JP5461852B2 - 自動調整発振器 - Google Patents
自動調整発振器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5461852B2 JP5461852B2 JP2009051205A JP2009051205A JP5461852B2 JP 5461852 B2 JP5461852 B2 JP 5461852B2 JP 2009051205 A JP2009051205 A JP 2009051205A JP 2009051205 A JP2009051205 A JP 2009051205A JP 5461852 B2 JP5461852 B2 JP 5461852B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- adjustment
- circuit
- signal
- reference voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 90
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 63
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 38
- 101100464779 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) CNA1 gene Proteins 0.000 description 20
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L1/00—Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
前記発振回路からの出力信号を予め定められた回数までカウントし、カウントが終了するまで制御出力信号を出力するパルスカウンタと、前記制御出力信号が供給されている期間に、電流を供給してキャパシタを充電する充電回路と、前記キャパシタの接続ノードの電圧と基準電圧との比較に応じた調整値を前記発振回路に供給する調整回路とを含むことを要旨とする。このため、発振回路が出力する周波数に応じた時間でキャパシタが充電され、この充電に応じて接続ノードの電圧が上昇する。発振回路は、この接続ノードの電圧と基準電圧との比較に応じた調整値に基づいて周波数を調整する。従って、キャパシタに接続された接続ノードの電圧から、発振器は周波数を自動的に調整することができるので、チャージポンプを用いずに、より高い精度の周波数を出力することができる。
ダウンカウンタとを備え、この調整用アップダウンカウンタは、前記充電電圧が前記低電位基準電圧より低い場合には、前記周波数を低くするために計数値を加算又は減算して計数値を更新し、前記充電電圧が前記高電位基準電圧より高い場合には、前記周波数を高くするために前記計数値を減算又は加算して計数値を更新することを要旨とする。このため、充電電圧が低電位基準電圧より低い場合及び高電位基準電圧より高い場合には、調整用カウンタは、充電電圧が低電位基準電圧〜高電位基準電圧になるまで計数値を更新し、この計数値に応じた調整値を発振回路に供給する。従って、充電電圧が低電位基準電圧〜高電位基準電圧の値になるまで周波数を自動的に調整することができるので、低電位基準電圧〜高電位基準電圧の値に応じて周波数の精度を任意に変更することができる。
間で、周波数を自動的に調整することができるので、より高い精度の周波数を迅速に出力することができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態の発振器10について図1〜図3を用いて説明する。
供給する。そして、タイミング制御部は、ロード信号LS1を出力してから予め定めた第2の所定時間経過後、リセット回路14にリセット信号を供給する。タイミング制御部は、リセット信号を出力してから予め定めたリセット期間終了後に、再び、充電・保持期間T1を開始してカウント開始信号を出力する。また、このタイミング制御部は、周波数f0の調整を終了する調整期間を記憶しており、調整期間が経過するまで、カウント開始信号、ロード信号LS1及びリセット信号の出力を繰り返して行なう。
図1に示す発振回路11は、例えば、公知の電圧制御発振回路により構成されており、周波数f0の出力信号を出力する。この発振回路11は、複数のデータ線を介して調整回路15と接続されている。発振回路11は、これらデータ線を介して調整データを取得し、この調整データにより表わされる調整値に応じて出力信号の周波数f0を調整する。本実施形態では、発振回路11は、データ信号D0,D1,D2,D3,D4によって、「32」の調整値を取得する。本実施形態の発振回路11は、データ信号D0〜D4によって表わされる調整値をアップした場合には、出力信号の周波数f0を低くし、調整値をダウンした場合には、出力信号の周波数f0を高くする。更に、この発振回路11の出力信号に対応するパルス信号が、パルスカウンタ12に供給される。
