JP5457212B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品は、その長手方向の両側部に配した撥水性のサイドシートに弾性部材を配して防漏壁を形成し、幅方向の外方への漏れを防ぐ技術が実施されている。
特許文献1には、吸収性物品の個別包装時に形成される折曲げ線を伸縮性中間部に形成し、その前後端にはサイドシートを吸収性物品本体(の側方フラップ)に熱エンボス加工により固定した固定部を形成し、弾性部材の収縮を抑えるようされた吸収性物品が記載されている。
また、特許文献2には、吸収性物品の側方に形成された防漏壁の伸縮性平面部において、長手方向に断続的に固定され、収縮によって幅方向に延びる凸条部が形成される吸収性物品が記載されている。
特開平8−660号公報 特開2002−291795号公報
特許文献1の吸収性物品では、前後端にはサイドシートを吸収性物品本体(の側方フラップ)に熱エンボス加工により固定した固定部は剛性が高められたものとされており、この剛性によって収縮が抑えられている。そのため、収縮を抑制するための高剛性が必要とされることから剛性による違和感が発生し、弾性部材の破断等による抜け防止のため太い(切断されにくい)弾性部材が必要とされる。
また、特許文献2においては、伸縮部に収縮によって凸となる形状が付与されるが、収縮機能を抑制するものではなく、積極的に収縮させて形状変形をなし着用者の肌への影響を低減させることを目的としている。
従って、本発明は、長手方向の両側部にサイドシートを有し、該サイドシートに配された破断し易い弾性部材を破断することなく吸収性物品の前後域で固定でき、薄型の吸収体による装着感を損なう事のない柔軟な追従性を有する吸収性物品に関する。
本発明は、肌当接面側に表面シート、非肌当接面側に裏面シート、両シート間に液保持性の吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部の肌当接面側に該吸収性本体の略全長に亘って設けられた左右一対のサイドシートを有する吸収性物品であって、前記サイドシートには、弾性部材が伸長状態で配され該弾性部材の収縮により起立する起立部と、前記吸収性本体における前記起立部より前方及び後方に位置する非起立部が形成されており、前記非起立部それぞれにおいて、前記弾性部材が、複数の筋状固定部によって前記サイドシート及び前記表面シートに固定されており、該筋状固定部は、該弾性部材に対して斜めに交差している吸収性物品を提供するものである。
また、本発明は、肌当接面側に表面シート、非肌当接面側に裏面シート、両シート間に液保持性の吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部の肌当接面側に該吸収性本体の略全長に亘って設けられた左右一対のサイドシートを有する吸収性物品であって、前記サイドシートには、弾性部材が伸長状態で配され該弾性部材の収縮により起立する起立部と、前記吸収性本体における前記起立部より前方及び後方に位置する非起立部が形成されており、前記非起立部それぞれにおいて、前記弾性部材が、複数の筋状固定部によって前記サイドシート及び前記表面シートに固定されており、前記筋状固定部は2種以上の平面視形状を有しており、前記弾性部材が湾曲して配置されている吸収性物品を提供するものである。
本発明は、長手方向の両側部にあるサイドシートの弾性部材を破断することなく吸収性物品の前後域で固定できるため、薄型の吸収体を用いた吸収性物品の装着感を損なう事のない柔軟で追従性の高い防漏壁を形成することができ、使用者の装着感を維持向上しながら、漏れに対する不安感を低下させることができる。
図1は、本発明の一実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2(a)は、図1のII−II線断面図である。図2(b)は、線状固定部に固定された弾性部材の断面を示す拡大断面図である。 図3は、図1に示す生理用ナプキンの平面図である。 図4(a)〜図4(c)は、従来技術における弾性部材の変形を示すための図であり、図4(a)は、サイドシートと表面シートを接合した固定部の斜視図、図4(b)は、高変形部(Y−Y線)における弾性部材の断面図、図4(c)は、低変形部(Z−Z線)における断面図である。 