JP5463923B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータによりビットやソケット等の先端工具に回転力又は回転打撃力を与えてねじ或いはボルトの締め付け、コンクリート等の部材への穴あけ等の作業を行うための電動工具に関し、放射雑音(エミッション)対策のためにフェライトコアの取り付け構造を改良した電動工具に関する。
近年、電動工具に対する小型・軽量化の要求が強く、このような要求に応えるために様々な機構部品や電子部品の小型化、高性能化及び高耐久性が求められている。それと同時に電動工具から発せられる電気的なノイズの低減が求められている。電気的なノイズを低減するために、フェライトコア等の雑防素子をモータの近傍若しくはモータと電子部品間に設置することが広く行われている。フェライトコアを設ける場合には、フェライトコアをどのように保持するかだけでなく、保持状態における破損対策をすることが重要である。破損する原因としては、フェライトコアがハウジング外殻の側壁部又は厚壁部に接しており、電動工具本体の落下によってハウジング外殻が変形し、ハウジングに接して設けられたフェライトコアに落下の衝撃が直接伝わったり、フェライトコアが押しつぶされたりすることである。また、フェライトコアがきちんと固定されていない場合は、落下時の衝撃によってフェライトコアがハウジング又はハウジング内の何らかの物(たとえばモータ)と衝突することにより破損する恐れもある。
このようなフェライトコアの破損を防ぐために特許文献1の技術が知られている。特許文献1では、放射雑音対策のためにフェライトコアを電動工具内に設けており、本体落下時のフェライトコア破損対策のため、フェライトコアを弾性体で包み込んで電動工具内の特定の箇所に配置するようにしている。
特開2008−260103号公報
しかしながら、特許文献1による技術では、フェライトコアが設置される箇所はスイッチや電源部と連結するための配線が密集しており、収納スペースを確保することが困難になりやすい。また、ドライバドリルや振動ドライバドリル、インパクトドライバ等の電動工具では、使用時に大きな振動が発生することから、その振動により収納されている雑防素子が収納部内壁との摩擦によって傷付いたり、早期に磨耗する恐れがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、落下時等に生ずる衝撃の影響を受けにくいようにフェライトコアの取り付けた電動工具を提供することにある。
本発明の別の目的は、部品点数を増加させずにフェライトコアの保持部を形成した電動工具を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、電動工具の使用時に生ずる振動によって所定の位置からずれたり外れたりすることを防止でき、長期間安定して機能するフェライトコアを有する電動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングと、モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、保持用リブを、ハウジングの内側であって側壁から延在するようにしてハウジングと一体に形成した。ハウジングは、モータの回転軸を含む鉛直面にて左右に分割可能であり、保持用リブは、右又は左側のいずれか一方のハウジング側壁から延在する。さらに、保持用リブと反対側のハウジングの側壁から、フェライトコア又は配線を押さえるための押さえ用リブを形成した。この際、フェライトコアの内部に延びるリブをハウジングの側壁から延在するようにしてハウジングと一体に形成すると良い。
本発明の他の特徴によれば、フェライトコアは、モータの後端側であって、ハウジングの後壁との間の位置に配置され、フェライトコアはハウジングの後壁は接触しないように構成した。フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と垂直方向になるように、フェライトコアを配置した。また、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と水平方向であって、かつ、モータの軸線と垂直方向になるように、フェライトコアを配置した。尚、フェライトコアを配置する別の位置として、トリガスイッチからモータへ接続される配線を延長して、フェライトコアをハンドル部の内部に配置しても良い。