パルスカウンタ12は、発振回路11の出力信号に対応するパルス信号をカウントする。具体的には、パルスカウンタ12は、タイミング制御部からカウント開始信号を受信した場合、パルス信号の数のカウントを開始し、予め定めた所定のカウント数Nc1までカウントを行なう。そして、このパルスカウンタ12は、カウントを開始してからカウント数Nc1を数え終わるまで、すなわち充電期間Tc1中は、出力信号S1を出力する。この出力信号S1は、充電回路13に供給される。
充電回路13は、本実施形態では、定電流源PS1、スイッチSW1及びキャパシタC1を直列に接続した回路である。
M1の出力端子は、トランジスタM1のゲート端子に接続されている。
スイッチSW1とキャパシタC1の接続ノードND1には、リセット回路14が接続されている。このリセット回路14は、リセット信号に応じてキャパシタC1に蓄積した電荷を放電して、接続ノードND1の電圧を低電位ライン(初期値)にリセットする。具体的には、このリセット回路14は、タイミング制御部からリセット信号を取得した場合、接続ノードND1を接地して、この接続ノードND1の電圧を低電位ラインにする。そして、リセット信号に対応したリセット期間が終了した場合、このリセット回路14は、キャパシタC1の放電を停止する。
調整回路15は、キャパシタC1の充電が終了したときの電圧V1(充電電圧)に対応したデータ信号D0〜D4を発振回路11に供給する。調整回路15は、第1比較器CM1、第2比較器CM2、インバータN1,N2、第1論理積回路A1、第2論理積回路A2及びアップダウンカウンタBC1を備えている。
して、第1論理積回路A1は信号Xを出力し、第2論理積回路A2は信号Yを出力する。第1論理積回路A1から出力される信号Xは、2つの入力信号が両方ともハイレベルの場合にハイレベルになり、その他の場合にはローレベルになる。同様に、第2論理積回路A2から出力される信号Yは、2つの入力信号が両方ともハイレベルの場合にハイレベルになり、その他の場合にはローレベルになる。本実施形態では、第1論理積回路A1には、第1比較器CM1及び第2比較器CM2の出力信号の反転信号が供給され、第2論理積回路A2には、第1比較器CM1及び第2比較器CM2の出力信号が供給される。このため、第1論理積回路A1の信号Xは、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1が低電位基準電圧VL(及び高電位基準電圧VH)よりも低いときにハイレベルになり、第2論理積回路A2の信号Yは、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1が高電位基準電圧VH(及び低電位基準電圧VL)より高いときにハイレベルになる。
以上のような構成の発振回路11においては、以下の式が成立する。
(VH+VL)/2=(1/C1)×(VREF/R1)×(Nc1×f0)
ここで、高電位基準電圧VH、低電位基準電圧VL及び参照電圧VREFが高電位電源電圧VDDに応じて変化する場合、すなわちVH=α×VDD、VL=β×VDD、VREF=γ×VDD(α、β、γは定数)の場合には、以下の式が成立する。
ただし、この周波数f0には、高電位基準電圧VH及び低電位基準電圧VLに依存する誤差が生じる。これは、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1が高電位基準電圧VH〜低電位基準電圧VLの範囲内の場合には、アップダウンカウンタBC1が一定値を出力するためである。従って、この高電位基準電圧VH及び低電位基準電圧VLの電圧差がヒステリシスとして機能し、ノイズによる出力変動を抑えることができる。また、周波数f0の許容範囲において最も低い周波数f1及び最も高い周波数f2は、以下の式で表示される。
f2=(γ×Nc1)/(C1×R1×β)
このため、高い精度の周波数f0を得るためには、高電位基準電圧VH及び低電位基準電圧VLを近付けておく。
次に、本実施形態の発振回路11の自動調整処理を説明する。ここで、発振器10のタイミング制御部は、調整期間が経過するまで、充電・保持期間T1及びロード・リセット期間T2を繰り返す。
タイミング制御部は、充電・保持期間T1において、パルスカウンタ12にカウント開始信号を供給する。このカウント開始信号を受信したパルスカウンタ12は、カウント数Nc1の計数を開始する。更に、このパルスカウンタ12は、カウントをしている間、出力信号S1を出力する。この出力信号S1の出力を受信すると、充電回路13のスイッチSW1は、定電流源PS1とキャパシタC1とを接続して、キャパシタC1を充電する。そして、この充電期間Tc1において、キャパシタC1は充電され、接続ノードND1の電圧V1が時間に比例して上昇する。
