JP5462526B2 - 管状火炎バーナ - Google Patents

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本発明は、家庭用、業務用及び産業用の加熱に汎用的に用いることができる管状火炎バーナの構造に関する。
従来の管状火炎バーナは、円筒状の燃焼室内面の接線方向に向けて細いスリット状の導入路を通じて燃料ガスと空気との混合気又は燃料ガス及び空気を別個に燃焼室に導入して旋回燃焼を行い、管状火炎を形成するものであった(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献1に記載の管状火炎バーナでは、スリット状の導入路に入る前に燃料ガスと空気との予混合を行うことが示されている。
管状火炎バーナは、燃料ガスと空気を予め混合してから燃焼室に供給する予混合燃焼方式でも燃料ガスと空気を別個に供給して燃焼させる拡散燃焼(非予混合燃焼)方式のいずれでも燃焼させることは可能である。拡散燃焼方式であっても、燃料ガスと空気の燃焼室への吹出流速を大きくして急速に混合すれば予混合方式の管状火炎に近づくため、希薄燃焼によるNOxの低減が可能となることが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
特許第3358527号公報
「久保 力他、第42回燃焼シンポジウム論文集、pp457−458、2004」
拡散燃焼方式の管状火炎バーナは、逆火しないという拡散燃焼方式の安全上及び混合器が不要という経済状の特徴を維持しながら、予混合方式の管状火炎バーナの特徴を併せもつ。しかしながら、さらにNOxや燃焼騒音の低減等を図ろうとする場合には、吹出流速(正確にはスワール比)を増大して(着火前に)燃焼室内近傍で急速混合を行う必要がある。吹出流速が増すと圧損が増加し、高圧力の燃焼用ファン・ブロアが必要になり、コストと省エネルギーに問題を生じていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、燃料ガスと空気の吹出流速を大きくしなくても燃料ガスと空気の混合を促進でき、急速混合型に近い管状火炎バーナを提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明に係る管状火炎バーナの特徴構成は、円筒状の燃焼室の管軸方向に沿って開口されたスリットから、前記燃焼室に燃料ガスと空気を偏芯導入させて旋回燃焼させる管状火炎バーナにおいて、
空気導入路にて前記スリットに導く空気の一部に、燃料ガス導入路にて前記スリットに導く燃料ガスの全量を合流させた混合気を前記燃焼室に導入させると共に、前記空気導入路にて前記スリットに導く空気の残りをそのまま単独で前記燃焼室に導入させる点にある。
本特徴構成によれば、空気導入路にてスリットに導く空気の一部に、燃料ガス導入路にてスリットに導く燃料ガスの全量を合流させた混合気を燃焼室に導入させると共に、空気導入路にてスリットに導く空気の残りをそのまま単独で燃焼室に導入させる構成を採用しているから、燃焼室に導く燃料ガスの全量と空気の全量を合流させて予混合するわけではなく、その一部分を予混合している。これにより、燃料ガスとその燃焼に必要な理論空気量の半分程度を予混合して燃焼させる部分予混合燃焼(ブンゼン燃焼)を行うことができ、燃料ガスと空気の吹出流速を大きくしなくても燃料ガスと空気の混合を促進できる。したがって、高負荷、低騒音、低NOx等の予混合燃焼特有のメリットと、混合器が不要等の拡散燃焼特有のメリットとの両方のメリットを得ることができる管状火炎バーナを実現できる。
本発明に係る管状火炎バーナの更なる特徴構成は、前記燃料ガスと前記空気を合流させる合流箇所を前記燃焼室への混合気の導入箇所の直上流としている点にある。
本特徴構成によれば、燃焼室への導入箇所の直上流において燃料ガスと空気とを混合させることができるので、逆火しないという拡散燃焼特有のメリットを確実に得ることができる。ここで、燃料ガスと空気との混合距離として十分な距離を取れないので十分な混合は期待できない可能性があるが、バーナ内で行われる(急速)予混合を補完することができる。
本発明に係る管状火炎バーナの更なる特徴構成は、前記混合気が混合気用の前記スリットに供給され、前記空気の残りが前記混合気用のスリットとは別に備えられた単独用の前記スリットに供給されている点にある。
本特徴構成によれば、混合気については混合気用のスリットにて燃焼室に導入させることができ、空の残りについては単独用のスリットにて燃焼室に導入させることができる。これにより、異なるスリットを用いて混合気と燃料ガスや空気を的確に燃焼室に分散導入させることができる。
