JP5459542B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力伝達装置に関する。
車両用の動力伝達装置としての無段変速機として、駆動側プーリと、従動側プーリと、両プーリ間に巻き掛けられた巻き掛け伝動部材と、これらを収容するケーシングと、ケーシングに支持されて巻き掛け伝動部材の弦部が通過するリテーナ部材とを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
リテーナ部材は、断面ゲート型に形成されており、リテーナ部材の底板が巻き掛け伝動部材の内周に当接することにより、巻き掛け伝動部材の弦部の振動を抑制する。
特開2005−121197号公報
しかしながら、弦部がその外周側に振動したときには、弦部はリテーナ部材に接触しない。そのため、リテーナ部材のみでは弦部の振動を抑制する効果が十分でない。特許文献1では、リテーナ部材の底面とケーシングの内面とを近接させることで、弦部が外周側に変位したときにこの弦部がケーシングの内面に接触し、弦部の振動を抑制するようになっている。しかしながら、リテーナ部材をケーシングの内面近傍に配置する必要があるので、リテーナ部材の配置の自由度が低い。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、レイアウトの自由度を高くすることのできる動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、溝幅をそれぞれ変更可能な第1および第2のプーリ(2,3)と、これらのプーリ間に巻き掛けられ、一対の端面(63a,63b)が対応するプーリの溝に係合して動力を伝達する無端状の伝動部材(4)と、上記伝動部材の弦(4a)の周囲を全周に亘って取り囲みこの弦の振動を抑制するスタビライザ(17,171)と、を備え、上記スタビライザは、各上記プーリの互いの対向方向(Z)に関して上記スタビライザとは異なる位置に配置され上記第1のプーリの中心軸線とは平行な所定の揺動中心(F1)回りに揺動可能であり、上記動力伝達装置の変速比を変更するために各上記プーリの溝幅が変更される際、上記弦は、上記揺動中心回りに揺動するように構成されていることを特徴とする動力伝達装置(1)を提供するものである(請求項1)。
本発明によれば、スタビライザは、弦の周囲を全周に亘って取り囲む。したがって、伝動部材が弦振動したとき、スタビライザは、伝動部材の内周と外周の両方に接触することができる。これにより、伝動部材の弦振動をスタビライザ単体で確実に抑制することができる。スタビライザ単体で伝動部材の弦振動を確実に抑制することができるので、スタビライザと他の部材との協働により弦振動を抑制する必要がない。したがって、スタビライザの配置の自由度を高くすることができる。
タビライザが、各プーリの互いの対向方向に関してスタビライザとは異なる位置に配置されこの中心軸線とは平行な所定の揺動中心回りに揺動可能であるので、スタビライザの揺動半径を大きくすることができる。これにより、伝動部材の弦振動の影響を受けてスタビライザが揺動(振動)することを抑制できるので、弦振動を抑制する効果をより高くすることができる。
また、本発明において、上記スタビライザは、上記所定の揺動中心回りに揺動可能であり、上記動力伝達装置の変速比を変更するために各上記プーリの溝幅が変更される際、上記弦は、上記揺動中心回りに揺動するように構成されているので、下記の利点がある
すなわち、動力伝達装置の変速比の変更に伴う弦の揺動運動に追従するように、スタビライザを揺動することができる。これにより、変速比に拘らず、スタビライザが弦に過大な力で押圧されることを抑制できるので、伝動部材が受ける抵抗を少なくできる。これにより、伝動部材の弦振動を抑制しつつ、伝動効率を高くできる。
また、本発明において、上記スタビライザは、上記伝動部材に向けて開口する噴射孔(44)を有する潤滑油供給路(42)を含んでいる場合がある(請求項)。この場合、伝動部材を潤滑油で潤滑することができる。また、伝動部材に近接配置されるスタビライザに噴射孔を設けるので、伝動部材に確実に潤滑油を供給することができる。
