JP4963621B2 - 低NOxガスバーナ - Google Patents
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- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
Description
本願出願人の特許第2852108号(下記の特許文献1)に係る発明は、円形の火炎放射口を有し、ウインドボックスに連なる円筒状のエアコーンと、内外二重の円筒壁と、内外円筒壁の間をその両端部で閉鎖する環状壁とから成り、外側壁の火炎放射口側には複数のガス噴射ノズルが設けられ、エアコーンの内部に同軸に配置され、その外側壁とエアコーンの内面との間と、内筒内部とにそれぞれ空気供給路を形成すると共に、燃料ガス供給管に接続し、燃料ガス供給管から供給される燃料ガスをガス噴射ノズルから噴射するガスヘッダと、エアコーンの内径より小さい最大径を有し、上記ガスヘッダのガス噴射ノズルより奥側(火炎放射口と反対側)でガスヘッダの外壁に取付けられる保炎板と、ガスヘッダの前面(火炎放射口側)に設けられる制風板と、その他公知の構成要素とから成るガスバーナにおいて、保炎板の周縁に切欠きを設けたり、又は空気流通孔を設けたりして、保炎板の下流に不均一な空燃比分布を生じさせることにより、所謂濃淡燃焼を行わせることを特徴とするものである。
即ち、この先発明バーナは、一般にボイラや冷温水発生装置等に使用され、東京都の低NOx基準となっているNOx排出濃度60ppm[O2=0%換算値(以下同じ)]以下を達成すべく発明されたもので、40〜60ppm程度のNOxの排出濃度で燃焼を行うものであるが、近年、大気汚染が問題視される中、大気汚染物質の一つとしてのNOxの排出量の更なる低減が望まれている。
本発明は、この要望に応えるべく、NOxの排出濃度を従来比半減を目標に、先発明バーナに改良を加えた結果、20〜30ppmを達成したものである。
これに対して本発明は、更に次の2種類、即ち、(ホ)燃料二段燃焼、(ヘ)希薄予混合燃焼、という低NOx化技術を組み合わせたことを特徴としている。
バーナの中心軸の周りに、下記のa項及びb項に記載の火口、即ち、
a)バーナの中心軸に交差する方向に、ガス濃度の高い低空気比燃焼火炎を発生する第一火口(Rich combustion burner)と、
b)バーナの中心軸に略平行な方向に、ガス濃度の低い高空気比燃焼火炎を発生する第二火口(Lean combustion burner)と、
をそれぞれ複数配置して成ることを特徴とするものである。
尚、本明細書及び特許請求の範囲において、「火口」とは、燃料ガスが自由空間に噴出する開口をいうものとする。
また、第二火口が、第一火口より前方に、かつ第一ピッチサークルC1の外側に開口するよう配設することが推奨される。
更にまた、第一火口の開口中心線がバーナ中心線と直交するよう構成することも推奨される。
又、第二火口から噴射する予混合ガスの空気比は、1.5以上、2.0以下とすることが望ましく、最も望ましくは、1.6以上、1.8以下とすることが好適である。
前側に円形の火炎放射口を有し、後側はウインドボックスに連なる円筒状のエアコーンと;
内外二重の円筒壁と、内外円筒壁の間をその前後両端部で閉鎖する環状壁とから成り、エアコーンの内部に同軸に配置され、その外側円筒壁とエアコーンの内面との間と、内側円筒壁の内部とにそれぞれ空気供給路を形成すると共に、外側円筒壁の火炎放射口側には上記第一火口のための複数の第一ガス噴射ノズルが設けられ、燃料ガス供給管から供給される燃料ガスを上記第一ガス噴射ノズルから噴射するガスヘッダと;