図5(a)〜図5(g)は、筋状固定部の形状のいくつかの例を示す平面図であり、図5(a)〜(c)は、弾性部材に対して同じ傾斜を有する実施形態の平面図、図5(d)〜図5(f)は、弾性部材に対して固定部中心側に傾斜を有する実施形態の平面図、図5(g)は、更に別の実施形態の平面図である。 図6は、筋状固定部以外のサイドシートと表面シートの固定形状を示す生理用ナプキンの平面図である。 図7(a)及び図7(b)は、それぞれ、筋状固定部を形成する製造装置の一例を示す拡大図である。 図8は、本発明の他の実施形態における筋状固定部及び弾性部材の固定態様を示す平面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態の吸収性物品は、生理用ナプキン1であり、図1に示すように、表面シート2、裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された吸収体4を備えた縦長の吸収性本体10と、吸収性本体10の両側部それぞれから幅方向外方に延出する一対のウイング部9,9と、吸収性本体10の肌当接面側の両側部それぞれを被覆する一対のサイドシート5,5を有する。生理用ナプキン1の周囲がヒートシール及び粘着剤によって形成されたシール部8を有している。
尚、本明細書において、「肌当接面側」とは、吸収性本体等の各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側に配される側(面)である。また、「非肌当接面側」とは、着用時に着用者の肌側とは反対側に配される側(面)である。特に明記のない限り、「長手方向」とは、生理用ナプキンの長手方向に沿う方向であり、「幅方向」とは、生理用ナプキンの幅方向に沿う方向である。
また、吸収性本体10において、排泄部対向部Aとは、図1に示すように、着用者の液排泄部(膣口等)と対向する領域であり、本発明のようにウイング部9を有する生理用ナプキンにおいては、両側部にウイング部9を有する部分である。吸収性本体10における、排泄部対向部Aよりも前方に位置する領域(生理用ナプキン着用時に排泄部対向部Aよりも着用者の前方に配される領域)を前方部Bといい、排泄部対向部Aよりも後方に位置する領域(生理用ナプキン着用時に排泄部対向部Aよりも着用者の後方に配される領域)を後方部Cという。
本実施形態の生理用ナプキン1について更に詳述する。吸収性本体10は、図1に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収体4を備えている。吸収体4は、平面視で、前後縁部が丸みを帯びた略長方形状を有している。
表面シート2は、図1に示すように、吸収体4の上面の全域を被覆している。表面シート2の前後縁部は、丸みを帯びており、吸収体4の前後縁部それぞれから長手方向に延出している。表面シート2の両側縁部は、長手方向に沿う直線状であり、吸収体4の両側縁部それぞれから幅方向に若干延出しているが、裏面シート3の側縁からは離間している。
裏面シート3は、吸収体4の下面の全域を被覆している。裏面シート3の前後縁部は、丸みを帯びており、吸収体4の前後縁部それぞれから長手方向に延出している。裏面シート3の両側縁部は、吸収体4の両側縁部それぞれから幅方向に延出している。
また、裏面シート3の非肌当接面側には、吸収性本体10とショーツのクロッチ部の上面(内面)とを止着するためのズレ止め剤(図示せず)が設けられている。ズレ止め剤は粘着剤等から形成される。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、液透過性を有する不織布や開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性のフィルム等を用いることができる。吸収体4としては、従来から使用されているパルプ繊維や短繊維又は長繊維のウエブ等の繊維集合体を主体とする吸収性コアを、被覆シートで被覆したものを用いることができる。吸収性コアは高吸収性ポリマーを含んでいてもよい。
裏面シート3は、吸収性本体10のムレを低減させる観点から、透湿性(通気性)を有していることが好ましい。透湿性のシートとしては、例えば、熱可塑性樹脂に無機化合物又は有機化合物のフィラーを添加したものを、Tダイやサーキュラーダイから溶融押出してフィルムを形成し、次いで、該フィルムを一軸延伸又は二軸延伸して得られる樹脂シート、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)とが複合化された複合不織布(例えばSM、SMS、SMMS等)、エアスルー不織布や前記SMS等の複合不織布と前記樹脂シートとの複合シートが挙げられる。
