JP5465624B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、操作手段の操作タイミングと予め規定した停止タイミングが一致した場合、大当りを認識できる操作結果が表示される遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、例えば、液晶ディスプレイ型の可変表示器を備え、当該可変表示器において複数種類の図柄を変動させて図柄組み合わせを表示する図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われている。そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームで導出され、最終的に確定停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。このようなパチンコ遊技機では、遊技の興趣を高めるために、遊技者が操作可能な操作手段(操作ボタン)を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2002−320740号公報
このようなパチンコ遊技機では、大当りか否かの大当り抽選に当選した場合、予め規定した許容期間(例えば、0.5秒前)を含む停止タイミングで操作手段を操作することができたのであれば、その操作タイミングと停止タイミング(例えば、0秒)を一致させるように補正が行われる。その一方で、大当り抽選に当選しなかった場合、許容期間内に操作手段を操作することができたとしても、その操作タイミングと停止タイミングを一致させるような補正が行われず、操作タイミングと停止タイミングをずらす制御が行われる。したがって、停止タイミングで停止しなかった場合には必ずはずれとなるので、その停止態様を見ただけではずれとなることが分かってしまい、それ以降のゲームの展開に期待を持たすことができず、面白みに欠けていた。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、遊技演出のバリエーションを増加させるとともに、図柄変動ゲームにおいて最終停止図柄が導出される迄の過程を楽しませることができる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技者が操作可能な操作手段を備え、大当りか否かの大当り抽選に当選するとともに前記操作手段の操作タイミングと予め定めた許容期間を含む停止タイミングが一致した場合には、大当りを認識できる操作結果を表示手段に表示する遊技機において、前記操作手段の操作タイミングが前記停止タイミングと一致するか否かを判定し、その判定結果に応じた操作結果を表示させるための指示を行う指示手段と、前記指示手段の指示内容に従って操作結果を表示させるように前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、前記指示手段は、前記大当り抽選に当選し、且つ前記大当り抽選に当選した場合のみ実行可能な予め定めた特定演出を実行させることが決定されている場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致したか否かを問わず、大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を行い、前記表示制御手段が、前記指示に従って前記特定演出を実行させた後に大当り図柄を導出させ、前記指示手段は、前記操作手段の操作を許容する操作有効期間を設定するとともに操作結果を表示させるための指示を許容する指示期間を前記操作有効期間内に設定するようになっており、前記操作タイミングが前記指示期間を除く操作有効期間に含まれる場合、操作結果を表示させるための指示を行わずに、前記操作手段の操作が有効であることを示す操作有効演出の実行を演出実行手段に指示することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記指示手段は、前記大当り抽選に当選し、且つ前記特定演出を実行させることが決定されていない場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致したときには大当りを認識できる操作結果を表示させるための指示を行い、前記表示制御手段が、前記指示に従って前記特定演出を実行させずに大当り図柄を導出させる一方で、前記大当り抽選に当選し、且つ前記特定演出を実行させることが決定されていない場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致しなかったときには大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を行い、前記表示制御手段が、前記特定演出を実行させた後に大当り図柄を導出させることを要旨とする。
本発明によれば、遊技演出のバリエーションを増加させるとともに、図柄変動ゲームにおいて最終停止図柄が導出される迄の過程を楽しませることができる。
遊技盤を示す拡大図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 変動パターンの種類を説明する説明図。 操作結果コマンドの種類を説明する説明図。 (a)〜(g)は、カウントダウン演出の流れを示す模式図。 (a)は、成功演出の流れを示すタイミングチャート、(b)は、復活演出の流れを示すタイミングチャート、(c)は、失敗演出の流れを示すタイミングチャート。 操作有効期間と操作タイミングの関係を示すタイミングチャート。
