JP5464340B2 - 気圧式倍力装置 - Google Patents

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本発明は、自動車のブレーキに使用する気圧式倍力装置に関する。
従来、気圧式倍力装置の入力軸には、その後退端を規定するストップキーが設けられており、ブレーキペダルへの踏力が解放され、入力軸が後退する際の打音を防止するために、ストップキーに弾性体を貼付したものがある(特許文献1参照)。
実開平3−40278号公報
しかしながら、特許文献1の気圧式倍力装置において、ストップキーに弾性体を貼付しただけでは、経年的に弾性体が固まってしまったり、剥がれたりする可能性があり、その結果、打音が発生してしまう虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ブレーキペダルへの踏力が解放された際の打音を抑制する気圧式倍力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の請求項1に記載した発明は、シェルの内部を定圧室および変圧室に画成するパワーピストンに結合され、前記シェルの内部に摺動可能に設けられるバルブボディと、該バルブボディに設けられ、前記シェルに対して進退する入力軸に連動し、前記変圧室を前記定圧室または外気に連通切換えする弁機構と、前記バルブボディまたは前記入力軸とともに移動し、前記シェルに当接することで前記バルブボディおよび前記入力軸の後退端を規定する後退端規定部材と、前記バルブボディに設けられ、前記定圧室を前記弁機構へ接続する連通路と、前記入力軸が後退するときに、前記定圧室と変圧室との圧力差によって作動し、前記後退端規定部材が前記シェルに当接する前に、前記定圧室と変圧室との圧力差が所定値より小さくなることで前記連通路の流路面積を絞る流路面積絞り機構と、を有することを特徴とする。
本発明の気圧式倍力装置によれば、ブレーキペダルへの踏力が解放された際の打音を抑制することができる。
図1は、本実施の形態に係る気圧式倍力装置の断面図である。 図2は、本実施の形態に係る気圧式倍力装置の要部の拡大図である。 図3は、入力ロッドが後退し始める初期の流路面積機構の動作を示す図である。 図4は、入力ロッドが原位置に戻る直前の流路面積機構の動作を示す図である。 図5は、出力ロッドの後退速度を示す図である。
以下、本発明を実施するため形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態に係る気圧式倍力装置は、図1に示すように、2つのパワーピストン7、8を備えたタンデム型で構成されており、フロントシェル1とリヤシェル2とからなるハウジング3内を、センターシェル4によりフロント側及びリヤ側の2室に区画している。フロント側の室は、ダイアフラム5を備えたパワーピストン7により定圧室9と変圧室11とに区画される。一方、リヤ側の室は、ダイアフラム6を備えたパワーピストン8により定圧室10と変圧室12とに区画される。各パワーピストン7、8は、センターシェル4およびリヤシェル2を気密的にかつ摺動可能に挿通させてハウジング3の外まで後端部を延ばしたバルブボディ13に支持させた構造となっている。
なお、リヤシェル2は、バルブボディ13の挿通部分を小径筒部2aとして構成されており、この小径筒部2aにはダストブーツ14が装着されている。該ダストブーツ14は、バルブボディ13の、ハウジング3から延出する中空軸部13bを覆っている。
図1及び図2に示すように、バルブボディ13は、カップ状の本体部13aと中空軸部13bとが連設して構成されており、その本体部13aがセンターシェル4に対する摺動部として、その中空軸部13bがリヤシェル2に対する摺動部としてそれぞれ構成されている。
バルブボディ13の本体部13aには、2つの定圧室9と10とを相互に連通し、かつ各定圧室9、10を中空軸部13b内に設けた弁機構22へ接続する負圧通路15a、15bが設けられる。また、バルブボディ13の本体部13aには、リヤ側の変圧室12を中空軸部13b内の弁機構22へ接続する第1大気通路16が設けられている。
図1に示すように、リヤ側の定圧室10内には、リヤ側の変圧室12とフロント側の変圧室11とを連通する第2大気通路17を内部に設けた筒状の複数(ここでは、2本)の連通管18が配設されている。各連通管18は、その一端部がセンターシェル4に圧入固定されると共に、その他端部がリヤ側のパワーピストン8に気密的にかつ摺動可能に挿通されてリヤシェル2に近接する部位まで延ばされている。各連通管18内には、フロントシェル1とリヤシェル2とを気密的に貫通し、かつフロント側のパワーピストン7を気密的に貫通して延ばした貫通ロッド41が挿入されている。この貫通ロッド41の両端部にはスタッドボルト42、43が一体的に設けられており、これらスタッドボルト42、43は、リヤシェル2の後面およびフロントシェル1の前面に直立する状態で配置されている。なお、この貫通ロッド41すなわちスタッドボルト42、43は、円周方向に180度間隔で2本設けられているが、リヤシェル2およびフロントシェル1には、これらスタッドボルトと90度位相が異なった位置に、汎用のスタッドボルト44が2本立設されている。
