JP5461246B2 - 引き戸式ドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商店や公共施設等の建築物の出入り口部等に設けられる引き戸式ドア装置の技術分野に関するものである。
一般に、引き戸式ドア装置のなかには、躯体開口部を開閉移動するドア体と、ドア体の上端部に設けられる複数の走行体(ローラユニット)と、開口部上方の躯体における屋内外方向一方の面に固定され、走行体を介してドア体をスライド移動自在に吊持するレール体とを備えて構成されたものが知られている。このようなものでは、開口部上方の躯体に覆蓋体を設けて、ドア体のレール体への吊持部等の開閉作動用の部材を覆蓋体(カバー体)により覆蓋して、ドア体以外の部材が外部に露出しないようにすることが提唱されている。
特開2006−322234号公報
ところで、前記従来のものにおいて、ドア体は屋内外方向一方の空間において剥き出しの状態であるため、ドア体のスライド開閉作動の過程で、戸尻側躯体の近傍に近付いた人や物体がドア体に当接することが想定される。特に、従来のもののように、走行体に駆動装置が連動連結され、通行者が躯体開口部に近付いたことの検知で自動的にドア体が開閉作動するように構成したものでは、開閉作動するドア体が人や物体に当接するような事態が発生しやすいと考えられる。そこで、戸尻側躯体に沿って保護パネルを設けて、戸尻側躯体と保護パネルとのあいだにおいてドア体が開閉作動するよう構成し、開閉移動するドア体が人や物体に当接するのを防止するとともに、前記保護パネルを開口部側へ移動自在に構成して、戸尻側躯体と保護パネルとのあいだ(戸袋内)の隙間に入り込んだゴミ等を取出す清掃作業や、戸尻側躯体の払拭清掃等ができるようにしたものが提唱されている。
ところで、戸尻側躯体に対向して設けられる保護パネルを開口部側に移動自在に設けるためには、保護パネル専用の走行レールが必要となり、設置当初から保護パネルを設ける構成であれば、ドア体用のレール体と保護パネル用の走行レールとの両者を並列して設け、これら両方のレールを覆うように覆蓋体を設ければ意匠性のよいものにすることができる。しかるに、既に設置されている引き戸式ドア装置に保護パネルを移動自在に設ける場合では、保護パネルと保護パネル用の走行レールとを後付けすることになり、走行レールを既に設置されている覆蓋体に設けるにあたり、容易に後付けでき、しかも、意匠性、メンテナンス性にも優れた走行レールを提供することが要求され、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、躯体開口部と、該躯体開口部の左右方向戸尻側に隣接する戸袋と、該戸袋の屋内側面に沿って躯体開口部と戸袋とのあいだをスライド移動して躯体開口部の開閉移動をするドア体とを備えて構成される引き戸式ドア装置において、ドア体よりも屋内側に、レールユニットと、該レールユニットに走行案内されて躯体開口部と戸袋とのあいだを移動可能な保護パネルとを後付けして設けるにあたり、前記レールユニットは、屋内外方向に対向して走行レールを構成する一対のレール片の一方をそれぞれ備えた第一、第二レール部材で構成される分割型とし、該レールユニットを躯体開口部から戸袋に至るまでの左右方向全域に亘って設ける一方、保護パネルは、下端縁に床面上を走行する戸車を備え、上端縁にレールユニットの走行レールを走行する水平方向回転自在な走行ローラを備えていることを特徴とする引き戸式ドア装置である。
請求項2の発明は、躯体開口部および戸袋の上部には、戸袋と、該戸袋および躯体開口部の上方に配された上部側躯体とを連結するための無目が設けられ、レールユニットの上下端縁は、無目の屋内側面上下端縁と面一状になっていることを特徴とする請求項1記載の引き戸式ドア装置である。
請求項3の発明は、レール片に、走行ローラの抜け止め用突片を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の引き戸式ドア装置である。
