JP5462887B2 - 空気入りタイヤ用トレッド - Google Patents

空気入りタイヤ用トレッド Download PDF

Info

Publication number
JP5462887B2
JP5462887B2 JP2011547171A JP2011547171A JP5462887B2 JP 5462887 B2 JP5462887 B2 JP 5462887B2 JP 2011547171 A JP2011547171 A JP 2011547171A JP 2011547171 A JP2011547171 A JP 2011547171A JP 5462887 B2 JP5462887 B2 JP 5462887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
branch
tread
circumferential
resonator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011547171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011077562A1 (ja
Inventor
秀明 高野
Original Assignee
コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン
ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン, ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム filed Critical コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン
Publication of JPWO2011077562A1 publication Critical patent/JPWO2011077562A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462887B2 publication Critical patent/JP5462887B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0306Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
    • B60C11/0309Patterns comprising block rows or discontinuous ribs further characterised by the groove cross-section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • B60C19/002Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C2011/0337Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
    • B60C2011/0339Grooves
    • B60C2011/0381Blind or isolated grooves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、空気入りタイヤ用トレッドに関し、詳しくは、気柱共鳴音と、トレッドパターンノイズを同時に低減する空気入りタイヤ用トレッドに関する。
タイヤのトレッドに形成された周方向溝の気柱共鳴音は、その周方向溝と路面とで形成される管内(気柱)の共鳴により発生し、その共鳴周波数は、路面との間で形成される周方向溝の気柱の長さに依存する。
この気柱共鳴音は車輌内外の騒音という形で現れ、多くの場合人間の耳に届きやすい1kHz前後にそのピークを持つ。この周方向溝の気柱共鳴音を低減させる技術として、一端がトレッドに形成された周方向溝に開口し、この開口端から分岐して、他端がトレッドの陸部(リブ)内で終端する枝溝形状を有する共鳴器をトレッドに形成し、この共鳴器により気柱共鳴音を低減させるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2の図1には、トレッドに、一端が周方向溝に開口し他端が陸部内で終端する枝溝形状の共鳴器と、ヘルムホルツ型と呼ばれる枝溝形状とは異なる種類の共鳴器とを設けて気柱共鳴音を低減させるようにした技術が開示されている。
特許文献3の図1には、トレッドに、2本の周方向溝に連通する横溝を設けると共にヘルムホルツ型と呼ばれる共鳴器を複数設けて気柱共鳴音を低減させるようにした技術が開示されている。
特許文献4の図1には、トレッドに、一端が周方向溝に開口し他端が陸部内で終端する折れ曲がった形状を有する枝溝形状の共鳴器と、同じく枝溝形状であるがさらに副溝を有する枝溝形状の共鳴器とを設けて気柱共鳴音を低減させるようにした技術が開示されている。
再公表特許WO2004/103737号公報 特開2008−308131号公報 特開2008−238867号公報 特開2006−151309号公報
しかしながら、枝溝形状による共鳴器を有効に作用させる場合、その枝溝は、ある一定以上の長さが必要となり、そのような溝が形成されたリブがトレッド踏面に侵入する際、リブが路面を叩くことにより発生するエネルギの変動に伴って、枝溝による共鳴器自体によりトレッドパターンノイズが発生するという問題点がある。