また、本発明において、上記噴射孔には、潤滑油中の異物を除去するためのストレーナが備えられている場合がある(請求項)。この場合、噴射孔から噴射される潤滑油中に異物が混じることを抑制することができる。したがって、伝動部材に異物が混入することを抑制できる。これにより、伝動部材のスムーズな屈曲をより確実にすることができ、また、伝動部材とプーリとの接触部分に異物が噛み込むことを抑制できる。
なお、上記において、括弧内の数字等は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一参考形態に係るスタビライザを含む、動力伝達装置としての無段変速機の概略構成を示す模式的側面図である。 無段変速機の一部破断模式的平面図である。 スタビライザ周辺の一部断面側面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 チェーンの模式的な側面図である。 無段変速機の要部の模式的側面図であり、(a)はオーバードライブ時で且つ増速比が最大のときを示し、(b)はアンダードライブ時で且つ減速比が最大のときを示している。 本発明の別の参考形態の要部の模式的断面図である。 本発明のさらに別の参考形態の要部の模式的側面図である。 (a)は、本発明の実施形態の模式的側面図であり、(b)は、図9(a)の要部の拡大断面図である。 (a)は、図9(b)のXa−Xa線に沿う断面図であり、(b)は、図10(a)のXb−Xb線に沿う断面図である。 本発明の別の実施形態の要部の模式的側面図である。
以下では、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一参考形態に係るスタビライザを含む、動力伝達装置としての無段変速機の概略構成を示す模式的側面図である。また、図2は、無段変速機1の一部破断模式的平面図である。
図1および図2を参照して、無段変速機1は、自動車等の車両に搭載されるものであり、第1のプーリ2(プライマリープーリ)と、第2のプーリ3(センカダリープーリ)と、両プーリ2,3間に巻き掛けられた無端状の伝動部材としてのチェーン4と、両プーリ2,3およびチェーン4を収容したケーシング5と、チェーン4が挿通されるスタビライザ17と、各プーリ2,3のクランプ力を制御する制御部9とを備えている。
チェーン4は、チェーン4の走行方向X(進行方向)に所定間隔をおいて設けられるとともに走行方向Xとは直交するチェーン4の幅方向W1に並びそれぞれ前後一対の挿通孔を有する複数のリンク61と、複数のリンク61同士を走行方向Xに屈曲可能に連結する複数の連結部材62と、を含んでいる。
各連結部材62は、第1のピン63と第2のピン64とを含んでいる。第1のピン63と第2のピン64とが相対的に転がり摺動接触することにより、リンク61同士の走行方向Xの屈曲が可能とされている。転がり摺動接触とは、転がり接触およびすべり接触の少なくとも一方を含む接触状態をいう。
チェーン4は、直線領域として、例えば上側となる張り側の弦領域4aと、例えば下側となる弛み側の弦領域4bとを備えている。スタビライザ17は、例えば弦領域4aの振動(弦振動)を抑制するように上記弦領域4aに挿通されている。
本実施の形態では、スタビライザ17が、張り側の弦領域4aに取り付けられる場合に則して説明するが、上記のスタビライザ17を、緩み側の弦領域4bにも取り付けるようにしてもよいし、弦領域4aには取り付けられなくてもよい。
図2を参照して、第1のプーリ2は、車両の駆動源10に動力伝達可能に連なる入力軸11(第1のプーリ2の中心軸に相当)に同行回転可能に取り付けられている。第1のプーリ2は、シーブ面12aを有する固定シーブ12と、シーブ面13aを有する可動シーブ13とを備えている。一対のシーブ面12a,13aは互いに対向している。これらシーブ面12a,13a間に溝G1が形成されている。チェーン4の第1のピン63の端面63a,63bは、この溝G1内において、一対のシーブ面12a,13a間に強圧に挟まれて保持されている。
可動シーブ13には、溝幅(溝G1の幅)を変更するための第1の油圧アクチュエータA1が接続されている。第1の油圧アクチュエータA1は、入力軸11の軸方向に可動シーブ13を移動させて、溝幅を変化させることができる。溝幅を変化させることで、入力軸11の径方向にチェーン4を移動させて、第1のプーリ2のチェーン4に関する有効半径(以下、「第1のプーリ2の有効半径」ともいう。)を変更させることができる。
