JP2010069128A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄変動ゲームが終了したとしても、示唆演出を継続して実行させること。
【解決手段】変動時間の経過を終了条件とする図柄変動ゲームに対し、テロップ演出は、選択した表示内容の完結を終了条件とし、図柄変動ゲームの終了時期とは非同期でテロップ演出を実行させる。これにより、テロップ演出の演出時間よりも変動時間の短い図柄変動ゲームにおいて、当該ゲームが終了しても、テロップ演出を継続して実行させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技演出の説明に関する事項やゲームの展開に関する事項を示唆する示唆演出を図柄変動ゲーム中に実行する遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、遊技の興趣を高めるために図柄変動ゲームにおいて様々な遊技演出(リーチ演出や予告演出)が行われている。そして、近時のパチンコ遊技機では、遊技演出の種類数が増加されているとともに、遊技演出の演出内容も複雑化されており、特に当該パチンコ遊技機で初めて遊技を行う遊技者にとっては遊技演出が如何なる演出内容で行われると、大当りへの期待感を抱けるのか分かり難いものとなっていた。そこで、従来においては、遊技演出の内容などを遊技者に把握させるために、図柄変動ゲーム中などにテロップ表示を行って遊技演出の説明を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−328198号公報
ところで、テロップ表示は、遊技演出を説明するなどの目的で行われるものであるから、テロップ表示の表示内容を遊技者に読ませて内容を把握させなければ意味がない。このため、テロップ表示を行う場合には、図柄変動ゲームの開始や終了などを契機として、テロップ表示が途中で終了してしまうことのない制御構成を構築する必要がある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、図柄変動ゲームが終了したとしても、示唆演出を継続して実行させることができる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて行うとともに図柄の変動開始から確定停止表示までを1回とする図柄変動ゲームを表示する表示装置と、前記図柄変動ゲームの変動時間を特定可能であって、大当りか否かの大当り抽選で大当りに当選した場合に選択される大当り演出用及び前記大当り抽選で大当りに当選しなかった場合に選択されるはずれ演出用に分類可能な変動パターンを選択する変動パターン選択手段と、前記変動パターン選択手段が選択した変動パターンに対応する変動時間にしたがって前記図柄変動ゲームを前記表示装置に実行させるゲーム実行制御手段と、を備え、前記大当り演出用の変動パターンが選択された図柄変動ゲームでは、図柄の変動開始から前記変動パターンに定める変動時間の経過時に大当りを認識し得る大当り図柄が確定停止表示され、前記はずれ演出の変動パターンが選択された図柄変動ゲームでは、図柄の変動開始から前記変動パターンに定める変動時間の経過時にはずれを認識し得るはずれ図柄が確定停止表示され、前記図柄変動ゲーム中には当該ゲームの展開に合わせて遊技演出が行われる遊技機において、前記遊技演出の説明に関する事項、及び前記ゲームの展開に関する事項のうち少なくも何れかの事項を示唆する示唆演出の実行可否を判定する実行可否判定手段と、前記実行可否判定手段が前記示唆演出の実行可を判定した場合に前記示唆演出の演出内容を決定する演出内容決定手段と、前記演出内容決定手段が決定した演出内容にしたがって前記図柄変動ゲーム中に前記示唆演出を実行させる示唆演出実行制御手段と、を備え、前記ゲーム実行制御手段は、前記変動パターンに定める変動時間の経過を終了条件として前記図柄変動ゲームを実行させる一方で、前記示唆演出実行制御手段は、前記演出内容決定手段が決定した前記示唆演出の演出内容の完結を終了条件とし、前記ゲーム実行制御手段の制御によって実行される前記図柄変動ゲームの終了時期とは非同期で前記示唆演出を実行させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記示唆演出は、前記示唆演出実行制御手段の制御により、前記示唆演出の演出内容が完結される迄に要する演出時間に比して前記変動パターンの変動時間が短い場合、複数回の図柄変動ゲームに亘って実行されることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記図柄変動ゲームにおいて図柄の変動開始からリーチ形成図柄を導出可能な全てのリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間は、リーチを形成せずにはずれ図柄を導出するはずれ演出用の変動パターンの中で最も変動時間が長く設定された前記はずれ演出用の変動パターンの変動時間とほぼ同一時間に設定されており、前記示唆演出の演出内容が完結する迄に要する演出時間は、前記全てのリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間以下に設定されていることを要旨とする。
本発明によれば、図柄変動ゲームが終了したとしても、示唆演出を継続して実行させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1には、パチンコ遊技機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が組み付けられているとともに、中枠12の前面側には前枠13が組み付けられている。前枠13は、図1に示すようにパチンコ遊技機10を機正面側から見た場合において、中枠12に重なるように組み付けられている。前枠13は、遊技球を貯留可能な上皿14を一体成形した構成とされているとともに、裏面側には機内部に配置された遊技盤15を保護するガラス支持枠が組み付けられている。また、中枠12の前面側であって前枠13の下部には、上皿14から溢れ出た遊技球を貯留する下皿16が装着されているとともに、下皿16の右方には、遊技球を遊技盤15に発射させる際に遊技者によって回動操作される遊技球発射用の発射ハンドル17が装着されている。また、パチンコ遊技機10には、発光演出を行う電飾表示部(装飾ランプ)18と、各種音声を出力して音声演出を行う複数のスピーカ19が配置されている。