一方、フロント側の定圧室9には、フロントシェル1に設けた管継手19を通じて、例えばエンジン負圧が導入されるようになっており、この負圧は、負圧通路15a、15bを通じてリヤ側の定圧室10にも導入される。
弁機構22は、図1及び図2に示すように、フロントシェル1およびリヤシェル2に対して進退する、入力軸としての入力ロッド24に連動して、変圧室11、12を定圧室9、10または外気に連通切換るものであり、弁プランジャ25と、ポペット弁27と、負圧弁29と、大気弁31と、弁ばね32とから構成されている。
弁プランジャ25は、バルブボディ13の本体部13aに設けた軸孔内に摺動可能に嵌装され、かつブレーキペダル(図示略)と連動する入力ロッド24に連結されている。ポペット弁27は、そのリヤ側端部がバルブボディ13の中空軸部13bの内周面に押え部材26により固定されている。負圧弁29は、ポペット弁27のフロント側端部の外周縁部と、バルブボディ13の中空軸部13bの内周面に形成された負圧用弁座28とが当接・離間して構成されるものである。大気弁31は、ポペット弁27のフロント側端部の内周縁部と、弁プランジャ25のリヤ側端部に形成された環状の大気用弁座30とが当接・離間して構成されるものである。弁ばね32は、入力ロッド24に一端が係止され、常時、ポペット弁27を閉弁方向へ付勢している。なお、押え部材26と入力ロッド24との間には戻しばね33が介装されており、弁プランジャ25は、ブレーキペダルからの入力がない非作動時には、この戻しばね33により、そのリヤ側端部の大気用弁座30をポペット弁27のフロント側端部の内周縁部に当接させる状態を維持するようになっている。
図1及び図2に示すように、バルブボディ13の本体部13aと中空軸部13bとの略境界部分には、その半径方向から後退端規定部材としてのストップキー39が挿入されており、該ストップキー39は弁機構22の一構成である弁プランジャ25に設けた溝内に係入されている。このストップキー39は、バルブボディ13または入力ロッド24とともに軸方向に沿って移動し、バルブボディ13および入力ロッド24の後退端を規定するものであり、リヤシェル2の小径筒部2aに設けた段差部40に当接する位置が原位置となる。また、ストップキー39によりバルブボディ13に対する弁プランジャ25の相対移動範囲が規制されるようになっている。
バルブボディ13の軸孔内には、弁プランジャ25にリヤ側端部が連結され、該弁プランジャ25と一体に移動する反力受け部材34が摺動可能に挿入されている。
図1及び図2に示すように、バルブボディ13の本体部13aのカップ底には、ゴム等の弾性体からなるリアクションディスク35と、出力ロッド36の基端カップ部36aとが配置されており、反力受け部材34がリアクションディスク35の背面に当接可能となっている。
フロント側の定圧室9内で、バルブボディ13のカップ状の本体部13a内には、バルブボディ13を原位置に戻すための戻しばね37が配設されている。該戻しばね37は、そのフロント側の一端をフロントシェル1の凹部1aの後背部に、そのリヤ側の他端をばね受け38を介してバルブボディ13の本体部13aのカップ底にそれぞれ当接させる状態で配置されている。ばね受け38は、出力ロッド36の基端カップ部36aを覆うカップ部38aと、前記戻しばね37が当接するつば部38bとを有しており、全体がハット状に形成される。カップ部38aの底面部38cには、その中央部に出力ロッド36の軸部36bが挿通される挿通孔47が形成され、該挿通孔47の周りに周方向に間隔をあけて設けられ底面部38cの肉厚方向に貫通する複数の開口部46が形成される。ばね受け38のカップ部38aと出力ロッド36とで形成される空間は、定圧室9を弁機構22へ接続する負圧通路15cとなっており、また、挿通孔47と出力ロッド36の軸部36bとの間に形成される環状空間は、定圧室9を弁機構22へ接続する負圧通路15dとなっている。また、ばね受け38のつば部38bの外周とバルブボディ13の本体部13aの内周面との間に形成される環状空間が定圧室9を弁機構22へ接続する負圧通路15eとなっている。ここで、負圧通路15は、各負圧通路15a,15b,15c,15d,15eから構成されており、負圧通路15と開口部46とにより本実施形態における連通路が構成されている。なお、本実施の形態では、開口部46は複数設けられているが、1個でもよい。そして、バルブボディ13は、戻しばね37により、常時リヤ側(戻り方向)へ付勢されている。なお、ばね受け38は、リアクションディスク35および出力ロッド36のバルブボディ13からの離脱を抑制する抜止めとしても機能している。