直径はエアコーンの内径より小さく、上記ガスヘッダが貫通する中心孔と、空気供給路となる複数の孔又は切欠きとを有し、上記ガスヘッダの外側円筒壁の上記第一ガス噴射ノズルより後側に取り付けられる保炎板と;
ガスヘッダの前面に設けられる制風板と;を具備し;
ガスヘッダの第一ガス噴射ノズルの少なくとも一部を、保炎板に設けられる空気供給路となる前記複数の孔又は切欠きの存しない方向に向けて開口させると共に;
上記保炎板に形成した上記空気供給路となる複数の孔又は切欠き部分に、保炎板に対して前後方向に延びる隔離板又は隔離管を取り付け;
当該隔離板又は隔離管の内部で開口するよう、上記第二火口のための第二ガス噴射ノズルを隔離板又は隔離管の後端側から導入し、隔離板又は隔離管の前端側開口部が上記第二火口を形成するよう構成したこと;
を特徴とする。
(1)本発明においては、先発明バーナにおけるガス噴射ノズル(以下、「一次ガス噴射ノズル」という。)による火口(本発明において「第一火口」という。)に加えて、第二火口を設けるものであり、そのため、本発明の望ましい形態においては、先発明バーナにおける保炎板の後ろ側に、第二火口用の新たな二次ガス噴射ノズルを設け、これを囲うように保炎板の後ろ側まで延長された隔離板又は隔離管の内部に二次ガスを噴射するように構成する。
(2)上記二次ガスによって、隔離板又は隔離管の内部に希薄予混合ガスを作り、先端の開放部(第二火口)において希薄予混合燃焼させる。
(3)保炎板の前側に配置された第一火口用の一次ガス噴射ノズル(先発明バーナのガス噴射ノズルに相当)から噴射される一次ガスを低空気比(即ち、高いガス濃度)で燃焼させ、保炎板の後ろ側に配置された第二火口用の二次ガス噴射ノズル(本発明において新たに設けられたノズル)から噴射される二次ガスを、高空気比(即ち、低いガス濃度)で燃焼させることで、燃料二段燃焼を行うようにする。
(4)先発明バーナは、前記の如く、自己排ガス再循環、薄膜火炎、分割火炎、濃淡燃焼の組み合わせであるが、本発明は、さらに希薄予混合燃焼、燃料二段燃焼を組み入れたものである。
(5)エアコーンの最も望ましい開口位置は、一次ガス噴射ノズルが全露出する前方限界から、保炎板と同一平面上の後方限界までの間である。
(6)隔離板(隔離管)の先端の位置は、一次ガス噴射ノズルの開口を覆う位置から、制風板よりもやや前方の位置までの間とすることが望ましい。
(7)第二火口の予混合部の二次ガス量は全体の25〜75%とするが、40〜60パーセントが最も望ましい。
(8)第二火口の予混合部の空気比は1.5〜2.0とするが、1.6〜1.8が最も望ましい。
(9)先発明バーナは、NOxの排出濃度60ppm(O2=0%換算値)以下を目的に発明されたもので、40〜60ppm程度のNOx排出濃度で燃焼を行うものであるが、本発明は、そのような先発明バーナに上記第二火口を加えるという改良を施すことにより、従来比にして半減の20〜30ppmを達成したものである。
又、保炎板の前側に配置された一次ガス噴射ノズルから噴射されるガスを低空気比で燃焼させ、保炎板の後ろ側に配置された二次ガス噴射ノズルから噴射されるガスを高空気比で燃焼させることで燃料二段燃焼が達成される。
これらの希薄予混合燃焼、燃料二段燃焼という二つの低NOx化技術を追加して組み合わせることで、本発明においては、NOxの排出濃度を従来比半減の20〜30ppmにすることができる。
8は制風板、8aは切起こし、9は隔離板、20は隔離管、A1〜A4は空気流、f1は第一火口、f2は第二火口、F1は第一火炎(低空気比燃焼火炎)、F2は第二火炎(高空気比燃焼火炎)、G1は一次ガス、G2は二次ガス、W1〜W4は空気供給路である。