遊技盤15のほぼ中央には、各種の表示器や各種の飾りを施した表示枠体(センター役物)20が装着されているとともに、表示枠体20には液晶ディスプレイ型の表示装置としての演出表示装置21が装着されている。演出表示装置21には、複数種類の図柄を複数列(本実施形態では3列)で変動させて行うとともに図柄の変動開始から確定停止表示までを1回とする図柄変動ゲームが表示される。前記図柄変動ゲームは、大当りか否かの大当り抽選の抽選結果を導出する演出であり、大当り抽選で大当りに当選した場合には大当りを認識し得る大当り図柄が導出され、大当り抽選で大当りに当選しなかった場合にははずれを認識し得るはずれ図柄が導出される。
本実施形態のパチンコ遊技機10では、各図柄列で変動させる複数種類の図柄を[1]〜[9]までの数字図柄としており、同一の数字図柄から構成される図柄組み合わせを大当り図柄としている。例えば、大当り図柄は、[111]、[222]などである。また、本実施形態の大当り図柄には、大当り抽選で大当りに当選し、大当り遊技を構成する規定ラウンド数が15回に設定されている15ラウンド大当り遊技の付与が決定された場合に選択される大当り図柄と、大当り遊技を構成する規定ラウンド数が7回に設定されている7ラウンド大当り遊技の付与が決定された場合に選択される大当り図柄とがある。そして、本実施形態において大当り図柄[777]は、15ラウンド大当り遊技を付与する大当りに当選したことを認識し得る図柄とされている。その他の大当り図柄([111]〜[666]、[888]、[999])は、7ラウンド大当り遊技を付与する大当りに当選したことを認識し得る図柄とされている。
一方、本実施形態のパチンコ遊技機10では、同一の数字図柄から構成されない図柄組み合わせをはずれ図柄とし、そのはずれ図柄は、例えば[123]、[121]などである。そして、図柄変動ゲームでは、当該ゲームの開始に伴って各図柄列の変動が開始し、所定時間の経過後に予め定めた変動停止順にしたがって図柄列の変動が停止することにより、図柄列毎に図柄が導出されるようになっている。本実施形態において変動停止順は、左列→右列→中列の順に定めている。そして、図柄変動ゲームにおいて左列と右列の変動が停止した際に、両列に導出された図柄が同一図柄である場合にはリーチが形成され、中列の図柄を導出するためのリーチ演出が行われる。本実施形態では、リーチを形成した時に左右2列に導出された図柄がリーチ形成図柄となり、左右2列がリーチ形成図柄を導出可能なリーチ形成図柄列となる。
リーチ演出は、図柄変動ゲームの展開に合わせて行われる遊技演出であって、大当り抽選で大当りに当選している場合にはリーチ演出において中列の変動を停止させた際にリーチ形成図柄と同一図柄が導出される。一方、大当り抽選で大当りに当選していない場合には、リーチ演出において中列の変動を停止させた際にリーチ形成図柄とは異なる図柄が導出される。図柄変動ゲームの展開とは、大当り抽選の抽選結果を示すものである。そして、リーチ演出は、様々な演出内容で行われるようになっている。また、図柄変動ゲームの展開に合わせて行われる遊技演出には、リーチ演出の他に、キャラクタなどの特定の画像を表示し、その画像の種類から大当りとなるか否かの可能性を示唆する予告演出もある。
また、表示枠体20の下方には、遊技球の入球口22aを有する始動入賞口22が配置されている。始動入賞口22の奥方には、入球した遊技球を検知する始動口スイッチSW1(図2に示す)が配設されている。また、始動入賞口22の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口23が配設されている。大当り遊技が付与されると、大入賞口23が開放されて遊技球の入球が許容されるため、遊技者は、賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。
大当り遊技は、内部抽選で大当りを決定し、図柄変動ゲームで大当り図柄が確定停止表示されて該ゲームの終了後、開始される。大当り遊技は、予め定めたラウンド遊技時間が経過する迄を上限時間として大入賞口23を開放させるラウンド遊技から構成されており、1回の大当り遊技は複数回のラウンド遊技から構成されている。そして、本実施形態のパチンコ遊技機10では、大当り抽選で大当りに当選した場合、15回のラウンド遊技から構成される15ラウンド大当り遊技、及び7回のラウンド遊技から構成される7ラウンド大当り遊技の何れかが付与される。15ラウンド大当り遊技と7ラウンド大当り遊技は、大当り遊技を構成するラウンド遊技の上限回数のみが相違し、その他の態様(大入賞口23の開放態様など)は同一設定とされている。このため、15ラウンド大当り遊技と7ラウンド大当り遊技は、大入賞口23へ遊技球が入球したことによって遊技者に付与される賞球数を同一数として比較すると、ラウンド遊技の上限回数が多い15ラウンド大当り遊技の方が、遊技者にとって有利な大当りとなる。
次に、パチンコ遊技機10の電気的構成について図2にしたがって説明する。
パチンコ遊技機10の機裏側には、パチンコ遊技機10全体を制御する主制御装置としての主制御基板25が装着されている。主制御基板25は、パチンコ遊技機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、主制御基板25が出力した制御信号を入力し、各種演出の実行を制御する副制御装置としての演出制御基板26が装着されている。
最初に、主制御基板25について説明する。
主制御基板25には、制御動作を所定の手順で実行することができる主制御用CPU25aと、主制御用CPU25aのメイン制御プログラムを格納する主制御用ROM25bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM25cが設けられている。また、主制御用CPU25aには、始動入賞口22に入球した遊技球を検知する始動口スイッチSW1が接続されている。