一方、第2のプーリ3は、駆動輪(図示せず)に動力伝達可能に連なる出力軸14(第2のプーリ3の中心軸に相当)に同行回転可能に取り付けられている。第2のプーリ3は、シーブ面15aを有する固定シーブ15と、シーブ面16aを有する可動シーブ16とを備えている。一対のシーブ面15a,16aは互いに対向している。これらシーブ面15a,16a間に溝G2が形成されている。チェーン4の第1のピン3の端面63a,63bは、この溝G2内において、一対のシーブ面15a,16a間に強圧に挟まれて保持されている。
第2のプーリ3の可動シーブ16には、第2の油圧アクチュエータA2が接続されている。第2の油圧アクチュエータA2は、溝幅(溝G2の幅)を変化させることで、出力軸14の径方向にチェーン4を移動させて、第2のプーリ3のチェーン4に関する有効半径(以下、「第2のプーリ3の有効半径」ともいう。)を変更させることができる。
駆動源10から入力軸11に回転駆動力が入力されると、入力軸11および第1のプーリ2が同行回転する。そして、この第1のプーリ2の回転は、チェーン4を介して、第2のプーリ3に伝達される。無段変速機1は、第1のプーリ2の有効半径および第2のプーリ3の有効半径を変更させることにより、変速比(第2のプーリ3の回転速度/第1のプーリ2の回転速度)を連続的に変化させることができる。
図1および図2を参照して、スタビライザ17は、支持部材としてのケーシング5に支持(固定)され弦領域4aの振動を抑制する。スタビライザ17は、ケーシング5に固定されていることにより、第1のプーリ2の中心軸線C1と平行な任意の軸線回りの回転が規制されている。
図3および図3のIV−IV線に沿う断面図である図4を参照して、ケーシング5は、チェーン4をその幅方向W1に挟む一対の側壁5a,5bを含んでいる。スタビライザ17は、一対の側壁5a,5bの間に配置されている。スタビライザ17は、例えば2つ割り形状とされており、両プーリ間に巻き掛けられた後のチェーン4に取り付けられる。スタビライザ17の材質は金属でもよいし、合成樹脂でもよい。2つ割り形状を一体化するには、嵌め合わせでもよいし、溶接または融着でもよいし、ねじ止めとしてもよい。
スタビライザ17は、全体として略四角柱形状に形成されており、一対の側壁5a,5bに支持される梁部30と、梁部30に接続されるスタビライザ本体31とを備えている。
梁部30は、スタビライザ17をケーシング5に固定するためのものであり、梁部本体32と、梁部本体32からスタビライザ17の幅方向W2の両側から突出する一対の突出部33,34とを含んでいる。突出部33,34は、柱形形状に形成されており、幅方向W2と平行な方向に沿って互いに同軸に並んでいる。一対の突出部33,34の基端は梁部本体32に固定されており、一対の突出部33,34の先端は、ケーシング5の対応する側壁5a,5bにそれぞれ固定されている。梁部本体32は、一対の突出部33,34からチェーン4の弦領域4a側に延びている。
図4を参照して、スタビライザ本体31は、チェーン4の内周4cに対向する内対向壁21と、チェーン4の外周4dに対向する外対向壁22と、内対向壁21および外対向壁22の対向端部間を連結する一対の側壁23,24とを含んでいる。一対の側壁23,24は、スタビライザ本体17の幅方向W2に関する内対向壁21および外対向壁22の両端部を接続している。内対向壁21は、梁部本体32に接続されている。
外対向壁22は、チェーン4を挟んで内対向壁21とは弦振動方向Yに相対向している。弦振動方向Yは、チェーン4の走行方向Xおよびチェーン4の幅方向W1の双方と交差(直交)する方向である。
これら内対向壁21、外対向壁22および一対の側壁23,24によって、弦領域4aを全周に亘って取り囲みこの弦領域4aを若干の遊びをもって挿通させる挿通路25が区画されている。
挿通路25の内側面25aは、チェーン4の内周4cに対向する内対向壁21の内側面(対向面)21aと、チェーン4の外周4dに対向する外対向壁22の内側面(対向面)22aと、一方の側壁23の内側面23aと、他方の側壁24の内側面24aと、を含んでいる。
一方の側壁23の内側面23aと、他方の側壁24の内側面24aは、それぞれ、弦振動方向Yと略平行に延びている。スタビライザ本体17の幅方向W2に関する内側面23a,24a間の間隔E1は、チェーン4の横幅(幅方向W1に関する長さ)E2よりも大きい値とされている(E1>E2)。