ここで、トレッドパターンノイズとは、トレッド踏面に刻まれたパターンに基づき、横溝など、トレッドの幅方向や斜め方向に延びる溝が連続的に路面を叩く際に発生するエネルギーの変動により発生するタイヤ騒音である。トレッドパターンノイズの周波数は速度に依存し、速度と共に変化する。このトレッドパターンノイズも車輌内外の騒音源のひとつである。
また、特許文献2乃至4のそれぞれ図1に開示されているような形態で共鳴器を配設した場合、トレッド踏面長さに対してタイヤ回転方向における隣接した共鳴器の間隔を所定距離以上設ける必要がある。これらの場合、共鳴器によって発生するトレッドパターンノイズは、共鳴器により減衰される周波数帯と異なる周波数帯に発生するため、特許文献2乃至4の共鳴器においても、共鳴器自体により発生するトレッドパターンノイズが問題となる。
そこで本発明は、上述した従来技術が抱える問題点を解決するためになされたものであり、周方向溝によって発生する気柱共鳴音を効果的に抑制しつつ、トレッドパターンノイズをも同時に低減させることが出来る空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、少なくとも二本の周方向溝と、これらの周方向溝の間に形成された少なくとも一つの中間リブと、周方向溝のタイヤ幅方向外方側にそれぞれ形成された二つのショルダーリブと、一端が周方向溝の少なくとも1本に開口し他端が中間リブ内で終端する溝状に形成され周方向溝の気柱共鳴音を低減させる共鳴器と、を有する空気入りタイヤ用トレッドであって、共鳴器は、周方向溝の少なくとも一本に開口する開口部及び中間リブ内で終端する終端部を有する枝状溝がトレッド踏面内にその全体が開口するように複数形成されたものであり、共鳴器の枝状溝は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、トレッド踏面長さの40%以上の長さかつ周方向溝の溝幅の10%以上かつ25%未満の溝幅を有し、共鳴器の枝状溝の横方向投影長さは、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、少なくともピッチ長さの95%以上であり、共鳴器の枝状溝が形成された中間リブ上の最小横断面空隙率と、その中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内であることを特徴としている。
ここで、「溝」とは通常の使用条件下で相互に接触することのない、二つの壁面により区切られた、幅及び深さを持つ空間のことをいう。
また、「周方向溝」とは、タイヤ周方向に延在する溝のことをいい、直線状の溝のみならず、ジグザグ状又は波状に延び、タイヤ全体として周方向に一周する溝も含まれる。
また、「横溝」とは、タイヤ幅方向に延在する溝のことをいい、両端が周方向溝に開口するもの、一端が周方向溝に開口し他端が陸部(リブ)内で終端するもの、両端が陸部内で終端するものなどがある。この横溝の形態も直線状のみならず、ジグザグ状又は波状に延びるもの、また幅が変化するものも含まれる。
また、「枝状溝」とは、一端が周方向溝に開口し、他端が陸部(リブ)内で終端する形態の溝のことをいう。枝状溝は横溝の形態のうちのひとつである。
また、「トレッド踏面」とは、タイヤを下記の産業規格で定められている適用リムに装着すると共に、定格内圧を充填し、定格荷重を負荷した際に路面と接触するトレッドの表面領域のことをいう。また、「トレッド踏面長さ」とは、タイヤの回転方向のトレッド踏面の長さのことをいう。
また、「規格」とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格によって定められるものである。例えば、産業規格は、欧州ではETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organization)の“STANDARDS MANUAL”であり、米国ではTRA(THE TIRE AND RIM ASSOCIATION INC.)の“YEAR BOOK”であり、日本では日本自動車タイヤ協会(JATMA)の“JATMA YEAR BOOK”である。また、「適用リム」とは、タイヤのサイズに応じてこれら規格に規定されたリムをいい、「定格内圧」とはこれらの規格において、負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「定格荷重」とは、これらの規格において、タイヤに負荷することが許容される最大の質量をいう。
また、「横断面空隙率」とは、タイヤの回転軸と平行な軸に沿ってタイヤ表面上で得られる特定部分(本発明では、リブ)の総長さに対する同一軸上かつタイヤ表面上で得られる同じ特定部分内の、非接地部分(本発明では、枝状溝の部分)の長さの占める割合のことをいう。
また、「ピッチ長さ」とは、タイヤの回転方向に沿ってトレッド上で測定された、トレッドパターンにおける連続した有限個の繰り返し模様の一単位の長さのことをいう。本発明では、隣接する枝状溝間の間隔をいい、所定の枝状溝の横方向投影長さの中間点と、隣接する枝状溝の横方向投影長さの中間点との間隔をいう。
上述したように構成された本発明においては、周方向溝の気柱共鳴音を低減させる共鳴器が、周方向溝の少なくとも一本に開口する開口部及び中間リブ内で終端する終端部を有する枝状溝がトレッド踏面内にその全体が開口するように複数形成されたものである。このように構成された共鳴器の基本原理として、周方向溝を伝播する音波は、その一部が枝状溝の共鳴器内に伝播され、枝状溝の終端で反射してまた周方向溝に戻る。この枝状溝内での音波の往復により、枝状溝内に伝播された音波は周方向溝に戻った際、周方向溝内の音波に対して位相が異なる事になる。この位相差により音波の干渉を引き起こし、その結果、周方向溝の気柱共鳴音が低減される。