主制御用CPU25aは、大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数や変動パターン振分用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新する乱数更新処理(乱数生成処理)を実行する。大当り判定用乱数は、大当りとするか否かの大当り抽選(大当り判定)で用いる乱数である。大当り図柄用乱数は、大当り図柄を決定する際に用いる乱数である。変動パターン振分用乱数は、変動パターンを選択する際に用いる乱数である。
主制御用ROM25bには、メイン制御プログラムに加え、複数種類の変動パターンと各種判定値(大当り判定値など)が記憶されている。変動パターンは、図柄が変動を開始(図柄変動ゲームが開始)してから図柄が確定停止表示(図柄変動ゲームが終了)される迄の間の変動内容と変動時間が定められている。そして、変動パターンは、大当り抽選で大当りに当選した場合に選択可能な大当り演出用、及び大当り抽選で大当りに当選しなかった場合に選択可能なはずれ演出用(はずれリーチ演出を含む)に分類可能とされている。大当り演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て最終的に大当り図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。はずれ演出には、リーチ演出を行うはずれ演出(以下、「リーチありのはずれ演出」と示す)と、リーチ演出を行わないはずれ演出(以下、「リーチなしのはずれ演出」と示す)がある。リーチありのはずれ演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経て最終的にはずれ図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。リーチなしのはずれ演出は、図柄変動ゲームが、リーチ演出を経ることなく最終的にはずれ図柄を確定停止表示させるように展開される演出である。本実施形態では、変動パターンを記憶する主制御用ROM25bが、変動パターン記憶手段となる。
大当り判定値は、大当り抽選で用いる判定値であり、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。そして、大当り判定値として定める数値の個数により、大当り抽選で大当りに当選する確率(大当り確率)が定められている。例えば、大当り判定用乱数の値を「0〜599」までの全600通りの整数に定め、大当り判定値を「2個」に設定した場合、大当り確率は600分の2(=300分の1)となる。
主制御基板25の主制御用CPU25aは、始動入賞口22へ遊技球が入球し、該遊技球を検知した始動口スイッチSW1が出力する検知信号を入力すると、主制御用RAM25cに記憶されている始動保留球の記憶数(以下、「保留記憶数」と示す)が上限数(本実施形態では4)未満であるか否かの保留判定を行う。この判定結果が肯定の場合、主制御用CPU25aは、保留記憶数を1加算し、保留記憶数を書き換える。また、主制御用CPU25aは、保留判定を肯定判定している場合、大当り判定用乱数の値と大当り図柄用乱数の値を主制御用RAM25cから取得し、これらの値を保留記憶数に対応付けて主制御用RAM25cに一時的に記憶する。なお、主制御用CPU25aは、保留判定の判定結果が否定(保留記憶数=4)の場合、上限数を超える保留記憶数の書き換えを行わないとともに、大当り判定用乱数の値及び大当り図柄用乱数の値も取得しない。
そして、主制御用CPU25aは、大当り遊技中ではなく、かつ図柄変動ゲームの実行中でない場合、変動開始処理を実行する。変動開始処理において主制御用CPU25aは、主制御用RAM25cに大当り判定用乱数の値が記憶されている場合、その記憶されている大当り判定用乱数の値を読み出し、該乱数の値と大当り判定値とを比較し、大当り判定(大当り抽選)を行う。大当り判定の判定結果が肯定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値とが一致)の場合、主制御用CPU25aは、大当りを決定し、大当り判定用乱数の値とともに取得し記憶した大当り図柄用乱数の値に基づき大当り図柄を決定する。大当り図柄は、前述したように大当り遊技の種類毎に設定されていることから、大当り図柄を決定することによって遊技者に付与する大当り遊技の種類を決定したことになる。また、大当りを決定した主制御用CPU25aは、変動パターン振分用乱数の値を主制御用RAM25cから取得し、その取得した値をもとに大当り演出用の変動パターンを選択し、決定する。
一方、主制御用CPU25aは、大当り判定の判定結果が否定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値とが不一致)の場合、はずれを決定する。そして、主制御用CPU25aは、はずれ図柄を決定する。また、はずれを決定した主制御用CPU25aは、はずれリーチ演出を実行するか否かを決定する。この判定結果が肯定(はずれリーチ演出を実行する)の場合、主制御用CPU25aは、変動パターン振分用乱数の値を主制御用RAM25cから取得し、その取得した値をもとにリーチありのはずれ演出用の変動パターンを選択し、決定する。一方、主制御用CPU25aは、はずれリーチ演出を実行するか否かの判定結果が否定(はずれリーチ演出を実行しない)の場合、変動パターン振分用乱数の値を主制御用RAM25cから取得し、その取得した値をもとにリーチなしのはずれ演出用の変動パターンを選択し、決定する。
図柄及び変動パターンを決定した主制御用CPU25aは、所定の制御コマンドを生成し、その生成した制御コマンドを所定のタイミングで演出制御基板26(演出制御用CPU26a)に出力する。具体的に言えば、主制御用CPU25aは、変動パターンを指示するとともに図柄変動ゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを生成し、図柄変動ゲームの開始に際して最初に出力する。また、主制御用CPU25aは、図柄(大当り図柄又ははずれ図柄)を指示する停止図柄指定コマンドを生成し、変動パターン指定コマンドの出力後、次に出力する。そして、主制御用CPU25aは、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に図柄変動ゲームの終了(図柄の確定停止表示)を指示する図柄停止コマンドを生成し、前記変動時間の経過に伴って出力する。