裏面シート3として、前記樹脂シートを用いると裏面シート3の非肌当接面側に設けられたズレ止め剤(図示せず)の固定性がよい点から好ましく、また、前記複合不織布を用いると透湿性及び柔軟性がよい点から好ましい。
吸収体4は、図1に示すように、上部吸収体41及び下部吸収体42からなる2層構造を有している。上部吸収体41は、平面視で、下部吸収体42よりも長さ及び幅が短くなっており、後述の中央第1シール線12よりも小さい形状を有しており、下部吸収体42には接合されていない。また、上部吸収体41は、下部吸収体42における長手方向及び幅方向に中央寄りに位置しており、延いては、吸収性本体10における長手方向及び幅方向に中央寄りに位置している。従って、上部吸収体41は、吸収性本体10におけるいわゆる中高領域11を形成する。
表面シート2には、図1に示すように、表面シート2から下部吸収体42までが一体的に圧密化されて形成された中央第1シール線12及び中央第2シール線13が設けられている。中央第1シール線12は、平面視で上部吸収体41を包囲するように、表面シート2の上面における、サイドシート5によって被覆されていない領域に、環状に設けられている。前後一対の中央第2シール線13,13は、図5に示すように、略半円弧状であり、中央第1シール線12の前部及び後部よりもそれぞれ前方側及び後方側に、中央第1シール線12と連続的に設けられている。
中央第1シール線12及び中央第2シール線13は、表面シート2と下部吸収体42とを接合しているが、表面シート2と上部吸収体41とは接合していない。従って、上部吸収体41は、表面シート2と下部吸収体42とからなる閉鎖空間に封入されている。
ウイング部9は、図1に示すように、排泄部対向部Aにおいて吸収性本体10の両側部から延出している。ウイング部5は、ショーツ等の下着のクロッチ部の下面(外面)側に折り返されて用いられるものである。ウイング部9は、図1に示すように、平面視で、下底(上底よりも長い辺)が吸収性本体10の側部側に位置する略台形形状を有している。
また、ウイング部9の非肌当接面側には、ズレ止め剤が設けられている(図示せず)。ズレ止め剤によって、使用時に、ショーツのクロッチ部の下面(外面)側に折り返されたウイング部9を、クロッチ部に止着できるようになっている。
本発明においては、ウイング部9の両付け根を結ぶ直線が、吸収性本体10とウイング部9との境界線とする。
サイドシート5は、図1に示すように、吸収性本体10の肌当接面側の両側部それぞれを被覆する構成部位で、吸収性本体10の肌当接面側における両側部それぞれに、吸収性本体10の長手方向に沿ってその略全長に亘るように設けられている。
サイドシート5は、撥水性の不織布51からなる。撥水性の不織布51は、図2(a)に示すように、幅方向に2つ折りにされて、サイドシート5の内側縁部52において、折り返し部を形成し、2層領域を形成し、その折返し部付近に弾性部材6を有している。本実施形態において、サイドシート5の2層領域は表面シート2を越えウイング部9に至らない範囲で形成され、ウイング部9は、1層の撥水性の不織布51と裏面シート3により形成されている。サイドシート5の内側縁部52は、吸収性本体10の長手方向に沿う直線状になっており、サイドシート5は、内側縁部52から幅方向外方に向かって離間した位置に、表面シート2又は裏面シート3とが熱融着されて形成された接合部53を有している。接合部53は、ドット状の熱融着部の集合からなり、吸収性本体10の長手方向に延びて形成されており、その幅方向内方側の端部が、サイドシート5が起立する際の起立基端54を形成する。
