角方向から照射する複数の照射部と前記照明光束を切替える光路切替え部とを有する照明光学系と、前記試料の表面からの反射散乱光のうち法線方向に散乱した光学像を受光して画像信号に変換する垂直方向検出光学系と、前記試料の表面からの反射散乱光のうち斜方方向に散乱した光学像を受光して画像信号に変換する斜方方向検出光学系と、両検出光学系から得られる画像信号を処理して欠陥を検出する画像信号処理部を備えた欠陥検査装置が記載されている。
また、引用文献6には、図5に示すように第1及び第2のスリット状ビームを被検査基板に対して線対称にして両側から照射する照射光学系と、該照射された被検査基板上に存在する欠陥からの反射散乱光を集光し、該集光された反射散乱光をイメージセンサで受光信号に変換して検出する検出光学系と、該検出された信号に基づいて欠陥を示す信号を抽出する画像処理部とを備えた欠陥検査装置が記載されている。
特開平10−90192号公報 特開2000−105203号公報 特開2000−155099号公報 特開2003−17536号公報 特開2005−283190号公報 特開2007−192759号公報 「CCD/CMOSイメージセンサの基礎と応用(CQ出版社)」
しかしながら、上記特許文献1は、異物等の欠陥を検出するための光学条件が暗視野と明視野とに非常に限定されるものである。
また、上記特許文献2、5及び6は、各種の異物や欠陥を検出するための光学条件である照明条件を各種の異物や欠陥毎に基本的には切り替えて行うため、一つの試料に対して長い検査時間を要し、非常にスループットが低いものである。
また、上記特許文献3は、異物等の欠陥を検出するための光学条件が偏光照明及び偏光検出に非常に限定されるものである。
また、上記特許文献4は、被検査体の表面に夫々異なる波長のレーザ光を異なる入射角度で照射し、被検査体の表面での散乱光を異なる波長に分光し、該波長分光された散乱光を夫々CCDカメラで受光して撮像するものであり、異物等の欠陥を検出するための光学条件が非常に限定されるものである。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、LSIや液晶基板等の製造において、被加工対象物に形成される様々なパターン上に生じる異物等の欠陥を、正常な回路パターンと弁別して検査するために、多数の光学条件で検査が必要な場合においても、スループットを低下させることなく検査することが可能な欠陥検査装置及びその方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、被検査基板に対して複数の直線状ビームを互いに異なる方向から互いに異なる照射位置(検査領域)にほぼ同時に照射する照明光学系と、該照明光学系による前記複数の直線状ビームの照射によって前記被検査基板上に存在する異物等の欠陥から発生する複数の反射散乱光像を結像する結像光学系と、前記被検査基板上に形成された繰り返しパターンから発生する回折光を遮光するように前記結像光学系内に設置された空間フィルタと、該空間フィルタを通して得られ、前記結像光学系で結像された複数の光像をほぼ同時にかつ個別に受光して複数の信号を検出する検出器と、該検出器で検出された前記複数の信号を処理して異物等の欠陥を判定する欠陥判定部と、該欠陥判定部で判定された欠陥を分類して欠陥の大きさを算出する分類・サイジング処理部とを備え、前記検出器は、前記結像光学系で結像された複数の光像の各々に含まれる互いに異なる複数の偏光成分をほぼ同時にかつ個別に受光して前記複数の信号の各々からさらに前記複数の偏光成分に対応する複数の信号を検出し、該検出器で検出した前記被検査基板の同じ位置における前記複数の信号より偏光の楕円率あるいは方位の少なくとも1つを演算する処理部を更に備え、前記欠陥判定部において前記偏光の楕円率あるいは方位の少なくとも1つを演算する処理部の結果も用いて異物や欠陥を判定することを特徴とする欠陥検査装置である。
また、本発明は、前記検出器において、前記互いに異なる複数の偏光成分が−45度、45度、0度及び90度を含むことを特徴とする。また、本発明は、前記検出器は、前記互いに異なる複数の偏光成分をほぼ同時にかつ個別に受光できるように、互いに異なる透過軸を持つ直線偏光板の画素を有するように構成したことを特徴とする。また、本発明は、前記直線偏光板の画素をフォトニック結晶から形成することを特徴とする。
また、本発明は、前記検出器は、画素単位で処理可能なCMOS型のイメージセンサで構成したことを特徴とする。また、本発明は、前記CMOS型のイメージセンサは、入射光量に対するセンサ出力の特性が対数特性を持つように構成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記照明光学系において、レーザ光源から出射されたビームを複数の光路に分岐し、該分岐された光路の各々において偏光状態を調整して前記各直線状ビームとして前記被検査基板に照射するように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の光学条件での画像取得及び欠陥判定、分類、サイジングを一回の走査中に行うため、スループットを低下することなく、高感度に検査することが可能となる。
本発明に係る欠陥検査方法及びその装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
本発明に係る欠陥検査方法及びその装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る欠陥検査装置の第1の実施の形態の概略構成を示す斜視図である。即ち、照明光学系200は、照明条件(例えば照明方位の角度φ、照明の仰角度θ、照明の偏光状態及び照明のビーム強度が含まれる。)の異なる例えば5本の線状ビーム(直線状ビーム)300a、300b、300c、300d及び300eを試料(半導体ウェハ)W上に並列に照明するように構成される。各照明角度調整用ミラー12a〜12dからは各線状ビーム300a〜300dが反射して照明され、上方からは対物レンズ22を通して線状ビーム300eが照明される。検出光学系400は、対物レンズ22と、フーリエ変換面に配置された空間フィルタ28と、例えば5本の線状ビーム300a〜300eの各々を例えば5個並べて構成されるリニアセンサアレイ52A〜52Eの各々に結像させる結像レンズ29と、例えば5個のリニアセンサアレイ52A〜52Eを並べて構成される検出器Sとを備えて構成される。なお、54a〜54eの各々は、ウェハW上に投影された各リニアセンサアレイの画素を示す。また、46a〜46cの各々は、ウェハW上に配列されたダイを示す。従って、例えば各照明方位からの各線状ビーム300a、300b、300c、300d及び300eにより半導体ウェハ上の異物、欠陥、パターンから散乱、回折された光は、半導体ウェハの法線方向に平行な方向(つまり上方)から、対物レンズ22により集光される。半導体ウェハWに形成されたパターンが繰り返し形状の場合、該繰り返しパターンから発生する回折光は、対物レンズ22の射出瞳、即ちフーリエ変換面に規則的な間隔で集光するため、前記フーリエ変換面に置かれた空間フィルタ28により遮光される。各線状ビーム300a、300b、300c、300d及び300eにより繰り返しパターン以外、即ち、前記半導体ウェハW上の異物、欠陥、パターンからの回折、散乱光は、上記空間フィルタ28を通過して結像レンズ30へと導かれ、例えば5個の各リニアセンサアレイ52A、52B、52C、52D及び52E上に結像される。なお、23はXステージ、24はYステージ、25は回転ステージを示す。
次に、照明光学系200の第1の実施の形態について図2乃至図13を用いて具体的に説明する。即ち、図2及び図3に示すように、レーザ光源1から発振された直線偏光ビームは、アッテネータ2により出力調整され、1/2波長板3及び1/4波長板4に導かれる。さらに、各照明方位の照明光路には、1/2波長板3a〜3d及び1/4波長板4a〜4dが設けられて構成される。
ここで、1/2波長板3、3a〜3d及び1/4波長板4、4a〜4dにより実現する機能について図4を用いて説明する。即ち、1/2波長板3、3a〜3d及び1/4波長板4、4a〜4dによって図4(a)〜(d)に示すように照明条件である任意の偏光状態を実現できる。