本実施形態では、遊技盤15に配設した始動領域(始動入賞口22)への遊技球の入球を契機に、大当り抽選(大当り判定)を行う主制御用CPU25aが、大当り抽選手段となる。また、本実施形態では、大当り抽選で大当りに当選した場合に、複数種類の大当り遊技(15ラウンド大当り遊技と7ラウンド大当り遊技)の中から何れの大当り遊技を遊技者に付与するかを決定する主制御用CPU25aが、大当り種決定手段となる。また、本実施形態では、大当り抽選の抽選結果に基づき、変動パターンを選択する主制御用CPU25aが、変動パターン選択手段となる。また、本実施形態において主制御用CPU25aは、図柄変動ゲームにおいて確定停止表示させる図柄(大当り図柄及びはずれ図柄)を決定する図柄決定手段、大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段にもなり得る。
次に、演出制御基板26について説明する。
演出制御基板26には、制御動作を所定の手順で実行することができる演出制御用CPU26aと、演出制御用CPU26aの制御プログラムを格納する演出制御用ROM26bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる演出制御用RAM26cが設けられている。そして、演出制御用ROM26bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、演出制御用ROM26bには、音声演出用の音声データ(音楽用データ)や発光演出用の発光データが記憶されている。
演出制御用CPU26aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、該コマンドに指示される変動パターンに対応する変動内容をもとに、画像表示用データを生成するとともに、発光データ及び音声データを選択する。演出制御用CPU26aは、画像表示用データをもとに図柄変動ゲームを画像表示させるように演出表示装置21の表示内容を制御するとともに、発光データをもとに電飾表示部18の発光態様を制御し、さらに音声データをもとにスピーカ19の音声出力態様を制御する。
そして、演出制御用CPU26aは、図柄変動ゲームにおいて停止図柄指定コマンドにしたがって図柄(大当り図柄及びはずれ図柄の何れか)を導出するとともに、図柄停止コマンドの入力によって図柄を確定停止表示させるように演出表示装置21の表示内容を制御し、図柄変動ゲームを終了させる。また、演出制御用CPU26aは、図柄停止コマンドを入力すると、図柄変動ゲームの終了に伴って音声演出及び発光演出を終了させる。
演出制御用CPU26aは、変動パターン指定コマンドの入力によって図柄変動ゲームを開始させ、図柄停止コマンドの入力によって図柄変動ゲームを終了させる。すなわち、演出制御用CPU26aは、変動パターンに定める変動時間にしたがって図柄変動ゲームを演出表示装置21に実行させるゲーム実行制御手段として機能する。そして、演出表示装置21に表示される図柄変動ゲームでは、大当り演出用の変動パターンが選択されている場合、図柄の変動開始から変動パターンに定める変動時間の経過時に大当り図柄が確定停止表示される。その一方で、演出表示装置21に表示される図柄変動ゲームでは、はずれ演出用(はずれリーチ演出用を含む)の変動パターンが選択されている場合、図柄の変動開始から変動パターンに定める変動時間の経過時にはずれ図柄が確定停止表示される。
そして、本実施形態のパチンコ遊技機10では、図柄変動ゲーム中に当該ゲームの展開に合わせて行われる遊技演出(リーチ演出や予告演出)の説明に関する事項、及びゲームの展開に関する事項を示唆する示唆演出としてのテロップ演出が実行されるようになっている。「遊技演出の説明に関する事項」とは、演出の注目ポイントや如何なる内容の場合に大当りへの期待感が高まるかなど、遊技演出の意味合いを解説したものである。この「遊技演出の説明に関する事項」は、当該パチンコ遊技機10で遊技を行う遊技者に、図柄変動ゲーム中に行われる遊技演出の種類や内容を把握させることを目的とする。一方、「ゲームの展開に関する事項」とは、例えば「リーチ確定」や「大当り確定」など、当該図柄変動ゲームが大当りとなるか否かを直接的に示したものである。この「遊技演出の説明に関する事項」は、当該パチンコ遊技機10で遊技を行う遊技者に、図柄変動ゲームが大当りに向かって展開するのか否かを把握させることを目的とする。
テロップ演出は、図3に示すように、演出表示装置21の画像表示領域にテロップ表示THを表示する態様で行われる。図3の演出表示装置21には、「[7]は縁起が良いよ」からなるテロップ表示THが表示されている。本実施形態のパチンコ遊技機10では、大当り図柄[777]が15ラウンド大当り遊技に当選したことを認識し得る大当り図柄に設定されている。このため、図3のテロップ表示THから遊技者は、図柄変動ゲームで大当り図柄[777]が導出されると15ラウンド大当り遊技が付与されることを認識でき、大当り図柄[777]の意味合いを把握し得る。なお、図3の演出表示装置21に示す「白抜き矢印」は、図柄列が変動していることを示す。
図4は、テロップ演出の実行可否の決定、及び実行可の場合の表示内容を決定するための演出実行テーブルを示す。この演出実行テーブルは、演出制御基板26の演出制御用ROM26bに記憶されており、演出制御用CPU26aは、演出実行テーブルを参照し、テロップ演出の実行可否を決定するとともに実行可の場合の表示内容を決定する。本実施形態では、複数種類のテロップ演出の表示内容が用意されており、これらの表示内容は3つの振分テーブルに所定数ずつ振分けられている。本明細書では、3つの振分けテーブルを、「A群」の振分けテーブル、「B群」の振分けテーブル、及び「C群」の振分けテーブルと言う。これら3つの振分けテーブルは、演出制御基板26の演出制御用ROM26bに記憶されている。
