JP5464868B2 - 熱処理方法及び熱処理設備 - Google Patents
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Description
(1)ワーク搬入装置106で搬送されたワーク(第1のワーク)を、溶体化炉101の搬入口118から搬入する。
(2)溶体化炉101の搬出口119から、前記第1のワークとは別の第2のワーク(溶体化処理済み)を搬出する。
(3)第2のワークを焼入れ水槽102に搬入し、焼入れ処理を施す。
(4)第2のワークを焼入れ水槽102から取り出して、時効炉103の搬入口から搬入する。
(5)時効炉103の搬出口から、前記第2のワークとは別の第3のワーク(時効硬化処理済み)を搬出し、空冷装置104に移送する。
(6)第3のワークを空冷装置104からワーク搬出装置107に移送する。
溶体化炉及び時効炉に対してワークを前記ロボットアームで搬入出するにあたり、ワークの搬入及び搬出を同一の搬入出口から行い、溶体化炉及び時効炉の搬入出口が、各炉の中心と前記ロボットアームの回動中心とを結ぶ線上に設けられ、前記ロボットアームの回動中心が、溶体化炉と時効炉との間から退避した位置に設けられ、焼き入れ水槽が、溶体化炉と時効炉との間に設けられた熱処理方法を提供する。
まず、溶体化炉2の何れかの段(例えば最上段)の搬入出口23の蓋部23aを開放し、溶体化処理が施されたワーク(このワークを第1のワークW1とする)をロボットアーム5で取り出した後、蓋部23aを閉める。取り出した第1のワークW1を、ロボットアーム5で焼入れ水槽3の中に搬入する。
次に、ワーク搬入装置6で搬送されたワーク(このワークを第2のワークW2とする)をロボットアーム5で取り上げる。そして、溶体化炉2の最上段の蓋部23aを再び開放し、第1のステップで第1のワークW1を取り出して空になったセクションに第2のワークW2を搬入した後、蓋部23aを閉める。
次に、時効炉4の何れかの段(例えば最上段)の搬入出口の蓋部を開放し、時効硬化処理が施されたワーク(このワークを第3のワークW3とする)をロボットアーム5で取り出した後、蓋部を閉める。取り出した第3のワークW3を時効炉4の下部に移送し、ここに設けられたエアブロア(図示省略)で該ワークにエアを吹き付け、ワークに付着した異物(例えば中子砂)を除去する。その後、ロボットアーム5で第3のワークW3をワーク搬出装置7へ移送する。
次に、第1のステップで焼入れ水槽3の中に搬入した第1のワークW1をロボットアーム5で取り出す。そして、時効炉4の最上段の蓋部を再び開放し、第3のステップで第3のワークW3を取り出して空になったセクションに第1のワークW1を搬入した後、蓋部23aを閉める。
W2 第2のワーク
W3 第3のワーク
1 熱処理設備
2 溶体化炉
3 焼入れ水槽
4 時効炉
5 ロボットアーム
6 ワーク搬入装置
7 ワーク搬出装置
Claims (2)
- ワークに溶体化処理を施す溶体化炉と、ワークに焼入れ処理を施す焼入れ水槽と、溶体化炉と離反して配置され、ワークに時効硬化処理を施す時効炉と、溶体化炉に搬入されるワークを前工程から搬送する搬入装置と、時効炉から搬出されたワークを後工程へ搬送する搬出装置と、溶体化炉、焼入れ水槽、時効炉、搬入装置、及び搬出装置の間でワークを移送するロボットアームとを備え、溶体化炉及び時効炉が、炉内で回転可能に設けられた載置台を有し、載置台が回転方向で複数のセクションに分割され、各セクションに順次搬入したワークを載置台と共に回転させながら所定時間加熱した後、炉外へ順次搬出するものである熱処理設備による熱処理方法であって、
溶体化処理が施された第1のワークを溶体化炉から取り出して焼入れ水槽に搬入する第1のステップと、搬入装置で搬送された第2のワークを溶体化炉に搬入する第2のステップと、時効硬化処理が施された第3のワークを時効炉から取り出して搬出装置に移送する第3のステップと、焼入れ水槽の中の前記第1のワークを取り出して時効炉に搬入する第4のステップとを順に行い、
溶体化炉及び時効炉に対してワークを前記ロボットアームで搬入出するにあたり、ワークの搬入及び搬出を同一の搬入出口から行い、
溶体化炉及び時効炉の搬入出口が、各炉の中心と前記ロボットアームの回動中心とを結ぶ線上に設けられ、
前記ロボットアームの回動中心が、溶体化炉と時効炉との間から退避した位置に設けられ、
焼き入れ水槽が、溶体化炉と時効炉との間に設けられた熱処理方法。 - ワークに溶体化処理を施す溶体化炉と、ワークに焼入れ処理を施す焼入れ水槽と、溶体化炉と離反して配置され、ワークに時効硬化処理を施す時効炉と、溶体化炉に搬入されるワークを前工程から搬送する搬入装置と、時効炉から搬出されたワークを後工程へ搬送する搬出装置と、溶体化炉、焼入れ水槽、時効炉、搬入装置、及び搬出装置の間でワークを移送するロボットアームとを備え、溶体化炉及び時効炉が、炉内で回転可能に設けられた載置台を有し、載置台が回転方向で複数のセクションに分割され、各セクションに順次搬入したワークを載置台と共に回転させながら所定時間加熱した後、炉外へ順次搬出するものである熱処理設備であって、
溶体化炉及び時効炉に、ワークの搬入及び搬出を行う搬入出口を設け、
前記搬入出口が、溶体化炉の中心と前記ロボットアームの回動中心とを結ぶ線上、及び、時効炉の中心と前記ロボットアームの回動中心とを結ぶ線上にそれぞれ設けられ、
前記ロボットアームの回動中心が、溶体化炉と時効炉との間から退避した位置に設けられ、
焼き入れ水槽が、溶体化炉と時効炉との間に設けられた熱処理設備。
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JP2009046075A JP5464868B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 熱処理方法及び熱処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009046075A JP5464868B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 熱処理方法及び熱処理設備 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP5464868B2 true JP5464868B2 (ja) | 2014-04-09 |
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JP2009046075A Expired - Fee Related JP5464868B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 熱処理方法及び熱処理設備 |
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