図1及び図2に示すように、ばね受け38の下方で出力ロッド36の周りに流路面積絞り機構45が配設されている。該流路面積絞り機構45は、入力ロッド24が後退する際、当初、定圧室9と変圧室11,12との圧力差により開口部46を開放しており、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する直前に、定圧室9と変圧室11,12との圧力差が小さくなることによりバルブボディ13内で定圧室9と弁機構22とを連通する連通路としての開口部46を閉塞して負圧通路15の流路面積を絞るものである。
該流路面積絞り機構45は、図2に示すように、ばね受け38の底面部38cに設けた各開口部46を開放・閉鎖する環状の絞り用弁部材50と、出力ロッド36の軸部36bの外周面から突設させたばね受け52と、絞り用弁部材50とばね受け52との間に設けられて絞り用弁部材50を各開口部46に向かって付勢する差圧調整ばね51とから構成される。ばね受け38の底面部38cの出力ロッド36の基端カップ部36aに臨む面と反対側の面が、絞り用弁部材50が当接・離間する絞り用弁座49となる。また、差圧調整ばね51は、定圧室9と変圧室11,12との圧力差が所定値以上のときに縮むようなばね定数となっている。
なお、図1に示すように、フロントシェル1の前面に設けられた凹部1aにマスタシリンダ(図示略)が結合される。マスタシリンダの円筒状体48が凹部1aの底部に気密的に挿通され、バルブボディ13の本体部13a内に延設される。そして、出力ロッド36が円筒状体48内に延びてマスタシリンダに連結される。
以下、本実施の形態に係る気圧式倍力装置の作用を説明する。
本気圧式倍力装置は、貫通ロッド41の両端側のスタッドボルト42、43および汎用のスタッドボルト44を介して車体(図示略)及びマスタシリンダ(図示略)に結合される。
そして、ブレーキペダルが踏込まれると、入力ロッド24が前進して、弁プランジャ25が前進し、弁プランジャ25のリヤ側端部の大気用弁座30がポペット弁27のフロント側端部の内周縁部から離間して大気弁31が開く。
これにより、大気が、サイレンサおよびフィルタを通してバルブボディ13の中空軸部13b内に流入し、この大気は、第1大気通路16を経てリヤ側の変圧室12に導入されると共に、連通管18内の第2大気通路17を通じてフロント側の変圧室11へも導入される。この結果、フロント側及びリヤ側の変圧室11、12と、負圧が導入されているフロント側及びリヤ側の定圧室9、10との間に速やかに圧力差が発生し、この圧力差によりフロント側及びリヤ側のパワーピストン7、8が推進し、その推力がバルブボディ13から出力ロッド36を経てマスタシリンダ側へ出力される。
一方、ブレーキペダルへの踏力が解放されると、入力ロッド24が戻しばね33のばね力によって後退すると共に、弁プランジャ25も後退する。
これにより、弁プランジャ25の大気用弁座30が、ポペット弁27のフロント側端部の内周縁部に当接して大気弁31が閉じられる一方で、ポペット弁27が弁プランジャ25により持ち上げられて、バルブボディ13の負圧用弁座28から離間して負圧弁29が開き、負圧が負圧通路15a、15bおよび第1、第2大気通路16、17を通じてフロント側及びリヤ側の変圧室11、12に導入されて、前記圧力差が解消される。
入力ロッド24と時間差をおいて、バルブボディ13がフロント側の定圧室9内の戻しばね37により後退して、バルブボディ13に当接したストップキー39がリヤシェル2内の段差部40に当接する原位置に復帰して負圧弁29が閉じる。
そこで、バルブボディ13が戻しばね37により後退する際に流路面積絞り機構45が作動する。すなわち、バルブボディ13が後退し始める初期から原位置に戻る直前までは、図3及び図5に示すように、バルブボディ13内の負圧通路15において絞り用弁部材50を境としたリヤ側とフロント側との圧力差、すなわち、定圧室9と変圧室11,12との圧力差が差圧調整ばね51の付勢力より大きくなるため絞り用弁部材50が絞り用弁座49から離間し、各開口部46が開放される。この結果、負圧通路15の流路面積が大きくなり、バルブボディ13が略一定の速度で後退する(なお、図5では出力ロッド36の後退速度が示されているが、該出力ロッド36の後退速度とバルブボディ13の後退速度とは略同一である)。
その後、入力ロッド24が原位置に戻る直前においては、図4及び図5に示すように、絞り用弁部材50を境としたリヤ側とフロント側との圧力差、すなわち、定圧室9と変圧室11,12との圧力差が差圧調整ばね51の付勢力よりも小さくなるため絞り用弁部材50が絞り用弁座49に当接して各開口部46が閉鎖される。この結果、負圧通路15の流路面積が絞られ、バルブボディ13の後退速度がそれまでよりも遅くなる。
このように、バルブボディ13の後退速度は、流路面積絞り機構45によって変化する負圧通路15の排気流量に影響され、バルブボディ13の後退初期ではその後退速度が速く、また、バルブボディ13が原位置に戻る直前ではその後退速度がそれまでよりも遅くなるので、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する際の打音を抑えることができる。なお、図3及び図4で示す矢印は排気の流れを示す。
以上説明したように、本実施の形態に係る気圧倍力装置では、ブレーキペダルへの踏力が解放され、バルブボディ13が後退し、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する直前に、バルブボディ13の本体部13a内で定圧室9と弁機構22とを連通する連通路として負圧通路15の流路面積を絞る流路面積絞り機構45を備え、該流路面積絞り機構45は、ばね受け38の底部に設けた各開口部46を開放・閉鎖する絞り用弁部材50と、絞り用弁部材50を各開口部46(絞り用弁座49)に向かって付勢する差圧調整ばね51とから構成される。
これにより、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する直前では、絞り用弁部材50が絞り用弁座49に当接して、各開口部46が閉鎖される。この結果、負圧通路15の流路面積が絞られ、バルブボディ13の後退速度が変動してそれまでよりも遅くなるので、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する際の打音を抑えることができる。
また、従来では、打音対策として、負圧通路15の流路面積を一定とし予め絞った技術(図5の点線で示す)があるが、図5から解るように、本実施の形態はこの従来技術に比べて入力ロッド24が原位置に戻る時間を短縮することができる。なお、本実施の形態では、ストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する直前に、バルブボディ13の後退速度を遅くしてストップキー39がリヤシェル2の段差部40に当接する際の打音を抑えるために、連通路(負圧通路15)の流路面積を絞ると表現したが、この連通路の流路面積を絞るとは、連通路に流路抵抗を与える、連通路の流量を減らす等の表現と同義である。
本実施の形態では、2つのパワーピストン7、8を備えたタンデム型の気圧式倍力装置に適用されたが、当然ながら、1つのパワーピストンを備えた気圧式倍力装置にも適用することができる。
本実施の形態では、開口部46をばね受け38のカップ部38aの底面部38cに設けるようにしたが、カップ部38aの周面に設けるようにしても良く、この場合には、絞り用弁部材50の外周に、カップ部38aの周面に設けた開口部を開閉する筒状のシャッタ部材を追加することになる。
1 フロントシェル,2 リヤシェル,4 センターシェル,7 フロント側のパワーピストン,8 リヤ側のパワーピストン,9 フロント側の定圧室,10 リヤ側の定圧室,11 フロント側の変圧室,12 リヤ側の変圧室,13 バルブボディ,15 負圧通路(連通路),22 弁機構,24 入力ロッド(入力軸),25 弁プランジャ,39 ストップキー(後退端規定部材),40 段差部,45 流路面積絞り機構,46 開口部(連通路),49 絞り用弁座,50 絞り用弁部材(弁部材),51 差圧調整ばね,52 ばね受け

Claims (1)

  1. シェルの内部を定圧室および変圧室に画成するパワーピストンに結合され、前記シェルの内部に摺動可能に設けられるバルブボディと、
    該バルブボディに設けられ、前記シェルに対して進退する入力軸に連動し、前記変圧室を前記定圧室または外気に連通切換えする弁機構と、
    前記バルブボディまたは前記入力軸とともに移動し、前記シェルに当接することで前記バルブボディおよび前記入力軸の後退端を規定する後退端規定部材と、
    前記バルブボディに設けられ、前記定圧室を前記弁機構へ接続する連通路と、
    前記入力軸が後退するときに、前記定圧室と変圧室との圧力差によって作動し、前記後退端規定部材が前記シェルに当接する前に、前記定圧室と変圧室との圧力差が所定値より小さくなることで前記連通路の流路面積を絞る流路面積絞り機構と、
    を有することを特徴とする気圧式倍力装置。
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