演出実行テーブルには、実行否(なし)を示す項目と、表示内容の選択先となる振分テーブル(「A群」、「B群」、「C群」)を示す項目が設定されている。そして、演出実行テーブルには、変動パターン(図4には変動パターンP1〜P6のみを図示する)の種類毎に選択可能な上記項目を特定するための演出選択用乱数の値(「0」〜「457」までの全458通りの整数)が振分けられている。演出選択用乱数の値は、演出制御用CPU26aにより、所定周期毎に更新され、演出制御用RAM26cの所定の格納領域に格納される。
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10で用意されている変動パターンの種類を図4にしたがって説明する。なお、図4には、一部の変動パターンのみを示している。
リーチなしのはずれ演出用の変動パターンには、変動内容が「通常変動」となる変動パターンP1と、変動内容が「短縮変動」となる変動パターンP2が用意されている。「通常変動」は、図柄変動ゲームの開始後、各図柄列の変動を変動停止順(本実施形態では左列→右列→中列)にしたがって停止させることにより、各図柄列に図柄を導出させる演出である。「短縮変動」は、図柄変動ゲームの開始後、各図柄列の変動をほぼ同一のタイミングで停止させることにより、各図柄列に図柄を導出させる演出である。変動内容が「短縮変動」となる変動パターンP2の変動時間T2(例えば、7秒)は、変動内容が「通常変動」となる変動パターンP1の変動時間T1(例えば、12秒)よりも短く設定されている。
この2種類のリーチなしのはずれ演出用の変動パターンは、図柄変動ゲームを開始させる時の保留記憶数に応じて選択されるようになっている。すなわち、パチンコ遊技機10では、保留記憶数が上限数に達している場合に始動入賞口22へ遊技球が入球しても、その入球した遊技球は始動保留球として記憶されない。このため、保留記憶数が上限数に達している時に図柄変動ゲームを開始させる場合、当該ゲームが大当り抽選で大当りに当選していないときには変動時間が短い「短縮変動」の変動パターンP2を選択し、図柄変動ゲームを早く消化させる構成となっている。なお、「短縮変動」の変動パターンP2が選択される保留記憶数の区分は、保留記憶数が上限数に達している場合でも良いし、保留記憶数が所定数以上(例えば、上限数を「4」とする場合には「3」以上)の場合でも良い。本実施形態では、2種類のリーチなしのはずれ演出用の変動パターンが用意されており、変動パターンP1はリーチなしのはずれ演出用の中で最も変動時間が長く設定されている。
また、リーチありのはずれ演出用及び大当り演出用の変動パターンには、変動内容が「○○リーチ」となる変動パターンP3,P4や、変動内容が「△△リーチ」となる変動パターンP5,P6が用意されている。「○○」や「△△」は、例えば、「ノーマル」や「コマ送り」などのリーチ演出名を示す。これらの変動パターンP3〜P6の変動時間T3〜T6は、何れも変動パターンP1,P2の変動時間T1,T2よりも長く設定されている。なお、変動パターンP3〜P6などのリーチ演出が行われる変動パターンP3〜P6では、リーチ形成図柄を導出するリーチ形成図柄列(本実施形態では左右2列)の変動が停止する迄の時間が、変動パターンP1の変動時間T1とほぼ同一時間に設定されている。
図4の演出実行テーブルの説明に戻り、当該演出実行テーブルにおいて、リーチなしのはずれ演出用の変動パターンP1,P2には、「実行否(なし)」及び「A群」の振分けテーブルの何れかを選択し得るように、演出選択用乱数の値が振分けられている。また、演出実行テーブルにおいて、リーチありのはずれ演出用の変動パターンP3,P5には、「実行否(なし)」、「A群」の振分けテーブル、及び「B群」の振分けテーブルの何れかを選択し得るように、演出選択用乱数の値が振分けられている。また、演出実行テーブルにおいて、大当り演出用の変動パターンP4,P6には、「実行否(なし)」、「A群」の振分けテーブル、「B群」の振分けテーブル、及び「C群」の振分けテーブルの何れかを選択し得るように、演出選択用乱数の値が振分けられている。
「A群」の振分けテーブルには、図5(a)に示すように、6種類のテロップ演出の表示内容が振分けられている。また、「B群」の振分けテーブルには、図5(b)に示すように、「A群」に振分けられたテロップ演出の表示内容とは異なる2種類のテロップ演出の表示内容が振分けられている。また、「C群」の振分けテーブルには、図5(c)に示すように、「A群」及び「B群」に振分けられたテロップ演出の表示内容とは異なる2種類のテロップ演出の表示内容が振分けられている。そして、各振分けテーブルには、当該テーブルから1つの表示内容を選択するための表示内容選択用乱数の値(「0」〜「109」迄の全110通りの整数)が振分けられている。表示内容選択用乱数の値は、演出制御用CPU26aにより、所定周期毎に更新され、演出制御用RAM26cの所定の格納領域に格納される。
「A群」の振分けテーブルに振分けた表示内容は、「[7]は縁起が良いよ」や「○○リーチは、[6]のリーチが・・・アツイ!!」などに代表されるように、遊技演出の説明に関する事項を示唆する内容で構成されている。「A群」の振分けテーブルは、図4の演出実行テーブルに示すように、リーチなしのはずれ演出用の変動パターンP1,P2の場合に選択可能とされている。そして、パチンコ遊技機10では、大当り抽選における大当りの当選確率から考えると、その大半ははずれ図柄が導出される図柄変動ゲームとなっている。このため、遊技中に遊技者が最も多く目にするはずれ図柄が導出される図柄変動ゲームでは、ゲームの展開に関する事項を示唆するテロップ演出よりも、遊技演出の説明に関する事項を示唆するテロップ演出を実行させた方が、当該パチンコ遊技機10のゲーム性を遊技者に理解させる上で効果的である。