本発明のさらに他の特徴によれば、電動工具は、ハンドル部の下方にバッテリが取り付けられ、フェライトコアをトリガスイッチよりも下方であって、バッテリよりも上方に設けた。保持用リブは、例えば、フェライトコアの円筒形状に沿って、約1/2周近くの範囲を覆う2組の円弧形の形状とする。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、フェライトコアの入口側と出口側の近傍に、それぞれ平行な間隔でハウジングの側壁から延びる2本の配線保持用リブを設け、2本の配線保持用リブの間に配線を通すことにより、配線とフェライトコアの双方を保持するように構成した。ハウジングは、モータの回転軸を含む鉛直面にて左右に分割可能であり、配線保持用リブは、右又は左側のいずれか一方のハウジング側壁から延在し、配線保持用のリブが形成されるハウジングとは反対側のハウジングから、2本の配線保持用リブの開放端間を覆うように押さえ用リブを形成した。この際、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と水平方向であってモータの軸線と同一又は平行方向になるように、また、は、分割面と水平方向であってモータの軸線と垂直方向になるように、フェライトコアを配置した。
請求項1の発明によれば、配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、保持用リブは、ハウジングの内側であって側壁から延在するようにしてハウジングと一体に形成されるので、フェライトコアを弾性体のような別部品で保護する必要が無く、また本体を落下させてしまったときにおいてもフェライトコアの破損を防止することができる。また、ハウジングは鉛直面にて左右に分割可能であり、保持用リブは、右又は左側のいずれか一方のハウジング側壁から延在するので、モールド成形等によって容易に保持用リブを形成することができ、保持用リブを形成するためのコストアップを最小に抑えることができる。さらに、保持用リブと反対側のハウジングの側壁から、フェライトコア又は配線を押さえるための押さえ用リブを形成したので、電動工具に衝撃が加わった際にフェライトが保持用リブから離脱することを防止でき、フェライトコアを安定して保持することができる。
請求項の発明によれば、フェライトコアの内部に延びるリブをハウジングの側壁から延在するようにしてハウジングと一体に形成されるので、簡単なリブを用いることによりフェライトコアを保持することができ、しかも十分な強度を有して破損する恐れの少ない保持手段を実現することができる。
請求項の発明によれば、フェライトコアは、モータの後端側であって、ハウジングの後壁との間の位置に配置されるので、フェライトコアを設けるためにモータへの配線を延長する必要がほとんど無くてすむ。また、フェライトコアはハウジングの後壁は接触しないので、電動工具を落下させてハウジングの後端部が床等にぶつかって強い衝撃を受けたとしても、フェライトコアの破損を防止することができる。
請求項の発明によれば、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と垂直方向になるように、フェライトコアを配置したので、フェライトコアが分割面と垂直方向から衝撃を受けた際に、フェライトコアの中空円筒形状の軸方向で力を受けることができる。このため垂直方向からの衝撃に対してフェライトコアが壊れにくくなる。
請求項の発明によれば、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と水平方向であって、かつ、モータの軸線と垂直方向になるように、フェライトコアを配置したので、フェライトコアをモータの後部に配置するために必要なスペースを少なく抑えることができ、ハウジングの胴体部の軸方向長さをコンパクトに形成することができる。
請求項の発明によれば、トリガスイッチからモータへ接続される配線を延長して、フェライトコアをハンドル部の内部に配置したので、内部に空間を有するハンドル部内をフェライトコアの収容場所として有効活用すると共に、ハウジングの胴体部の全長を極力短く構成することができる。
請求項の発明によれば、電動工具は、ハンドル部の下方にバッテリが取り付けられ、フェライトコアをトリガスイッチよりも下方であって、バッテリよりも上方に設けたので、トリガスイッチ下部の空いている空間を有効活用することができる。
請求項の発明によれば、保持用リブは、フェライトコアの円筒形状に沿って、約1/2周近くの範囲を覆う2組の円弧形の形状にしたので、フェライトコアを安定して保持することができる。
請求項の発明によれば、フェライトコアの入口側と出口側の近傍に、それぞれ平行な間隔でハウジングの側壁から延びる2本の配線保持用リブを設け、2本の配線保持用リブの間に配線を通すことにより、配線とフェライトコアの双方を保持するので、配線を案内するためのリブを用いてフェライトコアも保持することができる。
請求項10の発明によれば、配線保持用のリブが形成されるハウジングとは反対側のハウジングから、2本の配線保持用リブの開放端間を覆うように押さえ用リブを形成したので、フェライトコアを安定して保持することができる。
