JP5462034B2 - 押出機のスクリュ軸固定用分割式カラーおよび押出機 - Google Patents

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Description

本発明は、押出機のスクリュ軸固定用分割式カラーおよび押出機に関する。
従来、押出機においては、合成樹脂の混練ないし押出のためにスクリュ軸を用いている。押出機としては、スクリュ軸が1本の単軸押出機の他、2本あるいは3本以上の複数のスクリュ軸を並列に配置した多軸押出機が用いられている。
押出機のスクリュ軸は、ねじ式の軸継手を用いて駆動源の出力軸に接続される(特許文献1)。
図14において、従来のねじ式の軸継手90では、出力軸99に円筒状の継手本体91を装着しておき、この継手本体91にスクリュ軸92を挿入し、スクリュ軸92に形成された段付部93にカラー94を当て、段付部93およびカラー94を覆うナット95を継手本体91に締め込んでスクリュ軸92を出力軸99に押し付けることにより、両者を一体化させる。
この際、カラー94としては先端に段付部93を有するスクリュ軸92への装着を可能とするために、二つ割りの分割式カラー94が用いられる。
図15および図16において、分割式カラー94は、一対のカラー部材94A,94Bで構成される。
一対のカラー部材94A,94Bは、それぞれスクリュ軸92の外周に対する着脱を行うために略半周分の円弧状の部材とされている。また、一対のカラー部材94A,94Bは、それぞれスクリュ軸92に装着した際に互いの間にクリアランスCが得られるように、各々の中心角Aが180度より小さく設定される。
特開2000−301590号公報
前述した従来の分割式カラー94を用いた軸継手90では、二つ割りのカラー部材94A,94Bをスクリュ軸92の両側から装着し、スクリュ軸92を囲う一周分のカラー94としたうえで、予めスクリュ軸92に挿通しておいたナット95で覆い、このナット95を継手本体91に螺合させて締め付ける。
図17には、適切に装着された状態の分割式カラー94が示されている。
カラー94は、二つ割りのカラー部材94A,94Bがスクリュ軸92の回転軸線方向に同位置にあって各々により一周分のカラー94を構成している。この状態では、カラー94は回転軸線方向の長さがカラー部材94A,94Bの一つ分であり、ナット95は継手本体91に到達し、適切に螺合され、カラー94を介してスクリュ軸92が出力軸に固定される。
図18には、装着状態が適切でない分割式カラー94が示されている。
二つ割りのカラー部材94A,94Bは、ナット95で覆って締め付ける際に、スクリュ軸92の回転軸線方向にずれてしまうことがあり、さらに同軸線まわりに回動し、互いの端部が重なった状態になってしまうことがある。この状態では、カラー94は回転軸線方向の長さがカラー部材94A,94Bの二つ分となってしまい、ナット95を継手本体91に螺合させてもスクリュ軸92と出力軸との固定が適切に行われないことになる。このような場合、ナット95が継手本体91まで到達せず、改めてナット95を外してカラー部材94A,94Bを整列させ、再びナット95の締め付けを試みるといった煩雑な作業が必要となり、作業性が低下する原因になっていた。
さらに、従来の分割式カラー94は、二つ割りのカラー部材94A,94Bの中心角Aがそれぞれ180度より小さく、実際にはスクリュ軸92の半周分に満たない。このため、カラー部材94A,94Bでは、スクリュ軸92に対する弾性的な食い付き効果が得られず、装着時にスクリュ軸92から脱落することがあり、作業性が更に低下する原因にもなっていた。
特に、複数のスクリュ軸を有する多軸押出機では、隣接するスクリュ軸との間の間隔が狭いことから、再度の組み付け直しの作業負荷が一層問題となっていた。
本発明の目的は、スクリュ軸からの脱落や回転軸線方向のずれを防止できる押出機のスクリュ軸固定用分割式カラーおよび押出機を提供することにある。
本発明の分割式カラーは、押出機のスクリュ軸を固定するために前記スクリュ軸の半周分となる一対のカラー部材を有する分割式カラーであって、前記カラー部材の端縁には他の前記カラー部材と凹凸係合して前記スクリュ軸の軸線方向に移動規制される係合部が形成され、かつ前記カラー部材は少なくとも内周面側の中心角が180度より大きいことを特徴とする。
このような本発明では、一対のカラー部材を互いに連続させることでスクリュ軸を一周する分割式カラーを形成する。この際、カラー部材は、端縁に形成された係合部により他のカラー部材の端縁と凹凸係合し、スクリュ軸の軸線方向に移動規制される。これにより、回転軸線方向のずれを防止できる。