本発明に係る管状火炎バーナの更なる特徴構成は、 記空気導入路は、前記燃料ガス導入路の合流により燃料ガスと空気を混合させた混合気を導く混合導入部位と、前記空気の残りを合流させずに単独で導く単独導入部位とに区画され、
前記スリットは、前記混合導入部位にて導かれる前記混合気を前記燃焼室に導入させる混合スリット部位と、前記単独導入部位にて導かれる前記空気の残りを前記燃焼室に導入させる単独スリット部位とに区画されている点にある。
本特徴構成によれば、例えば、1つの空気導入路を混合導入部位と単独導入部位とに区画するとともに、その空気導入路にて流体を導く1つのスリットを混合スリット部位と単独スリット部位とに区画することができる。これにより、混合気については、混合導入部位及び混合スリット部位にて燃焼室に導入できるとともに、空気については、単独導入部位及び単独スリット部位にて単独で燃焼室に導入することができる。よって、1つの導入路及び1つのスリットを各部位に区画するという簡易な構成を用いながら、混合気と燃料ガスや空気を的確に燃焼室に導入させることができる。
本発明に係る管状火炎バーナの更なる特徴構成は、記空気導入路には、前記混合導入部位と前記単独導入部位とに区画するとともに、前記スリットを前記混合スリット部位と前記単独スリット部位とに区画する区画体が備えられている点にある。
本特徴構成によれば、燃料ガス導入路及び前記空気導入路の一方を混合導入部位と単独導入部位とに区画するとともに、スリットを混合スリット部位と単独スリット部位とに区画するに当たり、単に、区画体を備えるだけでよく、より一層構成の簡素化を図ることができる。
本発明に係る管状火炎バーナの更なる特徴構成は、前記燃料ガス導入路の途中と前記空気導入路の途中とを連通する連通部を備え、前記空気導入路から前記燃料ガス導入路前記連通部を通して空気の一部を通流させて燃料ガスと空気を混合させた混合気を混合気用の前記スリットに供給させるとともに、前記空気導入路における前記空気の残りを前記混合気用のスリットとは別に備えられた単独用の前記スリットに供給させる点にある。
本特徴構成によれば、例えば、空気導入路の空気の一部を連通部にて燃料ガス導入路に通流させて燃料ガスと空気とを混合させて混合気を生成し、その混合気を燃料ガス導入路にて混合気用のスリットに供給して燃焼室に導入することができる。また、空気導入路の空気の残りをそのまま空気導入路にて単独用のスリットに供給して燃焼室に導入することができる。これにより、混合気を燃焼室に導入できるとともに、空気の残りも単独で燃焼室に導入することができ、予混合燃焼特有のメリットと拡散燃焼特有のメリットとの両方のメリットを的確に得ることができる。
第1実施形態における管状火炎バーナを示す図 第2実施形態における管状火炎バーナを示す図 第3実施形態における管状火炎バーナを示す図
本発明に係る管状火炎バーナの実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係る管状火炎バーナの第1実施形態を示すものである。図1(a)は、本発明に係る管状火炎バーナの側断面図であり、図1(b)は、本発明に係る管状火炎バーナの管軸方向での断面図である。ちなみに、図中白抜き矢印は、管状火炎を例示している。
管状火炎バーナ1は、例えば、直方体形状に形成されており、円筒状の燃焼室2と、燃焼室2の側面に管軸方向に沿って開口するスリット3とを備え、スリット3から燃焼室2内面の接線方向に向けて燃料ガスG(例えば天然ガス等の燃料ガス)と空気Aを偏芯導入させて旋回燃焼させている。燃焼室2の管軸方向の両端はフランジ(図示省略)で閉塞されており気密が保たれているが、一端のみ燃焼ガスの通路として燃焼室2の内径と同径の円形状の開口部が同心で開口されている。
管状火炎バーナ1は、スリット3にて燃料ガスG及び空気Aを燃焼室2に導入させるために、燃料ガスGを受け入れる燃料ガスヘッダー4、空気Aを受け入れる空気ヘッダー5、燃料ガスヘッダー4の燃料ガスGを燃焼室2に導く燃料ガス導入路6、空気ヘッダー5の空気Aを燃焼室2に導く空気導入路7を備えている。ここで、空気導入路7及び燃料ガス導入路6の流路幅については一定幅としている。
管状火炎バーナ1は、燃料ガス導入路6にてスリット3に導く燃料ガスGと空気導入路7にてスリット3に導く空気Aの一部を合流させて燃料ガスGと空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kを燃焼室2に導入させるとともに、スリット3に導く空気Aの残りを合流させずに単独で燃焼室2に導入させている。