請求項11の発明によれば、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と水平方向であって、モータの軸線と同一又は平行方向になるように、フェライトコアを配置したので、フェライトコアがモータの軸方向からの衝撃を受けた際に、フェライトコアの中空円筒形状の軸方向で力を受けることができる。このため軸方向からの衝撃に対してフェライトコアが壊れにくくなる。
請求項12の発明によれば、フェライトコアの軸方向がハウジングの分割面と水平方向であって、モータの軸線と垂直方向になるように、フェライトコアを配置したので、フェライトコアを設けるためにモータへの配線を延長する必要がほとんど無くてすむ。また、フェライトコアがハウジングの上下方向に延びるように配置されるので、フェライトコアを収容するためにモータの後部側に確保されるスペースを少なく抑えることができ、ハウジングの胴体部の軸方向長さをコンパクトに形成することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係る電動工具の全体構成を示す図であり、分割式ハウジングの片側(右側)を外した状態を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。 図3のA−A部の断面図である。 本発明の第3の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。 図4のB−B部の部分断面図である。 本発明の第4の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。 図6のC−C部の部分断面図である。 本発明の第5の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。 本発明の第6の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。 図9のD−D部の部分断面図である。 本発明の第7の実施例に係る電動工具の全体構成を示す図であり、分割式ハウジングの片側(右側)を外した状態を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書の説明において上下及び前後の方向は、図中に示した方向として説明する。図1は本発明の実施例に係る電動工具の全体を示す図であり、一部にその断面を示す。本実施例においては、電動工具の一実施例としてドライバドリル1を用いて説明するが、本発明はこれに限られずにインパクトドライバ、ハンマドリルなどの他の電動工具でも良い。
図1において、ドライバドリル1は、ハウジングの胴体部6a内にモータ2を収納し、モータ2の駆動力を伝達する動力伝達部25により、スピンドル(出力軸)8に装着されたチャック28に着脱自在に保持されるドライバまたはドリルの先端工具(図示せず)に回転力を与える。動力伝達部25は、モータ2の回転数を減速するための減速機構部26と、減速機構部26の出力軸に得られる回転トルクをスピンドル8に伝達するクラッチ機構部27と、モータ2の回転の伝達比を変更する変速スイッチ24を含んで構成される。クラッチ機構部27は、減速機構部26の回転力をスピンドル(出力軸)8に伝達するように結合される。チャック28は先端工具の保持部であり、内部に先端工具の一部を挟むための複数の図示しないつめを有する。尚、電動工具をインパクトドライバとする場合は、変速スイッチ24を省略し、クラッチ機構部27の代わりにインパクト機構を設けると良い。
クラッチ機構部27は、モード切替およびトルク調整のためのダイヤル(クラッチダイヤル)23を有し、ダイヤル23によって作業者がドライバモードまたはドリルモードを設定できるように構成される。ダイヤル23がドライバモードを選択している場合、トルク調整用のダイヤル23を複数段階の所定の回転角度に回転させることによって、クラッチ機構部27は、ダイヤル23の回転角度に従って減速機構部26の出力軸からスピンドル8に伝達される回転トルクを負荷に対応する所望の締付けトルクに調整することができる。このダイヤル23は、例えば22段階のトルク設定が可能である。設定した締付けトルク(滑り出しトルク)以上の負荷トルクがスピンドル8に加わると、クラッチ機構部27のクラッチ機構により減速機構部26の出力軸はスピンドル8との結合から遮断されて空転することになり、これによってモータ2のロックが防止される。
ダイヤル23をドリルモードに設定する場合は、ダイヤル23を最大限の回転角度に回転させて減速機構部26で得られる回転力を、クラッチを動作させずにスピンドル8に伝達させる。このドリルモードにおいて負荷がスピンドルの締付けトルクより大きい場合、クラッチ機構部27が働かないので、スピンドル8に保持された先端工具はロックされ、モータ2はロック状態となる。減速機構部26はモータ2の回転数を減速するもので、周知の技術によって構成され、モータ2の回転軸2eの前端に形成されたピニオンギアに噛合う、例えば、2段の遊星歯車減速機構(図示せず)から構成される。