その一方で、「B群」の振分けテーブルに振分けた表示内容は、「リーチ確定!?」や「チャンスかも!?」というように、ゲームの展開に関する事項を示唆する内容で構成されている。また、「C群」の振分けテーブルに振分けた表示内容は、「リーチ確定!?しかも激アツ!」や「チャンスかも!?大チャンス!間違いない!!」というように、ゲームの展開に関する事項を示唆する内容で構成されている。「B群」の振分けテーブルは、図4の演出実行テーブルに示すように、リーチありのはずれ演出用の変動パターンP3,P5の場合にも選択可能とされている。また、「C群」の振分けテーブルは、図4の演出実行テーブルに示すように、大当り演出用の変動パターンP4,P6の場合にも選択可能とされている。パチンコ遊技機10で遊技を行う遊技者は、図柄変動ゲームにおいてリーチが形成されると、大当り図柄が導出されるか否かに最も注目する。このため、リーチありのはずれ演出や大当り演出などのリーチが形成される図柄変動ゲームでは、遊技演出の説明に関する事項を示唆するテロップ演出のみを実行させるよりも、ゲームの展開に関する事項を示唆するテロップ演出も実行させた方が、遊技者が抱く大当りへの期待感を高揚させる上で効果的である。
「B群」及び「C群」の表示内容は、リーチや大当りを直接的に示唆する内容であることから、リーチありのはずれ演出用及び大当り演出用の変動パターンP3〜P6が指示されている場合に選択可能となっている。その一方で、「A群」の表示内容は、遊技演出の説明に関する事項を示唆する内容である。このため、「A群」の表示内容は、変動パターンとは何ら関連付けられることなく、任意に選択されるようになっている。例えば、「A群」の表示内容である「○○リーチは、[6]のリーチが・・・アツイ!!」が示す内容は、変動パターンP3,P4の変動内容である「○○リーチ」に関する内容であるが、前記表示内容は、変動パターンP3,P4以外の変動パターンP1,P2,P5,P6が指示されている場合も選択されるようになっている。
また、本実施形態においてテロップ演出の表示内容には、図5(a)〜(c)に示す各振分けテーブルから理解できるように、短い内容のものと長い内容のものが設定されている。具体的に言えば、テロップ演出は、例えば「[7]は縁起が良いよ」や「リーチ確定!?」のように1回のテロップ表示THで演出を完結する場合がある。また、テロップ演出は、例えば「ささいな変化も(1回目) 見逃すな(2回目)」や「リーチ確定!?(1回目) しかも激アツ!(2回目)」のように2回のテロップ表示THで演出を完結する場合がある。また、テロップ演出は、例えば「○○リーチは、(1回目) [6]のリーチが・・・(2回目) アツイ!!(3回目)」や「チャンスかも!?(1回目) 大チャンス!(2回目) 間違いない!!(3回目)」のように3回のテロップ表示THで演出を完結する場合がある。そして、テロップ演出を実行させる場合、表示内容が長いものについては、複数回のテロップ表示THを演出表示装置21の画像表示領域に所定の間隔(本実施形態では4秒間隔)をあけて連続的に表示させるようになっている。
このように複数回のテロップ表示THによってテロップ演出を完結することで、長い表示内容は短文化され、読み易く、理解し易い演出を実現できる。また、複数回のテロップ表示THを行うテロップ演出により、次のテロップ表示THが行われるか否かという点に遊技者を注目させることも可能である。例えば、「B群」に振分けた表示内容(「リーチ確定!?」と「チャンスかも!?」)は、「C群」に振分けた表示内容でテロップ演出を実行させる場合に、1回目のテロップ表示THの表示内容と同一内容に設定されている。このため、「リーチ確定!?」や「チャンスかも!?」のテロップ表示THが行われた後に、「しかも激アツ!」や「大チャンス!」のテロップ表示THが行われるか否かによって、遊技者の期待感を変化させることができる。
以下、テロップ演出を行うための演出制御用CPU26aの制御内容を説明する。
演出制御用CPU26aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、演出制御用RAM26cから演出選択用乱数の値を取得する。そして、演出制御用CPU26aは、変動パターン指定コマンドで指示された変動パターンの種類と取得した演出選択用乱数の値をもとに、演出実行テーブルにしたがってテロップ演出の実行可否を判定する。このとき、演出制御用CPU26aは、取得した演出選択用乱数の値が演出実行テーブルにおいて「なし」の項目に振分けられている場合、テロップ演出の実行否を決定し、テロップ演出を当該図柄変動ゲームでは実行させない。
一方、演出制御用CPU26aは、取得した演出選択用乱数の値が演出実行テーブルにおいて表示内容の選択先となる振分テーブルの項目に振分けられている場合、テロップ演出の実行可を決定する。テロップ演出の実行可を決定した演出制御用CPU26aは、表示内容選択用乱数の値を演出制御用RAM26cから取得する。そして、演出制御用CPU26aは、取得した演出選択用乱数の値をもとに、振分けテーブルにしたがってテロップ演出の表示内容を決定する。このとき、演出制御用CPU26aは、テロップ演出の実行可否の判定で「A群」の振分けテーブルを選択している場合、「A群」の振分けテーブルから、取得した演出選択用乱数の値が振分けられている表示内容を選択する。また、演出制御用CPU26aは、テロップ演出の実行可否の判定で「B群」の振分けテーブルを選択している場合、「B群」の振分けテーブルから、演出選択用乱数の値が振分けられている表示内容を選択する。また、演出制御用CPU26aは、テロップ演出の実行可否の判定で「C群」の振分けテーブルを選択している場合、「C群」の振分けテーブルから、演出選択用乱数の値が振分けられている表示内容を選択する。
テロップ演出の表示内容を選択した演出制御用CPU26aは、当該表示内容を表示するための表示データを生成し、図柄変動ゲームの開始とともに、演出表示装置21の画像表示領域に表示させる。これにより、演出表示装置21では、図3に示すようなテロップ表示THがなされ、テロップ演出が実行される。このとき、演出制御用CPU26aは、複数回(2回又は3回)のテロップ表示THを表示するテロップ演出を選択している場合、図柄変動ゲームの開始とともに、所定の時間間隔(本実施形態では4秒)をあけて複数回のテロップ表示THを、各回のテロップ表示THの内容を変更しながら演出表示装置21に表示させる。