チェーン4は、第1および第2のプーリ2,3の溝G1,G2(図2参照)のそれぞれの幅の変化に伴って、幅方向W1の位置が変化する一方、スタビライザ17は、ケーシング5に固定されている。間隔E1を横幅E2より大きくしておくことにより、溝G1,G2の幅の変化に伴うチェーン4の幅方向W1の変位に拘らず、内側面23a,24aとチェーン4との接触を防ぐようになっている。
図3を参照して、スタビライザ本体17の内側面21a,22aがチェーン4を弦振動方向Yに挟むように配置されていることにより、チェーン4の弦領域4aの弦振動が抑制される。
内対向壁21の内側面21aは、側面視において、チェーン4の弦領域4aに向けて滑らかに凸となる山形形状に形成されており、且つ、走行方向Xに対称な形状となっている。この内側面21aは、チェーン4の内周4cに隣接しており、頂部35と、頂部35を挟んで配置される第1の傾斜部36および第2の傾斜部37とを含んでいる。
頂部35は、主に、無段変速機1の変速比が1であるときにチェーン4の弦振動を抑制するためのものである。図1および図3に示すように、第1および第2プーリ2,3の中心軸線C1,C2が互いに対向するプーリ対向方向Zにおいて、頂部35の位置は、後述する中間点P1の位置と略揃えられている。
図3を参照して、第1の傾斜部36は、頂部35に対して走行方向Xの下流側に配置されている。この第1の傾斜部36は、主に、無段変速機1が減速装置として機能しているときにチェーン4の弦領域4aの弦振動を抑制するためのものであり、走行方向Xに進むに従い、弦振動方向Yに関してチェーン4の弦領域4aから離れる方向に向かっている。側面視における第1の傾斜部36の傾斜方向は、無段変速機1がアンダードライブ(減速)時で且つ減速比が最も大きいときの、チェーン4の弦領域4aの延びる方向に略沿うようにされている。挿通路25の出口25cにおいて、第1の傾斜部36には、チェーン4の脱出をスムーズにするためのフィレット(R状部)38が形成されている。
第2の傾斜部37は、頂部35に対して走行方向Xの上流側に配置されている。この第2の傾斜部37は、主に、無段変速機1が増速装置として機能しているときに弦領域4aの弦振動を抑制するためのものであり、走行方向Xと反対側の方向に沿って頂部35から離れるに従い、弦振動方向Yに関して弦領域4aから離れる方向に向かっている。側面視における第2の傾斜部37の傾斜方向は、無段変速機1がオーバードライブ(増速)時で且つ増速比が最も大きいときの、チェーン4の弦領域4aの延びる方向に略沿うようにされている。挿通路25の入口25bにおいて、第2の傾斜部37には、チェーン4の進入をスムーズにするためのフィレット(R状部)38が形成されている。
外対向壁22の内側面22aは、側面視において、弦領域4a側に向けて滑らかに凸となる山形形状に形成されており、且つ、走行方向Xに対称な形状となっている。内側面22aは、内側面21aと弦振動方向Yに対称な形状に形成されている。具体的には、内側面22aは、チェーン4の外周4dに隣接しており、頂部39と、頂部39を挟んで配置される第1の傾斜部40および第2の傾斜部41とを含んでいる。
頂部39は、主に、無段変速機1の変速比が1であるときにチェーン4の弦振動を抑制するためのものである。対向方向Zにおいて、頂部39の位置は、後述する中間点P1の位置と略揃えられている。内側面22aは、チェーン4の外周4dに軽圧接されており、チェーン4の弦振動を常時抑制するようになっている。「軽圧接」とは、第1および第2のプーリ間の変速比に限らず、内側面22aが常時弦領域4aに接触しているが、実質的には内側面22aから弦領域4aに荷重は作用していないことをいう。
第1の傾斜部40は、頂部39に対して走行方向Xの上流側に配置されている。この第1の傾斜部40は、主に、無段変速機1が減速装置として機能しているときにチェーン4の弦領域4aの弦振動を抑制するためのものであり、走行方向Xと反対方向に進むに従い、弦振動方向Yに関してチェーン4の弦領域4aから離れる方向に向かっている。側面視における第1の傾斜部40の傾斜方向は、無段変速機1がアンダードライブ時で且つ減速比が最も大きいときの、チェーン4の弦領域4aの延びる方向に略沿うようにされている。挿通路25の入口25bにおいて、第1の傾斜部40には、チェーン4の進入をスムーズにするためのフィレット(R状部)38が形成されている。