図4(a)は、円偏光を作り出す条件を示している。即ち、直線偏光26cが前記1/2波長板3に入射するときに、該1/2波長板3、3a〜3dの光学軸を22.5度傾けておけば、出射光は45度傾いた直線偏光26dになる。該45度傾いた直線偏光26dが、前記1/4波長板4の光学軸に対して45度で入射するように該1/4波長板4の光学軸を設定することで、出射光は円偏光26eとなる。
図4(b)は、入射光の偏光状態26cが変わらない条件を示している。即ち、上記直線偏光26cが上記各1/2波長板3、3a〜3dに入射するときに、該各1/2波長板3、3a〜3dの光学軸を傾けないで(0度にして)おけば、該各1/2波長板3、3a〜3dの出射光の偏光26fは前記26cから変化しない。更に上記各1/4波長板4、4a〜4dの光学軸も傾けないで(0度にして)おけば、該各1/4波長板4、4a〜4dの出射光の偏光26gは上記26cから変化しない。
図4(c)は、入射光の偏光状態26cが90度回転する条件を示している。即ち、直線偏光26cが上記1/2波長板3、3a〜3dに入射するときに、該各1/2波長板3、3a〜3dの光学軸を45度傾けておけば、該各1/2波長板3、3a〜3dの出射光の偏光26hは前記26cに対して90度傾く。その後、上記各1/4波長板4、4a〜4dの光学軸も傾けないで(0度にして)おけば、該各1/4波長板4、4a〜4dの出射光の偏光26iも上記26cに対して90度傾いたものとなる。
図4(d)は、任意の角度βだけ傾いた直線偏光を作り出す条件を示している。即ち、最終的に角度βだけ傾けたい場合には、まず、上記各1/2波長板3、3a〜3dの光学軸をβ/2傾ける。これにより、該各1/2波長板3、3a〜3dの出射光の偏光26jは上記直線偏光26cに対してβ傾く。その後、上記各1/4波長板4、4a〜4dの光学軸もβだけ傾けておけば、該各1/4波長板4、4a〜4dの出射光の偏光26kは、上記26cに対してβ傾いた直線偏光となる。
図2及び図3に示すように、1/4波長板4からの光は、半導体ウェハW上で所望のビーム幅を得るために、ビームエキスパンダ8で拡大され(ビーム直径をwとする)、ミラー6によって反射され、ビームスプリッタ7aにて2つの光路に分岐される。ビームスプリッタ7aでの反射光は、上記半導体ウェハW上での各方位角からの長手方向の線状ビームサイズ(長さ)に合わせるために、ビームエキスパンダ8aにより、1.4倍(ルート2倍)に拡大され(ビーム直径:1.4w)、ミラー6aで下方に反射され、直列に配置された2つの直線偏光板10a、13a、更に直列に配置された1/2波長板3aと1/4波長板4aにより偏光状態が調整され、シリンドリカルレンズ11aにより片軸に集光されて、照明角度切り替えミラー12aにより照明仰角θaが調整されて所望の仰角で半導体ウェハW上に線状ビーム300aをφ=0度照明する。また、ビームスプリッタ7aでの透過光は、更に別のビームスプリッタ7bにより2つの光路に分岐される。ビームスプリッタ7bでの反射光は、ハーフミラー等の分岐光学要素14dにより更に2つの光路に分岐される。分岐光学要素14dでの反射光は下方に反射され、0度照明と同様に、直列に配置された2つの直線偏光板10d、13d、更に直列に配置された1/2波長板3dと1/4波長板4dにより偏光状態が調整され、シリンドリカルレンズ11dにより片軸に集光されて、照明角度切り替えミラー12dにより照明仰角θdが調整されて所望の仰角で半導体ウェハW上に線状ビーム300dをφ=−45度照明する。−45度照明の場合、元々のビーム直径がwであるが、照明方位が45度傾いているため、半導体ウェハW上での線状ビーム300dの長さは0度照明と同様に1.4wとなる。分岐光学要素14dでの透過光はハーフミラー等の分岐光学要素14bで2つの光路に分岐される。分岐光学要素14bでの反射光は下方に反射され、0度照明と同様に、直列に配置された2つの直線偏光板10b、13b、更に直列に配置された1/2波長板3bと1/4波長板4bにより偏光状態が調整され、シリンドリカルレンズ11bにより片軸に集光されて、照明角度切り替えミラー12bにより照明仰角θbが調整されて所望の仰角で半導体ウェハW上に線状ビーム300bをφ=45度照明する。45度照明の場合、元々のビーム直径がwであるが、照明方位が45度傾いているため、半導体ウェハW上での線状ビーム300bの長さは0度照明と同様に1.4wとなる。分岐光学要素14bでの透過光はミラー6cで折り返され、ビームエキスパンダ8cにより半導体ウェハW上に形成される線状ビームの長手方向が1.4wとなるようにビーム直径を調整した後に(照明仰角によって半導体ウェハW上に形成される線状ビームの長さが変わるため、照明仰角に応じてビーム直径を調整する)、ミラー6cにより下方に反射され、0度照明と同様に、直列に配置された2つの直線偏光板10c、13c、更に直列に配置された1/2波長板3cと1/4波長板4cにより偏光状態が調整され、シリンドリカルレンズ11cにより片軸に集光されて、照明角度切り替えミラー12cにより照明仰角θcが調整されて所望の仰角で半導体ウェハW上に線状ビーム300cをφ=90度照明する。ビームスプリッタ7bでの透過光は半導体ウェハW上での各方位角からの長手方向の線状ビームサイズ(長さ)に合わせるために、ビームエキスパンダ8eにより、1.4倍(ルート2倍)に拡大され(ビーム直径:1.4w)、ミラー6eで反射され、シリンドリカルレンズ11eにより片軸に集光され、ハーフミラー20により下方に反射されて対物レンズ22を通して半導体ウェハWの法線方向に平行な方向から半導体ウェハW上に線状ビーム300eが照明される。このように線状ビーム300eの照明は、落射照明となる。そして、落射照明の強度についてはアッテネータ2により調整され、落射照明の偏光方向(偏光状態)については1/2波長板3及び1/4波長板4にて調整される。
ここで、直列に配置された直線偏光板10a〜10d、13a〜13dの作用について図5を用いて説明する。例えば、該各直線偏光板10a〜10dへの入射光を振幅A(強度A)の直線偏光(傾き0度)とする。この時、該各直線偏光版13a〜13dの透過軸を0度にしておき、上記各直線偏光板10a〜10dをαだけ回転させれば、該各直線偏光板13a〜13dから出射する光の強度は、(A・cosα)となり半導体ウェハWに照射する照明条件であるビームの強度を任意に調整できる。
上記各直線偏光板13a〜13dの出射光は、各々直列に配置された1/2波長板3a〜3dと1/4波長板4a〜4dにより偏光状態が調整され(作用は、1/2波長板3と1/4波長板4で説明したものと同じである)、各シリンドリカルレンズ11a〜11dにより片軸に集光されて、各照明角度切り替えミラー12a〜12dにより照明仰角が調整されて所望の仰角で半導体ウェハW上に分離された各線状ビーム300a〜300dを並べて形成する。なお、本第1の実施の形態では、図1に示すように半導体ウェハW上に分離されて並べて形成される各線状ビーム300a〜300eの長手方向をy軸とする。
次に、例えば5本の線状ビーム300a〜300eが半導体ウェハW上に並べて照射される照明方位角φの定義について図6を用いて説明する。本第1の実施の形態では、照明角度切り替えミラー12aによるx軸の負の方向からの線状ビーム300aの照明をφ=0度、照明角度切り替えミラー12cによるy軸の負の方向からの線状ビーム300cの照明をφ=90度、0度と90度の間からの線状ビーム300bの照明をφ=45度、x軸に対し45度と対称な角度からの線状ビーム300dの照明をφ=−45度と定義する。なお、0度照明の半導体ウェハW上での線状ビームの長さは1.4wとなる。
さらに、各線状ビーム300a〜300dの照明仰角θa〜θdは、図7に示すように、各角度調整ミラー12a〜12dの高さと角度を変えることで調整される。また、照明仰角に応じて半導体ウェハW表面までの距離が変わるため、同時に各シリンドリカルレンズ11a〜11dを光軸方向に動かし、半導体ウェハW表面で照明ビームが集光されるようにピントを調整する。
