JP5465144B2 - 吸気装置 - Google Patents
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Description
図5に示すようにプレクリーナ設置用スペースSにプレクリーナPが設定されない場合、プレクリーナ設置用スペースSが余剰容積となり(急激に流路断面積を大きくする部分となり)吸気の圧力損失の悪化を招いてしまう。また、プレクリーナ設置用スペースSが無駄なスペースとなってしまう。
(1)〔実施例1,2〕
インレットと、エアクリーナ本体と前記インレットを流れてきた空気を前記エアクリーナ本体内に導入する導入管部とを備えるエアクリーナと、を有し、前記導入管部にプレクリーナ設置用スペースが設けられている吸気装置であって、
前記導入管部は、前記エアクリーナ本体から前記インレット側に延びており前記インレットに接続される外管と、該外管の半径方向内側で該外管より短い量だけ前記エアクリーナ本体から前記インレット側に延びており延び方向先端が前記インレットを流れてきた空気を前記エアクリーナ本体内に導入する導入口とされる内管と、の二重管構造になっており、
前記インレットと前記内管の一方から前記インレットと前記内管の他方に向かって延びるパイプが設けられている、吸気装置。
(2)〔実施例1〕
前記パイプの延び方向先端部は前記インレットと前記内管の前記他方に達しており、前記パイプには該パイプを板厚方向に貫通する管通孔が設けられている、(1)記載の吸気装置。
(3)〔実施例2〕
前記パイプの延び方向先端部は、前記インレットと前記内管の前記他方に達しておらず、前記インレットと前記内管の前記他方との間にスリットを形成している、(1)記載の吸気装置。
プレクリーナ設置用スペースにプレクリーナが設けられない場合に、パイプが設けられていない場合(従来)に比べて、プレクリーナ設置用スペースで流路断面積が急激に変化してしまうことを抑制でき、圧力損失を改善できる。
パイプと内管の半径方向外側であって外管の半径方向内側のスペースをヘルムホルツ型のレゾネータ(消音器)の容積部として活用できる。そのため、プレクリーナ設置用スペースにプレクリーナが設けられない場合にプレクリーナ設置用スペースの一部をレゾネータとして活用することができ、従来に比べて、プレクリーナ設置用スペースを有効活用することができる。
パイプと内管の半径方向外側であって外管の半径方向内側のスペースをヘルムホルツ型のレゾネータ(消音器)の容積部として活用できる。そのため、プレクリーナ設置用スペースにプレクリーナが設けられない場合にプレクリーナ設置用スペースの一部をレゾネータとして活用することができ、従来に比べて、プレクリーナ設置用スペースを有効活用することができる。
図1、図2は、本発明実施例1の吸気装置を示しており、図3は、本発明実施例2の吸気装置を示している。ただし、図1は、パイプ40を除いて本発明実施例2にも適用可能である。
本発明実施例1と実施例2にわたって共通する部分には、本発明実施例1と実施例2にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明実施例1と実施例2にわたって共通する部分を説明する。
本発明実施例では、インレット20と内管34の一方からインレット20と内管34の他方に向かって延びるパイプ40が設けられているため、つぎの作用を得ることができる。
パイプ40を設けるだけで(一部品増加させるだけで)、プレクリーナ設置用スペースSにプレクリーナが設けられない場合に、プレクリーナ設置用スペースSで吸気流路断面積が急激に変化してしまうことを抑制でき、圧力損失を改善できる。
〔実施例1〕(図1、図2)
本発明実施例1では、インレット20と内管34の一方からインレット20と内管34の他方に向かって延びるパイプ40の延び方向先端部が、インレット20と内管34の他方に達しており該他方に溶着、接着、クランプ等の手段を用いて固定して取付けられている。また、パイプ40にはパイプ40を板厚方向に貫通する管通孔41が設けられている。
貫通孔41は、1つのみ設けられていてもよく、複数設けられていてもよい。貫通孔41の形状は、円形であってもよく、楕円形であってもよく、長円形状であってもよく、三角形以上の多角形であってもよく、その他の形状であってもよい。