サイドシート5としては、撥水性(疎水性)有するシート状材料であればよく、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来用いられている撥水性の各種材料を特に制限なく用いることができ、透湿性を有していることが更に好ましい。サイドシート5の材料としては、例えば、スパンボンド不織布、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)とが複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMS等)、ヒートロール不織布、エアスルー不織布等の撥水性(疎水性)不織布が挙げられる。SM、SMS、SMMS等の複合化されたシートを用いると、該シートの表面の平滑性による滑らかな感触及び該シートの物性(強度等)が良好であるため、ウイング部5における耐引き裂き性やズレ止め剤の転着性が良好となる点で好ましい。また、エアスルー法により作られた不織布を用いると、低坪量でも厚みが得られ易く、風合い(クッション感)や肌触りが良好となる点で好ましい。
本発明の吸収性物品(生理用ナプキン1)は、薄型であり柔軟性を有する吸収体4より構成されている。そのため、吸収性本体10の厚みは、排泄部対向部Aにおいて、好ましくは5mm以下、更に好ましくは3.5mm以下である。また、吸収性本体10の厚みは、前方部B及び後方部Cにおいて、好ましくは3mm以下、更に好ましくは2mm以下である。吸収性本体10の厚みがこのような範囲に設定されていると、装着時に違和感が生じにくく、身体の前後方向に沿って更にフィットし、装着時に前記ポケットが開口しやすく、横モレ防止性が一層向上するので好ましい。また、排泄部対向部Aにおけるヨレ防止や吸収機能の向上(隙間のなさ/吸収量の向上等)を果たせる点からも好ましい。
吸収性本体10の厚みは、以下の測定方法により測定される。
〔厚みの測定方法〕
製品(生理用ナプキン全体)を平らな場所にシワや折れ曲がりがないように静置し、吸収性本体の排泄部対向部又は前方部若しくは後方部における吸収体が配されている領域の上面に、5cN/cm2の荷重を掛け、その状態下での厚みを測定する。製品装着時の装着圧は、身体の部位、個人差、状態(座っている/動いている)等により異なるが、排泄部対向部の中央域(排泄ポイント付近)では、ショーツ等の衣類を着用する以外に外圧が掛らない状態において、無荷重〜5cN/cm2の荷重となるため、この荷重(5cN/cm2)での測定を行なった。厚みの測定には、厚み計 PEACOCK DIAL PRIGHT GAUGES R5-C(OZAKI MFG.CO.LTD.製)を用いた。このとき、厚み計の先端部と製品との間の測定部分にプレート(厚さ5mm程度のアクリル板)を配置して、荷重が5cN/cm2となるようにプレートの大きさを調整する。プレートの形状は、円形又は正方形とする。
一方で、本発明の生理用ナプキン1は、サイドシート5に付与された弾性部材6の収縮力によって容易に曲がるようにされていないことが好ましく、動きへの追従性も高いことが好ましい。
このため、弾性部材6を細くしながら高い伸長性と弾性部材6の抜け防止を両立するため、吸収性本体10の前方部B及び後方部Cに形成する固定部7に弾性部材の変形が少ない固定を施している。
具体的には、従来技術である図3に示す熱エンボスによる凹凸形成の固定部では、弾性部材6を厚み方向に引き伸ばしながら、強い圧縮力による弾性材の変形により弾性材を挟みこむ材料(例えばサイドシート5)に密着させ、弾性部材6に直接及び間接に配した粘着剤の固定効果を高めている。このため、従来技術では弾性部材6の切断による弾性部材の抜けが発生しやすく、抜け防止のため弾性部材6に配する粘着剤量を増やす、太い弾性部材6を使用する等により、弾性部材6による身体への負担(皮膚とのこすれ)、サイドシート起立部の硬さ、低応力での追従性の低下等が起こっている。
これに対して、本発明の吸収性物品(生理用ナプキン1)においては、図2(a)及び図3に示すように、吸収性本体10の前方部B及び後方部Cに、弾性部材6を、サイドシート5と表面シート2とともに加熱及び加圧して形成された固定部でありながら、弾性部材を引き伸ばす凹凸を形成することなく弾性部材6とサイドシート5との(弾性部材の周囲の)密着性を高め、複数の固定部を形成する事で固定が不足することの抜けを防止している。
サイドシート5は、図3に示すように、吸収性本体10の長手方向の中央部に、弾性部材6の収縮により起立する起立部5Aを有しており、該起立部5Aの前後に、サイドシート5が起立しない非起立部5B,5Cを有している。起立部5Aは、図1に示すように、サイドシート5の内側縁部52側が表面シート2から離間して起立する。非起立部5B,5Cにおける、サイドシート5は、その下に位置する部材(表面シート2等)に固定されているか、又は、その下に位置する部材(表面シート2等)に固定されてはいないが、その部分を起立させる弾性部材が配されていないことによって起立しない。