本発明においては、さらに、このような共鳴器が、トレッド踏面内にその全体が開口するように中間リブに複数形成されているので、より確実に、周方向溝の気柱共鳴音を低減することが出来る。
さらに、共鳴器の複数の枝状溝の各々は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、トレッド踏面長さの40%以上の長さを有しているので、周方向溝の気柱共鳴音を減少させるために必要な長さを得て、気柱共鳴音の減少効果を効果的に得ることが出来る。
さらに、共鳴器の複数の枝状溝の各々は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、周方向溝幅の10%以上かつ25%以下の溝幅を有しているので、トレッド踏面内において荷重により第一枝状溝が閉塞して、共鳴器としての効果を発揮しなくなってしまうことを抑制すると共に、リブ内で第一枝状溝が占める割合が大きくなることによりタイヤに求められる他の諸性能に影響を与えてしまうことを抑制することが出来る。
さらに、共鳴器の枝状溝が形成された中間リブ上の最小横断面空隙率と、その中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内であるので、リブの枝状溝の溝部分を除いたリブ幅が、タイヤ一周にわたり概ね一定となることから、枝状溝が形成されたリブがトレッド踏面内に侵入する際に路面を叩くエネルギーの変動を概ね一定にすることができ、結果としてトレッドパターンノイズを低減することが出来る。なお、最小横断面空隙率と最大横断面空隙率との差が10%を超えた場合、タイヤ一周にわたり、リブが路面を叩くエネルギーの変動が大きくなり、結果としてトレッドパターンノイズの低減効果が小さくなる。
さらに、共鳴器の複数の枝状溝の各々の横方向投影長さは、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、少なくともピッチ長さの95%以上であるので、複数の枝状溝が配設されている中間リブ上で、中間リブの最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるようなトレッドの設計が容易となる。
これらの結果、周方向溝によって発生する気柱共鳴音を複数の周波数帯で効果的に抑制しつつ、トレッドパターンノイズをも同時に低減させることが出来る。
本発明において、好ましくは、共鳴器の枝状溝の開口部及び終端部が、トレッド踏面内で、タイヤの回転軸と平行に延び周方向溝の溝幅と等しい間隔で区切られた領域内に存在する。
このように構成された本発明においては、共鳴器の枝状溝の開口部及び終端部が、トレッド踏面内で、タイヤの回転軸と平行に延び周方向溝の溝幅と等しい間隔で区切られた領域内に存在するので、枝状溝の長さを所定長さに保ったまま、タイヤ回転方向における連続する二つの開口部間の長さを短縮することが可能となる。従って、より多くの枝状溝による共鳴器をトレッド踏面内に配設することが可能となり、その結果、より効率的に気柱共鳴音を減少させることが出来る。
本発明において、好ましくは、共鳴器の枝状溝が、開口部を含む第一部分と、終端部を含む第二部分とを有し、第一部分と第二部分との間の角度が90度未満である。
このように構成された本発明においては、共鳴器の枝状溝が、開口部を含む第一部分と終端部を含む第二部分との間の角度が90度未満となるように形成されるので、枝状溝が配置されているリブ上において、そのリブの最小横断面空隙率と、そのリブの最大横断面空隙率との差を10%以内にする設計を容易とすることができる。従って、リブの溝部分を除いたリブ幅がタイヤ一周にわたり概ね一定となる。即ち、リブがトレッド踏面内に侵入する際に路面を叩くエネルギーの変動を概ね一定にすることが出来、その結果、トレッドパターンノイズを低減することが出来る。
本発明において、好ましくは、周方向溝は、第一の周方向溝及び第二の周方向溝を有し、共鳴器の枝状溝は、第一の周方向溝に開口する第一開口部及び中間リブ内で終端する第一終端部を有する第一の枝状溝と、第二の周方向溝に開口する第二開口部及び中間リブ内で終端する第二終端部を有する第二の枝状溝と、を有し、共鳴器の第一の枝状溝の第一開口部及び第二の枝状溝の第二開口部は、中間リブ上から第一の周方向溝及び第二の周方向溝のそれぞれにタイヤ回転方向に連続して交互に開口する。
このように構成された本発明においては、共鳴器の第一の枝状溝の第一開口部及び第二の枝状溝の第二開口部は、中間リブ上から第一の周方向溝及び第二の周方向溝のそれぞれにタイヤ回転方向に連続して交互に開口するので、一つの中間リブ上に形成された第一の枝状溝及び第二の枝状溝により、二つの周方向溝の気柱共鳴音を同時に低減することができる。
本発明による空気入りタイヤ用トレッドによれば、周方向溝によって発生する気柱共鳴音を効果的に抑制しつつ、トレッドパターンノイズをも同時に低減させることが出来、その結果、タイヤ全体としての騒音レベルを低減させることが可能となる。
本発明の第1実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。 図1のIIA−IIA線に沿って見たタイヤ用トレッドの拡大断面図である。 図1のIIA−IIA線に沿って見たタイヤ用トレッドの拡大断面図である。 本発明の第2実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。 本発明の第3実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。 本発明の第4実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。
次に、本発明の特徴及び長所を、本発明の幾つかの実施形態を例示する図面を参照して説明する。