請求項4の発明は、保護パネルは、ガラス材を備えて構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の引き戸式ドア装置である。
請求項1の発明とすることにより、引き戸式ドア装置に保護パネルとレールユニットとを意匠性よく後付けできるうえ、後付けする作業が簡単、かつ、容易なうえ、メンテナンス性にも優れたものにできる。
引き戸式自動ドア装置の屋内側からの正面図である。 図1の右半部の引き戸式自動ドア装置の要部を説明する一部切欠き拡大正面図である。 図1における一部を切欠いた横断面図である。 引き戸式自動ドア装置の構成を説明する縦断面図である。 図4の要部を拡大した分解図である。 図4の要部拡大図である。 図7(A)は第二の実施の形態の引き戸式自動ドア装置における要部拡大縦断面図、図7(B)は参考例の引き戸式自動ドア装置における要部拡大縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部に設けられた引き戸式自動ドア装置であって、本実施の形態では、図1に示すように、左右一対の引き戸式自動ドア装置1が左右方向に並設されており、これら各引き戸式自動ドア装置1を構成するドア体2同士は、それぞれ同期し、かつ、左右対称状に左右方向にスライド移動するように構成されている。本実施の形態の開口部は、ガラス材で構成される躯体に囲繞されており、開口部の戸尻側(左右側部位)に隣接し、各ドア体2の戸袋として機能する左右の戸尻側躯体3もそれぞれガラス材を用いて構成されている。そして、各ドア体2は、それぞれ左右の戸尻側躯体3の屋内側に沿ってそれぞれ配されており、後述するように、戸尻側躯体3の屋内側面に沿ってスライド移動することにより、開口部の半部を閉鎖する全閉姿勢と、戸尻側躯体3に並列して開口部を開放する全開姿勢とに変姿するように構成されている。
前記各引き戸式自動ドア装置1のドア体2は、ガラス材の四周を金属製の框材2aにより囲繞される構成となっており、図2に示す開口部右側半部に設けられる引き戸式自動ドア装置1のように、上側框材2aの左右方向二箇所に位置して一対のローラユニット4(本発明の走行体に相当する)が設けられている。これらローラユニット4は、それぞれ支持ブラケット5と、一対のローラ6とにより構成されており、支持ブラケット5は上側框材2aの上端面に固定される固定片5aと、該固定片5aから上方に突出し、一対のローラ6がそれぞれ軸承される軸承片5bとを備えて構成されている。さらに、戸先側(右側)の支持ブラケット5の軸承片5bには、屋内側に突出する連結片5cが形成されている。
また、各ローラユニット4の軸承片5bに軸承される一対のローラ6は、それぞれ軸承片5bから屋外側に向けて突出する支軸6aに回転自在に軸承されており、上下方向において回転するように構成されており、外周面には凹部6bが形成されている。
一方、左右の戸尻側躯体3、および、開口部の上部には、左右の戸尻側躯体3を構成するガラス材と、該戸尻側躯体3および開口部上方の上部側躯体Bを構成するガラス材とを連結する金属製の枠体(無目)7が設けられている。ここで、本実施の形態の枠体7は、左右一対の引き戸式自動ドア装置1の戸袋となる左右の戸尻側躯体3の上部を含む、戸尻側躯体3の対向間一帯に設けられるよう左右方向長尺状に形成されている。
前記枠体7は戸尻側躯体3の上端縁部が嵌入支持される下側支持片部7aと、上部側躯体Bの下端縁部が嵌入支持される上側支持片部7bと、これら上下側支持片部7a、7bの屋外側端縁部同士を連結するべく上下方向に延出する連結片部7cとを備えて構成されている。そして、前記連結片部7cが本発明の開口部上方の躯体に相当しており、戸尻側躯体3に対し屋内外方向略同位置となる位置関係で配設されている。尚、7dは、上側支持片部7bの屋外側部位を構成する分割枠材であって、該分割枠材7dは、上側支持片部7bに上部側躯体Bを嵌入した後に組込まれるように構成されている。
そして、枠体7の上下方向に延出する連結片部7cの屋内側面に、左右の引き戸式自動ドア装置1のレール体に相当する第一走行レール8が左右方向に並列して設けられている。前記第一走行レール8は、連結片部7cに固定される固定片8aと、該固定片8aから屋内側に突出する突出片8bとにより構成されており、該突出片8bの突出端部に上方に膨出するレール片8cが形成されている。そして、第一走行レール8のレール片8cに前記ローラユニット4の各ローラ6外周面の凹部6bを上側から外嵌せしめることにより、それぞれのローラ6がレール片8cに対して抜止め状に支持され、これによって、各ドア体2は、第一走行レール8にスライド移動自在に吊持され、戸尻側躯体3の屋内側面に沿う状態で開口部を開閉移動するように構成されている。
この吊持状態において、枠体7の下端縁部はドア体2の上側框材2aの上端部に対向しており、枠体7により上側框材2aとローラユニット4との連結部位であるドア体2の吊持部およびその上方部位が覆われて屋外側から目視されないように構成されている。
さらに、2bはドア体2の下側框材2aの下端面から下方に向けて突出配設される振れ止め体であって、該振れ止め体2bは、下端部が床面に埋設されたガイド溝部Gにスライド移動自在に嵌入するように構成されている。また、2cはドア体2の全閉姿勢でドア体2を施錠する施錠具である。
さらに、前記枠体連結片部7cの左右両端部であって、各ドア体2の戸尻側部位にはモータ支持部7eがそれぞれ一体的に形成されており、これらモータ支持部7eに、駆動装置を構成する電動モータを備えた開閉機9がそれぞれ固定されている。前記各開閉機9は、屋内側に向けて突出する出力軸に駆動スプロケット9aが連動連結されている。さらに、枠体7の左右方向中間部であって、全閉姿勢の各ドア体2の戸先上方に位置して従動スプロケット9bがそれぞれ軸承されており、それぞれ対応する駆動スプロケット9aと従動スプロケット9bとのあいだに動力伝導体(例えば作動チエン)9cが懸回されている。そして、前記各動力伝動体9cは、各ドア体2の戸先側に位置するローラユニット4の連結片5cにそれぞれ連動連結されている。そして、左右の開閉機9の駆動に伴う対応する駆動、従動スプロケット9a、9bの回転により、動力伝動体9cが左右方向に変位するように構成されており、該動力電動体9cの変位に追随する状態で戸先側のローラユニット4が強制的に移動してドア体2を開閉移動せしめるように構成されている。これによって、開口部上方の屋内外(枠体連結片部7cの屋外側面、および、後述するレールユニットRの屋内側面)に設けたセンサDからの信号を受けて各開閉機9が駆動した場合に、各ドア体2が互いに同期し、かつ、左右対称となる状態で、第一走行レール8に沿ってスライド移動して開口部の開閉をするように構成されている。
そして、枠体連結片部7cに設けられる第一走行レール8、開閉機9等の駆動部材を覆うようにカバー体10が配されるが、カバー体10は左右方向長尺状の平板状体で形成されており、上端部に上方に突出する第一係止片10aと屋外側に突出する第二係止片10bとが形成されている。そして、これら第一、第二係止片10a、10bを、枠体7の上側支持片部7aの屋内側端縁部に形成された第一、第二係止受け片7f、7gにそれぞれ嵌入、係止するように組込むことにより、カバー体10は、連結片部7cに平行となる状態で枠体7に支持されるように構成されている。
尚、カバー体10は、枠体7の第一、第二係止受け片7f、7gに嵌入、係止する構成であり、屋内側には第一係止受け片7fとカバー体10とが露出しており、これら第一係止受け片7fとカバー体10とが本発明の覆蓋体に相当している。そして、カバー体10の下端縁部10cは、ドア体2の上側框材2aの上端部に対向するように設定されており、第一係止受け片7fとカバー体10とにより、上側框材2aとローラユニット4との連結部位であるドア体2の吊持部、さらには、ドア体2の開閉作動に必要な駆動部材が覆われて屋内側から目視されないように構成されている。
そして、前記左右一対の引き戸式自動ドア装置1には、左右の躯体側部材3とともに各ドア体2の戸袋として機能する左右一対の保護パネル11がレールユニットRとともに後付けされており、これによって、各保護パネル11は、それぞれレールユニットRに沿って移動することにより、開口部側に移動自在となるように構成されている。
前記各保護パネル11は各ドア体2よりも屋内側に位置して設けられており、各ドア体2が開口部を開放する方向にそれぞれスライド移動して全開姿勢となる場合では、左右の戸尻側躯体3と保護パネル11とのあいだにそれぞれ引込まれるように構成されている。
前記保護パネル11は、ガラス材の四周を金属製の框材11aにより囲繞される構成となっている。そして、保護パネル11の上側の框材11aに、左右方向二箇所において本発明の走行ローラ12が設けられている。これら走行ローラ12は上側框材11aの上端面から上方に突出する支軸12aに回転自在に軸承されていて、水平方向において回転するように構成されている。
一方、13は、既設の引き戸式自動ドア装置1に保護パネル11を設置する際に、既設のカバー体10に設けられる支持部材であって、該支持部材13は、前記レールユニットRをカバー体10の屋内側面に一体化するための部材となっている。前記支持部材13は左右方向に長い長尺体に形成されており、カバー体10の第二係止片10bの下方、即ち、覆蓋体の上下方向中間部に位置し、カバー体10左右方向の略全域にわたって設けられている。前記支持部材13は、上下方向に延出してカバー体10に固定される固定片13aと、該固定片13aの上端縁部から屋内側に向けて直交状に突出する取付け片13bとにより鉤状に形成されており、固定片13aと取付け片13bとのコーナー部の上方には、屋内側が開口する係止凹部13cが一体形成され、取付け片13bの屋内側端縁部には垂下状に突出する突当て固定片13dが一体形成されている。そして、支持部材13は、固定片13aをカバー体10屋内側面の上下方向中間部に突当てて、屋内側から左右方向複数箇所において螺子13eを螺合することによりカバー体10に一体的に固定されるように構成されている。
前記レールユニットRは、前記覆蓋体(枠体7の上端部位である第一係止受け片7fおよびカバー体10)を左右方向全域にわたって覆蓋するよう左右方向長尺状に形成されている。そして、レールユニットRの下方には、保護パネル11に設けられた走行ローラ12が移動自在に走行する第二走行レール(本発明の走行レールに相当する)が形成されている。
前記レールユニットRは第一、第二レール部材14、15とにより分割状に構成されており、第一レール部材14は覆蓋体、および、覆蓋体に固定された前記支持部材13に固定され、第二レール部材15は前記第一レール部材14に固定されるように構成されている。
前記第一レール部材14は、下端部に覆蓋体(枠体7の第一係止受け片7fとカバー体10)の下端部に沿って一体化され、第二走行レールを構成する屋外側レール片14aが形成されており、該屋外側レール片14aの上端部から屋内側に向けて突出する第一連結片14bが形成されている。前記第一連結片14bの突出端縁部には、上方に向けて突出し、ドア体2吊持部(ローラユニット4の第一走行レール8への吊持部)対向部位から覆蓋体の上端縁部までのあいだを覆蓋する上部覆い片14cが形成されている。これによって、第一レール部材14は、下端部に屋外側レール片14aと第一連結片14bとにより仕切られて、屋内側が開放するレールスペースSが形成されている。さらに、前記上部覆い片14cの上部には、支持部材13の取付け片13bに上側から当接する取付け受け片14dが屋外側に向けて突出形成されている。
そして、第一レール部材14は、取付け受け片14dの突出先端部を支持部材13の係止部13cに嵌入係止させるとともに、上部覆い片14cと取付け受け片14dとにより形成されるコーナー部内側面を、支持部材13の取付け片13bと突当て固定片13dとにより形成されるコーナー部外側面に宛てがうことにより、屋外側レール片14aがカバー体10下端部の屋内側面に沿って突当たり、第一レール部材14が支持部材13に対して仮保持状に組込まれるように構成されている。そして、この組込み状態において、第一レール部材14の取付け受け片14dと支持部材13の取付け片13bとの積層部に対し上方から螺子14eを螺合し、上部覆い片14cの突当て固定片13dへの突当て部、さらには、屋外側レール片14aのカバー体10下端部への突当て部に対し、それぞれ屋内側から螺子14eを螺合することにより、第一レール部材14の覆蓋体(カバー体10および支持部材13)への一体化がなされるように構成されている。
尚、本実施の形態において、第一レール部材14をカバー体10に固定するにあたり、上方部位が支持部材13に固定されるとともに、下方部位がカバー体10に固定されるように構成されており、これによって、第一レール部材14は上下方向に長く形成されたものでありながら、ガタつきなくカバー体10に固定されている。
さらに、屋外側レール片14aの上部には屋外側に突出する突片14fが形成されており、第一連結片14bと突片14fとにより屋内側が開口する係止凹部が形成されている。また、屋外側レール片14aの上下方向中間部には屋外側に突出する抜止め用突片14gが形成され、第一連結片14bの屋内側端部には、上方に退避する位置決め凹部14hが形成されている。
また、第二レール部材15は、第一レール部材14の下方に形成されるレールスペースSの屋内側部位を覆蓋し、屋外側レール片14aに屋内外方向に対向する屋内側レール片15aと、該屋内側レール片15aの上端縁部から屋外側に向けて突出し、第一レール部材14の第一連結片14bに下側から積層する第二連結片15bとを備えて構成されている。そして、屋内側レール片15aは、屋外側レール片14aとともに第二走行レールを構成し、これら互いに対向する屋内外側レール片15a、14aの対向面が前記走行ローラ12の転動面(摺動面)となり、このようにして走行ローラ12用の第二走行レールが構成されている。さらに、屋内側レール片15aの上下方向中間部には、屋外側レール片14aの抜止め用突片14gに対向する抜止め用突片15cが屋外側に突出形成されている。また、第二連結片15bの屋内側端部には上方に突出する位置決め片15dが形成されている。
そして、前記第二レール部材15は、第二連結片15bの屋内側の先端縁部を第一レール部材14の第一連結片14bと第一突片14fとにより構成される係止凹部に嵌入させるとともに、位置決め片15dを第一レール部材14の位置決め凹部14hに嵌入させ、第一連結片14bの下方に第二連結片15bを当接状に積層することにより、上部覆い片14cと屋内側レール片15aとが面一状に組込まれるように構成されている。
前記第二レール部材15は、既設の覆蓋体に固定された第一レール部材14に一体化するが、この場合に、第一レール部材14の下方部位(レール用スペースS)に第二レール部材15を屋内外方向に対向させ、それぞれの抜止め用突片14g、15cの上部対向間に、保護パネル11の走行ローラ12が抜止め状に保持されるように第二レール部材15を第一レール部材14に近接させる。そして、第二レール部材15の第二連結片15bの屋内側の先端縁部を、嵌入第一レール部材14の第一連結片14bと第一突片14fとにより構成される係止凹部に嵌入させることにより、第二レール部材15と保護パネル11とが第一レール部材14と床面とのあいだに仮保持されるように構成されている。前記仮保持状態から、第二レール部材15の位置決め片15dを第一レール部材14の位置決め凹部14hに嵌入させて、第一連結片14bの下方に第二連結片15bを当接させることにより、上部覆い片14cと屋内側レール片15aとが面一状となる組込み状態とする。そして、この組込み状態において、保護パネル11を屋内外側レール片15c、14aにより構成される第二走行レールに沿って適宜スライド移動させつつ、第一、第二レール部材14、15の上下方向の積層部である第一連結片14bと第二連結片15bとに対し、下方から挿入した螺子15eを第一連結片14bに形成されるビスポケット14iに螺着することにより、第一レール部材14に対して第二レール部材15が固定され、このようにして、既設の引き戸式自動ドア装置1に保護パネル11とレールユニットRとが組込まれるように構成されている。
このような取付け手順に従うことにより、引き戸式自動ドア装置1に保護パネル11とレールユニットRとを後付けする作業が、簡単、かつ、容易で、取付け時間の短縮、作業性の向上を図ることができて、コスト低下に寄与することができるように構成されている。
また、第一、第二レール部材14、15の組込み工程と逆の工程を実施することで、容易に第一レール部材14から第二レール部材15、保護パネル11を取外すことができ、保護パネル11、第二レール部材15のメンテナンス(例えば走行ローラ12の交換)等の作業を容易に行なえるように構成されている。
そして、前記組込み状態において、引き戸式自動ドア装置1の上部屋内側に配される左右方向長尺状のレールユニットRを屋内側から目視したとき、第一レール部材14の上部覆い片14cと第二レール部材15の屋内側レール片15aとが面一状となり、上部覆い片14cが覆蓋体の上部を覆い、屋内側レール片15aが下部覆い片となって覆蓋体の下部を覆い、これによって、既設の覆蓋体が上下方向全域にわたって覆われるように構成され、レールユニットRを後付けしたにもかかわらず、あたかも予め設置された覆蓋体のような意匠となるように構成されている。
さらに、前記第一、第二レール部材14、15により構成される屋内外一対の屋内外側レール片5a、14aの対向間には、左右一対の保護パネル11の上側框材11aが嵌入し、上側框材11aの上端面から突出する走行ローラ12が、屋内外側レール片15a、l4aの対向面間に設けられた抜止め用突片15c、14gの上方部に位置するように組込まれている。これによって、各保護パネル11は、走行ローラ12が抜止め用突片15c、14gにより抜け止めされた状態となるように構成されている。
また、レールユニットRは覆蓋体の長尺方向全域に設けられており、保護パネル11は、戸尻側躯体3の屋内側に対向する戸袋姿勢から保護パネル11が開口部側にスライド移動して戸袋を開放する開放姿勢に変姿可能となるように構成されている。これによって、保護パネル11の戸袋姿勢ではドア体2の開閉作動時における保護が図れ、保護パネル11の開放姿勢では、戸袋内の清掃や、戸尻側躯体3の払拭作業棟のメンテナンスを容易に行なうことができるように構成されている。
尚、保護パネル11の下側框材11aには左右方向二箇所において戸車11bが設けられている。これら戸車11bは、戸尻側躯体3配設部に対向して床面上に固定された凹溝状のガイド体16にスライド移動自在にガイドされるように構成されている。さらに、保護パネル11の戸先側框材11aの上下端部にはそれぞれフランス落し錠11cが設けられており、通常の使用状態において、フランス落し錠11cが施錠されていて、保護パネル11を戸袋姿勢に保持し、戸尻側躯体3とともに戸袋としての機能を維持するように構成されている。
そして、戸袋部の清掃を実施するべく保護パネル11を開口部側にスライド移動する場合では、フランス落し錠11cを解錠し、保護パネル11を開口部側に押しやることで開放することができるように構成されている。このとき、保護パネル11は、戸車11bがガイド体16および開口部を構成する床面を転動し、かつ、走行ローラ12が第二走行レールである屋内外側レール片15a、14aとの対向面を転動することにより、軽快、かつ、円滑に開放、または、閉鎖操作されるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、引き戸式自動ドア装置1のドア体2は戸尻側躯体3と、後付けされた保護パネル11とを戸袋として、これら戸尻側躯体3と保護パネル10との間から引出されたり、引込まれることにより、ドア体2の開閉作動の過程でドア体2が戸尻側躯体3近傍の人や障害物との当接を回避することができる。さらに、このものでは、レールユニットRがカバー体10(覆蓋体)の左右方向全域にわたって設けられていて、保護パネル11を戸袋姿勢から開口部側に位置する開放姿勢に変姿させることができて、戸袋内の清掃や戸尻側躯体3の清掃を行なうことができる。
そして、保護パネル11とレールユニットRとを既設の引き戸式自動ドア装置1に設ける場合に、レールユニットRは、予め設置されている覆蓋体(枠体7の第一係止受け片7fとカバー体10)の屋内側面全体を第一、第二レール部材14、15により面一状になって覆う構成となっていて、意匠性に優れる。しかも、レールユニットRは第一、第二レール部材14、15で構成される分割型となっており、覆蓋体に固定された第一レール部材14に対し、屋内外側レール片15a、14aの対向間に保護パネル11の走行ローラ12を組込みつつ、第二レール部材15を第一レール部材14に一体化する構成としたので、保護パネル11とレールユニットRとを後付けする作業が簡単、かつ、容易となって、作業性の改善が図れる。しかも、一体化する作業とは逆の作業をすることで第二レール部材15を第一レール部材14から容易に取外すことができてメンテナンス性にも優れる。
さらに、本発明が実施されたものにあっては、引き戸式自動ドア装置1に保護パネル11とレールユニットRとを後付けする場合に、取付け作業が簡単、且つ、容易である上、意匠的にも優れたものになるが、このものでは、ドア体2の駆動部材(開閉機9)が設けられていて覆蓋体(枠体7の第一係止受け片7fとカバー体10)が上下方向に長く形成されている。このため、第一レール部材14の上部覆い片14cが上下方向に長くなり、カバー体10との固定部が屋外側レール片14aだけであると不安定であるが、このものでは、上部覆い片14cをカバー体10に固定された支持部材13を介して覆蓋体に固定する構成としたので、ガタつくことなく安定した固定状態とすることができる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、既設の引き戸式ドア装置に保護パネルおよびレールユニットを設ける場合に、引き戸式ドア装置には種々の仕様があり、覆蓋体の上下方向長さが一定であるが、枠体とカバー体との連結位置、連結形状が仕様によってそれぞれ異なる場合がある。これに対し、本発明が実施されたレールユニットの第一レール部材は、下端部に形成された屋内外方向一方のレール片を覆蓋体に固定する構成となっているうえ、上下方向中間部において支持部材に支持される構成となっている。この結果、枠体とカバー体との連結状態(連結位置、連結形状)にかかわらず、どのような仕様の引き戸式ドア装置に対しても第一、第二レール部材、さらには、支持部材をそのまま用いて後付けすることが可能である。
因みに、図7(A)に第二の実施の形態を示すが、このものでは、枠体17とカバー体18との連結構成が、枠体17の屋内側片17aとカバー体18の上端部とを屋内外方向に積層し、該積層部を螺子18aにより螺着する構成であり、これ以外の構成は前記第一の実施の形態と同様となっている。尚、第一の実施の形態と同様の部材構成については、同様の符号を付すことにより説明を省略する。そして、このものでも、第一の実施の形態のレールユニットR(第一、第二レール部材14、15)をそのまま用いることで、保護パネル11を開口部側に移動自在に後付けすることができる。
また、本発明の実施の形態には、躯体開口部を開閉移動するドア体と、ドア体の上端部に設けられる複数の走行体と、開口部上方の躯体における屋内外方向一方の面に固定され、走行体を介してドア体をスライド移動自在に吊持するレール体と、ドア体の吊持部を前記一方から覆う覆蓋体とを備えてなる既設の引き戸式ドア装置に、戸尻側躯体とともに戸袋を構成する保護パネルを、ドア体の開閉方向にスライド移動自在に設けるにあたり、保護パネルの上端部に複数の走行ローラを設ける一方、該走行ローラが走行する屋内外方向に対向する一対のレール片が下方に形成されたレールユニットを覆蓋体に設ける構成とし、前記レールユニットを、屋内外方向他方のレール片と該他方側レール片から一方に向けて突出する第一連結片と該第一連結片の突出端部から上方に突出して覆蓋体の上部を覆う覆い片とを備え、前記他方側レール片が覆蓋体に固定される第一レール部材と、屋内外方向一方のレール片と該一方側レール片から他方に向けて突出する第二連結片とを備えた第二レール部材とにより構成される分割型とし、覆蓋体に固定される第一レール部材に対する第一レール部材の固定は、屋内外側レール片のあいだに保護パネルの走行ローラを組込んで、覆い片と屋内外方向一方のレール片とを面一状とするとともに、第一連結片の下方に第二レール部材の第二連結片を積層し、第二連結片側から挿入した螺子を第一連結片に形成されたビスポケットに螺合するようにしたことを特徴とする引き戸式ドア装置が含まれる。
この場合に、第一レール部材の覆い片は、覆蓋体に固定された支持部材に固定されていることも含まれる。
尚、図7(B)に参考例を示すが、該参考例のものは、第一の実施の形態の引き戸式自動ドア装置1に対し、第一の実施の形態と同様の保護パネル11を設けるにあたり、カバー体10を取外して走行レールが形成されたレールユニットRSを取付ける構成したものである。
前記レールユニットRSは、第一、第二レール部材19、20を用いて構成されており、第一レール部材19は、屋外側レール片19aと第一連結片19bと上部覆い片19cとを備えるとともに、屋内側レール片19aの上端縁から上方に突出してドア体2の吊持部の上方を覆蓋する覆蓋片19dが形成され、該覆蓋片19dと上部覆い片19cとの上部が直交片19eにより一体的に連結されたものとなっている。そして、覆蓋片19dの上端部には第一、第二係止片19f、19gが形成されており、これら第一、第二係止片19f、19gが枠体7の第一、第二係止受け片7f、7gに嵌入、係止することにより、第一レール部材19が枠体7に一体化するように構成されている。一方、第二レール部材20は前記第一の実施の形態と同様であって、屋内側レール片20a、第二連結片20bが形成されている。
そして、この場合では、カバー体10を取外して第一レール部材19を枠体7に直接支持させた後に、第二レール部材20を、屋内外側レール片20a、19aの対向間に保護パネル11の走行ローラ12を組込みながら第一レール部材19に固定することにより、保護パネル11およびレールユニットRSとを簡単、かつ、容易に覆蓋体に組込むことができる。
本発明は、引き戸式のドア装置の戸袋部に、保護パネルを開閉自在に後付けするような場合に利用することができる。
1 引き戸式自動ドア装置
2 ドア体
3 戸尻側躯体
7 枠体
8 第一走行レール
9 開閉機
10 カバー体
11 保護パネル
12 走行ローラ
13 支持部材
14 第一レール部材
14a 屋外側レール片
14b 第一連結片
14c 上部覆い片
15 第二レール部材
15a 屋内側レール片
15b 第二連結片

Claims (4)

  1. 躯体開口部と、該躯体開口部の左右方向戸尻側に隣接する戸袋と、該戸袋の屋内側面に沿って躯体開口部と戸袋とのあいだをスライド移動して躯体開口部の開閉移動をするドア体とを備えて構成される引き戸式ドア装置において、ドア体よりも屋内側に、レールユニットと、該レールユニットに走行案内されて躯体開口部と戸袋とのあいだを移動可能な保護パネルとを後付けして設けるにあたり、前記レールユニットは、屋内外方向に対向して走行レールを構成する一対のレール片の一方をそれぞれ備えた第一、第二レール部材で構成される分割型とし、該レールユニットを躯体開口部から戸袋に至るまでの左右方向全域に亘って設ける一方、保護パネルは、下端縁に床面上を走行する戸車を備え、上端縁にレールユニットの走行レールを走行する水平方向回転自在な走行ローラを備えていることを特徴とする引き戸式ドア装置。
  2. 躯体開口部および戸袋の上部には、戸袋と、該戸袋および躯体開口部の上方に配された上部側躯体とを連結するための無目が設けられ、レールユニットの上下端縁は、無目の屋内側面上下端縁と面一状になっていることを特徴とする請求項1記載の引き戸式ドア装置。
  3. レール片に、走行ローラの抜け止め用突片を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の引き戸式ドア装置。
  4. 保護パネルは、ガラス材を備えて構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の引き戸式ドア装置。
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