非起立部5B,5Cは、図5に示すように、吸収性本体10の長手方向における液排泄部対向部Aより前方及び後方に形成されていることが、起立部5Aが起立し易くなるので好ましい。
また、筋状固定部7が吸収性物品(生理用ナプキン1)の長手方向と斜めに交差するように形成されていることで、弾性部材の全幅に一度に圧力が加わらず徐々に弾性部材6及びサイドシート5の密着(変形)がおこなわれ、複数の固定部を形成する事で、切断による抜けを防止できる。なお、本発明の実施形態では、固定部7は弾性部材6と密着するサイドシート5及び、表面シート2により形成されている。
このように形成された本発明の吸収性物品(生理用ナプキン1)では、物品本体の柔軟性による追従性やフィット感に加え、細い弾性繊維が高い伸長性を有して固定されていることで柔らかなサイドシート5の感触が維持されるだけでなく、追従性に優れ身体への負担も最小限のものとすることができる。
このため、本発明に使用される弾性部材6としては、ポリウレタン、ブタジエンやイソプレン等のジエン系弾性材の太さが620dtex以下、より好ましくは200〜470dtexの糸状物を使用することができ、弾性部材の変形性も1.0〜2.0、より好ましくは1.0〜1.5とすることができる。なお、本発明における弾性部材は、複数の弾性糸が複合されて形成されたマルチフィラメントタイプとなっており、後述する製造方法によって弾性部材の切断が起こりにくく、変形も抑えられやすい。
弾性部材6の変形性は、以下の測定方法により測定される。
〔変形性の測定方法〕
起立部における弾性部材と固定部における弾性部材の断面を拡大観察し、式1により変形性を算出する。
(式1) (固定部における真円度)/(起立部における真円度)
拡大観察は、電子顕微鏡(JEOL製 JCM5100)やマイクロスコープ(キーエンス製 VHX−1000)等を使用して、起立部及び固定部の弾性部材6の拡大断面を撮影(画像データ化)する。撮影画像を画像解析ソフト(NEXUS社製 NEW QUBE ver.4.20)により二値化後、真円度計測処理による各々の真円度(上記画像解析ソフトで、絶対最大長2×π)/(4×面積)×100を自動算出)を導き、式1により算出した値を5サンプルによる測定結果で平均して変形性とした。なお、1サンプルについて、一つの固定部を計測後同じ側方側の起立部を計測する順で片側について計測をおこない、反対側については異なる側の固定部(始めに前方部の固定部を計測した場合、反対側は後方側の固定部を計測)の計測を同様の手順でおこなう。
図2(b)に示す本発明の実施形態では、弾性部材の変形性は1.2であり、図4における従来技術における変形性は、高変形部(Y−Y線)で2.5、低変形部(Z−Z線)で1.3、であった。なお、固定部における変形性について、従来技術にあるように、構造に由来する違いがある場合には、より大きな値(となる構造部位の値)をその生理用ナプキンの変形性とする。
なお、起立部における弾性部材の断面は、好ましくは、排泄部対向部Aの、吸収性本体長手方向の中央部における断面を観察する。また、上述のようにして測定した弾性部材の変形性(真円度比)が、1.5以下の場合、筋状固定部によって固定されている部分の断面形状が起立部における断面形状と変わらないと判断する。
筋状固定部7の筋状は、図5(a)に示すように、弾性部材6と直交する方向の長さL1が、該弾性部材6と平行な方向の長さL2よりも長い形状を意味する。図8に示すように、弾性部材を蛇行させる場合は、蛇行していない部分の延長線を弾性部材6が延びる方向する。前記長さL1の前記長さL2に対する比(L1/L2)は、1〜10であることが好ましく、より好ましくは1〜5である。また、前記長さL1は、2〜10mmであることが好ましく、より好ましくは3〜7mmである。また、隣り合う筋状固定部間の前記長さL3〔図5(a)参照)〕は、0.2〜10mmであることが好ましく、より好ましくは0.5〜3mmである。
複数の筋状固定部7は、図5(b)や図5(c)等に示すように、弾性部材6と交差する部分以外の部分において連結されていても良い。筋状固定部7においては、弾性部材52の表面に塗工された接着剤によって、該弾性部材52が、それを挟む2層の不織布51のそれぞれに固定されていると共に、2層の不織布51間及び下層の不織布51と表面シート2との間が熱融着していることが好ましい。