ここで、第1比較器CM1及び第2比較器CM2の出力信号は、電圧V1が低電位基準電圧VL(及び高電位基準電圧VH)よりも低い場合、ローレベルになる。これにより、第1論理積回路A1の各入力端子に供給される信号はハイレベルになるので、第1論理積回路A1の信号Xはハイレベルになる。一方、第2論理積回路A2の各入力端子に供給される信号はローレベルになるので、第2論理積回路A2の信号Yはローレベルになる。
一方、電圧V1が低電位基準電圧VL以上で高電位基準電圧VH以下の場合、第1比較器CM1の出力信号はローレベルになり、第2比較器CM2の出力信号はハイレベルになる。これにより、第1論理積回路A1及び第2論理積回路A2には、ハイレベルの信号とローレベルの信号の両方が供給される。これにより、第1論理積回路A1及び第2論理積回路A2から出力される信号X及び信号Yはローレベルとなる。
更に、第1比較器CM1及び第2比較器CM2の出力信号は、電圧V1が高電位基準電圧VH(及び低電位基準電圧VL)よりも高い場合、ハイレベルになる。これにより、第1論理積回路A1の各入力端子に供給される信号はローレベルになるので、第1論理積回路A1の信号Xはローレベルになる。一方、第2論理積回路A2の各入力端子に供給される信号は、ハイレベルになるので、第2論理積回路A2の信号Yはハイレベルになる。
その後、充電・保持期間T1が終了して、ロード・リセット期間T2になるとタイミング制御部は、アップダウンカウンタBC1にロード信号LS1を供給する。このロード信号LS1を受信すると、アップダウンカウンタBC1は、第1論理積回路A1の信号Xがハイレベルの場合は、記憶している計数値を1つ加算した新たな計数値に更新し、第2論理積回路A2の信号Yがハイレベルの場合は、記憶している計数値を1つ減算した新たな計数値を記憶する。そして、この計数値に対応するデータ信号D0〜D4を発振回路11に供給する。
る。そして、リセット期間が経過することにより、ロード・リセット期間T2が終了する。
図2(a)には、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1を徐々に上昇させて周波数f0を調整する場合の電圧V1の変化を示す。また、図2(b)には、それに伴うデータ信号D0〜D4の変化を示す。なお、ここでは、アップダウンカウンタBC1は、初期の計数値として「0」を記憶している。
図3(a)には、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1を徐々に降下させて周波数f0を調整する場合の電圧V1の変化を示す。また、図3(b)には、それに伴うデータ信号D0〜D4の変化を示す。なお、ここでは、アップダウンカウンタBC1は、初期の計数値として「0」を記憶している。
充電期間Tc1が終了したときの電圧V1は、低電位基準電圧VL〜高電位基準電圧VHの値になる。なお、図3に示すように、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1が低電位基準電圧VL〜高電位基準電圧VHの値になった以降(図3の時間TH1以降)は、アップダウンカウンタBC1は、一定のデータ信号D0〜D4を出力する。その後、調整期間が経過すると、このときのデータ信号D0〜D4が常に発振回路11に供給されることにより、調整された周波数f0が出力される。
(1) 本実施形態では、パルスカウンタ12は、カウント開始信号を受信した場合、発振回路11の出力信号の周波数f0に応じたパルス信号をカウント数Nc1になるまでカウントし、この間、出力信号S1を出力する。充電回路13のスイッチSW1は、出力信号S1を取得した場合、定電流源PS1とキャパシタC1とを接続して、キャパシタC1を充電し、接続ノードND1の電圧V1を上昇させる。調整回路15は、電圧V1が高電位基準電圧VHより高い場合には、周波数f0を高くする調整値を発振回路11に供給し、電圧V1が低電位基準電圧VLより低い場合には、周波数f0を低くする調整値を発振回路11に供給する。このため、調整された周波数f0に対応する充電期間Tc1にキャパシタC1が充電され、これに応じて充電期間Tc1が終了したときの電圧V1が変更される。そして、この電圧V1の大きさに応じて発振回路11の周波数f0が調整されるので、チャージポンプを用いずに、発振器10は、自動的に周波数f0を効率的に調整することができる。
されている間、スイッチSW1は、定電流源PS1とキャパシタC1とを接続して、キャパシタC1を充電する。このため、キャパシタC1は、時間に比例して充電され、接続ノードND1の電圧は、時間に比例して充電される。従って、周波数f0の調整をより簡単に行なうことができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態について、図4を用いて説明する。以降の実施形態において、上記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