以下、本発明をパチンコ遊技機に具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
パチンコ遊技機の遊技盤10のほぼ中央には、液晶ディスプレイ型の画像表示部GHを有する表示手段としての演出表示装置11が配設されている。演出表示装置11には、複数列(本実施形態では3列)の図柄列を変動させて行う図柄変動ゲームを含み、該ゲームに関連して実行される各種の表示演出が画像表示される。本実施形態において演出表示装置11の図柄変動ゲームでは、複数列(本実施形態では3列)の図柄からなる図柄組み合わせを導出する。なお、演出表示装置11の図柄変動ゲームは、表示演出を多様化するための飾り図柄(演出図柄)を用いて行われる。また、演出表示装置11の左下には、7セグメント型の特別図柄表示装置12が配設されている。特別図柄表示装置12では、複数種類の特別図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームが行われる。特別図柄は、大当りか否かの内部抽選(大当り抽選)の結果を示す報知用の図柄である。
そして、演出表示装置11には、特別図柄表示装置12の表示結果に応じた表示結果が表示される。具体的に言えば、特別図柄表示装置12に大当りを認識し得る大当り図柄(大当り表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置11にも大当り図柄(大当り表示結果)が確定停止表示される。また、特別図柄表示装置12にはずれを認識し得るはずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置11にもはずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される。
なお、演出表示装置11に確定停止表示される大当り図柄は、全列の飾り図柄が同一図柄となる図柄組み合わせによって構成される。また、演出表示装置11に確定停止表示されるはずれ図柄は、全列の飾り図柄が異なる飾り図柄となる図柄組み合わせや、1列の飾り図柄が他の2列の飾り図柄とは異なる飾り図柄となる図柄組み合わせによって構成される。また、演出表示装置11では、遊技者側から見て左列→右列→中列の順に図柄列の変動が停止するようになっており、特定の2列(本実施形態では左右の2列)に同一の飾り図柄が一旦停止表示(ゆれ変動表示)された場合、リーチが形成される。
演出表示装置11の下方には、常時遊技球の入球を許容し得るように常時開放された遊技球の入球口13aを有する始動入賞口13が配設されている。そして、始動入賞口13の奥方には入球した遊技球を検知する始動口スイッチSW1(図2に示す)が配設されている。始動入賞口13は、入球した遊技球を検知することにより、図柄変動ゲームの始動条件と予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件を付与し得る。
始動入賞口13の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉14を備えた大入賞口(特別電動役物)15が配設されている。大入賞口15の奥方には、入球した遊技球を検知するカウントスイッチSW2(図2に示す)が配設されている。大入賞口15は、入球した遊技球を検知することにより、予め定めた個数の賞球としての遊技球の払出条件を付与し得る。大入賞口15は、大当り遊技中に大入賞口扉14の開動作によって開放されることで遊技球の入球が許容される。このため、大当り遊技中、遊技者は、賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。
次に、パチンコ遊技機の制御構成を図2にしたがって説明する。
機裏側には、パチンコ遊技機全体を制御する主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ遊技機全体を制御するための各種処理を実行するとともに、該処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、サブ統括制御基板31と演出表示制御基板32が装着されている。
サブ統括制御基板31は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、演出表示制御基板32を制御する。また、サブ統括制御基板31は、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。演出表示制御基板32は、主制御基板30とサブ統括制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、演出表示装置11の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。本実施形態では、主制御基板30が、図柄変動ゲームの概要(変動時間、大当り演出とするかはずれ演出とするかなど)を決定し、その決定結果に従ってサブ統括制御基板31が、図柄変動ゲームの詳細(例えば、大当り演出の具体的な内容)を決定するようになっている。そして、演出表示制御基板32が、主制御基板30及びサブ統括制御基板31の決定結果を、演出表示装置11で表示させるようになっている。
以下、主制御基板30、サブ統括制御基板31及び演出表示制御基板32の具体的構成を説明する。
主制御基板30には、制御動作を所定の手順で実行する主制御用CPU30aと、主制御用CPU30aの制御プログラムを格納する主制御用ROM30bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM30cが設けられている。そして、主制御用CPU30aには、各種スイッチSW1,SW2が接続されている。また、主制御用CPU30aには、特別図柄表示装置12が接続されている。