図8には、照明方位角がφ=0度の場合において、シリンドリカルレンズ11aにより、水平面に対してθa傾斜した方向(照明仰角方向θa)から、半導体ウェハW上の長手方向、つまりy軸方向には平行光で、x軸方向には集光された線状ビーム300aを形成するための構成を示す。なお、照明角度調整ミラー12aによるビームの折り返しについては図示省略する。この場合、シリンドリカルレンズ11aの球面の稜線がy軸と平行になり、且つシリンドリカルレンズ11aの平面が主光線に対し垂直になるように配置すればよい。
図9には照明方位角がφ=45度の場合において、シリンドリカルレンズ11bにより、水平面に対してθb傾斜した方向(照明仰角方向θb)から、半導体ウェハW上に長手方向、つまりy軸方向には平行光で、x軸方向には集光された線状ビーム300bを形成するための構成を示す。なお、照明角度調整ミラー12bによるビームの折り返しについては図示省略する。この場合、シリンドリカルレンズ11bの球面の稜線がy軸方向と平行になり、且つシリンドリカルレンズ11bの平面が主光軸に対し45度傾斜するように配置すればよい。
図10には、照明方位角がφ=90度の場合において、シリンドリカルレンズ11cにより、水平面に対してθc傾斜した方向(照明仰角方向θc)から、半導体ウェハW上に長手方向、つまりy軸方向には平行光で、x軸方向には集光された線状ビーム300cを形成するための構成を示す。なお、照明角度調整ミラー12cによるビームの折り返しについては図示省略する。この場合、シリンドリカルレンズ11cの球面の稜線がy軸方向と平行になり、且つシリンドリカルレンズ11cの平面が主光軸に対して照明仰角と同じθcだけ傾斜するように配置すればよい。
図11には、照明方位角がφ=−45度の場合において、シリンドリカルレンズ11dにより、水平面に対してθd傾斜した方向(照明仰角方向θd)から、半導体ウェハW上に長手方向、つまりy軸方向には平行光で、x軸方向には集光された線状ビーム300dを形成するための構成を示す。なお、照明角度調整ミラー12dによるビームの折り返しについては図示省略する。この場合、シリンドリカルレンズ11dの球面の稜線がy軸方向と平行になり、且つシリンドリカルレンズ11dの平面が主光軸に対し45度傾斜するように配置すればよい。
次に、各方位角の照明光の偏光と半導体ウェハW上での電界の振動方向とについて図12を用いて説明する。図12(a)では、照明光Ia〜Idの偏光状態(26−Ia)〜(26−Id)は全てS偏光である。この場合、半導体ウェハW上での電界の振動方向(26−Wa)〜(26−Wd)は一致しない。図12(b)に示すように半導体ウェハW面上での電界の振動方向を例えば(26−Wa)に一致させてy軸に平行にしたい場合には、各方位角φの照明(Ia〜Id)の偏光状態について工夫する必要がある。即ち、各方位角φの照明(Ia〜Id)の偏光状態を(26−Ia),(26−Ib’)〜(26−Id’)で示すように半導体ウェハW面上へ投影したものが、y軸に平行になるようにしなくてはいけない。ただし、実際には照明仰角θa〜θdにより設定すべき偏光方向が変わってくる。図13は半導体ウェハW上での電界の振動方向をy軸に平行にしたい場合に、照明光(Ia〜Id)の偏光を何度傾ければよいかを説明した図である。この場合には、照明光(Ia〜Id)の伝播方向に垂直な面をx’−y’面とし、直線偏光をx’軸に対してγ傾ければよく、γは照明方位角φと照明仰角θの関数として次の(1)式で与えられる。
γ=tan−1(tanφ/sinθ) (1)
これらは、簡単な座標変換から求まり、半導体ウェハW上で設定したい電界の振動方向(26−W)に応じて、その都度計算して各方位角φの照明(Ia〜Id)の偏光状態(26−I)を決めて直列に配置された1/2波長板3a〜3dと1/4波長板4a〜4dにより偏光状態を調整すればよい。
次に、検出光学系400の第1の実施の形態について図14乃至図29を用いて説明する。即ち、検出光学系400の第1の実施の形態は、図14(a)に示すように検出器Sとしてリニアセンサアレイ52A〜52Eをx方向(走査方向)に例えば5個並べて構成する。そして、図14(b)に示すように、半導体ウェハW上に投影されたリニアセンサアレイの画素54a〜54eの各々を、各線状ビーム300a〜300eのスポットサイズの範囲に収まるように検出倍率を設定しておけば、リニアセンサアレイの画素54a〜54eの各々は図15に示すように線状領域から発生する回折、散乱光を一括して検出できる。
前記半導体ウェハWはX、Yステージ23、24上に搭載され、該X、Yステージ23、24により前記半導体ウェハWをXおよびY方向に走査することで、リニアセンサアレイの画素54a〜54eの各々は半導体ウェハWの2次元画像を得る。この時、主たる走査方向を線状ビームの長手方向に対して垂直な方向をX方向とし、Y方向には半導体ウェハW上に投影されたリニアセンサアレイの画素54の長さ分だけステップ移動することで、半導体ウェハWの全面を高速で検査できる。
以下、各線状ビーム300a〜300eに対応する各リニアセンサアレイ52A〜52Eについて説明する。ところで、上記各リニアセンサアレイ52A〜52Eは、図16に示すように、一次元のリニアセンサ30a〜30dをx方向(走査方向)に例えば4個並べて構成される。そして該4個の一次元のリニアセンサ30a、30b、30cおよび30dの各々には、互いに異なる透過軸を持つ直線偏光膜の画素45a、45b、45c、45dの各々が付けられている。従って、図16(b)に示すように、半導体ウェハW上に投影された各リニアセンサアレイ52A〜52Eに対応する4個のリニアセンサの画素53a〜53dを各線状ビーム300a〜300eのスポットサイズの範囲に収まるように検出倍率を設定しておけば、線状領域から発生する回折、散乱光を異なる偏光軸(検光軸)で検光した信号を一括して同時に且つ個別に検出できる。即ち4個の検出条件(例えば互いに異なる偏光軸(偏光成分))による画像を一回の走査で一括して同時に且つ個別に分離検出できる。ここで、偏光膜としては、図17に示すようなフォトニック結晶47a、47bの重ね合わせ方或いは種類によって透過する偏光軸を変えることが可能である。また、フォトニック結晶から形成される偏光膜を画素単位で生成することも可能である。フォトニック結晶膜を用いる利点としては、例えば、一般的によく用いられる、ヨウ素などをフィルムに吸着させた後、一方向に延伸して分子の配向を一定方向に揃えることで異方性を持たせ、これにより偏光特性を得る偏光素子が、特にUV以下の波長に対する耐性が弱いのに対し、フォトニック結晶膜はUV以下の波長や、高出力の光に対して耐性が高い点が挙げられる。耐性や寿命などの懸念がない場合には、図18(a)に示すように、リニアセンサ30a、30b、30c及び30dの手前に、各々一般的な直線偏光板10a、10b、10c及び10dを配置してもよい。勿論、フォトニック結晶からなる直線偏光板を用いても構わない。
各リニアセンサアレイ52A〜52Eを構成する例えば4個のリニアセンサ30a、30b、30c及び30dは、同時刻では半導体ウェハW上の異なる位置を観測している。つまり同時刻で得られる各々のリニアセンサの画像は位置がずれている。ここで、例えば、リニアセンサとして、DALSA社のリニアCCD「IT−P1−2048」を用いた場合を考える。IT−P1−2048の画素サイズは10μmであり、半導体ウェハW上に投影された画素サイズを2μmとした場合、対物レンズ22と結像レンズ29の焦点距離の比で決まる検出倍率は10倍となる。ここで、IT−P1−2048のパッケージサイズ(短手方向、配線ピン部分含む)は12.7mmなので、半導体ウェハW上での隣接するリニアセンサの画素間隔は、2.54mmとなる。ラインレートは最高で46kHz、つまり、0.022msなので、走査速度としては9.1mm/sとなる。即ち、隣接するリニアセンサの画素間を移動するのに要する時間は、0.28msとなる。この場合、各リニアセンサからの画像は、ステージなどの振動の影響により異なった歪み方をするため、後述する図22(a)から図22(c)で示した画像処理を行う際には、位置合せ処理が必要となる。しかしながら、例えば4ライン分のリニアセンサ30a〜30dを同一基板上に隣接させて製造することは可能であり、このようなリニアセンサアレイを製作すれば、半導体ウェハW上での隣接するリニアセンサの画素間隔は、例えば2μmとなり、半導体ウェハW上が2μm、即ち1画素移動する間の画像の歪みは無視できるため、後述する図22(a)から図22(c)で示した画像処理を行う際の位置合せ処理が不要となる。