本発明の実施形態としては、図5(a)〜図5(g)に示すように、固定部7の形状は弾性部材6と交差する部分において複数が離間して、長手方向から傾きを有していれば良く、図5(a)〜図5(c)のような同一方向の傾き、図5(d)〜図5(f)のような固定部中央側に向いた傾きや、図5(g)のように図柄の一部として使用して印象性を高めることができる。また、弾性部材と交差する部分以外は長手方向に連続として形成して、表面シートとの接合性を高めることもできる。図5(a)〜図5(g)においては、各図の左側が生理用ナプキンの長手方向中央側であり、下側が生理用ナプキンの幅方向の中央側である。
本発明の異なる実施形態としては、図6に示すように前方部B及び後方部Cの固定部より長手方向端部側のサイドシート上に波状の固定線8を形成して、サイドシート5の基端部の長さがサイドシートの内側縁部52(不織布51の折返し部)より長い台形状を形成している。換言すれば、サイドシート5の起立部5Aは、その起立基端54における吸収性本体長手方向の長さL4が、前方の非起立部5Bにおける筋状固定部7と後方の非起立部5Cにおける筋状固定部7との間の吸収性本体長手方向の長さL5より長くなされている。
このことによって、伸長応力の低い細い弾性部材を用いた場合であっても、装着によるナプキンの形状変形(主に前方部B及び後方部Cにおける湾曲変形)によって、基端部の変形量が多くなり、その影響が折り返し部に影響する事で起立性が安定すると推定している。また、配される弾性部材6には、起立部において粘着剤が付与されていないことで、低応力におけるフィット性と起立部の違和感低減が図られている。
前記長さL4は、前記長さL5よりも、3〜15mm長いことが好ましく、5〜10mm長いことがより好ましい。
また、このような固定部7の端部側にエンボスが形成された場合には、シール部8はサイドシートの接合部及びその周辺を除いて形成することが、生理用ナプキンの(端部の)柔軟性の観点から好ましい。吸収体としては、起立部の範囲内に溝加工や吸収体の多層化によって吸収体の剛性が向上されていると、該基端部が起立部より長い形状とされている起立の効果を得易くなる。
本発明の異なる実施形態においては、固定部7は、弾性部材6と密着するサイドシート5及び表面シート2により形成されているが、図6に示すサイドシート上の波状固定線8が固定部7と近接して設けられている。このため、波状固定線の一部が該固定部7の一部機能(表面シート2との接合による非起立部の形成)を果たす事から、固定部7が表面シート2と接合していなくても良く、固定部7においては、表面シート2との接合が行われていないか接合が維持されていない状態であっても、弾性部材6を固定して抜けを防止する機能を有し、波状固定部の一部(固定部近傍から基端部近傍の範囲)で、表面シート2との接合が行われていてもよい。
本発明における固定部7は、例えば、以下のようにして形成される。
サイドシート5に弾性部材6が配された後、弾性部材付近でサイドシート5が折り曲げられる。この際、弾性部材6の必要な部位にホットメルト型粘着剤が直接塗布される他、サイドシート5に粘着剤が塗布されても良い。弾性部材6に塗布される場合には、V字状のスリット部に弾性部材を通した際塗布する事ができ、サイドシート5へは、スパイラル法、スロット法等既知の方法で塗布される。
次いで、サイドシート5と表面シート2が重ねられ、図5(a)〜図5(g)に示すようなパターンの凸部が形成されたエンボスロールとフラットロールの間に重なられた材料が挿入されて固定部7が形成される。この後、吸収体3、次いで裏面シートと重ねられ、最終的に生理用ナプキン1が得られる。
図7(a)及び図7(b)には、固定部形成用の異なるエンボスパターンが示されており、図7(a)では、エンボス部の面積を変化させることで、弾性部材6に加わる圧力を順次高め、弾性部材6の切断を防止しながら弾性部材6の抜け難い製造ができる。固定部7の面積を大きくする、即ち製品流れ方向MDのエンボス長さを長くする事で、弾性部材6に加わる線圧力を緩和でき、この複数形成されたエンボス部分の長さとエンボス間の隙間によって圧力変動を抑え、最後のエンボスでは線圧力の変動を小さくしながら強い線圧を加える事ができるため、弾性部材の切断が生じにくい。このように、固定部7の形成時に弾性部材6の切断を防止し、かつ固定部7による抜け防止のため、生理用ナプキン排泄部領域A側から前方部B及び後方部Cほど強い接合強度を形成する方法としては、図7(b)、図5(b)、図5(c)等に示すように、エンボスの製品流れ方向MDに弾性部材6の交差部以外に連続した部位を形成し、前方部B及び後方部Cほど、固定部の線圧力を向上させるように、長手方向に細い固定部を形成する方法がある。