パイプ40の延び方向先端部がインレット20と内管34の他方に達しており、パイプ40にはパイプ40を板厚方向に貫通する管通孔41が設けられているため、貫通孔41をヘルムホルツ型のレゾネータ(消音器)の首部とし、パイプ40及び内管34の半径方向外側で外管33の半径方向内側のスペースをヘルムホルツ型のレゾネータの容積部とすることができる。そのため、プレクリーナ設置用スペースSにプレクリーナが設けられない場合にプレクリーナ設置用スペースSの一部をレゾネータとして活用することができ、従来に比べて、プレクリーナ設置用スペースSを有効活用することができる。
また、その他に設定する必要があるレゾネータを減らすことができ、比較的安価にレゾネータとしての空間を確保することができる。
また、パイプ40を設けるだけでレゾネータを設定できるため、比較的安価にレゾネータを設定することができる。
なお、貫通孔41の数を変更したり貫通孔41の孔径を変更することによりレゾネータの首部断面積を変更することができるため、レゾネータで消音させることができる周波数を容易に変更することができる。
本発明実施例2では、インレット20と内管34の一方からインレット20と内管34の他方に向かって延びるパイプ40の延び方向先端部が、インレット20と内管34の他方に達しておらず、インレット20と内管34の他方との間にスリット(隙間)42を形成している。
パイプ40の延び方向先端部が、インレット20と内管34の他方に達しておらず、インレット20と内管34の他方との間にスリット42を形成しているため、スリット42をヘルムホルツ型のレゾネータ(消音器)の首部とし、パイプ40及び内管34の半径方向外側で外管33の半径方向内側のスペースをヘルムホルツ型のレゾネータの容積部とすることができる。そのため、プレクリーナ設置用スペースSにプレクリーナが設けられない場合にプレクリーナ設置用スペースSの一部をレゾネータとして活用することができ、従来に比べて、プレクリーナ設置用スペースSを有効活用することができる。
また、その他に設定する必要があるレゾネータを減らすことができ、比較的安価にレゾネータとしての空間を確保することができる。
また、パイプ40を設けるだけでレゾネータを設定できるため、比較的安価にレゾネータを設定することができる。
なお、スリット42の幅を変更することにより(パイプ40の軸方向長さを変更することにより)レゾネータの首部断面積を変更することができるため、レゾネータで消音させることができる周波数を容易に変更することができる。
20 インレット
30 エアクリーナ
31 エアクリーナ本体
32 導入管部
33 外管
34 内管
34a 導入口
40 パイプ
41 貫通孔
42 スリット
50 エアクリーナホース
E エンジン
S プレクリーナ設置用スペース
Claims (3)
- インレットと、エアクリーナ本体と前記インレットを流れてきた空気を前記エアクリーナ本体内に導入する導入管部とを備えるエアクリーナと、を有し、前記導入管部にプレクリーナ設置用スペースが設けられている吸気装置であって、
前記導入管部は、前記エアクリーナ本体から前記インレット側に延びており前記インレットに接続される外管と、該外管の半径方向内側で該外管より短い量だけ前記エアクリーナ本体から前記インレット側に延びており延び方向先端が前記インレットを流れてきた空気を前記エアクリーナ本体内に導入する導入口とされる内管と、の二重管構造になっており、
前記インレットと前記内管の一方から前記インレットと前記内管の他方に向かって延びるパイプが設けられている、吸気装置。 - 前記パイプの延び方向先端部は前記インレットと前記内管の前記他方に達しており、前記パイプには該パイプを板厚方向に貫通する管通孔が設けられている、請求項1記載の吸気装置。
- 前記パイプの延び方向先端部は、前記インレットと前記内管の前記他方に達しておらず、前記インレットと前記内管の前記他方との間にスリットを形成している、請求項1記載の吸気装置。
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JP2010225357A JP5465144B2 (ja) | 2010-10-05 | 2010-10-05 | 吸気装置 |
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