JP5460169B2 - 切削性に優れた生体用Co基鋳造合金およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削性に優れ、人工骨、特に人工関節の素材として好適に用いることができる生体用Co基鋳造合金と、その生体用Co基鋳造合金の製造方法に関するものである。
生体用Co基鋳造合金は、従来から人工骨、特に人工関節の素材として使用されており、この生体用Co基鋳造合金として、ASTM規格のF75が知られている。このASTM−F75には、鋳造によって製造される人工骨用の満たすべき特性として、大まかな化学組成の範囲と機械的性質、および大まかな製造方法の規定はあるものの具体的な規定はされていない。
人工骨、特に人工関節が求められる主な特性は強度と延性であり、まず、この強度と延性の両方のバランスが良いことが必要である。その中でも、膝関節や股関節には、生体用金属材料(生体用Co基鋳造合金)と、生体用ポリエチレンがこすれ合う部位があり、この生体用金属材料は、生体用ポリエチレンを摩耗させずに、且つ、生体用ポリエチレンによって摩耗されない特性が求められている。また、当然のことではあるが、人工関節そのものが大型化することは問題があるので、強度が基本的特性として必要である。
その上で、特に膝関節などに用いられる生体用金属材料においては、3次元の複雑な形状に削りだす必要性があり、高い切削加工性が求められている。
このような、人工骨に用いられる生体用金属材料、特に生体用Co基合金に関する先行技術としては、例えば、以下の特許文献1〜3に記載された提案がある。
特許文献1には、クロム、モリブデン、窒素、カーボン、マンガン、シリコン、鉄、ニッケルを含有するコバルト基鋳造合金が、外科用移植材や人工寛骨(骨盤の一部)の材料として用いられることが記載されており、特に窒素を0.10〜0.25重量%含有することで、強度と耐疲労性を付与することが記載されてはいる。しかしながら、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削加工性が優れた合金であることについては何ら触れられてはおらず、切削性が優れた合金であるということはできない。従って、この特許文献1に記載されたコバルト基鋳造合金は、切削性の面から、人工骨、特に人工関節に用いることに適した材料であるとはいうことはできない。
また、特許文献2には、生体用Co基合金とその合金の製造方法が記載されている。この合金は、水冷銅鋳型を用いて急冷鋳造し、得られた鋳塊を鍛造して、平均結晶粒径を50μm以下の組織に調整することで得られるものであるが、水冷銅鋳型を用いて鋳込むという特殊な方法を採用して微細粒を作製する必要があり、大幅なコスト増を招く方法である。また、伸び延性、換言すると加工性が良好になるという記載があり、切削加工性が優れた合金ではない。従って、この合金も切削性の面から、人工骨、特に人工関節に用いることに適した材料であるとはいうことはできない。
また、特許文献3には、Nを添加することで、γ相の相比率を80%以上に高めた塑性加工性に優れる生体用Co基合金およびその製造方法が記載されている。この提案は、Nの添加率とγ相(FCC、面心立方晶)の比率の関係に着目することで、塑性加工性に優れた生体用Co基合金を得ようとする提案であるが、鋳造合金としての強度の確保や、切削性については何ら言及されていない。すなわち、この合金も人工骨、特に人工関節に用いることに適した材料であるとはいうことはできない。
特開昭54−10224号公報 特開2002−363675号公報 特開2008−111177号公報
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削加工性に優れ、人工骨の素材として好適に用いることができる生体用Co基鋳造合金と、その生体用Co基鋳造合金の製造方法を提供することを課題とするものである。
請求項1記載の発明は、質量%で、Cr:26〜30%、Mo:5〜8%、C:0.01〜0.08%、N:0.12〜0.25%、O:100ppm未満(0ppmは含まない)を含有し、残部がCoおよびNi、Fe、Si、Mnを含む不可避的不純物からなると共に、二次デンドライドアーム間隔の平均値が40μm以下であることを特徴とする切削性に優れた生体用Co基鋳造合金である。
請求項2記載の発明は、大気圧もしくは減圧下で、請求項1記載の成分組成として溶解、鋳造した後、1100℃までを0.1〜10℃/sで冷却することを特徴とする切削性に優れた生体用Co基鋳造合金の製造方法である。
本発明の請求項1記載の生体用Co基鋳造合金は、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削加工性に優れた合金であり、人工骨の素材として好適に用いることができる。
本発明の請求項2記載の生体用Co基鋳造合金の製造方法によると、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削加工性に優れ、人工骨の素材として好適に用いることができる生体用Co基鋳造合金を、コスト増の問題もなく、容易に製造することができる。
2次デンドライドアーム間隔(SDAS)を説明するための金属組織の顕微鏡写真である。 実施例1での切削性評価試験の試験方法を説明するための斜視図である。 実施例1で測定した切削合力と工具摩耗幅の関係を示すグラフ図である。 実施例2で確認した絞りとNの含有量との関係を示すグラフ図である。 実施例3で求めた2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値と0.2%耐力の関係を示すグラフ図である。
以下、本発明を実施形態に基づいて更に詳細に説明する。
人工骨、特に膝関節や股関節といった人工関節に用いる生体用金属材料は、その基本特性である強度と延性の両方のバランスが良い上に、3次元の複雑な形状に削りだす必要性があり、高い切削加工性が求められている。
そこで、本発明者らは、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削性に優れた生体用として用いることが可能な金属材料を得るために鋭意研究を重ねた。その結果、従来から生体用金属材料として広く用いられているCo基鋳造合金を生体用金属材料として採用し、その成分組成を適切な範囲とすると共に、鋳造された合金が凝固するときに形成される金属組織の2次デンドライドアームの間隔を適切な間隔に制御することで、強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削性に優れた金属材料が得られることを見出し、本発明の完成に至った。
(成分組成)
まず、本発明の生体用Co基鋳造合金に添加する各元素の成分範囲(含有量)の限定理由について説明する。尚、単位は全て%と記載するが、他の明細書中の記載を含め、断りのない限り全て質量%のことを示す。
Cr:26〜30%
Crは、耐食性を確保する上で必須の元素であるが、その含有量が26%未満であると耐食性が劣化し、逆に30%を超えると加工性が劣化してしまう。こうしたことから、Crの含有量の範囲は26〜30%とした。
Mo:5〜8%
Moは、耐食性を確保する上で必要な元素であり、耐摩耗性の向上に寄与する元素でもある。しかしながら、その含有量が5%未満であると耐食性が劣化し、逆に8%を超えると加工性が劣化してしまう。こうしたことから、Moの含有量の範囲は5〜8%とした。
C:0.01〜0.08%
Cは、強度上昇のために添加されるべき元素であるが、0.01%未満の含有量であると使用する原料の制約が大きくなり、また、精錬時間も長くなってしまう。一方、0.08%を超えると炭化物形成により延性が低下してしまい、また、合金がポリエチレンとこすれ合うときにポリエチレンを局部的に摩耗させてしまう。こうしたことから、Cの含有量の範囲は0.01〜0.08%とした。尚、Cの含有量の好ましい下限は0.02%であり、好ましい上限は0.06%である。
N:0.12〜0.25%
Nは、Cと同様に侵入型の元素であるが、FCC相(面心立方晶)を安定させる効果と延性を上昇させる効果があるため、必須添加元素とした。Nの含有量により伸び、絞り量は変化し、0.2%前後の含有量でその効果を最も大きく発揮する。その効果は、0.12%未満の含有量であると十分ではなくなり、0.25%を超えると発揮されなくなってしまう。こうしたことから、Nの含有量の範囲は0.12〜0.25%とした。尚、Nの含有量の好ましい下限は0.14%であり、好ましい上限は0.20%である。
O:100ppm未満(0ppmは含まない)
Oは、実質は不可避的不純物であるが、その含有量が100ppmを超えると、酸化物が合金中に残留する可能性が高くなる。酸化物が残留すると合金特性に悪影響を及ぼすため、100ppm未満の含有量とした。Oの含有量の好ましい上限は60ppmである。
以上が各添加元素の成分範囲の限定理由であるが、残部は、Coおよび不可避的不純物である。
(2次デンドライドアーム間隔)
本発明の要件として2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値を規定したが、2次デンドライドアーム間隔とは、図1の金属組織の顕微鏡写真に示すaのことである。因みにbは1次デンドライドアーム間隔である。
この2次デンドライドアーム間隔は、鋳造された合金が凝固するときに形成される金属組織を特徴付けるパラメータの一つであり、その間隔が小さければ鋳造された合金の強度が高くなり、逆にその間隔が大きければ鋳造された合金の強度が低くなるという関係がある。
本発明者らが研究開発を進めた結果、この2次デンドライドアーム間隔の平均値が40μm以下では、Cの濃度を下げても、具体的にはCの含有量を0.08%以下に下げても十分な強度を発揮できるのに対し、その間隔の平均値が40μmを超えると、生体用金属材料として必要な強度とすることができなくなることが分かった。従って、2次デンドライドアーム間隔の平均値は40μm以下とした。好ましい2次デンドライドアーム間隔の平均値は35μm以下で、より好ましくは30μm以下である。尚、ここでは、2次デンドライドアーム間隔の平均値の下限は規定しないが、0μmということはなく、実際は20μm程度である。
(面心立方晶の分率)
本発明では、面心立方晶の分率は特に規定しないが、もう一つのCoの結晶構造である稠密六方晶と比較してすべり系が多いため、面心立方晶の分率が高い方が延性が向上する。この面心立方晶の分率が70%以上であると十分な延性を確保することができる。尚、本発明の要件を満足する生体用Co基鋳造合金の面心立方晶の分率は、全て70%以上となる。
(製造条件)
次に、本発明の生体用Co基鋳造合金の製造方法について説明する。通常、生体用Co基鋳造合金は、「合金原料の調合→大気中もしくは真空中での昇温→成分微調整→鋳型での鋳造→放冷→(HIP→熱処理→)機械加工」という工程を経て製造されるが、製造するCo基鋳造合の成分組成や各工程の設定条件によって、得られる物性や組織状態は変わるので、一連の製造工程として総合的に条件を選択して決定すべきであって、個々の工程毎に条件を厳密に設定することは必ずしも適切でない。
しかしながら、本発明の生体用Co基鋳造合金を製造するための製造条件を、本発明者らが鋭意検討したところ、以下に示す製造条件を採用することで、本発明で意図する強度と延性の両方のバランスが良い上に、切削性に優れた生体用Co基鋳造合金を確実に製造することができることを確認した。
その製造条件は、大気圧もしくは減圧下で、前記したような適切な成分組成として溶解し、鋳造した後、1100℃までを0.1〜10℃/sで冷却することである。尚、大気圧もしくは減圧下とは、通常の大気中もしくは0.001〜0.01Pa程度の真空中のことを示す。
冷却速度が0.1℃/sより遅い場合は、2次デンドライドアーム間隔の平均値が40μmを超えてしまう。一方、冷却速度が10℃/sを超える場合は、引け巣やピンホールなどの鋳造欠陥を発生し易い。こうしたことから、鋳造後の冷却速度を0.1〜10℃/sの範囲とした。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適宜変更を加えて実施することも可能であり、それらは何れも本発明の技術的範囲に含まれる。
(実施例1)
大気中もしくは減圧下で、表1に示す各成分組成として溶解し、鋳造した後、1000℃まで2℃/sで冷却することで、3種の成分組成の試験体を作製した。これら試験体に対し、図2に示すように、エンドミル加工を施し、切削合力と工具摩耗幅を測定することで、切削性の評価を行った。試験結果を表1並びに図3に示す。尚、表1には2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値についても参考のため示す。
エンドミル加工による切削条件は以下に示す条件とした。
切削速度:78.5m/min
送り速度:0.04mm/刃
切削油:水溶性切削油
軸方向切込み:1.0mm
径方向切込み:1.0mm
工具:三菱マテリアル製C−2MS(φ10)
Figure 0005460169
No.1は、CrとNの含有量が本発明の要件を満足しない比較例、No.2は、成分組成が本発明の要件を満足する発明例、No.3は、Cの含有量が本発明の要件を満足しない比較例である。発明例のNo.2と、比較例のNo.1、3を比べると、発明例のNo.2は、他の比較例より、切削合力並びに工具摩耗幅の測定値が小さく切削性が優れていることが分かる。
No.1は、Nの含有量が少なすぎるため、切削合力が大きくなりすぎたと判断することができるが、Nの含有量を0.12%以上に増加させたNo.2では、切削合力が大幅に低下し、工具摩耗幅も低下した。すなわち、切削性が大幅に向上した。これに対し、Nの含有量と共に、Cの含有量も併せて0.08%超に増加させたNo.3では、逆に、切削合力、工具摩耗幅が共に大きく増加してしまった。
(実施例2)
実施例2でも、実施例1と同じ条件で、表2に示す各成分組成の試料(試験片)を作製し、引張試験を実施することで、各試料の絞り(延性)とNの含有量との関係を確認した。試験結果を表2並びに図4に示す。また、表2には、次の実施例3に示す0.2%耐力と抗張力についても参考のため併せて示す。
絞りについては、試験後の試料の破断面の最大直径と最小直径を平均化して仮に直径とし、その直径をもとに断面積を計算し、試験前の平行部の断面積から減少した率(%)を求めて絞りとした。
尚、引張試験は以下に示す条件で実施した。
試験片:平行部φ6.25mm×ゲージ長25mm
(ASTM E8−04)
試験機:島津製作所製、200kN万能試験機
引張速度:0.5%/min(耐力まで)、10%/min(それ以降)
Figure 0005460169
絞り(%)が大きくなると延性が向上するが、この試験結果によると、0.2%程度のNの添加で絞り(%)が最も大きくなっており、Nの含有量が0.2%前後で最も延性が向上することが分かる。また、この試験結果によると、Nの含有量が0.110%で、絞りは15.0%を僅かに割っており、Nの含有量が0.258%でも、絞りは15.0%を僅かに割っている。この試験結果から、Nの含有量を0.12〜0.25%の範囲とすることで、優れた延性を確保できることが分かる。
(実施例3)
実施例3では、表2に示す成分組成の試料をはじめとした18種の合金を鋳造丸棒の直径を変化させることで、冷却速度を変えて合計27種の試料を作製した。他の製造条件は実施例2と同様である。この実施例3では、2次デンドライドアーム間隔(SDAS、図1の金属組織の顕微鏡写真に示すa)の平均値と0.2%耐力の関係を確認した。
2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値については、実施例2の引張試験に用いた試料を採取した近傍(表2に示す成分組成の試料のみ)等から組織観察を行う試料を切り出し、その試料の切断面の100〜400倍の光学顕微鏡写真を2〜4視野撮影し、各視野毎に10箇所以上の2次デンドライドアーム間隔(SDAS)を切片法により測定し、その平均値を求めることで得た。尚、実施例1でも同様の方法で求めた2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値を表1に記載している。
一方、0.2%耐力は、実施例2で示した引張試験によって、歪みが0.2%のときの変形荷重を、試験前の試料の平行部の断面積で割った公称応力で算出した。
この2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値と0.2%耐力の関係を示したのが、図5である。この結果から、Co基鋳造合金の成分組成が同じ組成であっても、1/2次デンドライドアーム間隔(SDAS)0.025、すなわち、2次デンドライドアーム間隔(SDAS)の平均値が40μm以下でないと、0.2%耐力が350MPaを割ることになり、十分な強度が得られないことが分かる。

Claims (2)

  1. 質量%で、
    Cr:26〜30%、
    Mo:5〜8%、
    C:0.01〜0.08%、
    N:0.12〜0.25%、
    O:100ppm未満(0ppmは含まない)
    を含有し、残部がCoおよびNi、Fe、Si、Mnを含む不可避的不純物からなると共に、
    2次デンドライドアーム間隔の平均値が40μm以下であることを特徴とする切削性に優れた生体用Co基鋳造合金。
  2. 大気圧もしくは減圧下で、請求項1記載の成分組成として溶解、鋳造した後、1100℃までを0.1〜10℃/sで冷却することを特徴とする切削性に優れた生体用Co基鋳造合金の製造方法。
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