モータ2は、本実施例では直流モータを用いている。モータ2は図示しないブラシ機構を含み、ブラシ機構に電力を供給するためにプラス端子3aとマイナス端子3bが設けられる。モータ2の電力は、ハウジングの下端部に形成されるバッテリ保持部6cに着脱可能に装着されるバッテリ20から供給される。バッテリ20は例えば12.0Vの二次電池であり、複数のセルを含む。セルとしては、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池が用いられる。
本実施例のバッテリ20は、バッテリ容量を確保するためにハウジングのハンドル部6bの内部まで大きく入り込む形状であり、バッテリ20の上端付近には接点15が設けられる。バッテリ20がバッテリ保持部6cに装着されると、接点15はターミナル16に接触し、接点15とターミナル16によってバッテリ20の電力はドライバドリル1側に供給される。供給される電力は、配線9を介してトリガスイッチ7に伝達される。トリガスイッチ7は、ハンドル部6bの上端付近に設けられるもので、トリガスイッチ7のトリガ操作部7aがバネ力によって付勢された状態でハンドル部6bから前方に突出する。作業者がトリガ操作部7aを後方に押し込むことにより、トリガ押込量(操作量)に比例した量の電力が配線4a、4bを介してモータ2のプラス端子3a及びマイナス端子3bに供給される。
本実施例においては、トリガスイッチ7からプラス端子3aへ接続される配線4aの途中に円筒状のフェライトコア5が設けた。通常、モータ2が駆動されるとモータ2より電気的なノイズが発生するが、本実施例では、配線4aに雑防素子たるフェライトコア5を設けることによりそのノイズを低減させるようにした。フェライトコア5は、鉄を主成分とする混合フェライトをトロイダルコアの磁心として用いることにより、ノイズ輻射をもたらす高周波電流を阻止するもので、ノイズ電流が流れる配線にフェライトコア5を取り付けることにより、フェライトコア5の磁化に応じて配線のインピーダンスが増加し、ノイズ電流の伝播を抑える効果が得られるものである。雑防素子としては、モータ2にチョークコイルを付けることでも効果があるが、フェライトコアの方が安価であり、また雑音の周波数帯により種々の特性を持つフェライトコアを選べることからも、フェライトコアを使用するのが望ましい。
本実施例では、配線4aをフェライトコア5の中心穴に貫通させただけの、いわゆる1ターン形式であるが、発生する雑音レベルや周波数特性等により、フェライトコア5に2回巻く2ターン形式であっても良いし、または、フェライトコア5に複数回巻く形式としても良い。また、フェライトコア5の直径及び内径や、軸方向の長さ等も雑音レベルや周波数特性等により適宜設定すればよい。本実施例では、直径よりも軸方向の長さが長い円筒状のフェライトコア5の外周部を、ハウジング6の内壁に形成された3つのリブ30a〜30cにて固定するようにした。これらリブ30a〜30cは、互いに円周方向に120度離れた位置に配置され、長手方向(電動工具の前後方向)と垂直な断面形状が略四角形の細長い形状の突起で形成した。リブを設ける本数は3本以上とするとフェライトコア5を安定して保持することができる。尚、リブ30a〜30cのフェライトコア5と接する側の面は、フェライトコア5の外周形状と対応するように円弧状に形成しても良い。
リブ30a〜30cはハウジング6の側面の内壁側から延びるように形成されるもので、ハウジング6と同じ材料、例えば強化プラスチック等の合成樹脂の一体成形により製造される。また、リブ30a〜30cはモータ2やトリガスイッチ7などの機器に接しない位置(ある程度距離が離れた位置)に配置し、ドライバドリル1を床に落としたり、ぶつけたりしてしまってハウジングの胴体部6aが変形してしまっても、モータ2とフェライトコア5の固定用のリブ30a〜30cが干渉しない程度の十分な隙間を設けることが望ましい。
以上のように本実施例においては、配線4aを貫通させるフェライトコア5の外周部を保持するリブ30a〜30cを設け、リブ30a〜30cはハウジング6と一体に形成されるので、フェライトコア5を弾性体のような別部品で保護する必要が無く、また電動工具本体を落下させてしまった場合でもフェライトコア5の破損を効果的に防止することができる。さらに、リブ30a〜30cによってフェライトコア5を安定的に保持することができるので、ドライバドリル1などの長期的な使用によってフェライトコア5とハウジング6の内壁面が接して摩耗することも防止できる。さらに電動工具の組立時において、フェライトコア5をリブ30a〜30c内に嵌め込むだけで良く、接着等の固定のための工程が不要なので、製造コストの上昇を抑えることができる。
次に図2及び図3を用いて本発明の第2の実施例を説明する。図2は本発明の第2の実施例に係る電動工具のハウジング後端部付近の構造を示す断面図である。第1の実施例と同じ構成の部分には同じ参照符号を付している。第1の実施例と異なることは、右側ハウジング51の側壁に形成されるフェライトコア5の保持用のリブ53a〜53dを、円周方向に4つ設けたことである。また、リブ53a〜53dの断面形状は扇形として、リブ53a〜53dのフェライトコア5と面する側の断面形状を円弧状とした。これらのリブ53a〜53dは、互いに円周方向に略均等に配置され、ハウジングの側壁から延びる細い形状の突起で形成した。本実施例ではさらに、リブ53a〜53dに囲まれる領域内であって、フェライトコア5の内部に延びるように内挿用リブ52を設けた。内挿用リブ52は、配線4aと共にフェライトコア5の内部に配置される。但し、配線4aと違って、フェライトコア5を貫通させる必要はないので、フェライトコア5の軸方向長さの所定量以上、例えば2/3以上の長さだけ内部に入り込むようにすれば良い。
図3は図2のA−A部の断面図である。図から理解できるように、ハウジング50は、右側ハウジング55と左側ハウジング51のように左右分割式で構成され、両者は複数のネジ18によって固定される。この分割面は鉛直な面(上下方向に延びる面)であって、モータ2の回転軸を含む面である。左側ハウジング51には複数のネジ穴54が形成される。内挿用リブ52は、ハウジング51と一体であるが、右側ハウジング55とは繋がっておらず、内挿用リブ52の付根がハウジング51と繋がっている。また、図3では断面位置の関係上図示していないが、リブ53a〜53dも内挿用リブ52と同様に左側ハウジング51側から延在させるものである。これら左側ハウジング51、内挿用リブ52、リブ53a〜53dは、強化プラスチック等の合成樹脂により一体成形で製造される。
右側ハウジング55側からは、内挿用リブ52とほぼ同様の棒状の押さえ用リブ56が延在する。この押さえ用リブ56は、ドライバドリル1の使用中又は運搬中にフェライトコア5が矢印a方向に振動して内挿用リブ52やリブ53a〜53dから離脱しないように押さえる役目を果たす。押さえ用リブ56の長手方向(ここでは左右方向)と垂直な断面形状は、四角形でも円形でもその他の任意の形状でも良い。押さえ用リブ56は、仮に落下時のハウジング変形量が想定以上に大きい場合において、リブも変形させることにより、フェライトコア5への応力を最小限とするため、細いリブとしてリブ自体の剛性を小さくすることが望ましい。
図3のような配置では、フェライトコア5が矢印a方向のうちハウジングの左方向に寄った場合は配線4aによりその移動を制限され、ハウジングの右方向に寄った場合は押さえ用リブ56でその移動を制限される。図3の実施例ではフェライトコア5が矢印aの方向に微少距離だけ移動できるように、緩やかに保持するようにした。このように保持することにより、ドライバドリル1を床に落としたり、ぶつけたりしてしまった場合に、フェライトコア5に直接その振動が伝わることを防止でき、フェライトコア5が破損するのを防止できる。また、ドライバドリル1の落下等によりハウジング50が変形してしまっても、モータ2とフェライトコア5の保持用のリブ53a〜53dが干渉しない程度の十分な隙間を有するので、フェライトコア5が破損するのを効果的に防止できる。
次に図4及び図5を用いて本発明の第3の実施例を説明する。第3の実施例では第2の実施例からリブ53a〜53dを省いて、フェライトコア5の内部に挿入させる内挿用リブ62だけで保持するようにしたものである。モータ2に電力を供給する配線4aが十分な太さと適度な弾力性、耐久性を有する場合は内挿用リブ62を用いるだけでフェライトコア5を十分保持させることができる。
図5は図4のB−B面の部分断面図である。但し、左側ハウジング61部分だけを表示しており、右側ハウジング部分の断面は、図3で示す右側ハウジング55の断面形状と全く同一形状であり、右側ハウジングから押さえ用リブが延在するが図示を省略している。図から理解できるように、フェライトコア5の中心穴には、配線4aと内挿用リブ62が配置される。これら配線4aと内挿用リブ62を合わせた幅は、フェライトコア5の貫通穴の直径よりも僅かならが小さく形成し、フェライトコア5が容易にb方向に微少距離だけ移動可能としても良い。この場合、フェライトコア5のb方向の移動は、ともに配線4aによって制限されるのでフェライトコア5が脱落する恐れはない。一方、配線4aと内挿用リブ62を合わせた幅がフェライトコア5の貫通穴の直径とほぼ等しくするか、貫通穴の直径の方が僅かに小さくなるようにしてフェライトコア5がb方向に移動しないように構成しても良い。この場合、配線4aの被覆が十分な弾力性を有することが好ましい。