例えば、演出制御用CPU26aは、「A群」の振分けテーブル(図5(a))から「リーチ中に出る(1回目) キャラは(2回目) 数や色に注目!(3回目)」という表示内容を選択した場合、図柄変動ゲームの開始後、最初(1回目)に「リーチ中に出る」からなるテロップ表示THを表示させる。そして、演出制御用CPU26aは、1回目のテロップ表示THを表示してから所定時間の経過後、次(2回目)に「キャラは」からなるテロップ表示THを表示させる。なお、複数回のテロップ表示THを表示させる場合、演出制御用CPU26aは、前の回で表示したテロップ表示THを画像表示領域から消去し、次の回のテロップ表示THを表示させる。すなわち、演出表示装置21の画像表示領域には、常に1つのテロップ表示THのみが表示される。そして、演出制御用CPU26aは、2回目のテロップ表示THを表示してから所定時間の経過後、次(3回目)に「数や色に注目!」からなるテロップ表示THを表示させる。このようなテロップ演出により、遊技者は、画像表示領域に表示される1回又は複数回のテロップ表示THの内容から遊技演出の意味合いやゲームの展開を把握する。
本実施形態では、制御プログラムにしたがってテロップ演出の実行可否を判定し、実行可の場合にテロップ演出の表示内容(演出内容)を決定する演出制御用CPU26aが、実行可否判定手段及び演出内容決定手段として機能する。また、本実施形態では、制御プログラムにしたがってテロップ演出を実行させる演出制御用CPU26aが、示唆演出実行制御手段として機能する。
ところで、テロップ演出は、長い表示内容の場合、複数回のテロップ表示THを演出表示装置21に順次表示させることで演出が完結するようになっている。このため、テロップ演出が完結する迄に要する演出時間は、1回のテロップ表示THを表示するテロップ演出の演出時間を基準とすると、2回のテロップ表示THを表示するテロップ演出の演出時間は2倍となり、3回のテロップ表示THを表示するテロップ演出の演出時間は3倍となる。そして、本実施形態のパチンコ遊技機10では、図柄変動ゲームの変動内容として出現する割合(出現率)が最も高い変動パターンP1の変動時間T1内でテロップ演出を完結させるように、テロップ演出の演出時間が定められている。すなわち、図6(a)に示すように、3回のテロップ表示THを表示するテロップ演出であっても、通常変動の変動内容で実行される図柄変動ゲーム内で演出が完結するように演出時間が定められている。なお、1回のテロップ表示THに要する時間は、当該テロップ表示THの表示内容を遊技者が読み取れる程度の時間に設定されている。
このようにテロップ演出の時間設定を行った場合、通常変動の変動パターンP1の変動時間T1よりも短い変動時間T2で図柄変動ゲームを実行させる短縮変動の変動パターンP2では、当該ゲーム中にテロップ演出が完結しない場合が生じる。具体的に言えば、本実施形態の場合、図6(b)に示すように、1回のテロップ表示THを行うテロップ演出は短縮変動の図柄変動ゲーム中に演出が完結するが、2回及び3回のテロップ表示THを行うテロップ演出は短縮変動の図柄変動ゲーム中に演出が完結しない。
しかしながら、本実施形態において演出制御用CPU26aは、短縮変動の変動パターンP2が指示された時に、2回及び3回のテロップ表示THを行うテロップ演出の表示内容を選択しても、その表示内容に基づくテロップ演出が完結する迄、当該テロップ演出を継続実行させるように演出表示装置21を制御する。これにより、2回及び3回のテロップ表示THを行うテロップ演出は、短縮変動の変動パターンP2に基づく図柄変動ゲームの終了時に終了することなく、次の図柄変動ゲームに亘って実行されることになる。すなわち、演出制御用CPU26aは、短縮変動の変動パターンP2に基づく図柄変動ゲームについては図柄停止コマンドの入力、すなわち変動時間T2の経過を終了条件として実行させる。その一方で、演出制御用CPU26aは、テロップ演出については選択した表示内容が完結すること、すなわち全てのテロップ表示THを行うことを終了条件として実行し、図柄変動ゲームの終了時期とは非同期で実行させる。このため、テロップ演出は、図柄変動ゲーム中に実行されたならば、途中で終了することなく、全ての表示内容が表示される迄、継続して実行されることになる。
また、テロップ演出の演出時間は、当該テロップ演出が、図柄変動ゲームにおいてリーチが形成される迄の間に完結するように設定されている。具体的に言えば、本実施形態では、図柄変動ゲームの開始からリーチが形成される迄、すなわちリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間(本実施形態では通常変動の変動時間T1とほぼ同程度の時間)以下に設定されている。このため、リーチ形成により、テロップ演出を途中で終了させるようなこともない。また、短縮変動の変動パターンP2に基づく図柄変動ゲームで実行された2回及び3回のテロップ表示THを行うテロップ演出についても、図6(b)に示すように、次の図柄変動ゲームでリーチが形成されたとしても当該リーチ形成前には演出が完結されることになる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)テロップ演出は、当該テロップ演出の表示内容が完結することを終了条件として実行させるようにした。このため、変動時間の経過を終了条件とする図柄変動ゲームが終了するか否かに関係なく、テロップ演出を継続して実行させることができる。したがって、図柄変動ゲームの開始に伴って実行させたテロップ演出を、当該ゲームの終了によって途中で終了させることなく、全ての表示内容を演出表示装置21に表示させることできる。これにより、テロップ演出が途中で終了してしまうことによる興趣の低下を抑制できる。
(2)図柄変動ゲームの終了時においてテロップ演出の表示内容が完結していない場合、当該テロップ演出を次の図柄変動ゲームに亘って実行させるようにした。これにより、複数回の図柄変動ゲームに亘ってテロップ演出を遊技者に楽しませることができる。