また、主制御用CPU30aは、大当り判定用乱数、リーチ判定用乱数や変動パターン振分用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新する乱数更新処理(乱数生成処理)を実行する。大当り判定用乱数は、大当り抽選(大当り判定)で用いる乱数である。リーチ判定用乱数は、大当り抽選に当選しなかった場合、すなわちはずれの場合にリーチを形成するか否かのリーチ抽選(リーチ判定)で用いる乱数である。変動パターン振分用乱数は、変動パターンを選択する際に用いる乱数である。また、主制御用RAM30cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)される。
主制御用ROM30bには、メイン制御プログラムや複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄変動ゲームが開始してから図柄変動ゲームが終了する迄の間の演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンであって、図柄変動ゲームの演出内容及び演出時間(変動時間)を特定し得る。そして、変動パターンは、大当り変動用、はずれリーチ変動用及びはずれ変動用からなる変動内容毎に分類されている。
大当り変動は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的に大当り図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。本実施形態では、大当り変動用の変動パターンとして、変動パターンP1が設定されている(図3)。また、はずれリーチ変動は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て、最終的にはずれ図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。本実施形態では、はずれリーチ変動用の変動パターンとして、変動パターンP2が設定されている(図3)。また、はずれ変動は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経ることなく最終的にはずれ図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。リーチ演出は、演出表示装置11の飾り図柄による図柄変動ゲームにおいて、リーチが形成されてから、最終的に図柄組み合わせ(大当り図柄又ははずれ図柄)が導出される迄の間に行われる演出である。なお、特別図柄表示装置12では、図柄変動ゲームが開始されると、リーチ演出を行うことなく、変動時間の経過時迄図柄の変動が継続される。
また、主制御用ROM30bには、大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、大当り抽選で用いる判定値であり、大当り判定用乱数の取り得る数値(0〜399迄の全400通りの整数)の中から定められている。また、主制御用ROM30bには、リーチ判定値が記憶されている。リーチ判定値は、リーチ抽選で用いる判定値であり、リーチ判定用乱数の取り得る数値(0〜240迄の全241通りの整数)の中から定められている。
次に、サブ統括制御基板31について説明する。
サブ統括制御基板31には、制御動作を所定の手順で実行することができる統括制御用CPU31aと、統括制御用CPU31aの統括制御プログラムを格納する統括制御用ROM31bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる統括制御用RAM31cが設けられている。統括制御用CPU31aには、遊技者が操作可能な操作手段としての演出用操作ボタン16及び演出実行手段としてのスピーカ17が接続されている。なお、演出用操作ボタン16は、パチンコ遊技機の上皿(図示せず)に配置されている。また、統括制御用ROM31bには、統括制御プログラムに加え、各種演出を決定する際に参照する各種テーブルが記憶されている。また、統括制御用RAM31cには、パチンコ遊技機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)される。
次に、演出表示制御基板32について説明する。
演出表示制御基板32には、制御動作を所定の手順で実行することができる表示制御手段としての表示制御用CPU32aと、表示制御用CPU32aの制御プログラムを格納する表示制御用ROM32bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる表示制御用RAM32cが設けられている。表示制御用CPU32aには、演出表示装置11が接続されている。また、表示制御用ROM32bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。
以下、主制御基板30、サブ統括制御基板31及び演出表示制御基板32が実行する制御内容を説明する。
最初に、主制御基板30について説明する。