また、カラー部材は、係合部が凹凸係合することで、各々の端部が入れ子構造となり、一対のカラー部材の中心角をともに拡張することができる。そして、カラー部材の少なくとも内周面側の中心角を180度より大きくすることで、スクリュ軸の外周に装着される際にカラー部材の両端がスクリュ軸の最大径部分を乗り超えるようにすることで、スクリュ軸に対する食い付きが良好になり、脱落を防止できる。
なお、本発明において、前述した係合部の凹凸係合する形状としては、一方がV字状の凸部で他方がV字状の凹部であるものを利用することができ、他にもU字状、W字状、N字状の輪郭も利用できる。
さらに、係合部は、少なくとも内周面側に形成することで、スクリュ軸に接する内周面側の中心角の拡張に寄与することができる。
本発明の分割式カラーにおいて、前記カラー部材の内周面側の中心角は180度より大きく、かつ200度以下であることが望ましい。
このような本発明では、カラー部材の内周面側の中心角Aが180<A≦200度となり、スクリュ軸から脱落しにくく、かつ装着が容易にできる。カラー部材の内周面側の中心角が200度を超えると、カラー部材の両端が互いに近接し、スクリュ軸の挿通時に大きく変形させる必要が生じ、作業性の面で好ましくない。
この中心角Aとして、更に望ましくは190≦A≦195度である。
本発明の分割式カラーにおいて、前記カラー部材としては、第1係合部を両端に有する第1のカラー部材と、第2係合部を両端に有する第2のカラー部材との2種類を組み合わせて用いるものであってもよい。
すなわち、前記カラー部材は、両端に第1係合部を有する第1のカラー部材と、両端に前記第2係合部を有する第2のカラー部材とがあり、前記第1係合部と前記第2係合部とは互いに凹凸係合可能な形状であるとしてもよい。
このように、第1のカラー部材および第2のカラー部材を、それぞれ両端が同じ形状とする場合、例えばワイヤーカット放電加工などにより、同じ形状の両端の係合部を同時に形成するようにでき、これにより加工効率を高めることができる。
このように、第1のカラー部材および第2のカラー部材の両端を同じ形状とする場合、第1係合部および第2係合部の凹凸の状態に応じて、各カラー部材の中心角を調整してもよい。例えば、第1係合部が凸形状など先端が1つであり、第2係合部が凹形状など先端が2つの場合、第2係合部のほうが第1係合部よりもスクリュ軸に対する食い付きがよいといえるので、第2係合部を両端に有する第2のカラー部材の中心角よりも第1のカラー部材の中心角を大きくして食い付き性を補う等としてもよい。
また、本発明の分割式カラーとしては、一端に第1係合部を有し、他端に前記第1係合部と凹凸係合可能な形状の第2係合部を有するものであってもよい。
このような本発明では、1種類のカラー部材を2つ用いることで、本発明の分割式カラーを構成することができる。
すなわち、両端に第1係合部および第2係合部を有する一対のカラー部材を向かい合わせ、この際に対応する端部が第1係合部と第2係合部との対になるように配置すれば、同じカラー部材を用いながら各々の端部を互いに凹凸係合させることができる。
このような構成では、一対のカラー部材として1種類のものを共用できるため、部品管理を効率よく行うことができる。
本発明の押出機は、前述した本発明の分割式カラーを有することを特徴とする。
このような本発明では、前述した本発明の分割式カラーで説明した作用効果を得ることができる。
本発明の一実施形態の分割式カラーを用いた軸継手を示す斜視図。 前記実施形態の分割式カラーの装着部分を示す拡大断面図。 前記実施形態の分割式カラーを示す平面図。 前記実施形態の分割式カラーを示す正面図。 前記実施形態のカラー部材の一方を示す平面図。 前記実施形態のカラー部材の一方を示す正面図。 前記実施形態のカラー部材の他方を示す平面図。 前記実施形態のカラー部材の他方を示す正面図。 本発明の変形例を示す平面図。 本発明の変形例を示す平面図。 本発明の変形例を示す平面図。 本発明の変形例を示す平面図。 本発明の変形例を示す平面図。 従来の分割式カラーを用いた軸継手を示す斜視図。 従来の分割式カラーを示す平面図。 従来の分割式カラーを示す正面図。 従来の分割式カラーの適切な装着状態を示す斜視図。 従来の分割式カラーの不適切な装着状態を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2には、本発明に基づく分割式カラー10が装着されたねじ式の軸継手20が示されている。
軸継手20は、出力軸19に円筒状の継手本体21を装着しておき、この継手本体21にスクリュ軸22を挿入し、スクリュ軸22に形成された段付部23にカラー14を当て、段付部13およびカラー14を覆うナット15を継手本体21に締め込んでスクリュ軸12を出力軸19に押し付けることにより、両者を一体化させる。