(3)テロップ演出の表示内容が完結する迄に要する演出時間は、図柄変動ゲームでリーチが形成される場合において全てのリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間以下に設定されている。このため、リーチが形成される迄には、テロップ演出の表示内容を完結させ、テロップ演出を終了させることができる。すなわち、リーチ形成後は、テロップ演出ではなく、遊技者をリーチ演出に集中させることができる。
(4)テロップ演出を複数回の図柄変動ゲームに亘って実行させることにより、変動パターンの変動時間内で完結し得るテロップ演出の表示内容のみを振分けた振分けテーブルを構築する必要がない。具体的に言えば、短縮変動の変動パターンP2が選択された際に当該変動パターンP2の変動時間内で完結し得る表示内容のみを振分けた専用の振分けテーブルを構築する必要がない。その結果、通常変動の変動パターンP1と短縮変動の変動パターンP2とで共通の振分けテーブルから表示内容を選択することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、テロップ演出の表示内容を変更しても良い。
○ 実施形態において、各振分けテーブルに振分ける表示内容の種類を変更しても良い。
○ 実施形態において、振分けテーブルの数を変更しても良い。
○ 実施形態において、テロップ表示THの回数を4回以上としても良い。
○ 実施形態において、テロップ演出の表示内容を、遊技演出の説明に関する事項、及びゲームの展開に関する事項の何れか一方のみにしても良い。
○ 実施形態において、リーチなしのはずれ演出用の変動パターンとして、短縮変動の変動時間よりもさらに短い変動時間を定めた「超短縮変動」の変動パターンを設けても良い。
○ 実施形態において、通常変動の変動パターンP1及び短縮変動の変動パターンP2は、保留記憶数に拘わらず、変動パターン選択時の遊技状態に応じて選択しても良い。例えば、遊技状態としては、大当り抽選における大当りの当選確率が高確率状態とされる「確率変動状態」や、演出モードなどがある。また、保留記憶数と遊技状態に応じて変動パターンP1,P2を選択しても良い。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 テロップ表示が行われた演出表示装置の模式図。 テロップ演出の実行可否の決定、及び実行可の場合の表示内容を選択するための演出実行テーブル。 (a)〜(c)は表示内容を振分けた振分けテーブル。 (a)は通常変動の図柄変動ゲームでテロップ演出が行われる様子を示す模式図、(b)は複数回の図柄変動ゲームに亘ってテロップ演出が行われる様子を示す模式図。
符号の説明
10…パチンコ遊技機、21…演出表示装置、25…主制御基板、25a…主制御用CPU、25b…主制御用ROM、25c…主制御用RAM、26…演出制御基板、26a…演出制御用CPU、26b…演出制御用ROM、26c…演出制御用RAM、P1〜P6…変動パターン、T1〜T6…変動時間。

Claims (3)

  1. 複数種類の図柄を変動させて行うとともに図柄の変動開始から確定停止表示までを1回とする図柄変動ゲームを表示する表示装置と、前記図柄変動ゲームの変動時間を特定可能であって、大当りか否かの大当り抽選で大当りに当選した場合に選択される大当り演出用及び前記大当り抽選で大当りに当選しなかった場合に選択されるはずれ演出用に分類可能な変動パターンを選択する変動パターン選択手段と、前記変動パターン選択手段が選択した変動パターンに対応する変動時間にしたがって前記図柄変動ゲームを前記表示装置に実行させるゲーム実行制御手段と、を備え、前記大当り演出用の変動パターンが選択された図柄変動ゲームでは、図柄の変動開始から前記変動パターンに定める変動時間の経過時に大当りを認識し得る大当り図柄が確定停止表示され、前記はずれ演出の変動パターンが選択された図柄変動ゲームでは、図柄の変動開始から前記変動パターンに定める変動時間の経過時にはずれを認識し得るはずれ図柄が確定停止表示され、前記図柄変動ゲーム中には当該ゲームの展開に合わせて遊技演出が行われる遊技機において、
    前記遊技演出の説明に関する事項、及び前記ゲームの展開に関する事項のうち少なくも何れかの事項を示唆する示唆演出の実行可否を判定する実行可否判定手段と、
    前記実行可否判定手段が前記示唆演出の実行可を判定した場合に前記示唆演出の演出内容を決定する演出内容決定手段と、
    前記演出内容決定手段が決定した演出内容にしたがって前記図柄変動ゲーム中に前記示唆演出を実行させる示唆演出実行制御手段と、を備え、
    前記ゲーム実行制御手段は、前記変動パターンに定める変動時間の経過を終了条件として前記図柄変動ゲームを実行させる一方で、
    前記示唆演出実行制御手段は、前記演出内容決定手段が決定した前記示唆演出の演出内容の完結を終了条件とし、前記ゲーム実行制御手段の制御によって実行される前記図柄変動ゲームの終了時期とは非同期で前記示唆演出を実行させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記示唆演出は、前記示唆演出実行制御手段の制御により、前記示唆演出の演出内容が完結される迄に要する演出時間に比して前記変動パターンの変動時間が短い場合、複数回の図柄変動ゲームに亘って実行されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記図柄変動ゲームにおいて図柄の変動開始からリーチ形成図柄を導出可能な全てのリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間は、リーチを形成せずにはずれ図柄を導出するはずれ演出用の変動パターンの中で最も変動時間が長く設定された前記はずれ演出用の変動パターンの変動時間とほぼ同一時間に設定されており、
    前記示唆演出の演出内容が完結する迄に要する演出時間は、前記全てのリーチ形成図柄列の変動が停止する迄の時間以下に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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