次に、各リニアセンサアレイ52A〜52Eを構成する例えば4個のリニアセンサ30a、30b、30c及び30dで検出する任意の偏光状態(複数の偏光成分)について図19を用いて説明する。一般に、偏光は楕円偏光であり、ある条件の下で直線偏光になったり、楕円偏光になったりする。重要なパラメータは、主軸の傾きψ、楕円率χ、楕円の長軸の長さ|Eη|及び楕円の短軸の長さ|Eξ|である。以上のパラメータで全ての偏光状態を表現できる。これらのパラメータを求めるために、図18(b)に示す偏光板の透過軸27a、27b、27c及び27dの各々を例えば−45度、45度、0度及び90度とする。これにより、ストークスベクトル(ただし、円偏光の要素は除く)の(1、1、0)、(1、0、1)、(1、−1、0)及び(1、0、−1)が求まるため、偏光演算処理回路104による演算処理により前記楕円率χ、楕円の傾きψ、楕円の長軸の長さ|Eη|および楕円の短軸の長さ|Eξ|が求まる(ただし、楕円の回転方向は分からない)。即ち、図20に示すように、各リニアセンサアレイ52A〜52Eを構成する例えば4個のリニアセンサ30a、30b、30c及び30dからの出力をA−D変換し、画像を生成する際に、該リニアセンサ30a、30b、30c及び30dのA−D変換信号を偏光演算処理回路104に送って演算処理することで、検光軸−45度画像44a、検光軸45度画像44b、検光軸0度画像44cおよび検光軸90度画像44dに加えて、単一の検光画像からでは得られない例えば主軸の傾き画像44eと楕円率χ画像44fを得ることができ、一回の検査で得られる情報量を増加させることが可能となる。なお、検光軸(透過軸)の角度の数を減らせば、当然一回の検査で得られる情報量は減少することになる。
以上各リニアセンサアレイ52A〜52Eに対応させて得られた画像44a〜44fの各々は、図21に示す信号処理部100において個別に信号処理されて欠陥判定され、その後欠陥判定結果をマージ処理回路105でマージして出力してもよい。なお、信号処理部100は、具体的には図22(a)〜(d)に示すように構成される。
図22(a)に示す信号処理部100aは、信号処理条件としてダイ比較処理が実行される。即ち、各リニアセンサアレイ52A〜52Eから得られるあるダイの画像(例えば44a〜44f)を遅延メモリ32に記憶し、隣接ダイの画像(例えば44a〜44f)が取得されたら、振動などに起因した位置ずれを補正するために、位置合せ回路33にて位置合せを行い、得られた画像を減算回路34にて減算処理する。平行して位置合わせされた画像をメモリ35に記憶し、しきい値処理回路36にてしきい値を算出する。上記減算処理された信号と前記しきい値は、比較回路37にて比較処理され、欠陥判定部38により、異物信号や欠陥信号が抽出される。該抽出された異物・欠陥信号は、そのまま欠陥マップとして出力されたり、分類・サイジング処理部39にて、異物種、欠陥種ごとに分類されたり、異物や欠陥の大きさが求められる。
図22(b)に示す信号処理部100bは、信号処理条件としてセル比較処理が実行される。即ち、各リニアセンサアレイ52A〜52Eから得られた画像(例えば44a〜44f)に本来同一形状であるパターンからの信号が含まれていた場合、画像シフト回路40により画像をシフトし、シフト前の画像とシフト後の画像の対応点を取るために、位置合せ回路33により位置合せを行い、得られた画像を減算回路34にて減算処理する。平行して位置合わせされた画像をメモリ35に記憶し、しきい値処理回路36にてしきい値を算出する。上記減算処理された信号と前記しきい値は、比較回路37にて比較処理され、欠陥判定部38により、異物信号や欠陥信号が抽出される。該抽出された異物・欠陥信号は、そのまま欠陥マップとして出力されたり、分類・サイジング処理部39にて、異物種、欠陥種ごとに分類されたり、異物や欠陥の大きさが求められる。
図22(c)に示す信号処理部100cは、信号処理条件として設計データ比較処理が実行される。即ち、設計データ41からの設計データを、参照画像生成部42に送り参照画像を生成する。該参照画像は各リニアセンサアレイ52A〜52Eから得られた実画像(例えば44a〜44f)との対応点を取るために位置合せを行い、得られた画像を減算回路34にて減算処理する。平行して位置合わせされた画像をメモリ35に記憶し、しきい値処理回路36にてしきい値を算出する。上記減算処理された信号と前記しきい値は、比較回路37にて比較処理され、欠陥判定部38により、異物信号や欠陥信号が抽出される。該抽出された異物・欠陥信号は、そのまま欠陥マップとして出力されたり、分類・サイジング処理部39にて、異物種、欠陥種ごとに分類されたり、異物や欠陥の大きさが求められる。
図22(d)に示す信号処理部100dは、信号処理条件として自己参照方式が実行される。即ち、各リニアセンサアレイ52A〜52Eから得られた画像(例えば44a〜44f)の中で類似パターンを探索し、該類似パターン同士を比較処理することで欠陥判定をしたり、パターンと欠陥の特徴量に基づき欠陥を判定したりするものである。
信号処理部100は、この他に、図示はしていないが、信号処理条件としてゴールデン画像比較と呼ばれる処理方式が実行される。
また、信号処理部100は、図23に示すように、同一の条件(例えば同一の検光軸角度)で異なるダイから得られる画像48a,48b同士を比較するダイ比較に加え、異なる条件(検出条件及び/又は照明条件)で得られる画像48a,48c;48b,48d同士を同じダイ間で比較処理を行ってもよい。
信号処理部100は、更に、図24に示すように、異なる検出条件(例えば検光軸の角度、主軸の傾きΨ、楕円率χ)及び/又は照明条件(例えば照明方位φ)で得られる例えば6種類の画像44a、44b、44c、44d、44e及び44fの対応点(半導体ウェハWの同一箇所に相当する点)の信号を集めて並べることによって、半導体ウェハWの1画素に対応する点について異なる条件での違いを示す新たな画像49を生成し、該画像49をダイ比較して欠陥を判定したり(図示なし)、該画像49自身の特徴量を抽出して欠陥判定(自己参照処理)したりしてもよい(図示なし)。なお、ダイ比較に限らず、セル比較、設計データ比較、ゴールデン画像比較も利用可能であることはいうまでもない。
信号処理部100は、更に、図25に示すように、例えば半導体ウェハW上のある1点(具体的には1画素に相当する領域)から得られる信号を集めて並べることによって、6通りの異なる検出条件(例えば検光軸の角度、主軸の傾きΨ、楕円率χ)と5通りの照明条件(例えば照明方位φ)とを掛けた30通りの情報が得られることになり、情報量は格段に増加するため、更なる感度、補足率の向上や、分類、サイジング精度の向上が期待される。
また、図26に示す信号処理部100eは、信号処理条件として、更には、条件(検出条件及び照明条件)間での特徴量(コントラストや総輝度等)のベクトル的な振る舞いに着目して欠陥を抽出してもよい。即ち、特徴量抽出部50において、図27(a)に示すように、ある検出条件1での画像(例えば検光軸−45度画像44a)について、信号の特徴量Aと特徴量Bとを算出し、該算出された信号を特徴量Aと特徴量Bの空間にプロットする。この時点では、欠陥種A、欠陥種B及び非欠陥であるパターンは特徴量空間内で混在し、欠陥を顕在化することができない。そこで、特徴量抽出部50において、次に、ある検出条件2での画像(例えば検光軸45度画像44a)について、同様に信号の特徴量Aと特徴量Bとを算出し、該算出された信号を特徴量Aと特徴量Bの空間にプロットする。そして、特徴量のベクトル算出部51において、算出された、検出条件を1から2変えた場合の、各プロット点の変化量をベクトルで表すと図27(b)に示すようになり、最後に、得られたベクトルを、特徴量Aの変化対特徴量Bの変化としてプロットすることにより、図27(c)に示すように欠陥種A、欠陥種B及び非欠陥であるパターンを分離することができ、欠陥判定部38において単一条件では検出不可能な欠陥も検出可能となる。その結果、欠陥判定部38は抽出された欠陥信号をそのまま欠陥マップとして出力されたり、分類・サイジング処理部39にて、欠陥種ごとに分類されたり、欠陥の大きさが求められる。