図3および図4に示すように、分割式カラー10は、半円周分のカラー部材10A,10Bで構成される。
図5および図6において、カラー部材10Aは、装着されるスクリュ軸の外周に対する着脱を行うために半周分よりも長い円弧状の部材とされている。
カラー部材10Aの一端(図6の上側)には第1係合部11が形成され、他端(図6の下側)には第2係合部12が形成されている。
第1係合部11は、その輪郭がV字状の凹部とされている。第2係合部12は、その輪郭がV字状の凸部とされている。ここで、凸形状の第2係合部12の輪郭は、凹形状の第1係合部11と凹凸係合に適したものとされている。
カラー部材10Aの中心角A、つまり曲率中心Oから見たカラー部材10Aの内周面における第1係合部11の中央の先端11Aから同じく第2係合部12の両側の先端12Aまでの角度は、180<A≦200度とされている。この中心角Aは、スクリュ軸への食い付き性に寄与するものであり、更に望ましくは190≦A≦195度である。
図7および図8において、カラー部材10Bは、装着されるスクリュ軸の外周に対する着脱を行うために半周分の円弧状よりも長い部材とされている。
カラー部材10Bの一端(図8の上側)には第2係合部12が形成され、他端(図8の下側)には第1係合部11が形成されている。これらの第1係合部11および第2係合部12は前述したカラー部材10Aと同様とされている。
カラー部材10Bの中心角Aは、前述したカラー部材10Aと同様とされている。
以上の説明で明らかなように、本実施形態におけるカラー部材10Bは、前述したカラー部材10Aを上下逆に配置したものであり、本実施形態においてはカラー部材10A,10Bに同じ部材を用いることができる。
なお、カラー部材10A,10Bの中心角Aは、スクリュ軸22との接触に関係するものであるため、カラー部材10A,10Bの内周面側での値とする。
このような本実施形態の分割式カラー10を装着する場合、一対のカラー部材10A,10Bをスクリュ軸22の両側から装着し、スクリュ軸22を囲う一周分の分割式カラー10としたうえで、予めスクリュ軸22に挿通しておいたナット25で覆い、このナット25を継手本体21に螺合させて締め付ける。
この際、一対のカラー部材10A,10Bは、端縁に形成された第1係合部11および第2係合部12により、対向するカラー部材の端縁と凹凸係合し、スクリュ軸22の軸線方向に移動規制される。これにより、回転軸線方向のずれを防止できる。
また、カラー部材10A,10Bは、互いの第1係合部11および第2係合部12が凹凸係合することで、各々の端部が入れ子構造となり、各々の中心角Aをともに拡張することができる。そして、カラー部材10A,10Bの少なくとも内周面側の中心角を180度より大きくすることで、スクリュ軸22の外周に装着される際にカラー部材10A,10Bの両端が出寸法Eだけスクリュ軸22の最大径部分を乗り超えるようにすることで、スクリュ軸22に対する食い付きが良好になり、脱落を防止できる。
とくに、本実施形態の分割式カラー10においては、カラー部材10A,10Bの内周面側の中心角Aを180<A≦200度と、更に望ましくは190≦A≦195度であるとしたため、スクリュ軸22から脱落しにくく、かつ装着が容易にできる。
具体的な例として、分割式カラー10の内径(つまりスクリュ軸22の装着部分における外径)を24mmとしたとき、以下のような状態となる。
中心角Aが190度であれば、各カラー部材10A,10Bにおいて上下の端部(先端11A,12A)の直径延長線からの出寸法E(図6および図8参照)はそれぞれ約1mmとなる。
中心角Aが195度であれば、各カラー部材10A,10Bにおける前述した出寸法Eはそれぞれ約1.5mmとなる。
中心角Aが190度、出寸法Eが約1mmのカラー部材10A,10Bにおいては、装着時のスクリュ軸との圧接が適度であり、脱落が防止されつつ、脱着操作も容易である。
中心角Aが195度、出寸法Eが約1.5mmのカラー部材10A,10Bにおいては、装着時のスクリュ軸との圧接がやや固めになる一方、脱落をより確実に防止することができる。
実験によれば、出寸法Eを更に延長し、2〜3mm程度でも実用に適することが解っている。
さらに、本実施形態では、カラー部材10A,10Bとして両端に第1係合部11および第2係合部12を有する1種類のカラー部材を2つ用いることで、本発明の分割式カラー10を構成することができる。
すなわち、両端に第1係合部および第2係合部を有する一対のカラー部材を向かい合わせ、この際に対応する端部が第1係合部と第2係合部との対になるように配置すれば、同じカラー部材を用いながら各々の端部を互いに凹凸係合させることができる。
