JP5463161B2 - 車両用ホイール - Google Patents
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図1〜3に、本発明にかかる車両用ホイール1を示す。この車両用ホイール1は、アルミニウム合金を鋳造成形してなるものであり、車軸が連結されるディスク部2と、タイヤが装着されるリム部3とを備えてなる。尚、本実施例にあって、ディスク部2の背面側から意匠面側へ向かう方向を表方とし、逆向きを裏方としている。また、車両用ホイール1の中心軸線Oと直交するホイール径方向に沿って、該中心軸線Oへ向かう方向を内方とし、逆向きを外方としている。
本実施例1にあっては、図2,3のように、リム部3のアウターリム部9の内部に、断面略多角形状(本実施例では断面略三角形状)のリム空洞部21が周成されている。そして、リム空洞部21内には、周方向で均等間隔に三つの区画壁22が設けられており、該区画壁22によってリム空洞部21を三分割した区画空洞部24が形成されている。ここで、各区画空洞部24の周方向長さは、全て同等である。
鋳造により、図5(A)のように、リム部43に環状壁部45が形成されたホイール予備形状品41を成形する。ここで、環状壁部45は、ウエル部13の表端部位(リム部43の表寄り部位)から外方へ起立するようにして周成されている。さらに、このホイール予備形状品41には、環状壁部45と表側リムフランジ部10aとの間に、表裏方向に沿って外方へ起立する短尺状の隔壁部46,46が並設されている(図4参照)。この隔壁部46は、上記したリム空洞部21の断面形状と同様の形状に形成されている。そして、二つの隔壁部46が所定間隔で形成されており、対をなすようになっている。この一対の隔壁部46が、周方向で均等間隔に三箇所設けられている(図3参照)。図5(A)は、鋳造後に切削加工により、このホイール予備形状品41を、所望の寸法形状に成形すると共に、表側リムフランジ部10aの外側基部位に段差状の接合周部44を周成した状態を示している。
2 ディスク部
3,53,73 リム部
9 アウターリム部
11a 表側ビードシート部
11b 裏側ビードシート部
21 リム空洞部
22,72 区画壁
24,54,74 区画空洞部
25,55,75 開口部
26,56,76 消音空域
45 環状壁部
45a (環状壁部の)先端
46 隔壁部
48 充填材部
61 区画弾性片(区画壁)
62 嵌入区画部
63 係止突部
100 タイヤ
101a,101b ビード
102 タイヤ内空域
T 伝搬有効長
Claims (4)
- タイヤのビードを支持する表裏のビードシート部を具備し、該タイヤが装着されることにより密閉状のタイヤ内空域を画成するリム部と、車軸に固定されるディスク部とを備えた車両用ホイールにおいて、
前記リム部は、
その表側ビードシート部が形成されたアウターリム部または裏側ビードシート部が形成されたインナーリム部の少なくとも一方に周成された円環状のリム空洞部と、該リム空洞部を周方向で複数の区画空洞部に区画する複数の区画壁とを備えると共に、
少なくとも一つの区画空洞部は、その一端に形成された前記タイヤ内空域と連通する開口部と、該開口部から他端までの往復長さによって伝搬有効長を規定する消音空域とを備え、前記伝搬有効長が、その消音空域を往復伝搬する音波とタイヤ内空域を伝搬する音波との位相差が半波長となるように設定されているものであって、
リム空洞部を複数の区画空洞部に区画する区画壁は、
リム部の径方向に沿って並設された一対の隔壁部と、
一対の隔壁部間に充填されて、該隔壁部とリム空洞部の内周面との隙間を埋める充填材部と
により形成されていることを特徴とする車両用ホイール。 - リム部は、その外周面の表端寄りまたは裏端寄り部位に径方向外側へ突出するように周成された環状壁部を、表裏方向に沿うように屈曲して、該環状壁部の先端を表側リムフランジ部または裏側リムフランジ部に接合することにより、リム空洞部を備えたアウターリム部またはインナーリム部が形成されたものであって、
区画壁は、環状壁部と表側リムフランジ部または裏側リムフランジ部との間に並設された一対の隔壁部と、環状壁部を屈曲することにより形成されたリム空洞部の内周面との隙間を、所定の充填材で埋めることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。 - タイヤのビードを支持する表裏のビードシート部を具備し、該タイヤが装着されることにより密閉状のタイヤ内空域を画成するリム部と、車軸に固定されるディスク部とを備えた車両用ホイールにおいて、
前記リム部は、
その表側ビードシート部が形成されたアウターリム部または裏側ビードシート部が形成されたインナーリム部の少なくとも一方に周成された円環状のリム空洞部と、該リム空洞部を周方向で複数の区画空洞部に区画する複数の区画壁とを備えると共に、
少なくとも一つの区画空洞部は、その一端に形成された前記タイヤ内空域と連通する開口部と、該開口部から他端までの往復長さによって伝搬有効長を規定する消音空域とを備え、前記伝搬有効長が、その消音空域を往復伝搬する音波とタイヤ内空域を伝搬する音波との位相差が半波長となるように設定されているものであって、
リム空洞部を複数の区画空洞部に区画する区画壁が、
前記開口部を介してリム空洞部内に嵌入されて、該リム空洞部を区画する弾性変形可能な嵌入区画部と、
該開口部の口端に係止して周方向位置を位置決めする係止突部と
を具備する区画弾性片により構成されているものであることを特徴とする車両用ホイール。 - タイヤのビードを支持する表裏のビードシート部を具備し、該タイヤが装着されることにより密閉状のタイヤ内空域を画成するリム部と、車軸に固定されるディスク部とを備えた車両用ホイールにおいて、
前記リム部は、
その表側ビードシート部が形成されたアウターリム部または裏側ビードシート部が形成されたインナーリム部の少なくとも一方に周成された円環状のリム空洞部と、該リム空洞部を周方向で複数の区画空洞部に区画する複数の区画壁とを備えると共に、
少なくとも一つの区画空洞部は、その一端に形成された前記タイヤ内空域と連通する開口部と、該開口部から他端までの往復長さによって伝搬有効長を規定する消音空域とを備え、前記伝搬有効長が、その消音空域を往復伝搬する音波とタイヤ内空域を伝搬する音波との位相差が半波長となるように設定されているものであって、
リム空洞部を複数の区画空洞部に区画する区画壁が、所定の充填材を前記開口部を介してリム空洞部内に埋め込むことにより形成されていることを特徴とする車両用ホイール。
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