以上説明したように構成される信号処理部100(100a〜100e)は、図1に示すように、演算回路1011及び記憶装置1012等を有するコンピュータ101と接続され、外部からパラメータなどの設定、変更ができるようになっている。また前記コンピュータ101には、マウスやキーボード、プリンタなどの外部機器103が接続されている。
次に、空間フィルタ28の設定と、各照明方位角での照明タイミング及び各ラインセンサアレイ52A〜52Eの動作タイミングについて図28を用いて説明する。この実施例では、空間フィルタ28の遮光部の形状を固定にしている。フーリエ変換面での繰り返しパターンによる回折像55aは、図29(a)に示すように、規則的に結像する。本実施の形態では、照明ビームがy軸方向には平行光で、x軸方向には集光された線状ビーム300a〜300eとなっているから、フーリエ変換面での繰り返しパターンによる回折像55aはx軸方向に照明NA分だけ広がる。なお、55bは照射光、55cは0次回折光(正反射光)、56aはNA1.0に対応する瞳径、56bは検出NAに対応する瞳径を示す。これらの回折光は、図29(b)に示すように板状の遮光板59を複数並べたもので遮光してもよい。この際、ばね58によって遮光板59のピッチを変えられる構成にしておけば、複数のピッチの繰り返しパターンに対応することが可能となる。ただし、本実施の形態では、例えば5個の照明Ia〜Ieが存在するので、フーリエ変換面には5個の回折パターンが存在する。そのため、図29(b)に示すような構成では、全ての回折光を効率的に遮光することが困難となる。そのような場合には。図29(c)に示すように、遮光部の形状が任意選択できる空間フィルタを用いればよい。このような空間フィルタとしては例えば液晶デバイスやDMD(Digital Micro Device)を利用したものが考えられる。
なお、本発明に係る第1の実施の形態において、照明光学系200が照明方位として5通りに限定させるものではなく、図30に示すように複数の照明方位を含むものである。また、検出光学系400において各リニアアレイセンサ52が有する偏光状態について4通りに限定されるものではなく、しかも図20に示す偏光演算処理回路104を含めて偏光状態として複数であっても良い。
[第2の実施の形態]
本発明に係る欠陥検査方法及びその装置の第2の実施の形態について図31〜図36を用いて説明する。
図31は、本発明に係る欠陥検査装置の第2の実施の形態の概略構成を示す斜視図である。即ち、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と異なる点は、検出光学系400において、リニアセンサアレイ52A〜52Eの代わりに、エリアセンサアレイ61A〜61Eと画像結合処理部62A〜62Eとを用いている点である。本第2の実施の形態では、各エリアセンサアレイ61A〜61Eは各照明方位に対して4個のエリアセンサ61Aa〜61Ad,61Ba〜61Bd,61Ca〜61Cd,61Da〜61Dd,61Ea〜61Edを並べて構成され、エリアセンサアレイ全体は2次元に配列された合計20個のエリアセンサ61〜6120で構成される。各エリアセンサ61〜6120の受光部63には、図32に示すように画素列ごとに異なる透過軸の偏光膜の画素45a、45b、45c、45dが付けられている。これにより、第1の実施の形態で説明したリニアセンサアレイと同じ状態で、半導体ウェハWからの散乱光を検出できる。また、図33に示すように、半導体ウェハW上に投影されたエリアセンサアレイの画素62a、62b、62c、62d及び62eを、各々線状ビーム300a、300b、300c、300d及び300eのスポットサイズの範囲に収まるように検出倍率を設定しておけば、異なる照明条件で照射された各線状領域から発生する回折、散乱光を異なる偏光軸(検光軸)で検光した信号を一括して検出できる。即ち、各エリアセンサアレイ61A〜61Eを構成する例えば4個のエリアセンサアレイの画素列62a〜62eからの出力をA−D変換し、画像を生成する際に、図20に示すように検光軸−45度画像44a、検光軸45度画像44b、検光軸0度画像44c及び検光軸90度画像44dからなるA−D変換信号を偏光演算処理回路104に送って演算処理することで、検光軸−45度画像44a、検光軸45度画像44b、検光軸0度画像44c及び検光軸90度画像44dに加えて、単一の検光画像からでは得られない例えば主軸の傾き画像44eと楕円率χ画像44fを得ることができ、一回の検査で得られる情報量を増加させることが可能となる。
ここで、図31に示すように、20個のエリアセンサを単位平面状に配列しただけでは、高密度に実装できない場合がある。そのような場合は、図34及び図35に示すような実装をすればよい。即ち、図34に示すように、ミラー6f、6gを用いて光路を3つに分岐し、該分岐した3つの光路の各々において更に図35に示すような、透過部と反射部が交互に存在するような光路分岐素子64を用いて交互に透過光と反射光とに分岐し、該分岐された反射光はエリアセンサ61Aa,61Ac;61Ba,61Bc;61Ca,61Cc;61Da,61Dc;61Ea,61Ecにて受光し、分岐された透過光はエリアセンサ61Ab,61Ad;61Bb,61Bd;61Cb,61Cd;61Db,61Dd;61Eb,61Edにて受光する構成とすることにより図35(b)に示すように隣接するエリアセンサの有効画素領域を隙間なしに並べることが可能となる。
次に、空間フィルタ28の設定と、各照明方位角での照明タイミング及び各エリアセンサアレイ61A〜61Eの動作タイミングについて図36を用いて説明する。多くのエリアサンサは、毎秒数十フレームで動作するため、リニアセンサに比べて動作速度が遅い。そこで、本実施の形態では、各方位角の照明をストロボ照明して時間的に切り替える。即ち、まず、0度照明用に空間フィルタ28の遮光パターンを設定する。その直後に0度照明を行う。それと同時に0度照明用のエリアセンサアレイ61Aではデータの送出を開始する。照明時間は検査対象である半導体ウェハWが、該半導体ウェハW上に投影された画素サイズの1/5〜1/2程度の間だけ照明すればよい。これにより、半導体ウェハWの走査方向に平滑化された画像になることを防ぐことができる。具体的には、エリアセンサの画素サイズが10μm、検出倍率5倍(すなわち、半導体ウェハWに投影された画素サイズが2μm)として、第1の実施の形態と同様なスループットを実現する場合には、走査速度としては9.1mm/sであるので、照明時間は0.21msであればよい。一般的なエリアセンサのフレームレートは毎秒30フレーム、即ち全データを送出するのに要する時間が33.3msであるので、フレームレートのほんの一部の時間だけを照明すればよいことになる。そこで、0度照明が終了したと同時に45度照明用に空間フィルタ28の遮光パターンを設定する。その直後に45度照明を行う。それと同時に45度照明用のエリアセンサアレイ61Bではデータの送出を開始する。次に、45度照明が終了したと同時に90度照明用に空間フィルタ28の遮光パターンを設定する。その直後に90度照明を開始する。それと同時に90度照明用のエリアセンサアレイ61Cではデータの送出を開始する。引き続き、90度照明が終了したと同時に−45度照明用に空間フィルタ28の遮光パターンを設定する。その直後に−45度照明を行う。それと同時に45度照明用のエリアセンサアレイ61Cではデータの送出を開始する。最後に、−45度照明が終了したと同時に落射照明用に空間フィルタ28の遮光パターンを設定する。その直後に落射照明を開始し、同時に落射照明用のエリアセンサアレイ61Eではデータの送出を開始する。以上説明したようにステージを走査しながらこのような動作を順次繰り返すことで、半導体ウェハWの全面を検査できる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明に係る第3の実施の形態について図37及び図38を用いて説明する。図37に示す第3の実施の形態は、さらに光学条件を増やすために、第1及び第2の実施の形態に対して斜方検出系(対物レンズ22a、空間フィルタ28a、結像レンズ29a及び検出器S2等で構成される。)400aを付加したもので、その他の機能、構成については第1及び第2の実施の形態と同じであるので説明を省略する。さらに、図38に示す第3の実施の形態は、さらにもう一つの斜方検出系(対物レンズ22b、空間フィルタ28b、結像レンズ29b及び検出器S3で構成される。)400bを追加したものでありその他の機能、構成については第1及び第2の実施の形態を同じであるので説明を省略する。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、斜方検出光学系が追加されたものであるため、情報量はさらに増加するため、更なる感度、補足率の向上や、分類、サイジング精度の向上が期待される。