たバイナリコードを示すデータ信号D0〜D4を発振回路11に供給する。
次に、本実施形態の自動調整処理について説明する。本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、タイミング制御部は、充電・保持期間T1及びロード・リセット期間T2の計測を調整期間が経過するまで繰り返して行ない、カウント開始信号、ロード信号LS1及びリセット信号を供給する。
(7) 本実施形態では、調整回路25は、複数の比較器CP(1)〜CP(31)と、各比較器CP(1)〜CP(31)の出力端子が接続されているエンコーダE1を備えたフラッシュADコンバータである。発振回路11からの出力信号の周波数f0に応じて接続ノードND1の電圧V1が上昇し、この電圧V1が各比較器CP(1)〜CP(31)の非反転入力端子に供給される。各比較器CP(1)〜CP(31)は、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1と、高電位電源電圧VDDと低電位電源電圧VSSとの電位間を各抵抗器Rc(1)〜Rc(32)で分圧した電圧とを比較し、この比較した結果の出力信号をエンコーダE1に供給する。エンコーダE1は、各比較器CP(1)〜CP(31)の出力信号によるサーモメータコードをバイナリコードに変換し、ロード信号LS1が供給された場合、このバイナリコードを示すデータ信号D0〜D4を発振回路11に供給する。このため、高電位電源電圧VDDと低電位電源電圧VSSとを抵抗器Rc(1)〜Rc(32)で分圧した各電圧と、充電期間Tc1が終了したときの電圧V1とを一度に比較することができる。そして、エンコーダE1は、この比較結果に基づいて調整値を算出するため、発振回路11は、より短時間で周波数f0に調整することができる。
次に、本発明を具体化した第3実施形態について、図5を用いて説明する。本実施形態では、上記第1実施形態におけるパルスカウンタ12及び調整回路15の代わりに、パルスカウンタ32及び調整回路35を用いる。すなわち、本実施形態の発振器30は、上記第1実施形態と同様に、発振回路11、パルスカウンタ32、充電回路13、リセット回路14、調整回路35及びタイミング制御部を備えている。
次に、本実施形態の自動調整処理について説明する。本実施形態においても、上記第1
実施形態と同様に、タイミング制御部は、調整期間が経過するまで、カウント開始信号、ロード信号LS1及びリセット信号の出力を繰り返して行なう。
ここでは、接続ノードND1の電圧V1が参照電圧VREFを超えないうちに、パルスカウンタ32が、カウント数Nc1を数え終わって、ハイレベルの調整基準信号S2を調整回路35に供給した場合を説明する。この場合、調整基準信号S2がローレベルからハイレベルになる。また、比較器CMP1の出力信号はローレベルを維持する。
ここでは、パルスカウンタ32がカウント数Nc1を数え終わる前に、接続ノードND1の電圧V1が参照電圧VREF以上になった場合について説明する。この場合、調整基準信号S2はローレベルを維持する。また、比較器CMP1の出力信号がローレベルからハイレベルになる。
(8) 本実施形態では、パルスカウンタ32は、カウント開始信号を受信した場合、出力信号S1が出力される。充電回路13のスイッチSW1は、出力信号S1を取得した場合、定電流源PS1とキャパシタC1とを接続して、キャパシタC1を充電し、接続ノードND1の電圧V1を上昇させる。この場合、調整回路35の比較器CMP1の出力信号が参照電圧VREF以上になる。一方、パルスカウンタ32は、カウント数Nc1になるまでパルス信号をカウントし、カウントが終了した場合には、調整基準信号S2を調整回路35に出力する。調整回路35は、比較器CMP1の出力信号が、前記調整基準信号S2よりも先に変化した場合には、周波数f0を高くする調整値を発振回路11に供給する。また、調整回路35は、調整基準信号S2が、比較器CMP1の出力信号よりも先に変化した場合には、周波数f0を低くする調整値を発振回路11に供給する。このため、接続ノードND1の電圧V1が参照電圧VREFになったタイミングとパルスカウンタ32のカウント終了とのタイミングに応じて、発振回路11の周波数f0が調整されるので、チャージポンプを用いずに、発振器10は、自動的に周波数f0を効率的に調整することができる。