主制御基板30の主制御用CPU30aは、始動入賞口13へ遊技球が入球し、該遊技球を検知した始動口スイッチSW1が出力する検知信号を入力すると、大当り判定用乱数、リーチ判定用乱数、及び変動パターン振分用乱数の値を主制御用RAM30cから取得する。そして、主制御用CPU30aは、これらの値を主制御用RAM30cに記憶されている始動保留球の記憶数(以下、「保留記憶数」と示す)に対応付けて主制御用RAM30cに一時的に記憶する。なお、主制御用CPU30aは、保留記憶数が上限数(本実施形態では4)に達していない場合、保留記憶数を1加算して保留記憶数を書き換える一方で、保留記憶数が上限数に達している場合、上限数を超える保留記憶数の書き換えを行わないとともに、前述した各種乱数の値も取得しない。
そして、主制御用CPU30aは、図柄(特別図柄及び飾り図柄)が変動表示中ではなく、大当り遊技中ではないときに、保留記憶数に対応付けられて主制御用RAM30cに記憶した大当り判定用乱数の値を読み出す。そして、主制御用CPU30aは、該値と大当り判定値とを比較し、大当りか否かの大当り判定(大当り抽選)を行う。大当り判定の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU30aは、大当りを決定するとともに、特別図柄表示装置12に確定停止表示させる特別図柄として大当り図柄を決定する。また、大当りを決定した主制御用CPU30aは、変動パターン振分用乱数の値に基づき、大当り変動用の変動パターンを選択し、決定する。
また、主制御用CPU30aは、大当り判定の判定結果が否定の場合、はずれを決定する。そして、主制御用CPU30aは、特別図柄表示装置12に確定停止表示させる特別図柄としてはずれ図柄を決定する。また、はずれを決定した主制御用CPU30aは、リーチ判定用乱数の値とリーチ判定値とを比較し、はずれリーチ変動を実行するか否かのリーチ判定を行う。
そして、リーチ判定の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU30aは、変動パターン振分用乱数の値に基づき、はずれリーチ変動用の変動パターンを選択し、決定する。一方、リーチ判定結果が否定の場合、主制御用CPU30aは、変動パターン振分用乱数の値に基づき、はずれ変動用の変動パターンを選択し、決定する。
特別図柄及び変動パターンを決定した主制御用CPU30aは、決定事項に従って生成した制御コマンドを所定のタイミングでサブ統括制御基板31(統括制御用CPU31a)に出力する。具体的に言えば、主制御用CPU30aは、変動パターンを指示するとともに図柄変動ゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを図柄変動ゲームの開始に際して最初に出力する。また、主制御用CPU30aは、特別図柄を指示する特別図柄用の停止図柄指定コマンドを変動パターン指定コマンドの出力後、次に出力する。そして、主制御用CPU30aは、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に図柄変動ゲームの終了(図柄の確定停止)を指示する図柄停止コマンドを前記変動時間の経過に伴って出力する。
次に、サブ統括制御基板31の統括制御用CPU31aがサブ制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
統括制御用CPU31aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、該コマンドを演出表示制御基板32に出力する。また、統括制御用CPU31aは、特別図柄用の停止図柄指定コマンドを入力すると、当該コマンドにしたがって演出表示装置11に確定停止表示させる飾り図柄の図柄組み合わせを決定する。具体的に言えば、統括制御用CPU31aは、特別図柄として大当り図柄が指示されている場合、飾り図柄として大当り図柄の図柄組み合わせを決定する。その一方で、統括制御用CPU31aは、特別図柄としてはずれ図柄が指示されている場合、飾り図柄としてはずれの図柄組み合わせを決定する。このとき、統括制御用CPU31aは、はずれリーチ変動用の変動パターンが指示されている場合、飾り図柄としてリーチ図柄を含むはずれの図柄組み合わせを決定する。その一方、統括制御用CPU31aは、はずれ変動用の変動パターンが指示されている場合、飾り図柄としてリーチ図柄を含まないはずれの図柄組み合わせを決定する。そして、統括制御用CPU31aは、決定した飾り図柄を指示する飾り図柄用の停止図柄指定コマンドを演出表示制御基板32に出力する。また、統括制御用CPU31aは、図柄停止コマンドを入力すると、該コマンドを演出表示制御基板32に出力する。
次に、演出表示制御基板32の表示制御用CPU32aが表示制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
表示制御用CPU32aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、当該コマンドに指示される変動パターンに対応する演出内容(変動内容)をもとに、画像表示用データを選択する。表示制御用CPU32aは、画像表示用データをもとに図柄変動ゲームを画像表示させるように演出表示装置11の表示内容を制御する。そして、表示制御用CPU32aは、図柄変動ゲーム中に図柄停止コマンドを入力すると、飾り図柄用の停止図柄指定コマンドで指示された飾り図柄を演出表示装置11に確定停止表示させて図柄変動ゲームを終了させる。
このように構成した本実施形態のパチンコ遊技機では、図柄変動ゲーム中に遊技者に演出用操作ボタン16を操作させるカウントダウン演出を実行させるようになっている。カウントダウン演出は、演出用操作ボタン16を操作して画像表示部GHに画像表示されるタイマのカウント値を「0秒」ジャストで停止させることを遊技者に課題として付与する演出である。そして、カウントダウン演出では、「0秒」ジャストで停止した状態を課題の達成として大当りを認識できる操作結果とし、「0秒」以外で停止した状態を課題の未達成としてはずれを認識できる(大当りを認識し得ない)操作結果としている。