[第4の実施の形態]
次に、本発明に係る第4の実施の形態について図39及び図40を用いて説明する。第4の実施の形態において、第1乃至第3の実施の形態との違いは、図39に示すように、照明光学系200においては、光源1aから出射された波長λ1のレーザ光と、光源1bから出射された波長λ2のレーザ光との光を、ダイクロイックプリズム65にて一致させ、該一致した2本のビームを照明光として用いるものであり、図40に示すように、検出光学系400においては、ダイクロイックプリズム65により光路を波長ごとに分離し、各々異なるリニアセンサアレイ若しくはエリアセンサアレイで構成された検出器S1,S2で検出することにある。このように第4の実施の形態によれば、さらに、異なる2波長(つまり、異なる光学条件)の画像を取得することができ、情報量はさらに増加するため、更なる感度、補足率の向上や、分類、サイジング精度の向上が期待される。
[第5の実施の形態]
次に、本発明に係る第1乃至第4の実施の形態で共通に用いられていたセンサについて個別に説明する。各リニアセンサ(30a〜30d)や各エリアセンサ(61a〜61d)は、大きく分けて、図41(a)に示される構造のCCDと、図41(b)に示されるCMOSセンサがある。CMOSセンサは、画素ごとにアンプなどの回路を持つため、CCDセンサでは実現できないような性能を実現できる。たとえば、各画素に、図42(a)に示される対数変換の機能を持たせれば、図42(b)に示すように、信号出力の入射光量依存性を対数特性にすることができ、擬似的にセンサのダイナミックレンジを拡大することができる。また、図43(a)には、蓄積容量変換と呼ばれる方式を実現するための回路であり、該回路を画素に搭載することで、図43(b)に示すように、強い光、中くらいの光、弱い光に応じて、フォトダイオード(PD)の電位を変えることができ、その結果、図43(c)に示すように、入射光量が強い場合でも、信号出力を飽和させることなく光を電気信号に変換することができるため、センサのダイナミックレンジを擬似的に拡大することができる。
さらに、図44に示す入射強度に応じて露光時間を変える(蓄積時間を制御する)方式や、図45に示すようなデュアルサンプリング方式や、図46(a)に示す4個のフォトダイオードで一つのA−D変換機を共有する方式や、図46(b)に示す画素内にアナログ処理機能を持った方式による、広ダイナミックレンジ化の方法がある。これらの技術については、例えば「CCD/CMOSイメージセンサの基礎と応用(CQ出版社)」に詳しく述べられている。
さらに、図47に示すように、画素に演算回路を搭載したCMOSセンサがある。これは、ビジョンチップという名前で知られている。フォトダイオードの次段のコンパレータからの出力を、演算回路(PE:Processor Element)に送りソフト的なA−D変換などが行える。
図48乃至図52には、画素ごとにPEを搭載したCMOSセンサを用い高性能でフレキシブルな光量モニタ、露光時間制御およびソフト的なTDI動作が可能な各リニアセンサ66(30a〜30d)を示している。即ち、該各リニアセンサ66(30a〜30d)は、4ラインのPE付きリニアセンサ67a、67bと、64ライン(64段)のリニアセンサ68とからなる。次に、動作について図49及び図50を用いて説明する。図49に示すように、反射率の異なるエリアを持つ試料W1が右側から走査される場合には、まず4ラインのPE付きリニアセンサ67bで反射、回折、散乱光の強度を測定する。即ち、4ラインのリニアセンサ67bを用い、各リニアセンサで1桁づつの光量をモニタできるようにしておけば、4桁分の光量をモニタできる。そして、該4ラインのリニアセンサ67bで測定された試料の反射率の情報を、PE間通信でソフトTDI部68に送り、該試料の情報に基づき、TDIの蓄積段数を制御することで、異なる反射率を持つ試料からの強度がさまざまな光信号についても、飽和させることなく受光することができる。さらに、露光時間(TDIの蓄積段数)が制御され、飽和することなく検出された信号は、ソフトTDI部68の最終段から、ラインごとに完全並列で出力される。一方、図50に示すように、走査方向が逆の場合には、4ラインのPE付きリニアセンサ67aで反射、回折、散乱光の強度を測定する。即ち、4ラインのリニアセンサ67aを用い、各リニアセンサで1桁づつの光量をモニタできるようにしておけば、4桁分の光量をモニタできる。そして、該4ラインのリニアセンサ67aで測定された試料の反射率の情報を、PE間通信でソフトTDI部68に送り、該試料の情報に基づき、TDIの蓄積段数を制御することで、異なる反射率を持つ試料からの強度がさまざまな光信号についても、飽和させることなく受光することができる。
以上説明した各イメージセンサ66(30a〜30d)を本発明に係る実施の形態に適用するためには、図51に示すように、図48で示す構成66を1単位として複数個並べればよい。図51(a)は検出器Saとして例えば4個のイメージセンサ66(30a〜30d)を並べた5個のリニアセンサアレイ52A〜52Eを近接して並べた場合を示し、図51(b)は検出器Sbとして例えば4個のイメージセンサ66(30a〜30d)を並べた5個のリニアセンサアレイ52A〜52Eを間隙をあけて並べた場合を示し、図51(c)は検出器Scとして例えば20個のイメージセンサ66(30a〜30d)を単純に並べて構成した場合を示す。また、図52に示すように、64ライン(64段)のリニアセンサ68における信号処理をタップ(Tap)ごとに行ってもよい。
本発明によれば、半導体の製造における異物・欠陥検査装置として利用することが可能である。
本発明に係る欠陥検査装置の第1の実施の形態を示す図で、(a)はその概略構成を示す斜視図、(b)は半導体ウェハWに投影されたリニアセンサアレイの画素を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における検出光学系以外の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における照明光学系を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における照明光の偏光を調整する機構と、円偏光及び任意の方向の直線偏光を作る条件とを説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系において分岐された各光路における照明光量を調整する機構の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における照明方位角の定義を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における照明仰角を調整する機構を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における方位角0度から長手方向には平行で、短手方向には集光された線状スポットビームを、試料上のy方向に平行に形成する方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