先ず、図1及び図2により、本発明の第1実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図であり、図2Aは、図1のIIA−IIA線に沿って見たトレッド1の拡大断面図であり、図2Bは、図1のIIB−IIB線に沿って見たトレッド1の拡大断面図である。
先ず、図1に示すように、符号1は、本発明によるタイヤトレッド1の一部を示しており、このトレッド1には、幅Wの二本の周方向溝2が形成され、これらの周方向溝2に区切られる形で中間リブ3が形成され、二本の周方向溝2のタイヤ幅方向外方側にショルダーリブ4が形成されている。なお、この例におけるタイヤサイズは225/55R16である。
中間リブ3は、タイヤ転動時に路面と接触する面31を有している。この図上には、タイヤが定格内圧に充填され、定格荷重が負荷された際のトレッド踏面長さLが図示されている。なお“ETRTO STANDARD MANUAL 2009”によれば、当該サイズの適用リムは7J、定格内圧は250kPa、定格荷重は690kgである。
この中間リブ3上には、周方向溝2内にタイヤ転動時に発生する気柱共鳴音を減少するための、枝溝形状の共鳴器5がタイヤ周方向に並べて複数形成されている。
枝状溝5は、周方向溝2に対して開口部51で開口し、中間リブ3上の終端部52で終端している。枝状溝5は、長さL5を有し、その長さL5は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、トレッド踏面長さLの40%以上となるよう形成されている。本実施形態においては、枝状溝長さL5は121mmであり、トレッド踏面長さLは145mmである。枝状溝長さL5がトレッド踏面長さLの40%未満であると、枝状溝5が周方向溝2の気柱共鳴音を減少させるために必要な長さが得られず、気柱共鳴音の減少効果が下がってしまう。
枝状溝5は、溝幅W5を有し、その溝幅W5は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、周方向溝2の幅Wの10%以上かつ25%未満となるよう形成されている。本実施形態においては、枝状溝5の溝幅W5は2.8mmであり、周方向溝幅Wは16mmである。枝状溝5の溝幅W5が周方向溝幅Wの10%未満であると、トレッド踏面内において荷重により枝状溝5が閉塞してしまい、共鳴器としての効果を発揮しなくなってしまう。また25%以上であると、リブ内で枝状溝5が占める割合が大きくなり、タイヤに求められる他の諸性能に影響を与えてしまう。
次に、枝状溝5の横方向(タイヤ幅方向)投影長さ(図1上で上下方向に投影した長さ)は、ピッチ長さ(隣接する枝状溝5間の長さ)Lpの95%以上の長さとなっている。枝状溝5の横方向投影長さが、ピッチ長さLpの95%未満であると、枝状溝5が配設されている中間リブ3上で、中間リブ3の最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となる態様への設計が困難となる。ピッチ長さLpとは、隣接する枝状溝5間の間隔をいい、図1に示すように、枝状溝5の横方向投影長さの中間点と、隣接する枝状溝5の横方向投影長さの中間点との間隔をいう。
枝状溝5が形成されている中間リブ3は、その最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるように構成されている。本実施形態においては、中間リブ3の横断面空隙率は最小13.8%、最大18.3%である。これを図2により説明する。
横断面空隙率とは、図1及び図2を用いて説明すると、タイヤの回転軸と平行な軸(例えば、図1のIIA−IIA線、或いは、IIB−IIB線)に沿ってタイヤ表面上で得られるリブ3の総長さW3に対して、同じ軸(同IIA−IIA線、或いは、IIB−IIB線)に沿ってタイヤ表面上で得られるリブ3の非接地部分の長さ(W5’、或いは、W5’とW5”とを足し合わせた長さ)の占める割合である。
図2Aに示す断面は、最小横断面空隙率を示す代表的断面であり、図2Bに示す断面は、最大横断面空隙率を示す代表的断面である。例えば、図2Aの断面では、枝状溝5が1本、空隙として存在している(W5’)のに対し、図2Bの断面では、1本の枝状溝5の空隙に加え、隣接する枝状溝5の開口部51近傍で、隣接する枝状溝5の空隙の一部を含んでいる(W5’に加え、W5”も含んでいる)。本実施形態では、上述した枝状溝5の横方向投影長さのピッチ長さとの関係に加え、枝状溝5の長さL5及び溝幅W5などを調整することにより、長さW5’(図2A)と、長さW5’及び長さW5”を2つ足し合わせた長さ(図2B)と、が大きな差がないようにして、中間リブ3の最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるようにしている。
このような構成により、中間リブ3の溝部分を除いたリブ幅が、タイヤ一周にわたり概ね一定となることから、中間リブ3がトレッド踏面内に侵入する際に路面を叩くエネルギーの変動を概ね一定にすることができ、結果としてトレッドパターンノイズが低減される。
次に、図3により、本発明の第2実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図3は、本発明の第2実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。
図3に示すように、第2実施形態も上述した第1実施形態と同様に、幅Wの二本の周方向溝2が形成され、これらの周方向溝2に区切られる形で中間リブ3が形成され、二本の周方向溝2のタイヤ幅方向外方側にショルダーリブ4が形成されている。中間リブ3には、同一リブ3上に、タイヤ回転方向に連続するように複数の枝状溝5が形成されている。