第2の傾斜部41は、頂部35に対して走行方向Xの下流側に配置されている。この第2の傾斜部41は、主に、無段変速機1が増速装置として機能しているときにチェーン4の弦領域4aの弦振動を抑制するためのものであり、走行方向Xに沿って頂部39から離れるに従い、弦振動方向Yに関してチェーン4の弦領域4aから離れる方向に向かっている。側面視における第2の傾斜部41の傾斜方向は、無段変速機1がオーバードライブ時で且つ増速比が最も大きいときの、チェーン4の弦領域4aの延びる方向に略沿うようにされている。挿通路25の出口25cにおいて、第2の傾斜部41には、チェーン4の脱出をスムーズにするためのフィレット(R状部)38が形成されている。
図3および図4を参照して、スタビライザ17には、チェーン4に潤滑油を供給する潤滑油供給路42が形成されている。ケーシング5の例えば一方の側壁5aには、図示しない油圧ポンプによって潤滑油が供給される供給路43が形成されている。潤滑油供給路42の基端は、この供給路43に接続されており、供給路43からの潤滑油が供給される。
潤滑油供給路42は、梁部30および内対向壁21に形成されている。潤滑油供給路42の先端は、内側面21aの頂部35に開放されており、チェーン4の内周4cに潤滑油を供給(噴射)する噴射孔44が形成されている。噴射孔44は、スタビライザ17の幅方向W2に関する内側面21aの略中央に配置されている。噴射孔44には、潤滑油中の異物を除去するためのストレーナ45が取付けられている。
図5は、チェーン4の模式的な側面図であり、第1のプーリ2の中心軸線C1(第1のプーリ2の中心軸としての入力軸11の中心軸線に相当)および第2のプーリ3の中心軸線C2(第2のプーリ3の中心軸としての出力軸14の中心軸線に相当)に平行な方向に沿ってチェーン4を見た概略図である。
図5において、実線で示されたチェーン4は、無段変速機1の変速比が1であるとき(等速時)のチェーン4の位置を示している。また、二点鎖線で示されたチェーン4は、無段変速機1のアンダードライブ時で且つ減速比が最も高いときのチェーン4の位置を示している。また、破線で示されたチェーン4は、無段変速機1のオーバードライブ時で且つ増速比が最も高いときのチェーン4の位置を示している。
図5の破線および図6(a)に示されるオーバードライブ時で且つ増速比が最大のときには、第1のプーリ2の有効半径R1が最大とされ、第2のプーリ3の有効半径R2が最小とされる。各弦領域4a,4bにおけるチェーン4の傾斜角は、増速比の変化に伴って変化していき、オーバードライブ時において、増速比が最大のときに最大値となる。
このように、オーバードライブ時には、スタビライザ17の内側面21aの第2の傾斜部37がチェーン4の内周4cに摺接するとともに、内側面22aの第2の傾斜部41がチェーン4の外周4dに摺接している。なお、無段変速機1が増速装置として機能しているときには、各第2の傾斜部37,41はチェーン4に摺接可能である。
図5の二点鎖線および図6(b)に示されるアンダードライブ時で且つ減速比が最大のときには、第1のプーリ2の有効半径R1が最小とされ、第2のプーリ3の有効半径R2が最大とされる。各弦領域4a,4bにおけるチェーン4の傾斜角は、減速比の変化に伴って変化していき、アンダードライブ時において、減速比が最大のときに最大値となる。
このように、アンダードライブ時には、スタビライザ17の内側面21aの第1の傾斜部36がチェーン4の内周4cに摺接するとともに、内側面22aの第1の傾斜部40がチェーン4の外周4dに摺接している。なお、無段変速機1が減速装置として機能しているときには、各第1の傾斜部36,40はチェーン4に摺接可能である。
図5に示すように、張り側の弦領域4aが、無段変速機1の変速比の変化に伴って、当該弦領域4aの中間点P1を回動中心として回動する。また、弛み側の弦領域4bが、無段変速機1の変速比の変化に伴って、当該弦領域4bの中間点P2を回動中心として回動する。
中間点P1,P2は、各プーリ2,3の中心軸線C1,C2と平行な方向に沿ってみた場合に(側面視において)、変速に拘らず位置が概ね変化しない位置となっている。
スタビライザ17の内側面21a,22aの各頂部35,39は、図6(a)に示すオーバードライブで且つ増速比が最大のときと図6(b)に示すアンダードライブで且つ減速比が最大のときとの間で、位置が概ね変化しない、弦領域4aの中間点P1に対向する位置に配置されている。