具体的に言えば、画像表示部GHに画像表示されるタイマのカウント値は、図5(b)〜(d)に示すように、時間の経過とともにカウントダウンされる。また、画像表示部GHには、ボタン操作を促す画像(図中、PUSHの文字画像)が表示される(図5(c),(d))。そして、演出用操作ボタン16の操作に伴って課題達成を導出する場合には、図5(e)に示すように、画像表示部GHにタイマのカウント値として「00.00」が画像表示される。一方、演出用操作ボタン16の操作に伴って課題未達成を導出する場合には、図5(f)、(g)に示すように、画像表示部GHにタイマのカウント値として、例えば「00.05」などの「0秒」ジャストを示さないカウント値が画像表示される。これらの導出されるカウント値が、演出用操作ボタン16の操作に基づく、大当り又ははずれを認識できる操作結果に相当する。なお、演出用操作ボタン16を操作しなかった場合も、前述のように課題未達成を示すタイマのカウント値が画像表示される。
そして、本実施形態のパチンコ遊技機では、大当り抽選の結果、及び大当り用の変動パターンP1が選択された場合の具体的な演出内容に応じて、演出用操作ボタン16の操作に基づき導出される操作結果、及びカウントダウン演出後の図柄変動ゲームの展開が制御される。すなわち、本実施形態のカウントダウン演出は、図柄変動ゲームの開始時に事前決定した結果(当否、演出内容)を、遊技者が自らの操作によって導出したかのような演出態様で実行される。つまり、遊技者が操作を行う前から結果が決まっているので、例えば「はずれ」が決定されているのであれば、いくら操作タイミングを「0秒」となるように合わせたとしても、「00.00」が表示されることはない。そして、本実施形態では、カウントダウン演出を含む図柄変動ゲームの実行態様として、複数の実行態様が用意されている。
以下、カウントダウン演出を含む図柄変動ゲームを実行させるための具体的な制御内容、及び図柄変動ゲームの実行態様を、図4〜図7にしたがって説明する。本実施形態では、以下に示す制御を実行する統括制御用CPU31aが、指示手段として機能する。
最初に、大当り抽選に当選している場合の制御内容及び実行態様を説明する。
統括制御用CPU31aは、図柄変動ゲームの開始時に、変動パターンP1を指示する変動パターン指定コマンドを入力すると、当該ゲームの演出内容として「成功演出」及び「復活演出」の何れかを抽選で決定する。「成功演出」とは、課題達成を経由して、最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる演出内容である。そして、成功演出では、大当りを認識できる操作結果が表示された後、課題を達成したことを報知するような演出(例えば、「成功おめでとう」という文字列が表示されるなど)が行われる。一方、「復活演出」とは、課題未達成を経由して、最終的に大当りの図柄組み合わせを導出させる演出内容である。そして、復活演出では、成功演出とは異なる内容(例えば、特定のキャラクタが登場するなど)で演出が実行され、復活演出を経て大当りの図柄組み合わせが導出されるようになっている。また、本実施形態では、「成功演出」の選択率を80%、「復活演出」の選択率を20%に設定している。
そして、統括制御用CPU31aは、図6(a),(b)に示すように、図柄変動ゲームの開始に基づくリーチの形成後、カウントダウン演出の開始に伴って演出用操作ボタン16の操作を有効とする操作有効期間(本実施形態では8秒)を設定する。また、統括制御用CPU31aは、操作有効期間の設定に伴って「8秒」の時間計測を開始する。この時間計測は、統括制御用RAM31cに初期値として「8秒」を設定し、制御周期毎(4ms毎)に当該制御周期分の時間を減算することによって行う。
一方、表示制御用CPU32aは、カウントダウン演出の開始に伴って、カウントダウン演出の開始を遊技者に認識させるために「0秒ジャストでボタンを押せたら大当り」からなるメッセージ画像を画像表示部GHに画像表示させる(図5(a))。また、表示制御用CPU32aは、操作有効期間の設定と同期して、統括制御用CPU31aと同様に、「8秒」の時間計測を開始する。この時間計測は、表示制御用RAM32cに初期値として「8秒」を設定し、制御周期毎(4ms毎)に当該制御周期分の時間を減算することによって行う。そして、表示制御用CPU32aは、画像表示部GHに画像表示されるタイマのカウント値を100分の1の単位で更新する。その結果、画像表示部GHには、図5(b)〜(d)に示すように、タイマのカウント値が減少する画像、すなわちカウントダウン画像が画像表示される。
そして、操作有効期間を設定した統括制御用CPU31aは、演出用操作ボタン16からの操作信号を入力したか否かを判定し、その判定結果が肯定の場合、その入力時が、指示期間としてのコマンド送信期間(図中、送信期間と示す)内であるか否かを判定する。コマンド送信期間は、図7に示すように、時点aから統括制御用RAM31cに設定した値が「0」となるまでの間に設定されるとともに、大当り又ははずれを認識できる操作結果に相当する画像を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行うための期間として設定される。本実施形態では、コマンド送信期間が、0.5秒となる。
また、統括制御用CPU31aは、操作有効期間の開始と同時に演出用操作ボタン16に内蔵された図示しないランプを発光させない一方で、コマンド送信期間の開始と同時に演出用操作ボタン16に内蔵されたランプを発光させるように制御するようになっている。