エアコーン1とウインドボックス3とは、このガスバーナを所望の場所に取り付けるため設けられる取付フランジ2に溶接される。ガスヘッダ5は、内外二重の円筒壁と、当該内外円筒壁の間をその前後両端部で閉鎖する環状壁とから成り、外側の円筒壁の火炎放射口側端部近くには複数の一次ガス噴射ノズル5aが設けられる。
この切起こし8a、8aにより開かれた空気供給路をW1(図2参照)とし、制風板8とガスヘッダ5の端面との間を通り、制風板8の外周縁の外側からその前方に流れる空気供給路をW2とする。
又、保炎板7の後側に配置され、ガスヘッダ5の外側円筒壁に設けられた、保炎板の複数の切欠き又は孔と同数の二次ガス噴射ノズル5bを、保炎板の後側まで延長された隔離板9又は隔離管の内部まで導入する。
又、燃料ガスは、ガスヘッダ5の保炎板より前側に配置された複数の一次ガス噴射ノズル5aから噴射される一次ガスG1と、保炎板の後側に配置され、保炎板の後側まで延長された隔離板又は隔離管の内部まで導入された複数の2次ガス噴射ノズル5bから噴射される二次ガスG2とである。
他方、上記二次ガス噴射ノズル5bから噴射された二次ガスは空気と混合されて、ガス濃度の低い高空気比ガスとなり、第二火口f2において高空気比燃焼が行われる。
又、図1に示すように、第二火口f2は、第一火口f1より前方に、かつ、図2に示すように、第一ピッチサークルC1の外側に開口するように配置されている。
又、図2に示すように、一次ガス噴射ノズル5a(第一火口f1)の開口中心線は、バーナ中心線と直交するように設けられている。
本発明のもう一つの新たな特徴は、一次ガスG1を燃焼させる空気比と二次ガスG2を燃焼させる空気比との相関関係に関するものであり、その要旨とするところは、一次ガスG1は低空気比で燃焼させ、二次ガスG2は高空気比(1.5〜2.0程度)により希薄予混合燃焼をさせることで、全体としては適正空気比として、完全燃焼させる点にある。
図1及び図2に示す実施例において、二次ガス噴射ノズル5bは、保炎板の後側まで延長されたV字型鋼から成る隔離板9の内部で開口するよう、隔離板9の内部に導入されている。
希薄予混合燃焼は、空気が燃料に対して過剰に存在している燃焼形態であるため、平均燃焼温度が制御され、更に、燃料と空気が良く混合されているため、局所的な高温領域の形成が排除されると共に、燃焼温度が空間的にほぼ均一であるので、NOxの生成抑制にとってきわめて効果的である。
混合気を希薄にするほどNOxの発生を抑制することが出来るが、反面、燃焼温度が抑制されるので、COの発生の増大、リフト燃焼による不安定燃焼等が生ずる傾向がある。
さらに、前記説明による、二次ガスG2の高空気比希薄燃焼が可能になることにより、一次ガスGlの燃焼は、必然的に低空気比となる。更に、一次ガスGlの燃焼は、前記の通り、薄膜分割火炎、濃淡燃焼であるため、燃焼火炎の大部分において、きわめて低空気比(理論空気量以下)になっている。この結果として、きわめて効果的な燃料二段燃焼が可能となる。
上記図1及び図2に示す実施例においては、保炎板7に切欠き7aを形成し、ここに隔離板9を取り付けたのに対して、図3及び図4に示す実施例においては、保炎板7に孔17a)を形成し、ここに隔離管20を取り付けた点が相違している。
図3及び図4に示す実施例においても、ガスヘッダ5の先端外周部に設けた複数の第一ガス噴射ノズル5aによって複数の第一火口f1が形成されると共に、上記隔離管20内でそれぞれ開口する第二ガス噴射ノズル5bによって複数の第二火口f2が形成されるようになっている。
上記第一火口f1においては、低空気比燃焼が行われ、第二火口f2においては、高空気比燃焼が行われる点は、前記図1及び図2に示す実施例の場合と同様である。
図5中、11はエアコーン、15はガスヘッダ、15aは一次ガス噴射ノズル、15bは二次ガス噴射ノズル、17は保炎板、17aは保炎板17に明けた丸孔、20は当該丸孔に取り付けた隔離管である。
また、前記同様、複数の一次ガス噴射ノズル15aは、バーナ中心軸と同心に設けられる第一ピッチサークルC1上に配置され、複数の二次ガス噴射ノズル15bは、第二ピッチサークルC2上に配置されている。
又、一次ガス噴射ノズル15aは合計12個設けられているが、その内8個は相隣る円筒状の隔離管20、20の間にガスを噴出する位置に設けられているが、残りの4個は一つの隔離管の中心に向けて開口せしめられている。このように構成しても、本発明の効果に格段の差異はなく、前記実施例と同様の作用効果を達成することができる。
二次ガスG2の量は全ガス量(G1+G2)の25〜75%とし、空気比を1.5以上とするのが望ましい。最も望ましい二次ガスG2の量は40〜60%、最も望ましい空気比は1.6〜1.8である。
一次ガスG1の量とG1を燃焼させる空気比は、二次ガスG2の量と空気比により必然的に決まる。
この相関関係は極めて重要であり、バーナの使用目的に合わせて適宜に設定する。
この実施例においては、ガスヘッダ5が、前記実施例の如く内外二重円筒壁から成るものではなく、両端の閉鎖された一枚の円筒缶から成り、その前面に制風板8が設けられていない点が、これまでの実施例のものと異なっている。
他の構成は、これまでの実施例と同様であり、第一ガス噴射ノズル5aによって低空気比燃焼火炎を発生する第一火口f1が形成され、第二ガス噴射ノズル5bによって高空気比燃焼火炎を発生する第二火口f2が形成される点も同様である。
図8及び図9中に示す第一火炎(低空気比燃焼火炎)F1は、第一ガス噴射ノズル5aによる第一火口f1から発生し、第二火炎(高空気比燃焼火炎)F2は、第二ガス噴射ノズル5bによる第二火口f2から発生している状態が示されている。
2 取付フランジ
3 ウインドボックス
4 空気供給管
5,15 ガスヘッダ
5a,15a 一次ガス噴射ノズル
5b,15b 二次ガス噴射ノズル
6 燃料ガス供給管
7,17 保炎板
7a 切欠き
17a 孔
8 制風板
8a 切起こし
9 隔離板
20 隔離管
A1〜A4 空気流
f1 第一火口
f2 第二火口
F1 第一火炎(低空気比燃焼火炎)
F2 第二火炎(高空気比燃焼火炎)
G1 一次ガス
G2 二次ガス
W1〜W4 空気供給路
Claims (14)
- ガスヘッダ(5、15)の先端部がエアコーン(1、11)の開口から外方に突出するよう構成し、更に、バーナ中心軸の周りに、下記のa項及びb項に記載の火口をそれぞれ複数配置して成る低NOxガスバーナ。
a)ガスヘッダ(5、15)のエアコーン(1、11)の開口部から外方に突出した部分に複数配置され、燃料ガスを噴射し、バーナの中心軸に交差する方向に、ガス濃度の高い低空気比燃焼火炎(F1)を発生する第一火口(f1)。
b)ガスヘッダ(5,15)の外側で、第一火口(f1)より前寄りに複数配置され、燃料ガスと空気の混合ガスを噴射し、バーナの中心軸に略平行な方向に、ガス濃度の低い高空気比燃焼火炎(F2)を発生する第二火口(f2)。 - 第一火口(f1)と第二火口(f2)が円周方向に交互に配設された請求項1に記載の低NOxガスバーナ。
- 第一火口(f1)の開口中心線がバーナ中心線と直交する請求項1又は2に記載の低NOxガスバーナ。
- 第二火口(f2)から噴射するガス量が、全ガス量の25%以上、75%以下である、請求項1ないし3の何れか一に記載の低NOxガスバーナ。
- 第二火口(f2)から噴射するガス量が、全ガス量の40%以上、60%以下である、請求項4に記載の低NOxガスバーナ。
- 第二火口(f2)から噴射する予混合ガスの空気比が1.5以上、2.0以下である、請求項1ないし5の何れか一に記載の低NOxガスバーナ。
- 第二火口(f2)から噴射する予混合ガスの空気比が1.6以上、1.8以下である請求項6に記載の低NOxガスバーナ。
- 前側に円形の火炎放射口を有し、後側はウインドボックス(3)に連なる円筒状のエアコーン(1)と;
内外二重の円筒壁と、内外円筒壁の間をその前後両端部で閉鎖する環状壁とから成り、エアコーン(1)の内部に同軸に配置され、その外側円筒壁とエアコーン(1)の内面との間と、内側円筒壁の内部とにそれぞれ空気供給路を形成すると共に、外側円筒壁の火炎放射口側には上記第一火口(f1)のための複数の第一ガス噴射ノズル(5a)が設けられ、燃料ガス供給管(6)から供給される燃料ガスを上記第一ガス噴射ノズル(5a)から噴射するガスヘッダ(5)と;
直径はエアコーン(1)の内径より小さく、上記ガスヘッダ(5)が貫通する中心孔と、空気供給路となる複数の孔(17a)又は切欠き(7a)とを有し、上記ガスヘッダ(5)の外側円筒壁の上記第一ガス噴射ノズル(5a)より後側に取り付けられる保炎板(7)と;
ガスヘッダ(5)の前面に設けられる制風板(8)とを具備し;
ガスヘッダ(5)の第一ガス噴射ノズル(5a)の少なくとも一部を、保炎板(7)に設けられる空気供給路となる前記複数の孔(17a)又は切欠き(7a)の存しない方向に向けて開口させると共に;
上記保炎板(7)に形成した上記空気供給路となる複数の孔(17a)又は切欠き(7a)部分に、保炎板(7)に対して前後方向に延びる隔離板(9)又は隔離管(20)を取り付け、当該隔離板(9)又は隔離管(20)の内部で開口するよう、上記第二火口(F2)のための第二ガス噴射ノズル(5b)を隔離板(9)又は隔離管(20)の後端側から導入し、隔離板(9)又は隔離管(20)の前端側開口部が上記第二火口(f2)を形成するよう構成したこと;
を特徴とする請求項1ないし7の何れか一に記載の低NOxガスバーナ。 - 第一ガス噴射ノズル(5a)の少なくとも半数以上を、保炎板(7)に設けられる空気供給路となる複数の孔(17a)又は切欠き(7a)の存しない方向に向けて開口させた請求項8に記載の低NOxガスバーナ。
- 第一ガス噴射ノズル(5a)の全部を、保炎板(7)に設けられる空気供給路となる複数の孔(17a)又は切欠き(7a)の存しない方向に向けて開口させた請求項8に記載の低NOxガスバーナ。
- 制風板(8)がその中心軸の回りに設けられた複数の空気孔を具備する請求項8ないし10の何れか一に記載の低NOxガスバーナ。
- 制風板(8)の中心軸の回りに設けられる上記複数の空気孔が、制風板(8)の中心軸を中心として放射状かつ対称に設けられた旋回空気流発生用の切起こし(8a)により形成された請求項11に記載の低NOxガスバーナ。
- エアコーン(1)の火炎放射口側の開口が、制風板(8)よりエアコーン直径の1/10だけ前方の前力限界から、保炎板(7)と同一平面上の後方限界までの間に位置する請求項8乃至12の何れか一に記載の低NOxガスバーナ。
- エアコーン(1)の火炎放射口側の開口が、第一ガス噴射ノズル(5a)が開口する前方限界から、保炎板(7)と同一平面上の後方限界までの間に位置する請求項13に記載の低NOxガスバーナ。
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