参考形態によれば、スタビライザ17は、弦領域4aの周囲を全周に亘って取り囲む。したがって、チェーン4が弦振動したとき、スタビライザ17は、チェーン4の内周4cと外周4dの両方に接触することができる。これにより、チェーン4の弦振動をスタビライザ17単体で確実に抑制することができる。スタビライザ17単体でチェーン4の弦振動を確実に抑制することができるので、スタビライザ17と他の部材との協働により弦振動を抑制する必要がない。したがって、スタビライザ17の配置の自由度を高くすることができる。
また、スタビライザ17は、第1のプーリ2の中心軸線C1と平行な任意の軸線回りの回転を規制されている。これにより、チェーン4の弦振動に伴ってスタビライザ17が第1のプーリ2の中心軸線C1と平行な軸線回りに揺動(振動)することを抑制できるので、弦振動を抑制する効果をより高くすることができる。
さらに、弦領域4aが、スタビライザ17の内側面22aに軽圧接されていることにより、弦領域4aの弦振動をより確実に抑制することができる。
また、内側面21a,22aの第1の傾斜部36,40は、無段変速機1の減速比が1より大きいときに弦領域4aに当接することができる。また、内側面21a,22aの第2の傾斜部37,41は、無段変速機1の減速比が1より小さいとき(増速のとき)に弦領域4aに当接することができる。さらに、内側面21a,22aの各頂部35,39は、無段変速機1の変速比が1のときに弦領域4aに当接することができる。したがって、変速比に拘らず常時内側面21a,22aを弦領域4aに当接することができる。
さらに、スタビライザ17に潤滑油の噴射孔44が形成されていることにより、チェーン4を潤滑油で潤滑することができる。また、チェーン4に近接配置されるスタビライザ17に噴射孔44を設けるので、チェーン4に確実に潤滑油を供給することができる。
また、噴射孔44には、潤滑油中の異物を除去するためのストレーナ45が備えられている。これにより、噴射孔44から噴射される潤滑油中に異物が混じることを抑制することができる。したがって、チェーン4に異物が混入することを抑制できる。これにより、チェーン4のスムーズな屈曲をより確実にすることができ、また、チェーン4と各プーリ2,3との接触部分に異物が噛み込むことを抑制できる。
本発明は、以上の参考形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。なお、以下では、上記参考形態と異なる点について主に説明し、同一の構成には図に同一の符号を付してその説明を省略する。
例えば、図7に示すように、梁部30の梁部本体32と内対向壁21との間にコイルばね等の弾性部材47を介装し、梁部30に対してスタビライザ本体31を弾性支持してもよい。弾性部材47は、例えば、2つ(複数)設けられて、走行方向Xに沿って並んでおり、スタビライザ本体31の回転を規制している。弾性部材47は、内側面21aがチェーン4の内周4cに軽圧接されるように、スタビライザ本体31を付勢している。
また、図8に示すように、梁部30を挟んでスタビライザ本体31を一対設けてもよい。この場合、弦領域4aと弦領域4bのそれぞれにスタビライザ本体31が挿通される。側面視において、弦領域4a側のスタビライザ本体31と弦領域4b側のスタビライザ本体31とは、プーリ対向方向Zに直交する方向に対称に配置されている。
オーバードライブ時(増速時)には、弦領域4a側のスタビライザ本体31の第2の傾斜部37,41が弦領域4aに摺接するとともに、弦領域4b側のスタビライザ本体31の第2の傾斜部37,41が弦領域4bに摺接する。
同様に、アンダードライブ時(減速時)には、弦領域4a側のスタビライザ本体31の第1の傾斜部36,40が弦領域4aに摺接するとともに、弦領域4b側のスタビライザ本体31の第1の傾斜部36,40が弦領域4bに摺接するようになっている。
図9(a)は、本発明の実施形態の模式的側面図であり、図9(b)は、図9(a)の要部の拡大断面図であり、図10(a)は、図9(b)のXa−Xa線に沿う断面図であり、図10(b)は、図10(a)のXb−Xb線に沿う断面図である。