そして、統括制御用CPU31aは、操作信号の入力時が操作有効期間内であってコマンド送信期間内ではない場合、入力した操作信号に基づいて、操作タイミングがコマンド送信期間よりも前であることを示す演出(本実施形態では、「早い」という音声)を実行させるようにスピーカ17を制御する(図7)。本実施形態では、スピーカ17から出力される音声が、演出用操作ボタン16の操作が有効であることを示す操作有効演出に相当する。また、以下の説明では、説明の都合上、操作信号の入力を「操作タイミング」と示す場合がある。
一方、統括制御用CPU31aは、操作信号の入力時がコマンド送信期間内の場合、その入力時が停止タイミングとしての時間計測値「0」と一致するか否かを判定する。この判定結果が肯定の場合、統括制御用CPU31aは、「成功演出」及び「復活演出」の決定結果に応じて、図4に示す「BF0BH」及び「BF0CH」の何れかの操作結果コマンドを表示制御用CPU32aに出力する。
具体的に言えば、統括制御用CPU31aは、「成功演出」を決定していた場合、「BF0BH」を表示制御用CPU32aに出力する(図7)。このコマンドを出力することで、課題達成を経由して成功演出を実行させることを指示することができる。その一方で、「復活演出」を決定していた場合、統括制御用CPU31aは、「BF0CH」を表示制御用CPU32aに出力する(図7)。このコマンドを出力することで、課題未達成を経由して復活演出を実行させることを指示することができる。
一方、統括制御用CPU31aは、操作信号の入力時がコマンド送信期間内であって、その入力時が時間計測値「0」と一致しない場合、「成功演出」及び「復活演出」の何れを決定している場合であっても、「BF0CH」を表示制御用CPU32aに出力する(図7)。このコマンドを出力することで、課題未達成を経由して復活演出を実行させることを指示することができる。
また、統括制御用CPU31aは、コマンド送信期間内に操作信号を入力しなかった場合、「成功演出」及び「復活演出」の何れを決定したとしても、操作有効期間を終了させた後に「BF0CH」を表示制御用CPU32aに出力する(図7)。このコマンドを出力することで、課題未達成を経由して復活演出を実行させることを指示することができる。
そして、「BF0BH」コマンドを入力した表示制御用CPU32aは、操作有効期間の終了と同時に課題達成を認識させるための画像(本実施形態では、「00.00」で示す画像)を表示させた後(図5(e))、時間Tの間、成功演出を実行させる(図6(a))。その後、表示制御用CPU32aは、変動パターンに定められた変動時間が経過するに伴って大当りの図柄組み合わせを確定停止表示させる。一方、「BF0CH」コマンドを入力した表示制御用CPU32aは、操作有効期間の終了と同時に課題未達成を認識させるための画像(本実施形態では、「00.05」で示す画像)を表示させた後(図5(f))、時間Tの間、復活演出を実行させる(図6(b))。そして、表示制御用CPU32aは、変動パターンに定められた変動時間が経過するに伴って大当りの図柄組み合わせを確定停止表示させる。
次に、大当り抽選に当選していない場合の制御内容及び実行態様を説明する。なお、大当り抽選に当選していない場合も、リーチの形成後に操作有効期間(8秒)を設定するとともに、コマンド送信期間内に操作信号を入力しなかった場合も大当り抽選に当選している場合と同一の制御内容で制御が実行されるため、同一点についての説明を省略し、相違点のみを説明する。
統括制御用CPU31aは、図柄変動ゲームの開始時に、変動パターンP2を指示する変動パターン指定コマンドを入力すると、操作信号の入力時が、コマンド送信期間内であるか否かを判定する。この判定結果が肯定の場合、統括制御用CPU31aは、時間計測値「0」と一致するか否かを判定することなく、変動パターンP2が指定されていることに応じて、「BF0CH」を表示制御用CPU32aに出力する(図7)。このコマンドを出力することで、課題未達成を経由して失敗演出を実行させることを指示することができる。
そして、「BF0BH」コマンドを入力した表示制御用CPU32aは、操作有効期間の終了と同時に課題未達成を認識させるための画像(本実施形態では、「00.05」で示す画像)を表示させた後(図5(g))、時間Tの間、失敗演出を実行させる(図6(c))。その後、表示制御用CPU32aは、変動パターンに定められた変動時間が経過するに伴ってリーチ図柄を含むはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させる。
本実施形態では、成功演出の実行が決定された一方で送信コマンドの入力時期が時間計測値「0」と一致しなかった場合や、復活演出及び失敗演出の実行が決定された場合には、はずれを認識できる操作結果が表示される。このため、その表示態様から大当り抽選に当選しているか否かを判別し得ない。また、図6(a)〜(c)に示すように、成功演出、復活演出、及び失敗演出の実行時間が全て同一時間(時間T)に設定されているため、その変動時間からも大当り抽選に当選しているか否かを把握させ難くなっている。