○ 上記第1及び第3実施形態における調整回路15,35は、周波数f0を低くなるように調整する場合には計数値を増加させ、周波数f0を高くなるように調整する場合には計数値を減少させるアップダウンカウンタBC1,BC2を設けた。電圧V1に基づいて発振回路11の出力信号の周波数f0が調整できるのであれば、調整回路15,35の構成は、これに限られない。例えば、周波数f0を低くなるように調整する場合には計数値を減少させ、周波数f0を高くなるように調整する場合には計数値を増加させるアップダウンカウンタBC1,BC2を用いてもよい。
,Rc(1),Rc(2),Rc(3),Rc(31),Rc(32)…抵抗器、S1…出力信号、S2…調整基準信号、SW1…スイッチ、T1…充電・保持期間、T2…ロード・リセット期間、Tc1…充電期間、V1…接続ノードの電圧、VDD…高電位電源電圧、VH…高電位基準電圧、VL…低電位基準電圧、VSS…低電位電源電圧、VREF…参照電圧、X,Y…信号、f0…周波数。
Claims (6)
- 調整値に応じた周波数を出力する発振回路と、
前記発振回路からの出力信号を予め定められた回数までカウントし、カウントが終了するまで制御出力信号を出力するパルスカウンタと、
前記制御出力信号が供給されている期間に、電流を供給してキャパシタを充電する充電回路と、
前記キャパシタの接続ノードの電圧と基準電圧との比較に応じた調整値を前記発振回路に供給する調整回路とを含み、
前記調整回路は、
充電が終了したときの前記接続ノードの充電電圧と、この充電電圧の上限値を定める高電位基準電圧とを比較する第1比較器と、
前記充電電圧と、この充電電圧の下限値を定める低電位基準電圧とを比較する第2比較器と、
予め定めた初期の計数値を記憶しており、記憶している計数値に応じた調整値を出力する調整用アップダウンカウンタとを備え、
この調整用アップダウンカウンタは、前記充電電圧が前記低電位基準電圧より低い場合には、前記周波数を低くするために計数値を加算又は減算して計数値を更新し、前記充電電圧が前記高電位基準電圧より高い場合には、前記周波数を高くするために前記計数値を減算又は加算して計数値を更新することを特徴とする自動調整発振器。 - 調整値に応じた周波数を出力する発振回路と、
前記発振回路からの出力信号を予め定められた回数までカウントし、カウントが終了するまで制御出力信号を出力するパルスカウンタと、
前記制御出力信号が供給されている期間に、電流を供給してキャパシタを充電する充電回路と、
前記キャパシタの接続ノードの電圧と基準電圧との比較に応じた調整値を前記発振回路に供給する調整回路とを含み、
前記調整回路は、複数の比較器と、これら比較器からの出力信号に応じた調整値を供給するエンコーダとを備えたフラッシュ形アナログデジタルコンバータであり、
前記各比較器の一方の入力端子には、充電が終了したときの前記接続ノードの充電電圧を供給し、前記各比較器の他方の入力端子には、低電位基準電圧と高電位基準電圧との中間値を供給したことを特徴とする自動調整発振器。 - 調整値に応じた周波数を出力する発振回路と、
前記発振回路からの出力信号を予め定められた回数までカウントし、カウントの終了を識別する終了識別信号と、前記カウントの開始から制御出力信号を出力するパルスカウンタと、
前記制御出力信号が供給されている期間に、電流を供給してキャパシタを充電する充電回路と、
前記キャパシタの接続ノードの電圧が基準電圧以上になったことを識別する基準識別信号と、前記終了識別信号とを取得し、前記接続ノードの電圧が基準電圧以上になった時間と前記カウントが終了した時間との前後関係に応じた調整値を前記発振回路に供給する調整回路とを含むことを特徴とする自動調整発振器。 - 前記調整回路は、
前記キャパシタの接続ノードの電圧と基準電圧とを比較する比較器と、
予め定めた初期の計数値を記憶しており、記憶している計数値に応じた調整値を出力する調整用アップダウンカウンタとを備え、
前記調整用アップダウンカウンタは、カウント終了を示す前記終了識別信号を前記パルスカウンタから受信するより前に、前記接続ノードの電圧が前記基準電圧より高いことを示す信号を前記比較器から取得した場合には、カウント終了を示す前記終了識別信号を受信するまで、前記周波数を高くするために、前記発振回路からのパルス信号毎に計数値を減算又は加算し続けて更新し、
前記接続ノードの電圧が前記基準電圧よりも高いことを示す信号を前記比較器から取得するより前に、前記カウント終了を示す前記終了識別信号を前記パルスカウンタから受信
した場合には、前記接続ノードの電圧が前記基準電圧よりも高いことを示す信号を取得するまで、前記周波数を低くするために、発振回路からのパルス信号毎に計数値を加算又は減算し続けて更新し、更新された計数値を新たに記憶することを特徴とする請求項3に記載の自動調整発振器。 - 前記充電回路は、定電流源、スイッチ及びキャパシタが直列に接続されており、
前記接続ノードは、前記スイッチと前記キャパシタとの接続ノードであり、