スリット3として、燃料ガスGと空気Aとの混合気Kを燃焼室2に導入する混合気用のスリット8と、空気Aの残りを燃焼室2に導入する単独用のスリット9とが各別に備えられている。この第1実施形態では、混合気用のスリット8と単独用のスリット9とが、円筒状の燃焼室2の周方向に一定間隔を隔てて2つずつ設けられている。そして、混合気用のスリット8と単独用のスリット9との夫々に各流体を導くために、燃料ガスヘッダー4、空気ヘッダー5、燃料ガス導入路6、及び、空気導入路7の夫々も、2つずつ設けられている。
空気導入路7として、空気ヘッダー5の空気Aを単独用のスリット9に供給する第1空気導入路10と、空気ヘッダー5の空気Aを燃料ガス導入路6の燃料ガスGに合流させる第2空気導入路11とが設けられている。そして、燃料ガス導入路6は、燃料ガスヘッダー4の燃料ガスGと第2空気導入路11の空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kを混合気用のスリット8に供給している。第2空気導入路11が燃料ガス導入路6に合流する合流箇所は、燃料ガス導入路6において燃料ガスヘッダー4から燃焼室2に至るまでの流路のいずれかに設定されているが、この第1実施形態では、燃料ガス導入路6において燃焼室2への混合気Kの導入箇所の直上流としている。ここで、直上流とは、燃焼室2からの距離が十分な混合には不十分な距離(例えば混合気用のスリット8のスリット幅の30倍以下)であることを意味する。
燃料ガスGと空気Aの圧力は、合流箇所において、ほぼ同じに設定される。燃料ガスGと空気Aの一方の圧力が高すぎて他方のヘッダーに逆流が生じる場合には、導入路あるいはそれよりも上流に絞り機構を設ける等して、燃料ガスGと空気Aのうち、高い側の圧力を低下させて合流部直上流の燃料ガスGの圧力を空気Aの圧力よりもわずかに低く保っている。
管状火炎バーナ1は、燃焼室2に導く空気Aの一部を第2空気導入路11にて燃料ガス導入路6の燃料ガスGに合流させて燃料ガスGと空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kを混合気用のスリット8に供給して燃焼室2に導入している。また、燃焼室2に導く空気Aの残りを第1空気導入路10にて燃料ガスGに合流させずにそのまま単独で単独用のスリット9に供給して燃焼室2に導入している。そして、例えば、第1空気導入路10を通過する空気量は、第2空気導入路11を通流する空気量より過剰空気量だけ多くして、燃料ガスGとその燃焼に必要な理論空気量の半分程度を予混合して燃焼させる部分予混合燃焼を行うことができる。
〔第2実施形態〕
図2は、本発明に係る管状火炎バーナの第2実施形態を示すものであり、本発明に係る管状火炎バーナの管軸方向での断面図を示している。
この第2実施形態は、上記第1実施形態において、燃焼室2に導く空気Aの一部と燃料ガスGとを混合させて燃焼室2に導入させるとともに、燃焼室2に導く空気Aの残りを燃焼室2に導入させるための構成についての別実施形態である。その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
空気導入路7には、その終端部から上流側に延びるように板状の区画体12が備えられている。そして、空気導入路7の終端部位が、区画体12によって、燃料ガス導入路6の合流により燃料ガスGと空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kをスリット3に導く混合導入部位7aと、空気Aの残りをスリット3に導く単独導入部位7bとに区画されている。燃料ガス導入路6は、燃焼室2への混合気Kの導入箇所の直上流で空気導入路7に合流されている。
燃料ガス導入路6の終端部が空気導入路7に合流されているので、スリット3は、空気導入路7の終端部のみに形成されており、2つの空気ヘッダー5及び2つの空気導入路7の夫々に対応して2つ設けられている。各スリット3は、区画体12によって、混合導入部位7aにて導かれる混合気Kを燃焼室2に導入させる混合スリット部位3aと、単独導入部位7bにて導かれる空気Aの残りを燃焼室2に導入させる単独スリット部位3bとに区画されている。
管状火炎バーナ1は、空気導入路7にて燃焼室2に導く空気Aの一部に燃料ガス導入路6にて燃料ガスGを合流させて燃料ガスGと空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kを混合導入部位7aにて混合スリット部位3aに供給して燃焼室2に導入している。また、管状火炎バーナ1は、空気導入路7にて燃焼室2に導く空気Aの残りを単独導入部位7bにて単独スリット部位3bに供給して燃焼室2に導入している。そして、例えば、空気導入路7において単独導入部位7bを通流する空気量は、混合導入部位7aを通流する空気量より過剰空気量だけ多くして、燃料ガスGとその燃焼に必要な理論空気量の半分程度を予混合して燃焼させる部分予混合燃焼が行われる。
〔第3実施形態〕