第2実施形態では、枝状溝5は、それぞれ直線状の形状を有している。これらの枝状溝5は、隣接する枝状溝5が、リブ3の両側のそれぞれの周方向溝2に交互に開口するように形成されている。具体的には、枝状溝5が、一方側の周方向溝2に対して開口部51で開口し、中間リブ3上の終端部52で終端し、隣接する枝状溝5が、他方側の周方向溝2に対して開口部53で開口し、中間リブ3上の終端部54で終端している。
このような一つの中間リブ3上に形成された複数の枝状溝5により、二つの周方向溝2の気柱共鳴音を同時に低減することができ、タイヤ全体としての騒音レベルをより低減することができる。
ここで、枝状溝5の長さ、溝幅及び横方向投影長さについて、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、枝状溝5の長さL5はトレッド踏面長さLの40%以上の長さを有し、枝状溝5の溝幅W5は周方向溝2の幅Wの10%以上かつ25%未満の溝幅を有していること、枝状溝5の横方向投影長さはピッチ長さLpの95%以上の長さであることは、上述した第1実施形態と同様である。当然に、それらの効果も、上述した第1実施形態と同様であるので、ここでは、それらの説明を省略する。特に、図3に示すように、枝状溝5の横方向投影長さは、枝状溝5の横方向投影長さの中間点と、隣接する枝状溝5の横方向投影長さの中間点との間隔であるピッチ長さLpの95%以上となっている。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、枝状溝5は、その枝状溝5による共鳴器が配設された中間リブ3の最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるように形成されている。詳しい説明は、第1実施形態で上述したとおりである。従って、第2実施形態でも、枝状溝5により、周方向溝2の気柱共鳴音を低減することが出来ると共にトレッドパターンノイズをも同時に低減することが出来る。
次に、図4により、本発明の第3実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図4は、本発明の第3実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。
図4に示すように、第3実施形態も上述した第1実施形態と同様に、幅Wの二本の周方向溝2が形成され、これらの周方向溝2に区切られる形で中間リブ3が形成され、二本の周方向溝2のタイヤ幅方向外方側にショルダーリブ4が形成されている。中間リブ3には、同一リブ3上に、タイヤ回転方向に連続するように複数の枝状溝5が形成されている。
第3実施形態では、枝状溝5は、くの字状の形状を有している。これらの枝状溝5は、第2実施形態と同様に、隣接する枝状溝5が、リブ3の両側のそれぞれの周方向溝2に交互に開口するように形成され、それぞれ、開口部51、53、終端部52、54を有している。このような配置により、第2実施形態と同様に、二つの周方向溝2の気柱共鳴音を同時に低減することができる。
また、一方の周方向溝2に開口する枝状溝5は、その開口部51と終端部52が、トレッド踏面内でタイヤの回転軸と平行に延び、周方向溝幅Wと等しい間隔で区切られた領域S内に存在するように形成されている。
また、他方の周方向溝2に開口する枝状溝5も、その開口部53と終端部54が、トレッド踏面内でタイヤの回転軸と平行に延び、周方向溝幅Wと等しい間隔で区切られた領域S内に存在するように形成されている。これらの場合、枝状溝5の形状は直線状に限らず、例えば円弧状でもよい。
このように構成された枝状溝5の利点は、枝状溝5の長さL5を、周方向溝2の気柱共鳴音を低減するために必要な長さを保ったまま、同一の周方向溝2に開口する枝状溝5の、タイヤ回転方向における連続する二つの開口部51(或いは、開口部53)間の長さを短縮することが可能となり、より多くの枝状溝5による共鳴器をトレッド踏面内に形成して、効率的に気柱共鳴音を減少させることが可能となることである。
ここで、枝状溝5の長さ、溝幅及び横方向投影長さについて、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、枝状溝5の長さL5はトレッド踏面長さLの40%以上の長さを有し、枝状溝5の溝幅W5は周方向溝2の幅Wの10%以上かつ25%未満の溝幅を有していること、枝状溝5の横方向投影長さはピッチ長さLpの95%以上の長さであることは、上述した第1実施形態と同様である。当然に、それらの効果も、上述した第1実施形態と同様であるので、ここでは、それらの説明を省略する。特に、図4に示すように、枝状溝5の横方向投影長さは、枝状溝5の横方向投影長さの中間点と、隣接する枝状溝5の横方向投影長さの中間点との間隔であるピッチ長さLpの95%以上となっている。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、枝状溝5は、その枝状溝5による共鳴器が配設された中間リブ3の最小横断面空隙率と、同じ中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるように形成されている。詳しい説明は、第1実施形態で上述したとおりである。従って、第3実施形態でも、枝状溝5により、周方向溝2の気柱共鳴音を低減することが出来ると共にトレッドパターンノイズも同時に低減することが可能である。
次に、図5により、本発明の第4実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図5は、本発明の第4実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。
図5に示すように、第4実施形態も上述した第1実施形態と同様に、幅Wの二本の周方向溝2が形成され、これらの周方向溝2に区切られる形で中間リブ3が形成され、二本の周方向溝2のタイヤ幅方向外方側にショルダーリブ4が形成されている。中間リブ3には、同一リブ3上に、タイヤ回転方向に連続するように複数の枝状溝5が形成されている。
これらの枝状溝5は、第2実施形態及び第3実施形態と同様に、隣接する枝状溝5が、リブ3の両側のそれぞれの周方向溝2に交互に開口するように形成され、それぞれ、開口部51、53、終端部52、54を有している。また、一方の周方向溝2に開口する枝状溝5は、第3実施形態と同様に、その開口部51と終端部52が、トレッド踏面内でタイヤの回転軸と平行に延び、周方向溝幅Wと等しい間隔で区切られた領域(図示せず)内に存在するように形成されている。また、他方の周方向溝2に開口する枝状溝5も、第3実施形態と同様にその開口部53と終端部54が、トレッド踏面内でタイヤの回転軸と平行に延び、周方向溝幅Wと等しい間隔で区切られた領域(図示せず)内に存在するように形成されている。これらの構成による効果は、第2実施形態及び第3実施形態で上述したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
第4実施形態では、枝状溝5は、周方向溝2に開口部51で開口し、その開口部51から周方向溝2に対して斜め方向にほぼ直線状に延びる第一部分5aと、この第一部分5aに対して挟み角Aを有するようにほぼ直線状に延び、中間リブ3内の終端部52で終端する第二部分5bとを有し、第一部分5aと第二部分5bとの間の挟み角Aが90度未満となるように形成されている。本実施形態におけるこの挟み角Aは50度である。なお、第一部分41aと第二部分41bは、挟み角Aが形成されるのであれば、湾曲した形状であっても良い。
このように構成された枝状溝5の利点は、枝状溝5の長さL5を、周方向溝2の気柱共鳴音を低減するために必要な長さに保ったまま、同一中間リブ3上に配設され同一周方向溝2に開口する枝状溝5の、タイヤ回転方向における二つの開口部51(或いは、開口部53)間の長さを短縮することが可能となり、より多くの枝溝形状の共鳴器をトレッド踏面内に形成して、効率的に気柱共鳴音を減少させることが可能となることである。
ここで、枝状溝5の長さ、溝幅及び横方向投影長さについて、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、枝状溝5の長さL5はトレッド踏面長さLの40%以上の長さを有し、枝状溝5の溝幅W5は周方向溝2の幅Wの10%以上かつ25%未満の溝幅を有していること、枝状溝5の横方向投影長さはピッチ長さLpの95%以上の長さであることは、上述した第1実施形態と同様である。当然に、それらの効果も、上述した第1実施形態と同様であるので、ここでは、それらの説明を省略する。特に、図5に示すように、枝状溝5の横方向投影長さは、枝状溝5の横方向投影長さの中間点と、隣接する枝状溝5の横方向投影長さの中間点との間隔であるピッチ長さLpの95%以上となっている。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、枝状溝5は、その枝状溝5による共鳴器が配設されたリブ3の最小横断面空隙率と、同じリブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるように形成されている。詳しい説明は、第1実施形態で上述したとおりである。従って、第4実施形態でも、枝状溝5により、周方向溝2の気柱共鳴音を低減することが出来ると共にトレッドパターンノイズも同時に低減することが可能である。
特に、本実施形態では、横断面空隙率を考慮したリブ3上での枝状溝5の配設パターンの設計は、枝状溝5の第一部分5aを周方向溝2に対して斜めに延びるように形成した上で、枝状溝5の第一部分5aと第二部分5bをそれらの間の挟み角が90度未満となるように形成すれば、リブ3の最小横断面空隙率と、同じリブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるようにすることが容易となる。
さらに、本実施形態では、リブ3の最小横断面空隙率と、同じリブの最大横断面空隙率との差が10%以内となるように、第一部分5aが周方向溝2に対して傾斜する傾斜角Bが適宜設定される。本実施形態においては、この傾斜角Bは50度であり、上述した挟み角Aと同じ角度であるが、これに限定されず、角度Aと角度Bは、もちろん異なる角度であっても良いし、傾斜角Bも50度以外の角度でも良い。
なお、上述した第1乃至第4実施形態では、単一のリブ3に枝状溝5を設けたが、2本以上の周方向溝に隣接する複数のリブに、それぞれ、第1乃至第4実施形態のような枝状溝5をそれぞれ設けてもよい。
なお、上述した第1乃至第4実施形態において説明した、各種の数値及びその効果、例えば、「枝状溝長さL5がトレッド踏面長さLの40%未満であると、枝状溝5が周方向溝2の気柱共鳴音を減少させるために必要な長さが得られず、気柱共鳴音の減少効果が下がってしまう」などは、それらの全てが、上述した「規格」(欧州の“STANDARDS MANUAL”、米国の“YEAR BOOK”、日本の“JATMA YEAR BOOK”に基づき、タイヤが適用リムに装着され定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、代表的なタイヤサイズで、実験により得られた知見である。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について記述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
2 周方向溝
3 リブ
4 ショルダーリブ
5 枝状溝
5a 枝状溝の第一部分
5b 枝状溝の第二部分
31 タイヤ転動時に路面と接触する面
51、53 枝状溝の周方向溝への開口部
52、54 枝状溝のリブ内での終端部

Claims (4)

  1. 少なくとも二本の周方向溝と、これらの周方向溝の間に形成された少なくとも一つの中間リブと、前記周方向溝のタイヤ幅方向外方側にそれぞれ形成された二つのショルダーリブと、一端が前記周方向溝の少なくとも1本に開口し他端が前記中間リブ内で終端する溝状に形成され前記周方向溝の気柱共鳴音を低減させる共鳴器と、を有する空気入りタイヤ用トレッドであって、
    前記共鳴器は、前記周方向溝の少なくとも一本に開口する開口部及び前記中間リブ内で終端する終端部を有する枝状溝がトレッド踏面内にその全体が開口するように複数形成されたものであり、
    前記共鳴器の枝状溝は、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、トレッド踏面長さの40%以上の長さかつ前記周方向溝の溝幅の10%以上かつ25%未満の溝幅を有し、
    前記共鳴器の枝状溝の横方向投影長さは、タイヤが適用リムに装着され、定格内圧が充填されかつ定格荷重がかけられた状態において、少なくともピッチ長さの95%以上であり、
    前記共鳴器の枝状溝が形成された前記中間リブ上の最小横断面空隙率と、その中間リブの最大横断面空隙率との差が10%以内であることを特徴とする空気入りタイヤ用トレッド。
  2. 前記共鳴器の枝状溝の前記開口部及び前記終端部が、トレッド踏面内で、タイヤの回転軸と平行に延び前記周方向溝の溝幅と等しい間隔で区切られた領域内に存在する請求項1に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  3. 前記共鳴器の枝状溝が、前記開口部を含む第一部分と、前記終端部を含む第二部分とを有し、前記第一部分と前記第二部分との間の角度が90度未満である請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  4. 前記周方向溝は、第一の周方向溝及び第二の周方向溝を有し、
    前記共鳴器の枝状溝は、前記第一の周方向溝に開口する第一開口部及び前記中間リブ内で終端する第一終端部を有する第一の枝状溝と、前記第二の周方向溝に開口する第二開口部及び前記中間リブ内で終端する第二終端部を有する第二の枝状溝と、を有し、
    前記共鳴器の前記第一の枝状溝の第一開口部及び前記第二の枝状溝の第二開口部は、前記中間リブ上から前記第一の周方向溝及び前記第二の周方向溝のそれぞれにタイヤ回転方向に連続して交互に開口する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
JP2011547171A 2009-12-25 2009-12-25 空気入りタイヤ用トレッド Active JP5462887B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/071651 WO2011077562A1 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 空気入りタイヤ用トレッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011077562A1 JPWO2011077562A1 (ja) 2013-05-02
JP5462887B2 true JP5462887B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44195123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011547171A Active JP5462887B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 空気入りタイヤ用トレッド

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2517902B1 (ja)
JP (1) JP5462887B2 (ja)
CN (1) CN102666138B (ja)
BR (1) BR112012015406A2 (ja)
WO (1) WO2011077562A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107074037A (zh) * 2014-09-19 2017-08-18 大陆轮胎德国有限公司 车辆充气轮胎

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107253428B (zh) * 2013-11-21 2020-03-10 横滨橡胶株式会社 充气轮胎
GB201608284D0 (en) * 2016-05-11 2016-06-22 Apollo Tyres Global R & D Bv Vehicle tyre with enhanced groove design
CN113147268B (zh) * 2021-04-20 2023-10-27 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 一种低噪音充气轮胎胎面花纹
CN115230403B (zh) * 2022-08-09 2024-01-05 江苏大学 一种具有减振功能的仿生轮胎花纹结构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003326919A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
WO2004103737A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Bridgestone Corporation 空気入りタイヤおよびそのタイヤのトレッドパターンの設計方法
JP2009067173A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2644970B2 (ja) * 1993-12-27 1997-08-25 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US7207364B2 (en) * 2004-02-23 2007-04-24 Continental Tire North America, Inc. Radial tire with tread pattern having four or five circumferential ribs
JP4587795B2 (ja) 2004-12-01 2010-11-24 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP5103042B2 (ja) * 2007-03-26 2012-12-19 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2008308131A (ja) 2007-06-18 2008-12-25 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003326919A (ja) * 2002-05-09 2003-11-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
WO2004103737A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Bridgestone Corporation 空気入りタイヤおよびそのタイヤのトレッドパターンの設計方法
JP2009067173A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107074037A (zh) * 2014-09-19 2017-08-18 大陆轮胎德国有限公司 车辆充气轮胎
CN107074037B (zh) * 2014-09-19 2019-04-02 大陆轮胎德国有限公司 车辆充气轮胎

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011077562A1 (ja) 2011-06-30
EP2517902A1 (en) 2012-10-31
EP2517902B1 (en) 2016-06-15
CN102666138B (zh) 2015-01-07
JPWO2011077562A1 (ja) 2013-05-02
CN102666138A (zh) 2012-09-12
BR112012015406A2 (pt) 2016-03-15
EP2517902A4 (en) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462887B2 (ja) 空気入りタイヤ用トレッド
JP6166913B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5462886B2 (ja) 空気入りタイヤ用トレッド
JP5507735B1 (ja) 空気入りタイヤ
JPWO2007114430A1 (ja) 空気入りタイヤ
JPWO2019117091A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5060790B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5815685B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2008221977A (ja) 空気入りタイヤ
JP5364369B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2018159538A1 (ja) タイヤ
JPH05319026A (ja) 空気入りタイヤ
JP5955697B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5740025B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4592802B2 (ja) タイヤ
JP2008302898A (ja) 空気入りタイヤ
JP6076137B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2020090263A (ja) 空気入りタイヤ
JP2018144553A (ja) タイヤ
JP2008207652A (ja) 空気入りタイヤ
JP2009006966A (ja) 空気入りタイヤ
JP2010228546A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5462887

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250