前記スイッチは、前記制御出力信号が供給されているときには、前記定電流源と前記キャパシタとを接続して充電を行ない、前記制御出力信号の供給が停止されたときには、前記定電流源と前記キャパシタとを切断することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動調整発振器。 - 前記接続ノードには、前記パルスカウンタがカウントを開始する前に、前記接続ノードの電圧を、予め定めた初期値にするためのリセット回路を接続したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動調整発振器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009051205A JP5461852B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 自動調整発振器 |
US12/703,186 US8063710B2 (en) | 2009-03-04 | 2010-02-09 | Self-calibrating oscillator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009051205A JP5461852B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 自動調整発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010206650A JP2010206650A (ja) | 2010-09-16 |
JP5461852B2 true JP5461852B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=42677713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009051205A Active JP5461852B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 自動調整発振器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8063710B2 (ja) |
JP (1) | JP5461852B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5263887B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2013-08-14 | フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド | 自動調整発振器 |
JP2018085563A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 発振装置、および発振方法 |
US10250266B2 (en) | 2017-07-24 | 2019-04-02 | Nxp B.V. | Oscillator calibration system |
US10250269B2 (en) | 2017-07-24 | 2019-04-02 | Nxp B.V. | Oscillator system |
CN107947764B (zh) * | 2017-12-13 | 2021-05-07 | 中国科学院微电子研究所 | 一种coms振荡器电路 |
KR102509824B1 (ko) * | 2018-06-15 | 2023-03-14 | 삼성전자주식회사 | 발진기 |
CN112504519B (zh) * | 2020-11-23 | 2022-05-20 | 深圳市绘王动漫科技有限公司 | 一种压力检测电路、装置及压力输入装置 |
CN112910461B (zh) * | 2021-01-20 | 2024-06-14 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | Rc振荡器的自校准方法和自校准电路 |
US11868173B2 (en) * | 2021-08-19 | 2024-01-09 | Marvell Asia Pte Ltd | Wireline transceiver with internal and external clock generation |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57110967A (en) * | 1980-12-27 | 1982-07-10 | Pioneer Electronic Corp | Frequency-voltage conversion circuit |
JPH0625783B2 (ja) * | 1984-09-21 | 1994-04-06 | 株式会社日立製作所 | 周波数−電圧変換回路 |