次に図6及び図7を用いて本発明の第4の実施例を説明する。図6において特徴的なことは、配線4aを固定することによってフェライトコア5を間接的に固定することである。まず配線4aを固定するために、配線4aの両側に位置するように一組の丸棒形式の配線保持用のリブ72aと72b、及び、72cと72dを設ける。これらリブ72a〜72は、付け根部分で左側ハウジング71の側壁と繋がっている。フェライトコア5は、内部の穴に配線4a貫通しているために保持された配線4aによって保持されることになる。この際、フェライトコア5のc方向の移動を制限するために、リブ72aと72bがフェライトコア5の上側開口部と接する様にし、リブ72cと72dがフェライトコア5の下側開口部と接する様にすれば、配線保持用のリブ72a〜72dの4つのリブを使うことにより、配線4aだけでなくフェライトコア5をも直接固定することができる。
本実施例によれば、フェライトコア5の内部に延びる配線保持用のリブをハウジング61の側壁から延在するようにしてハウジングと一体に形成したので、簡単な構造でフェライトコアを保持することができる。しかもリブを固定することによって配線をもハウジングに緩やかに保持できる。さらに、フェライトコアの保持を内周側に配置される配線保持用のリブで保持するようにしたので、外径の異なるフェライトコアを任意に配置できるので、フェライトコアを変更する毎にハウジングを作り替える必要がないので、製造コストの上昇を抑えることができる。
図7は、図6のC−C部の断面図である。図から理解できるように、ハウジング70は、右側ハウジング75と左側ハウジング71のように左右分割式で構成され、両者は複数のネジ18によって固定される。リブ72b及び72cは、左側ハウジング71と一体成形で製造されるが、右側ハウジング75とは繋がっていない。また、右側ハウジング75からは、配線4aがリブ72aと72b、及び、72cと72dから離脱しないように押さえるための、押さえ用リブ76a及び76bが形成される。押さえ用リブ76aは、リブ72aと72bの先端の間付近に位置するもので、押さえ用リブ76bは、リブ72cと72dの先端の間付近に位置する。これらの位置関係は図6のB−B部の位置と図7の断面図の形状により理解できるであろう。
本実施例によれば、フェライトコアの入口側と出口側の近傍に、それぞれ平行な間隔でハウジングの側壁から延びる2本の配線保持用リブを設け、2本の配線保持用リブの間に配線を通すことにより、配線とフェライトコアの双方を保持するので、配線を案内するためのリブを用いてフェライトコアも保持することができる。
次に図8及び図9を用いて本発明の第5の実施例を説明する。第5の実施例は、第4の実施例の形式においてフェライトコア5の固定向きを変えたことである。即ちフェライトコア5はその軸方向が前後方向に、即ちモータ2の回転軸と平行になるように配置した。配置の仕方は、第4の実施例と同様に、配線4aを配線保持用のリブ82a〜82dによって固定することによってフェライトコア5を間接的に固定することである。これらリブ82a〜82は、付け根部分でハウジング81の側壁と繋がっている。フェライトコア5は、内部の穴に配線4a貫通しているために保持された配線4aによって保持されることになる。この際、フェライトコア5のd方向の移動を制限するために、リブ82aと82bがフェライトコア5の前側開口部と接する様にし、リブ82cと82dがフェライトコア5の後側開口部と接する様にすれば、リブ82a〜82dの4つのリブを使うことにより、配線4aだけでなくフェライトコア5をも直接固定することができる。
次に図9及び図10を用いて本発明の第6の実施例を説明する。第6の実施例は、フェライトコア5の外周部の大部分を覆うような円弧状に形成された2つの保持用のリブ92aと92bで保持するようにしたことである。これらの形状は別の見方をすれば、ハウジング91の側壁から延びる円筒形状部に、配線4aを通すための切り欠き部を設けたような形状とも言え、フェライトコア5の外周形状に沿って約1/2周近くの範囲を覆うものである。従って、配線4aが通る部分以外は、2つのリブ92aと92bによってフェライトコア5の広い領域にて外周面を保持する。さらにリブ92aと92bとフェライトコア5の間にはゴム等の弾性体93を介在させるので、フェライトコア5をきわめて安定的に保持することができる。
図10は、図9のD−D部の部分断面図である。図から理解できるように、リブ92aと92bの最内側位置94は、フェライトコア5の最内側位置95よりも外側(左側)に位置する。しかしながら、図3の押さえ用リブ56のように他方のハウジングから押さえ用リブを形成してフェライトコア5を保持するように構成すれば、フェライトコア5がリブ92aと92bから離脱するという恐れはなく、安定して保持される。