この実施形態では、図1に示すスタビライザ17に代えて、図9(a)に示すスタビライザ171を用いている。スタビライザ171は、中間点P1を通り第1のプーリ2の中心軸線C1と平行な揺動中心F1回りに揺動可能である。すなわち、無段変速機1の変速比を変更するために第1および第2のプーリ2,3の溝幅が変更される際の弦領域4aの揺動中心としての基準軸線H1と、揺動中心F1とが合致しており、弦領域4aの揺動運動に追従するようにスタビライザ171が揺動運動できるようになっている。
基準軸線H1および揺動中心F1は、それぞれ、第1のプーリ2の中心軸線C1と平行で中間点P1を含む直線である。
図9(b)および図10(a)を参照して、スタビライザ171は、スライダ49と、スライダ49によって案内されるスタビライザ本体311とを備えている。
スライダ49は、揺動中心F1回りのスタビライザ本体311の揺動を案内するためのものであり、揺動中心F1回りの揺動方向Jに関してケーシング5と相対摺動可能である。
スライダ49は、例えば平板状のスライダ本体50と、スライダ本体50の一側面から略垂直に突出する軸状の突出部51とを含んでいる。スライダ49は、ケーシング5の一方の側壁5aに形成されたガイド溝52に係合されている。
図9(b)および図10(b)を参照して、ガイド溝52は、揺動中心F1を中心とする円弧形形状に形成されており、一方の側壁5a内に配置される第1の部分53と、第1の部分53よりも幅(側面視における横幅)が狭く形成され一方の側壁5aの内側面5bに開放された第2の部分54とを含んでいる。
第1の部分53にスライダ本体50が収容されているとともに、第2の部分54に突出部51の一部が収容されている。スライダ49の突出部51は、第2の部分54からスタビライザ本体311側に突出しており、スタビライザ本体311の後述する側壁231に同行移動可能に接続されている。
図9(a)を参照して、スタビライザ本体311は、第1および第2のプーリ2,3の対向方向Zに関して、揺動中心F1とは異なる位置に配置されており、チェーン4の弦領域4aによって支持されている。図10(a)を参照して、このスタビライザ本体311は、例えば2つ割り形状とされており、第1および第2プーリ間に巻き掛けられた後のチェーン4に取り付けられる。
スタビライザ本体311は、全体として略四角柱形状に形成されており、チェーン4の内周4cに対向する内対向壁211と、チェーン4の外周4dに対向する外対向壁221と、内対向壁211および外対向壁221の対向端部間を連結する一対の側壁231,241とを含んでいる。一対の側壁231,241は、スタビライザ171の幅方向W2に関する内対向壁211および外対向壁221の両端部に接続されている。
外対向壁221は、チェーン4を挟んで内対向壁211とは弦振動方向Yに相対向している。これら内対向壁211、外対向壁221および一対の側壁231,241によって、弦領域4aを全周に亘って取り囲みこの弦領域4aを若干の遊びをもって挿通させる挿通路251が区画されている。
挿通路251の内側面251aは、チェーン4の内周4cに対向する内対向壁211の内側面(第1の対向面)211aと、チェーン4の外周4dに対向する外対向壁221の内側面221aと、一方の側壁231の内側面231aと、他方の側壁241の内側面(第2の対向面)241aと、を含んでいる。
一方の側壁231の内側面231aと、他方の側壁241の内側面241aは、それぞれ、弦振動方向Yと略平行に延びている。幅方向W2に関する内側面231a,241a間の間隔は、チェーン4の横幅(幅方向Wに関する長さ)よりも大きい値とされている。これにより、第1および第2のプーリのそれぞれの溝幅の変化に伴うチェーン4の幅方向W1の変位に拘らず、内側面231a,241aとチェーン4との接触を防ぐようになっている。
内側面211a,221aがチェーン4を弦振動方向Yに挟むように配置されていることにより、チェーン4の弦領域4aの弦振動が抑制される。
図9(b)を参照して、内対向壁211の内側面211aは、側面視において、走行方向Xと略平行な平坦面に形成されており、チェーン4の内周4cに隣接している。走行方向Xに関する挿通路251の入口251bおよび出口251cにおいて、内側面211aには、チェーン4の出入りをスムーズにするためのフィレット(R状部)38がそれぞれ形成されている。