このようにすることで、一対のカラー部材10A,10Bとして1種類のものを共用できるため、製造コストを低減することができる。
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
前記実施形態では、分割式カラー10のカラー部材10A,10Bとして、それぞれ両端に第1係合部11および第2係合部12を有するものを用いたが、第1係合部11を両端に有する第1のカラー部材と、第2係合部12を両端に有する第2のカラー部材との2種類を組み合わせて用いるものであってもよい。
このような場合、第1係合部11および第2係合部12の凹凸の状態に応じて、各カラー部材の中心角Aを調整してもよい。例えば、第1係合部11が凸形状など先端11Aが1つであり、第2係合部12が凹形状など先端12Aが2つの場合、第2係合部12のほうが第1係合部11よりもスクリュ軸に対する食い付きがよいといえるので、第2係合部12を両端に有する第2のカラー部材の中心角よりも第1係合部11を両端に有する第1のカラー部材の中心角を大きくして食い付き性を補う等としてもよい。
前記実施形態では、第1係合部11としてV字状の凸形状、第2係合部12としてV字状の凹形状を用いたが、別の形状を用いてもよい。
例えば、図9に示すように、第1係合部11としてW字状の凸形状、第2係合部12としてW字状の凹形状を用いてもよい。
また、図10に示すように、第1係合部11として矩形の凸形状、第2係合部12として矩形の凹形状を用いてもよい。このほか、U字状の凸形状、凹形状も利用することができる。
さらに、第1係合部11と第2係合部12とが互いに凹凸係合可能かつ同じ輪郭となる形状を用いてもよい。
例えば、図11に示すように、対向するカラー部材10A,10Bにそれぞれ第1係合部11および第2係合部12として同じN字状の凹凸形状を用いてもよい。
さらに、第1係合部11および第2係合部12はカラー部材10A,10Bの中心角Aの拡張にも寄与するが、この点で第1係合部11および第2係合部12はカラー部材10A,10Bの内周面側で有効となる。従って、第1係合部11および第2係合部12はカラー部材10A,10Bの内周面側にあればよい。
例えば、図12のように、カラー部材10Aの第1係合部11を内周面側に沿って延びかつ外周面側が傾斜した断面形状の凸形状とし、カラー部材10Bの内周面側に対応した凹形状を形成して第2係合部12としてもよい。このような構成でも、前述した実施形態と同様に1つの先端11Aと2つの先端12Aとを内周面側に得ることができる。
このような内周面側に沿って突起する第1係合部11としては、例えば図13に示すように、別部材をカラー部材10Aに固定して形成したものであってもよい。
本発明は、押出機のスクリュ軸固定用分割式カラーとして利用することができる。
10…分割式カラー、10A,10B…カラー部材、11…第1係合部、11A…第1係合部の先端、12…第2係合部、12A…第2係合部の先端、20…軸継手、21…継手本体、22…スクリュ軸、23…段付部、25…ナット、A…中心角、C…クリアランス、E…出寸法、O…曲率中心。

Claims (5)

  1. 押出機のスクリュ軸を固定するために前記スクリュ軸の外周に装着される一対のカラー部材を有する分割式カラーであって、前記カラー部材の端縁には他の前記カラー部材と凹凸係合して前記スクリュ軸の軸線方向に移動規制される係合部が形成され、かつ前記カラー部材は少なくとも内周面側の中心角が180度より大きいことを特徴とする分割式カラー。
  2. 請求項1に記載の分割式カラーにおいて、前記カラー部材の内周面側の中心角は180度より大きく、かつ200度以下であることを特徴とする分割式カラー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の分割式カラーにおいて、前記カラー部材は、両端に第1係合部を有するものと、両端に前記第2係合部を有するものとがあり、前記第1係合部と前記第2係合部とは互いに凹凸係合可能な形状であることを特徴とする分割式カラー。
  4. 請求項1または請求項2に記載の分割式カラーにおいて、前記カラー部材は一端に第1係合部を有し、他端に前記第1係合部と凹凸係合可能な形状の第2係合部を有することを特徴とする分割式カラー。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の分割式カラーを有することを特徴とする押出機。
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