このような、エンボスパターンや得られる固定部形状による違いの効果は、以下のように推定している。
弾性部材に対して直交するように形成されたエンボスパターンでは、瞬間的な現象ではあるが、弾性部材の(厚み方向で)最も厚い部位である中央に圧力が加わり、中央から側方に材料の変形移動がおこり、弾性部材が潰れた形状となりサイドシート材料と接合される。この際、弾性部材6自体では融着がおこらないため、弾性部材やサイドシートに塗布された(ホットメルト型)粘着剤がエンボス加工(ヒートシール)時の熱で流動性を得て、弾性部材6の周囲(及びサイドシートで)に拡がり、エンボス加工(ヒートシール)部分で弾性部材6とサイドシート材料が密着すると考えられる。その後、エンボス加工の圧力が緩和しても、弾性部材6における材料の変形移動の結果、元の形状に戻りきらないと推定できる。(以上追加資料1(A))従来技術による厚み方向の凹凸化加工では、さらに弾性部材6が引き伸ばされて変形した状態で、サイドシート材料と密着してしまうため、弾性部材の変形性が非常に大きくなり、弾性部材6の切断がおこり易い。(このため、太い弾性材料の使用、固定のための粘着材増加により硬くされやすい)
一方で、弾性部材に対して斜めに交差するように形成されたエンボスパターンでは、上記同様瞬間的な現象ではあるが、弾性部材6の側部から変形を受けるため、弾性部材6の材料が(厚み方向で)最も厚い中央によって変形移動が起こりにくく、全体が変形する時間も少なくなるため、上記と同様弾性部材6とサイドシート材料と密着が行われるものの、変形後の形状回復が起こりやすいと見られる。エンボス部の長手方向長さ(弾性部材の延びる方向の長さ)は、狭いほうが変形からの回復性が良好になると考えられる(変形性が良好と成り易い)本発明の実施形態における弾性部材はマルチフィラメントタイプであるため、エンボス加工時の弾性部材6の全切断がおこり難く、斜め交差による材料の変形移動でも隣接するフィラメントの移動を抑制するより高い効果が得られていると見られる。
このようなエンボス形状による違いは、弾性部材6の固定状態だけでなく、サイドシート5と他の材料(例えば表面シート2)との接合にも影響があると推定している。
これは、直交する場合には、弾性部材6の切断がおこらない状態を優先して線圧力を決定しなければならないところ、斜めに交差するように形成した場合には、最も線圧力が高くなる部分と弾性部材6の変形がおこなわれる位置がずれるため、弾性部材6と接しない部分によって他の材料との接合をおこなう事ができるためと推定できる。また、他材料との接合以外にも、エンボス部の長手方向の長さとピッチを調整する事で、弾性部材に加わる線圧力の変動を抑えることも可能となる。
また、固定部7の接合強度を弾性部材6の切断に至らない程度に比較的弱い接合強度としながら、弾性部材6の抜けを防止する方法として、図8に示すように、接合部のさらに端部側において弾性部材6を蛇腹状に変形させるよう弾性部材6及びサイドシート5に粘着剤を塗布せず、弾性部材6の延びる方向に対して斜め(斜めに徐々に接触する方向)にエンボス部を配して、エンボス部を弾性部材6が避けるようにする事で形成することができる。
また、同様の効果を利用する事で、弾性部材6がサイドシート5の折り返し部側に動き易いよう、エンボス部が斜め方向に徐々に接触するよう形成することが、前述した弾性部材6の切断の効果とともに弾性部材の位置を安定させる点から好ましい。
本発明における生理用ナプキンは、薄型の吸収体を用いながら適度な湾曲となるよう細い弾性部材6が使用されており、伸張率の変化による応力変化が抑えることができるため、加工時の伸張率の制御がおこないやすい。また、細い弾性材であるため、エンボス加工時の弾性部材の変形が比較して少なく、切断がおこり易い弾性部材でありながら切断がおこりにくい。サイドシートの厚みによる圧力緩和、表面シートと重なる部位で表面シートとともにエンボス加工することでより圧力緩和効果を高めることができるため、内側向きに弾性部材6を配置する事が好ましい。