における方位角45度から長手方向には平行で、短手方向には集光された線状スポットビームを、試料上のy方向に平行に形成する方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における方位角90度から長手方向には平行で、短手方向には集光された線状スポットビームを、試料上のy方向に平行に形成する方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における方位角−45度から長手方向には平行で、短手方向には集光された線状スポットビームを、試料上のy方向に平行に形成する方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における試料上での照明光の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の照明光学系における試料上での照明光の偏光をy軸に平行な直線偏光とするための条件を説明する図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としてのリニアセンサアレイを示す斜視図であり、(b)は試料上の照明エリア及び試料上に投影された画素を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の検出光学系の詳細を示す図で、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としての画素毎に偏光素子がついたリニアアレイセンサ及び異なる透過軸の偏光素子がついた4個のリニアセンサを示す斜視図であり、(b)は試料上の照明エリア及び試料上に投影された画素を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としての4個のリニアセンサについたフォトニック結晶を利用した偏光素子を示す図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としての各々異なる透過軸の直線偏光板が前面に置かれた4個のリニアセンサを示す図であり、(b)は各偏光板の透過軸を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としての各リニアセンサからの出力の偏光状態を示すパラメータの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の検出光学系における検出器としての4個のリニアセンサからの出力をA−D変換して各偏光軸で検光した4個の画像と、A−D変換された信号から偏光演算処理により偏光の主軸傾き及び楕円率を求めた画像を出力する様子を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部において6個の異なる量(例えば偏光成分)の画像を各々処理して結果をマージして出力する機能を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部においてダイ比較、セル比較、設計データ比較、自己参照による欠陥判定処理と、分類・サイジング処理とを示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部においてダイ比較に加えて、同じダイ同士において異なる光学条件(例えば偏光成分等の検出条件)での画像を比較することを示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部において光学条件(例えば偏光成分等の検出条件)の異なる複数の画像から、対応画素の信号を取り出し、新たな画像を生成する様子を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部において30通りの光学条件(例えば照明方位等の照明条件と偏光成分等の検出条件との組み合わせ)の異なる複数の画像から、対応画素の信号を取り出し、新たな画像を生成する様子を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部において特徴量のベクトルを用いて欠陥判定し、分類・サイジング処理を行い、結果を出力する機能を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の信号処理部において異なる検出条件での欠陥A、Bおよびパターンの特徴量空間での分布と、検出条件を変えた場合の特徴量のベクトル量と、得られたベクトル量を用いて欠陥を判定する様子を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、空間フィルタの設定と、照明と、センサによる撮像のタイミングとを示す図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態の検出光学系において、対物レンズ射出瞳(フーリエ変換面)での繰り返しパターンからの回折光の結像の様子を示す図であり、(b)(c)は各種空間フィルタによる遮光を示す図である。 本発明に係る欠陥検査装置の第1の実施の形態の変形例の概略構成を示す斜視図である。 本発明に係る欠陥検査装置の第2の実施の形態を示す図で、(a)はその概略構成を示す斜視図、(b)は半導体ウェハWに投影されたエリアセンサアレイの画素を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の検出光学系における検出器としての画素ごとに偏光膜が付けられたエリアセンサ示す図である。 本発明の第2の実施の形態における試料上の照明エリアと、試料上に投影された画素を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の検出光学系において別の実現形態を示す図である。 (a)(b)(c)は各々図34に示す別の実現形態を具体的に示した図である。 本発明の第2の実施の形態において、空間フィルタの設定と、照明と、センサによる撮像のタイミングを示す図である。 本発明に係る欠陥検査装置の第3の実施の形態における検出光学系の概略構成を示す図である。 図37とは異なる検出光学系の概略構成を示す図である。 本発明に係る欠陥検査装置の第4の実施の形態における検出光学系以外の構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における検出光学系を示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において共通して検出器として用いるCCDセンサとCMOSセンサの構成を示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いるCMOSセンサにて擬似的にダイナミックレンジを広げる対数特性を実現するための回路の構成と、信号出力の入射光量依存性とを示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いるCMOSセンサにて擬似的にダイナミックレンジを広げる蓄積容量変換を実現する回路の構成と、信号出力の入射光量依存性とを示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いるCMOSセンサにて擬似的にダイナミックレンジを広げる蓄積時間制御を実現する回路の構成と、信号出力の入射光量依存性とを示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いるCMOSセンサにて擬似的にダイナミックレンジを広げるダブルサンプリング方式を説明する図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いるCMOSセンサにて擬似的にダイナミックレンジを広げる各画素にて画素内アナログ処理機能を持った画素回路を示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる各画素で演算処理可能な各画素にフォトダイオードと演算回路(PE)を持ったCMOSセンサを示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる光量モニタ機能とソフトTDI機能を持つ、CMOSリニアセンサの基本素子を示す図である 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる光量モニタ機能とソフトTDI機能を持つ、CMOSリニアセンサアレイの動作を説明する図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる光量モニタ機能とソフトTDI機能を持つ、CMOSリニアセンサアレイの動作を説明する図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる光量モニタ機能とソフトTDI機能を持つ、CMOSリニアセンサアレイのいくつかの実現形態を示す図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態において検出器として用いる光量モニタ機能とソフトTDI機能を持つ、CMOSリニアセンサアレイので、タップ単位で信号を処理する場合の動作を説明する図である