外対向壁221の内側面221aは、側面視において、走行方向Xと略平行な平坦面に形成されており、チェーン4の外周4dに隣接している。走行方向Xに関する挿通路251の入口251bおよび出口251cにおいて、内側面221aには、チェーン4の出入りをスムーズにするためのフィレット(R状部)38がそれぞれ形成されている。
以上の構成により、チェーン4の弦領域4aが基準軸線H1回りに揺動すると、スタビライザ17は、基準軸線H1と合致する揺動中心F1回りに揺動する。このとき、スライダ49は、ガイド溝52内を揺動中心F1回りに揺動する。
例えば、オーバードライブで且つ増速比が最大の状態から変速比が1になるように変速されると、チェーン4の弦領域4aは、図9(b)の破線で示す位置から実線で示す位置に変位する。この弦領域4aの変位に伴って、スタビライザ171は、図9(b)に破線で示す位置に変位する。
変速比が1の状態からアンダードライブで且つ減速比が最大の状態になるように変速されると、弦領域4aは、図9(b)の実線で示す位置から2点鎖線で示す位置に変位する。この弦領域4aの変位に伴って、スタビライザ171は、図9(b)に2点鎖線で示す位置に変位する。
本実施形態によれば、弦領域4aの周囲を全周に亘って取り囲むスタビライザ171は、揺動中心F1回りに揺動可能であるので、スタビライザ本体171の揺動半径を大きくできる。これにより、弦領域4aの弦振動の影響を受けてスタビライザ本体171が揺動(振動)することを抑制できるので、弦振動を抑制する効果をより高くできる。また、無段変速機1の変速比の変更に伴う弦領域4aの揺動運動に追従するように、スタビライザ171を揺動することができる。これにより、変速比に拘らず、スタビライザ171が弦領域4aに過大な力で押圧されることを抑制できるので、チェーン4が受ける抵抗を少なくできる。これにより、チェーン4の弦振動を抑制しつつ、伝動効率を高くできる。
なお、本実施形態において、スタビライザ171に潤滑油供給路を設け、この潤滑油供給路内の潤滑油を噴射する噴射孔を内側面211a,221aの少なくとも一方に設けてもよい。また、図11に示すように、スタビライザ171およびガイド溝52を、中間点P1を対向方向Zに挟むように弦領域4aに一対設けてもよい。
また、各上記実施の形態において、上側の弦領域4aが張り側の弦領域4aであり、下側の弦領域が弛み側の弦領域4bであったが、第1および第2のプーリ2,3が図1の回転方向とは逆方向に回転する場合には、上側の弦領域が弛み側の弦領域4bとなり、下側の弦領域が張り側の弦領域4aとなる。また、伝動部材として、チェーンに代えて、ベルトを用いるようにしてもよい。
1…無段変速機(動力伝達装置)、2,3…プーリ、4…チェーン(伝動部材)、4a…弦領域(弦)、5…ケーシング(支持部材)、17,171…スタビライザ、21a,22a…内側面(対向面)、36,37,40,41…傾斜部、42…潤滑油供給路、44…噴射孔、45…ストレーナ、63a,63b…プーリ端面、C1…第1のプーリの中心軸線、F1…揺動中心、X…走行方向(進行方向)、Y…弦振動方向、Z…対向方向。

Claims (3)

  1. 溝幅をそれぞれ変更可能な第1および第2のプーリと、
    これらのプーリ間に巻き掛けられ、一対の端面が対応するプーリの溝に係合して動力を伝達する無端状の伝動部材と、
    上記伝動部材の弦の周囲を全周に亘って取り囲みこの弦の振動を抑制するスタビライザと、を備え、
    上記スタビライザは、各上記プーリの互いの対向方向に関して上記スタビライザとは異なる位置に配置され上記第1のプーリの中心軸線とは平行な所定の揺動中心回りに揺動可能であり、
    上記動力伝達装置の変速比を変更するために各上記プーリの溝幅が変更される際、上記弦は、上記揺動中心回りに揺動するように構成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1において、上記スタビライザは、上記伝動部材に向けて開口する噴射孔を有する潤滑油供給路を含んでいることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項2において、上記噴射孔には、潤滑油中の異物を除去するためのストレーナが備えられていることを特徴とする動力伝達装置。
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