US5594388A (en) | 1995-06-07 | 1997-01-14 | American Microsystems, Inc. | Self-calibrating RC oscillator |
JP3567747B2 (ja) * | 1998-07-31 | 2004-09-22 | 富士通株式会社 | 電圧制御発振器及び周波数−電圧変換器 |
JP2002300027A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 発振器 |
JP4089672B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2008-05-28 | ソニー株式会社 | 発振回路及びこの発振回路を有する半導体装置 |
KR100744912B1 (ko) * | 2006-05-26 | 2007-08-01 | 삼성전기주식회사 | 자가조정 기능을 갖는 rc 발진기 |
-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009051205A patent/JP5461852B2/ja active Active
-
2010
- 2010-02-09 US US12/703,186 patent/US8063710B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010206650A (ja) | 2010-09-16 |
US20100225406A1 (en) | 2010-09-09 |
US8063710B2 (en) | 2011-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5461852B2 (ja) | 自動調整発振器 | |
KR100982597B1 (ko) | 전지 전압 검출 회로 | |
US10594303B2 (en) | Temperature sensor circuit and semiconductor device including the same | |
US20060176119A1 (en) | Voltage-frequency conversion apparatus and method of changing reference voltage thereof | |
US20080143394A1 (en) | Amplitude controlled sawtooth generator | |
CN111108684A (zh) | 振荡电路、芯片、电子设备 | |
JP2017200115A (ja) | 自動調整発振器及びそれを用いたスイッチング電源 | |
JP5263887B2 (ja) | 自動調整発振器 | |
US10656023B2 (en) | Temperature sensing device and temperature-voltage converter | |
CN113411084B (zh) | 使用偏置电流的振荡器补偿 | |
JP4451731B2 (ja) | 集積回路のrc時定数と目標値の比率を求める方法および装置 | |
JP2010246192A (ja) | 電源装置、電源装置の制御回路、電源装置の制御方法 | |
US10041841B2 (en) | Semiconductor device | |
JP6623696B2 (ja) | 電源装置及び半導体装置 | |
CN101257252A (zh) | 电压控制电路 | |
US8350577B1 (en) | Method and apparatus for calibration of pulse-width based measurement | |
US20130214846A1 (en) | Semiconductor device | |
WO2010134228A1 (ja) | 電源発生回路及び集積回路 | |
JP2015152508A (ja) | 静電容量型センサー装置、半導体集積回路装置、及び、電子機器 | |
JP5974627B2 (ja) | 発振回路及び電子機器 | |
JP4551862B2 (ja) | 温度制御発振器 | |
CN108649900B (zh) | 一种振荡器链路延时校正电路 | |
JP2016100748A (ja) | 発振回路 | |
JP2017118323A (ja) | 発振回路 | |
CN113938100A (zh) | 振荡器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5461852 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |