JP5462233B2 - パイプコンベヤ - Google Patents
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Description
(1) 循環走行する無端の帯状搬送ベルトの一部分をパイプ状に丸め、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、
パイプ状に丸められたときに互いに重合する前記搬送ベルトの両側部の対向面のいずれか一方に永久磁石を設け、パイプ状に丸められた搬送ベルトが通過する箇所における搬送ベルトの外周の領域を、搬送ベルトの捩れの許容範囲内において、搬送ベルトの両側部の重合部の移動を許容する許容ゾーンと、それ以外の非許容ゾーンと、前記許容ゾーンと非許容ゾーンとの間の中間ゾーンとに区分するとともに、パイプ状に丸められた前記搬送ベルトが通過する箇所における固定体に、前記永久磁石が通過するときの磁力の強さを検出する複数の磁気センサを、互いに隣接させ、前記各ゾーンを囲む円環状に配設し、さらに、前記各磁気センサにより検出した磁力の強さを比較し、非許容ゾーンに配設した磁気センサが磁力のピーク値を検出したとき、前記搬送ベルトの捩れが許容限度を超えたことを判別し、かつ前記中間ゾーンに配設した磁気センサが磁力のピーク値を検出したとき、前記搬送ベルトの捩れが要注意状態となったことを判別する捩れ判別手段を設ける。
請求項1記載の発明によると、各ゾーンに磁気センサを1個ずつ設ければよいので、従来のように、多数の磁気センサを設ける必要がなく、丸められた搬送ベルトの捩れを、簡単に、効率よく検出することができる。
また、搬送ベルトの捩れが許容範囲を越えたことを簡単に知ることができ、それによって、警報装置(構成要件外)を作動させたり、またはパイプコンベヤの作動を停止させたり(同上)して、事故の発生を未然に防止することができる。
さらに、搬送ベルトの捩れの程度を、より細かく正確に判別することができる。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態を示す。
図1に示すように、このパイプコンベヤは、前部プーリ(1)と後部プーリ(2)とに、無端帯状の搬送ベルト(3)を掛け回し、前部プーリ(1)と後部プーリ(2)とのいずれか一方を、モータ等の駆動手段(図示略)により回転させることによって、搬送ベルト(3)を循環走行させ、搬送ベルト(3)の上側走行部分であるキャリヤ側と、下側走行部分であるリターン側の中間部を、複数の案内ローラをほぼ環状または樋状に配設してなる多数の案内枠(いずれも図示略)の内部を通過させることにより、搬送ベルト(3)を、その一方の側部(3a)の表面(搬送面)が、他方の側部(3b)の裏面に接触するようにして、両側部(3a)(3b)が互いに重合するパイプ状に丸め、その中に、後部プーリ(2)寄りの上方に配設したホッパー(4)から供給された被搬送物(5)を、包み込んで搬送するようになっている。
しかし、この極性をすべて逆にしたり、搬送ベルト(3)の長手方向に沿って、1個ごとに極性が逆になるようにしてもよい。また、永久磁石(6)(7)のうち、いずれか一方を、鉄板等の磁性体により形成してもよい。
また、この例では、図1および図2に示すように、両永久磁石(6)(7)は、搬送ベルト(3)を丸めたときに、搬送ベルト(3)の重合部において互いに重なり合うような配置としてあるが、例えば、搬送ベルト(3)の長手方向に互いに位置をずらして、交互に並べたり、またはさらに、丸めた搬送ベルト(3)の円周方向にも位置をずらして、千鳥状の配置としたりしてもよい。
また、パイプ状に丸められた搬送ベルト(3)が通過する箇所における搬送ベルト(3)の外周の領域を、搬送ベルト(3)の両側部(3a)(3b)の重合部(3c)が捩れて移動する際の許容ゾーン(A)と、それ以外の非許容ゾーン(B)とに区分し、許容ゾーン(A)には、真上と、その両側部との3個のループコイル(8-4)(8-5)(8-6)が、また非許容ゾーン(B)には、それ以外の5個の(8-1)〜(8-3)(8-7)(8-8)が配設されている。
捩れ判別手段(11)は、磁気センサ(8)により検出した磁力の強さを比較して、ピーク値を検出した磁気センサ(8)の位置により、搬送ベルト(3)の捩れを判別する。
この例では、磁気センサ(8)により検出した磁力のピーク値(P1)の絶対値(図2のデイスプレイ(10)内の表示においては、ピーク値(P1)の振幅)が、予め設定した限界値(D)より低下することにより、搬送ベルト(3)の重合部(3c)が内方に変位したことを判別するようにしてある。
しかも、第1の実施形態においては、搬送ベルト(3)をパイプ状に丸めたとき、搬送ベルト(3)の両側部(3a)(3b)に設けた永久磁石(6)(7)が互いに重なり合って、吸着し合うようにしてあるので、丸められた搬送ベルト(3)の両側部(3a)(3b)が互いに開くのを防止し、その内部の閉止性の向上を図ることができ、被搬送物(5)の飛散を防止することができる。
この例では、パイプ状に丸められた搬送ベルト(3)が通過する箇所における搬送ベルト(3)の外周の領域を、許容ゾーン(A)と非許容ゾーン(B)との2つのゾーンに区分し、各ゾーン(A)(B)に、単一のループコイル(8-1)(8-2)よりなる磁気センサ(8)を配設するとともに、互いに隣接するゾーン(A)(B)間に、磁気センサ(8)の重合部分(20)を設け、この重合部分(20)に、搬送ベルト(3)に設けた永久磁石(6)(7)が対向して、互いに隣接する磁気センサ(8)(8)がほぼ同じ大きさのピーク値(P1)(P2)(図4のデイスプレイ(10)内の表示参照)を検出したとき、捩れ判別手段(11)が、搬送ベルト(3)の重合部(3c)が、互いに隣接するゾーン(A)(B)の境界部分に位置する要注意状態を判別するようにしてある。
例えば、判別手段(9)における捩れ判別手段(11)と潰れ判別手段(12)とのいずれか一方を、省略して実施することもできる。
(B)非許容ゾーン
(C)中間ゾーン
(1)前部プーリ
(2)後部プーリ
(3)搬送ベルト
(3a)(3b)側部
(3c)重合部
(4)ホッパ
(5)被搬送物
(6)(7)永久磁石(磁性吸着体)
(8)磁気センサ
(8-1)〜(8-8)ループコイル
(9)判別手段
(10)ディスプレイ
(11)捩れ判別手段
(12)潰れ判別手段
(13)警報装置
(13a)青色ランプ
(13b)黄色ランプ
(13c)赤色ランプ
(14)作動停止装置
(20)重合部分
Claims (4)
- 循環走行する無端の帯状搬送ベルトの一部分をパイプ状に丸め、その内部に被搬送物を包み込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、
パイプ状に丸められたときに互いに重合する前記搬送ベルトの両側部の対向面のいずれか一方に永久磁石を設け、パイプ状に丸められた搬送ベルトが通過する箇所における搬送ベルトの外周の領域を、搬送ベルトの捩れの許容範囲内において、搬送ベルトの両側部の重合部の移動を許容する許容ゾーンと、それ以外の非許容ゾーンと、前記許容ゾーンと非許容ゾーンとの間の中間ゾーンとに区分するとともに、パイプ状に丸められた前記搬送ベルトが通過する箇所における固定体に、前記永久磁石が通過するときの磁力の強さを検出する複数の磁気センサを、互いに隣接させて、前記搬送ベルトを囲む円環状に配設し、さらに、前記各磁気センサにより検出した磁力の強さを比較し、非許容ゾーンに配設した磁気センサが磁力のピーク値を検出したとき、前記搬送ベルトの捩れが許容限度を超えたことを判別し、かつ前記中間ゾーンに配設した磁気センサが磁力のピーク値を検出したとき、前記搬送ベルトの捩れが要注意状態となったことを判別する捩れ判別手段を設けたことを特徴とするパイプコンベヤ。 - 互いに隣接するゾーン間に、磁気センサの重合部分を設け、この重合部分に、搬送ベルトに設けた永久磁石が対向して、互いに隣接する磁気センサがほぼ同じ大きさのピーク値を検出したとき、捩れ判別手段が、前記搬送ベルトの重合部分が、前記互いに隣接するゾーンの境界部分に位置していることを判別するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパイプコンベヤ。
- 各ゾーンに、それぞれ単一のループコイルよりなる磁気センサを配設した請求項1または2記載のパイプコンベヤ。
- パイプ状に丸められたときに互いに重合する搬送ベルトの両側部の対向面のいずれか一方に永久磁石を設け、かつ他方に、前記永久磁石に吸着しうる磁性体を設けた請求項1〜3のいずれかに記載のパイプコンベヤ。
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