本発明は、上記の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、ウイング部9が形成されていない場合の排泄部対向領域Aは、長手方向長さ80〜100mmの範囲にある特異形状、例えば吸収体の多層部、環状の中央シールやサイドシート5の基端部より特定する事ができる。
また、基端部は、表面シート2上に粘着剤を塗布する事で形成しているが、表面シートが吸収体より狭い場合には、吸収体上や裏面シート状に粘着剤を塗布する事で形成する事ができ、熱エンボスを併用または単独で使用して、表面シート2、吸収体4、裏面シート3に形成することができる。
本発明における吸収性物品は、生理用ナプキンの他、失禁パッド等の他の吸収性物品であっても良い。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイドシート
5A 起立部
52 内側縁部
54 起立基端
5B,5C 非起立部
6 弾性部材
7 固定部
8 シール部(周辺)
9 ウイング部
10 吸収性本体(ウイング部除く)
A 排泄部対向部
B 前方部
C 後方部

Claims (6)

  1. 肌当接面側に表面シート、非肌当接面側に裏面シート、両シート間に液保持性の吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部の肌当接面側に該吸収性本体の略全長に亘って設けられた左右一対のサイドシートを有する吸収性物品であって、
    前記サイドシートには、弾性部材が伸長状態で配され該弾性部材の収縮により起立する起立部と、前記吸収性本体における前記起立部より前方及び後方に位置する非起立部が形成されており、
    前記非起立部それぞれにおいて、前記弾性部材が、複数の筋状固定部によって前記サイドシート及び前記表面シートに固定されており、該筋状固定部は、該弾性部材に対して斜めに交差している吸収性物品。
  2. 肌当接面側に表面シート、非肌当接面側に裏面シート、両シート間に液保持性の吸収体を備えた縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向の両側部の肌当接面側に該吸収性本体の略全長に亘って設けられた左右一対のサイドシートを有する吸収性物品であって、
    前記サイドシートには、弾性部材が伸長状態で配され該弾性部材の収縮により起立する起立部と、前記吸収性本体における前記起立部より前方及び後方に位置する非起立部が形成されており、
    前記非起立部それぞれにおいて、前記弾性部材が、複数の筋状固定部によって前記サイドシート及び前記表面シートに固定されており、複数の前記筋状固定部として、2種以上の平面視形状のエンボス部を有しており、
    前記2種の平面視形状の前記エンボス部は、前記弾性部材が延びる方向に対して傾斜する向きが相互に異なるエンボス部であり、前記弾性部材が、前記傾斜の向きが異なるエンボス部間に湾曲して配置されており、且つ該弾性部材は、該弾性部材及び前記サイドシートに粘着剤を塗布せずに、前記エンボス部を避けるように配置されている吸収性物品。
  3. 前記前方及び後方の非起立部は、前記吸収性本体の長手方向における排泄部対向部より前方及び後方に形成されている、請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記起立部は、その起立基端における吸収性本体長手方向の長さが、前記前方の非起立部における前記筋状固定部と前記後方の非起立部における前記筋状固定部との間の吸収性本体長手方向の長さより長くなされている請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記弾性部材と斜めに交差している前記筋状固定部は、吸収性物品の前端部及び後端部から長手方向中央側で幅方向中央側に向けて傾斜して形成されている請求項1に記載の吸収性物品。
  6. 前記弾性部材は、前記筋状固定部によって固定されている部分の断面形状が、前記起立部における断面形状と変わらない請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
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