図3は、本発明に係る管状火炎バーナの第3実施形態を示すものであり、本発明に係る管状火炎バーナの管軸方向での断面図を示している。
この第3実施形態は、上記第1実施形態において、燃焼室2に導く空気Aの一部と燃料ガスGとを混合させて燃焼室2に導入させるとともに、燃焼室2に導く空気Aの残りを燃焼室2に導入させるための構成についての別実施形態である。その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
第3実施形態における管状火炎バーナ1では、円筒状の燃焼室2の周方向に間隔を隔てて複数枚の金属板が径方向外側に延びるように配設されている。そして、複数枚の金属板の夫々を燃焼室2の周方向の一定方向に曲げており、複数の金属板を燃焼室2の外周部位に巻き付けるように設けている。これにより、燃焼室2の周方向に隣接する一対の金属板の間に、円弧状の燃料ガス導入路6及び円弧状の空気導入路7が形成されている。
燃料ガス導入路6と空気導入路7とを隔てる隔壁は1枚の金属板となっているため、その金属板に連通部としての開口13を設けている。この開口13の配設位置については、燃料ガス導入路6にて燃料ガスGを燃焼室2に導入する導入箇所の直上流としている。この第3実施形態では、燃料ガス導入路6を通流する燃料ガスGよりも空気導入路7を通流する空気Aの圧力をやや高く設定している。これにより、管状火炎バーナ1は、空気導入路7から燃料ガス導入路6に開口13を通して空気Aの一部を通流させて燃料ガスGと空気Aとを混合させて混合気Kを生成し、その混合気Kを混合気用のスリット8に供給して燃焼室2に導入している。開口13について、管軸方向に一連に開口するスリットを設けると、金属板が分断されることになるため、例えば、管軸方向に間隔を隔てて丸穴を配設してそれら複数の丸穴にてスリットを形成するのが適当である。また、管状火炎バーナ1は、空気導入路7における空気Aの残りを単独用のスリット9に供給して燃焼室2に導入している。このようにして、管状火炎バーナ1では、燃料ガスGとその燃焼に必要な理論空気量の一部を予混合して燃焼させる部分予混合燃焼が行われる。
本発明は、燃料ガスと空気の吹出流速を大きくしなくても燃料ガスと空気の混合を促進でき、急速混合型に近くすることができる各種の管状火炎バーナに適応可能である
1 管状火炎バーナ
2 燃焼室
3 スリット
3a 混合スリット部位
3b 単独スリット部位
6 燃料ガス導入路
7 空気導入路
7a 混合導入部位
7b 単独導入部位
8 混合気用のスリット
9 単独用のスリット
12 区画体
13 連通部(開口)
A 空気
G 燃料ガス
K 混合気

Claims (6)

  1. 円筒状の燃焼室の管軸方向に沿って開口された複数のスリットから、前記燃焼室に燃料ガスと空気を偏芯導入させて旋回燃焼させる管状火炎バーナであって、
    空気導入路にて前記スリットに導く空気の一部に、燃料ガス導入路にて前記スリットに導く燃料ガスの全量を合流させた混合気を前記燃焼室に導入させると共に、前記空気導入路にて前記スリットに導く空気の残りをそのまま単独で前記燃焼室に導入させる管状火炎バーナ。
  2. 前記燃料ガスと前記空気を合流させる合流箇所を前記燃焼室への混合気の導入箇所の直上流としている請求項1に記載の管状火炎バーナ。
  3. 前記混合気が混合気用の前記スリットに供給され、前記空気の残りが前記混合気用のスリットとは別に備えられた単独用の前記スリットに供給されている請求項1又は2に記載の管状火炎バーナ。
  4. 記空気導入路は、前記燃料ガス導入路の合流により燃料ガスと空気を混合させた混合気を導く混合導入部位と、前記空気の残りを合流させずに単独で導く単独導入部位とに区画され、
    前記スリットは、前記混合導入部位にて導かれる前記混合気を前記燃焼室に導入させる混合スリット部位と、前記単独導入部位にて導かれる前記空気の残りを前記燃焼室に導入させる単独スリット部位とに区画されている請求項1又は2に記載の管状火炎バーナ。
  5. 記空気導入路には、前記混合導入部位と前記単独導入部位とに区画するとともに、前記スリットを前記混合スリット部位と前記単独スリット部位とに区画する区画体が備えられている請求項4に記載の管状火炎バーナ。
  6. 前記燃料ガス導入路の途中と前記空気導入路の途中とを連通する連通部を備え、前記空気導入路から前記燃料ガス導入路前記連通部を通して空気の一部を通流させて燃料ガスと空気を混合させた混合気を混合気用の前記スリットに供給させるとともに、前記空気導入路における前記空気の残りを前記混合気用のスリットとは別に備えられた単独用の前記スリットに供給させる請求項1又は2に記載の管状火炎バーナ。
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