符号の説明
1…レーザ光源、2…アッテネータ、3、3a〜3d…1/2波長板、4、4a〜4d…1/4波長板、6、6a、6c、6e…ミラー、7a、7b…ビームスプリッタ、8、8a、8c、8e…ビームエキスパンダ、10a〜10d、13a〜13d…直線偏光板、11a〜11e…シリンドリカルレンズ、12a〜12d…角度調整用ミラー、14b、14d…ハーフミラー、20…ハーフミラー、22、22a、22b…対物レンズ、23…Xステージ、24…Yステージ、25…ウェハチャック、26c、26d、26e、26f、26g、26h、26i、26j、26k、26−I、26−Ia〜26−Id、26−Ib’、26−Ic’、26−Id’、26−W、26−Wa〜26−Wd…偏光状態、Ia〜Ie…照明光、27a、27b、27c、27d…直線偏光板の透過軸、28、28a、28b…空間フィルタ、29、29a、29b…結像レンズ、30、30a〜30d…リニアセンサ、32…遅延メモリ、33…位置合せ回路、34…減算回路、35…メモリ、36…しきい値処理回路、37…比較回路、38…欠陥判定部、39…分類・サイジング処理部、40…画像シフト処理部、42…参照画像生成部、43…自己参照処理部、44a、44b、44c、44d…検出画像、44e、44f…偏光演算処理をして求めた画像、45a、45b、45c、45d…偏光膜付き画素、46a、46b、46c…ダイ、47a、47b…フォトニック結晶、48a、48b、48c、48d…検出画像、49…異なる光学条件での画像の同一画素を集めた画像、50…特徴量抽出部、51…特徴量のベクトル演算部、52、52A、52B、52C、52D、52E…リニアセンサアレイ、53、53a〜53d…ウェハ上に投影されたリニアセンサの画素、54a〜54e…ウェハ上に投影されたリニアセンサアレイの画素、55a…対物レンズ射出瞳面(フーリエ変換面)での繰り返しパターンからの回折像、55b…照射光、55c…0次回折光(正反射光)、56a…NA1.0に対応する瞳径、56b…検出NAに対応する瞳径、57…ピッチ可変式空間フィルタ、58…ばね、59…遮光板、60…液晶型遮光フィルタ、60a…液晶型遮光フィルタの遮光エリア、60b…液晶型遮光フィルタの透過エリア、61A〜61E…エリアセンサアレイ、61、61Aa〜61Ad,61Ba〜61Bd,61Ca〜61Cd,61Da〜61Dd,61Ea〜61Ed…エリアセンサ、62a、62b、62c、62d、62e…ウェハ上に投影されたエリアセンサアレイの画素、62A〜62E…画像結合処理部、63…エリアセンサの受光部、64…光路分岐素子、65…ダイクロイックプリズム、66(30a〜30d)…基本エレメント、67a、67b…光量モニタモジュール、67c、67d…Tap処理の光量モニタモジュール、68…TDIモジュール、68a…Tap処理のTDIモジュール、69…センサモジュール、70a、70b、70c…並列イメージセンサ、71…最適サンプリングポイント、100…信号処理部、101…コンピュータ、103…周辺機器、104…偏光演算処理回路、105…マージ処理部、200…照明光学系、300a〜300e…線状ビーム(直線状ビーム)、400…検出光学系、W…ウェハ、S,S1〜S3…検出器(リニアセンサアレイ群又はエリアセンサアレイ群)。

Claims (9)

  1. 被検査基板に対して複数の直線状ビームを互いに異なる方向から互いに異なる照射位置にほぼ同時に照射する照明光学系と、該照明光学系による前記複数の直線状ビームの照射によって前記被検査基板上に存在する異物欠陥から発生する複数の反射散乱光像を結像する結像光学系と、前記被検査基板上に形成された繰り返しパターンから発生する回折光を遮光するように前記結像光学系内に設置された空間フィルタと、該空間フィルタを通して得られ、前記結像光学系で結像された複数の光像をほぼ同時にかつ個別に受光して複数の信号を検出する検出器と、該検出器で検出された前記複数の信号を処理して異物や欠陥を判定する欠陥判定部と、該欠陥判定部で判定された異物や欠陥を分類して異物や欠陥の大きさを算出する分類・サイジング処理部とを備え、
    前記検出器は、前記結像光学系で結像された複数の光像の各々に含まれる互いに異なる複数の偏光成分をほぼ同時にかつ個別に受光して前記複数の信号の各々からさらに前記複数の偏光成分に対応する複数の信号を検出し、該検出器で検出した前記被検査基板の同じ位置における前記複数の信号より偏光の楕円率あるいは方位の少なくとも1つを演算する処理部を更に備え、前記欠陥判定部において前記偏光の楕円率あるいは方位の少なくとも1つを演算する処理部の結果も用いて異物や欠陥を判定することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 前記検出器において、前記互いに異なる複数の偏光成分が−45度、45度、0度及び
    90度を含むことを特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 前記検出器は、前記互いに異なる複数の偏光成分をほぼ同時にかつ個別に受光できるように、互いに異なる透過軸を持つ直線偏光板の画素を有するように構成したことを特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  4. 前記直線偏光板の画素をフォトニック結晶から形成することを特徴とする請求項3に記載の欠陥検査装置。
  5. 前記検出器は、画素単位で処理可能なCMOS型のイメージセンサで構成したことを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の欠陥検査装置。
  6. 前記CMOS型のイメージセンサは、入射光量に対するセンサ出力の特性が対数特性を
    持つように構成したことを特徴とする請求項5に記載の欠陥検査装置。
  7. 前記照明光学系において、レーザ光源から出射されたビームを複数の光路に分岐し、該
    分岐された光路の各々において偏光状態を調整して前記各直線状ビームとして前記被検査
    基板に照射するように構成したことを特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  8. 前記照明光学系において、前記複数の直線状ビームの長手方向が前記被検査基板を載置
    して走行させるステージの走行方向に対してほぼ直角になるように前記複数の直線状ビー
    ムを互いに照射位置を異ならして並べてほぼ同時に照射するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載の欠陥検査装置。
  9. 前記反射散乱光像の強度をモニタするラインセンサを設け、該ラインセンサでモニタして得た前記反射散乱光像の強度の情報に応じて前記CMOSイメージセンサの蓄積時間あるいは時間遅延積分の段数を制御することを特徴とする請求項記載の欠陥検査装置。
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