次に図11を用いて本発明の第7の実施例を説明する。第7の実施例は、第1〜6の実施例とはフェライトコア5の配置場所が異なるものである。ドライバドリル101は、ハウジングの胴体部106a内にモータ102を収納し、モータ102の駆動力を伝達する動力伝達部125により、スピンドル(出力軸)108に装着されたチャック128に着脱自在に保持されるドライバまたはドリルの先端工具(図示せず)に回転力を与える。動力伝達部125は、モータ102の回転数を減速するための減速機構部126と、減速機構部126の出力軸に得られる回転トルクをスピンドル108に伝達するクラッチ機構部127と、モータ102の回転の伝達比を変更する変速スイッチ124が設けられる。クラッチ機構部127は、減速機構部126の回転力をスピンドル(出力軸)108に伝達するように結合される。モータ102には、着脱可能に装着されるバッテリ120によって、トリガスイッチ107介して直流電力が供給される。尚、バッテリ120の形状は図1で示したバッテリ20とは異なり、バッテリ120はハンドル部106bの内部まで内挿されずに、バッテリ保持部106cの下側に配置される。従って、ハンドル部106bの内部は、空間が存在する。
本実施例においても、トリガスイッチ107の端子107bからモータ102に至る配線104aの途中にフェライトコア105を設ける点では第1〜6の実施例と共通するが、フェライトコア105の配置位置が異なる。即ち、ハウジングのハンドル部106bの内部であって、トリガスイッチ107の下方にフェライトコア105を配置した。フェライトコア105の固定の仕方は第4及び5の実施例と同様であり、一方のハウジングから延在する複数のリブ130a〜130dを形成し、これらによって配線104a及びフェライトコア105を固定するようにした。
以上のように、ハンドル部106bの内部にフェライトコア105を固定するようにしたので、フェライトコア105を破損してしまう恐れがほとんどなくなる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば上述の実施例ではフェライトコア5は円筒状のものを用いたが、分割コアとそれを収容するプラスチック製のケースを使用する分割タイプのフェライトコアを用いても良い。また、上述の実施例ではフェライトコア5をモータ2のプラス端子3aへの配線4aに用いたが、これだけに限定されずにモータ2のマイナス端子3bへの配線4bに設けても良いし、静電気対策としてその他の任意の配線に介在させるようにしても良い。
1 ドライバドリル 2 モータ 2e 回転軸 3a プラス端子
3b マイナス端子 4a、4b 配線 5 フェライトコア
6a (ハウジングの)胴体部 6b (ハウジングの)ハンドル部
6c (ハウジングの)バッテリ保持部
7 トリガスイッチ 7a トリガ操作部 8 スピンドル
9 配線 15 接点 16 ターミナル 18 ネジ
20 バッテリ 23 ダイヤル
24 変速スイッチ 25 動力伝達部 26 減速機構部
27 クラッチ機構部 28 チャック 30a〜30d リブ
50 ハウジング 51 左側ハウジング 52 保持用リブ
53a〜53d リブ 54 ネジ穴
55 右側ハウジング 56 押さえ用リブ
61 左側ハウジング 62 内挿用リブ 70 ハウジング
71 左側ハウジング 72a〜72d リブ
75 右側ハウジング
76a、76b 押さえ用リブ
81 ハウジング 82a〜82d リブ
91 ハウジング 92a、92b リブ
93 弾性体 94、95 最内側位置
101 ドライバドリル 102 モータ 104a 配線
105 フェライトコア 106a (ハウジングの)胴体部
106b (ハウジングの)ハンドル部
106c (ハウジングの)バッテリ保持部
107 トリガスイッチ 107b 端子
108 スピンドル 120 バッテリ
124 変速スイッチ 125 動力伝達部 126 減速機構部
127 クラッチ機構部 128 チャック
130a〜130d リブ

Claims (12)

  1. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記ハウジングは、前記モータの回転軸を含む鉛直面にて左右に分割可能であり、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを、前記ハウジングの内側であって右又は左側のいずれか一方の側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され
    前記保持用リブと反対側のハウジングの側壁から、前記フェライトコア又は前記配線を押さえるための押さえ用リブを形成したことを特徴とする電動工具。