カウントダウン演出は、大当りの場合に2つの実行態様(成功演出又は復活演出)の何れかで行われる。そして、復活演出の場合は、操作信号の入力時が時間計測値「0」と一致している場合であっても、はずれの場合と同様にはずれを認識できる操作結果(本実施形態では、「00.05」で示す画像)を導出させる。つまり、成功演出の場合は、操作信号の入力時が時間計測値「0」と一致したときには大当りを認識できる操作結果が表示されるが、復活演出の場合は、操作信号の入力時が時間計測値「0」と一致したとしても大当りを認識できる操作結果が表示されることはない。このため、はずれを認識できる操作結果が導出された時点では、当該画像と図5(a)に示す文字列で指示される演出内容が異なることから、大当り抽選に当選していることを認識することはできないが、復活演出の実行によって大当り抽選に当選していることを認識することが可能となる。つまり、カウントダウン演出の失敗によって、大当り抽選に当選していないような印象を一旦与えた後、復活演出を経て大当り図柄を導出することで、はずれが大当りに変化する復活的な印象を与えることになる。本実施形態では、復活演出が特定演出に相当する。そして、復活演出は、大当り抽選に当選した場合にしか選択され得ないように構成しているため、当該演出は大当り確定の演出内容となる。
また、成功演出の実行が決定されていたとしても、操作信号の入力時が時間計測値「0」と一致しない場合は、はずれを認識できる操作結果を導出させた後に、復活演出の実行を経て大当りの図柄組み合わせを導出させるようになっている。この場合、統括制御用CPU31aは、当初、成功演出の実行を事前決定していたが、操作信号の入力時が時間計測値「0」と一致しなかったことにより、成功演出に代えて復活演出を実行させることになる。ところが、「成功演出」及び「復活演出」は、ともに大当り変動用の変動パターンP1に対応付けられている演出内容であるため、演出内容を変更したとしても支障なく演出を実行することができる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)統括制御用CPU31aは、原則として、大当り抽選に当選するとともにボタン操作タイミングと停止タイミングが一致したときには、大当りを認識できる操作結果(本実施形態では、「00.00」で示す画像)を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行う。ところが、統括制御用CPU31aは、大当り演出として、復活演出の実行を決定している場合、大当り抽選に当選しているとともに操作タイミングと停止タイミングが一致したとしても、大当りを認識し得ない操作結果(本実施形態では、「00.05」で示す画像)を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行う。これにより、大当りとなる場合であっても、停止タイミングと一致するように演出用操作ボタン16を操作したにもかかわらず、そのタイミングが一致しないことがある。したがって、遊技演出のバリエーションが増加するとともに、その停止態様から大当りとなるのか否かが判断しづらくなり、図柄変動ゲームにおいて結果が導出される迄の過程を楽しませることができる。
(2)統括制御用CPU31aは、操作タイミングがコマンド送信期間を除く操作有効期間に含まれる場合、操作結果を表示させるためのコマンド(本実施形態では、「BF0BH」「BF0CH」)を出力しない。その代わりとして統括制御用CPU31aは、ボタン操作が有効であることを示す操作有効演出(本実施形態では、音声)を実行させる。これにより、遊技者の操作タイミングと操作期間が一致しなかったとしても、大当り演出自体が行われなくなってしまう(無効化される)のではなく、操作有効演出が実行されるだけで済むので、その後実行され得る大当り演出を視認させる機会を存続させることができる。
(3)また、操作タイミングがコマンド送信期間を除く操作有効期間に含まれる場合、その操作に基づいて操作結果が表示されるわけではないが、操作有効演出を実行させることで、演出用操作ボタン16の操作が反映されたことを遊技者に報知することができる。
(4)統括制御用CPU31aは、大当り抽選に当選し、且つ成功演出の実行を決定した場合、操作タイミングと停止タイミングが一致したときには大当りを認識できる操作結果を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行う。その一方で、統括制御用CPU31aは、大当り抽選に当選し、且つ成功演出の実行を決定したが操作タイミングと停止タイミングが一致しなかったときには大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行う。これにより、停止タイミングと操作タイミングが一致しなかったときには、その停止態様から遊技者に「大当り抽選に当選していなかった」と落胆させてしなうことになる。ところが、復活演出を実行することで、遊技者に対して、再度、大当りとなることに期待を持たせることができる。
(5)統括制御用CPU31aは、大当り抽選に当選し、且つ成功演出の実行を決定したが操作タイミングと停止タイミングが一致しなかった場合や、大当り抽選に当選し、且つ復活演出の実行を決定した場合、及び大当り抽選に当選せずリーチ抽選に当選した場合、大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を演出表示制御基板32に行う。これにより、大当りを認識し得ない操作結果が表示された時点では、大当り抽選に当選しているか否かを把握することができないので、実際ははずれとなる場合であっても、大当りとなることに期待を持たせることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・実施形態における許容期間を、0秒±α秒としても良い。ちなみに、+αは、操作有効期間の終了タイミングよりも「前(例えば、0.1秒前)」であることを示す一方で、−αは、操作有効期間の終了タイミングよりも「後(例えば、0.1秒後)」であることを示している。このような場合、画像表示部GHにおいて「00.00」が経過した場合であってもタイマの計測を継続させることになる。例えば、操作有効期間(8秒)の開始と同時に画像表示部GHで表示される開始秒数を「7秒」とし、7秒経過後にはカウントアップ画像を表示させることになる。この場合、「7秒」経過後に操作信号を入力したとしても、その入力タイミングが許容期間内であれば、統括制御用CPU31aは、「0秒」ジャストでボタン操作が行われたと認識することになる。このような設定を行うことにより、実際に遊技者がボタン操作を行うタイミングと、統括制御用CPU31aが操作信号を入力してボタン操作を検知するタイミングに時差が生じる場合であっても、成功演出の実行が決定されているとともに、許容期間内に操作信号を入力したのであれば、成功演出を実行させることができる。また、許容期間は、コマンド送信期間以下の長さとすることが好ましい。このような設定を行うことで、遊技者の操作タイミングにより正確性を求めることになり、遊技者の達成意欲を向上させることができる。その一方で、許容期間をコマンド送信期間以上の長さとした場合、「成功演出」を実行させる機会が増えるので、遊技に慣れていない遊技者であっても成功演出を視認させる機会が増えることになる。
・実施形態において、操作有効演出を画像表示部GHで実行しても良い。この場合、統括制御用CPU31aは、「BF0BH」や「BF0CH」を生成するのではなく、操作信号を入力したことを指示する指示信号を演出表示制御基板32に出力することになる。そして、指示信号を入力した表示制御用CPU32aが、画像表示部GHにおいて操作有効演出を実行させることになる。
・実施形態において、ボタン操作タイミングと予め定めた停止タイミングを一致させた場合にその操作結果を報知するような演出であれば、どのような演出を設定しても良い。例えば、遊技者側のキャラクタが予め定めたタイミングに合わせてボタン操作することで敵キャラを攻撃し、敵キャラを倒すことができた場合には大当りとする演出でも良いし、画像表示部GH中を動き回る的をボタン操作によって矢を発射し、的に矢を当てることができた場合には大当りとする演出でも良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追加する。
(イ)前記操作有効演出は、前記操作タイミングが前記大当りを認識できる操作結果を表示させるための停止タイミングよりも前であることを報知する演出である。
GH…画像表示部、SW1…始動口スイッチ、10…遊技盤、11…演出表示装置、12…特別図柄表示装置、13…始動入賞口、14…大入賞口扉、15…大入賞口、30…主制御基板、30a…主制御用CPU、30b…主制御用ROM、30c…主制御用RAM、31…サブ統括制御基板、31a…統括制御用CPU、32…演出表示制御基板、32a…表示制御用CPU。

Claims (2)

  1. 遊技者が操作可能な操作手段を備え、大当りか否かの大当り抽選に当選するとともに前記操作手段の操作タイミングと予め定めた許容期間を含む停止タイミングが一致した場合には、大当りを認識できる操作結果を表示手段に表示する遊技機において、
    前記操作手段の操作タイミングが前記停止タイミングと一致するか否かを判定し、その判定結果に応じた操作結果を表示させるための指示を行う指示手段と、
    前記指示手段の指示内容に従って操作結果を表示させるように前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、
    前記指示手段は、前記大当り抽選に当選し、且つ前記大当り抽選に当選した場合のみ実行可能な予め定めた特定演出を実行させることが決定されている場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致したか否かを問わず、大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を行い、
    前記表示制御手段が、前記指示に従って前記特定演出を実行させた後に大当り図柄を導出させ
    前記指示手段は、
    前記操作手段の操作を許容する操作有効期間を設定するとともに操作結果を表示させるための指示を許容する指示期間を前記操作有効期間内に設定するようになっており、
    前記操作タイミングが前記指示期間を除く操作有効期間に含まれる場合、操作結果を表示させるための指示を行わずに、前記操作手段の操作が有効であることを示す操作有効演出の実行を演出実行手段に指示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記指示手段は、前記大当り抽選に当選し、且つ前記特定演出を実行させることが決定されていない場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致したときには大当りを認識できる操作結果を表示させるための指示を行い、前記表示制御手段が、前記指示に従って前記特定演出を実行させずに大当り図柄を導出させる一方で、
    前記大当り抽選に当選し、且つ前記特定演出を実行させることが決定されていない場合、前記操作タイミングが前記停止タイミングと一致しなかったときには大当りを認識し得ない操作結果を表示させるための指示を行い、前記表示制御手段が、前記特定演出を実行させた後に大当り図柄を導出させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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