  2. 前記ハウジングの側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、前記フェライトコアの内部に延びるように形成されたリブを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、
    前記保持用リブは、前記ハウジングの内側であって側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、
    前記フェライトコアは、前記モータの後端側であって、前記ハウジングの後壁との間の位置に配置され、
    前記フェライトコアは前記ハウジングの後壁は接触しないことを特徴とする電動工具。
  4. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、
    前記保持用リブは、前記ハウジングの内側であって側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、
    前記フェライトコアの軸方向が前記ハウジングの分割面と垂直方向になるように、前記フェライトコアを配置したことを特徴とする電動工具。
  5. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、
    前記保持用リブは、前記ハウジングの内側であって側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、
    前記フェライトコアの軸方向が前記ハウジングの分割面と水平方向であって、かつ、モータの軸線と垂直方向になるように、前記フェライトコアを配置したことを特徴とする電動工具。
  6. モータと、該モータを収容する円筒部と該円筒部から略直角方向に延在するハンドル部を有するハウジングと、前記ハンドル部に設けられるトリガスイッチと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、
    前記保持用リブは、前記ハウジングの内側であって側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、
    前記トリガスイッチから前記モータへ接続される配線を延長して、前記フェライトコアを前記ハンドル部の内部に配置したことを特徴とする電動工具。
  7. 前記電動工具は、前記ハンドル部の下方にバッテリが取り付けられ、
    前記フェライトコアを前記トリガスイッチよりも下方であって、前記バッテリよりも上方に設けたことを特徴とする請求項に記載の電動工具。
  8. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記配線が貫通したフェライトコアを保持する保持用リブを設け、
    前記保持用リブは、前記ハウジングの内側であって側壁から延在するようにして前記ハウジングと一体に形成され、
    前記保持用リブは、前記フェライトコアの円筒形状に沿って、約1/2周近くの範囲を覆う2組の円弧形の形状にしたことを特徴とする電動工具。
  9. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータの駆動力を伝達し先端工具を駆動させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータに給電する配線を貫通させる筒形状のフェライトコアを設け、
    前記フェライトコアの入口側と出口側の近傍に、それぞれ平行な間隔で前記ハウジングの側壁から延びる2本の配線保持用リブを設け、
    前記2本の配線保持用リブの間に配線を通すことにより、前記配線とフェライトコアの双方を保持することを特徴とする電動工具。
  10. 前記ハウジングは、前記モータの回転軸を含む鉛直面にて左右に分割可能であり、
    前記配線保持用リブは、右又は左側のいずれか一方の前記ハウジング側壁から延在し、
    前記配線保持用のリブが形成されるハウジングとは反対側のハウジングから、前記2本の配線保持用リブの開放端間を覆うように押さえ用リブを形成したことを特徴とする請求項に記載の電動工具。
  11. 前記フェライトコアの軸方向が前記ハウジングの分割面と水平方向であって、モータの軸線と同一又は平行方向になるように、前記フェライトコアを配置したことを特徴とする請求項又は10に記載の電動工具。
  12. 前記フェライトコアの軸方向が前記ハウジングの分割面と水平方向であって、モータの軸線と垂直方向になるように、前記フェライトコアを配置したことを特徴とする請求項又は10に記載の電動工具。
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